JP2013125092A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013125092A
JP2013125092A JP2011272689A JP2011272689A JP2013125092A JP 2013125092 A JP2013125092 A JP 2013125092A JP 2011272689 A JP2011272689 A JP 2011272689A JP 2011272689 A JP2011272689 A JP 2011272689A JP 2013125092 A JP2013125092 A JP 2013125092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
color
correction
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011272689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Abe
泰裕 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011272689A priority Critical patent/JP2013125092A/ja
Publication of JP2013125092A publication Critical patent/JP2013125092A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】製造コストの上昇を抑制するとともに各色の位置ずれ補正を高精度に行い画像を高品質化する。
【解決手段】光源から照射された光ビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラー110と、偏向された光ビームを走査させて感光体120y、120k、120m、120cに形成された各色の像を重ね合わせて中間転写ベルト130に転写し、転写された各色の像を用紙に転写して画像形成を行う画像形成部と、中間転写ベルト130上に各色の位置ずれ補正用のパターン画像を形成するパターン画像形成部と、検出センサ5a、5b、5cによるパターン画像の検出結果によって、画像形成条件を制御して、各色の位置ずれ補正を行う補正部とを備え、画像形成部は、各色の位置ずれ補正が行われる場合、ポリゴンミラー110の回転速度に対する中間転写ベルト130のプロセス線速を印刷時よりも低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、形成される画像の補正を行う画像形成装置に関する。
従来から、光書き込みによって静電潜像を感光体上に形成し、これを現像して得たトナー画像を中間転写ベルトなどの中間転写体に一旦転写する動作を各色ごとに行って、中間転写体上に各色のトナー画像を重ねた後、中間転写体から用紙に各色のトナー画像を転写して定着させることでカラー画像を得るようにした画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置において、形成される画像に対する各色の位置ずれ補正を行う場合、画像データ処理により走査線の曲がりや傾きを補正する技術が提案されている。しかし、この技術では、補正を副走査方向の書込解像度でしか行なうことができないため、画像データに段差をつけた位置にてスジ状の画像(画像スジ)が発生してしまう問題があった。この問題を解消するためには、副走査方向の書込解像度を上げてより高精度な画像データ処理を行う必要があり、光源を複数ビームとする(マルチビーム化する)ことで副走査解像度を上げる方式が一般的に知られている。
例えば、複数の光源を有し、該光源の複数の発光点で1つの画素を形成することで、光学系やメカ的な走査線曲がりなどの副走査方向の画素位置を補正する光走査装置が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上述した従来技術のように、マルチビーム化による対応では、光源素子自体の値段が高価であるため、画像形成装置の製造コストが上昇してしまうという問題があった。また、上記特許文献1でも同様に、光源に複数のビームを出力できる素子を使用しなければならないため、画像形成装置の製造コストが上昇してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、製造コストの上昇を抑制するとともに、各色の位置ずれ補正を高精度に行うことができ、画像を高品質化できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像データに応じた光を照射する光源と、前記光源から照射された光を主走査方向に偏向する偏向手段と、副走査方向に回転または移動する複数の第1像担持体に偏向された光を走査させて前記複数の第1像担持体に異なる色の像を形成し、前記複数の第1像担持体に形成された各色の像を重ね合わせて第2像担持体に転写し、前記第2像担持体に転写された前記各色の像を受像材に転写して画像形成を行う画像形成手段と、前記第2像担持体上に各色の位置ずれ補正用のパターン画像を形成するパターン画像形成手段と、前記第2像担持体上に形成された前記パターン画像を検出する検出手段と、前記検出手段による前記パターン画像の検出結果によって、画像形成条件を制御して、前記各色の位置ずれ補正を行う補正手段と、を備え、前記画像形成手段は、前記補正手段により前記各色の位置ずれ補正が行われる場合、前記偏向手段の回転速度に対する前記第2像担持体の走行速度であるプロセス線速を前記画像データの出力時よりも低減することを特徴とする。
本発明によれば、製造コストの上昇を抑制するとともに、各色の位置ずれ補正を高精度に行うことができ、画像を高品質化できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる画像形成装置の構成図である。 図2は、色ずれ補正用のパターン画像と該パターン画像の検出結果の波形を示す図である。 図3は、色ずれ補正用のパターン画像から各種のずれ量を算出する場合の説明図である。 図4は、画像形成装置の構成図である。 図5は、画像データ処理による従来の走査線の傾き補正(スキュー補正)の説明図である。 図6は、画像データ処理による従来の走査線の曲がり補正(ボウ補正)の説明図である。 図7は、画像データ処理による走査線の傾き補正(スキュー補正)の説明図である。 図8は、画像データ処理による走査線の曲がり補正(ボウ補正)の説明図である。 図9は、本実施の形態の画像形成装置における各色の位置ずれ補正処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、実施の形態にかかる画像形成装置の構成図である。図1に示す画像形成装置100は、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機や、ファクシミリ装置、プリンタ、複写機等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
画像形成装置100は、半導体レーザ光源、ポリゴンミラーなどの光学要素を含む光学装置101と、感光体ドラム(ドラム状の感光体)、帯電装置、現像装置などを含む像形成部102と、中間転写ベルトなどを含む転写部103を含んで構成される。すなわち、この光学装置101と像形成部102と転写部103が、画像形成手段とパターン画像形成手段の機能を果たしている。
光学装置101は、レーザダイオード(LD:Laser Diode)を含む半導体レーザ光源である複数の光源(図示は省略)から画像データに応じて照射された光ビームBMを、ポリゴンミラー110により主走査方向に偏向させ、fθレンズを含む走査レンズ111a、111bに入射させる。ポリゴンミラー110は、回転可能であり、後述する各色の位置ずれ補正を行う場合は、実現可能な最も速い回転数で回転する。
光ビームBMは、イエロー(Y)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の画像に対応した数の光ビームが発生されていて、それぞれ走査レンズ111a、111bを通過した後、反射ミラー112y、112k、112m、112cで反射される。
そして、例えばイエローの光ビームYは、走査レンズ111aを透過して反射ミラー112yで反射されてWTLレンズ113yへ入射される。ブラック、マゼンタ、シアンの各色の光ビームK、M、Cについても同様であるため説明を省略する。
光学装置101は、WTLレンズ113y、113k、113m、113cにおいてそれぞれ入射された各光ビームY、K、M、Cを整形した後、反射ミラー114y、114k、114m、114cにより各光ビームY、K、M、Cを偏向させ、その各光ビームY、K、M、Cはさらに反射ミラー115y、115k、115m、115cにより反射される。そして、反射された各光ビームY、K、M、Cは、それぞれ露光のために使用される光ビームY、K、M、Cとして感光体ドラム(以下「感光体」と略称する)120y、120k、120m、120cへと像状照射される。
感光体120y、120k、120m、120cへの光ビームY、K、M、Cの照射は、上述したように複数の光学要素を使用して行われるため、感光体120y、120k、120m、120cに対する主走査方向および副走査方向に関して、タイミング同期が行われている。
以下では、感光体120y、120k、120m、120cに対する主走査方向を光ビームの走査方向として定義し、副走査方向を主走査方向に対して直交する方向、すなわち、感光体120y、120k、120m、120cの回転する方向として定義する。感光体120y、120k、120m、120cは、副走査方向に回転(または移動)し、第1像担持体に相当する。
感光体120y、120k、120m、120cは、アルミニウムなどの導電性ドラム上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層とを含む光導電層を備えている。該光導電層は、それぞれ感光体120y、120k、120m、120cに対応して配設され、コロトロン、スコロトロン、または帯電ローラなどを含んで構成される帯電器122y、122k、122m、122cにより表面電荷が付与される。
各帯電器122y、122k、122m、122cによって感光体120y、120k、120m、120c上にそれぞれ付与された静電荷は、光ビームY、K、M、Cによりそれぞれ像状露光され、各帯電器122y、122k、122m、122cの被走査面上に静電潜像が形成される。
感光体120y、120k、120m、120cの被走査面上にそれぞれ形成された静電潜像は、現像スリーブ、現像剤供給ローラ、規制ブレードなどを含む現像器121y、121k、121m、121cによりそれぞれ現像され、感光体120y、120k、120m、120cの被走査面上に各色の現像剤像が形成される。
感光体120y、120k、120m、120cの被走査面上に担持された各現像剤は、搬送ローラ131a、131b、131cにより矢印D方向に移動する中間転写ベルト130上に重ね合わせて転写される。132y、132k、132m、132cは、それぞれ感光体120y、120k、120m、120cに対する1次転写ローラである。
中間転写ベルト130は、感光体120y、120k、120m、120cの被走査面上からそれぞれ転写されたY、K、M、Cの現像剤を担持した状態で2次転写部へと搬送される。中間転写ベルト130が、第2像担持体に相当する。
2次転写部は、2次転写ベルト133と、搬送ローラ134a、134bとを含んで構成される。2次転写ベルト133は、搬送ローラ134a、134bにより矢印E方向に搬送される。2次転写部には、給紙カセットなどの用紙収容部Tから上質紙、プラスチックシートなどの受像材である用紙Pが搬送ローラ135により供給される。
2次転写部は、2次転写バイアスを印加して、中間転写ベルト130上に担持された各色の現像剤像を、2次転写ベルト133上に吸着保持された用紙Pに転写する。用紙Pは、2次転写ベルト133の搬送と共に定着装置136へと供給される。
定着装置136は、シリコーンゴム,フッ素ゴムなどを含む定着ローラなどの定着部材137を含んで構成されていて、用紙Pと多色現像剤像とを加圧加熱し、排紙ローラ138によって用紙Pを印刷物P′として画像形成装置100の外部へと排出する。
上述した多色現像剤像を転写した後の中間転写ベルト130は、クリーニングブレードを含むクリーニング部139によって転写残現像剤が除去された後、次の像形成プロセスへと供給されている。
また、搬送ローラ131aの近傍には、3個の検出センサ5a、5b、5cが設けられている。検出センサ5a、5b、5cは、カラー画像を形成させる際における画像形成条件を制御して補正を行うために中間転写ベルト130上に形成されたパターン画像(「色ずれ補正用テストパターン画像」「濃度補正用テストパターン画像」を含む)を検出するものである。検出センサ5a、5b、5cは、それぞれ公知の反射型フォトセンサを含む反射型検出センサを用いればよい。
画像形成装置100は、検出センサ5a、5b、5cによる検出結果に基づいて、基準色に対する各色のスキュー(傾き)、主走査レジストずれ量、副走査レジストずれ量、および主走査倍率誤差を含む各種のずれ量を算出する。そして、画像形成装置100は、その算出結果に基づいて画質調整に係る各種のずれ量を補正し、中間転写ベルト130上にカラー画像を形成させる際の画像形成条件を制御して補正(各色の位置ずれ補正、各色の濃度補正など)を行い、画像調整時のパターン画像の生成に係る各種の処理を実行する。
以下の実施の形態では、パターン画像として色ずれ補正(各色の位置ずれ補正)用のパターン画像を用いた補正を行う場合を説明する。まず、色ずれ補正用のパターン画像について説明するとともに、色ずれ補正の方法を説明する。図2は、色ずれ補正用のパターン画像と、そのパターン画像の検出結果の波形を示す図である。図2(b)では、色ずれ補正のパターン画像を示しており、図2(a)では、その色ずれ補正のパターン画像30に対応させてパターン画像の検出結果の波形を示している。
図2に示す色ずれ補正用のパターン画像30は、光学装置101と像形成部102と転写部103により中間転写ベルト130に形成されるものであり、正反射光用の位置合わせのための所定のパターンを備えたマークである。図2(b)に示すように、色ずれ補正用のパターン画像30は、Y、K、M、Cの各色の順に形成された横線パターン(「水平パターン」ともいう)と斜め線パターン(「斜めパターン」ともいう)とを1組とし、8組分を副走査方向に並べ、さらに、各検出センサ5a、5b、5cに対応させて3列分からなるパターン画像である。
横線パターンは、感光体120y、120k、120m、120cの主走査方向に対して横向きで所定幅と所定長を持った4本の横向きパターンである。斜め線パターンは、感光体120y、120k、120m、120cの主走査方向に対して所定の傾斜角(例えば45°)を持たせて所定幅と所定長を持った4本の斜め向きパターンである。
色ずれ補正用のパターン画像30は、感光体120y、120k、120m、120cにそれぞれY、K、M、Cの色に対応する8組分の横線パターンと斜め線パターンが形成され、中間転写ベルト130上に転写して組み合わせられることによって、上述のような配置で中間転写ベルト130上に形成される。
図2(b)に示す一点鎖線31a、31b、31cは、それぞれ各検出センサ5a、5b、5cの中心部が中間転写ベルト130上の副走査方向を移動する軌跡を示している。この一点鎖線31a、31b、31cは、各検出センサ5a、5b、5cの中心部が色ずれ補正用のパターン画像30の中心部を通過している理想の軌跡の例を示している。
なお、図2には、中間転写ベルト130上に、中間転写ベルト130の搬送方向の先頭からY、K、M、Cの順に並ぶように各横線パターンと各斜め線パターンを形成した例を示したが、各横線パターンと各斜め線パターンのそれぞれの色の並びは他の並びにしてもよい。
このように、中間転写ベルト130上に形成された3列の色ずれ補正用のパターン画像30を、それぞれ主走査方向に並べられた検出センサ5a、5b、5cによって検出する。
図2(a)に示す波形は、検出センサ5a、5b、5cのいずれかについて、図2(b)に示した色ずれ補正用のパターン画像30のある検出センサ、例えば、検出センサ5aに対応する1組のパターン画像を検出したときの検出レベルの変化例を示している。なお、他の検出センサ5b、5cについても同様の波形が得られるので、図示を省略する。
検出センサ5a、5b、5cは、横線パターンと斜め線パターン以外の部分では中間転写ベルト130を検出する。従って、例えば、中間転写ベルト130が白色の場合、その白色の検出レベルを基準レベルとすると、色付きの横線パターンと斜め線パターンの箇所では検出レベルが低下する。
図2(a)の中に破線で示すスレッシュホールド電圧レベル(電圧値)は、中間転写ベルト130の汚れなどで検出レベルが低下した場合でも、このスレッシュホールド電圧値を超えてレベル低下がみられた箇所を横線パターンまたは斜め線パターンと検出するための閾値である。
検出センサ5a、5b、5cは、8組分の色ずれ補正用のパターン画像30における各横線パターンと各斜め線パターンの位置を検出する。そして、その検出結果に基づいて基準色(例えば、ブラック(K))に対する他の色(イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M))のスキュー、主走査レジストずれ量、副走査レジストずれ量、および主走査倍率誤差を計測する。
この計測値に基づいて、検出センサ5a、5b、5cの中心位置と色ずれ補正用のパターン画像30の中心位置とのずれ量を求め、次回の色ずれ補正用のパターン画像の形成時に参照する各色の位置ずれ量として記憶する。また、スキュー、主走査レジストずれ量、副走査レジストずれ量、および主走査倍率誤差の各種のずれ量の補正値を求めることができる。
さらに、検出センサ5a、5b、5cによって、3列分の色ずれ補正用のパターン画像30を検出し、各検出結果の平均値を算出し、その算出結果からスキュー、副走査レジストずれ、主走査レジストずれ、および主走査倍率誤差のずれ量を求めることにより、各色のずれ量を精度良く求めることができる。そして、求めたずれ量に基づいて画像形成条件を制御して、各色の位置ずれ補正を行うことによって各色のずれが極めて少ない高画質の画像が形成できる。
各種の位置ずれ量、補正量の算出および補正の実行命令は、図4におけるCPU1により実行される。そして、検出の終わった色ずれ補正用のパターン画像30は、図1のクリーニング部139によって除去される。
次に、図2に示す色ずれ補正用のパターン画像30を検出したときの各種のずれ量の具体的な算出方法について、図3を参照して説明する。図3は、色ずれ補正用のパターン画像から各種のずれ量を算出する場合の説明図である。ここでは、検出センサ5aによって色ずれ補正用のパターン画像30を検出した場合で説明するが、他の検出センサ5b、5cについても同様に行う。
検出センサ5aでは、色ずれ補正用のパターン画像30の検出を、予め決められた所定のサンプリング時間間隔で検出し、CPU1(図4参照)へ通知する。CPU1は、検出センサ5aからパターン画像30の検出の通知を次々と受け取ると、各検出の通知の間隔と上記サンプリング時間間隔とに基づいて各横線パターン間、各横線パターンとそれぞれ対応する斜め線パターンとの間の距離を算出する。このようにして、パターン画像30の列中の同じ色の各横線パターン間と各横線パターンとそれぞれ対応する斜め線パターンとの間の長さを求め、その求めた各々の長さを比較することによって各種の位置ずれ量を算出することができる。
まず、副走査レジストずれ量(副走査方向の色ずれ量)の算出では、横線パターンを使用し、基準色(ここでは、ブラック(K)とする)との対象色のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各パターンの間隔値(y1、m1、c1)を算出する。そして、算出した間隔値(y1、m1、c1)と予め記憶させておいた理想の間隔値(y0,m0,c0)とを比較し、間隔値y1−理想の間隔値y0、間隔値m1−理想の間隔値m0、間隔値c1−理想の間隔値c0から基準色(K)に対するY、M、Cの各色の位置ずれ量を算出できる。
また、主走査レジストずれ量(主走査方向の色ずれ量)の算出では、まず、K、Y、M、Cの各色の横線パターンと斜め線パターンとの間隔値(y2,k2,m2,c2)を算出する。そして、算出した間隔値(y2,k2,m2,c2)を用いて、基準色(K)の間隔値と非基準色Y、M、Cの間隔値との差分値を算出する。その差分値が主走査方向の位置ずれ量に相当する。
これは、斜め線パターンを、主走査方向に対して所定の角度だけ傾斜させているため、主走査方向にずれを生じている場合、ある色の横線パターンとの間隔が、他の色の横線パターンとの間隔よりも広がったり狭まったりするためである。すなわち、ブラック(K)とイエロー(Y)、ブラック(K)とマゼンタ(M)、ブラック(K)とシアン(C)の主走査方向の位置ずれ量は、間隔値k2−間隔値y2,間隔値k2−間隔値m2,間隔値k2−間隔値c2で算出できる。
このようにして、副走査方向及び主走査方向のレジストずれ量を取得することができる。さらに、各検出センサ5a、5b、5cの異なるもの同士の検出結果に基づいてスキュー成分や曲がり(ボウ)成分、主走査倍率誤差についても求めることができる。
スキュー成分とは、主走査方向の走査線の傾き量であり、検出センサ5aと5cとによりそれぞれ検出される副走査レジストずれ量の差分を算出することで取得することができる。また、曲がり成分とは、主走査方向の走査線の湾曲量であり、検出センサ5a、5b、5cの3点の検出結果から取得することができる。但し、3点での曲がり検出となるため、各検出センサ間の曲がり量についてはデータ補間しなければならない。また、主走査倍率誤差の算出では、検出センサ5aと5b、検出センサ5bと5cのそれぞれの主走査レジストずれ量の差分を算出することで取得することができる。
そして、上述のようにして取得した各種の位置ずれ量に基づいて、中間転写ベルト130にカラー画像を形成させる際の画像形成条件を制御して、各色の位置ずれ補正処理を実行する。上記補正処理としては、例えば、位置ずれ量がほぼ一致するように感光体120y、120k、120m、120cに対する各色に対応した光ビームY、K、M、Cの発光タイミングを調整することにより行う。
次に、本実施の形態の画像形成装置100の構成を説明する。図4は、画像形成装置の構成図である。図4では、書込制御と各色の位置ずれ補正を行う機構の構成を主に説明する。
本実施の形態にかかる画像形成装置100は、検知センサ5a、5b、5cと、プリンタコントローラ140と、スキャナコントローラ141と、エンジン制御部145と、K、M、C、Y各色のLD制御部147K、147C、147M、147Yを主に備えている。
検出センサ5a、5b、5cは、各色の画像の位置ずれを算出するために、中間転写ベルト130に転写された色ずれ補正用のパターン画像30を検出するものである。すなわち、検出センサ5a、5b、5cは、色ずれ補正用のパターン画像30の位置を検出してアナログの検出信号をエンジン制御部145に出力する。
プリンタコントローラ140は、PC(Personal computer)などの外部装置からネットワークを介して送信された画像データを受信するものである。プリンタコントローラ140は、受信した画像データを画像処理部142に転送する。
スキャナコントローラ141は、図示しないスキャンで原稿を読み取って画像データを取得するものである。スキャナコントローラ141は、取得した画像データを画像処理部142に転送する。
エンジン制御部145は、さらに、信号変換部146と、CPU(Central Processing Unit)1と、ROM(Read Only Memory)2と、RAM(Random Access Memory)3と、画像処理部142と、書込処理部148と、を主に備えている。
信号変換部146は、検出センサ5a、5b、5cから出力された検出信号を増幅し、増幅されたアナログの検出信号をデジタルデータへ変換し、変換したデジタルデータをRAM3に格納する。
CPU1は、ROM2に予め記憶されたプログラムに従い、RAM3をワークメモリとして用いて所定の演算処理を行うものであり、補正部として本実施形態による各色の位置ずれ補正処理を制御する。すなわち、CPU1は、RAM3に格納された色ずれ補正用のパターン画像30の位置を示す検出信号のデジタルデータから色ずれ量を算出し、算出した色ずれ量から色ずれを補正するための色ずれ補正量を算出する。そして、CPU1は、書込処理部148による書込み処理(後述)を制御することで各色の位置ずれ補正を行う。
画像処理部142は、プリンタコントローラ140によって受信した画像データ、またはスキャナコントローラ141から取得した画像データに応じた種々の画像処理を行うものである。
書込処理部148は、画像処理部142から転送された画像データを受け取り、受け取った画像データについて各種書込み処理を施してLDを点灯させるためのLD点灯信号を生成し、生成したLD点灯信号をLD制御部147K、147C、147M、147Yに送信することで、光ビームBMを発光させて、感光体120y、120k、120m、120c上に画像を形成する。
LD制御部147K、147C、147M、147Yは、光学装置101内に備えられており、書込処理部148から受け取ったLD点灯信号に従って、感光体120y、120k、120m、120cへの光ビームBMの照射を制御するものである(図1参照)。光ビームBMが照射されることによって、感光体120y、120k、120m、120c上にトナー像が形成され、該トナー像は、用紙Pに転写されて外部へ排出される。
ここで、本実施の形態の画像形成装置100における画像形成処理の概要について説明する。PCからのプリンタ画像はプリンタコントローラ140で、原稿の画像はスキャナコントローラ141でそれぞれ処理され、エンジン制御部145の画像処理部142に転送される。画像処理部142では、受け取った画像データに応じた種々の画像処理を行い、カラー各色の画像データに変換して書込処理部148に転送する。そして、書込処理部148は、各種書込み画像処理を施した後にLD点灯信号を生成し、各色のLD制御部147K、147C、147M、147YにてLDを発光させて、感光体上に画像を形成する。
次に、エンジン制御部145に備えられた書込処理部148についてさらに説明する。書込処理部148は、K、M、C、Y各色の書込制御部143K、143M、143C、143Yと、ラインメモリ144K、144M、144C、144Yとから構成されている。
さらに、K、M、C、Y各色の書込制御部143K、143M、143C、143Yは、図示していないが、それぞれ書込画像処理部、色ずれ補正パターン画像生成部、LD点灯信号出力部を備えている。
書込画像処理部は、ラインメモリ144K、144M、144C、144Yに格納された画像データを用いて各種の画像処理を行うものである。
色ずれ補正パターン生成部は、各色の色ずれ補正を行う際の補正値の算出のために、中間転写ベルト130に転写する色ずれ補正用のパターン画像30の画像データを生成するものである。
次に、LD点灯信号出力部は、CPU1によって算出された色ずれ補正量に応じて補正書き込み指令(LD点灯信号)をLD制御部147K、147C、147M、147Yに送出する。そして、LD点灯信号を受け取ったLD制御部147K、147C、147M、147Yが光ビームBMの照射による書き込みタイミングのずれを補正する制御を行う。
ラインメモリ144K、144M、144C、144Yは、画像処理部142から転送された画像データを順次格納するためのメモリである。すなわち、ラインメモリ144K、144M、144C、144Yは、画像データによる走査線の傾きや曲がり補正を行うために、主走査方向の1ラインの画像を表現する画素を分割して格納する。そして、分割された画素を走査線の曲がり(ボウ)や傾き(スキュー)とは逆の副走査方向にシフトさせて出力される。これにより、トナー像が形成される際に生じるボウやスキューを補正することができる。
次に、画像データ処理による従来の走査線の傾き補正(スキュー補正)の一例について説明する。図5は、画像データ処理による従来の走査線の傾き補正(スキュー補正)の説明図である。
図5では、1ライン24dot中に2dot分のスキュー補正を実施した場合を示している。この場合、1ラインあたり3分割した3ライン分の画像データをラインメモリ144K、144M、144C、144Yに格納しておき、各ラインの画像データ読み出しタイミングを切り替えることにより1ライン中の画像データをシフトすることができる。
具体的には、各ラインの画像データは、対象ラインの前半1/3の画像データと、対象ラインの1ライン前の中間1/3の画像データと、対象ラインの2ライン前の後半1/3の画像データを読み出すことで構成される。この処理を行うことで、用紙P上では2dot分のスキュー補正が実施された画像となる。
しかし、この方式では、用紙P上の画像データの矢印の位置に画像スジが発生してしまうという問題がある。これは、画像処理によるボウ補正およびスキュー補正は副走査方向の書込解像度でしか行なえないため、補正が粗くなっていることが原因である。
次に、画像データ処理による従来の走査線の曲がり補正(ボウ補正)の一例について説明する。図6は、画像データ処理による従来の走査線の曲がり補正(ボウ補正)の説明図である。
図6では、1ライン24dot中に1dot分のボウ補正を実施した場合を示している。この場合、1ラインあたり3分割した3ライン分の画像データをラインメモリ144K、144M、144C、144Yに格納しておき、各ラインの画像データ読み出しタイミングを切り替えることにより1ライン中の画像データをシフトすることができる。
具体的には、各ラインの画像データは、対象ラインの前半1/3の画像データと、対象ラインの1ライン前の中間1/3の画像データと、対象ラインの2ライン前の後半1/3の画像データを読み出すことで構成される。この処理を行うことで、用紙P上では1dot分のボウ補正が実施された画像となる。
しかし、図5のスキュー補正の場合と同様に、この方式では、用紙P上の画像データの矢印の位置に画像スジが発生してしまう問題がある。これは、画像処理によるボウ補正およびスキュー補正は副走査方向の書込解像度でしか行なえないため、補正が粗くなっていることが原因である。
次に、本実施の形態の画像形成装置100におけるボウ補正およびスキュー補正について説明する。本実施の形態では、画像データでボウ補正およびスキュー補正を実施する場合に、ポリゴン回転数に対して、中間転写ベルト130の走行速度であるプロセス線速を画像データの出力時よりも相対的に低減することで、副走査方向の画素位置を書込解像度以上の分解能で指定することができる。このため、高精度なボウ補正およびスキュー補正を行うことができる。
まず、画像データ処理による走査線の傾き補正(スキュー補正)の一例について説明する。図7は、画像データ処理による走査線の傾き補正(スキュー補正)の説明図である。図7(A)は、従来の方式で画像データ処理によるスキュー補正を行った場合の図である。図7(B)(C)は、本実施の形態での画像データ処理によるスキュー補正を行った場合の図である。図7(B)および図7(C)では、ポリゴン回転数(ポリゴンミラー110の回転数)は図7(A)と同じ回転数で回転されているが、プロセス線速をそれぞれ1/2倍、1/3倍に低減したときの図である。
このように、ポリゴン回転数に対するプロセス線速の相対比を1/2、1/3と低減することにより副走査方向に高精度なドット位置指定が可能となるため、画像データ処理によるスキュー補正を実施する場合の画像データの段差位置に発生する画像スジ(図の矢印位置)の画像不具合を抑制することができる。
図7では、(A)の通常のプロセス線速では、副走査解像度1200dpiでの画素位置の指定となるため、21um(=25.4[mm/inch]/1200[dot/inch]×1000)となり、21umの段差が発生するが、プロセス線速を1/2、1/3と低減した場合、それぞれ10um、7umでの画素位置指定が可能となるため、段差も目立たなくなる。
このとき、画像の読み出しタイミングも合わせて切り替える必要がある。例えば、プロセス線速を1/2とする場合は、1ライン形成するのに光ビームBMは1/2ラインおきに2走査することになるため、副走査方向に1/2dot画素位置をずらす場合には、1走査目で前半部分の画像データを読み出し、後半部分は画像データ読み出しを行わず白画素を出力する。
一方で、2走査目では前半部分の画像データ読み出しを行わずに白画素を出力し、後半部分の画像データを読み出すことになる。このように、画像データの読み出しタイミングの切り替えと、画像データ読み出しを行わない白画素出力を組み合わせることにより高精度な画素位置指定が可能となる。
次に、画像データ処理による走査線の曲がり補正(ボウ補正)の一例について説明する。図8は、画像データ処理による走査線の曲がり補正(ボウ補正)の説明図である。図8(A)は、従来の方式で画像データ処理によるボウ補正を行った場合の図である。図8(B)(C)は、本実施の形態での画像データ処理によるボウ補正を行った場合の図である。図8(B)および図8(C)では、ポリゴン回転数は図8(A)と同じ回転数で回転されているが、プロセス線速をそれぞれ1/2倍、1/3倍に低減したときの図である。
このように、ポリゴン回転数に対するプロセス線速の相対比を1/2、1/3と低減することにより副走査方向に高精度なドット位置指定が可能となるため、画像データ処理によるボウ補正を実施する場合の画像データの段差位置に発生する画像スジ(図の矢印位置)の画像不具合を抑制することができる。
図8では、(A)の通常のプロセス線速では、副走査解像度1200dpiでの画素位置の指定となるため、21um(=25.4[mm/inch]/1200[dot/inch]×1000)となり、21umの段差が発生するが、プロセス線速を1/2、1/3と低減した場合、それぞれ10um、7umでの画素位置指定が可能となるため、段差も目立たなくなる。
このとき、画像の読み出しタイミングも合わせて切り替える必要がある。例えば、プロセス線速を1/2とする場合は、1ライン形成するのに光ビームBMは1/2ラインおきに2走査することになるため、副走査方向に1/2dot画素位置をずらす場合には、1走査目で前半部分の画像データを読み出し、後半部分は画像データ読み出しを行わず白画素を出力する。
一方で、2走査目では前半部分の画像データ読み出しを行わずに白画素を出力し、後半部分の画像データを読み出すことになる。このように、画像データの読み出しタイミングの切り替えと、画像データ読み出しを行わない白画素出力を組み合わせることにより高精度な画素位置指定が可能となる。
なお、本実施の形態の画像形成装置100では、光ビームBMの走査線の曲がりおよび傾きが予め定めた所定値以上の場合に、プロセス線速を低減する。また、本実施の形態の画像形成装置100では、画像データの印刷モードにしたがって、プロセス線速の低減比率を切替える。すなわち、例えば、画像形成装置100は、生産性を優先する印刷モードで画像データを印刷する場合のプロセス線速の速度より、画質を優先する印刷モードで画像データを印刷する場合のプロセス線速の速度を下げる。
次に、本実施の形態の画像形成装置100における各色の位置ずれ補正処理の流れについて説明する。図9は、本実施の形態の画像形成装置における各色の位置ずれ補正処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートの各処理は、ROM2に記憶されたプログラムに従い、CPU1により制御および実行される。
本実施の形態では、ポリゴン回転数に対するプロセス線速を画像データの印刷時より低減することで画質の向上が見込まれるが、その反面生産性が低下してしまうという課題がある。そのため、生産性の低下を望まないユーザや、不要なタイミングでの生産性の低下を防止するために、図9に示す補正処理は印刷ジョブごとに実行する。
まず、画像形成装置100において印刷が実行されると、CPU1は、各色の位置ずれ補正(ボウ補正およびスキュー補正)を行うか否かを判定する(ステップS10)。
この判定は、例えば、予めRAM3に画像データによるボウ補正およびスキュー補正の実施要否をユーザにより選択された結果を格納しておき、その選択結果により行う。これにより、画像データによるボウ補正およびスキュー補正を望まないユーザの不要な生産性の低下を防止することができる。
ボウ補正およびスキュー補正を行わない場合(ステップS10:No)、処理を終了し、印刷が実行される。一方、ボウ補正およびスキュー補正を行う場合(ステップS10:Yes)、CPU1は、各色のずれ量を算出し、算出されたずれ量が予め定めた所定値以上か否かを判定する(ステップS11)。
所定値については、予めROM2やRAM3などに記憶させておく。その所定値を画像データによるボウ補正およびスキュー補正の実施判定に使用することで、不要な生産性の低下を防止できる。つまり、傾きや曲がりが少ない場合は、ボウ補正およびスキュー補正を実施する必要が無いため、生産性の低下を防止することができる。
算出されたずれ量が所定値未満である場合(ステップS11:No)、処理を終了し、印刷が実行される。一方、算出されたずれ量が所定値以上である場合(ステップS11:Yes)、CPU1は、印刷モードが画質を優先する印刷モードか否かを判定する(ステップS12)。
印刷モードが画質を優先する印刷モードである場合(ステップS12:Yes)、CPU1は、プロセス線速1/3で、ボウ補正およびスキュー補正を実行する(ステップS13)。これは、例えば、写真などの画像を高画質で印字したい場合には、生産性が低下してしまうが、高画質の画像を得ることができるようにプロセス線速を1/3まで低減して高精度なボウ補正およびスキュー補正を実行している。
一方、印刷モードが画質を優先する印刷モードでない場合、すなわち印刷モードが生産性を優先する印刷モードである場合(ステップS12:No)、CPU1は、プロセス1/2でボウ補正およびスキュー補正を実行する(ステップS14)。これは、例えば、モノクロの文書など画質よりも生産性を重視したい場合は、プロセス線速を1/2の低減としてある程度の精度でボウ補正およびスキュー補正を実行している。
なお、本実施の形態では、プロセス線速を1/2と1/3に低減した場合の例を示したが、異なるプロセス線速低減率を設定してもよい。
このように、本実施の形態の画像形成装置100は、各色の位置ずれ補正を行う場合、ポリゴン回転数に対するプロセス線速を画像データの印刷時より低減することで、副走査方向の画素位置を書込解像度以上の分解能で指定することができるため、製造コストの上昇を抑制するとともに、各色の位置ずれ補正を高精度に行うことができ、画像を高品質化できる。
また、本実施の形態の画像形成装置100は、ポリゴンミラー110の回転数を現実可能な最も速い回転数で回転させることで、プロセス線速を低減する割合を抑制することができ、生産性の低下を最小限に抑えることができる。また、本実施の形態の画像形成装置100は、光ビームBMの走査線の曲がりおよび傾きが所定値以上であった場合にプロセス線速を低減することで、無駄な生産性の低下を防止できる。さらに、本実施の形態の画像形成装置100は、印刷データの印刷モードに応じて、プロセス線速の低減比率を切り替えることで、高画質の印刷を優先する場合や生産性を優先する場合など場合に応じた補正が可能である。
1 CPU
2 ROM
3 RAM
5a、5b、5c 検出センサ
30 パターン画像
100 画像形成装置
101 光学装置
102 像形成部
103 転写部
110 ポリゴンミラー
111a、111b 走査レンズ
112y、112k、112m、112c、114y、114k、114m、114c、115y、115k、115m、115c 反射ミラー
113y、113k、113m、113c WTLレンズ
120y、120k、120m、120c 感光体(ドラム)
121y、121k、121m、121c 現像器
122y、122k、122m、122c 帯電器
130 中間転写ベルト
131a、131b、131c、134a、134b、135、138 搬送ローラ
133 2次転写ベルト
136 定着装置
137 定着部材
139 クリーニング部
140 プリンタコントローラ
141 スキャナコントローラ
142 画像処理部
143K、143M、143C、143Y 書込制御部
144K、144M、144C、144Y ラインメモリ
145 エンジン制御部
146 信号変換部
147K、147C、147M、147Y LD制御部
148 書込処理部
特開2008‐107704号公報

Claims (5)

  1. 画像データに応じた光を照射する光源と、
    前記光源から照射された光を主走査方向に偏向する偏向手段と、
    副走査方向に回転または移動する複数の第1像担持体に偏向された光を走査させて前記複数の第1像担持体に異なる色の像を形成し、前記複数の第1像担持体に形成された各色の像を重ね合わせて第2像担持体に転写し、前記第2像担持体に転写された前記各色の像を受像材に転写して画像形成を行う画像形成手段と、
    前記第2像担持体上に各色の位置ずれ補正用のパターン画像を形成するパターン画像形成手段と、
    前記第2像担持体上に形成された前記パターン画像を検出する検出手段と、
    前記検出手段による前記パターン画像の検出結果によって、画像形成条件を制御して、前記各色の位置ずれ補正を行う補正手段と、を備え、
    前記画像形成手段は、前記補正手段により前記各色の位置ずれ補正が行われる場合、前記偏向手段の回転速度に対する前記第2像担持体の走行速度であるプロセス線速を前記画像データの出力時よりも低減することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記偏向手段は、前記各色の位置ずれ補正を行う場合、実現可能な最も速い回転数で回転することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正手段は、前記光の走査線の曲がりおよび傾きを補正することで、前記各色の位置ずれ補正を行い、
    前記画像形成手段は、前記曲がりおよび前記傾きが予め定めた所定値以上の場合に、前記プロセス線速を低減することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成手段は、前記画像データの出力モードに従って、前記プロセス線速の低減比率を切り替えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段は、生産性を優先する前記出力モードにおける前記プロセス線速の速度より、画質を優先する前記出力モードにおける前記プロセス線速の速度を下げることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
JP2011272689A 2011-12-13 2011-12-13 画像形成装置 Pending JP2013125092A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272689A JP2013125092A (ja) 2011-12-13 2011-12-13 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272689A JP2013125092A (ja) 2011-12-13 2011-12-13 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013125092A true JP2013125092A (ja) 2013-06-24

Family

ID=48776374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011272689A Pending JP2013125092A (ja) 2011-12-13 2011-12-13 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013125092A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5434694B2 (ja) 位置ずれ補正方法及び位置ずれ補正装置、並びにそれを用いた画像形成装置
JP5807345B2 (ja) 画像形成装置
JP5772335B2 (ja) 画像形成装置及び方法及びプログラム並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US8929783B2 (en) Image forming apparatus, method for performing image correction using the same and computer readable storage medium
JP2011064765A (ja) 光ビーム走査光学装置
JP5267179B2 (ja) 画像形成装置、位置ずれ補正方法、位置ずれ補正プログラム、及び記録媒体
JP2014021242A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP6241082B2 (ja) 画像形成装置、及び画像形成方法
US9201331B2 (en) Image forming apparatus, image correcting method, computer readable storage medium, image correction unit and image forming system
JP7472695B2 (ja) 画像形成装置
JP2013125092A (ja) 画像形成装置
JP5659518B2 (ja) 画像形成装置
JP2012194477A (ja) 画像形成装置
JP2014059336A (ja) 画像形成装置
JP6834806B2 (ja) 画像形成装置
JP5169889B2 (ja) 画像形成装置、色ずれ補正方法及び色ずれ補正制御プログラム
JP2016018193A (ja) 画像形成装置、制御方法およびプログラム
JP5321379B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の位置ずれ補正方法
JP4710287B2 (ja) 画像形成装置
JP2006137132A (ja) 走査線位置ずれ補正方法・画像形成装置
JP6525780B2 (ja) 画像形成装置および走査線の曲がり検出方法
JP5672865B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御プログラム
JP2014048338A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2014056190A (ja) 画像形成装置および方法、およびプログラム並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2019098619A (ja) 画像形成装置