JP2013119086A - 曲げ加工機及び曲げ加工方法 - Google Patents

曲げ加工機及び曲げ加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】曲げ加工機において電流検出以外で加圧動作を監視できる機構を有する曲げ加工機及び曲げ加工機の制御する。
【解決手段】上部テーブル6に備えたパンチP及び下部テーブル3に備えたダイDの協働によりワークWに対し曲げ加工を行う曲げ加工機1である。そして、曲げ加工機1を監視する監視手段12を備え、監視手段12は、曲げ加工機1のたわみの変化を監視すると共に、たわみから加圧力を算出する。また、上部テーブル6及び下部テーブル3の両側にサイドフレーム2(2A、2B)を設け、下部テーブル3に検出板5(5A、5B)を設け、検出板5(5A、5B)に支持部材10Aを介してセンサ10Bによりサイドフレーム5(5A、5B)に固定した固定板10Cとの間のギャップ量Gを検出するギャップ部10を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は曲げ加工機及び曲げ加工方法に関し、特に曲げ加工機において電流検出以外で加圧動作を監視できる曲げ加工機及び曲げ加工方法に関するものである。
従来の曲げ加工機(例えばプレスブレーキ)においては、特にボールネジ式プレスブレーキでは、油圧式のような圧力センサが無いためモータの電流値から圧力に変換して測定する方法が一般的である。
特許文献1及び2を参照。
特開平5−15929号公報 特開2002−96114号公報
サーボモータやアンプの誤動作などでこの機構が故障した場合に、その他の加圧監視の機構(すなわち、電流値検出に基づく以外の監視機構)を有していないと安全性に問題がある。このため、電流値検出以外にも停止圧力を監視する機構が必要であるという課題がある。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、上部テーブルに備えたパンチ及び下部テーブルに備えたダイの協働によりワークに対し曲げ加工を行う曲げ加工機において、
前記曲げ加工機を監視する監視手段を備え、前記監視手段は、前記曲げ加工機のたわみの変化を監視すると共に、前記たわみから加圧力を算出することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記上部テーブル及び前記下部テーブルの両側に配置されたサイドフレームと、前記下部テーブル設けた検出板と、前記検出板に支持部材を介して設けたセンサと、前記サイドフレームに固定した被検知部とを有するギャップ部を備え、前記監視手段は、前記ギャップ部により求めたギャップに基づき前記たわみを監視することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記ギャップ部は、前記曲げ加工機の左右のサイドフレーム側に設け、前記監視手段は左右のギャップを監視することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、前記監視手段は、突き当て部のプルバック前に前記パンチが前記ワークに対しピンチングしているか否かを監視することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、上部テーブルに備えたパンチ及び下部テーブルに備えたダイの協働によりワークに対し曲げ加工を行う曲げ加工方法において、
監視手段が前記曲げ加工機を監視するものであり、前記監視手段は、前記曲げ加工機のたわみの変化を監視すると共に、前記たわみから加圧力を算出することを特徴とする。
本発明によれば、曲げ加工機(例えばプレスブレーキ等)のサイドフレームに、ギャップ部を設け、下部テーブルに接続した部品からギャップ部上端との距離を測定するための変位センサを設置し、たわみの変化を監視すると共に、たわみ量から発生している加圧力を計算するので以下の効果を奏する。
特にボールネジ式プレスブレーキでは、サーボモータやアンプの誤動作などでこの機構が故障した場合に、電流値検出以外にも停止圧力を監視することができる。
さらに、金型破損前のスライド停止が可能である。また、指令通りに動作しているかの監視、上昇・下降タイミングの監視、原点復帰動作上端位置、左右のギャップ開き差分の監視、曲げ位置間違い防止、オフセットベンドの位置、ピンチングD値の監視等が可能である。また、プルバック前にピンチングしているか判断できるので、金型間違い、板厚間違いの防止ができる。なお、上記監視等においては、ボールネジ式プレスブレーキの他に液圧式プレスブレーキ等においても同様の効果を有する。
曲げ加工機の正面の概略を示す概略図である。 曲げ加工機の矢視A−A方向の概略を示す概略図である。 ギャップ部を説明する説明図である。 制御部を説明する説明図である。 曲げ加工機の動作を示すフローチャートである。 (a)〜(e)はワークの曲げとギャップ部との作用を説明する説明図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に曲げ加工機(例えばプレスブレーキ等)1の全体が示されている。なお、曲げ加工機1については既によく知られているので、概略のみ説明する。なお、図1において、紙面に対し左右方向をX軸とし、紙面に対し垂直方向をY軸とし、紙面に対し上下方向をZ軸とする。図2は、図1において矢印A方向から見たものである。図3はギャップ部10を詳細を示したものである。図4は制御装置11の詳細を示す。
図1、図2、図3及び図4を参照するに、上部テーブル6にパンチホルダ7を介し備えたパンチP、及び下部テーブル3にダイホルダ4を介し備えたダイDの協働により、支持部8に支持された突き当て部9に位置決めされたワークWに対し曲げ加工を行う曲げ加工機1である。曲げ加工機1は、曲げ加工機1を制御する制御装置11を備え、この制御装置11は、監視を行う監視手段12(図4参照)を有する。この監視手段12は、前記曲げ加工機1のたわみの変化を監視すると共に、前記たわみから加圧力を算出する。ここで、「たわみ」とは、曲げ加工機1がワークWを曲げ加工した場合に曲げ加工機1に発生する変形をいう。
詳細には、前記上部テーブル6及び前記下部テーブル3の両側に配置されたサイドフレーム2(2A、2B)と、前記下部テーブル3設けた検出板5(5A、5B)と、前記検出板5(5A、5B)に支持部材10A(検出板5A、5Bに固定されている)を介して設けたセンサ10B(例えば、ギャップGを検知するための近接センサ)と、前記サイドフレーム2(2A、2B)にボルト10Dで固定した被検知部10Cとを有するギャップ部10を備え、前記監視手段12は、前記ギャップ部10により求めたギャップ(間隔のこと。以下同様)Gに基づき前記たわみを監視する。なお、曲げ加工機1に曲げの加圧力が加わった場合に、センサ10Bは動き難く、被検知部10Cは加圧力に応じて動きやすい構成であるため、前記ギャップは「たわみ」の変化を良く反映する(通常の曲げ加工機1において、上部テーブル6は、サイドフレーム2A、2Bにも支持されている為)。
図3に示すように、前記ギャップ部10は、前記曲げ加工機1の左右のサイドフレーム2(2A、2B)側に設け、前記監視手段12は左右のギャップG(曲げ加工機1の左端側及び右端側の2つのギャップG)を監視する。さらに、前記監視手段12は、支持部8に支持された突き当て部9のプルバック(突き当て後、位置決めして、戻る動作をいう)の前に前記パンチPが前記ワークWに対しピンチング(パンチPの先端とワークWが接触したことをいう)しているか否かを監視する。
この曲げ加工機1では、パンチPを駆動させる機構としてボールネジ式のものを使用している(なお、ボールネジ式の機構の他に油圧式等のものでもよい)。すなわち、前記パンチPをパンチホルダ7を介し交換自在に装着した上部テーブル6は上下動自在である、前記パンチPに対向するダイDとにより曲げ加工を行う。なお、前記上部テーブル6は、曲げ加工機1の上に設けられているサーボモータによってボールネジを介して昇降駆動されるようになっている。
図4を参照する。前述の曲げ加工機1を制御する制御装置11の構成が示されている。この制御装置11では、コンピュータ装置であり、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)には、データを入力するためのキーボード、表示部等の入出力手段を備えている。
このような、制御装置11は、曲げ加工機1が異常か否かを監視する監視手段12と、
データ(検知データ13Aと、実測データ13Bと、加圧力データ13C等)を記憶するメモリ13と、曲げ加工機1の異常に対応して発生する動作不良を防ぐ制御を行う動作不良防止部14とを備えている。ここで、前記検知データ13Aは、ギャップ部10により検知されたギャップGのデータ(寸法値のデータ)である。前記実測データ13Bは、曲げ加工機1において、様々な条件で実際に加工を行ったときに得られたデータ(例えば、加圧力とギャップGの関係等)である。前記加圧力データ13Cは、検知データ(ギャップG等)を取得し、前記実測データ13Bと比較して、検知データ(ギャップG等)のときの加圧力のデータを求めたものである。
前記監視手段12は、たわみ変化生成部12Aと、加圧力生成部12Bとを備えている。前記たわみ変化生成部12Aは、曲げ加工機1が作動した場合にギャップ部10のギャップに基づき、曲げ加工機1のたわみを連続して監視する。前記加圧力生成部12Bは、検知データ(ギャップ量等)を取得し、前記実測データ13Bと比較して、検知データ(ギャップ量等)のときの加圧力のデータを求める。
図5及び図6を参照し、曲げ加工機1の動作を説明する。初めに、ステップSA01では、曲げ加工機1が作動する。ステップSA02では、監視手段12が、曲げ加工機1の状態(例えば、加圧力等)を監視を開始する。
ステップSA03では、監視手段12が、検知データ13A(ギャップG)より、たわみ変化を解析する。ステップSA04では、監視手段12が、加圧力を算出する。
すなわち、監視手段12は、たわみ変化生成部12Aと、加圧力生成部12Bとを備えているので、前記たわみ変化生成部12Aは、曲げ加工機1が作動した場合にギャップ部10のギャップに基づき、曲げ加工機1のたわみを連続して監視すると共に、前記加圧力生成部12Bは、検知データ(ギャップ量等)を取得し、前記実測データ13Bと比較して、検知データ(ギャップ量等)のときの加圧力のデータを求める。
ステップSA05では、監視手段12が、異常が発生したか否かを判断する。監視手段12が、異常が発生したと判断したとき、処理はステップSA06に進む。監視手段12が、異常が無いと判断した場合は、処理がステップSA07に進む。
ステップSA06では、監視手段12が、異常内容を特定する。ステップSA07では、監視手段12が、監視を続行する。ステップSA08では、動作不良防止部14が、動作不良防止部処理を行う。
図6(a)〜(e)を参照する。上記のステップSA05における監視において、異常が発生したか否かを判断する例を説明する。
初めに、図6(a)に示すように、パンチPとダイDとの間にワークWを搬送する(Y軸方向に移動)。続いて、図6(b)に示すように、支持部8に支持された突き当て部9にワークWが当接し、ワークWの位置決めが行われる。
図6(c)を参照する。パンチPがZ軸方向に下降し、ワークWの表面にパンチPの先端がピンチング(当接)する。図6(d)を参照する。その後、突き当て部9がプルバック(Y軸方向へ移動)し、ワークWから離れる。そして、図6(e)に示すように、パンチPがZ軸方向へ移動し、ワークWに対し曲げ加工を行う。
このような動作の中で、例えば、図6(e)のワークWに対し、曲げを行うタイミングでのたわみの変化(又は、加圧力の変化)が閾値より大きいときは金型破損前のスライドを停止する。また、同じ製品について、予め登録したデータ(図6(a)〜(e)までの曲げ加工機1に生成するたわみ、又は加圧力)と比較することにより以下の監視を行うことができる。すなわち、指令通りに動作しているか否かを監視できる。上昇・下降タイミングの監視を行うことができる。原点復帰動作上端位置の監視を行うことができる。
さらに、ギャップ部10を、曲げ加工機1の左右のサイドフレーム2(2A、2B)側に設け、監視手段12は左右のギャップGを監視する。すなわち、左右のギャップGの開き差分を監視し、曲げ位置違いの防止することができる。また、オフセットベンド(曲げ位置を変える)の位置の監視を行うことができる。
その他、ピンチングD値の監視を行うことにより、プルバック前にピンチングしているか否かの監視をすることができる。さらに、金型食い違い防止、板厚間違い防止も行うことができる。
この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
1 曲げ加工機(プレスブレーキ)
2 サイドフレーム
2A サイドフレーム(一方側)
2B サイドフレーム(他方側)
3 下部テーブル(固定テーブル)
4 ダイホルダ
5 検知板
5A 検知板(一方側)
5B 検知板(他方側)
6 上部テーブル(可動テーブル)
7 パンチホルダ
8 支持部
9 突き当て部
10 ギャップ部
10A センサ支持部
10B センサ
10C 被検知部
10D ボルト
11 制御装置
12 監視手段
12A たわみ変化生成部
12B 加圧力生成部
13 記憶部
13A 検知データメモリ
13B 実測データメモリ
13C 加圧力データメモリ
14 動作不良防止部
W ワーク
P パンチ金型
D ダイ金型
G キャップ

Claims (5)

  1. 上部テーブルに備えたパンチ及び下部テーブルに備えたダイの協働によりワークに対し曲げ加工を行う曲げ加工機において、
    前記曲げ加工機を監視する監視手段を備え、前記監視手段は、前記曲げ加工機のたわみの変化を監視すると共に、前記たわみから加圧力を算出することを特徴とする曲げ加工機。
  2. 前記上部テーブル及び前記下部テーブルの両側に配置されたサイドフレームと、前記下部テーブル設けた検出板と、前記検出板に支持部材を介して設けたセンサと、前記サイドフレームに固定した被検知部とを有するギャップ部を備え、前記監視手段は、前記ギャップ部により求めたギャップに基づき前記たわみを監視することを特徴とする請求項1記載の曲げ加工機。
  3. 前記ギャップ部は、前記曲げ加工機の左右のサイドフレーム側に設け、前記監視手段は左右のギャップを監視することを特徴とする請求項2に記載の曲げ加工機。
  4. 前記監視手段は、突き当て部のプルバック前に前記パンチが前記ワークに対しピンチングしているか否かを監視することを特徴とする請求項2または3に記載の曲げ加工機。
  5. 上部テーブルに備えたパンチ及び下部テーブルに備えたダイの協働によりワークに対し曲げ加工を行う曲げ加工方法において、
    監視手段が前記曲げ加工機を監視するものであり、前記監視手段は、前記曲げ加工機のたわみの変化を監視すると共に、前記たわみから加圧力を算出することを特徴とする曲げ加工方法。
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