JP2013125094A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロセスカートリッジ寿命の各要因に応じて、トナー供給制御を変え、プロセスカートリッジ交換頻度を低減することの出来る画像形成装置を提供する。
【解決手段】クリーニング手段5に回収するためにトナー像を第一の像担持体2に形成し、クリーニング手段5で回収するか、又は、トナー像を第一の像担持体2に形成し、第一の像担持体2から中間転写体10又は転写材搬送体とされる第二の像担持体に転写した後、第一の像担持体2とは異なる所定のプロセスカートリッジの第一の像担持体2にトナーを戻し、クリーニング手段5でトナー回収を行うように制御する制御手段を有し、制御手段は、プロセスカートリッジ寿命検知手段8で得られた寿命情報に基づき、第一の像担持体2にクリーニング手段5に回収させるトナー像を形成させるプロセスカートリッジを制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
従来より、トナー色に応じて設けられる回転可能な複数の感光体ドラムのような第一の像担持体と、それぞれの第一の像担持体に対して設けられる現像手段、およびそれぞれの第一の像担持体表面に接触する回転可能な転写材搬送体としてのベルト部材を備える画像形成装置が知られている。かかる構成によると、現像手段からトナーを供給して第一の像担持体上にトナー画像を形成し、トナー画像をベルト部材上に担持させている転写材上に転写することで、転写材上に画像を形成することができる。なお、像担持体表面から中間転写体としてのベルト部材上にトナー画像を一次転写し、ベルト部材上から転写材上にトナー画像を二次転写する構成も知られている。
また、第一の像担持体上からトナー画像を転写材上又はベルト部材上に転写した後、第一の像担持体上に残留する残留トナーを第一の像担持体表面から除去すべく、それぞれの第一の像担持体に対してクリーニング手段を設ける構成も広く知られている。このようなクリーニング手段として、第一の像担持体表面に当接して残留トナーを掻き捕るクリーニングブレードを備えたクリーニング手段が知られている。
しかし、クリーニングブレ―ドを用いて残留トナーを掻き捕る場合、クリーニングブレードと第一の像担持体表面との摩擦力が大きいと、クリーニングブレードのびびりが生じたり、クリーニングブレードがめくれるといった現象が生じたりしてしまう。このような現象が生じてしまうと、第一の像担持体表面を好適にクリーニング出来ないばかりか、第一の像担持体表面に傷が形成され、それによって画像品質の低下を招いてしまう。また、クリーニングブレードのびびりに起因して、異音が生じてしまう。そこで、非画像形成時に潤滑目的として現像手段から第一の像担持体表面にトナーを供給することで、クリーニングブレードと第一の像担持体表面との摩擦力を低減させ、異音の発生を抑制し、良好なクリーニング性能を保つ技術(以下、「トナー供給制御」という。)が開示されている(特許文献1)。
特開平10−161426号公報
しかしながら、従来のトナー供給制御は、トナーを定期的にかつ所定量消費するためトナー残量による寿命(以下、「トナー寿命」という。)から考えるとプロセスカートリッジの寿命到達を早めてしまう。従って、トナー供給制御によるトナー消費は、プロセスカートリッジの第一の像担持体である感光体ドラム耐用時間や、現像手段のトナー残量等の寿命要因を鑑みて最適化することが望ましい。
例えば、複数のプロセスカートリッジを備えた画像形成装置において、各々のプロセスカートリッジの寿命はそれぞれ異なる。
ここで、現像手段における現像ローラの耐用寿命(以下、「現像寿命」という。)あるいは感光体ドラムの耐用寿命(以下、「ドラム寿命」という。)が残りわずかで、かつ、トナーがまだ十分に残っているプロセスカートリッジ(カートリッジA)においては、次のことが言える。即ち、現像寿命あるいはドラム寿命をもとにカートリッジ寿命に到達したと判断した場合に、トナーが十分に残っている可能性が高い。一方で現像寿命あるいはドラム寿命がまだ十分に残っていて、かつ、トナーが残り少ないカートリッジ(カートリッジB)においては、トナー供給制御によるトナー消費をなるべく軽減し、カートリッジ交換時期を延ばしたい。このようなケースでは、トナー供給制御において、カートリッジAのトナーを積極的に使用し、カートリッジBのトナー消費を抑えることが望ましい。
しかし、従来の技術では、トナー供給制御を行う際に、カートリッジの寿命要因が加味されていなかった。そのため、前記のようなプロセスカートリッジ間でのトナーの消費の調整などの実現が困難である。その結果、効率的なプロセスカートリッジの交換頻度を実現できないという問題があった。
本発明の目的は、上記を鑑みてなされたもので、プロセスカートリッジ寿命の各要因に応じて、トナー供給制御を変え、プロセスカートリッジ交換頻度を低減することの出来る画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、第一の像担持体と、前記第一の像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記第一の像担持体上の静電潜像をトナー画像とする現像手段と、前記第一の像担持体上のトナーをクリーニングブレードにより除去するクリーニング手段と、を各々備えた複数のプロセスカートリッジと、前記各プロセスカートリッジの寿命を検知するプロセスカートリッジ寿命検知手段と、前記第一の像担持体に形成された前記トナー画像を中間転写体又は転写材搬送体によって搬送される転写材に転写する一次転写手段と、を有する画像形成装置において、前記各プロセスカートリッジにおいて、前記クリーニング手段に回収するためにトナー像を前記第一の像担持体に形成し、前記クリーニング手段で回収するか、又は、前記トナー像を前記第一の像担持体に形成し、前記第一の像担持体から前記中間転写体又は転写材搬送体とされる第二の像担持体に転写した後、前記第一の像担持体とは異なる所定のプロセスカートリッジの前記第一の像担持体にトナーを戻し、クリーニング手段でトナー回収を行うように制御する制御手段を有し、前記制御手段は、前記プロセスカートリッジ寿命検知手段で得られた寿命情報に基づき、前記第一の像担持体に前記クリーニング手段に回収させる前記トナー像を形成させる前記プロセスカートリッジを制御することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、トナー供給制御において最も効率的なトナー消費を実現でき、各プロセスカートリッジの交換頻度を最適化できる。
本発明に係る実施例1の画像形成装置の全体構成を示す断面図である。 実施例1の画像形成装置のシステム構成を説明するための機能ブロック図である。 実施例1の印字画素数を測定する手段を説明するための機能ブロック図である。 実施例1のトナー供給制御の概要を説明するための図である。 実施例1のトナー供給制御のフローチャートである。 実施例1のトナー供給制御のシーケンスである。 実施例2のトナー供給制御のシーケンスである。 実施例3のトナー供給制御のシーケンスである。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
本発明に係る一実施例では、トナー供給制御を行う際に、中間転写体の移動方向の上流位置にあるプロセスカートリッジからの下流位置にあるプロセスカートリッジに、トナーを分配する手法について説明する。
[実施例1における画像形成装置構成の説明]
先ず、本発明に係る画像形成装置の全体的な構成及び動作について説明する。
図1は、本実施例の電子写真方式の画像形成装置である、中間転写体を採用したカラー画像形成装置100の概略構成図である。
本実施例にて、画像形成装置100は、並設された現像色分配置した複数の、本実施例では4つのプロセスカートリッジPY、PM、PC,PK(以下「プロセスカートリッジP」という。)を備えている。各プロセスカートリッジPは第一の像担持体となるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)用の電子写真感光体ドラム2Y、2M、2C、2K(以下、「感光体ドラム2」という。)を備えている。各感光体ドラム2の周囲には、その回転方向上流側から順に、帯電手段7Y、7M、7C、7K(以下、「帯電手段7」という。)、現像手段3Y、3M、3C、3K(以下、「現像手段3」という。)、クリーニング手段5Y、5M、5C、5K(以下、「クリーニング手段5」という。)が配置されている。現像手段3は現像剤担持体としての現像ローラ3a(3aY、3aM、3aC、3aK)を備えている。クリーニング手段5にはそれぞれの感光体ドラム2上の残トナーを掻き捕り、回収するためのクリーニングブレード6Y、6M、6C、6K(以下、「クリーニングブレード6」という。)が配置されている。また、プロセスカートリッジはそれぞれ後述するようなプロセスカートリッジ寿命検知手段8(図2参照)を備えている。
帯電手段7は、第一の像担持体上、ここでは感光体ドラム2の表面を均一に帯電する。帯電手段7により一様に帯電された感光体ドラム2の表面は、画像情報に基づいて露光手段1Y、1M、1C、1K(以下、「露光手段1」という。)よりレーザビームが照射されて静電潜像が形成される。現像手段3は、静電潜像が形成された感光体ドラム2の表面に各色のトナー(現像剤)を付着させてトナー画像として顕像化する。
感光体ドラム2に対向した位置には、感光体ドラム2上に形成されたトナー画像が一次転写される第二の像担持体の中間転写体となる中間転写ベルト10が駆動ローラ11、テンションローラ12及び従動ローラ13により張架されている。中間転写ベルト10には、第二の像担持体上(中間転写ベルト10上)に付着した残トナーを帯電するための残トナー帯電ローラ14が配置されている。
各感光体ドラム2に形成されたトナー画像は、一次転写手段4Y、4M、4C、4K(以下、「一次転写手段4」という。)の作用により中間転写ベルト10に一次転写される。クリーニング手段5は、一次転写後の感光体ドラム2上に残留したトナーを除去して残トナー容器内に回収する。中間転写ベルト10を挟んで駆動ローラ11に対向する位置には、二次転写手段としての二次転写ローラ22が配置されている。
一方、給紙カセット30からピックアップローラ31により繰り出された転写材30Pは、図示しない分離手段により1枚ずつ分離給送される。次に、レジストローラ対33に送られ、レジストローラ対33により、所定のタイミングで中間転写ベルト10と二次転写ローラ22との間に搬送される。
そして、中間転写ベルト10に一次転写されたトナー画像が二次転写ローラ22の作用により転写材30Pに二次転写される。トナー画像が転写された転写材30Pは、定着手段34によりトナー画像が定着された後、排出ローラ対35により搬送されて、装置本体の上部に設けられた排出トレイ36上に排出される。
残トナー帯電ローラ14では二次転写を終えた後の中間転写ベルト10上に残留した二次転写残トナーを帯電する。帯電を受けた二次転写残トナーはトナー回収制御によって回収される。トナー回収制御では、帯電を受けたトナーが中間転写ベルト10上に乗ったままプロセスカートリッジへと移動し、感光体ドラム2上に一次転写手段4にて逆転写され、そのクリーニング手段5によって回収される。
[実施例1における画像形成装置ブロック図の説明]
次に、本発明の画像形成装置のシステム構成を説明する。
図2は、画像形成装置のシステム構成を説明するための機能ブロック図である。
画像形成エンジン620はビデオインターフェイス640を介してコントローラ650からの命令に応じて画像形成を行う。
画像形成部630には、プロセスカートリッジP、二次転写手段22、残トナー帯電手段14、定着手段34等が含まれる。
プロセスカートリッジPは帯電手段7、露光手段1、現像手段3、クリーニング手段5、一次転写手段4、プロセスカートリッジ寿命検知手段8で構成されている。
プロセスカートリッジ寿命検知手段8では、現像手段3内のトナー容量を検知するトナー寿命検知と、感光体ドラム2の寿命を検知するドラム寿命検知と、現像手段3の現像ローラ3aの寿命を検知する現像寿命検知をすることが可能である。本実施例のトナー寿命検知では、感光体ドラム2の表面に作像された画像ドット数を計数することでトナー量を検出する画像ドット式検出方式を採用している。
図3は、トナー寿命を検知するための画像ドット式検出方式に必要な印字画素数を測定する手段を説明するための機能ブロック図である。
ホストコンピュータからの指示によって画像データがコントローラ650に送られる。このコントローラ650において、画像データをレーザの点灯量と点灯タイミングの制御信号に変換し、ビデオインターフェイス640を介してこの信号を画像形成エンジン620に対してビデオ信号として送信する。画像形成エンジン620には、レーザ点灯カウント回路800と、印字画素数カウント手段500を備えたCPU(制御手段)600がある。レーザ点灯カウント回路800は、コントローラ650部から送信された1ページ分のビデオ信号のうち、レーザの点灯量を検出して、トナーを付着すべき画素である印字画素のカウントを行う。CPU600にて印字画素数カウント手段500は、レーザ点灯カウント回路800がカウントした印字画素数を取得し記憶する。レーザ点灯カウント回路800の回路は同期式のデジタル回路で構成されている。ただし、システムクロックは図示していない。コントローラ650から入力されたビデオ信号S1をレーザ点灯カウント回路800のフリップフロップ801で受けて、同期信号にする。サンプルタイミング生成部804では、レーザビームの走査方向の画像領域を示す水平イネーブル信号S2とレーザビームの走査方向と垂直方向の画像印字領域を示す垂直イネーブル信号S3が入力されている。水平イネーブル信号S2は図示しない水平同期信号に基づいて画像形成エンジン内部の制御ロジック回路(不図示)で生成することができる。また、垂直イネーブル信号S3は紙搬送のタイミングに応じて画像形成エンジン内部の制御ロジック回路(不図示)で生成することができる。ゲート802はサンプルタイミング生成部804により決められたタイミングでビデオ信号S1を同期化した信号がオンである場合にハイ(HIGH)となる。カウンタ803は、所定の画像領域内でゲート802がハイ(HIGH)となった回数、つまりビデオ信号がオンとなった回数をカウントする。カウント値は画像形成エンジン620がコントローラ650部から、そのページに対するビデオ信号を全て受信した時点で、CPU600の印字画素数カウント手段500に送られる。印字画素数カウント手段500で得られた印字画素数カウントの累積値は、随時、不揮発メモリ603に記憶されるように構成されている。従って、寿命相当の印字画素数カウント総数に対する印字画素数カウント累積値の割合を算出することで、トナー寿命を算出することができる。
なお、画像ドット式検出方法以外にも、現像手段3内のトナー量を検出するトナー量検出部として、以下の方法を用いてもよい。
現像器内においてトナーを攪拌する攪拌部材の動作行路にレーザ光を照射し、その通過光量を測定することでトナー量を検出する光学部検出部を採用してもよい。または、現像容器内に設けられた金属アンテナによって静電容量を測定することでトナー量を検出するアンテナ式検出部であってもよい。
また、ドラム寿命検知および現像寿命検知は、以下の通りである。感光体ドラム2および現像ローラ3aが回転している際に、回転時間の累積値をそれぞれ不揮発メモリ603に記憶する。そして、寿命相当の総回転時間に対する前記回転時間累積値の割合を求めることで、ドラム寿命および現像寿命を検知する。
制御手段であるCPU600は、ROM601に格納された各種制御プログラムに基づいてRAM602を作業領域に用い画像形成部630の各部を制御しながら、後述のトナー供給制御、トナー回収制御を含む具体的な画像形成制御が実行される。
尚、上の例では、CPU600の処理に基づき、各種処理が行なわれるよう説明してきたが、当然、CPU600が行なう処理の一部或いは全てを集積回路であるASICに行なわせても良い。
[実施例1におけるトナー供給制御手法の説明]
図4は本実施例におけるCPU(制御手段)600にて実行されるトナー供給制御の説明のための図である。
図4(a)に示すとおり、プリント中における一次転写手段4には正極性(トナー極性と逆極性)のバイアスが印加されており、感光体ドラム2上にあって画像として一次転写される画像形成トナーは中間転写ベルト10に転写される(正転写)。
次に非画像形成時での感光体ドラム2のクリーニング時において、クリーニング手段5のクリーニングブレード6のびびりや異音を低減するためのトナー供給制御について説明する。
図4(b)に示すとおり、非画像形成時に行うトナー供給制御において、感光体ドラム2上に形成した、クリーニングブレード6へトナーを供給するためのトナー像(以下、「ブレード供給用トナー像」という。)にて供給されるトナーを全て自プロセスカートリッジで回収する場合は、一次転写手段4には負極性(トナー極性と同極性)のバイアスを印加する(逆転写)。
次に、感光体ドラム2上に形成したブレード供給用トナー像のトナーを他プロセスカートリッジで回収する場合を説明する。ここで、仮に中間転写ベルト10の上流側の感光体ドラム2Y上に形成したブレード供給用トナー像のトナーを下流側のプロセスカートリッジで分配し、回収する場合について説明する。ここでは感光体ドラム2Mを含むプロセスカートリッジPMに分配し、回収する場合について図4(c)を用いて説明する。
非画像形成時に行うトナー供給制御において、まず一次転写手段4Yには正極性のバイアスを印加することで、感光体ドラム2Y上に形成したブレード供給用トナー像のトナーを中間転写ベルト10に転写させる(正転写)。この転写したトナーは、自プロセスカートリッジに回収せず、自プロセスカートリッジから吐き出して他プロセスカートリッジに供給するトナーとなる。そして、このトナーをプロセスカートリッジPMの一次転写手段4Mまで搬送する(図4(c−1) )。そして所望の回収先のプロセスカートリッジ、ここではPMの一次転写手段4Mに負極性のバイアスを印加する(逆転写)。そして中間転写ベルト10上のトナーを感光体ドラム2M上に回収し、クリーニング手段5Mのクリーニングブレード6Mにトナーを供給することが可能となる(図4(c−2) )。
[実施例1におけるトナー供給制御フローの説明]
図5は画像形成装置のプリント時のトナー供給制御フローチャートである。
画像形成エンジン620がコントローラ650からの指示により画像形成開始のコマンドを受信すると、CPU600は画像形成部630を制御伝動して、画像形成に必要な前回転処理を開始し(ステップ101 )、前回転処理が終了した時点でプリント動作に移行する(ステップ102)。CPU600はプリント動作中に、用紙一枚プリントするごとに、トナー供給制御実行カウンタを1ずつ加算する(ステップ103)。その後、トナー供給制御実行カウンタが閾値を超えたかどうかを判断する(ステップ104)。トナー供給制御実行カウンタが閾値を超えていない場合は、その後、必要枚数のプリント継続を判断する(ステップ105)。これ以上のプリント動作が不要となった時点で画像形成装置の後処理として後回転を開始する(ステップ106)。
CPU600にて、トナー供給制御実行カウンタが閾値を超えた場合は、トナー配分比率を算出し(ステップ107)算出したトナー配分比率にもとづき、トナー供給制御を行う(ステップ108)。トナー供給制御終了後、トナー供給制御実行カウンタを0に初期化し(ステップ109)、後回転を行う(ステップ106)。
[実施例1におけるトナー配分比率算出の説明]
図5におけるトナー配分比率の算出(ステップ107)を表1、表2を用いて具体的に説明する。なお、本実施例では、ブレード供給用トナー像のトナーを他プロセスカートリッジに分配可能なプロセスカートリッジが1つのみ存在するとする。そして、他プロセスカートリッジへのトナーの分配は第二の像担持体の移動方向にて上流プロセスカートリッジから下流プロセスカートリッジへ行うトナー供給制御について説明する。
まず、寿命検知手段8で検知したトナー寿命と、ドラム寿命と、現像寿命を取得する。本実施例では、表1に示す寿命とする。
Figure 2013125094
ここで、各寿命は新品を100とした場合の各寿命の残りを%にて表している。
このとき、表1に示すとおり、寿命検知手段8で得られた各寿命情報から最も残り寿命が少ない要因の寿命がそのプロセスカートリッジの寿命となる。つまり、寿命検知手段8はプロセスカートリッジ寿命検知手段である。
次に、各プロセスカートリッジ毎に、トナー供給制御において感光体ドラム2上に形成したブレード供給用トナー像のトナーを他のプロセスカートリッジに分配することが可能かどうかを判定する。
例えば、ドラム寿命および現像寿命が残りわずかであるにも関わらず、トナー寿命が十分に残っているプロセスカートリッジ(以下、「カートリッジA」という。)があるとする。カートリッジAは、ドラム寿命または現像寿命要因でそのプロセスカートリッジの寿命となった時点で、収容するトナーがまだ十分に残っている可能性が高い。そのため、カートリッジAは、トナー供給制御で積極的に多くのブレード供給用トナー像を形成し、ほかのカートリッジにトナーを供給できる。そのトナーを他のプロセスカートリッジで回収することによって、カートリッジA以外のプロセスカートリッジのトナー消費を低減させることが可能となる。
以上から他プロセスカートリッジにトナーを分配することが可能なプロセスカートリッジは、トナー寿命からそれぞれドラム寿命、現像寿命を減算したときにそれぞれ所望の閾値以上あることを条件とする。本実施例では閾値を40%とした。(式1)
(トナー寿命 − ドラム寿命) > 40% かつ、
(トナー寿命 − 現像寿命) > 40% ・・・式1
表1によると本実施例では、プロセスカートリッジPYが該当する。
次に、トナー供給制御における各プロセスカートリッジでのブレード供給用トナー像のトナー量の比率を算出する。ここで、トナー供給制御において、各プロセスカートリッジにはクリーニングブレードめくれ防止の観点からそれぞれ均等のトナー量の供給が必要である。この均等のトナー量は一定量でも良く、可変でも良い。これらの量は、所望に応じて画像形成装置のCPU等で設定することができる。ここでは仮にA(g)とする。従って、一度のトナー供給制御で形成する必要のあるブレード供給用トナー像のトナー量の合計は4A(g)となり、4A(g)のトナー量をどのプロセスカートリッジで供給し、他のプロセスカートリッジに分配するかの比率を算出する。本実施例のように他のプロセスカートリッジにブレード供給用トナー像のトナーを分配可能なプロセスカートリッジが1つの場合の該プロセスカートリッジのブレード供給用トナー像のトナー量の比率表を表2に示す。
Figure 2013125094
表2(a)がトナーの分配が可能なプロセスカートリッジ(v印)を示しており、表2(b)がそれぞれのプロセスカートリッジでトナー供給可能な自プロセスカートリッジへのトナーと、他プロセスカートリッジへのトナーの合計トナー量を示している。式1に該当するプロセスカートリッジは、下流のプロセスカートリッジに対してトナーを供給する。そして、該プロセスカートリッジよりも上流のプロセスカートリッジは自らにトナーを供給することとする。本実施例では表2のNo.1のケースに該当し、上流側のプロセスカートリッジPYは先ず、4A(g)のトナー量のトナーを供給する。自プロセスカートリッジ用にA(g)のトナー量のトナーを回収し、残りの3A(g)のトナー量のトナーを下流のプロセスカートリッジ(PM、PC、PK)にそれぞれA(g)ずつ供給する。
以上の処理を図5(b)のフローチャートにて説明する。
先ず、CPU600は、寿命検知手段8で検知したプロセスカートリッジのトナー寿命と、ドラム寿命と、現像寿命を取得する(ステップ201)。該プロセスカートリッジが他プロセスカートリッジへのトナー分配が可能かどうかを式1の条件式で判定する(ステップ202)。
式1を満たす場合に、トナー分配が可能なプロセスカートリッジと判定する(ステップ203)。トナー分配が可能なプロセスカートリッジの判定結果から、トナー量の比率を算出する(ステップ204)。
[実施例1におけるトナー供給制御のシーケンス]
CPU(制御手段)600にて実行される、算出したトナー配分比率にもとづいて行うトナー供給制御(ステップ108)のシーケンス(以下、「吐き出しシーケンス」という。)を図6に示す。図6の横軸は時間であり、各プロセスカートリッジでの露光時間や一次転写手段でのバイアスの極性および印加時間を示している。
上流側の第一のプロセスカートリッジ(PY)は、自プロセスカートリッジ用のトナーおよび、下流位置の第二(PM)、第三(PC)、第四プロセスカートリッジ(PK)用のブレード供給用トナー像を形成し、トナーを供給する。順次帯電手段7Y、露光手段1Y、現像手段3Yによりブレード供給用トナー像を形成し、トナーを供給する。図6では、露光(PY)のステップ300、ステップ301、ステップ302、ステップ303にあたる。プロセスカートリッジPYは、自プロセスカートリッジ用のトナーを回収するために、一次転写手段4Yに負極性のバイアスを印加(ステップ304)し、逆転写する。そして、下流位置のトナー回収先の第二(PM)、第三(PC)、第四プロセスカートリッジ(PK)にトナーを分配するために、一次転写手段4Yに正極性のバイアスを印加(ステップ305)し、正転写する。下流位置の第二プロセスカートリッジPMは、上流位置の第一プロセスカートリッジPYによって供給された中間転写ベルト10上の必要なトナー回収量のトナーを自プロセスカートリッジに回収する。トナー回収時には一次転写手段4Mに負極性のバイアスを印加(ステップ306)し、逆転写する。そして、さらに下流位置の第三(PC)、第四プロセスカートリッジ(PK)にトナーを分配するために、一次転写手段4Mに正極性のバイアスを印加(ステップ307)し、正転写する。次のトナー回収先である第三のプロセスカートリッジPCでは、上流位置の第一プロセスカートリッジPYによって供給された中間転写ベルト10上の必要なトナー回収量のトナーを回収する。トナー回収時には、一次転写手段4Cに負極性のバイアスを印加(ステップ308)し、逆転写する。そして、さらに下流位置の第四プロセスカートリッジPKにトナーを分配するために、一次転写手段4Cに正極性のバイアスを印加(ステップ309)し、正転写する。最後のトナー回収先である第四のプロセスカートリッジPKでは、上流位置の第一プロセスカートリッジPYによって供給された中間転写ベルト上の必要なトナー回収量のトナーを回収する。トナー回収時には一次転写手段4Kに負極性のバイアスを印加(ステップ310)し、逆転写する。
以上により、上流位置にある第一プロセスカートリッジPYで供給したトナーを、下流位置にある第二(PM)、第三(PC)、第四プロセスカートリッジ(PK)にそれぞれ分配することができる。
[実施例1に付随するその他の実施形態]
本実施例では画像形成処理間での本手法の適用を説明した。本実施例以外にも、画像形成処理中に実行されるクリーニング動作や画像形成モードを変更するためのモード変更動作などと同時に吐き出しシーケンスを実行したり、後回転時に吐き出しシーケンスを実行したりしてもよい。すなわち、本手法はトナーを他プロセスカートリッジで回収できる状況であれば画像形成処理間以外でのタイミングでも適用が可能である。
実施例2
次に、本発明に係る画像形成装置の第二の実施例について説明する。
実施例2では画像形成装置全体の説明については実施例1と重複するので省略し、同じ構成や同じ手段には同じ符号を用いて説明する。
実施例2では、トナーを他プロセスカートリッジに分配可能なプロセスカートリッジが複数存在し、かつ、他プロセスカートリッジへのトナーの分配は上流プロセスカートリッジから下流プロセスカートリッジに行うトナー供給制御について説明する。
[実施例2におけるトナー配分比率算出の説明]
寿命検知手段8で検知したトナー寿命と、ドラム寿命と、現像寿命を表3に示す。
Figure 2013125094
他プロセスカートリッジにトナーを分配することが可能なプロセスカートリッジは、式1の条件とする。
表3より、本実施例では、第一のプロセスカートリッジPYと第三のプロセスカートリッジPCが該当する。
次に、トナーを他プロセスカートリッジに分配可能なプロセスカートリッジが複数存在し、かつ、他プロセスカートリッジへのトナーの分配は上流プロセスカートリッジから下流プロセスカートリッジに行うトナー供給制御でのトナー量の比率表を表4に示す。
Figure 2013125094
表4(a)がトナーの分配が可能なプロセスカートリッジ(V印)を示しており、表4(b)がそれぞれのプロセスカートリッジでトナー供給可能な自プロセスカートリッジへのトナーと、他プロセスカートリッジへのトナーの合計トナー量を示している。式1に該当するプロセスカートリッジは、下流のプロセスカートリッジに対してトナーを供給する。そして、該プロセスカートリッジよりも上流のプロセスカートリッジは自らにトナーを供給することとする。
本実施例は表4のNo.2のケースに該当し、第一プロセスカートリッジPYは合計2A(g)のトナー量を供給する。そして、自プロセスカートリッジ用にA(g)のトナー量を回収し、また、A(g)のトナー量を下流のプロセスカートリッジPMに供給する。また、第三プロセスカートリッジPCは合計2A(g)のトナー量を供給する。そして、自プロセスカートリッジ用にA(g)のトナー量を回収し、また、A(g)のトナー量を下流のプロセスカートリッジPKに供給する。
[実施例2におけるトナー供給制御のシーケンス]
本実施例におけるCPU(制御手段)600にて実行される、算出したトナー量比率に基づいて行うトナー供給制御(ステップ108)の吐き出しシーケンスを図7に示す。第一プロセスカートリッジPYは、自プロセスカートリッジ用のトナーおよび、下流位置の第二プロセスカートリッジPM用のトナーを供給するために、順次帯電手段7Y、露光手段1Y、現像手段3Yによりブレード供給用トナー像を形成し、トナーを供給する。図7ではステップ400、ステップ401にあたる。また、第三プロセスカートリッジPCは、自プロセスカートリッジ用のトナーおよび、下流位置の第四プロセスカートリッジPK用のトナーを供給するために、順次帯電手段7C、露光手段1C、現像手段3Cによりブレード供給用トナー像を形成し、トナーを供給する。図7のステップ402、ステップ403にあたる。
第一プロセスカートリッジPYは、自プロセスカートリッジ用のトナーを回収するために、一次転写手段4Yに負極性のバイアスを印加(ステップ404)し、逆転写する。そして、下流位置の第二プロセスカートリッジPMにトナーを分配するために、一次転写手段4Yに正極性のバイアスを印加し(ステップ405)正転写する。下流位置の第二のプロセスカートリッジPMでは、上流位置の第一プロセスカートリッジPYによって供給された中間転写ベルト10上の必要なトナー回収量のトナーを回収するために、一次転写手段4Mに負極性のバイアスを印加し、(ステップ406)逆転写する。第三プロセスカートリッジPCは、自プロセスカートリッジ用のトナーを回収するために、一次転写手段4Cに負極性のバイアスを印加(ステップ407)し、逆転写する。そして、下流位置の第四プロセスカートリッジPKにトナーを分配するために、一次転写手段4Cに正極性のバイアスを印加し(ステップ408)、正転写する。下流位置の第四のプロセスカートリッジPKでは、上流位置の第三プロセスカートリッジPCによって供給された中間転写ベルト10上の必要なトナー回収量のトナーを回収するために、一次転写手段4Kに負極性のバイアスを印加し(ステップ409)、逆転写する。
以上により、上流位置にある第一プロセスカートリッジPYおよび第三プロセスカートリッジPCで供給したトナーを、下流位置にある第二プロセスカートリッジPMおよび第四プロセスカートリッジPKにそれぞれ分配することができる。
実施例3
次に、本発明に係る画像形成装置の第三の実施例について説明する。
実施例3では画像形成装置全体の説明については実施例1、2と重複するので省略し、同じ構成や同じ手段には同じ符号を用いて説明する。
実施例1、2では、トナー供給制御において、感光体ドラム2上に形成したブレード供給用トナー像のトナーを、上流位置のプロセスカートリッジから下流位置のプロセスカートリッジにトナーを分配する例であった。しかしながら、最適なプロセスカートリッジ交換頻度を実現するには、下流に位置するプロセスカートリッジから、上流に位置するプロセスカートリッジにトナーを分配することも可能である方が望ましい。
以上から実施例3では、下流に位置するプロセスカートリッジから、上流に位置するプロセスカートリッジにトナーを分配することも可能なトナー供給制御の手法を説明する。
[実施例3におけるトナー配分比率算出の説明]
本実施例における寿命検知手段8で検知したトナー寿命と、ドラム寿命と、現像寿命を表5に示す。
Figure 2013125094
他プロセスカートリッジにトナーを分配することが可能なプロセスカートリッジは、式1の条件とすれば、本実施例では第四プロセスカートリッジPKが該当する。
次に、下流に位置するプロセスカートリッジから、上流に位置するプロセスカートリッジにトナーを分配することも可能なトナー供給制御でのトナー量の比率表を表6に示す。
Figure 2013125094
本実施例では表6のNo.4のケースに該当し、第四プロセスカートリッジPKは合計4A(g)のトナー量を供給する。そして、自プロセスカートリッジ用にA(g)のトナー量を回収し、残りの3A(g)のトナー量を上流のプロセスカートリッジPY、PM、PCにそれぞれA(g)ずつ供給する。
[実施例3におけるトナー供給制御のシーケンス]
本実施例におけるCPU(制御手段)600にて実行される算出したトナー配分比率にもとづいて行うトナー供給制御のシーケンスを図8に示す。
第四プロセスカートリッジPKは、自プロセスカートリッジ用のトナーおよび、上流位置のプロセスカートリッジPY、PM、PC用のトナーを形成するために、順次帯電手段7K、露光手段1K、現像手段3Kによりブレード供給用トナー像を形成し、トナーを供給する。図8でのステップ500、ステップ501、ステップ502、ステップ503にあたる。第四プロセスカートリッジPKは、自プロセスカートリッジ用のトナーを回収するために、一次転写手段4Kに負極性のバイアスを印加(ステップ509)し、逆転写する。そして、上流位置のプロセスカートリッジPY、PM、PCにトナーを分配するために、一次転写手段4Kに正極性のバイアスを印加し(ステップ510)、正転写する。第四プロセスカートリッジPKの一次転写手段4Kを通過したトナーは残トナー帯電ローラ14でトナーに負極性のバイアスを印加する。そうして一様に中間転写ベルト10上のトナーを負極性とする。上流位置のプロセスカートリッジPY、PM、PCでは、第四プロセスカートリッジPKによって供給された中間転写ベルト10上の必要なトナー回収量のトナーを回収する。トナー回収時には、一次転写手段4Y、4M、4Cに負極性のバイアスを印加し、(ステップ504、ステップ506、ステップ508)逆転写する。トナーを回収した後は、さらに下流位置にあるプロセスカートリッジまでトナーを通過させるために、一次転写手段4Y、4Mに正極性のバイアスを印加し(ステップ505、ステップ507)、正転写する。以上により、第四プロセスカートリッジPKで供給したトナーを上流位置にあるプロセスカートリッジに分配することができる。
なお、上記各実施例では、第一の像担持体である感光体ドラム2のトナー像を一旦、第二の像担持体である中間転写ベルト10に転写し、その後中間転写ベルト10のトナー像を転写材に転写する中間転写方式の画像形成装置であるとして説明した。本発明は、この構成の画像形成装置に限定されるものではない。
本発明は、感光体ドラム2のトナー像を直接、転写材搬送体等にて搬送される受像部材としての転写材に転写する画像形成装置であっても等しく適用可能である。斯かる画像形成装置の構成は、当業者には周知であるので、これ以上の詳しい説明は省略する。
このような画像形成装置においても、例えば、転写材を用いない非画像形成時に、第二の像担持体として転写材搬送体上にトナーの吐き出し、回収を行なうことが可能である。したがって、上記各実施例と同様にして、トナー供給制御、トナー回収制御を実施して同様の作用効果を達成し得る。
1 露光手段
2 感光体ドラム(第一の像担持体)
3 現像手段
4 一次転写手段
5 クリーニング手段
7 帯電手段
10 中間転写ベルト(中間転写体、第二の像担持体)
14 残トナー帯電ローラ(残トナー帯電手段)
20 二次転写手段
34 定着手段

Claims (12)

  1. 第一の像担持体と、前記第一の像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記第一の像担持体上の静電潜像をトナー画像とする現像手段と、前記第一の像担持体上のトナーをクリーニングブレードにより除去するクリーニング手段と、を各々備えた複数のプロセスカートリッジと、
    前記各プロセスカートリッジの寿命を検知するプロセスカートリッジ寿命検知手段と、
    前記第一の像担持体に形成された前記トナー画像を中間転写体又は転写材搬送体によって搬送される転写材に転写する一次転写手段と、
    を有する画像形成装置において、
    前記各プロセスカートリッジにおいて、前記クリーニング手段に回収するためにトナー像を前記第一の像担持体に形成し、前記クリーニング手段で回収するか、又は、前記トナー像を前記第一の像担持体に形成し、前記第一の像担持体から前記中間転写体又は転写材搬送体とされる第二の像担持体に転写した後、前記第一の像担持体とは異なる所定のプロセスカートリッジの前記第一の像担持体にトナーを戻し、クリーニング手段でトナー回収を行うように制御する制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記プロセスカートリッジ寿命検知手段で得られた寿命情報に基づき、前記第一の像担持体に前記クリーニング手段に回収させる前記トナー像を形成させる前記プロセスカートリッジを制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記プロセスカートリッジ寿命検知手段で得られた寿命情報に基づき、前記第一の像担持体に形成する前記トナー像のトナー量、並びにトナー回収を行うカートリッジを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記プロセスカートリッジ寿命検知手段で得られた寿命情報に基づき、前記プロセスカートリッジのトナー回収時のトナー配分比率を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プロセスカートリッジ寿命検知手段で得られる寿命情報は、前記各プロセスカートリッジにおける前記現像手段が収容するトナー量と、前記現像手段の寿命と、前記第一の像担持体の寿命であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、得られた前記トナー配分比率に応じて、前記露光手段の露光時間と前記一次転写手段の極性と、前記一次転写手段のバイアスの印加時間とを変更することを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記トナー配分比率算出において、
    前記プロセスカートリッジのトナー寿命から現像寿命を減算した値が閾値以上であり、かつ、トナー寿命からドラム寿命を減算した値が閾値以上である場合に当該プロセスカートリッジで形成した前記トナー像のトナーを、他のプロセスカートリッジに分配することを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記第二の像担持体の移動方向にて上流位置の前記プロセスカートリッジから下流位置の前記プロセスカートリッジにトナーを分配することを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記第二の像担持体の移動方向にて下流位置の前記プロセスカートリッジから上流位置の前記プロセスカートリッジにトナーを分配することを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記複数のプロセスカートリッジから、前記第二の像担持体の移動方向にて上流位置の前記プロセスカートリッジ及び下流位置の前記プロセスカートリッジへトナーを分配することを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段はトナーを前記第一の像担持体に戻す場合は前記一次転写手段にて逆転写を行い、前記第一の像担持体に戻さない場合は前記一次転写手段にて正転写を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第二の像担持体上のトナーを帯電させる残トナー帯電手段を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  12. トナーを回収するプロセスカートリッジにおける前記トナー回収量は予め設定された一定量とされるか、又は可変であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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