JP2013123666A - ローラ清掃装置 - Google Patents

ローラ清掃装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013123666A
JP2013123666A JP2011272799A JP2011272799A JP2013123666A JP 2013123666 A JP2013123666 A JP 2013123666A JP 2011272799 A JP2011272799 A JP 2011272799A JP 2011272799 A JP2011272799 A JP 2011272799A JP 2013123666 A JP2013123666 A JP 2013123666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
cleaning
cleaning cloth
pressing body
cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011272799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5950434B2 (ja
JP2013123666A5 (ja
Inventor
Akira Hara
瑛 原
Katsuto Odaka
克仁 小高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BALDWIN NIPPON KK
Baldwin Japan Ltd
Original Assignee
BALDWIN NIPPON KK
Baldwin Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BALDWIN NIPPON KK, Baldwin Japan Ltd filed Critical BALDWIN NIPPON KK
Priority to JP2011272799A priority Critical patent/JP5950434B2/ja
Publication of JP2013123666A publication Critical patent/JP2013123666A/ja
Publication of JP2013123666A5 publication Critical patent/JP2013123666A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5950434B2 publication Critical patent/JP5950434B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

【課題】ローラの表面に押し当てる清掃布の圧力を弱くしても清掃可能なローラ清掃装置を実現すること。
【解決手段】清掃布8を供給するための供給手段7と、前記供給手段から供給される清掃布8を巻き取る巻取手段9と、供給手段7及び巻取手段9の間に配置され、清掃布を回転しているローラ1の表面に接触させる押圧体14とを備えたローラ清掃装置において、清掃布8がマイクロファイバ18を含むものにした。好ましくは押圧体14が清掃布8をローラ1の長手方向に沿って、表面に線状に押圧するブレードである。本発明によれば、清掃布がローラの回転に対する負荷が少なく、フイルム成形設備側のローラの回転制御を簡素化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フイルムを成形するフイルム成形設備のローラの清掃を行うローラ清掃装置に関するものである。
フイルムを工業的に成形するフイルム成形設備は、多数のローラを備えている。これらのローラの表面は、成形するフイルム素材に直接接触するため、常に清浄に維持されなければならない。
しかし、ローラの表面には、異物が付着する。ローラに付着する異物は、フイルムから析出した析出物であったり、外部からもたらされるものである。ローラの表面に異物が付着すると成形しているフイルムの品質が低下する。従って、フイルム成形設備のローラは、手順を定めて定期的に運転を停止し、ローラの清掃作業を行っている。
ローラの清掃は、作業者が、清掃布によってローラの外周を拭くことによって行うほか、自動で行うことが提案されている。
フイルム成形設備のための自動的なローラの清掃装置は、特許文献1に示されている。特許文献1のローラ清掃装置は、ローラの長手方向に沿って移動可能な清掃ユニットを備えている。この清掃装置は、清掃対象のローラの長さに比べて、幅の狭い清掃布を使用することができる。この清掃装置は、幅の狭い清掃布をパッドによって回転しているローラの表面に押し付けて、かつローラの長手方向に沿って移動する。この清掃装置の利点は、清掃布の幅が狭いため、清掃布とローラの接触摩擦力を小さくすることができる。このローラ清掃装置の清掃能力は、パッドの押圧力に依存する。また、パッドによって清掃布を押し付ける構造であるため、摩擦抵抗を十分に下げにくい。ローラ表面に固着した異物がある場合は、清掃布が異物にひっかかり、ローラの回転に対して、強い回転負荷となる。
特許文献2は、高温かつ高速で回転するローラの表面を、耐熱性の布によって自動的に拭き取るローラ清掃装置が示されている。このローラ清掃装置は、ローラの全幅を一時に清掃するが、清掃時の負荷を少なくして、操業中に拭き取りを行うようにしている。なお、このローラ清掃装置では、ローラの回転速度を高速にすることにより、ローラと清掃布の摩擦抵抗の変化の影響を減少させている。
特許文献3には、印刷機のローラの清掃装置の例が示されている。この清掃装置は、ブレードによって、回転するローラの表面に清掃布を押し当てるようにしている。このローラ清掃装置は、ブレードがローラの表面に均一に接触するように安定機構を備えるとともに、ローラに突起があっても、その突起を乗り越えるような逃げ機構を備えている。このローラ清掃装置の清掃能力は、ブレードの押圧力に依存する。
特開平2009−269004号公報 特開平07−173738号公報 特開平02−108543号公報
従来のローラ清掃装置は、清掃布によって、ローラ表面の異物を確実に拭き取るには、清掃布をローラの表面に強い圧力で押し当てる必要があるという課題があった。この原因は、ローラの表面に押し当てる清掃布に、通常の繊維の太さの布を使用しているため、拭き取り力が弱いことにある。
本発明は、ローラの表面に押し当てる清掃布の圧力を弱くしても清掃可能なローラ清掃装置を実現することにある。
本発明は、清掃布を供給するための供給手段と、前記供給手段から供給される前記清掃布を巻き取る巻取手段と、前記供給手段及び前記巻取手段の間に配置され、前記清掃布を回転しているローラの表面に接触させる押圧体とを備えたローラ清掃装置において、前記清掃布は、マイクロファイバを含むことを特徴とするローラ清掃装置とした。
さらに本発明は、以下の概念を含む。
(1)前記押圧体は、前記清掃布を前記ローラの長手方向に沿って、前記ローラの表面に線状に押圧するブレードであること。
(2)前記ブレードは、前記ローラ表面に付着した障害物を乗り越える方向に傾いていること。
(3)前記押圧体は、複数の押圧体から構成されることを特徴とすること。
(4)前記清掃布は、前記ローラの回転方向について、先行する前記押圧体及び後続する前記押圧体の間で、前記ローラの表面から離間する部分を設けられていること。
(5)前記押圧体は、先行する第1の押圧体及び後続する第2の押圧体から構成されること。
(6)前記清掃布は、前記第1の押圧体及び前記第2の押圧体の間で、前記ローラの表面から離間すること。
(7)前記第1の押圧体及び前記第2の押圧体の間で、前記清掃布に清掃剤を供給する清掃剤供給手段を備えたこと。
(8)前記第1の押圧体及び前記第2の押圧体の間で、前記ローラの表面に清掃剤を供給する清掃剤供給手段を備えたこと。
(9)前記第1の押圧体及び前記第2の押圧体の間で、清掃剤を供給する清掃剤供給手段及び前記清掃剤供給手段から供給された清掃剤を吸引する吸引手段を備えたこと。
(10)前記押圧体は、複数の押圧体から構成され、少なくとも1つの押圧体が、前記ローラ表面に付着した障害物を乗り越える方向に傾いていること。
(11)清掃布を供給するための供給手段と、前記供給手段から供給される前記清掃布を巻き取る巻取手段と、前記供給手段及び前記巻取手段の間に配置され、前記清掃布を回転しているローラの表面に接触させる押圧体とを備え、前記清掃布は、マイクロファイバを含み、かつ、前記ローラの表面に付着した異物に清掃剤を供給する清掃剤供給手段を備えたローラ清掃装置としたこと。
(12)清掃布を供給するための供給手段と、前記供給手段から供給される前記清掃布を巻き取る巻取手段と、前記供給手段及び前記巻取手段の間に配置され、前記清掃布を回転しているローラの表面に接触させる押圧体とを備え、前記清掃布は、マイクロファイバを含み、かつ、前記ローラの表面に付着した異物に清掃剤を供給する清掃剤供給手段及び前記ローラの表面を加熱する加熱手段を備えたローラ清掃装置としたこと。
マイクロファイバは、ローラの表面との接触圧力が低くても、ローラの表面に付着した異物を除去することが可能である。そのため、本発明によるローラ清掃装置は、ローラの表面に対する接触圧力を弱くすることができる。ローラの表面に対する接触圧力を弱くすることができれば、清掃布とローラの表面の摩擦抵抗が少なくなる。その結果、清掃布がローラの回転に対する負荷が少なく、フイルム成形設備側のローラの回転制御を簡素化することができる。
また、本発明のローラ清掃装置は、清掃布がマイクロファイバを含むものとしたため、ローラの表面に異物がある場合に、ローラの表面に対する清掃布の押圧力を弱くしても、確実に異物を除去することができる。
図1は、第1の実施の形態の側面図である。 図2は、第1の実施の形態の平面図である。 図3は、マイクロファイバを含む清掃布の模式図である。 図4は、第2の実施の形態の側面図である。 図5は、第3の実施の形態の側面図である。 図6は、押圧体の傾き方向の説明図である。 図7は、第4の実施の形態の側面図である。 図8は、第5の実施の形態の側面図である。
以下に、本発明の実施の態様を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の態様の側面図であり、図2は、その平面図である。1は、清掃対象となるローラであり、矢印2に示すように、図面上で反時計方向に回転する。ローラ1は、フイルム成形設備のローラの場合は、典型的には直径0.3メートル、長さ1メートル程度であり、ローラ1の表面3は、平滑な梨地面加工又は鏡面加工されている。4は、ローラ清掃装置である。図2に示すように、ローラ清掃装置4は、対向する一対の側板5、6の間に主要な構成要素が含まれる。図1は、図2の側板6を除去した状態での断面図で示している。
8は清掃布である。7は、清掃布8を供給する供給手段である。9は巻取手段である。巻取手段9は、回転駆動源10によって回転駆動される巻取軸11に清掃布8を巻き取る。回転駆動源10は、例えば減速ギアを含む電動機で実現することができる。回転駆動源10の回転速度は、清掃布8の走行速度を決定している。
回転駆動源10は、巻取手段9で巻き取られる清掃布の巻き径が変化しても、清掃布8の所定の走行速度を維持する定寸送り機構を含んでいることが好ましい。定寸送り機構の構造は、巻取軸11に巻かれる清掃布8の巻き径に応じて、巻取軸11の回転速度を制御することによって実現できる。巻取軸11に巻かれる清掃布8の巻き径は、巻取軸11の総回転数を累積加算すれば、計算可能である。
供給手段7は、供給ロール12に巻かれた清掃布を供給する。その結果、清掃布は、供給手段7から巻取り手段9に向けて、矢印13に示す方向に走行する。供給手段7は、清掃布8に所定の張力を付与する制動機構を含んでいることが好ましい。
14は、押圧体である。押圧体14は、供給手段7及び巻取手段9の間にあって、清掃布8の走行経路に配置されている。押圧体14は、必要に応じて、清掃布8を、ローラ1に接触させる。15は、回転軸である。回転軸15は、図2に示す回転駆動源16によって、回転可能になっている。16は、ブレードである。ブレード16は、細長い弾力性のある薄板であり、長さは、清掃布8の幅よりも幾分短い。これは、清掃布8が、ブレード16の押圧部17全体を覆い、押圧部17が露出しないようにするためである。
なお、清掃布8の幅及びブレード16の長さは、ローラ1の長さに比較して短くてもよく、その場合は、ローラ清掃装置4をローラ1に沿って横行させるようにすればよい。
ブレード16は、一端が回転軸15に固定され、他の一端には押圧部17が設けられている。回転軸15は、図1の例で、およそ15度の範囲で往復回転可能になっている。図1の状態は、回転軸15が反時計方向に回転した状態を示しており、押圧部17が、清掃布8を、ローラ1の表面3に接触させている状態を示している。図示はしないが、回転軸15が時計方向に回転すると、押圧部17は、ローラ1の表面3から離れ、それにともない清掃布8もローラ1の表面3から離れる。なお、清掃布8がローラ1の表面3の接触する形状は押圧部17の形状に依存し、図1の例では線状になる。
以上のような構成によれば、清掃布8は、巻取手段9によって継続的に巻き取られる。清掃布8は、押圧体14によって、ローラ1の表面3の線状に接触する。
ブレード16は、ローラ1の接線方向に面に対して、所定の角度で傾いている。ブレード16の傾き方向は、接線方向の面に対して、異物に対する乗り越え方向と、異物に対する衝突方向に傾きが考えられる。
図1は、本発明を実施するのに適した乗り越え方向の例である。図1において、Rは、ローラ1の表面に付着した異物である。異物は、ローラ1の回転方向2の上流側から押圧部17に向かって接近してくる障害物である。図1におけるブレード16の傾きは、ローラ1の表面3に付着した障害物Rを乗り越える方向に傾いている。すなわち、障害物Rが、ブレード16の押圧部17に至っても、押圧部17は、ブレード16が乗り越える方向に傾いているため、衝突することなく乗り越える。ブレード16の乗り越え方は、異物Rによって、ブレード16のバネとしての弾力性によって押圧部17が異物Rを乗り越えるようにすることができる。さらに、ブレード16の乗り越え方は、回転軸15の時計方向の回転を許す機構であってもよい。
一方、図6は、ブレード16の衝突方向の傾きの説明図である。図6に示すブレード16の傾きは、ローラ1の表面3に対する垂線Hに対して、押圧部17を支点にして、反時計方向に傾いている。この場合、異物Rが、押圧部17に衝突した場合、ブレード16は、回転軸15を中心に、反時計方向に逃げることができない。すなわち、ブレード16は、衝突方向に傾いている。そのため、押圧体14を単体で用いる場合は、本発明を実施するのに適さない。これは、ブレード16が衝突方向に傾いていると、押圧部17は、障害物Rと衝突し、その衝撃が、急激な制動力となって、ローラ1の回転に影響を与えるためである。
図3は、マイクロファイバを含んだ清掃布の模式図である。清掃布8は、マイクロファイバを含んでいることが好ましい。マイクロファイバは、自然に入手できる木綿などの一般的な繊維よりも細い繊維であり、化学繊維の供給業者から入手することが可能である。図3において、X軸は、マイクロファイバ18であり、Y軸は、通常の繊維19であって、平織の布とした例を示している。なお、X軸とY軸は、両方ともマイクロファイバであってもよい。図3に示すように、X軸のみがマイクロファイバの場合は、ローラ1の長さ方向を、X軸と平行にし、ローラ1の回転方向をY軸に沿った方向にするのが好ましい。
図1及び図2に実施の態様として示したローラ清掃装置と同等の構成で、清掃布8の幅を、ローラ1の長さよりも短い構成にして、実施例としてマイクロファイバを使用し、比較例として、不織布を使用して実験を行った。
ローラ1は、直径0.3メートル、長さ1.0メートル、クロムメッキの鏡面仕上げとし、実験用の速度として1秒につき1回転の速度で回転させた。また、異物Rは、パラフインワックス(ローソク用)を加熱してローラ1の表面3に滴下して付着させた。ローラ1の表面3に対する押圧部17は、押圧部分の長さが0.4メートル、幅は0.005メートルとし、押圧部の押圧力は、0.1Kgとし、さらに、清掃布8を毎秒0.006メートルずつ巻き取った。
まず、実施例として、図1に示したローラ清掃装置4で、清掃布8を、東レ株式会社から、TORAYSEE(商標名)として販売されているポリエステル100%のマイクロファイバを使用して、ローラ1を回転さながら清掃動作を行った。そうすると、異物Rは、ローラ1の回転に応じて徐々に小さくなっていくことが認められた。
次に比較例として、清掃布8を、DuPont社からSONTARA(商標名)として販売されているパルプ55%、ポリエステル45%のスパンレースの不織布と交換して、同様の清掃動作を行った。この不織布には、マイクロファイバは含まれていない。異物Rの変化を観察すると、マイクロファイバを含む清掃布8の場合と異なり、異物Rはほとんど変化しなかった。
このことから、本発明を実施する場合は、清掃布8として、マイクロファイバを含んでいることが好ましいことがわかる。これは、マイクロファイバがそれ自体で異物Rのかきとり作用があるためであると推定される。清掃布8にマイクロファイバを使用すると、押圧体14の押圧力は小さくても清掃の力を失わない。その結果、押圧体14の押圧力は少なくてよく、ローラ1の表面3に、異物Rが存在しないか、あるいは少ない場合は、清掃布8とローラ1の表面3との摩擦抵抗は非常に小さい。さらに、異物Rがローラ1の表面3に存在するときでも、押圧体14の押圧力が小さいにもかかわらず、確実に拭き取ることが可能である。
従って、清掃布8にマイクロファイバを使用し、異物Rが少ない段階で、頻繁にあるいは連続してローラ1の表面3の清掃を行うようにすれば、実質的にローラ清掃装置4による清掃が、ローラ1の回転に及ぼす影響は少ないという効果がある。
一方、清掃布8に不織布を使用する場合は、異物Rを拭き取るためには、清掃布8を所定の強さの押圧力でローラ1の表面3に押し付ける必要がある。そのため、ローラ1の表面3に異物Rが存在しない場合であっても、清掃布3とローラ1の表面3の摩擦抵抗が大きい。
また、図1において、20及び21は、清掃剤を供給する清掃剤供給手段である。清掃剤供給手段20は、清掃布8について、押圧部17の上流側に配置され、かつ清掃布8に対して清掃剤を供給する。供給手段7から供給される清掃布8は、清掃剤供給手段20によって清掃剤を供給された後に押圧部17に到達する。
清掃剤供給手段21は、ローラ1の回転方向2について、押圧部17の上流側に配置され、かつローラ1の表面3に対して清掃剤を供給する。ローラ1の表面3は、清掃剤が供給された後に、押圧部17の部分に到達する。
図1に示すローラ清掃装置4においては、清掃剤供給手段は、20と21の両方あってよく、または20か21のどちらか一方であってもよい。清掃剤供給手段20、21は、ローラ清掃装置4にとって必須ではないが、しかし、異物Rの種類によっては効果的である。清掃剤は、冷水、温水、高温スチーム、有機溶剤、界面活性剤を含んだ水溶液など、ローラ1の表面3に付着する異物Rの物性に合わせて選択することができる。
図1に示すローラ清掃装置4は、押圧部17によって、ローラ1の長手方向に沿って、線状に清掃布8をローラ1の表面3に押し付ける。押圧部17が、清掃布8を線状に押し付ける構造であるため、面状に押し付ける構造に比較して、容易に所定の単位面積あたりの押圧力が得られる。そのため、押圧部17全体の押圧力は小さくてもよい。さらに清掃布8が、マイクロファイバであるため、押圧部17の押圧力に頼らない清掃が可能であり、押圧部17の押圧力は、小さくてもよい。その結果、ローラ1を含むフイルム成形設備は、フイルム生産中にローラ1を継続して清掃する生産中清掃が可能である。ずなわち、本発明を実施したローラ清掃装置4は、清掃布8がマイクロファイバを含むようにして、マイクロファイバの性質を巧みに利用することによって実現したものである。
一方、フイルム生産を停止している間にローラ1を清掃する停止中清掃も可能である。清掃剤供給手段20、21から供給する清掃剤は、条件によっては、ローラ1の停止中清掃のときに供給し、生産中清掃の場合は清掃剤を供給しないようにすることができる。
図4は、本発明の第2の実施の態様の側面図である。このローラ清掃装置4は、押圧体が2段になっており、清掃布8の供給手段7及び巻取手段9の間に、第1の押圧体14及び第2の押圧体25を備えている。第2の押圧体25の構造は、第1の押圧体14と類似の構造で良い。すなわち、第2の押圧体25は、回転軸15に対応する回転軸26、ブレード16に対応するブレード27及び押圧部17に対応する押圧部28から構成される。ブレード16と27は、両方ともローラ1の表面3に付着した障害物としての異物Rを乗り越える方向に傾いている。
29は、清掃布ガイドである。清掃布ガイド29は、第1の押圧体14及び第2の押圧体25の間にあって、清掃布8をローラ1の表面3から離間させる。この場合、清掃布8は、押圧部17と押圧部28の部分でローラ1の表面3に接触する。異物Rは、最初に第2の押圧体25による清掃布8で拭き取られ、続いて第1の押圧体16による清掃布8で拭き取られる。
この場合であっても、清掃布8にマイクロファイバを使用することにより、押圧体16及び25の押圧力は弱くてもよい。従って、異物Rが、ローラ1の表面3に存在しないか、あるいは存在してもまばらに存在する場合は、清掃布8とローラ1の表面3との摩擦抵抗がローラ1の回転に及ぼす影響は図1に示した実施の態様と同様に少ない。一方、ローラ1の表面3に異物Rが存在する場合は、第2の押圧体25による清掃布8で拭き取り、引き続いて第1の押圧体14による清掃布8で拭き取る。そのことにより、速やかな異物Rの除去が可能である。
また、清掃剤供給手段21は、ローラ1の表面3に向けて清掃剤を供給することができる。清掃剤供給手段21は、ローラ1の回転方向2について、第2の押圧体25の上流側に配置されている。従って、ローラ1の表面3に付着した清掃剤は、最初に第2の押圧体25によって押圧された清掃布8によってふき取られ、引き続いて第1の押圧体14によって押圧された清掃布8によって拭きとられる。すなわち、ローラ1の表面3に付着した清掃剤は、連続して2回拭き取られる。そのことによって、図1に示した第1の実施の態様に比較して、第2の押圧体25に続き第1の押圧体14を通過した後のローラ1の表面3には清掃剤が残りにくい。
さらに、清掃布ガイド29は、清掃剤供給手段として、清掃剤を供給可能な構造としてもよい。清掃剤供給手段としての清掃布ガイド29は、清掃剤を清掃布8に供給するようにしてもよく、または直接ローラ1の表面3に供給するようにしてもよい。
清掃布ガイド29から、清掃剤を清掃布8に供給する場合は、清掃布8の走行方向が矢印13に示す方向であり、ローラ1の回転方向が矢印2に示す方向であれば、第1の押圧体14及び第2の押圧体25は、異なる役割を果たす。すなわち、ローラ1の表面3は、まず清掃剤を含んだ清掃布8で、第2の押圧体25の部分で拭き取られ、次に、第1の押圧体14の部分で清掃剤を含まない清掃布8で拭かれる。その結果、ローラ1の表面3は、清掃剤が付着したままローラ清掃装置4を通り過ぎることがない。
清掃布ガイド29から、清掃剤をローラ1の表面に供給する場合は、異物Rが清掃剤によって変化するものであれば、第1の押圧体14の部分の清掃布8で、異物Rを容易に拭き取ることができる。すなわち、最初に第2の押圧体25の清掃布で清掃剤がない状態で拭き取り、さらに第1の押圧体14の清掃布8によって清掃剤で変化した異物Rを拭き取るように役割を分担させることができる。
図5は、本発明の第3の実施の態様の側面図である。図5に示した態様と図4に示した態様では、押圧体が2段であるところは共通するが、図4における清掃布ガイド29を備えていない点で異なる。その結果、清掃布8は、押圧部17と押圧部28の間の接触部30でローラ1の表面3に接触する。接触部30への清掃布8の押圧力は、清掃布8の張力に依存する。清掃布8の張力が弱い場合は、接触部30の押圧力は弱い。しかし、清掃布8がマイクロファイバを含んでいれば、接触部30の押圧力が弱い場合であっても、ローラ1の表面3にまばらに異物Rが付着する程度であれば、ローラ1の回転に影響を与えることなく、十分な清掃能力を発揮することができる。
なお、図4に示した実施の態様であっても、図5に示した実施の態様であっても、押圧体が2段の例を示したが、3段以上にすることができる。これは、清掃布8にマイクロファイバを含むようにしたため、清掃布8を強い圧力でローラ1の表面3の押し付ける必要がないためである。また、押圧体を複数設ける場合は、清掃布8をローラ1の表面3に押圧する押圧力は、異物Rに物性に合わせてそれぞれ異なるようにしてもよい。
図7は、本発明の第4の実施の態様の側面図である。図4に示した第2の実施の態様と比較すると、清掃布ガイド29の代わりに、第1の押圧体14及び第2の押圧体25の間に、清掃剤供給手段31及び吸引手段32を備える。清掃剤供給手段31は、清掃布8又はローラ1の表面3に向けて、清掃剤として、冷水、温水、高温スチーム、有機溶剤、界面活性剤を含んだ水溶液などを供給する。吸引手段32は、清掃剤供給手段31から供給された清掃剤や、清掃剤によってローラ1の表面3から離れた異物R、またはそれらの変成物や混合物などの浮遊物を必要に応じて吸引する。これは、浮遊物があると、ローラ1の表面3を再汚損したり、浮遊物がローラ1の周辺に漏れ出して、ローラ1の周辺の構造物に再付着する場合があるためである。特にローラ1が高い温度に維持されている場合は、清掃剤の供給によって、浮遊物が生じる可能性が高い。
また、清掃剤供給手段31は、清掃布8を挟んで、ローラ1の表面3の反対側である33の位置に設けることもできる。清掃剤供給手段33は、清掃布8に向けて清掃剤を供給する。そうすると、清掃布8は、清掃剤を含んだ状態で押圧部28に至る。
さらに、清掃剤供給手段31は、ローラ1の回転方向2について、押圧部28の上流側である符号34で示す位置に設けることもできる。清掃剤供給手段31は、ローラ1の表面3に向けて清掃剤を供給する。そうすると、ローラ1の表面3は、清掃剤が付着した状態で押圧部28に至る。なお、清掃剤供給手段31は、清掃布8の内側であって、ローラ1の表面3に面する側の符号31に示す位置、清掃布8の外側であって、清掃布8を挟んで、ローラ1の表面の反対側の符号33に示す位置または34に示す位置のいずれかの位置にあってもよく、あるいは、重複して設けてもよいが、異物Rの物性に応じて併用してもよい。
例えば、清掃剤供給手段34、33から清掃剤を供給する場合は、両方とも同じ種類の清掃剤である必要がなく、清掃剤供給手段34からはスチームを供給し、清掃剤供給手段33からは液体の溶剤を供給するようにすることができる。
なお、清掃剤供給手段を、33や34の位置に設けた場合は、清掃剤供給手段31に代えて、加熱手段35とすることができる。加熱手段35は、加熱した空気、スチームなどを供給することができる。加熱手段35は、ローラ1の表面3に付着した清掃剤を乾燥させる目的で使用することができる。また、清掃剤供給手段である33や34から供給した清掃剤がローラ1の表面3の温度を低下させる場合に、ローラ1の表面3の表面を加熱して、温度の低下を補正する目的で使用することができる。
図8は、本発明の第5の実施の態様の側面図である。図8において、第2の押圧体25は、図7に示した第4の実施の態様と同様に、異物Rを乗り越える方向に傾いているが、第3の押圧体36は、異物Rを乗り越えない衝突方向に傾いている。これは、ローラ清掃装置4の接近してくる異物Rは、まず第2の押圧体25の押圧部28の部分によって大部分が清掃される場合に有効である。すなわち、第3の押圧体36は、異物Rに衝突することがないのであれば、乗り越える方向に傾いている必要はない。すなわち、複数の押圧体25、26のうち、異物Rを乗り越える方向に傾いているのは、先行する押圧体25だけでもよい。これは、清掃布8にマイクロファイバを含んだ布を使用することにより、第2の押圧体25だけで、主要な異物Rを除去でき、第3の押圧体36は、ローラ1の表面3に残った水分などを拭き取ればよい場合もあるからである。
図7において、38、39は、ローラ1の長さとほぼ同じ長さの加熱手段である。加熱手段38、39は、加熱した高温空気、高温スチーム、高温ガスをローラ1の表面3に向けて供給する。すなわち、清掃剤供給手段として、34に示す位置から、清掃剤として水をローラ1の表面3に供給したとすると、ローラ1の表面3の温度が低下する。これは、水自体の冷却効果の他、水の気化熱によるところが大きい。加熱手段38、39は、清掃剤供給手段34の下流側にあって、低下したローラ1の表面3の温度を上げる作用がある。なお、加熱手段は、38又は39のどちらか一方でもよく、さらには、加熱手段39の代わりに、押圧部17又は押圧部28あるいは両方には発熱体を組み込んでもよい。押圧部17、28に組み込む発熱体は、温度センサと組み合わせたニクロム線や発熱セラミックであってよい。
ローラ清掃装置4は、清掃布8が、マイクロファイバを含むようにした。マイクロファイバは、一般の布に比較すると、毛細管現象による液体の吸収拡散の速度が速い。そのため、清掃布8に、不織布を使用した場合に比べて、清掃布8で拭いたローラ1の表面3には、清掃剤が極めて、むらの少ない幕を形成する。そのため、図7に示した加熱手段によって、ローラ1の表面3は、容易に均一に加熱が可能である。そのため、ローラ1は、フイルム生産中であっても、ローラ清掃装置によっても清掃可能である。
1 ローラ
2 ローラ1の回転方向
3 ローラの表面
4 ローラ清掃装置
7 供給手段
8 清掃布
9 巻取手段
13 清掃布の走行方向
14 押圧体
18 マイクロファイバ
19 通常の繊維
25 押圧体
36 押圧体

Claims (13)

  1. 清掃布を供給するための供給手段と、前記供給手段から供給される前記清掃布を巻き取る巻取手段と、前記供給手段及び前記巻取手段の間に配置され、前記清掃布を回転しているローラの表面に接触させる押圧体とを備えたローラ清掃装置において、
    前記清掃布は、マイクロファイバを含むことを特徴とするローラ清掃装置。
  2. 前記押圧体は、前記清掃布を前記ローラの長手方向に沿って、前記ローラの表面に線状に押圧するブレードであることを特徴とする請求項1に記載のローラ清掃装置。
  3. 前記ブレードは、前記ローラ表面に付着した障害物を乗り越える方向に傾いていることを特徴とする請求項2に記載のローラ清掃装置。
  4. 前記押圧体は、複数の押圧体から構成されることを特徴とする請求項1に記載のローラ清掃装置。
  5. 前記清掃布は、前記ローラの回転方向について、先行する前記押圧体及び後続する前記押圧体の間で、前記ローラの表面から離間する部分を設けられていることを特徴とする請求項4に記載のローラ清掃装置。
  6. 前記押圧体は、先行する第1の押圧体及び後続する第2の押圧体から構成されることを特徴とする請求項4に記載のローラ清掃装置
  7. 前記清掃布は、前記第1の押圧体及び前記第2の押圧体の間で、前記ローラの表面から離間することを特徴とする請求項6に記載のローラ清掃装置。
  8. 前記第1の押圧体及び前記第2の押圧体の間で、前記清掃布に清掃剤を供給する清掃剤供給手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載のローラ清掃装置。
  9. 前記第1の押圧体及び前記第2の押圧体の間で、前記ローラの表面に清掃剤を供給する清掃剤供給手段を備えた請求項7に記載のローラ清掃装置。
  10. 前記第1の押圧体及び前記第2の押圧体の間で、清掃剤を供給する清掃剤供給手段及び前記清掃剤供給手段から供給された清掃剤を吸引する吸引手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載のローラ清掃装置。
  11. 前記押圧体は、複数の押圧体から構成され、少なくとも1つの押圧体が、前記ローラ表面に付着した障害物を乗り越える方向に傾いていることを特徴とする請求項1に記載のローラ清掃装置。
  12. 清掃布を供給するための供給手段と、前記供給手段から供給される前記清掃布を巻き取る巻取手段と、前記供給手段及び前記巻取手段の間に配置され、前記清掃布を回転しているローラの表面に接触させる押圧体とを備え、前記清掃布は、マイクロファイバを含み、かつ、前記ローラの表面に付着した異物に清掃剤を供給する清掃剤供給手段を備えたローラ清掃装置。
  13. 清掃布を供給するための供給手段と、前記供給手段から供給される前記清掃布を巻き取る巻取手段と、前記供給手段及び前記巻取手段の間に配置され、前記清掃布を回転しているローラの表面に接触させる押圧体とを備え、前記清掃布は、マイクロファイバを含み、かつ、前記ローラの表面に付着した異物に清掃剤を供給する清掃剤供給手段及び前記ローラの表面を加熱する加熱手段を備えたローラ清掃装置。
JP2011272799A 2011-12-13 2011-12-13 ローラ清掃装置 Active JP5950434B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272799A JP5950434B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 ローラ清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272799A JP5950434B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 ローラ清掃装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013123666A true JP2013123666A (ja) 2013-06-24
JP2013123666A5 JP2013123666A5 (ja) 2015-02-05
JP5950434B2 JP5950434B2 (ja) 2016-07-13

Family

ID=48775251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011272799A Active JP5950434B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 ローラ清掃装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5950434B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018043176A1 (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
CN107899976A (zh) * 2017-11-15 2018-04-13 合肥京东方光电科技有限公司 一种清洁装置
EP3277436A4 (en) * 2015-07-29 2019-01-02 Hp Indigo B.V. Cleaning of a surface in a printing device
CN111282858A (zh) * 2018-12-10 2020-06-16 现代自动车株式会社 用于清洁激光雷达传感器的装置
US10919332B2 (en) 2015-07-29 2021-02-16 Hp Indigo B.V. Cleaning of a surface in a printing device
US11577281B2 (en) 2019-01-30 2023-02-14 Lg Energy Solution, Ltd. Cleaning apparatus and cleaning method for press rolls for electrodes
US11577290B2 (en) 2019-01-25 2023-02-14 Lg Energy Solution, Ltd. Apparatus for cleaning rolling roll for electrode and cleaning method

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112634776A (zh) * 2019-05-27 2021-04-09 曾剑成 一种户外led显示屏及使用方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61111611U (ja) * 1984-12-27 1986-07-15
JPS6392456A (ja) * 1986-10-08 1988-04-22 Dainippon Printing Co Ltd オフセツト枚葉印刷機圧胴洗浄装置
JPH11185250A (ja) * 1997-12-17 1999-07-09 Kao Corp カレンダー装置のロールクリーニング装置
WO2003011599A1 (de) * 2001-07-21 2003-02-13 Karl-Otto Neutzner Verfahren und vorrichtung zur reinigung mittels ultraschall
JP2011034048A (ja) * 2009-07-09 2011-02-17 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、定着装置及び画像形成装置
JP2011126184A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Kaneka Corp 光学フィルムの製造方法
JP2012245492A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Baldwin Japan Ltd ローラ清掃装置
WO2013035718A1 (ja) * 2011-09-05 2013-03-14 日本ボールドウィン株式会社 ローラ清掃装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61111611U (ja) * 1984-12-27 1986-07-15
JPS6392456A (ja) * 1986-10-08 1988-04-22 Dainippon Printing Co Ltd オフセツト枚葉印刷機圧胴洗浄装置
JPH11185250A (ja) * 1997-12-17 1999-07-09 Kao Corp カレンダー装置のロールクリーニング装置
WO2003011599A1 (de) * 2001-07-21 2003-02-13 Karl-Otto Neutzner Verfahren und vorrichtung zur reinigung mittels ultraschall
JP2011034048A (ja) * 2009-07-09 2011-02-17 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、定着装置及び画像形成装置
JP2011126184A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Kaneka Corp 光学フィルムの製造方法
JP2012245492A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Baldwin Japan Ltd ローラ清掃装置
WO2013035718A1 (ja) * 2011-09-05 2013-03-14 日本ボールドウィン株式会社 ローラ清掃装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3277436A4 (en) * 2015-07-29 2019-01-02 Hp Indigo B.V. Cleaning of a surface in a printing device
US10919332B2 (en) 2015-07-29 2021-02-16 Hp Indigo B.V. Cleaning of a surface in a printing device
US11014124B2 (en) 2015-07-29 2021-05-25 Hp Indigo B.V. Cleaning of a surface in a printing device
WO2018043176A1 (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JPWO2018043176A1 (ja) * 2016-08-31 2018-10-25 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
US11298725B2 (en) 2016-08-31 2022-04-12 Seiko Epson Corporation Sheet manufacturing apparatus
CN107899976A (zh) * 2017-11-15 2018-04-13 合肥京东方光电科技有限公司 一种清洁装置
CN107899976B (zh) * 2017-11-15 2019-12-03 合肥京东方光电科技有限公司 一种清洁装置
US10821482B2 (en) 2017-11-15 2020-11-03 Boe Technology Group Co., Ltd. Cleaning device
CN111282858A (zh) * 2018-12-10 2020-06-16 现代自动车株式会社 用于清洁激光雷达传感器的装置
US11577290B2 (en) 2019-01-25 2023-02-14 Lg Energy Solution, Ltd. Apparatus for cleaning rolling roll for electrode and cleaning method
US11577281B2 (en) 2019-01-30 2023-02-14 Lg Energy Solution, Ltd. Cleaning apparatus and cleaning method for press rolls for electrodes

Also Published As

Publication number Publication date
JP5950434B2 (ja) 2016-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5950434B2 (ja) ローラ清掃装置
JP6055415B2 (ja) ヒドロキシル化された基材のクロマトジェノス(chromatogenous)グラフト化を用いた機械および処理工程
JP4716231B2 (ja) ロール清掃装置
EP2376694B1 (en) Apparatus and method for cleaning flexible webs
US5699738A (en) Apparatus and method for cleaning a roller
JP2013523575A (ja) 表面、特にガラス板を洗浄するための方法
JP2013034975A (ja) ローラ清掃装置
KR101652344B1 (ko) 롤러 청소 장치
CN107750138B (zh) 作用在待清洁的面上的清洁设备
US6142076A (en) Apparatus and method for cleaning a web substrate
CN107580528B (zh) 用于清洁打印设备中的表面的装置和方法
US6708617B2 (en) Traversing contact cleaning roller system
GB2516107A (en) Surface Cleaning Apparatus
JP2012245492A (ja) ローラ清掃装置
JP6316547B2 (ja) ロールアイロナー用異物除去装置
JP6029057B2 (ja) ローラ清掃装置
JP2002066485A (ja) 紙通し装置、紙通しガイドの洗浄装置及び紙通し部材
JP2006212780A (ja) 凹凸形状形成装置
JP6868898B2 (ja) ウエブ巻取装置
CN107531064B (zh) 用于清洁打印设备中的表面的装置和方法
KR20140119484A (ko) 원단의 표면 세척 장치
JP2013132836A (ja) 凹版印刷機のワイピング装置
JP2006130432A (ja) ローラ保持シャフト洗浄装置
JP2013040419A (ja) 製紙機
JPH0889920A (ja) 長尺シート表面の清掃装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141211

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160603

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5950434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250