JP2013130240A - 引張ばねユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】安定して動作する引張ばねユニットを提供すること。
【解決手段】軸方向に相対移動自在に組み付けられ対象物に介装される第1ガイド1及び第2ガイド2と、第1ガイド1及び第2ガイド2の少なくとも一方の外周面に沿って配置されたばね3と、第1ガイド1及び第2ガイド2のそれぞれに設けられ第1ガイド1及び第2ガイド2が互いに離れる引張方向に相対移動した際に互いに近づきばね3を圧縮する第1ばね圧縮部14,15及び第2ばね圧縮部21bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、引張方向に使用される引張ばねユニットに関するものである。
引張方向に使用され、引っ張られた際に引張荷重を受ける引張ばねが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−89621号公報
一般的に、引張ばねには、対象物に引っ掛けるためのフックが設けられる。引張ばねは、その作動時の振動や振れによってフックの根元で折れてしまうことがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、安定して動作する引張ばねユニットを提供することを目的とする。
本発明は、軸方向に相対移動自在に組み付けられ、対象物に介装される第1ガイド及び第2ガイドと、前記第1ガイド及び前記第2ガイドの少なくとも一方の外周面に沿って配置されたばねと、前記第1ガイド及び前記第2ガイドのそれぞれに設けられ、前記第1ガイド及び前記第2ガイドが互いに離れる引張方向に相対移動した際に互いに近づき前記ばねを圧縮する第1ばね圧縮部及び第2ばね圧縮部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1ガイド及び第2ガイドが引張方向に相対移動した際にばねが圧縮される構成であるため、ばねを対象物に引っ掛ける必要がなく、ばねの折れを防止することができる。したがって、安定して動作する引張ばねユニットを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る引張ばねユニットの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る引張ばねユニットの平面図である。 本発明の第1実施形態に係る引張ばねユニットの第1ガイドの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る引張ばねユニットの第2ガイドの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る引張ばねユニットの第1ガイドと第2ガイドを組み付けた状態の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る引張ばねユニットの断面図である。 本発明の第2実施形態に係る引張ばねユニットの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る引張ばねユニットの平面図である。 本発明の第2実施形態に係る引張ばねユニットの第1ガイドの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る引張ばねユニットの第2ガイドの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る引張ばねユニットの第1ガイドと第2ガイドを組み付けた状態の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る引張ばねユニットの断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態に係る引張ばねユニット100について説明する。
引張ばねユニット100は、対象物に介装されて引張方向に使用されるものである。
引張ばねユニット100は、軸方向に相対移動自在に組み付けられる一対のガイドである第1ガイド1及び第2ガイド2と、一対のガイド1,2の外周面11a,21aに沿って配置され一対のガイド1,2が互いに離れる引張方向に相対移動した際に圧縮されるばねとしてのコイルスプリング3とを備える。
図3に示すように、第1ガイド1は、対象物に取り付けるための取付孔10aが形成された締結部10と、軸方向に延びる複数の溝12が形成された円柱状の本体部11とを有する。締結部10と本体部11は一体に形成される。
溝12は、本体部11の周方向に等間隔に複数形成される。本実施形態では、溝12は便宜上4つ形成されているものとして説明するが、これに限られるものではない。各溝12は、一端部が第1ガイド1の端面に開口する開口部12aとして形成され、他端部が底部12bとして形成される。本体部11における溝12が形成されない外周面11aは、同一円周上の円弧状に形成される。
本体部11の先端部には、締結部材としてのナット14,15が締結されるおねじ部13が形成される。ナット14,15は、コイルスプリング3の一端部に対向して配置され、コイルスプリング3が一対のガイド1,2から外れるのを防止する。本実施形態では、ナット14,15は、緩み止めのためにダブルナットにて構成しているが、シングルナットにて構成するようにしてもよい。
図4に示すように、第2ガイド2は、対象物に取り付けるための取付孔20aが形成された締結部20と、一対のガイド1,2の相対移動に伴って第1ガイド1の溝12内を摺動する複数の摺動部21とを有する。締結部20と摺動部21は一体に形成される。
摺動部21は溝12と同数の4つ形成され、各摺動部21は溝12内を摺動できるように周方向に等間隔に形成される。各摺動部21の外周面21aは、同一円周上の円弧状に形成される。摺動部21は、一端部が締結部20に連結され他端部が自由端として形成される。摺動部21の自由端部には径方向に延びる鍔部21bが形成される。鍔部21bは、コイルスプリング3の他端部に対向して配置され、コイルスプリング3が一対のガイド1,2から外れるのを防止する。
図5に示すように、第1ガイド1の溝12は、第2ガイド2の摺動部21が収容された状態で、第1ガイド1の外周面11aと摺動部21の外周面21aとの間に周方向に段差ができる深さに形成される。つまり、摺動部21の外周面21aは第1ガイド1の溝12内に入り込んで形成され、溝12は摺動部21によって閉塞されない。
次に、引張ばねユニット100の組み立て方法について説明する。
(1)第2ガイド2の摺動部21の4つの鍔部21bに渡って環状のカバー22を取り付ける。なお、カバー22は必ずしも鍔部21bに取り付ける必要はない。
(2)第2ガイド2の各摺動部21を第1ガイド1の各溝12内に開口部12aから挿入して、第1ガイド1と第2ガイド2を組み付ける。
(3)第1ガイド1及び第2ガイド2の外周面11a,21aに沿って第2ガイド2側からコイルスプリング3を挿入する。
(4)最後に、ナット14,15を第1ガイド1のおねじ部13に締結する。これにより、コイルスプリング3は、第1ガイド1のナット14,15と第2ガイド2のカバー22との間に配置され、引張ばねユニット100の組み立てが完了する。
次に、引張ばねユニット100の動作について説明する。
引張ばねユニット100は、一対のガイド1,2が互いに離れる引張方向に相対移動するように、取付孔10a,20aを介して対象物に介装される。その際、コイルスプリング3は、その両端部が第1ガイド1のナット14,15と第2ガイド2のカバー22に当接し、僅かに圧縮された状態であることが望ましい。この状態が引張ばねユニット100の初期状態である。
対象物に力を加え動作させると、第2ガイド2の摺動部21が第1ガイド1の溝12内を摺動し、一対のガイド1,2が引張方向に相対移動する。これにより、第1ガイド1のナット14,15と第2ガイド2の鍔部21bとは互いに近づき、コイルスプリング3はナット14,15と鍔部21bとの間で圧縮されてばね反力を発生する。このように、引張ばねユニット100は、通常の引張ばねとは異なり、引張方向に使用された場合にコイルスプリング3が圧縮される。本第1実施形態では、ナット14,15及び鍔部21bのそれぞれが、コイルスプリング3を圧縮する第1ばね圧縮部及び第2ばね圧縮部に該当する。
対象物はコイルスプリング3の圧縮に伴うばね反力に抗して動作することになる。その後、対象物に加えていた力を取り除くと、コイルスプリング3はばね反力によって伸長し、一対のガイド1,2は互いに近づく方向に相対移動して初期状態に戻る。これにより、対象物も元の状態に戻る。
第1ガイド1の溝12には底部12bが形成されるため、一対のガイド1,2が互いに近づく方向に大きく移動したとしても、摺動部21の鍔部21bが溝12の底部12bに当接して、それ以上の一対のガイド1,2の相対移動が規制される。このように、溝12の底部12bは、一対のガイド1,2の互いに近づく方向の所定以上の移動を規制するストッパとして機能する。
ここで、摺動部21の外周面21aは第1ガイド1の溝12内に入り込んでいるため、コイルスプリング3の伸縮時に、コイルスプリング3の内周は摺動部21の外周面21aに当接しない。このように、第1ガイド1と第2ガイド2は、第2ガイド2の摺動部21の外周面21aが第1ガイド1の外周面11aに対して窪んで組み付けられる。したがって、一対のガイド1,2の外周面に対するコイルスプリング3の伸縮時の摩擦抵抗が少なく、コイルスプリング3はスムーズに伸縮することが可能となる。
また、カバー22の内周には、溝12内に入り込む突起部22a(図5参照)が形成される。突起部22aは、一対のガイド1,2の相対移動の際には、溝12にガイドされ、かつ先端面が摺動部21の外周面21aに摺接する。このように、カバー22の突起部22aによって、一対のガイド1,2は安定して相対移動することが可能となる。
以上の第1実施形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
(1)一対のガイド1,2が引張方向に相対移動した際にコイルスプリング3が圧縮される構成であるため、コイルスプリング3を対象物に引っ掛ける必要がなく、コイルスプリング3の折れを防止することができる。したがって、安定して動作する引張ばねユニット100を提供することができる。
(2)引張ばねユニット100は、コイルスプリング3とその伸縮をガイドする一対のガイド1,2とを一体化した構造であるため、保管及び運搬上の取り扱いが良好であり、また対象物への取り付けも簡単である。
(3)コイルスプリング3は、一対のガイド1,2の外周面11a,21aに沿って伸縮するため、振動や横振れが生じ難く、また、圧縮された際の座屈が防止される。
(4)コイルスプリング3は一対のガイド1,2の外周面11a,21aに沿って配置され、一対のガイド1,2に隠れることがないため、コイルスプリング3の目視点検が容易である。
(5)一対のガイド1,2の外周面には周方向に段差があり、一対のガイド1,2の外周面に対するコイルスプリング3の摺動面積が小さいため、コイルスプリング3の伸縮時の摩擦抵抗が少ない。また、一対のガイド1,2の外周面には、コイルスプリング3の伸縮方向である軸方向には段差がない。したがって、コイルスプリング3はスムーズに伸縮することが可能となる。
<第2実施形態>
図7〜図12を参照して、本発明の第2実施形態に係る引張ばねユニット200について説明する。本第2実施形態において、上記第1実施形態に係る引張ばねユニット100と同一の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
引張ばねユニット200は、上記第1実施形態に係る引張ばねユニット100と同様に、対象物に介装されて引張方向に使用されるものである。引張ばねユニット200は、引張方向に使用された場合にコイルスプリングが圧縮される点では上記第1実施形態に係る引張ばねユニット100とは同じであるが、一対のガイドの構成が相違する。
引張ばねユニット200は、軸方向に相対移動自在に組み付けられる一対のガイドである第1ガイド31及び第2ガイド32と、第1ガイド31の外周面41aと第2ガイド32の内周面51aとの間に配置され一対のガイド31,32が互いに離れる引張方向に相対移動した際に圧縮されるコイルスプリング3とを備える。
図9に示すように、第1ガイド31は、対象物に取り付けるための取付孔40aが形成された締結部40と、外周面41aに沿ってコイルスプリング3が配置される丸棒状の本体部41とを有する。締結部40と本体部41は一体に形成される。
本体部41の先端部には、径方向に延びる鍔部41bが形成される。鍔部41bは、コイルスプリング3の一端部に対向して配置され、コイルスプリング3が一対のガイド31,32から外れるのを防止する。
図10に示すように、第2ガイド32は、対象物に取り付けるための取付孔50aが形成された締結部50と、内周面51aに沿ってコイルスプリング3が配置される円弧状の一対のカバー部51とを有する。締結部50とカバー部51は一体に形成される。
一対のカバー部51は、コイルスプリング3を挟持するように形成され、コイルスプリング3の一部を覆う。一対のカバー部51は、同一円周上の円弧形状に形成される。本実施形態では、カバー部51は、第2ガイドの円周上に2つ形成されているものとして説明するが、これに限られるものではない。一対のカバー部51の先端部には、互いの側面に渡って平板状の一対の締結部材としてのプレート52が締結される。一対のプレート52は、コイルスプリング3の他端部に対向して配置され、コイルスプリング3が一対のガイド31,32から外れるのを防止する。
コイルスプリング3は、第1ガイド31の外周面41aと第2ガイド32の内周面51aとの間で、かつ第1ガイド31の鍔部41bと第2ガイド32のプレート52との間に配置される。一対のガイド31,32が引張方向に相対移動した際には、鍔部41bとプレート52とは互いに近づき、コイルスプリング3は鍔部41bとプレート52との間で圧縮されてばね反力を発生する。本第2実施形態では、鍔部41bとプレート52のそれぞれが、コイルスプリング3を圧縮する第1ばね圧縮部及び第2ばね圧縮部に該当する。
コイルスプリング3の他端部とプレート52との間に、リング部材としてのワッシャ42を介装するのが望ましい。ワッシャ42を設けることによって、プレート52からコイルスプリング3へ力が伝わり易くなる。
第1ガイド31の鍔部41bの外周面にはカバー部51の幅と略同寸法の一対の切り欠き41cが形成され、切り欠き41c内にはカバー部51が収まる。一対のガイド31,32が相対移動した際には、一対のカバー部51は切り欠き41cに案内されて移動する。これにより、一対のガイド31,32の安定した相対移動が実現される。
次に、引張ばねユニット200の組み立て方法について説明する。
(1)第2ガイド32の一対のカバー部51内に第1ガイド31を挿入して、第1ガイド31と第2ガイド32を組み付ける。
(2)第1ガイド31の外周面41aに沿ってコイルスプリング3及びワッシャ42を挿入する。
(3)最後に、一対のプレート52を第2ガイド32のカバー部51に締結する。これにより、コイルスプリング3は、第1ガイド31の鍔部41bと第2ガイド32のプレート52との間に配置され、引張ばねユニット200の組み立てが完了する。
次に、引張ばねユニット200の動作について説明する。
引張ばねユニット200の動作は、上記第1実施形態にて説明した引張ばねユニット100の動作と基本的には同じであるため、簡単に説明する。
引張ばねユニット200は、一対のガイド31,32が互いに離れる引張方向に相対移動するように、取付孔40a,50aを介して対象物に介装される。
対象物に力を加え動作させると、第1ガイド31の鍔部41bが第2ガイド32のカバー部51の内周面51aに沿って摺動し、一対のガイド31,32が引張方向に相対移動する。これにより、第1ガイド31の鍔部41bと第2ガイド32のプレート52とは互いに近づき、コイルスプリング3は鍔部41bとプレート52との間で圧縮されてばね反力を発生する。このように、引張ばねユニット200は、通常の引張ばねとは異なり、引張方向に使用された場合にコイルスプリング3が圧縮される。
対象物はコイルスプリング3の圧縮に伴うばね反力に抗して動作することになる。その後、対象物に加えていた力を取り除くと、コイルスプリング3はばね反力によって伸長し、一対のガイド31,32は互いに近づく方向に相対移動して初期状態に戻る。これにより、対象物も元の状態に戻る。
以上の第2実施形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
(1)一対のガイド31,32が引張方向に相対移動した際にコイルスプリング3が圧縮される構成であるため、コイルスプリング3を対象物に引っ掛ける必要がなく、コイルスプリング3の折れを防止することができる。したがって、安定して動作する引張ばねユニット200を提供することができる。
(2)引張ばねユニット200は、コイルスプリング3とその伸縮をガイドする一対のガイド31,32とを一体化した構造であるため、保管及び運搬上の取り扱いが良好であり、また対象物への取り付けも簡単である。
(3)コイルスプリング3は、第1ガイド31の外周面41aと第2ガイド32の内周面51aとの間に沿って伸縮するため、振動や横振れが生じ難く、また、圧縮された際の座屈が防止される。
(4)第2ガイド32のカバー部51は、コイルスプリング3の一部を覆うものであり全体を覆うものではないため、第2ガイド32の内周面51aに対するコイルスプリング3の摺動面積が小さくて済むことにより、コイルスプリング3の伸縮時の摩擦抵抗が少なくなる。さらに、コイルスプリング3の目視点検が容易である。
(5)第1ガイド31の外周面41aと第2ガイド32の内周面51aにはコイルスプリング3の伸縮方向である軸方向に段差がないため、コイルスプリング3はスムーズに伸縮することが可能となる。
なお、上記第1実施形態に係る引張ばねユニット100では、コイルスプリング3は、一対のガイド1,2の外周面11a,21aに沿って配置されるものであり、引張ばねユニット200では、コイルスプリング3は、第1ガイド31の外周面41aに沿って配置されるものである。このように、本発明の実施形態に係るコイルスプリング3は、一対のガイドの少なくとも一方の外周面に沿って配置されるものである。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、上記第2実施形態において、カバー部51の先端部に締結される一対のプレート52に代わり、カバー部51の先端部にナットを締結するようにしてもよい。
本発明に係る引張ばねユニットは、対象物に介装され引張方向に使用された場合にばね反力を発生する引張ばねとして用いることができる。
100,200 引張ばねユニット
1 第1ガイド
2 第2ガイド
3 コイルスプリング
14,15 ナット(第1ばね圧縮部,締結部材)
21b 鍔部(第2ばね圧縮部)
22 カバー
31 第1ガイド
32 第2ガイド
41b 鍔部(第1ばね圧縮部)
41c 切り欠き
42 ワッシャ(リング部材)
51 カバー部
52 プレート(第2ばね圧縮部,締結部材)

Claims (7)

  1. 軸方向に相対移動自在に組み付けられ、対象物に介装される第1ガイド及び第2ガイドと、
    前記第1ガイド及び前記第2ガイドの少なくとも一方の外周面に沿って配置されたばねと、
    前記第1ガイド及び前記第2ガイドのそれぞれに設けられ、前記第1ガイド及び前記第2ガイドが互いに離れる引張方向に相対移動した際に互いに近づき前記ばねを圧縮する第1ばね圧縮部及び第2ばね圧縮部と、
    を備えることを特徴とする引張ばねユニット。
  2. 前記第1ガイドは、軸方向に延びる複数の溝を有し、
    前記第2ガイドは、前記溝内を摺動する複数の摺動部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の引張ばねユニット。
  3. 前記第1ガイドと前記第2ガイドは、前記第2ガイドの前記摺動部の外周面が前記第1ガイドの外周面に対して窪んで組み付けられることを特徴とする請求項2に記載の引張ばねユニット。
  4. 前記第1ガイドの前記第1ばね圧縮部は、前記ばねの一端部に対向して前記第1ガイドに締結され締結部材であり、
    前記第2ガイドの前記第2ばね圧縮部は、前記ばねの他端部に対向して前記摺動部に設けられた鍔部である
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の引張ばねユニット。
  5. 前記ばねは、前記第1ガイドの外周面と前記第2ガイドの内周面との間に配置され、
    前記第1ガイドの前記第1ばね圧縮部が前記第2ガイドの内周面に沿って摺動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の引張ばねユニット。
  6. 前記第1ガイドの前記第1ばね圧縮部は、前記ばねの一端部に対向して前記第1ガイドに設けられた鍔部であり、
    前記第2ガイドの前記第2ばね圧縮部は、前記ばねの他端部に対向して前記第2ガイドに締結された締結部材である
    ことを特徴とする請求項5に記載の引張ばねユニット。
  7. 前記ばねの他端部に対向して配置されるリング部材をさらに備え、
    前記締結部材は、前記リング部材を介して前記ばねを圧縮することを特徴とする請求項6に記載の引張ばねユニット。
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