JP2013123503A - 玄関収納固定構造及び玄関収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】玄関スペースの土間から間隔を隔てて見栄え良く固定し得るとともに構造の簡略化を図り得る玄関収納固定構造及び玄関収納装置を提供する。
【解決手段】玄関収納固定構造は、玄関スペース2の土間3から所定間隔を隔てて該玄関スペースの一壁面4に沿うようにして水平方向に長尺の下端位置決め部材10の固定片10aが固定され、この下端位置決め部材の固定片から前方に突出するように設けられた位置決め片10bに、上下方向に長尺の複数枚の縦板11,12,13の下端11a,12a,13aが載置されてこれら縦板が前記一壁面に沿うようにして固定され、これら縦板の上端部11b,12b,13bに架け渡されるようにして天板14が固定された構造とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、住居等の建物の玄関スペースに設けられる玄関収納の固定構造及び玄関収納装置に関する。
従来より、玄関スペースに設置される玄関収納家具としては、玄関の床面から玄関土間に跨るように配設され、床面に側板等が支持され、玄関土間に支持脚等の支持部材を介して支持される玄関収納家具が知られている。このような玄関収納家具では、玄関土間に支持部材が接地されるため、雨天や清掃等の際における玄関土間の水気によって支持部材に汚損等が生じることが考えられ、また、靴等を収納家具の下方側のスペースに収納する際に支持部材が邪魔になることも考えられる。
下記特許文献1では、壁面に水平方向に延在する如く固定され上方への屈曲部を有するハンギングレールの屈曲部に、側板の奥行方向端部の側面に固定された切り欠き部を有した受け金具を係合させ、該側板を壁面に吊下固定する構造とされた玄関収納家具が提案されている。
特許第3925674号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された玄関収納家具では、玄関収納家具の奥側内面となる壁面の高さ方向途中位置に屈曲部を有したハンギングレールが水平方向に延在する如く固定されるため、目立ち易くなるという問題があった。また、側板の奥行方向端部に受け金具の切り欠き部に応じた切欠を形成する必要があり、構造が複雑化するという問題もあった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、玄関スペースの土間から間隔を隔てて見栄え良く固定し得るとともに構造の簡略化を図り得る玄関収納固定構造及び玄関収納装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る玄関収納固定構造は、玄関スペースの土間から所定間隔を隔てて該玄関スペースの一壁面に沿うようにして水平方向に長尺の下端位置決め部材の固定片が固定され、この下端位置決め部材の固定片から前方に突出するように設けられた位置決め片に、上下方向に長尺の複数枚の縦板の下端が載置されてこれら縦板が前記一壁面に沿うようにして固定され、これら縦板の上端部に架け渡されるようにして天板が固定された構造とされていることを特徴とする。
本発明においては、前記複数枚の縦板の各対向側面に両端面が当接されるとともに前記下端位置決め部材の位置決め片に下側面が載置されて前記一壁面に補強桟が更に固定された構造としてもよい。
また、本発明においては、前記一壁面に隣接する他壁面に沿うようにして前記下端位置決め部材が更に固定され、この他壁面側の下端位置決め部材の位置決め片に、上下方向に長尺の他壁面側縦板の下端が載置されて該他壁面側縦板が前記他壁面に沿うようにして更に固定され、この他壁面側縦板の上端部に他壁面側天板が固定されるとともに該他壁面側天板の一側端部が前記一壁面側の天板の他壁面側端部に接続されるようにして固定された構造としてもよい。
また、本発明においては、前記一壁面側の縦板の一枚が一側板とされて前記他壁面に一側面が沿うようにして固定され、この一側板の先端面及びこの先端面に対向する前記他壁面側縦板の一側面に両端面が当接されるとともに前記他壁面側の下端位置決め部材の位置決め片に下側面が載置されて前記他壁面に補強桟が更に固定された構造としてもよい。
また、本発明においては、前記他壁面に固定された補強桟と前記一側板とを略同厚さ寸法としてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る玄関収納装置は、玄関スペースの一壁面に沿うように配設される上下方向に長尺の複数枚の縦板と、これら縦板の上端部に架け渡されるようにして固定される天板と、前記玄関スペースの土間から所定間隔を隔てて前記一壁面に沿うように配設される水平方向に長尺の下端位置決め部材と、を備えており、前記下端位置決め部材は、前記一壁面に固定される固定片と、この固定片から前方に突出するように設けられ、かつ前記縦板の下端が載置される位置決め片と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る玄関収納固定構造及び玄関収納装置は、上述のような構成としたことで、玄関スペースの土間から間隔を隔てて見栄え良く固定することができるとともに構造の簡略化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る玄関収納装置の一例を模式的に示す一部を省略した概略分解斜視図である。 同玄関収納装置及び本発明の一実施形態に係る玄関収納固定構造の一例を模式的に示す概略斜視図である。 (a)は、図2におけるX1−X1線矢視に対応させた一部破断概略拡大縦断面図、(b)は、図2におけるX2−X2線矢視に対応させた一部破断概略拡大縦断面図である。 (a)、(b)は、同玄関収納装置及び同玄関収納固定構造の施工手順の一例をそれぞれ模式的に示す概略斜視図である。 (a)〜(c)は、同施工手順をそれぞれ模式的に示す一部破断概略斜視図である。 (a)、(b)は、同施工手順をそれぞれ模式的に示す一部破断概略斜視図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、図2に示すV方向から見た状態を基準として、その方向等を原則的に説明する。
図1〜図6は、本実施形態に係る玄関収納装置及びこれを用いた玄関収納固定構造の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る玄関収納装置1は、図1及び図2に示すように、住居等の建物の玄関スペース2に設置される。玄関スペース2は、図示は省略しているが、玄関出入口及び玄関フロアー(上り框)側にそれぞれ連通するように設けられ、その底面が玄関フロアーから段下がり状とされた土間(玄関土間)3によって区画されている。また、本実施形態では、玄関スペース2に、一壁面としての奥側壁面4と、この奥側壁面4に隣接する他壁面としての左側壁面5と、奥側壁面4に隣接する右側壁面6と、によって区画された玄関収納空間を設けた例を示している。本実施形態では、この玄関収納空間に、本実施形態に係る玄関収納装置1を配設した例を示している。
玄関収納装置1は、奥側壁面4に沿うように配設される複数枚の縦板11,12,13,13と、これら縦板11,12,13,13の上端部11b,12b,13b,13bに架け渡されるようにして固定される天板(奥側天板)14と、を備えている。
複数枚(図例では4枚)の縦板11,12,13,13は、上下方向に長尺な略矩形平板状とされており、奥側壁面4に対して略直交する方向(前後方向)に板幅方向を沿わせるようにしてそれぞれ配設される。つまり、これら複数枚の縦板11,12,13,13は、厚さ方向を左右方向に沿わせるようにして、かつ、それぞれの板幅方向奥側端部を奥側壁面4に沿わせるようにして配設される。これら複数枚の縦板11,12,13,13は、高さ寸法(長さ寸法)、板幅寸法(前後寸法)及び板厚寸法がそれぞれ略同寸法とされている。なお、これら各縦板11,12,13,13は、その高さ寸法が所望する寸法となるように適宜、施工現場において切断されるものとしてもよい。
本実施形態では、これら複数枚の縦板11,12,13,13のうちの一枚を、一側板(左側板)11とし、この左側板11の一側面(左側面)を左側壁面5に沿わせるようにして固定した例を示している。また、これら複数枚の縦板11,12,13,13のうちの他の一枚を、他側板(右側板)12とし、この右側板12の一側面(右側面)を右側壁面6に沿わせるようにして固定した例を示している。また、残余の二枚の縦板13,13を、これら左右の側板11,12間に配設される縦仕切板13,13とした例を示している。
これら複数枚の縦板11,12,13,13の互いに対向する対向側面11c,12c,13c,13cには、棚板15を受ける複数の棚受部が上下方向に沿って間隔を空けて設けられている。このような棚受部としては、各対向側面11c,12c,13c,13cに設けられたダボ穴に挿入(圧入)されるダボ等としてもよい。
奥側天板14は、左右方向に長尺な略矩形平板状とされており、奥側壁面4に対して略直交する方向(前後方向)に板幅方向を沿わせるようにして配設される。この奥側天板14の板幅寸法(前後寸法)は、各縦板11,12,13,13の板幅寸法と略同寸法とされている。また、この奥側天板14の長さ寸法(左右寸法)は、互いに対向する左右の壁面5,6間の寸法(間口寸法)に応じた寸法とされている。
この奥側天板14は、その下面を各縦板11,12,13,13の各上端面に当接させてこれらに載置されるようにしてこれら各縦板11,2,13,13の上端部11b,12b,13b,13bに固定される。なお、この奥側天板14は、その長さ寸法が上記間口寸法に応じた寸法となるように適宜、施工現場において切断されるものとしてもよい。また、複数枚の天板を接続具等によって間口方向に接続して奥側天板14を構成する態様としてもよい。また、この奥側天板14の板幅寸法を、各縦板11,12,13,13の板幅寸法よりも大きい寸法としてもよい。
また、玄関収納装置1は、玄関スペース2の土間3から上方に所定間隔を隔てて奥側壁面4に沿うように配設される水平方向に長尺の下端位置決め部材(奥側下端位置決め部材)10を備えている(図4(a)も参照)。この奥側下端位置決め部材10は、長さ寸法が互いに対向する左右の壁面5,6間の寸法(間口寸法)に応じた寸法とされている。なお、この奥側下端位置決め部材10は、その長さ寸法が上記間口寸法に応じた寸法となるように適宜、施工現場において切断されるものとしてもよい。
この奥側下端位置決め部材10は、奥側壁面4に固定される固定片10aと、この固定片10aから前方に突出するように設けられ、かつ各縦板11,12,13,13の下端11a,12a,13a,13aが載置される位置決め片10bと、を備えている。
これら固定片10a及び位置決め片10bは、それぞれ薄平板状とされており、一連に形成されている。また、本実施形態では、奥側下端位置決め部材10は、これら固定片10aと位置決め片10bとによって縦断面略L字状とされたアングル状とされている。図例では、固定片10aの上端縁から前方に向けて突出するように位置決め片10bを設けた例を示している。
この奥側下端位置決め部材10の配設位置は、各縦板11,12,13,13の下端11a,12a,13a,13aが載置される位置決め片10bの上面が、土間3から所定間隔を隔てて上方位置となるように配設するようにしてもよい。この所定間隔は、雨天や清掃等の際における土間3の水気の各縦板11,12,13,13への付着を抑制する観点等から適宜、設定可能である。例えば、この所定間隔を、30mm〜200mm程度としてもよい。
この奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bの前後寸法(突出寸法)は、各縦板11,12,13,13の下端11a,12a,13a,13aを安定的に載置し得る観点や、下側空間の使い勝手や見栄え等の観点から適宜、設定可能である。例えば、この位置決め片10bの前後寸法を、10mm〜50mm程度としてもよく、図例では、20mm程度とした例を示している。
また、奥側下端位置決め部材10の固定片10aの上下寸法(幅寸法)は、釘やねじ等の固定止具7(図3(a)及び図4(a)参照)によって当該奥側下端位置決め部材10を奥側壁面4に固定可能な寸法等としてもよい。例えば、この固定片10aの上下寸法を、10mm〜50mm程度としてもよく、図例では、20mm程度とした例を示している。つまり、図例では、縦断面略L字状とされた固定片10aの上下寸法と位置決め片10bの前後寸法とを略同寸法とした例を示している。このような構成とすることで、縦断面略L字状のいずれか一方の片部を固定片10aとし、その他方の片部を位置決め片10bとすることができ、施工時等における取り扱い性を向上させることができる。
また、本実施形態では、玄関収納装置1は、図1に示すように、上記した複数枚の縦板11,12,13,13の各対向側面11c,12c,13c,13cに両端面16a,16aが当接される補強桟(奥側補強桟)16を備えている。この奥側補強桟16は、その下側面16bが奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bの上面に当接され、この位置決め片10bに載置されて奥側壁面4に固定される。本実施形態では、左側板11とこれに隣接する縦仕切板13との間、二枚の縦仕切板13,13間及び右側板12とこれに隣接する縦仕切板13との間にそれぞれ奥側補強桟16,16,16を設けた例を示している。
これら奥側補強桟16,16,16は、縦断面略矩形状で長尺角柱状とされており、本実施形態では、その前後寸法(厚さ寸法)が奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bの上面の前後寸法と略同寸法とされている(図3(a)参照)。これら奥側補強桟16,16,16の厚さ寸法を、奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bの上面の前後寸法以上とすることで、手前上方側から見た状態では、奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bが目立ち難くなり、見栄えを向上させることができる。また、本実施形態では、これら奥側補強桟16,16,16の厚さ寸法を、各縦板11,12,13,13の板厚寸法と略同寸法としている。
また、これら奥側補強桟16,16,16の長さ寸法は、隣接する縦板間の寸法にそれぞれ応じた長さ寸法とされている。なお、これら奥側補強桟16,16,16は、その長さ寸法が隣接する縦板間の寸法にそれぞれ応じた寸法となるように適宜、施工現場において切断されるものとしてもよい。また、これら奥側補強桟16,16,16は、玄関収納装置1が備えている態様に限られず、施工現場等において適宜、調達されるものとしてもよい。
また、本実施形態では、玄関収納装置1は、縦仕切板13,13の奥側端部を奥側壁面4に固定する固定具17を備えている。この固定具17は、図2及び図3(a)に示すように、縦仕切板13の一側面(対向側面)13cに固定止具7によって固定される片部と奥側壁面4に固定止具7によって固定される片部とによって略L字状とされている。この固定具17の各片部は、それぞれ薄平板状とされ、これら片部には、固定止具7の止具挿通孔がそれぞれ設けられている。
なお、この固定具17は、例えば、図1に示すように、縦仕切板13の奥側端部の上端部近傍部位及び下端部近傍部位にそれぞれ固定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、玄関収納装置1は、図2及び図3(a)に示すように、縦仕切板13,13の奥側端部の略中央部位を奥側壁面4に固定する固定具18と、奥側補強桟16の両端部を縦板に固定する固定具18,18とを備えている(図6(b)も参照)。これら固定具18は、それぞれ略同様の構成とされており、固定止具7によってそれぞれの固定対象に固定される二つの片部を有した略L字状とされている。これら固定具18の各片部には、固定止具7の止具挿通孔がそれぞれ設けられている。
なお、左側板11の左側面を左側壁面5に沿わせるようにして固定する態様に代えて、その左側面側が開放空間とされている場合には、上記同様の固定具17,18によってその奥側端部を奥側壁面4に固定するようにしてもよい。また、右側板12も同様に、その右側面側が開放空間とされている場合には、上記同様の固定具17,18によってその奥側端部を奥側壁面4に固定するようにしてもよい。つまりは、一側面を壁面に沿わせるようにして固定される縦板以外の縦板は、固定強度を向上させる観点等から、固定具17,18によってその奥側端部を奥側壁面4に固定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、玄関収納装置1は、一側面を壁面に沿わせるようにして固定される縦板以外の縦板(縦仕切板13,13)の前下端角部に固定される端部キャップ19を備えている。この端部キャップ19は、図2に示すように、縦仕切板13の前下端角部を受け入れる上方及び後方に向けて開口する凹部を設けた形状とされている。この端部キャップ19は、その底面部に設けられた止具挿通孔を介して挿通された釘やねじ等の固定止具によって縦仕切板13の下端13aに固定される。
このような端部キャップ19を設けることで、土間3から浮くようにして配設される縦仕切板13の前下端角部を保護することができる。また、この端部キャップ19を合成樹脂系材料や緩衝性のある材料から形成されたものとすれば、収納物等が縦仕切板13の前下端角部に接触した際等における収納物等の損傷等を抑制することもできる。
また、本実施形態では、玄関収納装置1は、奥側壁面4に隣接する左側壁面5に沿うように配設される他壁面側縦板21,22を備えている。本実施形態では、他壁面側縦板21,22を複数枚(図例では2枚)設けている。これら他壁面側縦板21,22は、上記した各縦板11,12,13,13と略同様の構成とされており、互いに対向する対向側面21c,22cには、棚板25を受ける複数の棚受部が上下方向に沿って間隔を空けて設けられている。
また、玄関収納装置1は、これら他壁面側縦板としての左奥側仕切板21及び左手前側板22の上端部21b,22bに架け渡されるようにして固定される他壁面側天板としての左側天板24を備えている。つまり、本実施形態では、玄関収納装置1は、図2に示すように、奥側壁面4及び左側壁面5に沿うようにして配設される平面視して略L字状の玄関収納装置1とされている。
左側天板24は、奥側天板14と略同様の構成とされており、その一側端部(奥側端部)24aが奥側天板14の他壁面側端部(左側端部)14aに接続されるようにして固定される。本実施形態では、玄関収納装置1は、図1及び図2に示すように、これら天板14,24同士を接続する接続具23を備えている。この接続具23は、図1に示すように、略Z字状とされ、奥側天板14の左側端部14aの前端部と左側天板24の奥側端部24aとに上記同様の固定止具によって固定され、これらを接続する構造とされている。
左手前側板22は、左側天板24の手前側端部24bにその上端部22bが固定されて、一側板とされる。左奥側仕切板21は、その奥側面21dと上記した左側板11の先端面(前端面)11dとの間に所定間隔を隔てるようにして、左側天板24の長さ方向(前後方向)途中部位にその上端部21bが固定されて、仕切板とされる。また、玄関収納装置1は、これら左奥側仕切板21及び左手前側板22の左側壁面5側の端部を左側壁面5に固定する上記同様の固定具17,18及び上記同様の端部キャップ19を備えている。
また、玄関収納装置1は、左側壁面5に沿うようにして固定される他壁面側の下端位置決め部材としての左側下端位置決め部材20を備えている。この左側下端位置決め部材20は、上記した奥側下端位置決め部材10と略同様の構成とされており、図1に示すように、奥側端部を奥側下端位置決め部材10の左側端部に当接させるようにして配設される。この左側下端位置決め部材20の長さ寸法は、奥側下端位置決め部材10(または奥側壁面4)から左手前側板22までの前後寸法に応じた寸法とされている。なお、この左側下端位置決め部材20は、上記同様、その長さ寸法が上記寸法に応じた寸法となるように適宜、施工現場において切断されるものとしてもよい。
この左側下端位置決め部材20の位置決め片20bには、上記同様、左奥側仕切板21及び左手前側板22の下端21a,22aがそれぞれ載置される。なお、この左側下端位置決め部材20を左側壁面5に固定した後に、この左側下端位置決め部材20の位置決め片20b及び奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bに、上記した左側板11の下端11aを載置する態様としてもよい。
また、玄関収納装置1は、これら左奥側仕切板21及び左手前側板22の各対向側面21c,22cに両端面26a,26aが当接される補強桟(左手前側補強桟)26を備えている。また、玄関収納装置1は、左奥側仕切板21の奥側面21d及び左側板11の前端面11dに両端面27a,27aが当接される補強桟(左奥側補強桟)27を備えている。これら左手前側補強桟26及び左奥側補強桟27は、上記した奥側補強桟16と略同様の構成とされており、厚さ寸法が、各縦板11,12,13,13,21,22の板厚寸法とそれぞれ略同寸法とされている(図3(b)参照)。また、これら左手前側補強桟26及び左奥側補強桟27は、上記同様、それぞれの下側面26b,27bが左側下端位置決め部材20の位置決め片20bの上面に当接され、この位置決め片20bに載置されて左側壁面5に固定される。
また、左手前側補強桟26は、その長さ寸法が左奥側仕切板21及び左手前側板22の各対向側面21c,22c間の寸法に応じた寸法とされている。また、左奥側補強桟27は、その長さ寸法が左奥側仕切板21の奥側面21d及び左側板11の前端面11d間の寸法に応じた寸法とされている。なお、これら左手前側補強桟26及び左奥側補強桟27は、その長さ寸法が上記した各縦板の対向面間の寸法にそれぞれ応じた寸法となるように適宜、施工現場において切断されるものとしてもよい。また、これら左手前側補強桟26及び左奥側補強桟27は、上記した奥側補強桟16と同様、玄関収納装置1が備えている態様に限られず、施工現場等において適宜、調達されるものとしてもよい。
なお、上記した各縦板11,12,13,13,21,22及び各天板14,24は、木質系材料や合成樹脂系材料を板状に加工した基材に、適宜、合成樹脂シートや突板等の表面化粧シートを貼着した構成としてもよい。または、各縦板11,12,13,13,21,22及び各天板14,24は、無垢の木材を板状に加工したものとしてもよい。
また、上記した各補強桟16,26,27は、木質系材料や無垢の木材、合成樹脂系材料等から形成されたものとしてもよい。
また、上記した各下端位置決め部材10,20、各固定具17,18、端部キャップ19及び接続具23は、金属系材料や合成樹脂系材料等から形成されたものとしてもよい。
また、後記するように釘やねじ等の固定止具7が打ち込まれる(または捩じ込まれる)各壁面4,5,6を構成する壁材の裏面側の部位には、適宜の胴縁や桟部材等の下地を配設するようにしてもよい。
次に、上記構成とされた本実施形態に係る玄関収納装置1及びこれを用いた玄関収納固定構造の施工手順の一例について説明する。
まず、図4(a)に示すように、奥側下端位置決め部材10を奥側壁面4に沿わせるようにして土間3から所定間隔を隔てて固定する。この際、奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bの上面が水平となるように水準器(水平器)等を用いて適宜、調整して固定するようにしてもよい。また、この奥側下端位置決め部材10の奥側壁面4への固定態様としては、複数の固定止具7によって固定するようにしてもよく、これに代えて、または加えて、粘着テープ等の粘着材や接着剤によって固定する態様としてもよい。
次いで、図4(b)に示すように、これら左右の側板11,12の下端11a,12aを奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bの上面に当接させてこれら左右の側板11,12を位置決め片10bに載置する。また、左右の側板11,12の各壁面5,6側の側面を各壁面5,6に沿わせるようにして左右の側板11,12を各壁面5,6に固定する。これら左右の側板11,12の各壁面5,6への固定態様としては、複数の固定止具7によって固定するようにしてもよく、これに代えて、または加えて、粘着テープ等の粘着材や接着剤によって固定する態様としてもよい。なお、これら左右の側板11,12の両方または一方の反対向側の側面側が上述のように開放空間である場合には、上記した固定具17,18等を用いて奥側壁面4に固定する態様としてもよい。
次いで、図5(a)に示すように、上記のように固定された左右の側板11,12の上端部11b,12bに奥側天板14を載置するようにして固定する。左右の側板11,12の上端部11b,12bへの奥側天板14の固定態様としては、固定止具7によって固定するようにしてもよい。なお、奥側天板14の左右の側端部14a,14bに、固定止具7の下孔等を設けておくようにしてもよい。
次いで、図5(b)、(c)に示すように、各縦仕切板13,13の上端部13b,13bを奥側天板14に固定する。この際、図示は省略しているが、これら縦仕切板13,13の下端13a,13aを奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bに当接させてこれら縦仕切板13,13を位置決め片10bに載置し、これら縦仕切板13,13を奥側壁面4に沿わせるようにして固定する。これら縦仕切板13,13の上端部13b,13bの奥側天板14への固定態様としては、固定止具7によって固定するようにしてもよい。また、縦仕切板13,13の上端部13b,13bに、上方に向けて突出するダボを設け、このダボを、奥側天板14の下面に設けられた下方に向けて開口するダボ穴に挿入(圧入)して、これら縦仕切板13,13と奥側天板14とを仮組みする態様としてもよい。また、奥側天板14の縦仕切板13,13が固定される部位に、固定止具7の下孔等を設けておくようにしてもよい。また、これら縦仕切板13,13の奥側端部を、上記した固定具17,18等を用いて奥側壁面4に固定する態様としてもよい。
上述のような構成により、本実施形態に係る玄関収納固定構造は、玄関スペース2の土間3から所定間隔を隔てて奥側壁面4に沿うようにして奥側下端位置決め部材10の固定片10aが固定された構造とされている。また、玄関収納固定構造は、この奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bに、複数枚の縦板11,12,13,13の下端11a,12a,13a,13aが載置されてこれら縦板11,12,13,13が奥側壁面4に沿うようにして固定された構造とされている。また、玄関収納固定構造は、これら縦板11,12,13,13の上端部11b,12b,13b,13bに架け渡されるようにして奥側天板14が固定された構造とされている。
次いで、図6(a)に示すように、隣接する縦板(11,13)間に、棚板15を配設する。この棚板15は、上記した棚受部によって保持されるものとしてもよく、または、適宜の固定具によって両側の縦板(11,13)に固定されるものとしてもよい。
また、図6(a)、(b)に示すように、適宜の長さ寸法とされた奥側補強桟16の両端面16a,16aを、隣接する縦板(11,13)の対向側面(11c,13c)に当接させる。また、この奥側補強桟16の下側面16bを、奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bの上面に当接させてこの奥側補強桟16を位置決め片10bに載置し、この奥側補強桟16を奥側壁面4に固定する。つまり、本実施形態に係る玄関収納固定構造は、複数枚の縦板11,12,13,13の各対向側面11c,12c,13c,13cに、奥側補強桟16,16,16のそれぞれの両端面16a,16aが当接された構造とされている。また、これら奥側補強桟16,16,16のそれぞれの下側面16bが奥側下端位置決め部材10の位置決め片10bに載置されて、これら奥側補強桟16,16,16が奥側壁面4に固定された構造とされている。
これら奥側補強桟16,16,16の奥側壁面4への固定態様としては、固定止具7によって固定するようにしてもよく、これに代えて、または加えて、粘着テープ等の粘着材や接着剤によって固定する態様としてもよい。また、これら奥側補強桟16,16,16の両端部を、上記した固定具18,18等を用いて各縦板に固定する態様としてもよい。
また、縦仕切板13,13の前下端角部に、上記した端部キャップ19,19をそれぞれ固定するようにしてもよい。
また、本実施形態のように、玄関収納装置1が、左側壁面5に沿うようにして配設される左側下端位置決め部材20、左側の縦板21,22及び天板24を備えている場合には、これらを上記と同様にして左側壁面5に固定した玄関収納固定構造としてもよい。つまり、上記同様にして、左側下端位置決め部材20を左側壁面5に沿わせるようにして固定する。また、この左側下端位置決め部材20の位置決め片20bに、上記同様にして左側の各縦板21,22の各下端21a,22aを載置し、これら左側の各縦板21,22を上記同様にして左側壁面5に沿わせるようにして固定する。また、これら左側の各縦板21,22の上端部21b,22bに、左側天板24を上記同様にして固定する。また、この左側天板24の奥側端部24aを、奥側天板14の左側端部14aに接続するようにして固定した構造としてもよい。
また、奥側壁面4側の左側板11の前端面11d及びこの前端面11dに対向する左奥側仕切板21の奥側面21dに、左奥側補強桟27の両端面27a,27aを当接させる。また、この左奥側補強桟27の下側面27bを、左側下端位置決め部材20の位置決め片20bに載置して、この左奥側補強桟27を上記同様にして左側壁面5に固定した構造としてもよい。また、左側の縦板21,22の対向側面21c,22cに、左手前側補強桟26の両端面26a,26aを当接させる。また、この左手前側補強桟26の下側面26bを、左側下端位置決め部材20の位置決め片20bに載置して、この左手前側補強桟26を上記同様にして左側壁面5に固定した構造としてもよい。また、左側の各縦板21,22間に、上記同様にして棚板25を配設した構造としてもよい。
なお、上記施工手順は一例に過ぎず、各部材の機能を阻害しない限りにおいて別手順で行うようにしてもよい。
上記構成とされた本実施形態に係る玄関収納装置1及びこれを用いた玄関収納固定構造によれば、玄関スペース2の土間3から間隔を隔てて見栄え良く固定することができるとともに構造の簡略化を図ることができる。
つまり、下端位置決め部材10(20)の位置決め片10b(20b)に玄関収納の複数枚の縦板11,12,13,13(21,22)の下端11a,12a,13a,13a(21a,22a)を載置してこれら縦板11,12,13,13(21,22)を各壁面4(5,6)に沿わせるようにして固定することができる。従って、土間3から間隔を隔てて固定されるこれら縦板11,12,13,13(21,22)の上下方向の位置決めを容易に行え、施工性を向上させることができる。
また、下端位置決め部材10(20)は、これら縦板11,12,13,13(21,22)の下端側に位置することとなるため、目立ち難くなり、見栄えを向上させることができる。また、縦板11,12,13,13(21,22)に切欠部等の加工をする必要がないので構造の簡略化を図ることができる。
また、玄関スペース2の土間3から浮かせるようにして各縦板11,12,13,13(21,22)が固定される構造である。従って、雨天や清掃等によって土間3に水気等がある場合にもこれら縦板11,12,13,13(21,22)の下端部の汚損等を抑制することができる。
また、本実施形態では、縦板11,12,13,13(21,22)の各対向側面11c,12c,13c,13c(21c,22c)間の下端位置決め部材10(20)の位置決め片10b(20b)に補強桟16(26)を載置して、この補強桟16(26)を壁面4(5)に固定した構造としている。従って、各縦板11,12,13,13(21,22)の板厚さ方向への位置ズレ等を防止することができ、各縦板11,12,13,13(21,22)の固定強度を向上させることができる。なお、このような補強桟16(26)を設けない構造としてもよい。
また、本実施形態では、左側下端位置決め部材20、左側の縦板21,22及び天板24を左側壁面5に沿わせるようにして更に固定した構造としている。従って、互いに隣接する奥側壁面4及び左側壁面5に沿わせるようにして言わばL型に玄関収納を設けることができる。また、奥側壁面4側及び左側壁面5側の各縦板11,12,13,13,21,22を上記同様、簡易な構造でありながらも見栄え良く固定することができる。
また、本実施形態では、左側壁面5に左側面が沿うようにして固定される左側板11の前端面11d及びこの前端面11dに対向する左奥側仕切板21の奥側面21d間の左側下端位置決め部材20の位置決め片20bに左奥側補強桟27を載置して、この左奥側補強桟27を左側壁面5に固定した構造としている。従って、左奥側仕切板21の板厚さ方向への位置ズレ等を防止することができ、この左奥側仕切板21の固定強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、この左奥側補強桟27と、左側板11とを略同厚さ寸法としている。従って、左側壁面5に固定された左奥側補強桟27が左側板11に連なるように設けられることとなり、見栄えをより向上させることができる。なお、この左奥側補強桟27の厚さ寸法と左側板11の厚さ寸法とを異なる寸法としてもよい。また、このような左奥側補強桟27を設けない構造としてもよい。
なお、本実施形態では、各縦板13,13,21,22及び各補強桟16,26,27を固定対象に固定する固定具17,18を設けた例を示しているが、これら固定具17,18の両方または一方を設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、各縦板11,12,13,13,21,22間に、収納部材として棚板15,25を配設した例を示しているが、このような棚板15,25に代えて、または加えて、収納部材として抽斗等を設けるようにしてもよい。この場合は、適宜、抽斗を出し入れ自在に支持するレール等を設けるようにすればよい。また、例えば、天板14,24の下方側や、棚板15,25の下方側等に、ハンガー等が掛けられるパイプ部材を配設する態様としてもよい。
また、各下端位置決め部材10,20の固定片10a,20aに長手方向に沿って間隔を空けて当該固定片10a,20aの厚さ方向に貫通する複数の止具挿通孔を設けておくようにしてもよい。または、固定片10a,20aの前面に、固定止具7の捩じ込み(または打ち込み)の際の誘いとしてのV溝等を長手方向に沿って設けておくようにしてもよい。
また、各下端位置決め部材10,20としては、図例のような断面略L字状の各片部がそれぞれ略同寸法とされたものに限られず、断面略L字状の各片部が異なる寸法とされたものとしてもよい。また、各下端位置決め部材10,20としては、断面略L字状とされたものに限られず、各壁面4,5に固定される固定片10a,20aと各縦板11,12,13,13,21,22の下端11a,12a,13a,13a,21a,22aが載置される位置決め片10b,20bとを備えたものであればよい。例えば、縦断面略倒T字状や略H字状、略F字状とされたものとしてもよく、前方または下方に向けて開口する縦断面略コ字状(U字状若しくはC字状)とされたものとしてもよく、更には、中空角筒(三角筒や四角筒)形状とされたものとしてもよい。
また、本実施形態では、左側下端位置決め部材20、左側の縦板21,22及び天板24を左側壁面5に沿わせるようにして更に固定した構造とした例を示しているが、これらを設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、左右の壁面4,5にそれぞれの一側面を沿わせるようにして左右の側板11,12を固定した例を示しているが、これら左右の側板11,12の両方または一方を設けない態様としてもよい。この場合は、左右の壁面4,5の両方または一方を収納空間の内側面として把握するようにしてもよい。
また、本実施形態では、奥側壁面4及び左右の壁面5,6によって区画された玄関収納空間に玄関収納装置1を配設した例を示しているが、これら左右の壁面5,6の両方または一方を設けていない玄関スペース2に玄関収納装置1を配設する態様としてもよい。
1 玄関収納装置
2 玄関スペース
3 土間
4 奥側壁面(一壁面)
5 左側壁面(他壁面)
10 奥側下端位置決め部材(下端位置決め部材)
10a 固定片
10b 位置決め片
11 左側板(一側板、縦板)
11a 下端
11b 上端部
11c 対向側面
11d 前端面(先端面)
12 右側板(縦板)
12a 下端
12b 上端部
12c 対向側面
13 縦仕切板(縦板)
13a 下端
13b 上端部
13c 対向側面
14 奥側天板(天板)
14a 左側端部(他壁面側端部)
16 奥側補強桟(補強桟)
16a 端面
16b 下側面
20 左側下端位置決め部材(他壁面側の下端位置決め部材)
20a 固定片
20b 位置決め片
21 左奥側仕切板(他壁面側縦板)
21a 下端
21b 上端部
21d 奥側面(一側面)
22 左手前側板(他壁面側縦板)
22a 下端
22b 上端部
24 左側天板(他壁面側天板)
24a 奥側端部(一側端部)
27 左奥側補強桟(他壁面側の補強桟)
27a 端面
27b 下側面

Claims (6)

  1. 玄関スペースの土間から所定間隔を隔てて該玄関スペースの一壁面に沿うようにして水平方向に長尺の下端位置決め部材の固定片が固定され、この下端位置決め部材の固定片から前方に突出するように設けられた位置決め片に、上下方向に長尺の複数枚の縦板の下端が載置されてこれら縦板が前記一壁面に沿うようにして固定され、これら縦板の上端部に架け渡されるようにして天板が固定された構造とされていることを特徴とする玄関収納固定構造。
  2. 請求項1において、
    前記複数枚の縦板の各対向側面に両端面が当接されるとともに前記下端位置決め部材の位置決め片に下側面が載置されて前記一壁面に補強桟が更に固定された構造とされていることを特徴とする玄関収納固定構造。
  3. 請求項1または2において、
    前記一壁面に隣接する他壁面に沿うようにして前記下端位置決め部材が更に固定され、この他壁面側の下端位置決め部材の位置決め片に、上下方向に長尺の他壁面側縦板の下端が載置されて該他壁面側縦板が前記他壁面に沿うようにして更に固定され、この他壁面側縦板の上端部に他壁面側天板が固定されるとともに該他壁面側天板の一側端部が前記一壁面側の天板の他壁面側端部に接続されるようにして固定された構造とされていることを特徴とする玄関収納固定構造。
  4. 請求項3において、
    前記一壁面側の縦板の一枚が一側板とされて前記他壁面に一側面が沿うようにして固定され、この一側板の先端面及びこの先端面に対向する前記他壁面側縦板の一側面に両端面が当接されるとともに前記他壁面側の下端位置決め部材の位置決め片に下側面が載置されて前記他壁面に補強桟が更に固定された構造とされていることを特徴とする玄関収納固定構造。
  5. 請求項4において、
    前記他壁面に固定された補強桟と前記一側板とを略同厚さ寸法としたことを特徴とする玄関収納固定構造。
  6. 玄関スペースの一壁面に沿うように配設される上下方向に長尺の複数枚の縦板と、
    これら縦板の上端部に架け渡されるようにして固定される天板と、
    前記玄関スペースの土間から所定間隔を隔てて前記一壁面に沿うように配設される水平方向に長尺の下端位置決め部材と、を備えており、
    前記下端位置決め部材は、前記一壁面に固定される固定片と、この固定片から前方に突出するように設けられ、かつ前記縦板の下端が載置される位置決め片と、を備えていることを特徴とする玄関収納装置。
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