JP2013129930A - ボトム衣料 - Google Patents
ボトム衣料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013129930A JP2013129930A JP2011279211A JP2011279211A JP2013129930A JP 2013129930 A JP2013129930 A JP 2013129930A JP 2011279211 A JP2011279211 A JP 2011279211A JP 2011279211 A JP2011279211 A JP 2011279211A JP 2013129930 A JP2013129930 A JP 2013129930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vicinity
- girdle
- hip
- tightening
- crotch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Corsets Or Brassieres (AREA)
Abstract
【課題】
ヒップアップ機能を有するガードルにおいて、着用した際に、臀列部に必要以上に食い込むことのないようにする。
【解決手段】
ガードル1のヒップ下縁部に沿って略U字状のヒップアップ用サポート部4を設ける。ヒップアップ用サポート部4は、ガードル1の本体部2の後部に伸縮性生地41をボンディングし、さらにその上に伸縮性生地42をボンディングすることにより、形成される。サポート部4はガードル1の身頃より緊締力が強く、その両側部が中緊締部4b、中央が最も緊締力の強い強緊締部4aとなっている。中緊締部4bは、ウエストベルト3近傍からクロッチ部近傍まで略同一幅で、強緊締部4aは、ウエストベルト3近傍又はボトム衣料の側部近傍が最も幅広でクロッチ近傍が最も幅狭となっている。
【選択図】 図3
ヒップアップ機能を有するガードルにおいて、着用した際に、臀列部に必要以上に食い込むことのないようにする。
【解決手段】
ガードル1のヒップ下縁部に沿って略U字状のヒップアップ用サポート部4を設ける。ヒップアップ用サポート部4は、ガードル1の本体部2の後部に伸縮性生地41をボンディングし、さらにその上に伸縮性生地42をボンディングすることにより、形成される。サポート部4はガードル1の身頃より緊締力が強く、その両側部が中緊締部4b、中央が最も緊締力の強い強緊締部4aとなっている。中緊締部4bは、ウエストベルト3近傍からクロッチ部近傍まで略同一幅で、強緊締部4aは、ウエストベルト3近傍又はボトム衣料の側部近傍が最も幅広でクロッチ近傍が最も幅狭となっている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ヒップアップ機能を有するボトム衣料に関する。
従来から、ヒップアップ機能を有する種々のボトム衣料が知られている。
特許文献1の発明では、ヒップアップのための補強材が取り付けられているが、このパンティ・ガードルでは、該補強部材の内側が最も緊締力が強く、それに隣接する本体部は緊締力が最も弱い。このため、着用時にその箇所に段差ができやすい。
特許文献2の発明では、ヒップアップのためのサポーターが取り付けられているが、このガードルでは、該サポーターの外側が最も緊締力が強く、それに隣接する大腿部は緊締力が最も弱い。このため、着用時にその箇所に段差ができやすい。
本発明は、伸縮性生地からなる身頃と、身頃のヒップ下縁部に沿って略U字状のヒップアップ用サポート部が設けられたボトム衣料において、サポート部の緊締力は身頃の緊締力より強く、サポート部は、両側部が身頃より緊締力の強い中緊締部で、中央部が最も緊締力の強い強緊締部を備えている。
また、強緊締部は、ウエスト近傍又はボトム衣料の側部近傍が最も幅広で、クロッチ近傍が最も幅狭となっている。
さらに、サポート部は、前記身頃に伸縮性生地がボンディングされていることにより設けられている。
請求項1に係る発明によれば、強緊締部により強力に押し上げられた臀部を維持し、また、強緊締部との境に生じる段差を中緊締部により緩和し、より自然なヒップラインとする。
請求項2に係る発明によれば、強緊締部がクロッチ近傍において最も幅狭となっているので、ヒップラインに沿い、着用時に臀部の肉に必要以上に食い込まないようにできる。
請求項3に係る発明によれば、サポート部を設けても縫い目が生じないので、アウターに響きにくい。
図1に示されているのは、本発明の実施例であるガードル1である。ガードル1は、本体部2とウエスト部3、クロッチ部5からなり、いずれもサテンネットからできている。なお、本明細書においては、本体部2とウエスト部3を身頃というものとする。
本体部2は、腹押さえ部21と左側脚部22、右側脚部23からなる。腹押さえ部21は、サテンネットを二重にしてパワーを強くしている。腹押さえ部21の上縁部には伸縮性テープTが縫着されている。なお、本実施例において、右側、左側とは着用者から見た状態をいう。
ウエスト部3の上縁部には伸縮性テープTが縫着されている。本実施例では、後述の様に、ウエスト部3は本体部2に縫着されているが、必ずしもこのようになっていなくてもよい。着用時にウエストを締め付けるのであれば、本体部2がそのまま連続していても、ウエスト部3に該当する。
腹押さえ部21、左側脚部22及び右側脚部23をそれぞれ縫着し、ウエスト部3を腹押さえ部21の側縁、左側脚部22及び右側脚部23の上縁に縫着し、さらに、クロッチ部5を、腹押さえ部21の下縁、左側脚部22及び右側脚部23の大腿部内側上方近傍に縫着して、ガードル1となる。腹押さえ部21は、略六角形状となっており、上側左右側縁21Uがウエスト部3に縫着され、下側左右側縁21Dがそれぞれ左側脚部22、右側脚部23と、下縁21Lがクロッチ部5の上縁と、それぞれ縫着されている。左側脚部22は、その斜縁部22SLが腹押さえ部21と、上縁22Uがウエスト部3とそれぞれ縫着されている。左側脚部23は、その斜縁部23SLが腹押さえ部21と、上縁22Uがウエスト部3とそれぞれ縫着されている。クロッチ5の左右縁部は、それぞれ左側脚部22と右側脚部23に縫着されている。
ガードル1の後部の内側には、ヒップ下縁部に沿って略U字状のヒップアップ用のサポート部4が設けられている。本実施例においては、サポート部4の伸縮性生地41と伸縮性生地42はツーウェイトリコットからなる。
図3に示されているように、サポート部4は、ウエスト部3近傍からクロッチ部5近傍にかけて伸縮性生地を本体部2にボンディングすることにより設けられている。ウエスト部3から後側大腿部内側近傍まで略同一幅で、大腿部内側側部6近傍で急激に幅広となる伸縮性生地41を右側脚部22と左側脚部23にボンディングする。伸縮性生地41は、ウエスト部3から後側大腿部内側近傍まで8.5センチから10センチの間の幅で、クロッチ部5近傍における最大幅は15センチ強となる。
ここで、近傍とは、その位置、或いは若干位置がずれていても、本発明の目的を達成することができ、本発明の作用効果を奏することができる範囲をいうものとする。
右側脚部22と左側脚部23にボンディングされた伸縮性生地41の上に、伸縮性生地41より幅の狭い伸縮性生地42をさらにボンディングする。このようにすることにより、ガードル1において、強緊締部4aと中緊締部4bが形成される。強緊締部4aはガードル1において最も緊締力が強く、中緊締部4bがその次に緊締力が強く、本体部2のサテンネット生地の緊締力が最も弱い。このような構成にすることにより、強緊締部4aが臀肉を支えてヒップアップの作用をし、中緊締部4bが、強緊締部4aと本体部2のサテンネット生地との間にできる段差を緩和する作用をする。
図4に示されているように、伸縮性生地42は、ウエスト部3近傍が最も幅が広く、クロッチ部5に近づくにつれ、徐々に狭くなっていき、クロッチ部5近傍で最も幅が狭くなる。このため、ガードル1を着用した際、ガードル1が必要以上に臀肉に食い込むことを防ぐことができる。伸縮性生地42は、ウエスト部3近傍における幅が8.5センチほどで、クロッチ部5近傍における幅が1.5センチほどである。
なお、右側脚部22と左側脚部23にボンディングされた伸縮性生地41と伸縮性生地42は、右側脚部22と左側脚部23の縫合線Sに対して左右対称となっている。
図4のように、本実施例においては、伸縮性生地41は、ウエスト部3から後側大腿部内側6近傍まで略同一幅で、大腿部内側側部6近傍で急激に幅広となっているが、必ずしもこのようになっていなくてもよい。ウエスト部3からクロッチ部5に至る途中で幅が狭くなり、さらに幅広となってもよく、幅広と幅狭を繰り返してもよい。
さらに、本実施例においては、伸縮性生地42は、ウエスト部3近傍が最も幅が広く、クロッチ部5に近づくにつれ、徐々に狭くなっているが、必ずしもこのようになっていなくてもよい。ウエスト部3近傍が最も幅広でクロッチ部5近傍が最も幅狭であれば、途中の幅は、臀肉に食い込まない効果を奏する限り、いかようにも成しうる。途中まで同一幅であるところから幅狭となってもよく、幅広と幅狭を繰り返してもよい。
本実施例においては、伸縮性生地41と伸縮性生地42を本体部2にボンディングすることにより、サポート部4を設けているが、縫製によってサポート部4を設けてもよい。
また、ガードル1の裾部24はヘム仕様となっているので、裾部24において端始末の必要がなく、アウターに響くことがない。
クロッチ部5には、クロッチ布(不図示)を取り付けてもよい。なお、本実施例においてはクロッチ部5を設けたが、クロッチ部5はなくてもよい。すなわち、右側脚部22と左側脚部23の大腿部内側側部6をガードル1の中心線部(後部であれば縫合線S)まで伸ばし、そこで縫合することにより、ガードル1を本体部2とウエスト部3のみで構成することも出来る。
本実施例では、ガードル1の本体部2とウエスト部3はサテンネットからなり、サポート部4の伸縮性生地41と伸縮性生地42はツーウェイトリコットからなるが、他の伸縮性生地であってもよいのはもちろんである。
上記実施例は、ガードル1に基づいて説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、他のボトム衣料においても適用できる。例えば、脚付きショーツ、ロングパンツ、水着にも適用できる。脚付きショーツの場合、前身頃と後身頃を所定の箇所、例えば、側部において縫合する必要があるが、その他の構成は、ガードル1と同様にできる。
1 ガードル
2 本体部
3 ウエスト部
4 サポート部
5 クロッチ部
6 大腿部内側側部
21 腹押さえ部
22 大腿部
23 後側緊締部
24 裾部
S 縫合部
2 本体部
3 ウエスト部
4 サポート部
5 クロッチ部
6 大腿部内側側部
21 腹押さえ部
22 大腿部
23 後側緊締部
24 裾部
S 縫合部
Claims (3)
- 伸縮性生地からなる身頃を有し、該身頃のヒップ下縁部に沿って略U字状のヒップアップ用サポート部が設けられたボトム衣料において、
前記サポート部の緊締力は前記身頃の緊締力より強く、
前記サポート部は、両側部が前記身頃より緊締力の強い中緊締部で、中央部が最も緊締力の強い強緊締部である、
ことを特徴とするボトム衣料。 - 前記強緊締部はウエスト部近傍又はボトム衣料の側部近傍が最も幅広でクロッチ部近傍が最も幅狭となっていることを特徴とする、
請求項1記載のボトム衣料。 - 前記サポート部は、前記身頃に伸縮性生地がボンディングされていることにより設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のボトム衣料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011279211A JP2013129930A (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | ボトム衣料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011279211A JP2013129930A (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | ボトム衣料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013129930A true JP2013129930A (ja) | 2013-07-04 |
Family
ID=48907706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011279211A Pending JP2013129930A (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | ボトム衣料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013129930A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017053045A (ja) * | 2015-09-07 | 2017-03-16 | 株式会社ワコール | ボトム衣類 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04123205U (ja) * | 1991-04-22 | 1992-11-06 | 株式会社ダツチエス | ボデイインナー |
JP2004244781A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Goldwin Technical Center:Kk | フィットネスウエアの製造方法 |
JP2008013854A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-24 | Maruten Tenmaya:Kk | 女性用下着 |
-
2011
- 2011-12-21 JP JP2011279211A patent/JP2013129930A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04123205U (ja) * | 1991-04-22 | 1992-11-06 | 株式会社ダツチエス | ボデイインナー |
JP2004244781A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Goldwin Technical Center:Kk | フィットネスウエアの製造方法 |
JP2008013854A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-24 | Maruten Tenmaya:Kk | 女性用下着 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017053045A (ja) * | 2015-09-07 | 2017-03-16 | 株式会社ワコール | ボトム衣類 |
WO2017043199A1 (ja) * | 2015-09-07 | 2017-03-16 | 株式会社ワコール | ボトム衣類 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5267642B2 (ja) | 男性用下半身衣類 | |
JP2018178312A (ja) | ボトム衣類 | |
JP6232811B2 (ja) | ボトム衣類 | |
JP2008274501A (ja) | 補整帯を有する衣類 | |
JP2013129930A (ja) | ボトム衣料 | |
JP3605808B1 (ja) | ヒップアップ用スラックス | |
JP6761162B2 (ja) | ボトム衣類 | |
JP2017031535A (ja) | 衣類 | |
JP2003328204A (ja) | 股部を有する衣類 | |
JP5544657B2 (ja) | ガードル | |
JP3171815U (ja) | ヒップアップ用ショーツ | |
JP3787281B2 (ja) | ファウンデーション | |
JP2006299436A (ja) | 体形補整部材付きパンツ | |
JP3159291U (ja) | 伸縮性を有するズボン | |
JP2011021294A (ja) | 腰ゴム入りボトムス | |
JP3235294U (ja) | 下肢用衣料 | |
JP3155507U (ja) | 成形衣料 | |
JP3605806B1 (ja) | ヒップアップ用スラックス | |
JP2007107129A (ja) | ヒップアップ効果を有するパンツ | |
JP3208132U (ja) | 下衣 | |
JP6744563B1 (ja) | 下衣 | |
JP3118217U (ja) | ロングガードル | |
JP4519049B2 (ja) | 下半身用衣類 | |
JP5456809B2 (ja) | インナーボトム | |
JP3194594U (ja) | ガードル付パンツ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150731 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150818 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20151209 |