JP2013127707A - キッチンプリンタおよびその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント速度を適応的に変更可能とする。
【解決手段】実施形態のキッチンプリンタは、搬送機構、モータドライバ、プリントヘッド、ヘッドドライバ、受信手段、選択手段および制御手段を含む。選択手段は、オーダの発生頻度が閾値以上となる可能性がある第1の期間においては第1のプリント速度を、また第1の期間とは異なる第2の期間には第1のプリント速度より低い第2のプリント速度をそれぞれ選択する。制御手段は、受信手段が受信したオーダ情報に基づいてオーダの内容を表したオーダ伝票を、選択手段が選択したプリント速度でプリントするようモータドライバおよびヘッドドライバを制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、キッチンプリンタおよびその制御プログラムに関する。
キッチンプリンタは、飲食店のキッチンなどに設置され、キッチンへのオーダの内容を表したオーダ伝票をプリントする。
キッチンプリンタのプリント速度は、一般に一定である。
特開2006−240103号公報
キッチンへのオーダの発生頻度にはバラツキが大きい傾向がある。そしてオーダの発生頻度が高い期間においては、多数のオーダ伝票を遅滞なくプリントすることが期待されるが、オーダの発生頻度が低い期間においては、高速なプリント速度は必要とされない場合が多い。
このような事情から、プリント速度を適応的に変更できることが望まれていた。
実施形態のキッチンプリンタは、搬送機構、モータドライバ、プリントヘッド、ヘッドドライバ、受信手段、選択手段および制御手段を含む。搬送機構は、モータを含み、当該モータの駆動力を利用してプリント用紙を搬送する。モータドライバは、モータを駆動する。プリントヘッドは、プリント用紙に画像をプリントする。ヘッドドライバは、プリントヘッドを駆動する。受信手段は、キッチンへのオーダの内容を表したオーダ情報を受信する。選択手段は、オーダの発生頻度が閾値以上となる可能性がある第1の期間においては第1のプリント速度を、また第1の期間とは異なる第2の期間には第1のプリント速度より低い第2のプリント速度をそれぞれ選択する。制御手段は、受信手段が受信したオーダ情報に基づいてオーダの内容を表したオーダ伝票を、選択手段が選択したプリント速度でプリントするようモータドライバおよびヘッドドライバを制御する。
実施形態に係るキッチンプリンタのブロック図。 図1に示すキッチンプリンタを利用する注文処理システムの構成を示す図。 図1中のCPUに関する第1の実施形態におけるフローチャート。 図1中のCPUに関する第2の実施形態におけるフローチャート。 図1中のCPUに関する第3の実施形態におけるフローチャート。
以下、いくつかの実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るキッチンプリンタ1のブロック図である。図2はキッチンプリンタ1を利用する注文処理システム100の構成を示す図である。
注文処理システム100は、飲食店などのような顧客の注文に応じて飲食提供サービスを提供する様々な施設で利用可能である。
注文処理システム100は、キッチンプリンタ1、複数の情報端末2、複数のハンディ端末3およびステーション4をLAN(local area network)5にそれぞれ接続して構成される。ただし、ハンディ端末3は、無線アクセスポイント6を介してLAN5に接続される。キッチンプリンタ1は図2では1つ、情報端末2およびハンディ端末3は図2では2つずつを図示しているが、その数はそれぞれに任意である。情報端末2およびハンディ端末3は、複数である必要はなく、1つのみが設けられても良い。
キッチンプリンタ1は、キッチンに設置される。キッチンプリンタ1は、オーダ情報に基づくオーダ伝票(調理指示伝票)を調理人のためにプリントする。
情報端末2は、例えば接客フロアやチェックアウトカウンタに設置される。情報端末2は、顧客に対する案内、受注、給仕(配膳)、あるいは会計などの各種の業務に関する処理を行う。そして、接客フロアに設置された情報端末2においては、案内、受注および給仕(配膳)に関する処理が主として利用される。またチェックアウトカウンタに設置された情報端末2においては、さらに会計に関する処理が利用される。なお、情報端末2は、上記の業務の一部のみに関する処理を行うことにより、特定の用途に特化したものとしても良い。
ハンディ端末3は、オーダ入力のための店員の操作を入力するための端末装置である。ハンディ端末3は、入力した操作に従ってオーダ情報を生成し、このオーダ情報を無線送信する。ハンディ端末3から無線送信されたオーダ情報は、無線アクセスポイント6およびLAN5を介してステーション4に伝送される。ハンディ端末3は、入力ずみのオーダの内容やオーダ品目の提供状況などを店員に確認させるために表示する端末装置でもある。これらの店員に確認させる情報は、ステーション4からLAN5および無線アクセスポイント6を介してハンディ端末3へと伝送される。
ステーション4は、例えばバックヤードに設置され、情報端末2やハンディ端末3から送信された各種の情報を集計処理し、飲食店の営業に拘わる管理業務に関する処理を行う。またステーション4は、店員に確認させる情報を生成し、ハンディ端末3へと送信する。なおステーション4は、複数の情報端末2で共通に利用される情報の管理処理を行うこともある。
キッチンプリンタ1は図1に示すように、CPU(central processing unit)1a、ROM(read-only memory)1b、RAM(random-access memory)1c、入力デバイス1d、表示デバイス1e、時計部1f、通信デバイス1g、バッファ1h、フィード機構1i、モータドライバ1j、プリントヘッド1kおよびヘッドドライバ1mを含む。このうち、CPU1a、ROM1b、RAM1c、入力デバイス1d、表示デバイス1e、時計部1f、通信デバイス1g、バッファ1h、モータドライバ1jおよびヘッドドライバ1mは、バスライン1nにそれぞれ接続されている。
CPU1aは、ROM1bに記憶された制御プログラムに従って、オーダ伝票のプリントのための動作を実現するための各種の処理や各部の制御を行う。CPU1aは、
ROM1bは、上記の制御プログラムや、CPU1aが各種の処理を実行する上で必要なデータなどを記憶する。ROM1bにEEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)を含み、制御プログラムおよびデータを書き換え可能としても良い。この場合に制御プログラムは、キッチンプリンタの製造に際してROM1bに書き込んでも良いし、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して上記の制御プログラムを配布し、このように配布された制御プログラムをROM1bに書き込んでも良い。
RAM1cは、CPU1aが各種の処理を実行する上で必要なデータを必要に応じて記憶する。またRAM1cは、CPU1aが各種の処理を行う際のワークエリアとしても利用される。
入力デバイス1dは、例えばいくつかのキースイッチを含む。入力デバイス1dは、ユーザによる操作の内容を表した操作情報をCPU1aに送る。
表示デバイス1eは、CPU1aによる制御の下にキッチンプリンタ1の動作状態などを表示する。表示デバイス1eとしては、周知の様々なデバイスを適宜に使用可能であるが、典型的には7セグメントの表示デバイスを使用する。
時計部1fは、計時動作を常時行い、その時々の時刻を表す時刻情報を出力する。時計部1fとしては、周知の様々なハードウェアデバイスを適用したり、ソフトウェアによる周知の種々のものを適宜に使用可能であるが、典型的にはRTC(rear time clock)を使用する。
通信デバイス1gは、ステーション4が送信してLAN5により伝送されたオーダ情報を受信する。
バッファ1hは、通信デバイス1gが受信したオーダ情報を記憶する。バッファ1hは、複数のオーダ情報を同時に記憶できる。
フィード機構1iは、フィードモータ1pを含む。フィード機構1iは、フィードモータ1pの駆動力をギアなどを介して伝達してローラを回転させて、オーダ伝票を表す画像をプリントするためのプリント用紙を搬送する。
モータドライバ1jは、フィードモータ1pを駆動する。
プリントヘッド1kは、プリント用紙に画像をプリントする。
ヘッドドライバ1mは、プリントヘッド1kを駆動する。
次に以上のように構成されたキッチンプリンタ1の動作について説明する。
情報端末2またはハンディ端末3にてオーダが入力されると、そのオーダに関する情報がステーション4に送られる。ステーション4は、オーダの内容を分析し、キッチンでの調理等が必要である商品について表したオーダ情報を生成する。そしてステーション4は、オーダ情報をキッチンプリンタ1に宛ててLAN5へと送出する。
このオーダ情報がLAN5を介してキッチンプリンタ1へ到達すると、このオーダ情報を通信デバイス1gが受信する。通信デバイス1gが受信したオーダ情報は、通信デバイス1gまたはCPU1aがバッファ1hに書き込む。
CPU1aは、オーダ伝票のプリントを行っておらず、かつバッファ1hがオーダ情報を保持しているときに、ROM1bが記憶する制御プログラムに基づいて図3に示す処理を実行する。
ステップSa1においてCPU1aは、時計部1fから現在時刻に関する時刻情報を取得する。
ステップSa2においてCPU1aは、現在が閑散時間帯に属するか否かを確認する。具体的には、CPU1aは、ROM1bまたはRAM1cが記憶する閑散時間帯情報を参照する。閑散時間帯情報は、閑散時間帯の開始時刻および終了時刻をそれぞれ表す開始時刻情報および終了時刻情報を含む。CPU1aは、ステップSa1で取得した時刻情報が表す時刻が、開始時刻情報が表す開始時刻以降で、かつ終了時刻情報が表す終了時刻以前であるか否かを確認することで、現在が閑散時間帯に属するか否かを確認する。なお、閑散時間帯情報は、入力デバイス1dを操作することによるユーザの指示に応じてCPU1aが更新する。そこでユーザは、オーダの発生頻度が閾値以上となる可能性がある期間とするように閑散時間帯情報を設定しておく。かくして閑散時間帯は、オーダの発生頻度が閾値以上となる可能性がある第1の期間となる。
現在が閑散時間帯には属さないならば、つまり現在が第1の期間とは異なる第2の期間であるならば、CPU1aはステップSa2からステップSa3へ進む。
ステップSa3においてCPU1aは、これから開始するプリントに関わるプリント速度として第1の速度を適用するようにモータドライバおよびヘッドドライバ1mに指示する。こののちにCPU1aは、ステップSa5へ進む。
一方、現在が閑散時間帯に属するならば、つまり現在が第1の期間であるならば、CPU1aはステップSa2からステップSa4へ進む。
ステップSa4においてCPU1aは、これから開始するプリントに関わるプリント速度として第2の速度を適用するようにモータドライバおよびヘッドドライバ1mに指示する。こののちにCPU1aは、ステップSa5へ進む。
ステップSa5においてCPU1aは、バッファ1hが記憶するオーダ情報の1つに基づいて、オーダ伝票にて表示する伝票画像を例えばビットマップフォーマットなどの所定のデータフォーマットで表した伝票画像データを生成する。CPU1aは、ここで生成した伝票画像データをRAM1cに記憶させる。
ステップSa6においてCPU1aは、フィード開始をモータドライバ1jに対して指示する。この指示を受けてモータドライバ1jは、フィードモータ1pの駆動を開始し、プリント用紙の搬送を開始する。このときにモータドライバ1jは、第1の速度の適用が指定されたならばフィードモータ1pを第1の回転速度で回転させ、第2の速度の適用が指定されたならばフィードモータ1pを第2の回転速度で回転させる。ここで、第1および第2の回転速度をそれぞれどのような速度とするかは任意であるが、第2の回転速度が第1の回転速度よりも低いことを必須とする。第1の回転速度は典型的には、プリントヘッド1kおよびフィード機構1iの性能を考慮して、プリント用紙に画像をプリントするために許容される最大の速度とする。
ステップSa7においてCPU1aは、プリント開始をヘッドドライバ1mに対して指示する。この指示を受けてヘッドドライバ1mは、ステップSa5にてCPU1aが生成し、RAM1cが記憶している伝票画像データを読み出し、この伝票画像データが表す伝票画像をプリント用紙に対してプリントするためのプリントヘッド1kの駆動を開始する。このときにヘッドドライバ1mは、第1の速度の適用が指定されたならば、第1の回転速度で回転するフィードモータ1pによる駆動力で搬送されるプリント用紙に対して初期の伝票画像をプリントできるようにプリントヘッド1kの駆動速度を調整する。またヘッドドライバ1mは、第2の速度の適用が指定されたならば、第2の回転速度で回転するフィードモータ1pによる駆動力で搬送されるプリント用紙に対して初期の伝票画像をプリントできるようにプリントヘッド1kの駆動速度を調整する。
こののちにステップSa8においてCPU1aは、プリントが終了するのを待ち受ける。そして、伝票画像データが表す伝票画像の全てをプリントするためのプリントヘッド1kの駆動をヘッドドライバ1mが完了したならば、CPU1aはプリントが終了したと判断してステップSa8からステップSa9へ進む。
ステップSa9においてCPU1aは、フィード停止をモータドライバ1jに対して指示する。この指示を受けてモータドライバ1jは、フィードモータ1pの駆動を停止し、プリント用紙の搬送を終了する。
ステップSa10においてCPU1aは、RAM1cが記憶する伝票画像データを削除するとともに、この伝票画像データの作成の際に参照したオーダ情報をバッファ1hから削除する。
そして、これを持ってCPU1aは図3に示す処理を終了する。なお、バッファ1hは複数のオーダ情報を保持可能であるので、CPU1aが図3に示す処理を終了した時点でバッファ1hがオーダ情報を保持している場合には、CPU1aは図3に示す処理を改めて開始する。
以上のように第1の実施形態によれば、オーダの発生頻度が閾値以上となる可能性がある期間であるとユーザが考える閑散時間帯においては、その他の時間帯に比べてフィードモータ1pの回転速度を低減する。この結果、閑散時間帯においてはフィードモータ1pの動作音が低減され、キッチンプリンタ1で生じる騒音が低減される。
この上で第1の実施形態においては、閑散時間帯以外においては高速にプリントを行うので、混雑し、オーダが高頻度に発生する可能性のある期間には、多数のオーダ伝票を速やかにプリントできる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係るキッチンプリンタ1は、構成は第1の実施形態と同様で良いので、その詳細な説明は省略する。
第2の実施形態が第1の実施形態と異なるのは、ROM1bが記憶する制御プログラムの内容である。
つまり第2の実施形態においてCPU1aは、図3に示す処理に代えて図4に示す処理を実行する。なお、図4において図3と同一の処理には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。また、図3に示す処理の一部は、図4においては図示を省略している。
CPU1aは、ステップSa1において時刻情報を取得したのち、ステップSb1へ進む。
ステップSb1においてCPU1aは、ステップSa1で取得した時刻情報をROM1bまたはRAM1cが記憶する履歴情報に追加する。履歴情報は、1つまたは複数の時刻情報を含む場合もあるし、時刻情報を全く含まない場合もある。
ステップSb2においてCPU1aは、ステップSa1で取得した時刻情報が表す時刻が終了タイミングとなる単位期間の開始時刻を算出する。なお、単位期間は、予め定められた継続時間を持つ期間である。具体的にはCPU1aは例えば、ステップSa1で取得した時刻情報から継続時間を遡ったタイミングとして開始時刻を算出する。継続時間は任意であって良く、典型的にはキッチンプリンタ1の設計者によって適宜に定められる。ただし継続時間は、ユーザの指示に応じて変更可能としても良い。
ステップSb3においてCPU1aは、履歴情報に含まれる時刻情報のうちからステップSb2で算出した開始時刻よりも前の時刻を表すものを削除する。
かくしてCPU1aは、履歴情報を、最近の一定の期間にCPU1aが取得した時刻情報を含む情報とするように更新する。
ステップSb4においてCPU1aは、上記のように更新した後の履歴情報に含まれる時刻情報の数として発生頻度を算出する。
ステップSb5においてCPU1aは、ステップSb4で算出した発生頻度が予め定められた閾値未満であるか否かを確認する。なお閾値は、任意に定められて良いが、閑散時間帯においてオーダが発生する頻度に応じて適切に定めることが望ましい。
ステップSb4で算出した発生頻度が予め定められた閾値未満ではない場合にCPU1aは、ステップSb5からステップSa3へ進む。これに対して、ステップSb4で算出した発生頻度が予め定められた閾値未満である場合にCPU1aは、ステップSb5からステップSa4へ進む。
そしてこれ以降においてCPU1aは、第1の実施形態と同様にステップSa3またはステップSa4bの処理とステップSa5乃至ステップSa10の処理とを順次実行する。
かくして第2の実施形態によれば、最近の一定期間にオーダ伝票をプリントした回数として発生頻度を算出し、この発生頻度が閾値未満である場合にはその場合に比べてフィードモータ1pの回転速度を低減する。この結果、最近の一定期間にオーダ伝票をプリントした回数が少ない期間、つまり閑散時間帯においてはフィードモータ1pの動作音が低減され、キッチンプリンタ1で生じる騒音が低減される。
この上で第2の実施形態においては、閑散時間帯以外においては高速にプリントを行うので、混雑し、オーダが高頻度に発生する可能性のある期間には、多数のオーダ伝票を速やかにプリントできる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係るキッチンプリンタ1は、構成は第1の実施形態と同様で良いので、その詳細な説明は省略する。
第3の実施形態が第1の実施形態と異なるのは、ROM1bが記憶する制御プログラムの内容である。
つまり第3の実施形態においてCPU1aは、図3に示す処理に代えて図5に示す処理を実行する。なお、図5において図3と同一の処理には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。また、図3に示す処理の一部は、図5においては図示を省略している。
ステップSc1においてCPU1aは、バッファ1hが保持するオーダ情報の数として発生頻度を算出する。
ステップSc2においてCPU1aは、ステップSc1で算出した発生頻度が予め定められた閾値未満であるか否かを確認する。なお閾値は、任意に定められて良いが、閑散時間帯以外の時間帯においてバッファ1hに蓄積されるオーダ情報の数を考慮して適切に定めることが望ましい。
ステップSc1で算出した発生頻度が予め定められた閾値未満ではない場合にCPU1aは、ステップSc2からステップSa3へ進む。これに対して、ステップSc1で算出した発生頻度が予め定められた閾値未満である場合にCPU1aは、ステップSc2からステップSa4へ進む。
そしてこれ以降においてCPU1aは、第1の実施形態と同様にステップSa3またはステップSa4bの処理とステップSa5乃至ステップSa10の処理とを順次実行する。
かくして第3の実施形態によれば、バッファに保持されているオーダ情報の数として発生頻度を算出し、この発生頻度が閾値未満である場合にはその場合に比べてフィードモータ1pの回転速度を低減する。この結果、プリント待ちとなっているオーダの数が少ない期間、つまり閑散時間帯においてはフィードモータ1pの動作音が低減され、キッチンプリンタ1で生じる騒音が低減される。
この上で第3の実施形態においては、閑散時間帯以外においては高速にプリントを行うので、混雑し、オーダが高頻度に発生する可能性のある期間には、多数のオーダ伝票を速やかにプリントできる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…キッチンプリンタ、1a…CPU、1b…ROM、1c…RAM、1d…入力デバイス、1e…表示デバイス、1f…時計部、1g…通信デバイス、1h…バッファ、1i…フィード機構、1j…モータドライバ、1k…プリントヘッド、1m…ヘッドドライバ、1n…バスライン、1p…フィードモータ。

Claims (6)

  1. モータを含み、当該モータの駆動力を利用してプリント用紙を搬送する搬送機構と、
    前記モータを駆動するモータドライバと、
    前記プリント用紙に画像をプリントするプリントヘッドと、
    前記プリントヘッドを駆動するヘッドドライバと、
    キッチンへのオーダの内容を表したオーダ情報を受信する受信手段と、
    前記オーダの発生頻度が閾値以上となる可能性がある第1の期間においては第1のプリント速度を、また前記第1の期間とは異なる第2の期間には前記第1のプリント速度より低い第2のプリント速度をそれぞれ選択する選択手段と、
    前記受信手段が受信した前記オーダ情報に基づいて前記オーダの内容を表したオーダ伝票を、前記選択手段が選択したプリント速度でプリントするよう前記モータドライバおよび前記ヘッドドライバを制御する制御手段とを具備したキッチンプリンタ。
  2. 記憶デバイスと、
    店舗が繁忙な期間または店舗が閑散な期間の少なくともいずれか一方をユーザによる期間指示に応じて判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記繁忙な期間を判定する場合には、前記判定手段が判定した期間を表す情報を前記第1の期間を表す第1の期間情報として前記記憶デバイスに記憶させ、前記判定手段が前記閑散な期間を判定する場合には、前記判定手段が判定した期間を表す情報を前記第2の期間を表す第2の期間情報として前記記憶デバイスに記憶させる手段とをさらに備え、
    前記選択手段は、前記記憶デバイスが前記第1の期間情報を記憶する場合には当該第1の期間情報が表す期間を、また前記記憶デバイスが前記第2の期間情報のみを記憶する場合には当該第2の期間情報が表す期間以外の期間をそれぞれ前記第1の期間とし、かつ前記記憶デバイスが前記第2の期間情報を記憶する場合には当該第2の期間情報が表す期間を、また前記記憶デバイスが前記第1の期間情報のみを記憶する場合には、当該第1の期間情報が表す期間以外の期間をそれぞれ前記第2の期間とする請求項1に記載のキッチンプリンタ。
  3. 前記受信手段が前記オーダ情報を受信する頻度として前記発生頻度を算出する算出手段をさらに備える請求項1に記載のキッチンプリンタ。
  4. 前記受信手段が受信した前記オーダ情報を、そのオーダ情報に基づく前記オーダ伝票のプリントが終わるまで保持しておくバッファと、
    前記バッファが保持している前記オーダ情報の数に基づいて前記発生頻度を算出する算出手段とをさらに具備した請求項1に記載のキッチンプリンタ。
  5. 前記選択手段は、ユーザによる変更指示に応じて、前記第1および第2の期間のいずれであるかに拘らずに前記第1のプリント速度または前記第2のプリント速度を選択し直す請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のキッチンプリンタ。
  6. モータを含み、当該モータの駆動力を利用してプリント用紙を搬送する搬送機構と、
    前記モータを駆動するモータドライバと、
    前記プリント用紙に画像をプリントするプリントヘッドと、
    前記プリントヘッドを駆動するヘッドドライバと、
    キッチンへのオーダの内容を表したオーダ情報を受信する受信手段と、
    コンピュータとを具備したキッチンプリンタにおける前記コンピュータにより実行される制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記オーダの発生頻度が閾値以上となる可能性がある第1の期間においては第1のプリント速度を、また前記第1の期間とは異なる第2の期間には前記第1のプリント速度より低い第2のプリント速度をそれぞれ選択する選択手段と、
    前記受信手段が受信した前記オーダ情報に基づいて前記オーダの内容を表したオーダ伝票を、前記選択手段が選択したプリント速度でプリントするよう前記モータドライバおよび前記ヘッドドライバを制御する制御手段として機能させるための制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016120676A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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