JP2013126005A - ヘッダ情報識別装置及びヘッダ情報識別方法 - Google Patents

ヘッダ情報識別装置及びヘッダ情報識別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッダ情報の検出に必要な演算量を削減すること。
【解決手段】受信信号のヘッダ情報のパターン毎に信号レプリカを記憶する記憶部を備え、受信信号を復号することなく受信信号のヘッダ情報を識別するヘッダ情報識別装置が、受信信号と信号レプリカとの相互相関値を算出し、相互相関値の高い信号レプリカに基づいて、受信信号のヘッダ情報を推定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、復調せずにヘッダ情報を識別する技術に関する。
IEEE802.11のようなパケット無線通信システムでは、パケットは、ヘッダ部とペイロード部とから構成される。そして、ヘッダ部の情報に基づいて、応答パケットの生成や、無線装置の動作を切り替えが行われる。応答パケットの生成時には、宛先アドレス、送信元アドレス、パケット種別等が取得され、対応する応答パケットが生成される。ヘッダ部及びペイロード部には、同様の変調が施されている。そのため、ヘッダ情報は、ペイロード部と同様に通常の復調動作により識別される。
ここで、フレキシブルワイヤレスのように複数の装置により受信パケットの信号処理を行うシステムでは、パケットのヘッダ部とペイロード部とがそれぞれ異なる装置で信号処理される。しかしながら、ペイロード部の復調とヘッダ情報の識別とを異なる装置で行う場合、ヘッダ情報を識別する無線装置の信号処理能力が不十分でヘッダ情報の識別に時間がかかってしまうおそれがある。この場合、応答パケットの生成を開始するのが遅れ、応答規定時間を満足することができなくなる。すなわち、ヘッダ部分の信号処理が遅れると、適切なタイミングで応答パケットを送信できなくなる。そのため、十分な信号処理能力を持たない無線装置で、応答規定時間を満足する時間内にヘッダ情報を識別する技術が求められる。
ところで、一般的にヘッダ部はペイロード部よりも短く、そのパターンは有限である。そのため、識別したいヘッダ部の全パターンの信号レプリカを予め記憶しておき、記憶したヘッダ部と同一のパターンの信号を検出することで、復調をせずに簡易な処理でヘッダ情報を識別することができる。これにより、復調するには不十分な処理能力しか持っていない無線装置であっても、ヘッダ情報の識別ができるようになる。
同一のパターンの信号を検出するためには、非特許文献1に示されるように、受信した信号と検出したい信号のレプリカとの相互相関を計算し、閾値判定を行うのが一般的である。この場合、ヘッダを復元する必要がないため、応答パケットを生成するのに要する時間が短くなる可能性がある。
図5は、従来技術による、ヘッダ情報を識別するためのヘッダ情報識別装置4の機能構成を示す概略ブロック図である。図5に示すように、ヘッダ情報識別装置4は、レプリカ記憶部401、複数の相互相関計算部402(402−1〜402−M)、相関値判定部403を備える。
レプリカ記憶部401は、識別したいヘッダ部の全パターンの信号レプリカを記憶している。相互相関計算部402−m(m=1、…、M;m及びMは整数)は、それぞれ受信信号と、レプリカ記憶部401が記憶しているm番目の信号レプリカとの相互相関値を計算する。相関値判定部403は、計算されたM個の相互相関値のうち、閾値を超えるものを検出し、対応するヘッダ情報を出力する。
次に、相互相関計算部402−mの動作について詳細に説明する。
受信信号をx(n)、レプリカ記憶部401によって記憶されたm番目のヘッダ部の信号レプリカをr(n)、ヘッダ部の長さをNとすると、時間tにおける相互相関値C(t)は、式1で計算される。
Figure 2013126005
守倉, 久保田, "802.11高速無線LAN教科書," インプレスR&D, p.218
しかしながら、上述した従来技術によるヘッダ情報識別装置4では、ヘッダ部の全パターンの信号レプリカとの相互相関を計算する必要があった。そのため、ヘッダ部が長いと、計算すべきパターンが増え、計算負荷が非常に高くなるという問題がある。
また、上述した従来技術によるヘッダ情報識別装置4では、パケットの位置(送信時間)が不明である。そのため、少しずつ時間をずらしながら、検出したい信号レプリカと受信信号との相互相関を計算する必要があり、計算負荷が高いという問題がある。
上記事情に鑑み、本発明は、ヘッダ情報の検出に必要な演算量を削減することができる技術を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、受信信号を復号することなく前記受信信号のヘッダ情報を識別するヘッダ情報識別装置であって、前記受信信号のヘッダ情報のパターン毎に信号レプリカを記憶する記憶部と、前記受信信号と前記信号レプリカとの相互相関値を算出する相互相関計算部と、前記相互相関値の高い前記信号レプリカに基づいて、前記受信信号のヘッダ情報を推定する相関値判定部と、を備えるヘッダ情報識別装置である。
本発明の一態様は、上記のヘッダ情報識別装置であって、前記相互相関計算部は、前記受信信号の先頭部分から複数のグループに分割し、先頭のグループから順に前記相互相関値を算出し、前記相関値判定部は、算出された前記相互相関値に基づいて、グループ毎にヘッダ情報を推定する。
本発明の一態様は、上記のヘッダ情報識別装置であって、前記相互相関計算部は、前記受信信号の前記ヘッダ情報が検出されている間のみを対象として前記相互相関値の算出を行う。
本発明の一態様は、上記のヘッダ情報識別装置であって、前記受信信号の伝搬路応答を推定する伝搬路推定部と、前記信号レプリカに対して、前記伝搬路応答に応じた補正を行うレプリカ補正部と、をさらに備え、前記相互相関計算部は、前記補正が行われた前記信号レプリカに基づいて前記相互相関値を算出する。
本発明の一態様は、受信信号のヘッダ情報のパターン毎に信号レプリカを記憶する記憶部を備え、前記受信信号を復号することなく前記受信信号のヘッダ情報を識別するヘッダ情報識別装置が、前記受信信号と前記信号レプリカとの相互相関値を算出する相互相関計算ステップと、前記相互相関値の高い前記信号レプリカに基づいて、前記受信信号のヘッダ情報を推定する相関値判定ステップと、を有するヘッダ情報識別方法である。
本発明の一態様は、上記のヘッダ情報識別方法であって、前記相互相関計算ステップにおいて、前記受信信号の先頭部分から複数のグループに分割し、先頭のグループから順に前記相互相関値を算出し、前記相関値判定ステップにおいて、算出された前記相互相関値に基づいて、グループ毎にヘッダ情報を推定する。
本発明の一態様は、上記のヘッダ情報識別方法であって、前記相互相関計算ステップにおいて、前記受信信号の前記ヘッダ情報が検出されている間のみを対象として前記相互相関値の算出を行う。
本発明の一態様は、上記のヘッダ情報識別方法であって、前記受信信号の伝搬路応答を推定する伝搬路推定ステップと、前記信号レプリカに対して、前記伝搬路応答に応じた補正を行うレプリカ補正ステップと、をさらに有し、前記相互相関計算ステップにおいて、前記補正が行われた前記信号レプリカに基づいて前記相互相関値を算出する。
本発明により、ヘッダ情報の検出に必要な演算量を削減することが可能となる。
本発明の第1実施形態によるヘッダ情報識別装置1の機能構成を示す概略ブロック図である。 第1実施形態のヘッダ情報識別装置1によるヘッダ情報を識別する動作例を示す概念図である。 本発明の第2実施形態によるヘッダ情報識別装置2の機能構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第3実施形態によるヘッダ情報識別装置3の機能構成を示す概略ブロック図である。 従来技術による、ヘッダ情報を識別するためのヘッダ情報識別装置4の機能構成を示す概略ブロック図である。
本発明では、受信した信号の先頭部分から順にパターンマッチングを行い、確からしいパターンのみを選択して、それ以降の処理を行う。このような処理によって、パターンマッチングの演算量を低減することが可能となる。
具体的には以下の通りである。レプリカ記憶部に記憶されたヘッダ部分のパターンと、受信信号のヘッダ部分のそれぞれとをグループ化する。先頭のグループから順に確からしい組合せのみについて相互相関値を算出する。そして、グループ毎に送信されたヘッダ情報を推定していく。このとき、一のグループで推定した組合せ以外のパターンについて、以降のパターンマッチングでは用いない。この結果、記憶されたヘッダ部分と受信信号のヘッダ部分との全ての組合せについてのパターンマッチングを行う必要がなくなる。そのため、演算量を低減することができる。
なお、相互相関値の算出において、受信信号の開始位置のみを対象に算出しても良い。このように構成されることによって、さらに演算量を低減することができる。また、記憶したパターンマッチング用の信号に、伝搬路における歪を付加しても良い。このように構成されることによって、検出精度を高くすることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態によるヘッダ情報識別装置1の機能構成を示す概略ブロック図である。ヘッダ情報識別装置1は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、ヘッダ情報識別プログラムを実行する。ヘッダ情報識別プログラムの実行によって、ヘッダ情報識別装置1は、レプリカ記憶部101、複数の情報要素選択部102(102−1〜102−K)、を備える装置として機能する。なお、ヘッダ情報識別装置1の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。ヘッダ情報識別プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。ヘッダ情報識別プログラムは、電気通信回線を介して送受信されても良い。
情報要素選択部102−k(k=1、…、K;k及びKは整数)は、各々、レプリカ選択部1021−k、複数の相互相関計算部1022(1022−1−k〜1022−M−k)、相関値判定部1023−kを備える。
レプリカ記憶部101は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。レプリカ記憶部101は、識別したいヘッダ部の全パターンの信号レプリカを記憶している。
情報要素選択部102−kは、前段の情報要素選択部102−(k−1)及びレプリカ記憶部101から入力された情報要素の中から、最も確からしいP個の情報要素を選択する。具体的には、情報要素選択部102−kは、入力された上位N+N+・・・Nk−1[bit]のPk−1個の情報要素を含む上位N+N+・・・N[bit]の全パターンの中から、最も確からしいP個の情報要素を選択する。そして、情報要素選択部102−kは、選択した情報要素を情報要素選択部102−(k+1)に出力する。ここで、Nは、k番目の情報要素選択部102−kが選択する情報要素の長さを表す。Pは、情報要素選択部102−(k+1)に出力する情報要素の個数を表す。
レプリカ選択部1021−kは、レプリカ記憶部101から入力された上位N+N+・・・Nk−1[bit]のPk−1個の情報要素を含む上位N+N+・・・N[bit]の全パターンの信号レプリカを選択する。そして、レプリカ選択部1021−kは、選択した信号レプリカを、相互相関計算部1022−1−k〜1022−M−kに出力する。なお、M=Pk−1×2^Nである。“a^b”という記載は、aのb乗を表す。
相互相関計算部1022−m−kは、各々、受信信号と、レプリカ記憶部101が記憶しているm番目の信号レプリカとの相互相関値を計算する。相関値判定部1023−kは、計算されたM個の相互相関値のうち、上位P個に対応する情報要素を検出する。そして、相関値判定部1023−kは、検出した情報要素を、次段の情報要素選択部102−(k+1)へ出力する。但し、相関値判定部1023−Kだけは、他の相関値判定部1023−1〜1023−(K−1)とは異なり、最も値の大きい相互相関値(以下、「最大相関値」という。)を選択し、閾値を超えるか否かを判定する。相関値判定部1023−Kは、最大相関値が閾値を超えている場合、最大相関値が算出された信号レプリカに対応するヘッダ情報をレプリカ記憶部101から読み出す。相関値判定部1023−Kは、読み出したヘッダ情報が、受信信号のヘッダ情報であると推定し、出力する。
次に、相互相関計算部1022−m−kの動作を数式を用いて詳細に説明する。受信信号をx(n)、レプリカ選択部1021−kで選択されたm番目のヘッダ部の信号レプリカをr(n)とすると、時間tにおける相互相関値Cm,k(t)は以下に示す式2で計算される。
Figure 2013126005
図2は、第1実施形態のヘッダ情報識別装置1によるヘッダ情報を識別する動作例を示す概念図である。ヘッダ部は、s〜sまで4つの2bit情報、計8bitで構成される。各情報要素選択部102−kは、対応する情報要素について、上位2つの情報要素のみを選択する。K=4、N=N=N=N=2、P=P=P=P=4である。
まず、情報要素選択部102−1は、上位2bitの全ての候補、すなわちs=1、2、3、4の全パターンの信号レプリカの相互相関値を計算する。そして、情報要素選択部102−1は、相互相関値の高い方から上位2パターンを選択し、情報要素選択部102−2に出力する。図2の例では、s=1、3が選択される。
情報要素選択部102−2は、情報要素選択部102−1から入力された2つの上位2bitの候補を含んだ上位4bitの候補、すなわちs=1、3、s=1、2、3、4の全パターンの信号レプリカの相互相関値を計算する。そして、情報要素選択部102−2は、上位2パターンを選択し、情報要素選択部102−3に出力する。図2の例では、[s,s]=[1,0]、[3,1]が選択される。
情報要素選択部102−3は、情報要素選択部102−2から入力された2つの上位4bitの候補を含んだ上位6bit全ての候補、すなわち[s1,]=[1,0]、[3,1]、s=1、2、3、4の全パターンの信号レプリカの相互相関値を計算する。そして、情報要素選択部102−3は、上位2パターンを選択し、情報要素選択部102−4に出力する。図2の例では、[s,s,s]=[1,0,0]、[1,0,3]が選択される。
情報要素選択部102−4は、情報要素選択部102−3から入力された2つの上位6bitの候補を含んだヘッダ部8bit全ての候補、すなわち[s,s,s]=[1,0,0]、[1,0,3]、s=1、2、3、4の全パターンの信号レプリカとの相互相関値を計算する。そして、情報要素選択部102−4は、最も相互相関値が高い候補を選択し、閾値を超えるか否か判定する。図2の例では、最終結果として[s,s,s,s]=[1,0,0,3]が得られる。
このように、ヘッダ部の先頭から徐々に候補を絞り込んでいくことで、相互相関計算の回数、すなわち相互相関計算部1022の数を減らすことができる。そのため、ヘッダ部が長い場合でも、計算負荷の増大を抑えることができる。例えば、上記の条件では、従来技術では、2^8=256個必要であった相互相関計算部1022を、4+8+8+8=28個に減らすことができる。すなわち、計算回数を256回から28回に減らすことが可能となった。
上述した第1実施形態によれば、情報要素選択部102を多段構成とし、ヘッダ部の先頭の情報要素から徐々に候補を絞り込んでいくことで、相互相関計算の回数(相互相関計算部1022の数)を減らすことができる。そのため、ヘッダ部が長い場合でも計算負荷の増大を抑えることができる。
なお、第1実施形態では、K個の情報要素選択部102−1〜102−Kを直列に接続している。しかし、1つ又は複数(K個よりも少ない数)の情報要素選択部102を再帰的に複数回利用することによって、同様の処理を実現しても良い。この場合、処理速度は低下するが、装置構成を簡易にすることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2実施形態によるヘッダ情報識別装置2の機能構成を示す概略ブロック図である。ヘッダ情報識別装置2は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、ヘッダ情報識別プログラムを実行する装置である。ヘッダ情報識別装置2は、ヘッダ情報識別プログラムの実行によって、レプリカ記憶部201、複数の情報要素選択部202(202−1〜202−K)、同期位置推定部203を備える装置として機能する。なお、ヘッダ情報識別装置2の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。
情報要素選択部202−k(k=1、…、K;k及びKは整数)は、各々、レプリカ選択部2021−kと、複数の相互相関計算部2022(2022−1−k〜2022−M−k)、相関値判定部2023−kを備える。
レプリカ記憶部201は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。レプリカ記憶部201は、識別したいヘッダ部の全パターンの信号レプリカを記憶している。
情報要素選択部202−kは、前段の情報要素選択部202−(k−1)及びレプリカ記憶部201から入力された情報要素の中から、最も確からしいP個の情報要素を選択する。具体的には、情報要素選択部202−kは、入力された上位N+N+・・・Nk−1[bit]のPk−1個の情報要素を含む上位N+N+・・・N[bit]の全パターンの中から最も確からしいP個の情報要素を選択する。そして、情報要素選択部202−kは、選択した情報要素を情報要素選択部202−(k+1)に出力する。ここで、Nは、k番目の情報要素選択部202−kが選択する情報要素の長さを表す。Pは、情報要素選択部202−(k+1)に出力する情報要素の個数を表す。
同期位置推定部203は、受信信号からヘッダ部の開始位置を検出する。そして、同期位置推定部203は、ヘッダ部が検出された間のみ、相互相関計算部2022−m−kが動作するように制御する。
レプリカ選択部2021−kは、レプリカ記憶部201が記憶している上位N+N+・・・Nk−1[bit]のPk−1個の情報要素を含む上位N+N+・・・N[bit]の全パターンの信号レプリカを選択する。そして、レプリカ選択部2021−kは、選択した信号レプリカを、相互相関計算部2022−1−k〜2022−M−kに出力する。なお、M=Pk−1×2^Nである。
相互相関計算部2022−m−kは、受信信号とレプリカ記憶部201が記憶しているm番目の信号レプリカとの相互相関値を計算する。相関値判定部2023−kは、計算されたM個の相互相関値のうち、上位P個に対応する情報要素を検出する。そして、相関値判定部2023−kは、検出した情報要素を、レプリカ選択部2021−(k+1)へ出力する。但し、相関値判定部2023−Kだけは、他の相関値判定部2023−1〜2023−(K−1)とは異なり、最も値の大きい相互相関値を選択し、閾値を超えるか否かを判定する。相関値判定部2023−Kは、最大相関値が閾値を超えている場合、最大相関値が算出された信号レプリカに対応するヘッダ情報をレプリカ記憶部201から読み出す。相関値判定部2023−Kは、読み出したヘッダ情報が、受信信号のヘッダ情報であると推定し、出力する。
次に、相互相関計算部2022−m−kの動作について詳細に説明する。受信信号をx(n)、レプリカ選択部2021−kで選択されたm番目のヘッダ部の信号レプリカをr(n)、同期位置推定部203で推定されたヘッダ部の開始時間をtとすると、相互相関値Cm,k(t)は、以下に示す式3で計算される。
Figure 2013126005
前述した第1実施形態にかかる相互相関計算部1022−m−kとは異なり、全ての時間tで相互相関値を計算するのではなく、同期位置推定部203で検出されたパケットの開始位置tだけで相互相関値を計算する。
次に、同期位置推定部203の動作を詳細に説明する。一例として、パケット先頭に位置する長さWのプリアンブルを相互相関計算により検出する手法を説明する。まず、同期位置推定部203は、式4により相互相関値D(t)を計算する。
Figure 2013126005
同期位置推定部203は、D(t)が閾値を超える時間を検出し、この時間をパケット先頭位置tとする。そして、ヘッダ部の開始位置tは、パケット先頭位置tからヘッダ部の先頭までの時間Δtを加えたt+Δtで計算される。上記の動作における相互相関値の計算は、第1実施形態にかかる相互相関計算部1022−m−kと同じである。しかし、プリアンブルは共通パターンであり、並列して相互相関計算を行う必要がない。そのため、検出に必要な演算量を大幅に削減することができる。
なお、同期位置推定部203は、上記で説明した手法以外にも、自己相関計算を用いる方法、ZCM法、MAM法、WDM法など、任意の検出方法を用いて処理を行っても良い。
上述した第2実施形態によれば、ヘッダ情報識別装置2は、全ての時間tで相互相関値を計算するのではなく、ヘッダ部の開始位置tにおいてのみ相互相関値を計算する。これにより、ヘッダ情報の識別に必要な演算量を削減することができる。
なお、第2実施形態では、K個の情報要素選択部202−1〜202−Kを直列に接続している。しかし、1つ又は複数(K個よりも少ない数)の情報要素選択部202を再帰的に複数回利用することによって、同様の処理を実現しても良い。この場合、処理速度は低下するが、装置構成を簡易にすることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図4は、本発明の第3実施形態によるヘッダ情報識別装置3の機能構成を示す概略ブロック図である。ヘッダ情報識別装置3は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、ヘッダ情報識別プログラムを実行する装置である。ヘッダ情報識別装置3は、ヘッダ情報識別プログラムの実行によって、レプリカ記憶部301、情報要素選択部302(302−1〜302−K)、同期位置推定部303、周波数誤差推定部304、伝搬路推定部305を備える装置として機能する。なお、ヘッダ情報識別装置3の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。
情報要素選択部302−k(k=1、…、K;k及びKは整数)は、それぞれ、レプリカ選択部3021−kと、複数の相互相関計算部3022(3022−1−k〜3022−M−k)と、相関値判定部3023−kと、複数のレプリカ補正部3024(3024−1−k〜3024−M−k)とを備える。
レプリカ記憶部301は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。レプリカ記憶部301は、識別したいヘッダ部の全パターンの信号レプリカを記憶している。
情報要素選択部302−kは、前段の情報要素選択部302−(k−1)及びレプリカ記憶部301から入力された情報要素の中から、最も確からしいP個の情報要素を選択する。具体的には、情報要素選択部302−kは、入力された上位N+N+・・・Nk−1[bit]のPk−1個の情報要素を含む上位N+N+・・・N[bit]の全パターンの中から最も確からしいP個の情報要素を選択する。そして、情報要素選択部302−kは、選択した情報要素を、情報要素選択部302−(k+1)に出力する。ここで、Nは、k番目の情報要素選択部302−kで選択する情報要素の長さを表す。Pは、情報要素選択部302−(k+1)に出力する情報要素の個数を表す。
同期位置推定部303は、受信信号からヘッダ部の開始位置を検出する。そして、同期位置推定部303は、ヘッダ部が検出された間のみ、相互相関計算部3022−m−kが動作するように制御する。周波数誤差推定部304は、受信信号を用いて送受信装置間の周波数誤差を検出する。伝搬路推定部305は、受信信号を用いて伝搬路応答を推定する。
レプリカ選択部3021−kは、レプリカ記憶部301が記憶している上位N+N+・・・Nk−1[bit]のPk−1個の情報要素を含む上位N+N+・・・N[bit]の全パターンの信号レプリカを選択する。そして、レプリカ選択部3021−kは、選択した信号レプリカを、レプリカ補正部3024−1−k〜3024−M−kに出力する。なお、M=Pk−1×2^Nである。レプリカ補正部3024−m−kは、周波数誤差推定部304が推定した周波数誤差と、伝搬路推定部305が推定した伝搬路応答と、を用いて、ヘッダ部の信号レプリカを補正する。そして、レプリカ補正部3024−m−kは、補正後の信号レプリカを相互相関計算部3022−m−kに出力する。
相互相関計算部3022−m−kは、受信信号とレプリカ補正部3024−m−kが補正したm番目の信号レプリカとの相互相関値を計算する。相関値判定部3023−kは、計算されたM個の相互相関値のうち、上位P個に対応する情報要素を検出する。そして、相関値判定部3023−kは、検出した情報要素を、レプリカ選択部3021−(k+1)へ出力する。但し、相関値判定部3023−Kだけは、他の相関値判定部3023−1〜3023−(K−1)とは異なり、最も値の大きい相互相関値を選択し、閾値を超えるか否かを判定する。相関値判定部3023−Kは、最大相関値が閾値を超えている場合、最大相関値が算出された信号レプリカに対応するヘッダ情報をレプリカ記憶部301から読み出す。相関値判定部3023−Kは、読み出したヘッダ情報が、受信信号のヘッダ情報であると推定し、出力する。
次に、レプリカ補正部3024−m−kの動作について詳細に説明する。ここでは、伝搬路推定部305でL個のインパルス応答を推定したと仮定して説明する。l番目のインパルス応答の遅延時間をτ、位相振幅応答をh、推定した周波数誤差に基づく1サンプル当たりの位相遷移量をωとすると、k番目の情報要素選択部302−kの中のm番目のヘッダ部の信号レプリカrk,m(n)は以下に示す式5で補正される。
Figure 2013126005
レプリカ補正部3024−m−kがインパルス応答を推定した場合の動作について説明したが、レプリカ補正部3024−m−kは、周波数応答を推定し、周波数領域でヘッダ部の信号レプリカを補正してもよい。
なお、相互相関計算部3022−m−kの動作は、第2実施形態における相互相関計算部2022−m−kと同じである。また、周波数誤差推定部304及び伝搬路推定部305には、任意の手法を用いることができる。例えば、参考文献(三瓶、“ディジタルワイヤレス伝送技術、”ピアソン・エデュケーション、pp.209−210、337−340)にその一例が示されている。
以下、第3実施形態におけるヘッダ情報識別装置3が解決する問題とその効果について説明する。
従来の技術では、記憶してある信号レプリカは、歪んでいない理想的なものである。そのため、無線装置間での周波数誤差や、マルチパス伝搬路で受信信号が歪むと、相互相関値が低下し、ヘッダ情報を識別できる確率が低下するという問題がある。
このような問題に対し、上述した第3実施形態によれば、ヘッダ情報識別装置3は、周波数誤差推定部304、伝搬路推定部305、レプリカ補正部3024−1−k〜3024−Mk−kを用いて、周波数誤差や、伝搬路を考慮し、ヘッダ部の信号レプリカの補正を行う。これにより、ヘッダ情報の検出確率の低下を抑止することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1、2、3…ヘッダ情報識別装置, 101、201、301…レプリカ記憶部, 102、202、302…情報要素選択部, 1021−k、2021−k、3021−k…レプリカ選択部, 1022、2022、3022…相互相関計算部, 1023−k、2023−k、3023−k…相関値判定部, 203、303…同期位置推定部, 304…周波数誤差推定部, 305…伝搬路推定部, 3024…レプリカ補正部

Claims (8)

  1. 受信信号を復号することなく前記受信信号のヘッダ情報を識別するヘッダ情報識別装置であって、
    前記受信信号のヘッダ情報のパターン毎に信号レプリカを記憶する記憶部と、
    前記受信信号と前記信号レプリカとの相互相関値を算出する相互相関計算部と、
    前記相互相関値の高い前記信号レプリカに基づいて、前記受信信号のヘッダ情報を推定する相関値判定部と、
    を備えるヘッダ情報識別装置。
  2. 前記相互相関計算部は、前記受信信号の先頭部分から複数のグループに分割し、先頭のグループから順に前記相互相関値を算出し、
    前記相関値判定部は、算出された前記相互相関値に基づいて、グループ毎にヘッダ情報を推定する、
    請求項1に記載のヘッダ情報識別装置。
  3. 前記相互相関計算部は、前記受信信号の前記ヘッダ情報が検出されている間のみを対象として前記相互相関値の算出を行う、
    請求項1又は2に記載のヘッダ情報識別装置。
  4. 前記受信信号の伝搬路応答を推定する伝搬路推定部と、
    前記信号レプリカに対して、前記伝搬路応答に応じた補正を行うレプリカ補正部と、をさらに備え、
    前記相互相関計算部は、前記補正が行われた前記信号レプリカに基づいて前記相互相関値を算出する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のヘッダ情報識別装置。
  5. 受信信号のヘッダ情報のパターン毎に信号レプリカを記憶する記憶部を備え、前記受信信号を復号することなく前記受信信号のヘッダ情報を識別するヘッダ情報識別装置が、
    前記受信信号と前記信号レプリカとの相互相関値を算出する相互相関計算ステップと、
    前記相互相関値の高い前記信号レプリカに基づいて、前記受信信号のヘッダ情報を推定する相関値判定ステップと、
    を有するヘッダ情報識別方法。
  6. 前記相互相関計算ステップにおいて、前記受信信号の先頭部分から複数のグループに分割し、先頭のグループから順に前記相互相関値を算出し、
    前記相関値判定ステップにおいて、算出された前記相互相関値に基づいて、グループ毎にヘッダ情報を推定する、
    請求項5に記載のヘッダ情報識別方法。
  7. 前記相互相関計算ステップにおいて、前記受信信号の前記ヘッダ情報が検出されている間のみを対象として前記相互相関値の算出を行う、
    請求項5又は6に記載のヘッダ情報識別方法。
  8. 前記受信信号の伝搬路応答を推定する伝搬路推定ステップと、
    前記信号レプリカに対して、前記伝搬路応答に応じた補正を行うレプリカ補正ステップと、をさらに有し、
    前記相互相関計算ステップにおいて、前記補正が行われた前記信号レプリカに基づいて前記相互相関値を算出する
    請求項5〜7のいずれか一項に記載のヘッダ情報識別方法。
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