JP2013126456A - マッサージ機 - Google Patents
マッサージ機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013126456A JP2013126456A JP2011276404A JP2011276404A JP2013126456A JP 2013126456 A JP2013126456 A JP 2013126456A JP 2011276404 A JP2011276404 A JP 2011276404A JP 2011276404 A JP2011276404 A JP 2011276404A JP 2013126456 A JP2013126456 A JP 2013126456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power transmission
- coils
- transmission side
- kneading balls
- treatment element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Massaging Devices (AREA)
Abstract
【課題】施療子自体が温かいマッサージ機を提供する。
【解決手段】揉み玉23が固定される固定軸24には、揉み玉23を通過する磁場を変化させるための複数の送電側コイル30a〜30dが設けられ、その送電側コイル30a〜30dに通電される電流は、制御部によって個別に制御される。また、揉み玉23(押圧部32)は、導電体が混入された弾性体よりなる。これにより、揉み玉23自体が磁場の変化に基づき発熱する発熱手段として構成され、送電側コイル30a〜30dへの通電により生じる揉み玉23の磁場変化によって揉み玉23が温められる。
【選択図】図3
【解決手段】揉み玉23が固定される固定軸24には、揉み玉23を通過する磁場を変化させるための複数の送電側コイル30a〜30dが設けられ、その送電側コイル30a〜30dに通電される電流は、制御部によって個別に制御される。また、揉み玉23(押圧部32)は、導電体が混入された弾性体よりなる。これにより、揉み玉23自体が磁場の変化に基づき発熱する発熱手段として構成され、送電側コイル30a〜30dへの通電により生じる揉み玉23の磁場変化によって揉み玉23が温められる。
【選択図】図3
Description
本発明は、使用者の身体を押圧する施療子を備えるマッサージ機に関するものである。
従来、例えば背もたれ部に施療子としての揉み玉を有するマッサージ機構を組み込んだ椅子型のマッサージ機は、背中のつぼや経絡に揉み玉を当てて所定の動作をさせ、血行を促進させることで肩や背中の凝りを解消させるものである。これらのマッサージ機は、従来より提案されており、一般家庭・公的施設等にも多く普及している。
また、近年のマッサージ機では、マッサージ機構に熱源を収容する熱伝達手段を設けることで揉み玉の押圧動作によるマッサージに加えて温熱療法を行うものが開発されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、このマッサージ機では、揉み玉が取り付けられるケース等を温めてそのケースを押し当てることにより身体を温めるように構成されており、揉み玉の押圧部が直接温かくなるものではなかった。このため、温めた箇所をマッサージするわけではなく、温めた箇所の周りをマッサージすることとなり、温めながらマッサージする際と比較してマッサージ効果が劣っていた。つまり、このマッサージ機では、温かい人間の手でマッサージする際のマッサージ効果と、同等のマッサージ効果を得られるものではなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、施療子自体が温かいマッサージ機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のマッサージ機は、施療子を動作させて使用者の身体に押圧力を付与するマッサージ機において、前記施療子を支持する支持部材には、前記施療子を通過する磁場を変化させるための複数のコイルが設けられ、複数の前記コイルに通電する電流を個別に制御するための制御部を有し、前記施療子は、磁場の変化に基づき発熱する発熱手段を備え、前記コイルへの通電により生じる前記施療子の磁場変化によって前記発熱手段を発熱させて前記施療子を温めることを特徴とする。
上記構成において、前記施療子は、導電性を有する弾性体よりなることが望ましい。
上記構成において、前記支持部材は、前記施療子に挿入された軸形状をなし、複数の前記コイルは、前記支持部材の周方向に並設されていることが望ましい。
上記構成において、前記支持部材は、前記施療子に挿入された軸形状をなし、複数の前記コイルは、前記支持部材の周方向に並設されていることが望ましい。
上記構成において、前記支持部材は、前記施療子に挿入された軸形状をなし、複数の前記コイルは、前記支持部材の軸方向に並設されていることが望ましい。
上記構成において、前記施療子は、前記支持部材により回転可能に支持されていることが望ましい。
上記構成において、前記施療子は、前記支持部材により回転可能に支持されていることが望ましい。
本発明によれば、施療子自体が温かいマッサージ機を提供することができる。
(第1実施形態)
図1を参照して、本実施形態のマッサージ機10の全体構成について説明する。なお、マッサージ機10の正面視かつ幅方向を幅方向Xとする。また、背もたれ部13の正面視かつ高さ方向を上下方向Yとする。
図1を参照して、本実施形態のマッサージ機10の全体構成について説明する。なお、マッサージ機10の正面視かつ幅方向を幅方向Xとする。また、背もたれ部13の正面視かつ高さ方向を上下方向Yとする。
図1に示すように、マッサージ機10の脚部11は図示しない床面に載置されるとともに、その脚部11の上部には使用者が着座可能な座部12が固定されている。その座部12の後部には、使用者が背中をもたれ掛けさせるための背もたれ部13が傾動可能に設けられるとともに、座部12の前部には使用者の脚を載せることができるオットマン14が傾動可能に設けられている。また、使用者の腕を置くための肘掛け部15が背もたれ部13から座部12の両側前方にかけて設けられている。また、背もたれ部13の側面には使用者によるマッサージ機10の各部を操作可能なコントローラ16が設けられている。
背もたれ部13は、背もたれ部本体13aと、この背もたれ部本体13aの前面を覆うカバー部13bとで構成される。背もたれ部本体13aは、前面が開口された硬質樹脂材料からなる図示しない本体ケース内に、背もたれ部13の上下方向に沿って図示しないガイドレールが設けられる。そして、背もたれ部本体13aには、このガイドレールに沿って上下方向に移動可能にマッサージ機構20が組み付けられている。マッサージ機構20には、図示しない各種駆動モータが備えられるとともに、これら各種駆動モータの駆動によってマッサージ機構20の上下動や、このマッサージ機構20に備えられる一対の施療装置21による所定の施療動作が行われるようになっている。
マッサージ機10は、使用者による操作が可能なコントローラ16を備えている。また、マッサージ機10は、図2に示すように、制御部17を備えている。コントローラ16は、使用者の操作に基づく操作信号を制御部17に出力し、制御部17は、制御部17はコントローラ16からの操作信号に基づいてマッサージ機構20の上下動や施療動作を制御する。
図3(a)(b)に示すように、一対の施療装置21(1つのみ図示)は、それぞれアーム22と、アーム22に取付けられ、身体をマッサージする施療子としての揉み玉23とを有している。詳しく説明すると、アーム22の先端には、幅方向Xの内側に向かって円柱状の固定軸24が突出するように設けられている。この固定軸24に揉み玉23が回転可能に固定されている。具体的には、固定軸24には、揉み玉23の幅方向外側への移動を規制する第1軸受25と、揉み玉23の幅方向内側への移動を規制する第2軸受26が取り付けられる。そして、固定軸24には、幅方向Xにおいて、外側から順番に第1軸受25、揉み玉23、第2軸受26が配置され、ネジなどにより第2軸受26が固定軸24に固定される。これにより、第1軸受25及び第2軸受26は、揉み玉23が幅方向Xにおいて位置がずれないように揉み玉23を挟持する。すなわち、揉み玉23は、幅方向への移動が規制されると共に、回転可能に固定軸24に固定される。
また、固定軸24は、第1軸受25及び第2軸受26の幅方向内側にそれぞれ設けられた円板状のフランジ部24aと、フランジ部24a間に架設された4つの支持部24b(図3(a)では2つのみ図示)とを備えている。支持部24bは、固定軸24の周方向等間隔(本実施形態では90度間隔)に設けられている。4つの支持部24bには、4つの送電側コイル30a,30b,30c,30dがそれぞれ支持されている(図3(a)では送電側コイル30a,30cのみ図示)。この支持部24b及び送電側コイル30a〜30dは、揉み玉23の内側に配置されている。
4つの送電側コイル30a〜30dは、固定軸24の周方向において等間隔に設けられている。また、固定軸24の中心軸線から各送電側コイル30a〜30dの中心軸線までの距離は等しく設定されている。すなわち、固定軸24の径方向において、各送電側コイル30a〜30dから揉み玉23までの距離は等しくなっている。なお、各送電側コイル30a〜30dの幅方向Xの長さ及び巻数は等しく設定されている。各送電側コイル30a〜30dは、図示しない電源と接続されており、それぞれ個別に交流電流が流れるようになっている。制御部17は、コントローラ16からの操作信号に基づき、送電側コイル30a〜30dに通電する交流電流を個別に制御する。
揉み玉23は、円筒形状に形成されている取付部31と、取付部31の外周を覆うように円筒形状に形成されている押圧部32により構成されている。取付部31は、非導電体であり、かつ、非弾性体の樹脂などで形成されている。押圧部32は、その内径が取付部31の外径と同じとなるように形成されており、接着などにより固定されている。そして、押圧部32は、カーボンブラックや鉄粉、銀粉などの導電体が混入されたゴムなどの弾性体により構成されている。つまり、本実施形態において、押圧部32は、導電性を有している。なお、押圧部32の外周面には、弾性体のみで構成されていることが好ましい。そして、押圧部32は、送電側コイル30a〜30dに交流電流が流された際、送電側コイル30a〜30dにより変化される磁場(磁束)が通過する位置に配置されている。なお、図3(a)(b)では、導電体の粒子を白丸「○」にて模式的に図示している。
次に、施療装置21の作用について説明する。
コントローラ16が操作されて操作信号が制御部17に出力されると、制御部17はマッサージ機構20を動作させて施療装置21に施療動作をさせる。このとき、例えば、施療装置21が使用者の肩を施療する場合には、制御部17は、図4(b)に示すように、押圧部32の肩と接触する箇所を部分的に温めるべく、4つの送電側コイル30a〜30dのうちの2つの送電側コイル30a,30bに交流電流を通電させる。送電側コイル30a,30bに交流電流が流れると、送電側コイル30a,30bを通過する磁束密度(磁場)が変化する(図4(a)参照)。すなわち、押圧部32において送電側コイル30a,30b側の部位を通過する磁束密度(磁場)が変化する。すると、押圧部32の送電側コイル30a,30b側の部位の内部で、混入された導電体に渦電流が発生し、電気抵抗によるジュール熱が発生する。これにより、図4(b)に示すように、押圧部32の送電側コイル30a,30b側の部位が自己発熱する。そして、この押圧部32の発熱部位で使用者の肩が施療されると、マッサージ効果及び温熱効果を使用者に与えることができるようになっている。
コントローラ16が操作されて操作信号が制御部17に出力されると、制御部17はマッサージ機構20を動作させて施療装置21に施療動作をさせる。このとき、例えば、施療装置21が使用者の肩を施療する場合には、制御部17は、図4(b)に示すように、押圧部32の肩と接触する箇所を部分的に温めるべく、4つの送電側コイル30a〜30dのうちの2つの送電側コイル30a,30bに交流電流を通電させる。送電側コイル30a,30bに交流電流が流れると、送電側コイル30a,30bを通過する磁束密度(磁場)が変化する(図4(a)参照)。すなわち、押圧部32において送電側コイル30a,30b側の部位を通過する磁束密度(磁場)が変化する。すると、押圧部32の送電側コイル30a,30b側の部位の内部で、混入された導電体に渦電流が発生し、電気抵抗によるジュール熱が発生する。これにより、図4(b)に示すように、押圧部32の送電側コイル30a,30b側の部位が自己発熱する。そして、この押圧部32の発熱部位で使用者の肩が施療されると、マッサージ効果及び温熱効果を使用者に与えることができるようになっている。
次に、背中などの比較的広い箇所を施療装置21が施療する場合について説明する。この場合、制御部17は、図5に示すように、マッサージ機構20を背中に沿って上下方向Yに動作させるとともに、施療装置21に施療動作をさせる。このとき、揉み玉23は施療箇所との摩擦によって固定軸24の周方向に回転し、使用者の背中を転がるような施療動作となる。
ここで、コントローラ16には、0(OFF)から4までの五段階の温度設定を選択可能な温度調節ボタン(図示略)が備えられており、例えば温度設定「2」が選択されている場合、制御部17は、4つの送電側コイル30a〜30dのうちの2つの送電側コイル30a,30bに交流電流を通電させる。すると、前述のように、磁場変化の作用によって押圧部32の送電側コイル30a,30b側の部位が自己発熱する。この押圧部32が部分的に温められた状態(発熱初期の段階)で、押圧部32が背中を転がると、押圧部32の発熱部分と非発熱部分とが背中に交互に接触することとなる。これにより、温度変化を使用者に感じさせることができ、その温度変化が刺激となって温熱療法の効果向上に寄与できるようになっている。
この背中への施療動作では、施療装置21で回転するのは揉み玉23のみで、固定軸24及び各送電側コイル30a〜30dは回転しない。そのため、上記の背中への施療動作がしばらく継続されると、送電側コイル30a〜30dに対する揉み玉23の回転位置の変化によって、図6に示すように、押圧部32が周方向全体に亘って温められる。すなわち、押圧部32の温度が周方向に平均化される。
この平均化されたときの押圧部32の温度は、通電される送電側コイル30a〜30dの個数によって変化する。つまり、制御部17は、コントローラ16の温度調節ボタンの操作に基づき、通電する送電側コイル30a〜30dの個数を変える。本実施形態では、通電する送電側コイル30a〜30dの個数は、温度設定「1」のとき1つ、温度設定「2」のとき2つ、温度設定「3」のとき3つ、そして、温度設定「4」のとき4つとなっている。また、温度設定「0」(OFF)の場合には、制御部17は、送電側コイル30a〜30dに通電しないように制御する。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)揉み玉23を支持する固定軸24には、揉み玉23を通過する磁場を変化させるための送電側コイル30a〜30dが設けられる。揉み玉23(押圧部32)は、導電体が混入された弾性体よりなる。これにより、揉み玉23自体が磁場の変化に基づき発熱する発熱手段として構成され、送電側コイル30a〜30dへの通電により生じる揉み玉23の磁場変化によって揉み玉23が直接的に温められる。そして、この状態で、マッサージ機構20を動作させることにより、温められた揉み玉23で使用者の身体を押圧(マッサージ)することができる。このように、揉み玉23自体を温めることで、使用者の身体において温める箇所と施療箇所とが一致するため、施療箇所に対して温めながらマッサージすることができ、マッサージ効果を高めることができる。また、人の手で温めながらマッサージするように感じさせることができ、心地よさを一層増加させることができる。
(1)揉み玉23を支持する固定軸24には、揉み玉23を通過する磁場を変化させるための送電側コイル30a〜30dが設けられる。揉み玉23(押圧部32)は、導電体が混入された弾性体よりなる。これにより、揉み玉23自体が磁場の変化に基づき発熱する発熱手段として構成され、送電側コイル30a〜30dへの通電により生じる揉み玉23の磁場変化によって揉み玉23が直接的に温められる。そして、この状態で、マッサージ機構20を動作させることにより、温められた揉み玉23で使用者の身体を押圧(マッサージ)することができる。このように、揉み玉23自体を温めることで、使用者の身体において温める箇所と施療箇所とが一致するため、施療箇所に対して温めながらマッサージすることができ、マッサージ効果を高めることができる。また、人の手で温めながらマッサージするように感じさせることができ、心地よさを一層増加させることができる。
また、揉み玉23を通過する磁場を変化させるための送電側コイル30a〜30dは複数設けられ、その送電側コイル30a〜30dに通電される電流は、制御部17によって個別に制御される。このため、複数の送電側コイル30a〜30dに選択的に通電することで揉み玉23を部分的に温めたり、またはコイル30a〜30d毎に通電する電流値を異ならせることで揉み玉23に温度勾配をもたせたり、また、各送電側コイル30a〜30dに通電して揉み玉23全体を温めたりといった揉み玉23の多様な温め方が可能となる。
(2)揉み玉23(押圧部32)は、導電性を有する弾性体よりなる。これにより、揉み玉23を弾性体とすることで施療箇所に対する押圧力を適切なものとしつつも、揉み玉23自体に導電性をもたせることで揉み玉23を自己発熱させることができる。このように、揉み玉23を自己発熱させることで、送電側コイル30a〜30dの通電から揉み玉23が温まるまでの時間を少なく抑えることが可能となるため、揉み玉23の温度制御が容易となる。
(3)支持部材としての固定軸24は揉み玉23に挿入された軸形状をなし、複数の送電側コイル30a〜30dは固定軸24の周方向に沿って並設される。これにより、揉み玉23を周方向(回転方向)において部分的に温めることが可能となる。このため、例えば、使用者の肩を施療する場合に、揉み玉23の肩と接触する部位のみを部分的に温めるように送電側コイル30a〜30dの通電制御を行うことで、消費電力を少なく抑えることが可能となり、省電力化に貢献できる。
(4)揉み玉23は、固定軸24により回転可能に支持されるため、揉み玉23を使用者の身体に当接させた状態でマッサージ機構20を上下移動させることで、揉み玉23が身体に沿って転がるようにすることができる。
(5)揉み玉23が固定軸24に回転可能に支持された構成に併せて、本実施形態では、複数の送電側コイル30a〜30dが固定軸24の周方向に沿って並設される。これにより、揉み玉23が周方向において部分的に温かい状態では、揉み玉23の発熱部分と非発熱部分とが使用者の身体に交互に当接することとなる。このため、温度変化を使用者に感じさせることができ、その温度変化が刺激となって温熱療法の効果向上に寄与できる。
また、揉み玉23の回転状態がしばらく続くと、揉み玉23の温度が周方向に平均化され、その結果、揉み玉23が周方向全体に温められる。つまり、揉み玉23の回転を利用することで、揉み玉23を周方向全体に温めることが可能となる。これにより、送電側コイル30a〜30dに通電する電流値を制御するといった複雑な制御を制御部17にさせることなく、通電する送電側コイル30a〜30dの個数の制御によって周方向全体に温まる揉み玉23の温度を変化させることができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
本実施形態の揉み玉41は、図7及び図8に示すように、円筒形状に形成されている熱源部42と、熱源部42の外周を覆うように円筒形状に形成されている押圧部43により構成されている。熱源部42は、鉄などの導電体により構成されている。また、熱源部42は、その内径が固定軸24の外径よりも大きく形成され、送電側コイル30a〜30dの外周を覆うように構成されている。この熱源部42は、送電側コイル30a〜30dに交流電流が流された際、送電側コイル30a〜30dにより変化される磁場(磁束)が通過する位置に配置されている。
一方、押圧部43は、その内径が熱源部42の外径と同じとなるように形成されており、ゴムなどの弾性体により構成されている。そして、押圧部43は、熱源部42の外径に密接した状態で接着固定されており、熱源部42から熱が伝わるように構成されている。なお、本実施形態において、押圧部43は、非導電体となっている。
次に、本実施形態の揉み玉41の作用について図9に基づき説明する。
制御部17の制御に基づき送電側コイル30a〜30dに交流電流が流れると、熱源部42を通過する磁束密度(磁場)が変化する。これにより、熱源部42の中で、渦電流が発生し、電気抵抗によるジュール熱が発生する。すなわち、金属製の熱源部42が、自己発熱する。熱源部42が発熱すると、それが押圧部43に伝わり、揉み玉41が温かくなる。送電側コイル30a〜30dに対する通電制御については、上記第1実施形態と同様である。本実施形態によっても、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。なお、この例では、熱源部42が円筒形状(固定軸24の周方向において連続する形状)をなしているが、特にこれに限定されるものではない。例えば、4つの送電側コイル30a〜30dとそれぞれ対をなすように4分割された構成としてもよい。
制御部17の制御に基づき送電側コイル30a〜30dに交流電流が流れると、熱源部42を通過する磁束密度(磁場)が変化する。これにより、熱源部42の中で、渦電流が発生し、電気抵抗によるジュール熱が発生する。すなわち、金属製の熱源部42が、自己発熱する。熱源部42が発熱すると、それが押圧部43に伝わり、揉み玉41が温かくなる。送電側コイル30a〜30dに対する通電制御については、上記第1実施形態と同様である。本実施形態によっても、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。なお、この例では、熱源部42が円筒形状(固定軸24の周方向において連続する形状)をなしているが、特にこれに限定されるものではない。例えば、4つの送電側コイル30a〜30dとそれぞれ対をなすように4分割された構成としてもよい。
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
以下、本発明を具体化した第3実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
本実施形態の揉み玉51は、図10及び図11に示すように、円筒形状に形成されている熱源部52と、熱源部52を覆うように円筒形状に形成されている押圧部53により構成されている。熱源部52は、その内径が固定軸24の外径よりも大きく形成されており、樹脂などにより構成されている。この熱源部52には、4つの送電側コイル30a〜30dにそれぞれ対応する4つの発熱部54が埋設されている。各発熱部54は、固定軸24の径方向において各送電側コイル30a〜30dと並ぶように配置されている。
各発熱部54は、受電側コイル54aとその受電側コイル54aに接続されたヒータ54bとからなる。ヒータ54bとしては、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータなどが用いられている。受電側コイル54a及びヒータ54bは、熱源部52において、固定軸24の周方向にほぼ等間隔となるように配置されている。また、受電側コイル54aと送電側コイル30a〜30dとはそれぞれ、固定軸24の径方向に並んでいる。また、固定軸24の径方向において、固定軸24の中心軸線から受電側コイル54aまでの距離はいずれも同じに設定されている。また、ヒータ54bは、熱源部52の外周近辺に配置されている。また、受電側コイル54aは、熱源部52において、送電側コイル30a〜30dに交流電流が流された際、送電側コイル30a〜30dにより変化される磁場(磁束)が通過する位置に配置されている。
押圧部53は、その内径が熱源部52の外径よりも大きく形成されており、ゴムなどの弾性体により構成されている。また、熱源部52の外径に密接した状態で固定されており、熱源部52から熱が伝わるように構成されている。
次に、本実施形態の施療装置21の作用について図12に基づき説明する。
制御部17の制御に基づき送電側コイル30a〜30dに交流電流が流れると、受電側コイル54aを通過する磁束密度(磁場)が変化する。これにより、受電側コイル54aに電磁誘導により誘導電流が流れ(誘導起電力が生じ)、ヒータ54bに電流が流れる(電圧が印可される)。従って、ヒータ54bが発熱する。ヒータ54bが発熱すると、熱源部52が温まり、それが押圧部53に伝わる。従って、揉み玉51が温かくなる。送電側コイル30a〜30dに対する通電制御については、上記第1実施形態と同様である。本実施形態によっても、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
制御部17の制御に基づき送電側コイル30a〜30dに交流電流が流れると、受電側コイル54aを通過する磁束密度(磁場)が変化する。これにより、受電側コイル54aに電磁誘導により誘導電流が流れ(誘導起電力が生じ)、ヒータ54bに電流が流れる(電圧が印可される)。従って、ヒータ54bが発熱する。ヒータ54bが発熱すると、熱源部52が温まり、それが押圧部53に伝わる。従って、揉み玉51が温かくなる。送電側コイル30a〜30dに対する通電制御については、上記第1実施形態と同様である。本実施形態によっても、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
以下、本発明を具体化した第4実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
以下、本発明を具体化した第4実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
図13及び図14に示すように、固定軸24のフランジ部24a間には、1つの支持部24cが架設されている。その支持部24cには、2つの送電側コイル60a,60bが固定軸24の軸方向に並ぶように支持されている。送電側コイル60a,60bは、揉み玉23の内側に配置されるとともに、送電側コイル60a,60bの中心軸線は、固定軸24の中心軸線と一致するように構成されている。また、各送電側コイル60a,60bの幅方向Xの長さ及び巻数は等しく設定されている。この各送電側コイル60a,60bは、図示しない電源と接続されており、それぞれ個別に交流電流が流れるようになっている。制御部17は、コントローラ16からの操作信号に基づき、送電側コイル30a〜30dに通電する交流電流を個別に制御する。
次に、本実施形態の施療装置21の作用について説明する。
コントローラ16が操作されて操作信号が制御部17に出力されると、制御部17はマッサージ機構20を動作させて施療装置21に施療動作をさせる。このとき、例えば、施療装置21が使用者の首を挟むように施療する場合には、制御部17は、図15に示すように、押圧部32において首と接触する箇所を部分的に温めるべく、2つの送電側コイル60a,60bのうちの幅方向内側の送電側コイル60bに交流電流を通電させる。送電側コイル60bに交流電流が流れると、送電側コイル60bを通過する磁束密度(磁場)が変化する。すなわち、押圧部32において幅方向内側の部位(送電側コイル60b側の部位)を通過する磁束密度(磁場)が変化する。すると、押圧部32の幅方向内側の部位の内部で、混入された導電体に渦電流が発生し、電気抵抗によるジュール熱が発生する。これにより、押圧部32の幅方向内側の部位が周方向全体に亘って自己発熱する。そして、この押圧部32の幅方向内側の発熱部位で使用者の首が施療(挟みマッサージ)されると、マッサージ効果及び温熱効果を使用者に与えることができるようになっている。
コントローラ16が操作されて操作信号が制御部17に出力されると、制御部17はマッサージ機構20を動作させて施療装置21に施療動作をさせる。このとき、例えば、施療装置21が使用者の首を挟むように施療する場合には、制御部17は、図15に示すように、押圧部32において首と接触する箇所を部分的に温めるべく、2つの送電側コイル60a,60bのうちの幅方向内側の送電側コイル60bに交流電流を通電させる。送電側コイル60bに交流電流が流れると、送電側コイル60bを通過する磁束密度(磁場)が変化する。すなわち、押圧部32において幅方向内側の部位(送電側コイル60b側の部位)を通過する磁束密度(磁場)が変化する。すると、押圧部32の幅方向内側の部位の内部で、混入された導電体に渦電流が発生し、電気抵抗によるジュール熱が発生する。これにより、押圧部32の幅方向内側の部位が周方向全体に亘って自己発熱する。そして、この押圧部32の幅方向内側の発熱部位で使用者の首が施療(挟みマッサージ)されると、マッサージ効果及び温熱効果を使用者に与えることができるようになっている。
以上詳述したように、本実施形態は、第1実施形態の効果(1)(2)(4)に加えて、以下の効果を有する。
(6)複数の送電側コイル60a,60bが固定軸24の軸方向(幅方向X)に並設されるため、揉み玉23の幅方向Xにおいて温度勾配をつけることが可能となり、その結果、揉み玉23のより多様な温め方が可能となる。
(6)複数の送電側コイル60a,60bが固定軸24の軸方向(幅方向X)に並設されるため、揉み玉23の幅方向Xにおいて温度勾配をつけることが可能となり、その結果、揉み玉23のより多様な温め方が可能となる。
なお、本発明の各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1実施形態では、送電側コイル30a〜30dが固定軸24の周方向において等間隔に設けられたが、特にこれに限らず、不等間隔に設けてもよい。
・上記第1実施形態では、送電側コイル30a〜30dが固定軸24の周方向において等間隔に設けられたが、特にこれに限らず、不等間隔に設けてもよい。
・上記第1実施形態では、通電する送電側コイル30a〜30dの個数を変えることによって揉み玉23の温度を調節したが、これ以外に例えば、送電側コイル30a〜30dに通電する電流値を変化させることによって揉み玉23の温度を調節してもよい。
・上記第1実施形態において、揉み玉23の回転に合わせて送電側コイル30a〜30dに対して固定軸24の周方向に順に通電させるように制御してもよい。この制御によれば、揉み玉23の回転時に温度が平均化されず、揉み玉23が周方向に部分的に温められた状態が回転時においても維持される。
・上記第1実施形態において、各送電側コイル30a〜30dに対して等しい電流値の電流を通電して、押圧部32全体を温めるように制御してもよい。
・上記第1〜第3実施形態では送電側コイル30a〜30dを4つ、上記第4実施形態では送電側コイル60a,60bを2つ設けたが、これに特に限定されるものではなく、2つ以上であれば構成に応じて適宜変更してもよい。
・上記第1〜第3実施形態では送電側コイル30a〜30dを4つ、上記第4実施形態では送電側コイル60a,60bを2つ設けたが、これに特に限定されるものではなく、2つ以上であれば構成に応じて適宜変更してもよい。
・上記第1及び第4実施形態において、押圧部32に混入する導電体の密度を外周側ほど高くしてもよい。この構成によれば、押圧部32の外周側を温めやすくすることができる。
・上記第1実施形態と上記第4実施形態とを併せた構成、すなわち、複数の送電側コイルが固定軸24の周方向及び軸方向に並ぶ構成としてもよい。この構成によれば、揉み玉23のより多様な温め方が可能となる。
・上記第3実施形態において、発熱部54を押圧部53に埋め込んでも良い。
・上記第3実施形態では、発熱部54は送電側コイル30a〜30dにそれぞれ対応して4つ設けられたが、これ以外に例えば、これに特に限定されるものではなく、発熱部54の個数は適宜変更してもよい。
・上記第3実施形態では、発熱部54は送電側コイル30a〜30dにそれぞれ対応して4つ設けられたが、これ以外に例えば、これに特に限定されるものではなく、発熱部54の個数は適宜変更してもよい。
・上記各実施形態では、押圧部32(押圧部43、押圧部53)は、取付部31(熱源部42、熱源部52)の外周に接着により固定されたが、これ以外に例えば、押圧部32(押圧部43、押圧部53)と取付部31(熱源部42、熱源部52)とを一体成形する構成としてもよい。
・上記各実施形態では、揉み玉23,41,51が固定軸24によって回転可能に支持される構成としたが、これに特に限定されるものではなく、揉み玉23,41,51を固定軸24に対して回転不能に固定してもよい。
・上記各実施形態において、押圧部32,43,53は、弾性体でなくてもよい。
・上記各実施形態では、椅子型のマッサージ機を採用したが、ベッド型、ハンディ型、着用型のマッサージ機を採用しても良い。
・上記各実施形態では、椅子型のマッサージ機を採用したが、ベッド型、ハンディ型、着用型のマッサージ機を採用しても良い。
10…マッサージ機、17…制御部、20…マッサージ機構、21…施療装置、22…アーム、23,41,51…揉み玉(施療子)、24…固定軸(支持部材)、30a〜30d…送電側コイル(コイル)、32…押圧部(発熱手段)、42,52…熱源部(発熱手段)。
Claims (5)
- 施療子を動作させて使用者の身体に押圧力を付与するマッサージ機において、
前記施療子を支持する支持部材には、前記施療子を通過する磁場を変化させるための複数のコイルが設けられ、
複数の前記コイルに通電する電流を個別に制御するための制御部を有し、
前記施療子は、磁場の変化に基づき発熱する発熱手段を備え、
前記コイルへの通電により生じる前記施療子の磁場変化によって前記発熱手段を発熱させて前記施療子を温めることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1に記載のマッサージ機において、
前記施療子は、導電性を有する弾性体よりなることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1又は2に記載のマッサージ機において、
前記支持部材は、前記施療子に挿入された軸形状をなし、
複数の前記コイルは、前記支持部材の周方向に並設されていることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のマッサージ機において、
前記支持部材は、前記施療子に挿入された軸形状をなし、
複数の前記コイルは、前記支持部材の軸方向に並設されていることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のマッサージ機において、
前記施療子は、前記支持部材により回転可能に支持されていることを特徴とするマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011276404A JP2013126456A (ja) | 2011-12-16 | 2011-12-16 | マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011276404A JP2013126456A (ja) | 2011-12-16 | 2011-12-16 | マッサージ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013126456A true JP2013126456A (ja) | 2013-06-27 |
Family
ID=48777361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011276404A Pending JP2013126456A (ja) | 2011-12-16 | 2011-12-16 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013126456A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108969331A (zh) * | 2018-07-10 | 2018-12-11 | 庄秋瑶 | 智能仿生电动按摩器 |
WO2022114525A1 (ko) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 주식회사 세라젬 | 가압 모듈 및 이를 포함하는 온열 치료기 |
CN114747914A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-07-15 | 石家庄学院 | 一种可逆感温式资料展示自整合体控件 |
WO2024049250A1 (ko) * | 2022-09-01 | 2024-03-07 | 주식회사 세라젬 | 유도 가열 방식이 적용된 가압 모듈 및 이를 포함하는 온열 치료기 |
-
2011
- 2011-12-16 JP JP2011276404A patent/JP2013126456A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108969331A (zh) * | 2018-07-10 | 2018-12-11 | 庄秋瑶 | 智能仿生电动按摩器 |
CN108969331B (zh) * | 2018-07-10 | 2020-12-11 | 胡佳威 | 智能仿生电动按摩器 |
WO2022114525A1 (ko) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 주식회사 세라젬 | 가압 모듈 및 이를 포함하는 온열 치료기 |
KR20220076554A (ko) * | 2020-11-30 | 2022-06-08 | 주식회사 세라젬 | 가압 모듈 및 이를 포함하는 온열 치료기 |
KR102540506B1 (ko) * | 2020-11-30 | 2023-06-08 | 주식회사 세라젬 | 가압 모듈 및 이를 포함하는 온열 치료기 |
CN114747914A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-07-15 | 石家庄学院 | 一种可逆感温式资料展示自整合体控件 |
WO2024049250A1 (ko) * | 2022-09-01 | 2024-03-07 | 주식회사 세라젬 | 유도 가열 방식이 적용된 가압 모듈 및 이를 포함하는 온열 치료기 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5853172B2 (ja) | マッサージ機 | |
JP2013126456A (ja) | マッサージ機 | |
JP5232113B2 (ja) | マッサージ機 | |
CN201012161Y (zh) | 一种电动颈椎按摩枕头 | |
JP5205406B2 (ja) | マッサージ機 | |
JP2005102919A (ja) | 椅子型マッサージ機 | |
JP2012148007A (ja) | シートヒータ | |
KR20120116607A (ko) | 온열기와 이를 구비하는 기능성 침대 및 온열기의 제어방법 | |
CN212415242U (zh) | 一种具有按摩功能的座椅 | |
JP5313822B2 (ja) | マッサージ機 | |
CN110191696B (zh) | 包括单独发热体的用于按摩椅的发热组件和包括该发热组件的按摩椅 | |
JP2014033860A (ja) | マッサージ機 | |
KR20170112910A (ko) | 별도의 발열체를 구비한 안마의자용 발열 조립체 | |
KR19990064538A (ko) | 복합 물리치료용 의자 | |
JP2014079368A (ja) | マッサージ装置 | |
KR200308303Y1 (ko) | 지압기능을 갖는 의자 | |
CN104188782A (zh) | 电动血透析椅 | |
KR200380281Y1 (ko) | 침대용 다기능성 온열매트 | |
KR200243550Y1 (ko) | 온열치료기가 부설된 발걸이 | |
EP3512598A1 (en) | Support structure for the human body for magnetotherapy and sitting including the structure | |
JP2008136835A (ja) | 電位治療器 | |
CN107096133A (zh) | 温热理疗椅 | |
JP2011172641A (ja) | マッサージ機 | |
KR20180113731A (ko) | 안마볼과 독립적으로 구동되는 별도의 발열체를 구비하는 안마의자용 발열 조립체 | |
JP5330290B2 (ja) | マッサージ機 |