JP2013128433A - 甘味料組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】乳糖と同様の味質をもちながら、溶解度が改善された甘味料組成物、及び、該甘味料組成物を使用した飲食品又は医薬品を提供すること。
【解決手段】糖アルコール1質量部、高甘味度甘味料0.0001〜0.1質量部及び水溶性食物繊維0.1〜10質量部からなることを特徴とする乳糖の風味を有する甘味料組成物、及び、該甘味料組成物を使用した飲食品又は医薬品。上記糖アルコール中、マルチトール含量が60〜100質量%であることも好ましい。
【選択図】なし
【解決手段】糖アルコール1質量部、高甘味度甘味料0.0001〜0.1質量部及び水溶性食物繊維0.1〜10質量部からなることを特徴とする乳糖の風味を有する甘味料組成物、及び、該甘味料組成物を使用した飲食品又は医薬品。上記糖アルコール中、マルチトール含量が60〜100質量%であることも好ましい。
【選択図】なし
Description
本発明は、乳糖を含有しないにも係らず、乳糖同様の風味を有する、新規な糖アルコール含有甘味料組成物に関する。
飲食品に使用される糖類の代表例として、ショ糖と乳糖が挙げられる。飲食品において、ショ糖は甘味料の代表として広く使用され、乳糖は乳風味の主要成分として広く使用されている。
ショ糖は、甘味料として最も優れた味質を有している。しかし最近は市場における飲食品の低カロリー化の要請が高く、ショ糖を糖アルコールや高甘味度甘味料で代替することが多くなっている。しかし、糖アルコールは甘味の感じ方がことなり、一般的に甘味の立ち上がりが急で鋭く、しかも後味をひくため、ショ糖の全量置換は難しい。また、高甘味度甘味料は、その種類により甘味度に大きな差があるが、一般的に甘味の立ち上がりが遅く鈍い甘味質であり、更に苦味を感じるという欠点があるため、糖アルコールに比べ、ショ糖の全量置換は更に困難である。そのため、糖アルコールに高分子糖類を組み合わせた甘味料(例えば特許文献1及び2参照)、高甘味度甘味料に高分子糖類やオリゴ糖を組み合わせた甘味料(例えば特許文献3及び4参照)、高甘味度甘味料に糖アルコールを組み合わせた甘味料(例えば特許文献5及び6参照)等、多数のショ糖代替品が開発され、提案されている。
ショ糖は、甘味料として最も優れた味質を有している。しかし最近は市場における飲食品の低カロリー化の要請が高く、ショ糖を糖アルコールや高甘味度甘味料で代替することが多くなっている。しかし、糖アルコールは甘味の感じ方がことなり、一般的に甘味の立ち上がりが急で鋭く、しかも後味をひくため、ショ糖の全量置換は難しい。また、高甘味度甘味料は、その種類により甘味度に大きな差があるが、一般的に甘味の立ち上がりが遅く鈍い甘味質であり、更に苦味を感じるという欠点があるため、糖アルコールに比べ、ショ糖の全量置換は更に困難である。そのため、糖アルコールに高分子糖類を組み合わせた甘味料(例えば特許文献1及び2参照)、高甘味度甘味料に高分子糖類やオリゴ糖を組み合わせた甘味料(例えば特許文献3及び4参照)、高甘味度甘味料に糖アルコールを組み合わせた甘味料(例えば特許文献5及び6参照)等、多数のショ糖代替品が開発され、提案されている。
しかし、上述のように糖アルコールは甘味の立ち上がりが急で鋭く、しかも後味をひくという特徴があり、高甘味度甘味料は、甘味の立ち上がりが遅く鈍い甘味質であり、更に苦味を感じるという特徴があり、また、高分子の糖類は甘味度の調整と味覚の遅延効果のために使用されるものであるが、それ自体若干の甘味を有する上にその甘味が長時間持続するという特徴を有するため、それら3種のうちの2種の組み合わせでは、それぞれの問題は解決されず、例えば、特許文献1及び2の甘味料は重い甘味が後に残り、特許文献3及び4の甘味料は重く後に引く甘味に苦みを伴ない異質な甘味となり、特許文献5及び6の甘味料は甘味と苦みが後に残る等、ショ糖のすっきりした甘味が実現できないという問題があった。
このように、甘味料として一般的なショ糖の代替であっても、まだ完全に置換可能なものは得られていない。
このように、甘味料として一般的なショ糖の代替であっても、まだ完全に置換可能なものは得られていない。
一方、乳糖は、飲食品においてショ糖に次いで重要な糖類である。乳糖は通常、牛乳や粉乳等の、乳や乳製品の形態で摂取することが多いため、一般に乳糖そのものとして使用されることはそう多くはなく、また、甘味度がショ糖に比べて半分以下であることや、水に対する溶解度が低いことから、飲食品において甘味料として多量に使用することもそう多くはない。
しかし、乳糖を比較的高濃度で、例えば、牛乳中の乳糖含量を超えて飲食品に使用する例もある。
例えば、牛乳を加工用に濃縮加工した濃縮乳や生クリーム、その類似品である濃縮牛乳状組成物やホイップクリーム、更に高濃度で含有する場合として、マーガリンやバタークリーム等の油中水型乳化油脂等である。これらの飲食品では良好な乳風味と乳のコク味を出すためには乳の水相成分、すなわち乳糖を高含有させる必要がある。このような乳糖を多く含有する飲食品の場合、乳糖の溶解度が低いことから、水相に乳糖を溶解させるのに長時間かかってしまい生産性が悪いという問題があることに加え、長期保存時に沈殿や濁りあるいはザラを生じることがあるという問題があった。
しかし、乳糖を比較的高濃度で、例えば、牛乳中の乳糖含量を超えて飲食品に使用する例もある。
例えば、牛乳を加工用に濃縮加工した濃縮乳や生クリーム、その類似品である濃縮牛乳状組成物やホイップクリーム、更に高濃度で含有する場合として、マーガリンやバタークリーム等の油中水型乳化油脂等である。これらの飲食品では良好な乳風味と乳のコク味を出すためには乳の水相成分、すなわち乳糖を高含有させる必要がある。このような乳糖を多く含有する飲食品の場合、乳糖の溶解度が低いことから、水相に乳糖を溶解させるのに長時間かかってしまい生産性が悪いという問題があることに加え、長期保存時に沈殿や濁りあるいはザラを生じることがあるという問題があった。
そこで、このような乳糖を多く含有する飲食品の場合、乳糖の溶解度の低さに起因する問題の発生を避けることを優先し、乳糖をその甘味度にあった量の水溶性の高い甘味料、代表的にはショ糖で置換するのが一般的である。しかし、乳糖には乳糖特有の乳風味と乳のコク味があるため、乳糖を他の糖類で代替した飲食品は乳風味が弱くなってしまうという問題があった。
もちろん、ダイエット飲食品や低甘味度飲食品の場合、ショ糖に代えて、糖アルコール及び/又は高甘味度甘味料を使用するのは一般的であるから、上記乳糖を多く含有する飲食品においても、結果として、乳糖に代えて糖アルコール及び/又は高甘味度甘味料を使用することもある。しかし、最初に述べたように、糖アルコール及び/又は高甘味度甘味料を使用してショ糖の風味を代替することのできる甘味料組成物は得られていないことから、この場合、乳風味が弱く感じられることについてはまったく解決されない。
もちろん、ダイエット飲食品や低甘味度飲食品の場合、ショ糖に代えて、糖アルコール及び/又は高甘味度甘味料を使用するのは一般的であるから、上記乳糖を多く含有する飲食品においても、結果として、乳糖に代えて糖アルコール及び/又は高甘味度甘味料を使用することもある。しかし、最初に述べたように、糖アルコール及び/又は高甘味度甘味料を使用してショ糖の風味を代替することのできる甘味料組成物は得られていないことから、この場合、乳風味が弱く感じられることについてはまったく解決されない。
このように、乳糖は上述のとおり飲食品における使用量が一般的に少ないこともあり、乳糖を代替するための甘味料の検討はほとんど行われておらず、わずかに、チョコレートの低カロリー化の要請から還元乳糖の使用(例えば特許文献7参照)、乳糖に代えて高甘味度甘味料や糖アルコールを使用して風味劣化を抑制した乳飲料(例えば特許文献8、9参照)が提案されているのみである。
このように、乳糖と同様の味質をもちながら、溶解度が改善された甘味料の開発はいままで行われておらず、特に、乳糖を多く含有する飲食品において、乳糖を代替した場合に、良好な乳風味を失うことのない、甘味料が求められていた。
このように、乳糖と同様の味質をもちながら、溶解度が改善された甘味料の開発はいままで行われておらず、特に、乳糖を多く含有する飲食品において、乳糖を代替した場合に、良好な乳風味を失うことのない、甘味料が求められていた。
従って、本発明の目的は、乳糖と同様の味質をもちながら、溶解度が改善された甘味料組成物、特に、乳糖を多く含有する飲食品において、乳糖を代替した場合に、良好な乳風味を失うことのない、甘味料組成物を提供することにある。
本発明者等は、上記目的を達成すべく種々検討した結果、糖アルコール、高甘味度甘味料、及び、水溶性食物繊維を特定比で溶解した水溶液が、長期保管しても沈殿を生じない透明溶液であるにも係らず、乳糖の水溶液とほとんど同様の呈味を示すことを知見した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、糖アルコール1質量部、高甘味度甘味料0.0001〜0.1質量部及び水溶性食物繊維0.1〜10質量部からなることを特徴とする乳糖の風味を有する甘味料組成物を提供するものである。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、糖アルコール1質量部、高甘味度甘味料0.0001〜0.1質量部及び水溶性食物繊維0.1〜10質量部からなることを特徴とする乳糖の風味を有する甘味料組成物を提供するものである。
また、本発明は、上記甘味料組成物を使用した飲食品又は医薬品を提供するものである。
また、本発明は、飲食品や医薬品の製造において、乳糖の一部又は全部に代えて上記甘味料組成物を使用する、飲食品や医薬品の乳糖の代替方法を提供するものである。
本発明の甘味料組成物を使用すると、乳糖を使用していないにもかかわらず、乳糖を使用した場合と非常に近い甘味度及び味質の飲食品を得ることができる。また、本発明の甘味料組成物は、乳糖と同等の味質を持ちながら、溶解度が改善されているため、乳糖を高濃度で含有する飲食品において、乳糖を代替した場合であっても保管時に沈殿や濁りあるいはザラを生じることがない。
以下、本発明の甘味料組成物について好ましい実施形態に基づき詳述する。
先ず、本発明で使用する糖アルコールについて述べる。
本発明で使用する糖アルコールとしては、特に制限されるものではないが、例えば、ラクチトール、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、エリスリトール、マルチトール、パラチニット、還元水あめ、還元糖ポリデキストロース等が挙げられる。
本発明では、上記糖アルコールの中でも、乳糖の風味により近い風味の甘味料組成物とすることができる点で、マルチトールを使用することが好ましい。その場合、糖アルコールのうちの60〜100質量%がマルチトールであることが好ましく、より好ましくは80〜100質量%がマルチトールである。尚、本発明においては、「マルチトール」とは、シュクロースの還元した糖のことを指すものとする。ここで、市販の「マルチトール」は不純物として単糖や3糖類以上の糖アルコールを10%前後含有するのが一般的である。そのため、本発明ではこれらの不純物を含有する場合はこれらを除外し、純マルチトール含量をもって上記マルチトール含量とする。
尚、本発明では、上記糖アルコールとして、マルチトール及び/又は還元水あめのみを使用することが好ましい。そして、マルチトール含量を上記範囲に設定することが好ましい。
先ず、本発明で使用する糖アルコールについて述べる。
本発明で使用する糖アルコールとしては、特に制限されるものではないが、例えば、ラクチトール、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、エリスリトール、マルチトール、パラチニット、還元水あめ、還元糖ポリデキストロース等が挙げられる。
本発明では、上記糖アルコールの中でも、乳糖の風味により近い風味の甘味料組成物とすることができる点で、マルチトールを使用することが好ましい。その場合、糖アルコールのうちの60〜100質量%がマルチトールであることが好ましく、より好ましくは80〜100質量%がマルチトールである。尚、本発明においては、「マルチトール」とは、シュクロースの還元した糖のことを指すものとする。ここで、市販の「マルチトール」は不純物として単糖や3糖類以上の糖アルコールを10%前後含有するのが一般的である。そのため、本発明ではこれらの不純物を含有する場合はこれらを除外し、純マルチトール含量をもって上記マルチトール含量とする。
尚、本発明では、上記糖アルコールとして、マルチトール及び/又は還元水あめのみを使用することが好ましい。そして、マルチトール含量を上記範囲に設定することが好ましい。
尚、本発明では、上記糖アルコールとして、ソルビトールを使用すると、甘味の立ち上がりが急で鋭すぎるため、糖アルコールのうちの10質量%以下とすることが好ましく、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下とする。
次に本発明で使用する高甘味度甘味料について述べる。
本発明で使用する高甘味度甘味料としては、特に制限されるものではないが、例えば、アセスルファムカリウム、スクラロース、ステビア、アスパルテーム、サッカリン、ネオテーム、甘草、羅漢果、グリチルリチン、グリチルリチン酸塩、ジヒドロカルコン、ソーマチン、モネリン等が挙げられる。
本発明では、上記高甘味度甘味料の中でも、乳糖の風味により近い風味の甘味料組成物とすることができる点で、アセスルファムカリウムを使用することが好ましい。
本発明の甘味料組成物は、上記糖アルコールと上記高甘味度甘味料を、糖アルコール1質量部に対し、高甘味度甘味料を0.0001〜0.01質量部、好ましくは0.0005〜0.005質量部含有する。糖アルコール1質量部に対し、高甘味度甘味料が0.0001質量部未満の場合は、甘味の立ち上がりが弱くなり、0.01質量部を超えると、立ち上がりの甘味が強くなり過ぎ、本甘味料組成物全体の甘味バランスが悪くなってしまう。
本発明で使用する高甘味度甘味料としては、特に制限されるものではないが、例えば、アセスルファムカリウム、スクラロース、ステビア、アスパルテーム、サッカリン、ネオテーム、甘草、羅漢果、グリチルリチン、グリチルリチン酸塩、ジヒドロカルコン、ソーマチン、モネリン等が挙げられる。
本発明では、上記高甘味度甘味料の中でも、乳糖の風味により近い風味の甘味料組成物とすることができる点で、アセスルファムカリウムを使用することが好ましい。
本発明の甘味料組成物は、上記糖アルコールと上記高甘味度甘味料を、糖アルコール1質量部に対し、高甘味度甘味料を0.0001〜0.01質量部、好ましくは0.0005〜0.005質量部含有する。糖アルコール1質量部に対し、高甘味度甘味料が0.0001質量部未満の場合は、甘味の立ち上がりが弱くなり、0.01質量部を超えると、立ち上がりの甘味が強くなり過ぎ、本甘味料組成物全体の甘味バランスが悪くなってしまう。
尚、この高甘味度甘味料の含有量が高い場合(すなわち、糖アルコール1質量部に対し、高甘味度甘味料が0.01質量部に近い場合)には、高濃度の乳糖と同等の甘味度とすることができ、低い場合(すなわち、糖アルコール1質量部に対し、高甘味度甘味料が0.0001質量部に近い場合)には、低濃度の乳糖と同等の甘味度とすることができるものである。そして、この糖アルコール1質量部に対する高甘味度甘味料の比は、実際に飲食品や医薬品に使用する場合に求められる乳糖使用量を代替使用する場合に、この高甘味度甘味料の含有量が高ければ、本発明の甘味料組成物の使用量が少なくても代替可能なため、高い方がいいが、もともとの飲食品や医薬品の乳糖使用量が少ない場合は、特に高含有でなくても問題ない。また、乳糖そのものと等量置換したい場合は、使用する高甘味度甘味料の甘味度を考慮のうえ、使用すればいい。その添加量の基準としては、高甘味度甘味料の甘味度(ショ糖換算)で、糖アルコール1質量部に対し0.2〜1.5質量部となる量であることが好ましく、より好ましくは0.3〜1質量部となる量である。
次に本発明で使用する水溶性食物繊維について述べる。
本発明で使用する水溶性食物繊維としては、特に制限されるものではないが、例えば、LMペクチン、HMペクチン、海藻抽出物、海藻エキス、CMC、メチルセルロース、アルギン酸、アルギン酸塩、アルギン酸エステル、低分子アルギン酸、グルコマンナン、コンニャクマンナン、サイリウムシードガム、アラビアガム、寒天、フコイダン、カラギーナン、カードラン、キサンタンガム、グアーガム、ジェランガム、デキストラン、ラムザンサンガム、タマリンドシードガム、カラヤガム、トラガントガム、ポリデキストロース、難消化性デキストリン、クラスターデキストリン、ポリガラクトース、水溶性βグルカン(β−1、3−1、4−グルカン、及び/又は、β―1、3−1、6−グルカン)等が挙げられる。
本発明で使用する水溶性食物繊維としては、特に制限されるものではないが、例えば、LMペクチン、HMペクチン、海藻抽出物、海藻エキス、CMC、メチルセルロース、アルギン酸、アルギン酸塩、アルギン酸エステル、低分子アルギン酸、グルコマンナン、コンニャクマンナン、サイリウムシードガム、アラビアガム、寒天、フコイダン、カラギーナン、カードラン、キサンタンガム、グアーガム、ジェランガム、デキストラン、ラムザンサンガム、タマリンドシードガム、カラヤガム、トラガントガム、ポリデキストロース、難消化性デキストリン、クラスターデキストリン、ポリガラクトース、水溶性βグルカン(β−1、3−1、4−グルカン、及び/又は、β―1、3−1、6−グルカン)等が挙げられる。
本発明では、上記水溶性食物繊維の中でも、乳糖の風味により近い風味の甘味料組成物とすることができる点で、難消化性デキストリンを使用することが好ましい。尚、難消化性デキストリンとは、焙焼デキストリンをアミラーゼで酵素分解して残った部分、すなわち、生体内で分解されずに残る部分を分離精製した多糖類であり、構造的には、分岐が極めて多く、また分岐先のグルコースの結合数が極めて少ないという特徴を有するものである。このような難消化性デキストリンとして、市販されているものとしては、ファイバーソル2(松谷化学製)やパインファイバー(松谷化学製)等を挙げることができる。
本発明の甘味料組成物は、上記水溶性食物繊維を、糖アルコール1質量部に対し、0.1〜10質量部、好ましくは0.5〜5質量部含有する。糖アルコール1質量部に対し、水溶性食物繊維が0.1質量部未満の場合は、甘味の感じ方に対する調整効果が発揮されず、また甘さのコクも感じられない。一方、10質量部を超えると、ボディー感が強くなり過ぎ、また、甘味バランスも損なってしまう。
本発明の甘味料組成物は、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、下記のその他の成分を使用することができる。該その他の成分としては、例えば、レシチン、酵素処理レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、グリセリン酢酸脂肪酸エステル、グリセリン乳酸脂肪酸エステル、グリセリンコハク酸脂肪酸エステル、グリセリンジアセチル酒石酸脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ショ糖酢酸イソ酪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ステアロイル乳酸カルシウム、ステアロイル乳酸ナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の乳化剤、金属イオン封鎖剤、食塩、岩塩等の塩味剤、無機塩、有機酸塩、ジグリセライド、植物ステロール、植物ステロールエステル、着香料、苦味料、調味料等の呈味成分、着色料、保存料、酸化防止剤、pH調整剤、強化剤等が挙げられる。
尚、上記その他の成分の含有量は、本発明の甘味料組成物中、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下とする。
尚、上記その他の成分の含有量は、本発明の甘味料組成物中、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下とする。
本発明の甘味料組成物の製造方法は、特に制限されず、上記糖アルコール、上記高甘味度甘味料、及び、上記水溶性食物繊維、更に必要に応じ、上記その他の成分を混合あるいは溶解することによって得ることができる。
本発明の甘味料組成物は、飲食品はもちろん、経口医薬品、医薬用ドロップ、医薬用シロップ液等の医薬品等、通常乳糖を使用し、経口摂取又は経口投与するものすべてに使用することができる。
本発明の甘味料組成物を飲食品や医薬品に利用する場合、そのままの形態で使用することもできるが、水、エタノール、プロピレングリコール等の液剤に溶解又は懸濁した形態、乳液状形態、または食品業界で一般的に使用される賦形剤や担体を添加して製造した、顆粒状、錠剤、カプセル剤の形態等のものを調製してもよい。
本発明の甘味料組成物を飲食品や医薬品に利用する場合、そのままの形態で使用することもできるが、水、エタノール、プロピレングリコール等の液剤に溶解又は懸濁した形態、乳液状形態、または食品業界で一般的に使用される賦形剤や担体を添加して製造した、顆粒状、錠剤、カプセル剤の形態等のものを調製してもよい。
次に本発明の飲食品について述べる。
本発明の飲食品は上記本発明の甘味料組成物を含有するものである。
本発明の飲食品における、本発明の甘味料組成物の含有量は、特に限定されず、使用する飲食品や、求める甘味度に応じて適宜決定される。尚、乳糖の場合は、水への溶解度が低く、そのため、他の成分と共存するのが一般的である飲食品においては、その添加量に大きな制限があるが、本発明の甘味料組成物は、乳糖の溶解度を超える含有量であっても特に問題なく使用可能である。
本発明の飲食品は上記本発明の甘味料組成物を含有するものである。
本発明の飲食品における、本発明の甘味料組成物の含有量は、特に限定されず、使用する飲食品や、求める甘味度に応じて適宜決定される。尚、乳糖の場合は、水への溶解度が低く、そのため、他の成分と共存するのが一般的である飲食品においては、その添加量に大きな制限があるが、本発明の甘味料組成物は、乳糖の溶解度を超える含有量であっても特に問題なく使用可能である。
尚、上記飲食品としては、具体的には以下のものを例示することができる。果汁飲料、無果汁飲料、炭酸飲料、発酵乳飲料、紅茶、日本茶、緑茶、グリーンティー、ウーロン茶、プアール茶、どくだみ茶、コーヒー、ココア、ミネラルウォーター、乳飲料等の飲料 、スポンジケーキ、バターケーキ、クッキー、ワッフル、パンケーキ、クレープ、カステラ、ケーキドーナツ等のケーキ類、フランスパン、食パン、菓子パン、デニッシュ・ペストリー、パイ、イーストドーナツ、あんぱん等のパン類、プリン、ゼリー、キャラメル、チョコレート、クッキー等の洋菓子類、ポテトチップス、コーンスナック等のスナック類、粟おこし、人形焼、饅頭、大福、落雁等の和菓子類、マヨネーズ等のドレッシング類、ケチャップ、焼肉のたれ等の調味料類、生クリーム、ヨーグルト、アイスクリーム、濃縮乳、チーズ等の乳や乳製品、ハム、ソーセージ等の畜肉製品、ちくわ、かまぼこ等の水産製品、野菜等の農産製品、卵製品、ジャム、カレールウ等の即席調理食品、マーガリン、濃縮牛乳状組成物、カスタードクリーム、バタークリーム、ホイップクリーム、アイスキャンディー、コーヒークリーム、フラワーペースト、パスタソース等の油脂加工食品等を挙げることができる。
尚、上記飲食品の中でも、通常、牛乳を使用する飲食品に好適に使用可能であることから、上記飲食品の中でも、乳飲料(カフェオレ・ティーオレ・抹茶ミルク・ミルクココア・ホットチョコレート・発酵乳飲料を含む)や、油脂加工食品、ドレッシング類、乳や乳製品、パン類、洋菓子類に使用することが好ましい。
次に本発明の医薬品について述べる。
本発明の医薬品は、本発明の甘味料組成物を含有する医薬品である。
本発明の医薬品における、本発明の甘味料組成物の含有量は、特に限定されず、使用する医薬品や、求める甘味度に応じて適宜決定される。
本発明の医薬品は、本発明の甘味料組成物を含有する医薬品である。
本発明の医薬品における、本発明の甘味料組成物の含有量は、特に限定されず、使用する医薬品や、求める甘味度に応じて適宜決定される。
以下に本発明の実施例を挙げるが、本発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
<粉末状甘味料組成物の製造、及び、味質評価試験>
糖アルコールとして、粉末マルチトール(固形分中の糖アルコール100%、糖アルコール中のマルチトール含量95%、ソルビトール含量1%、3糖類以上の糖アルコール4%)、ソルビット(ソルビトール100%)、ラクチトール(糖アルコール100%)を使用し、高甘味度甘味料として、アセスルファムカリウム、ステビア抽出物、スクラロースを使用し、水溶性食物繊維として、難消化性デキストリン(ファイバーソル2:松谷化学製)、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウムを使用し、表1に記載の比率で混合し、実施例1〜19及び比較例1〜5の粉末状の甘味料組成物を得た。尚、上記原材料の甘味度と、該甘味度を基に算出した各甘味料組成物の甘味度を併せて記載した。
表2に、糖アルコール1質量部あたりの高甘味度甘味料、水溶性食物繊維の含有量、及び、糖アルコール1質量部に対する高甘味度甘味料の比(ショ糖換算の甘味度の比)を記載した。
糖アルコールとして、粉末マルチトール(固形分中の糖アルコール100%、糖アルコール中のマルチトール含量95%、ソルビトール含量1%、3糖類以上の糖アルコール4%)、ソルビット(ソルビトール100%)、ラクチトール(糖アルコール100%)を使用し、高甘味度甘味料として、アセスルファムカリウム、ステビア抽出物、スクラロースを使用し、水溶性食物繊維として、難消化性デキストリン(ファイバーソル2:松谷化学製)、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウムを使用し、表1に記載の比率で混合し、実施例1〜19及び比較例1〜5の粉末状の甘味料組成物を得た。尚、上記原材料の甘味度と、該甘味度を基に算出した各甘味料組成物の甘味度を併せて記載した。
表2に、糖アルコール1質量部あたりの高甘味度甘味料、水溶性食物繊維の含有量、及び、糖アルコール1質量部に対する高甘味度甘味料の比(ショ糖換算の甘味度の比)を記載した。
得られた甘味料組成物は下記の味質比較試験に供した。
味質比較試験は、得られた実施例1〜19、及び、比較例1〜5の粉末状の甘味料組成物を、乳糖の5.2質量%水溶液と同等の甘味度(0.015〜0.018)となるように水に溶解し、これを乳糖の5.2質量%水溶液(甘味度0.018)を対照として味質の比較を行った。各評価は、下記の各評価基準に基づいて行った。その結果を表3に記載した。
味質比較試験は、得られた実施例1〜19、及び、比較例1〜5の粉末状の甘味料組成物を、乳糖の5.2質量%水溶液と同等の甘味度(0.015〜0.018)となるように水に溶解し、これを乳糖の5.2質量%水溶液(甘味度0.018)を対照として味質の比較を行った。各評価は、下記の各評価基準に基づいて行った。その結果を表3に記載した。
(評価基準)
1.甘味質
◎ :乳糖の風味に極めて近い良好な甘味質である
○+:乳糖の風味に近い良好な甘味質である
○−:良好な甘味である
△ :不良な甘味質である
× :甘味をあまり感じない
1.甘味質
◎ :乳糖の風味に極めて近い良好な甘味質である
○+:乳糖の風味に近い良好な甘味質である
○−:良好な甘味である
△ :不良な甘味質である
× :甘味をあまり感じない
2.甘味の立ち上がり
◎ :速い
○+:良好
○−:若干遅い
△ :鋭く、不良である。
× :鈍い。
◎ :速い
○+:良好
○−:若干遅い
△ :鋭く、不良である。
× :鈍い。
3.甘味のバランス
◎ :違和感なく極めて良好
○+:良好
○−:やや尖った甘味を感じるが良好である
△ :鋭い甘味や苦味が後をひき不良
× :苦味が強く極めて不良
◎ :違和感なく極めて良好
○+:良好
○−:やや尖った甘味を感じるが良好である
△ :鋭い甘味や苦味が後をひき不良
× :苦味が強く極めて不良
4.甘味のコク
◎ :適度に感じられ、良好である。
○+:やや強いが良好である。
○−:やや弱いが良好である。
△ :感じられない
× :ボディー感が強すぎて口溶け悪い
◎ :適度に感じられ、良好である。
○+:やや強いが良好である。
○−:やや弱いが良好である。
△ :感じられない
× :ボディー感が強すぎて口溶け悪い
<シロップ状甘味料組成物の製造、味質評価試験、及び、長期保存試験>
糖アルコールとして、粉末マルチトール(固形分中の糖アルコール100%、糖アルコール中のマルチトール含量95%、ソルビトール含量1%、3糖類以上の糖アルコール4%)、還元水あめ(固形分70%、固形分中の糖アルコール100%、マルチトール含量50%、ソルビトール含量3%、3糖類以上の糖アルコール47%)を使用し、高甘味度甘味料として、アセスルファムカリウムを使用し、水溶性食物繊維として、難消化性デキストリン(ファイバーソル2:松谷化学製)を使用し、表4に記載の比率で混合し、実施例20〜24のシロップ状の甘味料組成物を得た。また、表4に記載のように、乳糖3.76質量部を水16.24質量部で溶解し、乳糖を18.8質量%含有する比較例6のシロップ状の甘味料組成物を得た。
尚、上記原材料の甘味度と、該甘味度を基に算出した各甘味料組成物の甘味度を併せて記載した。
表5に、糖アルコール1質量部あたりの高甘味度甘味料、水溶性食物繊維の含有量、糖アルコール中のマルチトール含量、及び、糖アルコール1質量部に対する高甘味度甘味料の比(ショ糖換算の甘味度の比)を記載した。
糖アルコールとして、粉末マルチトール(固形分中の糖アルコール100%、糖アルコール中のマルチトール含量95%、ソルビトール含量1%、3糖類以上の糖アルコール4%)、還元水あめ(固形分70%、固形分中の糖アルコール100%、マルチトール含量50%、ソルビトール含量3%、3糖類以上の糖アルコール47%)を使用し、高甘味度甘味料として、アセスルファムカリウムを使用し、水溶性食物繊維として、難消化性デキストリン(ファイバーソル2:松谷化学製)を使用し、表4に記載の比率で混合し、実施例20〜24のシロップ状の甘味料組成物を得た。また、表4に記載のように、乳糖3.76質量部を水16.24質量部で溶解し、乳糖を18.8質量%含有する比較例6のシロップ状の甘味料組成物を得た。
尚、上記原材料の甘味度と、該甘味度を基に算出した各甘味料組成物の甘味度を併せて記載した。
表5に、糖アルコール1質量部あたりの高甘味度甘味料、水溶性食物繊維の含有量、糖アルコール中のマルチトール含量、及び、糖アルコール1質量部に対する高甘味度甘味料の比(ショ糖換算の甘味度の比)を記載した。
得られた甘味料組成物は、下記の味質比較試験に供した。
味質比較試験は、得られた実施例20〜24、比較例6のシロップ状の甘味料組成物を水で5倍希釈し、比較例6のシロップ状の甘味料組成物を水で5倍希釈した水溶液を対照として甘味質の比較を行った。その結果を表6に記載した。尚、各評価は、上記の粉末状甘味料組成物の評価と同じ評価基準に基づいて行った。
味質比較試験は、得られた実施例20〜24、比較例6のシロップ状の甘味料組成物を水で5倍希釈し、比較例6のシロップ状の甘味料組成物を水で5倍希釈した水溶液を対照として甘味質の比較を行った。その結果を表6に記載した。尚、各評価は、上記の粉末状甘味料組成物の評価と同じ評価基準に基づいて行った。
また、得られた甘味料組成物は、下記の長期保存試験に供した。
上記実施例20〜24、及び、比較例5で得られたシロップ状の甘味料組成物を25℃及び20℃で1週間保管し、沈殿の生成状況を目視により観察し、下記の評価基準により評価した。その結果を表7に記載した。
上記実施例20〜24、及び、比較例5で得られたシロップ状の甘味料組成物を25℃及び20℃で1週間保管し、沈殿の生成状況を目視により観察し、下記の評価基準により評価した。その結果を表7に記載した。
(評価基準)
◎ :沈殿の発生は全く見られない
○ :ややにごりが見られる
△ :浮遊状の沈殿が見られる
× :激しい沈殿が見られる
◎ :沈殿の発生は全く見られない
○ :ややにごりが見られる
△ :浮遊状の沈殿が見られる
× :激しい沈殿が見られる
<濃縮牛乳状組成物の製造、及び、長期保存試験>
〔実施例25〕
60℃に加温したパーム油(融点36℃)8質量部にレシチン0.1質量部とグリセリン脂肪酸エステル0.1質量部を溶解した油相を用意した。一方、60℃に加温した水69.5質量部に上記実施例2で得られた本発明の粉末状の甘味料組成物16質量部、リン酸塩0.2質量部及び香料0.1質量部を溶解した水相を用意した。該油相と水相を65℃で混合し、攪拌して水中油型の予備乳化物を調製した。該予備乳化物をVTIS殺菌機(アルファラバル社製UHT殺菌機ステリラボ)で143℃にて5秒間殺菌し、10MPaの圧力で均質化後、5℃まで冷却し、本発明の濃縮牛乳状組成物を得た。
〔実施例25〕
60℃に加温したパーム油(融点36℃)8質量部にレシチン0.1質量部とグリセリン脂肪酸エステル0.1質量部を溶解した油相を用意した。一方、60℃に加温した水69.5質量部に上記実施例2で得られた本発明の粉末状の甘味料組成物16質量部、リン酸塩0.2質量部及び香料0.1質量部を溶解した水相を用意した。該油相と水相を65℃で混合し、攪拌して水中油型の予備乳化物を調製した。該予備乳化物をVTIS殺菌機(アルファラバル社製UHT殺菌機ステリラボ)で143℃にて5秒間殺菌し、10MPaの圧力で均質化後、5℃まで冷却し、本発明の濃縮牛乳状組成物を得た。
〔比較例7〕
上記実施例25で使用した本発明の粉末状の甘味料組成物16質量部に代えて乳糖16質量部、トータルミルクプロテイン6質量部を使用した以外は実施例25と同様の配合・製法で、比較例7の濃縮牛乳状組成物を得た。
得られた濃縮牛乳状組成物は、上記シロップ状の甘味料組成物と同様の長期保存試験に供した。その結果を表8に記載した。
上記実施例25で使用した本発明の粉末状の甘味料組成物16質量部に代えて乳糖16質量部、トータルミルクプロテイン6質量部を使用した以外は実施例25と同様の配合・製法で、比較例7の濃縮牛乳状組成物を得た。
得られた濃縮牛乳状組成物は、上記シロップ状の甘味料組成物と同様の長期保存試験に供した。その結果を表8に記載した。
Claims (8)
- 糖アルコール1質量部、高甘味度甘味料0.0001〜0.1質量部及び水溶性食物繊維0.1〜10質量部からなることを特徴とする乳糖の風味を有する甘味料組成物。
- 上記糖アルコール中、マルチトール含量が60〜100質量%であることを特徴とする請求項1記載の甘味料組成物。
- 上記高甘味度甘味料がアセスルファムカリウムであることを特徴とする請求項1又は2記載の甘味料組成物。
- 上記水溶性食物繊維が難消化性デキストリンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の甘味料組成物。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の甘味料組成物を含有する飲食品。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の甘味料組成物を含有する医薬品。
- 飲食品の製造において、乳糖の一部又は全部に代えて請求項1〜4のいずれか1項に記載の甘味料組成物を使用する、飲食品の乳糖の代替方法。
- 医薬品の製造において、乳糖の一部又は全部に代えて請求項1〜4のいずれか1項に記載の甘味料組成物を使用する、医薬品の乳糖の代替方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011278847A JP2013128433A (ja) | 2011-12-20 | 2011-12-20 | 甘味料組成物 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018038377A (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 三菱商事フードテック株式会社 | 乳含有飲食品におけるミルク風味の向上方法及びミルク風味増強剤 |
WO2019031055A1 (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-14 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 飲料 |
-
2011
- 2011-12-20 JP JP2011278847A patent/JP2013128433A/ja active Pending
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JP2018038377A (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 三菱商事フードテック株式会社 | 乳含有飲食品におけるミルク風味の向上方法及びミルク風味増強剤 |
WO2019031055A1 (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-14 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 飲料 |
JP2019030264A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | アサヒ飲料株式会社 | 飲料 |
TWI765062B (zh) * | 2017-08-09 | 2022-05-21 | 日商朝日集團控股股份有限公司 | 飲料 |
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