JP2013126484A - 医療用装置の連結具及びそれを用いた複合医療用装置並びに体外循環血液処理装置 - Google Patents

医療用装置の連結具及びそれを用いた複合医療用装置並びに体外循環血液処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な連結構造により、医療用主装置により医療用副装置を変位可能に保持させて、医療用主装置と医療用副装置の位置関係及び姿勢の調整の自由度を向上させる。
【解決手段】医療用主装置1により医療用副装置2を変位可能に保持させるように構成された連結具3。医療用主装置の結合部8に対して円筒面を介した嵌合が可能な第1嵌合部22と、医療用副装置の結合部21に対して円筒面を介した嵌合が可能な第2嵌合部23と、第1嵌合部と第2嵌合部とを支持して一体化させた支持構造部24、25とを備える。支持構造部は、医療用主装置に対して第1嵌合部の回転中心軸の周りに回動可能であり、かつ医療用副装置に対して第2嵌合部の回転中心軸の周りに回動可能である。第1嵌合部の回転中心軸と第2嵌合部の回転中心軸は、互いに平行であって、相互間に間隔を設けて配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、貯血槽を医療用主装置とし、人工肺を医療用副装置として、医療用主装置により医療用副装置を変位可能に保持させるための連結具に関する。
例えば、心臓外科手術においては、人工肺を用いた体外血液循環が行なわれる。体外血液循環では、血液ポンプを作動させて患者の静脈より脱血し、人工肺により酸素含有ガスと血液の間でガス交換を行なった後、再び患者の動脈に戻す操作が行なわれる。体外血液循環を行うための血液回路には、人工肺とともに、回路内の血液量を調整し、返血量を一定に保つための緩衝機能が必要である。さらに、術野から血液を吸引し異物を瀘別除去した後、返血するラインも設けられる。そのため、脱血した血液を一時的に貯留し、また術野から吸引された血液を瀘過し一時的に貯留しておくための貯血槽が用いられる。
このように、体外血液循環回路においては、人工肺とともに貯血槽が用いられるのが一般的であり、以下の記載における体外循環血液処理装置とは、人工肺と貯血槽とを含む装置を意味する。また、人工肺は、ガス交換を行うためのガス交換部を、血液の温度を調整するための熱交換器と一体化した構成とするのが一般的であるが、熱交換器を一体化することは必須ではない。以下の説明は、熱交換器無しでガス交換部のみを有する人工肺の場合についても、共通に適用される。
一方、手術室内の各種機器の配置スペースを確保するために、体外循環血液処理装置の構成要素である人工肺と貯血槽間の距離を短くすることが望まれている。また、人工肺、貯血槽、血液ポンプ等の各要素間を連結する回路チューブの引き回しにより血液回路内の血液充填量が増加することを回避するためにも、各要素間の距離を短くすることが望ましい。さらに、体外血液循環回路を組み立てる際の取扱い簡便性のためにも、貯血槽と人工肺は、直接的に、または連結具を介して間接的に連結して一体化された状態で供給されるのが一般的である。一体化の形態としては、通常、貯血槽の底面下に人工肺を結合させた構造を取る。
ところで、貯血槽について、その貯血量は常時監視する必要があるため、貯血量の変化を確認し易いように、貯血槽底面の血液流出口周辺の部分を下方に突出させて横断面積を小さくした貯血室を、貯血槽の正面側に設けた構造が用いられる。このような貯血槽では、貯血槽の底面下に設けられる人工肺などは、貯血室の背面側に配置される。この配置の場合、体外血液循環回路を手術中に使用する際には、回路を操作する操作者が貯血槽の貯血量を視認し易いように、貯血室を操作者の方へ向けて設置することが望ましい。
一方、貯血槽下に設けられた人工肺には、送血ポンプなどの他の回路要素に連通させるためのチューブが接続される。全体の血液充填量を低減するためには、このチューブを効率良く配管することが必要である。このため、例えば、人工肺のチューブ接続口が送血ポンプの側へ向くように人工肺の設置の向きを決定し、連結される各要素間の距離を近接させる。
しかしながら、人工肺を一体化した貯血槽では、人工肺をチューブ配管効率の最も良い方向に設置し、同時に、貯血室を操作者の視認しやすい方向に設置することは困難である。このため、貯血室の向きと人工肺の設置向きを、それぞれ望ましい向きに設定することを可能とした人工肺一体型貯血槽が、特許文献1に開示されている。すなわち、貯血槽の底面と人工肺の上部とには、互いに接合させるための接合部が設けられ、その接合部は、人工肺と貯血槽とを相対的に回転可能とする構成を有する。
これにより、貯血室の背面側の貯血槽の底面下に、人工肺が回転可能に連結され、貯血室は操作者が視認し易い方向へ向けられる。しかも、人工肺は、血液ポンプ等と接続するためのチューブの配管効率を考慮して設置向きを設定することができる。このように、貯血室を操作者へ向けた状態で、人工肺を所望の方向へ向けて設置することが可能となる。
また、特許文献2には、人工肺の可動域を拡大することにより、レイアウトの自由度を向上させた体外循環血液処理装置が開示されている。すなわち、相互に回転可能な複数の管状部材よりなる管状連結具と、その管状連結具を貯血槽の外周面に沿って回転可能に保持する保持部材とを用いて、貯血槽と人工肺を連結した構成が採用される。これにより、管状連結具が貯血槽の外周面に沿って回動するのに伴い、人工肺も貯血槽の外周面に沿って回動する。従って、特許文献1の構成と比べると、特許文献2の構成では、人工肺が、貯血槽との連結部を軸とする回動(自転)に加えて、貯血槽の外周面に沿った回動(公転)も可能となり、可動域が拡大する。これにより、人工肺自体が回動の障害となることを回避でき、レイアウトの自由度が向上する。
特開平4−178972号公報 特開2005−253818号公報
特許文献1に開示された構成では、貯血槽の向きと人工肺の設置向きを共に所望の向きに設定することができるが、人工肺は、貯血槽との連結部を軸とする回動のみが可能であり、可動域が狭くレイアウトの自由度は低い。すなわち、貯血槽との連結部を軸とする回動により、人工肺の向きが可変であるだけであり、貯血槽に対する人工肺の位置は調整不能である。
そのため、貯血槽の血液流出口と人工肺の血液流入口とをローラーポンプを介して接続する際、血液流出口と血液流入口とが近接し過ぎている状態を解消できず、チューブの引き回しに迂回路を取らざるを得ない事態が発生する。そのような迂回により、チューブが長くなり、血液充填量を増大させる原因となる。
一方、特許文献2に開示された構成によれば、レイアウトの自由度は向上する。しかし、管状連結具を貯血槽の外周面に沿って回動させるためには、貯血槽の外周に亘る回動を補助する部材を有する構造が必要である。そのような構造を安定して動作させようとすると、連結構造は大型で、複雑なものとならざるを得ない。
以上のような、人工肺と貯血槽の組合わせに限らず、医療用主装置により医療用副装置を変位可能に保持させて、両装置を連携させて用いる例は他にもあり、そのための医療用装置の連結具について、上記と同様の問題が存在する。
従って本発明は、簡素な連結構造により、医療用主装置と医療用副装置を確実に連結し、しかも、医療用主装置と医療用副装置の相互の位置関係及び姿勢の調整の自由度を向上させることが可能な医療用装置の連結具を提供することを目的とする。
本発明はまた、そのような連結具を用いた複合医療用装置、及び体外循環血液処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の医療用装置の連結具は、医療用主装置により医療用副装置を変位可能に保持させるように構成され、前記医療用主装置の結合部に対して円筒面を介した嵌合が可能な第1嵌合部と、前記医療用副装置の結合部に対して円筒面を介した嵌合が可能な第2嵌合部と、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とを支持して一体化させた支持構造部とを備え、前記支持構造部は、前記医療用主装置に対して前記第1嵌合部の回転中心軸の周りに回動可能であり、かつ前記医療用副装置に対して前記第2嵌合部の回転中心軸の周りに回動可能であり、前記第1嵌合部の回転中心軸と前記第2嵌合部の回転中心軸は、互いに平行であって、相互間に間隔を設けて配置されていることを特徴とする。
本発明の医療用装置の連結具によれば、簡素な構造により、医療用主装置と医療用副装置が確実に連結される。そして、第1嵌合部で医療用主装置に対して連結具が回動可能であり、かつ第2嵌合部を中心として医療用副装置の姿勢を回動調整することが可能である。これにより、医療用主装置と医療用副装置の相互の位置関係及び姿勢の調整の範囲及び自由度が向上する。
本発明の実施の形態における体外循環血液処理装置の斜視図 同体外循環血液処理装置の正面図 同体外循環血液処理装置の一要素である連結具の斜視図 同連結具の底面図 同体外循環血液処理装置における貯血槽と人工肺の連結部分の構造を断面で示した側面図 同体外循環血液処理装置における貯血槽と連結具の結合部を示す拡大断面図 同体外循環血液処理装置における人工肺と連結具の結合部を示す拡大断面図 同体外循環血液処理装置の動作を示す側面図 同体外循環血液処理装置の動作を示す底面図 同体外循環血液処理装置の収納時の状態を示す側面図 同体外循環血液処理装置の収納時の状態を示す底面図 同体外循環血液処理装置における貯血槽と連結具の連結部分を一部変更した構造を断面で示した側面図 同体外循環血液処理装置における貯血槽と連結具とを結合させた貯血槽ユニットを示す側面図
本発明の医療用装置の連結具は、上記構成を基本として、以下のような態様をとることができる。
すなわち、前記支持構造部は、前記第1嵌合部から横方向に延びた横方向延在部と、前記第2嵌合部から上方に延びて前記横方向延在部と結合した縦方向延在部と、前記横方向延在部と前記縦方向延在部が結合した部位に形成された屈曲構造部とを備え、前記屈曲構造部の外角部は傾斜面を形成している請求項1に記載の医療用装置の連結具。
本発明の複合医療用装置は、上記構成の連結具を用いて、以下のように構成することができる。
すなわち、本体部の底面の中心から外れた一部が下方に突出した下方突出部を有する医療用主装置と、前記医療用主装置と連携させて用いられる医療用副装置と、上記構成の連結具とを備え、前記医療用主装置の前記結合部は、前記本体部の底面の前記下方突出部から隔たった位置で下方に突出させて設けられ、前記医療用副装置の前記結合部は、前記医療用副装置の上部に設けられ、前記第1及び第2嵌合部の前記回転中心軸は、前記医療用主装置の上下方向に延びている構成とすることができる。
この構成において、前記医療用主装置の前記結合部と前記第1嵌合部の一方は円環状内周面を形成し、他方は円環状外周面を形成し、前記医療用副装置の結合部と前記第2嵌合部の一方は円環状内周面を形成し、他方は円環状外周面を形成し、前記円環状内周面と前記円環状外周面の嵌合により、前記医療用主装置と前記第1嵌合部、及び前記医療用副装置と前記第2嵌合部がそれぞれ結合しており、前記医療用主装置の前記結合部と前記第1嵌合部の相互間、及び前記医療用副装置の結合部と前記第2嵌合部の相互間の少なくとも一方における、前記円環状内周面と前記円環状外周面が対向する周面間に、軟質のOリングが介在している構成とすることができる。
また、前記支持構造部は、前記第1嵌合部から横方向に延びた横方向延在部と、前記第2嵌合部から上方に延びて前記横方向延在部と結合した縦方向延在部と、前記横方向延在部と前記縦方向延在部が結合した部位に形成された屈曲構造部とを備え、前記屈曲構造部の外角部は傾斜面を形成しており、前記連結具を前記医療用主装置の前記結合部の周りに回動させたとき、前記下方突出部の側面を回避して回動可能域が360度となるように、前記横方向延在部及び前記傾斜面の寸法が設定されていることが好ましい。
また、前記縦方向延在部の全回動範囲内において、前記下方突出部に対する前記医療用副装置の干渉を回避可能であるように構成されることが好ましい。
本発明の体外循環血液処理装置は、上記構成の連結具を用いて、以下のように構成することができる。
すなわち、本体部の底面の中心から外れた一部が下方に突出した貯血室を有し、前記貯血室の下端に血液流出ポートが設けられ、前記本体部の上部に血液流入ポートが設けられた貯血槽と、ガス流路と血液を交差させてガス交換を行うための血液流路を有し、前記貯血槽と連結された人工肺と、上記構成のの連結具とを備え、前記貯血槽の前記血液流出ポートを血液ポンプを介して前記人工肺の前記血液流路の流入側に接続して用いるように構成され、前記連結具は、前記貯血槽を前記医療用主装置とし、前記人工肺を前記医療用副装置として相互に連結し、前記連結具の前記第1嵌合部と結合する前記貯血槽の前記結合部は、前記本体部の底面の前記貯血室から隔たった位置に下方に突出して設けられ、前記第2嵌合部と結合する前記人工肺の前記結合部は、前記人工肺の上部に設けられ、前記第1及び第2嵌合部の前記回転中心軸は、前記貯血槽の上下方向に延びている構成とすることができる。
上記構成の連結具を用いて、下記のとおりの貯血槽ユニットを構成することができる。
すなわち、本体部の底面の中心から外れた一部が下方に突出した貯血室を有し、前記貯血室の下端に血液流出ポートが設けられ、前記本体部の上部に血液流入ポートが設けられた貯血槽と、上記構成の連結具とを備え、前記連結具は、前記貯血槽を前記医療用主装置として、前記貯血槽に対して前記第1嵌合部において結合され、前記連結具の前記第1嵌合部と結合する前記貯血槽の前記結合部は、前記本体部の底面の前記貯血室から隔たった位置に下方に突出して設けられ、前記第1嵌合部の前記回転中心軸は、前記貯血槽の上下方向に延びている構成とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。下記の実施の形態では、体外循環血液処理装置を例とし、貯血槽と人工肺を連結具により連結する構成が開示される。但し、連結具の構造は、貯血槽及び人工肺の組合わせへの適用に限定されることなく、相互の位置関係及び姿勢の調整の自由度を必要とする種々の医療用主装置と医療用副装置の連結に適用可能である。
<実施の形態>
図1は、本発明の一実施の形態における体外循環血液処理装置を示す斜視図、図2は正面図である。この体外循環血液処理装置は、貯血槽1と人工肺2を連結具3により連結して構成されている。連結具3の構造を図3A、図3Bに示す。図3Aは斜視図、図3Bは底面図である。図4は、貯血槽1と人工肺2の連結部分の構造を断面で示した側面図である。
貯血槽1は、本体部4と、本体部4の上部に載置された蓋体5とを有する。なお、図1、図2以外では、蓋体5の図示は省略されている。本体部4は、その底面の中心から外れた一部が下方に突出して形成された貯血室6を有し、貯血室6の下端には、血液が流出する血液流出ポート7が設けられている。本体部4の下面には、連結具3と結合する円環状の結合部8が形成されている。連結具3は、結合部8の円環状外周面との嵌合を介して貯血槽1に対する回動が可能である。結合部8は、本体部4の底面の貯血室6から隔たった位置で下方に突出している。結合部8は、さらに、貯血槽1を支持するための支持装置の一部を構成するホルダ(図示せず)と結合させることができ、それにより、貯血槽1を所望の状態に保持することができる。
蓋体5には、心内血が流入する複数の心内血流入ポート9と、静脈血が流入する静脈血流入ポート10とが取り付けられている。更に、蓋体5には、薬液等を血液に混入するための複数の薬液注入ポート11,12、貯血槽1内の圧力を調整するための排気ポート13等が設けられている。静脈血流入ポート10には体外血液循環回路の脱血ラインのチューブが接続され、心内血流入ポート9には心内血吸引ラインのチューブが接続される。血液流出ポート7は、送血ラインのチューブを介して、ローラポンプ等の血液ポンプの吸入ポートに接続される。本体部4および蓋体5の構成材料としては、例えば、ポリカーボネート等の、剛性が高く、破損し難い素材を用いることが望ましい。
貯血槽1は、他の構成であっても本実施の形態を適用可能である。例えば周知の構成と同様、貯血槽1内には、静脈血流入ポート10から流入する血液を濾過する静脈血濾過網が保持され、また、心内血流入ポート9から流入する血液から除泡するためのカーディオトミー部が配置されている。静脈血濾過網は、血液中の異物や気泡を除去するフィルターとしての機能を提供する周知の構成を有する。カーディオトミー部は、全体として袋形状を有するフィルタと、フィルタの内側に配置された消泡材とを備えた周知の構成を有する。
人工肺2は、熱交換部14及びガス交換部15を形成するハウジング内にそれぞれ、熱交換及びガス交換のための要素が収納されている。熱交換部14及びガス交換部15が形成する内腔には、熱交換部14及びガス交換部15を水平方向に貫通する血液流路が形成され、その血液流路の両端に対応するハウジングの外殻壁に、血液入口ポート16aおよび血液出口ポート16b(図4参照)が設けられている。熱交換部14の左右端部には各々、熱交換液である冷水または温水を流入出させるための冷温水ポート17、18が設けられている。ガス交換部14の上下端部には各々、酸素含有ガスを導入、導出するためのガスポート19、20が設けられている。熱交換部14のハウジングの上面部には、連結具3と結合する結合部21が設けられている。連結具3と人工肺2は、結合部21での嵌合を介して相互に回動可能である。人工肺2ハウジング(結合部21を含む)の材質としては、例えば、ポリカーボネートを用いることができる。
図4に示されるように、熱交換部14の内腔には、熱交換のためのステンレスパイプ束14aが配置されている。ガス交換部15の内腔には中空糸膜の束である中空糸束15aが配置されている。ステンレスパイプ束14a及び中空糸束15aの外周領域には、両端は露出させてポッティング材が充填され、ポッティング部(図示省略)を形成している。ポッティング部はその内腔が、ステンレスパイプ束14a及び中空糸束15aを水平方向に横断して延在する円筒状の血液流路(図示省略)を形成している。
血液入口ポート16aから流入する血液は、ポッティング部の内腔の血液流路を通過し、血液出口ポート16bから流出する。冷温水入口ポート17から流入する熱交換液である冷水または温水は、各ステンレスパイプの一端から内腔に進入し、各ステンレスパイプの他端を経由して冷温水出口ポート18から流出する。その間に、熱交換部14内の血液との間で熱交換が行われる。一方、ガス入口ポート19から流入する酸素含有ガスは、各中空糸膜の一端から内腔に進入し、各中空糸膜の他端を経由してガス出口ポート20から流出する。その間に、ガス交換部15内の血液との間でガス交換が行われる。すなわち、ガス交換部15は、人工肺としての基本的な機能を提供する部分である。
なお、この人工肺2の構成は一例であり、他の構成であっても、本実施の形態の貯血槽との連結構造を適用することができる。熱交換部14とガス交換部(人工肺)15は、他の形態で合体していても、あるいは相対的に回転可能に接合されていてもよい。また、人工肺2は、熱交換部14及びガス交換部15から構成されているものに限らず、ガス交換部15のみで構成されていても、本実施の形態の貯血槽との連結構造を適用して、同様の効果を奏することが可能である。従って、本発明において、人工肺とは、ガス交換部のみで構成されている装置も含む意味で用いられる。
血液入口ポート16aは、貯血槽1の血液流出ポート7に接続された血液ポンプ(図示省略)の吐出ポートと、チューブを介して接続される。すなわち、貯血槽1から流出する血液が、血液ポンプにより送血されて血液入口ポート16aから人工肺2に流入する。
連結具3は、図3A、図3Bに示すように、第1嵌合部22及び第2嵌合部23を有し、両部を一体的に結合させた構造を有する。第1嵌合部22は貯血槽1の結合部8と嵌合し、第2嵌合部23は人工肺2に設けられた結合部21と嵌合する。これにより、貯血槽1と人工肺2が連結具3により連結される。連結具3は、例えば、ポリカーボネートにより作製することが望ましい。
連結具3は、第1嵌合部22から横方向に延びた横方向延在部24と、第2嵌合部23から上方に延びて横方向延在部24と結合した縦方向延在部25とを有する。横方向延在部24と縦方向延在部25が結合した部位に屈曲構造部が形成され、屈曲構造部の外角部は傾斜面26を形成している。それにより、貯血槽1に対して連結具3を回動させる際の、貯血室6の側面との干渉を回避し易い構造となっている。第1嵌合部22は、円環状内周面22aを形成し、第2嵌合部23は、円環状外周面23aを形成している。図3Aに示すように、第2嵌合部23の上部の縦方向延在部25の側部には、係止操作部27が設けられているが、これについては後述する。
図4における貯血槽1と連結具3の結合部分、すなわち結合部8の近傍の拡大断面図を図5Aに示す。また、人工肺2と連結具3の結合部分、すなわち結合部21の近傍の拡大断面図を図5Bに示す。
図5Aに示されるように、貯血槽1の結合部8は、その上端近傍が円環状外周面8aを形成し、その外側に、第1嵌合部22の円環状内周面22aが嵌合している。円環状外周面8aと円環状内周面22aの間にはOリング28が介在して両面間に挟まれ、押圧されている。結合部8における円環状外周面8aの下部は、貯血槽1を支持するための支持装置の一部を構成するホルダ(図示せず)との結合部を形成している。また、図5Bに示すように、人工肺2の結合部21は円環状内周面21aを形成し、その内側に、第2嵌合部23の円環状外周面23aが嵌合している。円環状外周面23aと円環状内周面21aの間にはOリング29が介在して両面間に挟まれ、押圧されている。
なお、係止操作部27は、人工肺2の結合部21に対する第2嵌合部23の嵌合状態をロックする機能を有する。すなわち、係止操作部27の外面側の凸部が、結合部21の内面側の凹部と係合し(図示省略)、嵌合状態が固定される。係止操作部27を内方に押し込むことにより、嵌合状態を解放することが可能となる。
なお、嵌合させる周面の形成は上記構成に限られず、貯血槽1の結合部8と第1嵌合部22の一方は円環状内周面を他方は円環状外周面を形成し、人工肺2の結合部21と第2嵌合部23の一方は円環状内周面を他方は円環状外周面を形成して、互いに嵌合可能であればよい。
以上のような連結具3による連結を介した、貯血槽1に対する人工肺2の位置・姿勢を調整するための動作を図6、図7に示す。図6は側面図、図7は底面図である。連結具3は貯血槽1に対し、結合部8の円環状外周面8aの上下方向に延びる図6に示す回転中心軸Aの周りに回動可能である。また、人工肺2は連結具3に対し、第2嵌合部23の円環状外周面23aの上下方向に延びる回転中心軸Bの周りに回動可能である。図6に示した回転中心軸Bが回転中心軸Aの周りに回動する範囲は、図7に直径Cで示される。また、人工肺2における回転中心軸Bから最も離れた部位が回転中心軸Bの周りに回動する範囲が、図7に直径Dで示される。
このように、連結具3における円環状内周面22aの回転中心軸と円環状外周面23aの回転中心軸は、相互間に間隔を設けて配置されているので、人工肺2は、結合部21(第2嵌合部23)の周りに自転することが可能であることに加えて、貯血槽1の結合部8の周りに公転することが可能である。
これにより、貯血槽1の結合部8の周りにおける連結具3の回動角度位置を調整することにより、貯血槽1の周囲の広い範囲に亘って、人工肺2の位置を設定可能である。さらに、第2嵌合部23の周りにおける人工肺2の回動回動角度を調整することにより、人工肺2の姿勢(向き)を広い範囲に亘って設定可能である。このように、連結具3による簡素な連結構造でありながら、双方の設定を組合わせれば、貯血槽1と人工肺2の相互の位置関係及び姿勢の調整の自由度を十分に向上させることができる。
この結果、貯血室6の正面を操作者へ向けた状態で、人工肺2を所望の方向へ向けた姿勢に設置し、しかも、接続チューブの血液充填量を最小限にするレイアウトの設定が可能となる。例えば、図2に示した正面図から判るように、貯血槽1の中心を通る垂直線に対して、人工肺2の中心を通る垂直線が横方向にずれた状態に設定可能であることは、所望のレイアウトを実現する際に有用である。
図5Aに示したように、円環状外周面8aと円環状内周面22aの間にはOリング28が、図5Bに示したように、円環状外周面23aと円環状内周面21aの間にはOリング29が介在して両面間に挟まれ、押圧されている。軟質のOリングを介在させることで、貯血槽1と連結具3、及び人工肺2と連結具3間の回動に対して摩擦力による制動力が作用し、適度な抗力で角度位置が固定される。従って、調整時には容易に回動させることが可能であるが、使用中の不都合な回動は抑止され、調整後の位置、角度を維持することができる。
また、軟質のOリング28、29は、寸法誤差による連結後のブレの影響を軽減することができる。すなわち、貯血槽1の結合部8、人工肺2の結合部21、及び連結具3は、硬質材料により作製される。そのため、連結後のブレを少なくするには、精密な公差範囲での寸法管理が必要となる。これに対して、軟質のOリングを介在させることで、寸法誤差による隙間を吸収して、安定した連結状態を得ることができる。それにより、精密な公差範囲での寸法管理が不要となる。
連結具3の寸法・形状は、図8に示すように、縦方向延在部25が貯血槽1の結合部8と貯血室6の間に位置するように連結具3の回動位置を調整したときに、人工肺2と貯血槽1の間の干渉を回避可能であるように設定されることが望ましい。それにより、梱包収納時には、人工肺2と貯血槽1を図8に示す状態に設定して、収納スペースを小さくすることができる。この状態の底面図を図9に示す。
このためには、連結具3の寸法・形状について、貯血槽1における貯血室6と結合部8の位置関係、及び人工肺2の寸法・形状等を考慮して設定する必要がある。例えば、図3Aに示した、横方向延在部24の長さ、及び横方向延在部24と縦方向延在部25の結合により形成された屈曲構造の外角部の傾斜面26を適切に設定することにより、図8、図9に示した状態に操作することが可能となる。特に、連結具3を貯血槽1の結合部8の周りに回動させたとき、貯血室6の側面との干渉を回避して回動可能域が360度となるように、横方向延在部24の長さ及び傾斜面26の寸法・角度が設定されることが望ましい。
図4あるいは図6に示した貯血槽1と連結具3の結合部分、すなわち結合部8の構造は、図10に示す結合部30のように変更することもできる。すなわち、図10の貯血槽1の結合部30は、その下端近傍が円環状外周面(不図示)を形成し、その外側に、連結具3の第1嵌合部22が嵌合している。結合部30における上部が、ホルダ31の先端部との結合部を形成している。ホルダ31は、貯血槽1を支持するための支持装置の一部を構成する部材である。結合部30の円環状外周面と第1嵌合部22の円環状内周面の間にはOリングが介在して両面間に挟まれ、押圧されている。
また、図11に示すように、上記構成の貯血槽1と連結具3とを備えた貯血槽ユニットを構成して、使用に供することも可能である。すなわち連結具3が、貯血槽1に対して第1嵌合部22において結合された状態の組立構造体を構成する。第1嵌合部22の回転中心軸Aは、貯血槽1の上下方向に延びている。この貯血槽ユニットを用い、連結具3の第2嵌合部23に人工肺2を結合させることにより、迅速に体外血液循環回路を構成することができる。この貯血槽ユニットにおいて、貯血槽1と連結具3の第1嵌合部22との結合は、脱離不能、あるいは脱離は可能であるが困難な構成であってもよい。
図10、図11に示したように、ホルダ31が連結具3の第1嵌合部22の上部に配置されるように結合部30を形成することにより、図4、図6に示した構成とは異なる利点が得られる。すなわち、貯血槽1をホルダ31に装着したままで、連結具3によって連結された人工肺2を、ホルダ31と干渉することなく、第1嵌合部22の回転中心軸Aの周りに回転・変位させることが可能である。
本発明の医療用装置の連結具は、医療用主装置と医療用副装置の向きを両装置ともに所望の状態に容易に設定することが可能であり、例えば体外血液循環回路を構成するために有用である。
1 貯血槽
2 人工肺
3 連結具
4 本体部
5 蓋体
6 貯血室
7 血液流出ポート
8、21、30 結合部
8a、8b、23a 円環状外周面
9 心内血流入ポート
10 静脈血流入ポート
11、12 薬液注入ポート
13 排気ポート
14 熱交換部
14a ステンレスパイプ束
15 ガス交換部
15a 中空糸束
16a 血液入口ポート
16b 血液出口ポート
17、18 冷温水ポート
19、20 ガスポート
22 第1嵌合部
22a、21a 円環状内周面
23 第2嵌合部
24 横方向延在部
25 縦方向延在部
26 傾斜面
27 係止操作部
28、29 Oリング
31 ホルダ

Claims (8)

  1. 医療用主装置により医療用副装置を変位可能に保持させるように構成された医療用装置の連結具であって、
    前記医療用主装置の結合部に対して円筒面を介した嵌合が可能な第1嵌合部と、
    前記医療用副装置の結合部に対して円筒面を介した嵌合が可能な第2嵌合部と、
    前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とを支持して一体化させた支持構造部とを備え、
    前記支持構造部は、前記医療用主装置に対して前記第1嵌合部の回転中心軸の周りに回動可能であり、かつ前記医療用副装置に対して前記第2嵌合部の回転中心軸の周りに回動可能であり、
    前記第1嵌合部の回転中心軸と前記第2嵌合部の回転中心軸は、互いに平行であって、相互間に間隔を設けて配置されていることを特徴とする医療用装置の連結具。
  2. 前記支持構造部は、前記第1嵌合部から横方向に延びた横方向延在部と、前記第2嵌合部から上方に延びて前記横方向延在部と結合した縦方向延在部と、前記横方向延在部と前記縦方向延在部が結合した部位に形成された屈曲構造部とを備え、前記屈曲構造部の外角部は傾斜面を形成している請求項1に記載の医療用装置の連結具。
  3. 本体部の底面の中心から外れた一部が下方に突出した下方突出部を有する医療用主装置と、
    前記医療用主装置と連携させて用いられる医療用副装置と、
    請求項1に記載の医療用装置の連結具とを備え、
    前記医療用主装置の前記結合部は、前記本体部の底面の前記下方突出部から隔たった位置で下方に突出させて設けられ、
    前記医療用副装置の前記結合部は、前記医療用副装置の上部に設けられ、
    前記第1及び第2嵌合部の前記回転中心軸は、前記医療用主装置の上下方向に延びている複合医療用装置。
  4. 前記医療用主装置の前記結合部と前記第1嵌合部の一方は円環状内周面を形成し、他方は円環状外周面を形成し、前記医療用副装置の結合部と前記第2嵌合部の一方は円環状内周面を形成し、他方は円環状外周面を形成し、前記円環状内周面と前記円環状外周面の嵌合により、前記医療用主装置と前記第1嵌合部、及び前記医療用副装置と前記第2嵌合部がそれぞれ結合しており、前記医療用主装置の前記結合部と前記第1嵌合部の相互間、及び前記医療用副装置の結合部と前記第2嵌合部の相互間の少なくとも一方における、前記円環状内周面と前記円環状外周面が対向する周面間に、軟質のOリングが介在している請求項3に記載の複合医療用装置。
  5. 前記支持構造部は、前記第1嵌合部から横方向に延びた横方向延在部と、前記第2嵌合部から上方に延びて前記横方向延在部と結合した縦方向延在部と、前記横方向延在部と前記縦方向延在部が結合した部位に形成された屈曲構造部とを備え、前記屈曲構造部の外角部は傾斜面を形成しており、
    前記連結具を前記医療用主装置の前記結合部の周りに回動させたとき、前記下方突出部の側面を回避して回動可能域が360度となるように、前記横方向延在部及び前記傾斜面の寸法が設定されている請求項3または4に記載の複合医療用装置。
  6. 前記縦方向延在部の全回動範囲内において、前記下方突出部に対する前記医療用副装置の干渉を回避可能であるように構成された請求項5に記載の複合医療用装置。
  7. 本体部の底面の中心から外れた一部が下方に突出した貯血室を有し、前記貯血室の下端に血液流出ポートが設けられ、前記本体部の上部に血液流入ポートが設けられた貯血槽と、
    ガス流路と血液を交差させてガス交換を行うための血液流路を有し、前記貯血槽と連結された人工肺と、
    請求項1または2に記載の医療用装置の連結具とを備え、
    前記貯血槽の前記血液流出ポートを血液ポンプを介して前記人工肺の前記血液流路の流入側に接続して用いるように構成され、
    前記連結具は、前記貯血槽を前記医療用主装置とし、前記人工肺を前記医療用副装置として相互に連結し、
    前記連結具の前記第1嵌合部と結合する前記貯血槽の前記結合部は、前記本体部の底面の前記貯血室から隔たった位置に下方に突出して設けられ、
    前記第2嵌合部と結合する前記人工肺の前記結合部は、前記人工肺の上部に設けられ、
    前記第1及び第2嵌合部の前記回転中心軸は、前記貯血槽の上下方向に延びている体外循環血液処理装置。
  8. 本体部の底面の中心から外れた一部が下方に突出した貯血室を有し、前記貯血室の下端に血液流出ポートが設けられ、前記本体部の上部に血液流入ポートが設けられた貯血槽と、
    請求項1または2に記載の医療用装置の連結具とを備え、
    前記連結具は、前記貯血槽を前記医療用主装置として、前記貯血槽に対して前記第1嵌合部において結合され、
    前記連結具の前記第1嵌合部と結合する前記貯血槽の前記結合部は、前記本体部の底面の前記貯血室から隔たった位置に下方に突出して設けられ、
    前記第1嵌合部の前記回転中心軸は、前記貯血槽の上下方向に延びている貯血槽ユニット。
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