JP2013123936A - 自己昇降式台船の支持脚補強装置及び支持脚補強方法 - Google Patents

自己昇降式台船の支持脚補強装置及び支持脚補強方法 Download PDF

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基久 原
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Abstract

【課題】大掛かりな設備を必要とせず、水深等の条件に応じて支持脚を補強することができるようにした自己昇降式台船の支持脚補強装置及び支持脚補強方法の提供。
【解決手段】水上を移動可能な台船本体2と、台船本体2に対して上下に相対移動可能な複数の支持脚3,3とを有する自己昇降式台船にあって、支持脚3,3同士を水平方向で相対移動不能に連結する支持脚補強部材10を各支持脚3,3...に対して上下に相対移動可能に備え、支持脚補強部材10を水中の所望の高さ位置で各支持脚3,3...に上下に相対移動不能に支持させるようにした自己昇降式台船1の支持脚補強装置において、支持脚補強部材10に中空の浮体部を備え、浮体部内に注排水して浮体部の浮力を調整することにより、支持脚補強部材10を上下に移動させるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は風力発電設備等を海上に施工する際に使用される自己昇降式台船(Self Elevating Platform:SEP)の支持脚を水深等の諸条件に応じて補強するための自己昇降式台船の支持脚補強装置及び支持脚補強方法に関する。
従来、風力発電設備等の海洋設備の施工においては、精度の高い作業が求められることから、台船本体(プラットフォーム)を海面上の波浪等の影響を受けにくい位置に保持し、船体動揺等の影響を受け難いようにした自己昇降式台船が用いられている。
このような自己昇降式台船は、水上を移動可能な台船本体と、台船本体に対して上下に相対移動可能な複数の支持脚とを有し、台船本体を曳航して施工現場まで移動させた後、台船本体に対して各支持脚を下向きに相対移動させて支持脚の下端を海底部まで到達させ、その状態で台船本体に対して各支持脚を更に下向きに相対移動させることにより台船本体を水面より高い位置に移動させ、その位置で台船本体が支持脚を介して水底部に支持されるようになっている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2011−183835号公報
しかしながら、上述の如き従来の自己昇降式台船では、台船本体が各支持脚を介して水底部に支持される構造のため、波浪や潮流等の外力或いは座屈に対する耐力は各支持脚の耐力に依存するところ、水深の浅い場所に比べて水深の深い場所での作業においては、波浪や潮流等の外力による影響及び支持脚の長さの影響が大きく、その為各支持脚により高い耐力が要求される。
従って、自己昇降式台船を水深の深い位置で使用する場合においては、断面の大きな支持脚を使用したり、各支持脚同士を補強部材により連結した構造としたりして各支持脚の耐力を増強する必要があり、水深の浅い位置で使用する場合に比べて台船本体及び支持脚の構造や支持脚を昇降させる昇降装置等が大がかりなものになってしまうという問題があった。また、上記の如き理由から設置場所の水深に応じて別個の自己昇降式台船を必要とし、設備費が嵩むという問題があった。
そこで本発明は、このような従来の問題に鑑み、水深の深い場所においても大掛かりな設備を必要とせず、水深等の条件に応じて支持脚を補強することができるようにした自己昇降式台船の支持脚補強装置及び支持脚補強方法の提供を目的としてなされたものである。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明の特徴は、水上を移動可能な台船本体と、該台船本体に対して上下に相対移動可能な複数の支持脚とを有し、該各支持脚を前記台船本体に対して下向きに相対移動させて前記支持脚の下端を水底部まで到達させ、その状態で前記台船本体に対して前記各支持脚を更に下向きに相対移動させることにより前記台船本体を水面より高い位置に移動させるようにした自己昇降式台船にあって、前記支持脚同士を水平方向で相対移動不能に連結する支持脚補強部材を前記各支持脚に対して上下に相対移動可能に備え、該支持脚補強部材を水中の所望の高さ位置で前記各支持脚に上下に相対移動不能に支持させるようにした自己昇降式台船の支持脚補強装置において、前記支持脚補強部材に中空の浮体部を備え、該浮体部内に注排水して該浮体部の浮力を調整することにより、前記支持脚補強部材を上下に移動させるようにしたことにある。
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記支持脚補強部材を中空箱状に形成された箱型部材をもって構成し、該箱型部材に前記浮体部が形成されてなることにある。
請求項3に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記支持脚補強部材は、前記各支持脚間を剛的に連結する梁部を備え、該梁部に浮体部を設けてなることにある。
請求項4に記載の発明の特徴は、請求項3の構成に加え、前記梁部を密閉可能な中空部を有する中空形状に形成し、該梁部に浮体部が形成されてなることにある。
請求項5に記載の発明の特徴は、請求項1〜3又は4の構成に加え、前記支持脚補強部材を上下に移動させる際の姿勢を制御する姿勢制御手段を備えたことにある。
請求項6に記載の発明の特徴は、請求項5の構成に加え、前記支持脚補強部材に複数の前記浮体部を備え、前記姿勢制御手段は、前記各浮体部への注排水量を調節することにより前記支持脚補強部材の姿勢を制御するようにしたことにある。
請求項7に記載の発明の特徴は、請求項5又は6の構成に加え、前記姿勢制御手段は、前記台船本体より上下動可能に繰り出される複数の姿勢制御部材の下端部を前記支持脚補強部材に連結させ、前記各姿勢制御部材の繰り出し量により前記支持脚補強部材の姿勢を制御するようにしたことにある。
請求項8に記載の発明の特徴は、水上を移動可能な台船本体と、該台船本体に対して上下に相対移動可能な複数の支持脚とを有する自己昇降式台船にあって、前記支持脚同士を水平方向で相対移動不能に連結する支持脚補強部材を前記各支持脚に対して上下に相対移動可能に備えるとともに、該支持脚補強部材に中空の浮体部を備え、該浮体部内に注排水して該浮体部の浮力を調整することにより前記支持脚補強部材を上下に移動させるようにした自己昇降式台船の支持脚補強装置を使用し、所望の設置場所において、前記各支持脚を前記台船本体に対して下向きに相対移動させて前記支持脚の下端を水底部まで到達させた後、前記浮体部内に注水して該支持脚補強部材を水中の所望の高さ位置まで下降させるとともに前記各支持脚に上下に相対移動不能に支持させ、然る後、前記台船本体に対して前記各支持脚を更に下向きに相対移動させて前記台船本体を水面より高い位置に移動させることにある。
請求項9に記載の発明の特徴は、請求項8の構成に加え、前記支持脚補強部材に複数の前記浮体部を備え、前記各浮体部への注排水量を調節することにより前記支持脚補強部材の姿勢を制御することにある。
請求項10に記載の発明の特徴は、請求項8又は9の構成に加え、前記台船本体より上下動可能に繰り出される複数の姿勢制御部材を使用し、該姿勢制御部材の下端部を前記支持脚補強部材に連結させ、前記各姿勢制御部材の繰り出し量により前記支持脚補強部材の姿勢を制御することにある。
本発明に係る自己昇降式台船の支持脚補強装置は、上述したように、水上を移動可能な台船本体と、該台船本体に対して上下に相対移動可能な複数の支持脚とを有し、該各支持脚を前記台船本体に対して下向きに相対移動させて前記支持脚の下端を水底部まで到達させ、その状態で前記台船本体に対して前記各支持脚を更に下向きに相対移動させることにより前記台船本体を水面より高い位置に移動させるようにした自己昇降式台船にあって、前記支持脚同士を水平方向で相対移動不能に連結する支持脚補強部材を前記各支持脚に対して上下に相対移動可能に備え、該支持脚補強部材を水中の所望の高さ位置で前記各支持脚に上下に相対移動不能に支持させるようにした自己昇降式台船の支持脚補強装置において、 前記支持脚補強部材に中空の浮体部を備え、該浮体部内に注排水して該浮体部の浮力を調整することにより、前記支持脚補強部材を上下に移動させるようにしたことにより、設置場所の水深や潮流等の諸条件に応じて支持脚を補強することができ、当該諸条件に台船本体や支持脚の構造を大掛かりなものとせずとも対応することができる。
また、本発明において、前記支持脚補強部材を中空箱状に形成された箱型部材をもって構成し、該箱型部材に前記浮体部が形成されてなることにより、簡易な構造で浮体部を好適に形成することができる。
更に本発明において、前記支持脚補強部材は、前記各支持脚間を剛的に連結する梁部を備え、該梁部に浮体部を設けてなることにより、支持脚補強部材を所望の形状にすることができる。
また、本発明において、前記梁部を密閉可能な中空部を有する中空形状に形成し、該梁部に浮体部が形成されてなることにより、浮体部を梁部と併用して好適に形成することができる。
更にまた、本発明において、前記支持脚補強部材を上下に移動させる際の姿勢を制御する姿勢制御手段を備えたことにより、支持脚補強部材を好適に上下移動させることができる。
更にまた、本発明において、前記支持脚補強部材に複数の前記浮体部を備え、前記姿勢制御手段は、前記各浮体部への注排水量を調節することにより前記支持脚補強部材の姿勢を制御することにより、浮体部を姿勢制御手段と併用することができ、少ない設備で姿勢制御が可能となる。
また、本発明において、前記姿勢制御手段は、前記台船本体より上下動可能に繰り出される複数の姿勢制御部材の下端部を前記支持脚補強部材に連結させ、前記各姿勢制御部材の繰り出し量により前記支持脚補強部材の姿勢を制御することにより、支持脚補強部材を姿勢制御部材にガイドさせつつ移動させることができるとともに、支持脚補強部材の位置決めも容易に行うことができる。
本発明に係る自己昇降式台船の支持脚補強方法は、水上を移動可能な台船本体と、該台船本体に対して上下に相対移動可能な複数の支持脚とを有する自己昇降式台船にあって、前記支持脚同士を水平方向で相対移動不能に連結する支持脚補強部材を前記各支持脚に対して上下に相対移動可能に備えるとともに、該支持脚補強部材に中空の浮体部を備え、該浮体部内に注排水して該浮体部の浮力を調整することにより、前記支持脚補強部材を上下に移動させるようにした自己昇降式台船の支持脚補強装置を使用し、所望の設置場所において、前記各支持脚を前記台船本体に対して下向きに相対移動させて前記支持脚の下端を水底部まで到達させた後、前記浮体部内に注水して該支持脚補強部材を水中の所望の高さ位置まで下降させるとともに前記各支持脚に上下に相対移動不能に支持させ、然る後、前記台船本体に対して前記各支持脚を更に下向きに相対移動させて前記台船本体を水面より高い位置に移動させることにより、大掛かりな装置を用いずとも安定した状態で台船本体を水面より高い位置に移動させることができる。
更に本発明において、前記支持脚補強部材に複数の前記浮体部を備え、前記各浮体部への注排水量を調節することにより前記支持脚補強部材の姿勢を制御することにより、簡素な設備で好適に支持脚補強部材の上下移動する際の姿勢を制御することができる。
また、本発明において、前記台船本体より上下動可能に繰り出される複数の姿勢制御部材を使用し、該姿勢制御部材の下端部を前記支持脚補強部材に連結させ、前記各姿勢制御部材の繰り出し量により前記支持脚補強部材の姿勢を制御することにより、支持脚補強部材をスムースに移動させることができるとともに容易に位置決めができる。
(a)は本発明に係る支持脚補強装置を使用した自己昇降式台船の一例を示す平面図、(b)は同側面図である。 同上の自己昇降式台船の支持脚補強部材を動作させた状態を示す側面図である。 図1中の支持脚補強部材の一例を示す拡大平面図である。 図3中の固定手段の一例を示す拡大縦断面図である。 図1中の支持脚補強部材の他の一例を示す拡大平面図である。 図1中の支持脚補強部材の更に他の一例を示す拡大平面図である。 図1中の支持脚補強部材の更に他の一例を示す拡大平面図である。 図1中の支持脚補強部材の更に他の一例を示す拡大平面図である。 (a)は本発明に係る支持脚補強装置を使用した自己昇降式台船の他の一例を示す平面図、(b)は同正面図である。 (a)〜(d)は本発明に係る自己昇降式台船の支持脚補強方法における各工程の概略を示す側面図である。
次に、本発明に係る自己昇降式台船の支持脚補強装置の実施の態様を図1〜図9に示した実施例に基づいて説明する。尚、図中符号1は自己昇降式台船である。
自己昇降式台船1は、水上を移動可能な台船本体2と、台船本体2に対して上下に相対移動可能な複数の支持脚3,3...とを有し、各支持脚3,3...を台船本体2に対して下向きに相対移動させて支持脚3,3...の下端を水底部まで到達させ、その状態で台船本体2に対して各支持脚3,3...を更に下向きに相対移動させることにより台船本体2を水面より高い位置まで移動させるようになっている。
台船本体2は、上面部に平坦な作業甲板2aを有する平面視矩形状に形成され、水上に浮かべて曳航等により移動できるようになっている。
台船本体2の四隅部には、それぞれ上下方向に向けた円筒状又は角筒状の鋼管からなる支持脚3,3...を上下に貫通した配置に備え、昇降手段4を動作させることにより各支持脚3,3...が台船本体2に対して上下に相対移動するようになっている。
昇降手段4には、例えば、油圧ジャッキ方式のものを使用し、支持脚3,3...の外周部をチャック体にて把持した状態で台船本体2に反力を取って上下方向に向けた油圧シリンダーを動作させることにより台船本体2に対して支持脚3,3...を上下に相対移動させるようになっている。尚、昇降手段4は、油圧ジャッキ方式に限定されず、ラックアンドピニオン方式等の他の方式を採用してもよい。
また、台船本体2には、台船本体2と各支持脚3,3...とを所望の高さ位置で互いに上下に相対移動不能に固定する図示しない固定手段を備えている。
一方、この自己昇降式台船1は、支持脚補強装置Aを備え、作業現場における水深や潮流等の諸条件に応じて支持脚3,3...を補強できるようになっている。
この支持脚補強装置Aは、支持脚3,3...同士を水平方向に相対移動不能に連結する支持脚補強部材10を備え、水深や潮流等の条件に応じて所望の高さ位置で支持脚3,3...同士を支持脚補強部材10により連結することにより台船本体2下にあって該台船本体2を支える構造を強化し、支持脚3,3...毎の負担を軽減するようになっている。
また、この支持脚補強装置Aでは、この支持脚補強部材10に一又は複数の浮体部を備え、この浮体部内に注排水して支持脚補強部材10全体の浮力を調整することにより支持脚補強部材10を支持脚3,3...にガイドさせつつ所望の高さ位置に相対移動させることができるようになっている。
尚、各支持脚3,3...の下部外側面には、管径方向外向きに張り出したストッパー部材11が固定され、このストッパー部材11により支持脚補強部材10の支持脚3,3...からの脱落が防止されている。また、このストッパー部材11は、所定の高さ位置においては支持脚補強部材10を固定する際の位置決め手段としても機能するようになっている。
支持脚補強部材10は、図3に示すように、台船本体2と略同形状の平面形状を有する矩形プレート型であって、内部に中空部101aを有する中空箱状に形成された一つの箱型部材101をもって構成され、この箱型部材101の四隅部に各支持脚3,3...に上下に相対移動可能に支持されるスライド部12,12...が配置されている。
この箱型部材101には、密閉可能な中空部101aを有することにより浮体部が形成され、浮体部内、即ち中空部101a内に注排水手段27により注排水することにより持脚補強部材10の浮力を調整できるようになっている。
尚、この箱型部材101は、中空部101a内を隔壁によって仕切り、且つ仕切られた中空部毎に注排水手段27により注排水できるようにして一の箱型部材101に複数の浮体部が形成されるようにしたものであってもよい。
また、箱型部材101は、上述した矩形プレート型の中空箱状に限定されず、円形プレート型、楕円形プレート型、多角形型等の中空箱状に形成されたものであってもよい。
スライド部12は、中央に上下方向に向けた挿通部15を有し、内部に挿通部15を通して貫通された支持脚3,3...を固定する固定手段16を備えている。
固定手段16は、例えば、図4に示すように、各支持脚3,3...に穿孔された固定用孔3a,3a...に挿入される水平方向に向けた固定用ピン材17を備え、この固定用ピン材17が油圧で動作する挿抜機構18により固定用孔3a,3a...に挿入される位置と抜き取られた位置との間で進退できるようになっている。尚、図中符号19は、固定用ピン材17の先端部が挿入される軸受部である。
注排水手段27は、例えば、水中に面した位置に形成された開閉可能な注排水口22と、中空部101a内に給排ホース23を介して接続された台船本体2上に設置されたエアコンプレッサー等の気体給排装置24とを備え、注排水口22を開いた状態で中空部101a内の空気を吸引することにより注排水口22より外部の海水等の水を内部に導入し、一方、中空部101a内に圧縮空気を注入することにより内部の水が注排水口22を通して外部に排出されるようになっている。尚、注排水手段27は、上述の構成に限定されず、注排水口22を設けずにポンプを使用して給排ホース23を通して注排水するようにしてもよい。
尚、上述の実施例では、支持脚補強部材10を作業台船本体2と略同形状の平面形状を有する矩形プレート箱状に形成したものについて説明したが、支持脚補強部材10は、図5〜図8に示すように、各支持脚3,3間を剛的に連結する梁部を備えた構造のもの、例えば、各スライド部12,12間を梁部により連結して平面視矩形枠状に形成したものであってもよい。尚、上述の実施例と同様の構成には同一符号を付して説明を省略する。
図5に示す支持脚補強部材10は、中央部に上下に貫通した開口102aを有する矩形枠状に形成され、各スライド部12,12間が中空箱状に形成された梁部102,102により連結されている。
この梁部102には、密閉可能な中空部102bを有することにより浮体部が形成され、浮体部内、即ち各中空部102b内に注排水手段27により注排水することにより持脚補強部材10全体の浮力を調整できるようになっている。
また、支持脚補強部材10は、図6、図7に示すように、各スライド部12,12間を連結する梁部をトラス構造等からなる梁部材14,14をもって構成し、梁部材14,14にて支持脚3,3同士を連結するようにした構造のものであってもよく、この場合には、梁部材14,14に1又は複数のフロート等の中空浮体26,26...を支持させて浮体部を設け、各中空浮体26内に注排水手段27により注排水することにより浮力を調整するようにする。尚、図中符号28は中空浮体26を支持するための支持部材である。
更に、支持脚補強部材10は、図8に示すように、中空形状に形成された梁部と、トラス構造等を有する梁部材14,14からなる梁部とを組み合わせた構成であってもよく、例えば、矩形枠状を形成する互いに平行な一対の長辺の梁部又は短辺の梁部の何れかを両端にスライド部12,12を配置した直方体型の中空箱状に形成された一対の箱型部材103,103をもって構成し、両箱型部材103,103間をトラス構造等からなる梁部材14,14により連結したものであってもよい。尚、この箱型部材103は、中空部内を隔壁20,20によって仕切り、且つ仕切られた中空部103a,103a...毎に注排水手段27により注排水できるようにして一の梁部に複数の浮体部が形成されている。
尚、支持脚補強部材10のいくつかの態様について上述したが、これらの支持脚補強部材10は、波浪や潮流による外力が作用する部分の表面積が小さくなるように構成する等して波浪や潮流等による外力の影響を受け難い構造とすることが望ましく、また、支持脚補強部材10全体の重量を抑えることができる構造とすることが望ましい。
そして、支持脚補強部材10全体として外力の影響を受け難く、重量の小さなものであれば、支持脚補強部材10を上下動させる際に必要な浮力が小さく済み、それにより浮体部の構造を小さくでき、且つ浮体部に対する波浪や潮流等による外力の影響も軽減させることができる。
尚、上述の実施例において、梁部を中空箱状に形成した例について説明したが、梁部は中空箱状の他、両端が閉鎖された中空円筒状等の密閉可能な中空部を有する中空形状であればよい。
また、梁部を構成する梁部材14は、上述の実施例に示した構造に拘泥されず、断面四角形状の他、三角形状や多角形状であってもよく、トラス構造以外の構造により構成されたものであってもよい。
一方、この支持脚補強装置Aでは、支持脚補強部材10を上下に移動させるに際し、姿勢制御手段30により支持脚補強部材10の姿勢を制御し、潮流や波浪等の外力による支持脚補強部材10の動揺を抑制するようにすることが好ましい。
この姿勢制御手段30としては、図5、図6、図8に示すように、支持脚補強部材10に複数の浮体部を備えておき、その複数の浮体部毎に注排水できるようにし、各浮体部への注排水量を制御して浮体部毎に浮力を調整することにより支持脚補強部材10の姿勢を制御するようにしたものがある。
また、姿勢制御手段30としては、図9に示すように、台船本体2より上下動可能に繰り出される鋼管等からなる棒状の姿勢制御部材31を複数備え、姿勢制御部材31の下端部を支持脚補強部材10の上面部や側部等に連結させ、この姿勢制御部材31にガイドさせることにより支持脚補強部材10を正しい姿勢で保つようにしたものであってもよい。
各姿勢制御部材31は、油圧ジャッキやラックアンドピニオン機構等からなる繰り出し手段32により台船本体2に対し上下に相対移動することができ、また、台船本体2下への繰り出し量が制御できるようになっている。
従って、姿勢制御部材31毎に繰り出し量を調整することにより、支持脚補強部材10は、その姿勢が制御され、また、所望の高さ位置において位置決めを行うこともできる。
尚、姿勢制御手段30は、上述の実施例に拘泥されず、例えば、姿勢制御部材31をワイヤーとし、繰り出し手段32としてのウインチでワイヤーの繰り出し量を制御するようにしてもよい。
更に姿勢制御手段30は、上述した浮体部によるものと姿勢制御部材31によるものとを併用したものであってもよい。
次に、上述の如き自己昇降式台船の支持脚補強装置を使用した自己昇降式台船の支持脚補強方法について図10に示す実施例について説明する。尚、上述の実施例と同様の部分には同一符号を付して説明する。
まず、図10(a)に示すように、各支持脚3,3...をその下端から水底までの距離が十分確保される高さ位置まで上昇させた状態とし、且つ各浮体部内に空気を充填させた状態で支持脚補強部材10を台船本体2下に一体化させて台船本体2を水上に浮かべ、台船本体2を曳航により水上を移動させ、所望の設置場所まで移動させる。
次に、図10(b)に示すように、昇降手段4を動作させて各支持脚3,3...をその下端が水底地盤Bに到達するまで下向きに相対移動させる。
然る後、設置場所の水深や潮流・波浪の状態等の諸条件に応じて支持脚補強部材10により支持脚3,3...を補強する。尚、水深や潮流・波浪の状態等の諸条件を鑑みて補強の必要性がない場合には、支持脚補強部材10を動作させずともよい。
支持脚補強部材10による支持脚補強方法は、まず、注排水手段27を動作させて浮体部内に注水を行う。即ち、注排水口22を開くとともにエアコンプレッサー等の気体給排装置24を動作させて浮体部内を減圧し、それにより注排水口22を通して外部の水が浮体部内に導入されて浮体部内に注水がなされる。
それにより支持脚補強部材10の浮力が低減し、図10(c)に示すように、支持脚補強部材10が支持脚3,3...にガイドされつつ下降する。また、支持脚補強部材10は、姿勢制御手段30により制御されてスムースに下降するようになっている。
その際、姿勢制御手段30を構成する姿勢制御部材31の繰り出し量により支持脚補強部材10を所望の高さ位置で位置決めする。また、支持脚3,3...の所定の位置にストッパー部材11を設けておくことにより、支持脚補強部材10の下面がストッパー部材11に当て止めされて位置決めをするようにしてもよい。
そして、所望の高さ、例えば、支持脚3,3...の台船本体2下部分の略中間位置まで移動させ、その位置において固定手段16により支持脚補強部材10を支持脚3,3...に上下に相対移動不能に支持させ、支持脚3,3...同士を水平方向で相対移動不能に連結する。
これにより台船本体2下にあって該台船本体2を支える構造が強化され、支持脚3,3...を介して台船本体2が水底地盤に安定した状態で支持される。
そして、この状態において、図10(d)に示すように、更に昇降手段4を動作させ、台船本体2に対して各支持脚3,3...を下向きに相対移動させると、台船本体2が支持脚3,3...を介して水底地盤Bに反力をとって水面より高い位置、即ち波浪や潮流の影響を受け難い位置まで移動し、自己昇降式台船1の設置作業が完了する。
一方、この自己昇降式台船1を撤去するには、上述の工程とは逆の順序にて作業を行う。
まず、台船本体2と支持脚3,3...との固定状態を解除した後、昇降手段4を動作させて台船本体2に対して支持脚3,3...を上向きに相対移動させ、支持脚3,3...を介して水底地盤に支持させた状態で台船本体2を水面部まで下降させる。
次に、固定手段16の固定用ピン部材17を支持脚3,3...より引抜いて支持脚補強部材10と支持脚3,3...の固定状態を解除し、注排水口22を開いた状態で気体給排装置24より浮体部内に圧縮空気を供給して浮体部内を加圧する。
それにより注排水口22より水が排出され、浮体部に浮力を生じさせ、それにより支持脚補強部材10を各支持脚3,3...にガイドさせつつ上昇させ、台船本体2下に一体化させる。
そして、その状態で昇降手段4を動作させ、台船本体2に対して各支持脚3,3...を上向きに相対移動させ、所定の高さ位置において固定手段により各支持脚3,3...と台船本体2とを固定する。それにより各支持脚3,3...の下端が水底地盤より離脱し、各支持脚3,3...が水上に浮かんだ台船本体2に支持された状態となり、その状態で台船本体2を曳航等により移動させて撤去作業が完了する。
A 支持脚補強装置
B 水底地盤
1 自己昇降式台船
2 台船本体
3 支持脚
4 昇降手段
10 支持脚補強部材
101 箱型部材
102 梁部
103 箱型部材
11 ストッパー部材
12 スライド部
14 梁部材
15 挿通部
16 固定手段
17 固定用ピン材
18 挿抜機構
19 軸受部
20 隔壁
22 注排水口
23 給排ホース
24 気体給排装置
26 中空浮体
27 注排水手段
30 姿勢制御手段
31 姿勢制御部材
32 繰り出し手段

Claims (10)

  1. 水上を移動可能な台船本体と、該台船本体に対して上下に相対移動可能な複数の支持脚とを有し、該各支持脚を前記台船本体に対して下向きに相対移動させて前記支持脚の下端を水底部まで到達させ、その状態で前記台船本体に対して前記各支持脚を更に下向きに相対移動させることにより前記台船本体を水面より高い位置に移動させるようにした自己昇降式台船にあって、前記支持脚同士を水平方向に相対移動不能に連結する支持脚補強部材を前記各支持脚に対して上下に相対移動可能に備え、該支持脚補強部材を水中の所望の高さ位置で前記各支持脚に上下に相対移動不能に支持させるようにした自己昇降式台船の支持脚補強装置において、
    前記支持脚補強部材に中空の浮体部を備え、該浮体部内に注排水して該浮体部の浮力を調整することにより、前記支持脚補強部材を上下に移動させるようにしたことを特徴としてなる自己昇降式台船の支持脚補強装置。
  2. 前記支持脚補強部材を中空箱状に形成された箱型部材をもって構成し、該箱型部材に前記浮体部が形成されてなる請求項1に記載の自己昇降式台船の支持脚補強装置。
  3. 前記支持脚補強部材は、前記各支持脚間を剛的に連結する梁部を備え、該梁部に浮体部を設けてなる請求項1に記載の自己昇降式台船の支持脚補強装置。
  4. 前記梁部を密閉可能な中空部を有する中空形状に形成し、該梁部に前記浮体部が形成されてなる請求項3に記載の自己昇降式台船の支持脚補強装置。
  5. 前記支持脚補強部材を上下に移動させる際の姿勢を制御する姿勢制御手段を備えた請求項1〜3又は4に記載の自己昇降式台船の支持脚補強装置。
  6. 前記支持脚補強部材に複数の前記浮体部を備え、前記姿勢制御手段は、前記各浮体部への注排水量を調節することにより前記支持脚補強部材の姿勢を制御するようにした請求項5に記載の自己昇降式台船の支持脚補強装置。
  7. 前記姿勢制御手段は、前記台船本体より上下動可能に繰り出される複数の姿勢制御部材の下端部を前記支持脚補強部材に連結させ、前記各姿勢制御部材の繰り出し量により前記支持脚補強部材の姿勢を制御するようにした請求項5又は6に記載の自己昇降式台船の支持脚補強装置。
  8. 水上を移動可能な台船本体と、該台船本体に対して上下に相対移動可能な複数の支持脚とを有する自己昇降式台船にあって、前記支持脚同士を水平方向で相対移動不能に連結する支持脚補強部材を前記各支持脚に対して上下に相対移動可能に備えるとともに、該支持脚補強部材に中空の浮体部を備え、該浮体部内に注排水して該浮体部の浮力を調整することにより、前記支持脚補強部材を上下に移動させるようにした自己昇降式台船の支持脚補強装置を使用し、
    所望の設置場所において、前記各支持脚を前記台船本体に対して下向きに相対移動させて前記支持脚の下端を水底部まで到達させた後、前記浮体部内に注水して該支持脚補強部材を水中の所望の高さ位置まで下降させるとともに前記各支持脚に上下に相対移動不能に支持させ、然る後、前記台船本体に対して前記各支持脚を更に下向きに相対移動させて前記台船本体を水面より高い位置に移動させることを特徴としてなる自己昇降式台船の支持脚補強方法。
  9. 前記支持脚補強部材に複数の前記浮体部を備え、前記各浮体部への注排水量を調節することにより前記支持脚補強部材の姿勢を制御する請求項8に記載の自己昇降式台船の支持脚補強方法。
  10. 前記台船本体より上下動可能に繰り出される複数の姿勢制御部材を使用し、該姿勢制御部材の下端部を前記支持脚補強部材に連結させ、前記各姿勢制御部材の繰り出し量により前記支持脚補強部材の姿勢を制御する請求項8又は9に記載の自己昇降式台船の支持脚補強方法。
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