JP2013121261A - 非接触給電システム - Google Patents
非接触給電システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013121261A JP2013121261A JP2011268251A JP2011268251A JP2013121261A JP 2013121261 A JP2013121261 A JP 2013121261A JP 2011268251 A JP2011268251 A JP 2011268251A JP 2011268251 A JP2011268251 A JP 2011268251A JP 2013121261 A JP2013121261 A JP 2013121261A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- contact
- electric vehicle
- solar thermal
- electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】太陽熱発電装置の設置場所の確保が容易であり、且つ電気自動車への非接触給電を効率良く行うことの可能な非接触給電システムを提供する。
【解決手段】電気自動車が走行する道路に沿って敷設されたトラフ式太陽熱発電装置と、前記道路に沿って敷設されており、前記トラフ式太陽熱発電装置にて発電された電力を前記電気自動車に非接触給電する非接触給電装置とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】電気自動車が走行する道路に沿って敷設されたトラフ式太陽熱発電装置と、前記道路に沿って敷設されており、前記トラフ式太陽熱発電装置にて発電された電力を前記電気自動車に非接触給電する非接触給電装置とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、非接触給電システムに関する。
従来では、太陽熱発電装置と非接触給電装置とを、それぞれ個別に利用していた。太陽熱発電装置は、広大な土地に敷設してカーボンフリーな大規模発電を行うのに適しており、非接触給電装置は、例えば駐車場などに敷設して電気自動車の充電に利用するのに適している(下記特許文献1参照)。
太陽熱発電装置を利用するには広大な土地が必要となり、その確保が困難である。また、非接触給電装置を電気自動車の充電に利用する場合、ユーザーは充電の度に駐車場などの非接触給電装置が敷設された場所に赴かなければならず、極めて非効率である。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、太陽熱発電装置の設置場所の確保が容易であり、且つ電気自動車への非接触給電を効率良く行うことの可能な非接触給電システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、非接触給電システムに係る第1の解決手段として、電気自動車が走行する道路に沿って敷設されたトラフ式太陽熱発電装置と、前記道路に沿って敷設されており、前記トラフ式太陽熱発電装置にて発電された電力を前記電気自動車に非接触給電する非接触給電装置とを備える、という手段を採用する。
また、本発明では、非接触給電システムに係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記非接触給電装置は、前記トラフ式太陽熱発電装置にて発電された電力を磁界共鳴方式によって前記電気自動車に非接触給電する、という手段を採用する。
本発明によれば、電気自動車が走行する道路に沿ってトラフ式太陽熱発電装置を敷設すれば良いので、その設置場所の確保も容易であり、また、同じく電気自動車が走行する道路に沿ってトラフ式太陽熱発電装置にて発電された電力を電気自動車に非接触給電する非接触給電装置が敷設されているので、電気自動車の走行中に効率良く給電を行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る非接触給電システムAの概略構成図である。この図1に示すように、本実施形態に係る非接触給電システムAは、電気自動車3が走行する片側2車線の高速道路Rに沿って敷設されたトラフ式太陽熱発電装置1と、同じく高速道路Rに沿って敷設されており、トラフ式太陽熱発電装置1にて発電された交流電力を電気自動車3に非接触給電する非接触給電装置2とから構成されている。
図1は本実施形態に係る非接触給電システムAの概略構成図である。この図1に示すように、本実施形態に係る非接触給電システムAは、電気自動車3が走行する片側2車線の高速道路Rに沿って敷設されたトラフ式太陽熱発電装置1と、同じく高速道路Rに沿って敷設されており、トラフ式太陽熱発電装置1にて発電された交流電力を電気自動車3に非接触給電する非接触給電装置2とから構成されている。
トラフ式太陽熱発電装置1は、太陽光Sを集光して得られる熱エネルギーを利用して発電を行う装置であり、集光器11、作動流体加熱管12、タービン13、発電機14、凝縮器15及び蓄熱器16を備えている。集光器11は、高速道路Rに沿って敷設された曲面鏡であり、太陽光Sを集光して作動流体加熱管12を加熱する。作動流体加熱管12は、集光器11の内側に延設された管状部材であり、その内部を流通する作動流体(例えばオイルなど)を加熱するために用いられる。
タービン13は、作動流体加熱管12の出口から導入された高温の作動流体を利用して高速回転する(正確には高温の作動流体を利用して生成された蒸気によって回転する)タービンであり、軸結合された発電機14を高速回転させる。発電機14は、タービン13に連動して高速回転することにより発電し、この発電によって得られた交流電力を非接触給電装置2(具体的には送電用共鳴コイル21)へ供給する。
凝縮器15は、タービン13から導入された作動流体の温度を低下させ、その低温の作動流体を作動流体加熱管12の入口へ還流させる。蓄熱器16は、作動流体加熱管12の出口から導入された高温の作動流体を利用して熱エネルギーを蓄え(蓄熱)、これによって熱を奪われて低温となった作動流体を作動流体加熱管12の入口へ還流させる。
非接触給電装置2は、上記のトラフ式太陽熱発電装置1における発電機14にて発電された交流電力を磁界共鳴方式によって電気自動車3に非接触給電する装置であり、高速道路Rに沿って所定間隔で配置された複数の送電用共鳴コイル21を備えている。これら送電用共鳴コイル21は、螺旋状に巻かれたヘリカルコイルであり、不図示のコンデンサとともにLC共振回路を構成している。なお、LC共振回路を構成するためのコンデンサとして、ヘリカルコイルの寄生容量を利用しても良いし、或いはコンデンサ素子を別に設けても良い。
電気自動車3は、バッテリ駆動によって走行する車両であり、非接触給電装置2(送電用共鳴コイル21)から給電される交流電力を磁界共鳴方式によって受電するための受電用共鳴コイル31を車体側面に備えている。この受電用共鳴コイル31も、螺旋状に巻かれたヘリカルコイルであり、不図示のコンデンサとともにLC共振回路を構成している。非接触給電装置2と電気自動車3の両方のLC共振回路の共振周波数が等しくなるように回路定数を設定すれば、送電用共鳴コイル21と受電用共鳴コイル31の間で磁界共鳴を発生させることができる。
送電用共鳴コイル21と受電用共鳴コイル31の間で磁界共鳴が発生すると、発電機14から出力される交流電力は送電用共鳴コイル21によって磁気エネルギーに変換されて無線送電され、その磁気エネルギーは受電用共鳴コイル31によって交流電力に再変換される。電気自動車3は、このように受電用共鳴コイル31から得られる交流電力を利用してバッテリの充電を行う機能を有している。
次に、上記のように構成された本実施形態に係る非接触給電システムAの作用効果について説明する。
上記のように構成されたトラフ式太陽熱発電装置1によると、1日の内、太陽光Sが十分に得られる昼間(太陽が昇ってから沈むまでの時間帯)においては、集光器11によって作動流体加熱管12が十分に加熱され、太陽光Sが十分に得られない夜間においては、蓄熱器16に蓄積された熱エネルギーを作動流体の加熱に利用できるので、昼夜を問わず発電機14から交流電力を得ることができる。
上記のように構成されたトラフ式太陽熱発電装置1によると、1日の内、太陽光Sが十分に得られる昼間(太陽が昇ってから沈むまでの時間帯)においては、集光器11によって作動流体加熱管12が十分に加熱され、太陽光Sが十分に得られない夜間においては、蓄熱器16に蓄積された熱エネルギーを作動流体の加熱に利用できるので、昼夜を問わず発電機14から交流電力を得ることができる。
つまり、電気自動車3が高速道路Rを走行している間は、昼夜を問わず、ほぼ連続的に送電用共鳴コイル21と受電用共鳴コイル31の間で磁界共鳴が発生するので、電気自動車3を走行させながらバッテリの充電を行うことが可能となる。なお、磁界共鳴方式は、他の非接触給電方式である電磁誘導方式と比べて、送電用共鳴コイル21と受電用共鳴コイル31との位置ズレに強く、弱い磁界で高効率且つ長距離の電力伝送を実現できるという特徴があるので、電気自動車3の高速走行中においても高い電力伝送効率(充電効率)を維持することができる。
以上のような本実施形態によれば、電気自動車3が走行する高速道路Rに沿ってトラフ式太陽熱発電装置1を敷設すれば良いので、その設置場所の確保も容易であり、また、同じく電気自動車3が走行する高速道路Rに沿ってトラフ式太陽熱発電装置1にて発電された交流電力を電気自動車3に非接触給電する非接触給電装置2が敷設されているので、電気自動車3の走行中に効率良く給電(充電)を行うことが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、以下のような変形例が挙げられる。
(1)上記実施形態では、説明の都合上、トラフ式太陽熱発電装置1を構成する集光器11、作動流体加熱管12、タービン13、発電機14、凝縮器15及び蓄熱器16が1個ずつ設けられている場合を例示したが、これらの構成要素の個数は高速道路Rの長さに応じて適宜変更可能である。
(1)上記実施形態では、説明の都合上、トラフ式太陽熱発電装置1を構成する集光器11、作動流体加熱管12、タービン13、発電機14、凝縮器15及び蓄熱器16が1個ずつ設けられている場合を例示したが、これらの構成要素の個数は高速道路Rの長さに応じて適宜変更可能である。
(2)上記実施形態では、高速道路Rの路側帯に沿ってトラフ式太陽熱発電装置1及び非接触給電装置2を敷設する場合を例示したが、中央分離帯に沿ってこれらを敷設しても良い。また、上記実施形態では、電気自動車3が走行する道路として高速道路Rを想定したが、設置スペースが確保できれば、一般道路にもトラフ式太陽熱発電装置1及び非接触給電装置2を敷設しても良い。
A…非接触給電システム、1…トラフ式太陽熱発電装置、2…非接触給電装置、3…電気自動車、11…集光器、12…作動流体加熱管、13…タービン、14…発電機、15…凝縮器、16…蓄熱器、21…送電用共鳴コイル、31…受電用共鳴コイル、R…高速道路、S…太陽光
Claims (2)
- 電気自動車が走行する道路に沿って敷設されたトラフ式太陽熱発電装置と、
前記道路に沿って敷設されており、前記トラフ式太陽熱発電装置にて発電された電力を前記電気自動車に非接触給電する非接触給電装置と、
を備えることを特徴とする非接触給電システム。 - 前記非接触給電装置は、前記トラフ式太陽熱発電装置にて発電された電力を磁界共鳴方式によって前記電気自動車に非接触給電することを特徴とする請求項1に記載の非接触給電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011268251A JP2013121261A (ja) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | 非接触給電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011268251A JP2013121261A (ja) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | 非接触給電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013121261A true JP2013121261A (ja) | 2013-06-17 |
Family
ID=48773670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011268251A Pending JP2013121261A (ja) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | 非接触給電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013121261A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015008599A1 (ja) * | 2013-07-18 | 2015-01-22 | 株式会社Ihi | 非接触給電システム |
WO2015115474A1 (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 本田技研工業株式会社 | 電動車両、接触充電システム、および給電装置 |
CN104978854A (zh) * | 2014-04-02 | 2015-10-14 | 江苏胜光新能源科技有限公司 | 超级智能高速公路 |
JP2016015791A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-28 | 古河電気工業株式会社 | 電力伝送システム |
CN106945565A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-07-14 | 上海电力学院 | 汽车行驶中的无线充电装置 |
-
2011
- 2011-12-07 JP JP2011268251A patent/JP2013121261A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015008599A1 (ja) * | 2013-07-18 | 2015-01-22 | 株式会社Ihi | 非接触給電システム |
JP2015023669A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | Ihi運搬機械株式会社 | 非接触給電システム |
US10622847B2 (en) | 2013-07-18 | 2020-04-14 | Ihi Corporation | Wireless power supply system |
WO2015115474A1 (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 本田技研工業株式会社 | 電動車両、接触充電システム、および給電装置 |
CN104978854A (zh) * | 2014-04-02 | 2015-10-14 | 江苏胜光新能源科技有限公司 | 超级智能高速公路 |
JP2016015791A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-28 | 古河電気工業株式会社 | 電力伝送システム |
CN106945565A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-07-14 | 上海电力学院 | 汽车行驶中的无线充电装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Sun et al. | A review of recent trends in wireless power transfer technology and its applications in electric vehicle wireless charging | |
US8030888B2 (en) | Wireless charging system for vehicles | |
JP2013121261A (ja) | 非接触給電システム | |
KR102319474B1 (ko) | 도로 위에서 전기 자동차의 충전을 위한 시스템 및 방법 | |
EP2728594A1 (en) | Power transmitting device, power receiving device, and power transmission system | |
JP2018079932A (ja) | 道路から電気エネルギーを得る電気車両システム | |
CN103490465A (zh) | 基于太阳能光伏供电的行驶电动汽车无线充电装置 | |
CN102761228A (zh) | 汽车减震器发电装置 | |
CN104737414A (zh) | 用于可再充电电池的无线能量传递 | |
KR100566926B1 (ko) | 비접촉 급전방식을 이용한 전기 차량 운행 시스템 | |
CN101783525A (zh) | 蓄电池充电装置和用于该蓄电池充电装置运行的方法 | |
CN201947032U (zh) | 一种可移动的电动汽车无线充电装置 | |
JP2014535254A (ja) | 共振周波数の変化にも送信効率の安定性を維持する給集電システム | |
Rakhymbay et al. | A simulation study on four different compensation topologies in EV wireless charging | |
Navidi et al. | Analysis of wireless and catenary power transfer systems for electric vehicle range extension on rural highways | |
Prasanth et al. | Green energy based inductive Self-Healing highways of the future | |
CN203423515U (zh) | 基于太阳能光伏供电的行驶电动汽车无线充电装置 | |
US20230122088A1 (en) | Systems and methods for dynamic roadway charging | |
CN104993621A (zh) | 一种基于zvs谐振磁耦合式无线输电装置 | |
Pantic | Inductive power transfer systems for charging of electric vehicles | |
Livreri et al. | Wireless battery charging for electric bicycles | |
JP2014014217A (ja) | 非接触給電装置 | |
Ying et al. | Research on contactless power supply of high speed maglev train based on MCR-WPT | |
CN203289198U (zh) | 一种基于无线电力传输的电动动力装置 | |
Baviskar et al. | Efficient wireless charging for electric vehicle |