JP2013127882A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子が搭載された絶縁基板をヒートシンクに簡単に取付固定することが可能で低コストな照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置10は、発光素子60が搭載された絶縁基板50と、絶縁基板60が取付固定されるベース部13を有するヒートシンク11と、ベース部13に一体形成された係合部材13a〜13dと、絶縁基板50が保持固定されたホルダ40と、基端部がホルダ40にインサート成形されて先端部がホルダ40の端面から突出する係合バネ材41a〜41dとを備える。照明装置10では、ベース部13にホルダ40を被着し、係合部材13a〜13dに係合バネ材41a〜41dの先端部を係合させ、係合バネ材41a〜41dの弾性力によって係合部材13a〜13dへ印加される付勢力により、ベース部13にホルダ40を付勢させ、ベース部13に対してホルダ40を取付固定している。
【選択図】 図1

Description

本発明は照明装置に係り、詳しくは、発光素子が搭載された絶縁基板をヒートシンクに取付固定する照明装置に関するものである。
近年、車両用前照灯などの照明装置の光源として、LEDチップなどの半導体発光素子を用いるものが開発されている。
一般に発光素子は絶縁基板に搭載されるが、その絶縁基板をヒートシンクに取り付けることにより、発光素子が発生する熱を放熱する必要がある。
そのため、従来より、発光素子が搭載された絶縁基板をヒートシンクに取付固定するための構造について種々の提案がなされている。
特許文献1には、『発光ダイオード2』を保持する絶縁性の『本体3(絶縁基板)』を『ヒートシンク5』上に載置した状態で、『本体3』に『樹脂製のホルダー9』を被着し、『ネジ16』を用いて『ホルダー9』を『ヒートシンク5』に取付固定することにより、『ホルダー9』と『ヒートシンク5』の間に挟んだ『本体3』を押圧固定する技術が開示されている。
特許文献2には、『LED2』が搭載された『基板3』を『コネクタケース4(ホルダ)』に固定した状態で、『コネクタケース4』を『放熱ブロック5(ヒートシンク)』に取り付け、『係合部材としてのフレーム6』を『放熱ブロック5』に嵌め込んで『コネクタケース4』と係合させることにより、『放熱ブロック5』に対して『コネクタケース4』を脱落不能に固定する技術が開示されている。
特許第4710713号公報 特開2010−86751号公報
発光素子が搭載された絶縁基板をヒートシンクに取付固定する際に、特許文献1では『ネジ16』、特許文献2では『フレーム6』といった専用の別部材を必要とするため、別部材を用意することによる部品コストの増大や、別部材を取り付けるための組み付け工数の増大という問題があった。
また、照明装置では、発光素子の光を反射するためのリフレクタや、発光素子の光を所望の箇所へ導光するための導光部材などの光学部材を設けることがある。
従来は、光学部材をヒートシンクに取付固定しているが、ヒートシンクは一般にダイカスト成形品であるため寸法精度が低いことから、発光素子と光学部材の相対的な取付位置の精度を高くすることが困難であり、発光素子と光学部材の位置ズレが起こり易いという問題があった。
本発明は前記問題を解決するためになされたものであって、以下の目的を有するものである。
(1)発光素子が搭載された絶縁基板をヒートシンクに簡単に取付固定することが可能で低コストな照明装置を提供する。
(2)前記(1)に加えて、光学部材を設けた場合に、光学部材の取付精度を向上可能な照明装置を提供する。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本発明の各局面に想到した。
<第1の局面>
第1の局面は、
発光素子が搭載された絶縁基板と、
前記絶縁基板が取付固定されるベース部を有するヒートシンクと、
前記ベース部に一体形成された係合部材と、
前記絶縁基板が保持固定されたホルダと、
基端部が前記ホルダにインサート成形され、先端部が前記ホルダの端面から突出する係合バネ材とを備えた照明装置であって、
前記ベース部に前記ホルダを被着し、前記係合部材に前記係合バネ材の先端部を係合させ、前記係合バネ材の弾性力によって前記係合部材へ印加される付勢力により、前記ベース部に前記ホルダを付勢させ、前記ベース部に対して前記ホルダを取付固定する照明装置である。
第1の局面では、発光素子が搭載された絶縁基板をヒートシンクに取付固定する際に、専用の別部材(特許文献1の『ネジ16』、特許文献2の『フレーム6』)を必要としないため、別部材に係るコストを削減することができる。
そして、前記ベース部に前記ホルダを被着するだけで、係合バネ材と係合部材との係合により、ベース部に対してホルダを取付固定することが可能であり、ホルダを用いてベース部に絶縁基板を取付固定することができる。
また、係合バネ材と係合部材との係合を解除すれば、ベース部からホルダを簡単に取り外すことが可能である。
従って、第1の局面によれば、発光素子が搭載された絶縁基板をヒートシンクに簡単に取付固定することが可能で低コストな照明装置を提供できる。
<第2の局面>
第2の局面は、第1の局面において、
前記係合バネ材は、
前記ベース部に前記ホルダを付勢する第1バネ部と、
前記係合部材に係合する第2バネ部とを備え、
前記第1バネ部と前記第2バネ部とが直列に接続されている照明装置である。
第2の局面によれば、第1の局面の作用・効果が確実に得られる。
<第3の局面>
第3の局面は、第2の局面において、前記第1バネ部のバネ定数は、前記第2バネ部のバネ定数よりも小さく設定されている照明装置である。
第3の局面によれば、まず、第1バネ部と第2バネ部とが共に変形し、最後に、第1バネ部が復元して、第1バネ部がベース部13にホルダ40を付勢するため、第2の局面の作用・効果が確実に得られる。
<第4の局面>
第4の局面は、第2,3の局面において、
前記係合部材は、前記ホルダの端面に対して鋭角を成す第1当接面と、第1当接面に対して鋭角を成す第2当接面とを有し、
前記第1バネ部は、前記ベース部に向かってL字状に折り曲げ加工され、
前記第2バネ部は、前記第1バネ部に対して前記ホルダの端面から外方向へV字状に折り曲げ加工され、
前記ホルダを前記ベース部に被着するとき、前記ホルダを前記ベース部に近づけるにつれて、まず、第1当接面に第2バネ部が当接し、第1バネ部および第2バネ部が前記ホルダ側へ変形し、次に、第2当接面に第2バネ部が当接し、続いて、第1バネ部および第2バネ部の変形が解除され、第1バネ部の弾性力によって第2当接面へ印加される付勢力により、前記ベース部に前記ホルダが付勢され、前記ベース部に対して前記ホルダが取付固定される照明装置である。
第4の局面によれば、係合バネ材と係合部材との係合をスムーズかつ強固に行うことが可能であるため、第1〜3の局面の作用・効果が確実に得られる。
<第5の局面>
第5の局面は、第4の局面において、前記第1バネ部の自然長は、前記第2バネ部の自然長よりも大きく形成されている照明装置である。
第5の局面によれば、第4の局面の作用・効果が確実に得られる。
<第6の局面>
第6の局面は、第4,5の局面において、
前記係合部材は、前記第1当接面および前記第2当接面に加えて、第3当接面を有し、
第3当接面は、第1当接面に対して鈍角を成して接続されると共に、第2当接面に対して接続されている照明装置である。
第6の局面では、第2バネ部が第1当接面に摺動しながら第3当接面へ移動した後に第2当接面に当接するため、第2バネ部を第1当接面から第3当接面を介して第2当接面へスムーズに移動させながら当接させることが可能であり、第4の局面の作用・効果が確実に得られる。
<第7の局面>
第7の局面は、第1〜6の局面において、
前記ホルダは略矩形状を成し、
前記係合バネ材は、前記ホルダの四隅近傍にそれぞれ配置形成され、
前記係合部材は、個々の前記係合バネ材に対応する前記ベース部の箇所に配置形成されている照明装置である。
第7の局面によれば、ホルダの四隅近傍をベース部に取付固定することが可能であるため、ベース部に対してホルダを確実に固定できる。
<第8の局面>
第8の局面は、第1〜7の局面において、
前記ホルダに形成された前記絶縁基板の収容部と、
基端部が前記ホルダにインサート成形され、先端部が前記収容部内から突出する接続バネ材と、
前記絶縁基板上に形成され、前記発光素子に接続された電極パッドと
を備え、
前記発光素子が搭載された前記絶縁基板を前記収容部に収容し、前記接続バネ材の弾性力によって前記電極パッドへ印加される付勢力により、前記電極パッドに対して前記接続バネ材を接触させて接続する照明装置である。
第8の局面によれば、電極パッドを介して発光素子に接続バネ材を電気的に接続することが可能であるため、接続バネ材の基端部を電源コネクタの端子として、外部の電源回路から伸びた給電ケーブルを接続させることにより、発光素子に電源を供給することができる。
<第9の局面>
第9の局面は、第1〜8の局面において、
前記ホルダに一体形成された取付部材と、
前記取付部材に取付固定された光学部材とを備え、
前記光学部材は、前記発光素子から放射された光を反射するリフレクタ、または、前記発光素子から放射された光を導光する導光部材である照明装置である。
第9の局面では、光学部材が取付部材を介してホルダに取付固定される。
ホルダを射出成形品とし、ヒートシンクをダイカスト成形品とした場合には、ダイカスト成形品に比べて射出成形品の寸法精度が高いことから、ホルダに取付固定された光学部材と発光素子との相対的な取付位置の精度を高くすることが容易であり、発光素子と光学部材の位置ズレを防止することができる。
<第10の局面>
第10の局面は、第1〜9の局面において、前記係合部材は、前記ベース部の一面側に配置形成されている照明装置である。
第10の局面によれば、ヒートシンクをダイカスト成形品とした場合に、ベース部の一面側の部分を成形するための第1金型と、ベース部の一面側の反対側の部分を成形するための第2金型とを用いるだけで、ヒートシンクを成形可能であるため、製造コストを低減することができる。
本発明を具体化した一実施形態の照明装置10の要部斜視図(照明装置10からリフレクタ30を取り外した状態)。 照明装置10の右側面図。 図3(a)は照明装置10の要部斜視図。図3(b)は照明装置10の要部分解斜視図。 照明装置10の要部上面図。 図5(a)は照明装置10の要部概略縦断面図であり、図4におけるA−A矢示断面図。図5(b)は照明装置10の要部概略縦断面図であり、図4におけるB−B矢示断面図。図5(c)は照明装置10の要部正面図。 図6(a)は照明装置10の要部概略縦断面図であり、図4におけるC−C矢示断面図。図6(b)は照明装置10の要部概略縦断面図であり、図4におけるD−D矢示断面図。 図7(a)は照明装置10の要部概略縦断面図であり、図4におけるE−E矢示断面図。図7(b)は照明装置10の要部右側面図。 ベース部13にホルダ40を取り付ける際における係合部材13cと係合バネ材41cの係合状態を説明するための説明図であり、図7(a)の要部拡大図。 ベース部13にホルダ40を取り付ける際における係合部材13cと係合バネ材41cの係合状態を説明するための説明図であり、図7(a)の要部拡大図。 ベース部13にホルダ40を取り付ける際における係合部材13cと係合バネ材41cの係合状態を説明するための説明図であり、図7(a)の要部拡大図。
以下、本発明を具体化した一実施形態の照明装置10について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図10に示すように、照明装置10は、ヒートシンク11、壁部12(凹部12a)、ベース部13(係合部材13a〜13d、開口部13e〜13h、基板取付部13i、位置決めピン13j,13k)、放熱フィン部14(フィン14a,14b)、光源ユニット20、リフレクタ30、ホルダ40(位置決め孔40a,40b、電源コネクタ40c、取付部材40d,40e、収容部40f、保持部材40g〜40j)、係合バネ材41a〜41d、接続バネ材42a,42b、絶縁基板50、電極パッド51,52、発光素子60などから構成されており、車両に取り付けられて車両用前照灯として用いられる。
図1および図2に示すように、ヒートシンク11は、熱伝導性の高い金属材料(例えば、アルミニウム合金など)によって一体形成されたダイカスト成形品であり、壁部12、ベース部(光源取付部)13、放熱フィン部14などを有している。
壁部12は略矩形平板状を成し、壁部12の正面側(表面側)にはベース部13が突設され、壁部12の背面側(裏面側)には放熱フィン部14が突設されてる。そして、壁部12は、照明装置10の光軸方向に対して略垂直方向に延びている。
図1および図2に示すように、壁部12の正面側の正面視左右中央部には、壁部12の正面側の他の部分よりも背面側に一段奥まった凹部12aが形成されており、凹部12aの上方には突起物が設けられておらず開放されている。
壁部12の肉厚は略一定に形成されており、凹部12aの背面側には凹部12aの形状に対応した凸部が形成されている。
ベース部13は、略矩形平板状を成し、壁部12に対して略垂直方向に突設されている。つまり、ベース部13は、照明装置10の光軸方向に延びている。
図2に示すように、ベース部13の上面側には光源ユニット20が取付固定されている。
光源ユニット20はリフレクタ30および発光素子60を備えた反射型光源ユニットである。
尚、図1は、照明装置10からリフレクタ30を取り外した状態を図示してある。
図2に示すように、リフレクタ30は、ベース部13の上面側に取付固定されており、下面側に向かって凹型に湾曲した光の反射面が設けられている。
光源ユニット20において、発光素子60を点灯発光させると、発光素子60から放射された光の一部は、リフレクタ30の反射面で反射されて照明装置10の前方へ向けて照射され、発光素子60から放射された光の一部は直射光として照明装置10の前方へ向けて照射されるため、照明装置10の前方側が照明される。
図1に示すように、放熱フィン部14は、ヒートシンク11の上下方向に延出された矩形平板状の12枚のフィン14a,14bから構成されており、フィン14a,14bはヒートシンク11の横方向に間隔を空けて平行に配置されている。
フィン14a,14bの端面は同一平面上に配置されており、壁部12の凹部12aの背面側に配置されたフィン14bは、壁部12の凹部12a以外の部分に配置されたフィン14aに比べて、照明装置10の前後方向の幅(奥行方向の長さ、背面方向の長さ)が短く形成されている。
図1,図3〜図10に示すように、ベース部13は、係合部材(フック)13a〜13d、開口部13e〜13h、基板取付部13i、位置決めピン13j,13kなどから構成されている。
係合部材13a〜13dは同一寸法形状の突起物であり、係合部材13a,13bはベース部13における壁部12側に突設され、係合部材13c,13dはベース部13における壁部12の反対側に突設され、係合部材13a〜13dの配置箇所は、基板取付部13iを囲むと共に、ホルダ40の係合バネ材41a〜41dに対応する箇所に形成されている。
図3,図6,図7に示すように、開口部13e〜13hは同一寸法形状の矩形有底穴であり、ベース部13における係合部材13a〜13dを囲む箇所を抉るように形成されている。
図3〜図6に示すように、基板取付部13iはベース部13の上面側から突設されており、基板取付部13iの表面は平坦に形成されており、基板取付部13iの寸法形状は、保持部材40g〜40jの寸法形状および絶縁基板50の外形寸法に合わせて形成されている。
図3および図4に示すように、位置決めピン13j,13kはそれぞれ、略円柱状の突起物であり、基板取付部13iの正面視左右両側にてベース部13の上面側から垂直に突設されている。
図3〜図7に示すように、ホルダ40は、略矩形平板状を成し、絶縁性を有する合成樹脂材料によって一体形成された射出成形品であり、位置決め孔40a,40b、電源コネクタ40c、取付部材40d,40e、収容部40f、保持部材40g〜40jなどを有している。
位置決め孔40a,40bは円形透孔であり、ホルダ40の正面視左右両側に貫通形成されている。
電源コネクタ40cは、上方が開放された矩形枠状を成し、ホルダ40の上面側における後端近傍の正面視左右中央部にて垂直に突設されている。
取付部材40d,40eはそれぞれ、略円柱状の突起物であり、ホルダ40の上面側における後端近傍の正面視左右両端にて垂直に突設されている。
収容部40fは略十字形透孔であり、ホルダ40の略中央部に貫通形成されている。
図4に示すように、保持部材40g〜40jは同一寸法形状の長尺棒状突起物である。
保持部材40g,40hの基端部は収容部40fの後方側の正面視左右中央部に突設され、保持部材40g,40hの先端部は収容部40f内に突出している。
保持部材40i,40jの基端部は収容部40fの前方側の正面視左右中央部に突設され、保持部材40i,40jの先端部は収容部40f内に突出している。
ホルダ40には係合バネ材41a〜41dおよび接続バネ材42a,42bがインサート成形され、ホルダ40に対して係合バネ材41a〜41dおよび接続バネ材42a,42bが取付固定されている。
図3〜図5,図7〜図10に示すように、係合バネ材41a〜41dは、同一寸法形状を成し、弾性力(バネ性)の高い金属材料(例えば、ステンレス、銅など)の板材によって一体形成された折り曲げ加工品の薄板バネであり、係合バネ材41a〜41dの基端部はホルダ40にインサート成形されており、係合バネ材41a,41bの先端部はホルダ40の後端側にて隅部分近傍の端面から突出し、係合バネ材41c,41dの先端部はホルダ40の前端側にて隅部分近傍の端面から突出している。
図3〜図5に示すように、接続バネ材42a,42bは、同一寸法形状を成し、導電性および弾性力の高い金属材料(例えば、銅など)の板材によって一体形成された折り曲げ加工品の薄板バネであり、接続バネ材42a,42bの中央部(基端部)はホルダ40にインサート成形されており、接続バネ材42a,42bの一方の端部はホルダ40の電源コネクタ40c内から突出し、接続バネ材42a,42bの他方の端部(先端部)はホルダ40の収容部40f内から突出している。
尚、係合バネ材41a〜41dと接続バネ材42a,42bを同一材料によって形成した場合には、係合バネ材41a〜41dと接続バネ材42a,42bを同一のバネフレームに形成した状態で、ホルダ40にインサート成形することにより、バネフレームを単純化することが可能になるため製造コストを低減できる。
図3および図4に示すように、絶縁基板50は略矩形平板状を成し、絶縁基板50の上面側における長手方向両端部には電極パッド51,52が配置形成されており、絶縁基板50の上面側の略中央部には発光素子60が取付固定されて搭載(実装)されている。
そして、発光素子60と電極パッド51,52とは、絶縁基板50の上面側に形成された配線パターン(図示略)を介して接続されている。
発光素子60は、例えば、LEDチップ、有機ELチップなどの半導体発光素子である。
[照明装置10の組み立て方(図1〜図10参照)]
照明装置10の組み立て方には、第1の組立手順と第2の組立手順がある。
<第1の組立手順>
まず、発光素子60が搭載された絶縁基板50をホルダ40に保持固定し、次に、絶縁基板50が保持固定された状態のホルダ40を、ヒートシンク11のベース部13に被着する。
すなわち、図2(b)および図3に示すように、絶縁基板50をホルダ40の収容部40f内に収容し、絶縁基板50の対向する長手の二辺における隅部分近傍の側壁面を、ホルダ40の保持部材40g〜40jの先端部によって脱落不能に保持固定させることにより、ホルダ40に対して絶縁基板50を取付固定する。
すると、収容部40f内に突出した接続バネ材42a,42bの弾性力により、絶縁基板50の電極パッド51,52へ印加される付勢力によって、電極パッド51,52に対して接続バネ材42a,42bの先端部が接触して接続される。
次に、絶縁基板50が保持固定されたホルダ40をベース部13の上方から被着し、ホルダ40の位置決め孔40a,40bに、ベース部13の位置決めピン13j,13kを挿入させることにより、ベース部13に対するホルダ40の位置決めを行う。
ベース部13にホルダ40を被着すると、ホルダ40にインサート成形されて取付固定されている係合バネ材41a〜41dがそれぞれ、ベース部13の係合部材13a〜13dに係止され、その係合バネ材41a〜41dと係合部材13a〜13dとの係合により、ベース部13に対してホルダ40が取付固定される。
その結果、第1の組立手順では、絶縁基板50が保持固定されたホルダ40がベース部13に対して取付固定されるため、ベース部13における基板取付部13iの表面と絶縁基板50の裏面とが隙間無く密着した状態で、ベース部13と絶縁基板50とホルダ40とが相互に取り付けられて固定一体化される。
すなわち、発光素子60が搭載された絶縁基板50が、ホルダ40を用いてヒートシンク11のベース部13に取付固定される。
図1に示すように、ベース部13にホルダ40が取付固定された状態では、ホルダ40の電源コネクタ40cが、ヒートシンク11の壁部12における凹部12a内にて上方向を向くように配置されている。
<第2の組立手順>
ヒートシンク11のベース部13における基板取付部13i上に、発光素子60が搭載された絶縁基板50を載置した状態で、ベース部13の上方からホルダ40を被着し、ホルダ40の位置決め孔40a,40bに、ベース部13の位置決めピン13j,13kを挿入させることにより、ベース部13に対するホルダ40の位置決めを行う。
すると、第1の組立手順と同様に、係合バネ材41a〜41dと係合部材13a〜13dとの係合により、ベース部13に対してホルダ40が取付固定される。
また、ベース部13にホルダ40を被着すると、基板取付部13i上に載置しておいた絶縁基板50がホルダ40の収容部40f内に収容され、絶縁基板50の対向する長手の二辺における隅部分近傍が、ホルダ40の保持部材40g〜40jの先端部によって脱落不能に保持固定され、ホルダ40に対して絶縁基板50が取付固定される。
すると、第1の組立手順と同様に、電極パッド51,52に対して接続バネ材42a,42bの先端部が接触して接続される。
その結果、第2の組立手順では、ベース部13に対して取付固定されたホルダ40に絶縁基板50が保持固定されるため、ベース部13における基板取付部13iの表面と絶縁基板50の裏面全面とが隙間無く密着した状態で、ベース部13と絶縁基板50とホルダ40とが相互に取り付けられて固定一体化される。
第1の組立手順または第2の組立手順を終えたら、図2に示すように、ヒートシンク11に取付固定されたホルダ40の上方からリフレクタ30を被着し、リフレクタ30に貫通形成された取付孔(図示略)に、ホルダ40の取付部材40d,40eを挿入させることにより、ホルダ40に対するリフレクタ30の位置決めを行う。
続いて、リフレクタ30の取付孔から突出した取付部材40d,40eの先端部を加熱して軟化させ、リフレクタ30の取付孔に取付部材40d,40eを熱カシメすることにより、ホルダ40に対してリフレクタ30を取付固定する。
その後、外部の電源回路から伸びた給電用ケーブル(図示略)の雄側コネクタを、雌側コネクタである電源コネクタ40cに挿入し、電源コネクタ40c内に突出している接続バネ材42a,42bの一端部に給電用ケーブルを接続することにより、照明装置10の組み立てが完成する。
そして、外部の電源回路から、給電用ケーブルのプラス側→接続バネ材42aの一端部→接続バネ材42aの他端部(先端部)→電極パッド51→発光素子60→電極パッド52→接続バネ材42bの他端部→接続バネ材42bの一端部→給電用ケーブルのマイナス側の経路で電流を流すことにより、発光素子60に電源が供給されて点灯される。
[ベース部13へのホルダ40の取付状態(図1,図3〜図10参照)]
前記のように、ヒートシンク11のベース部13にホルダ40を取り付ける際には、ホルダ40の係合バネ材41a〜41dがそれぞれ、ベース部13の係合部材13a〜13dに係合する。
尚、個々の係合バネ材41a〜41dおよび係合部材13a〜13dの構成および係合状態は同一であるため、係合部材13cと係合バネ材41cの係合状態を例にとって説明する。
図8〜図10に示すように、係合部材13cは、第1当接面Pa、第2当接面Pb、第3当接面Pcを有している。
第1当接面Paは、係合部材13cの上面に接続され、ホルダ40の端面Kに対して鋭角を成している。
第3当接面Pcは、第1当接面Paに対して鈍角を成して滑らかに接続されると共に、ベース部13の上面に対して略垂直に配置形成されている。
第2当接面Pbは、第3当接面Pcに対して略直角に接続されると共に、ベース部13の上面に対して略水平に配置形成されており、第1当接面Paに対して鋭角を成し、ベース部13の開口部13gの開口側に対向している。
図8〜図10に示すように、係合バネ材41cは第1バネ部Saおよび第2バネ部Sbを有している。
第1バネ部Saは、ホルダ40の端面Kから突出し、ホルダ40の下面側(ベース部13の側)に向かって略直角でL字状に折り曲げ加工されており、図8(a)に示すように、付勢力が印加されていない定常状態では、ホルダ40の端面Kに対して略垂直に配置形成されている。
第2バネ部Sbは、第1バネ部Saに対してホルダ40の端面Kから外方向へ鋭角を成してV字状に折り曲げ加工されている。
ここで、第1バネ部Saの自然長は、第2バネ部Sbの自然長よりも大きく形成されている。
また、第1バネ部Saのバネ定数は、第2バネ部Sbのバネ定数よりも小さく設定されている。
ホルダ40をベース部13に被着するとき、まず、図8(a)に示すように、第1当接面Paの略全面に対して第2バネ部Sbの略全体が当接する。
次に、図8(b)の矢印に示すように、ホルダ40をベース部13側に近づけると、第2バネ部Sbの弾性力による付勢力が第1当接面Paに印加され、第1バネ部Saのバネ定数が第2バネ部Sbのバネ定数よりも小さいため、第1バネ部Saの基端部(ホルダ40の端面Kに取付固定されている部分)RMが撓むように変形し、第1バネ部Saおよび第2バネ部Sbはホルダ40の端面K側へ付勢される(点線図示状態から実線図示状態へ変形する)。
続いて、図8(c)の矢印に示すように、ホルダ40をベース部13側に更に近づけると、第2バネ部Sbの先端部は第1当接面Paに摺動しながら第3当接面Pcまで移動し、第2バネ部Sbの弾性力による付勢力が第3当接面Pcに印加され、両バネ部Sa,Sbの接続部分SNが撓み、両バネ部Sa,Sb間の幅が狭くなるように変形するため、第2バネ部Sbはホルダ40の端面K側へ更に付勢される(点線図示状態から実線図示状態へ変形する)。
このとき、図9に示すように、第1バネ部Saをホルダ40の端面Kに当接させて、第1バネ部Saのそれ以上の変形を阻止し、第2バネ部Sbのみを変形させることにより、第1バネ部Saが比例限度または弾性限度を超えないようにすれば、第1バネ部Saの復元力が損なわれるのを確実に防止できる。
その後、図10(a)の矢印に示すように、ホルダ40をベース部13側に更に近づけると、第2バネ部Sbの先端部は第3当接面Pcから離れて第2当接面Pbに当接し、第2バネ部Sbの弾性力による付勢力が第2当接面Pbに印加される。
そして、図10(b)に示すように、第2バネ部Sbの先端部は第2当接面Pbに摺動し、第1バネ部Saの基端部RMの変形と、両バネ部Sa,Sbの接続部分SNの変形とが共に解除されるため、係合バネ材41cの形状が定常状態(図8(a)参照)に戻る。
その結果、第1バネ部Saの弾性力によって第2当接面Pbへ印加される付勢力により、ベース部13にホルダ40が付勢されて押圧されるため、ベース部13に対してホルダ40が取付固定される。
尚、ホルダ40には開口部13gが形成されており、両バネ部Sa,Sbは、開口部13gの内壁面と接触することなく、開口部13g内に収容されるため、両バネ部Sa,Sbを自由に変形させることが可能である。
[本実施形態の作用・効果]
本実施形態の照明装置10によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
[1]照明装置10では、ヒートシンク11のベース部13にホルダ40を被着し、ベース部13に一体形成された係合部材13a〜13dに対して、ホルダ40にインサート成形された係合バネ材41a〜41dの先端部を係合させ、係合バネ材41a〜41dの弾性力によって係合部材13a〜13dへ印加される付勢力により、ベース部13にホルダ40を付勢させ、ベース部13に対してホルダ40を取付固定している。
そのため、照明装置10によれば、発光素子60が搭載された絶縁基板50をヒートシンク11に取付固定する際に、専用の別部材(特許文献1の『ネジ16』、特許文献2の『フレーム6』)を必要としないため、別部材に係るコストを削減することができる。
そして、ベース部13にホルダ40を被着するだけで、係合バネ材41a〜41dと係合部材13a〜13dとの係合により、ベース部13に対してホルダ40を取付固定することが可能であり、ホルダ40を用いてベース部13に絶縁基板50を取付固定することができる。
また、係合バネ材41a〜41dと係合部材13a〜13dとの係合を解除すれば、ベース部13からホルダ40を簡単に取り外すことが可能である。
従って、本実施形態によれば、発光素子60が搭載された絶縁基板50をヒートシンク11に簡単に取付固定することが可能で低コストな照明装置10を提供できる。
[2]係合バネ材41a〜41dは、ベース部13にホルダ40を付勢する第1バネ部Saと、係合部材13a〜13dに係合する第2バネ部Sbとを備え、第1バネ部Saと第2バネ部Abとが直列に接続されているため、前記[1]の作用・効果が確実に得られる。
[3]第1バネ部Saのバネ定数は、第2バネ部Sbのバネ定数よりも小さく設定されている。
そのため、図8(b)および図8(c)または図9に示すように、第1バネ部Saと第2バネ部Sbとが共に変形し、最後に、図10に示すように、第1バネ部Saが復元して、第1バネ部Saがベース部13にホルダ40を付勢することから、前記[2]の作用・効果が確実に得られる。
[4]係合部材13a〜13dは、ホルダ40の端面に対して鋭角を成す第1当接面Paと、第1当接面Paに対して鋭角を成す第2当接面Pbとを有する。
係合バネ材41a〜41dは、ベース部13に向かってL字状に折り曲げ加工された第1バネ部Saと、第1バネ部Saに対してホルダ40の端面から外方向へV字状に折り曲げ加工された第2バネ部Sbとを有する。
ホルダ40をベース部13に被着するとき、ホルダ40をベース部13に近づけるにつれて、まず、第1当接面Paに第2バネ部Sbが当接し、第1バネ部Saおよび第2バネ部Sbがホルダ40側へ変形し、次に、第2当接面Pbに第2バネ部Sbが当接し、続いて、第1バネ部Saおよび第2バネ部Sbの変形が解除され、第1バネ部Saの弾性力によって第2当接面Pbへ印加される付勢力により、ベース部13にホルダ40が付勢され、ベース部13に対してホルダ40が取付固定される。
従って、照明装置10によれば、係合バネ材41a〜41dと係合部材13a〜13dとの係合をスムーズかつ強固に行うことが可能であるため、前記[1]〜[3]の作用・効果が確実に得られる。
[5]第1バネ部Saの自然長は、第2バネ部Sbの自然長よりも大きく形成されているため、前記[4]の作用・効果が確実に得られる。
[6]係合部材13a〜13dは、第1当接面Paおよび第2当接面Pbに加えて、第3当接面Pcを有する。第3当接面Pcは、第1当接面Paに対して鈍角を成して接続されると共に、第2当接面Pbに対して接続されている。
従って、第2バネ部Sbが第1当接面Paに摺動しながら第3当接面Pcへ移動した後に第2当接面Pbに当接するため、第2バネ部Sbを第1当接面Paから第3当接面Pcを介して第2当接面Pbへスムーズに移動させながら当接させることが可能であり、前記[4]の作用・効果が確実に得られる。
[7]係合バネ材41a〜41dは、略矩形平板状のホルダ40の四隅近傍にそれぞれ配置形成されている。係合部材13a〜13dは、個々の係合バネ材41a〜41dに対応するベース部13の箇所に配置形成されている。
従って、ホルダ40の四隅近傍をベース部13に取付固定することが可能であるため、ベース部13に対してホルダ40を確実に固定できる。
[8]照明装置10では、発光素子60が搭載された絶縁基板50を、ホルダ40の収容部40fに収容し、ホルダ40にインサート成形された接続バネ材42a,42bの弾性力により、絶縁基板50上の電極パッド51,52へ印加される付勢力によって、電極パッド51,52に対して接続バネ材42a,42bを接触させて接続している。
従って、電極パッド51,52を介して発光素子60に接続バネ材42a,42bを電気的に接続することが可能であるため、接続バネ材42a,42bの基端部を電源コネクタ40cの端子として、外部の電源回路から伸びた給電ケーブル(図示略)を接続させることにより、発光素子60に電源を供給することができる。
[9]光学部材であるリフレクタ30は、ホルダ40に一体形成された取付部材40d,40eを介してホルダ40に取付固定されている。
ホルダ40は射出成形品であり、ヒートシンク11はダイカスト成形品であるため、ダイカスト成形品に比べて射出成形品の寸法精度が高いことから、ホルダ40に取付固定されたリフレクタ30と発光素子60との相対的な取付位置の精度を高くすることが容易であり、発光素子60とリフレクタ30の位置ズレを防止することができる。
[10]ヒートシンク11のベース部13に設けられている各部材(係合部材13a〜13d、開口部13e〜13h、基板取付部13i、位置決めピン13j,13k)は、ベース部13の一面側である上面側に配置形成されており、ベース部13の側面側には何の部材も設けられていない。
そのため、ヒートシンク11をダイカスト成形する際に、ベース部13の上面側の部分を成形するための第1金型(図示略)と、ベース部13の下面側の部分(一面側の反対側の部分)を成形するための第2金型(図示略)とを用いるだけで、ヒートシンク11を成形可能であるため、製造コストを低減することができる。
<別の実施形態>
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、前記実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
[A]第3当接面Pcを省いて、第1当接面Paと第2当接面Pbとを直に接続してもよい。
[B]リフレクタ30を、発光素子60から放射された光を導光する光学部材である導光部材に置き換えてもよい。
本発明は、前記各局面および前記実施形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様も本発明に含まれる。本明細書の中で明示した論文、公開特許公報、特許公報などの内容は、その全ての内容を援用によって引用することとする。
10…照明装置
11…ヒートシンク
13…ベース部
13a〜13d…係合部材
13e〜13h…開口部
13i…基板取付部
13j,13k…位置決めピン
30…リフレクタ(光学部材)
40…ホルダ
40a,40b…位置決め孔
40c…電源コネクタ
40d,40e…取付部材
40f…収容部
40g〜40j…保持部材
41a〜41d…係合バネ材
42a,42b…接続バネ材
50…絶縁基板
51,52…電極パッド
60…発光素子
Pa…第1当接面
Pb…第2当接面
Pc…第3当接面
K…ホルダ40の端面
Sa…第1バネ部
Sb…第2バネ部
RM…第1バネ部Saの基端部
SN…バネ部Sa,Sbの接続部分

Claims (10)

  1. 発光素子が搭載された絶縁基板と、
    前記絶縁基板が取付固定されるベース部を有するヒートシンクと、
    前記ベース部に一体形成された係合部材と、
    前記絶縁基板が保持固定されたホルダと、
    基端部が前記ホルダにインサート成形され、先端部が前記ホルダの端面から突出する係合バネ材と
    を備えた照明装置であって、
    前記ベース部に前記ホルダを被着し、前記係合部材に前記係合バネ材の先端部を係合させ、前記係合バネ材の弾性力によって前記係合部材へ印加される付勢力により、前記ベース部に前記ホルダを付勢させ、前記ベース部に対して前記ホルダを取付固定する照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記係合バネ材は、
    前記ベース部に前記ホルダを付勢する第1バネ部と、
    前記係合部材に係合する第2バネ部とを備え、
    前記第1バネ部と前記第2バネ部とが直列に接続されている照明装置。
  3. 請求項2に記載の照明装置において、
    前記第1バネ部のバネ定数は、前記第2バネ部のバネ定数よりも小さく設定されている照明装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の照明装置において、
    前記係合部材は、前記ホルダの端面に対して鋭角を成す第1当接面と、第1当接面に対して鋭角を成す第2当接面とを有し、
    前記第1バネ部は、前記ベース部に向かってL字状に折り曲げ加工され、
    前記第2バネ部は、前記第1バネ部に対して前記ホルダの端面から外方向へV字状に折り曲げ加工され、
    前記ホルダを前記ベース部に被着するとき、前記ホルダを前記ベース部に近づけるにつれて、まず、第1当接面に第2バネ部が当接し、第1バネ部および第2バネ部が前記ホルダ側へ変形し、次に、第2当接面に第2バネ部が当接し、続いて、第1バネ部および第2バネ部の変形が解除され、第1バネ部の弾性力によって第2当接面へ印加される付勢力により、前記ベース部に前記ホルダが付勢され、前記ベース部に対して前記ホルダが取付固定される照明装置。
  5. 請求項4に記載の照明装置において、
    前記第1バネ部の自然長は、前記第2バネ部の自然長よりも大きく形成されている照明装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の照明装置において、
    前記係合部材は、前記第1当接面および前記第2当接面に加えて、第3当接面を有し、
    第3当接面は、第1当接面に対して鈍角を成して接続されると共に、第2当接面に対して接続されている照明装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記ホルダは略矩形状を成し、
    前記係合バネ材は、前記ホルダの四隅近傍にそれぞれ配置形成され、
    前記係合部材は、個々の前記係合バネ材に対応する前記ベース部の箇所に配置形成されている照明装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記ホルダに形成された前記絶縁基板の収容部と、
    基端部が前記ホルダにインサート成形され、先端部が前記収容部内から突出する接続バネ材と、
    前記絶縁基板上に形成され、前記発光素子に接続された電極パッドと
    を備え、
    前記発光素子が搭載された前記絶縁基板を前記収容部に収容し、前記接続バネ材の弾性力によって前記電極パッドへ印加される付勢力により、前記電極パッドに対して前記接続バネ材を接触させて接続する照明装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記ホルダに一体形成された取付部材と、
    前記取付部材に取付固定された光学部材と
    を備え、
    前記光学部材は、前記発光素子から放射された光を反射するリフレクタ、または、前記発光素子から放射された光を導光する導光部材である照明装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記係合部材は、前記ベース部の一面側に配置形成されている照明装置。
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