JP2013118150A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光面積を減少することなく輝度むらや色むらを外観上軽減できる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、外周部に光入射端面81を有する導光板8と、この導光板8の前記光入射端面81に出射光が入射するように複数並べられて配設された発光素子72とを備えている。さらに、照明装置は、前記導光板8における光の照射面側であって、前記光入射端面81の近傍に配設された透光性を有する拡散部材85を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、発光ダイオード(以下、LEDと称する。)等の発光素子を光源として、導光板を用いて照明を行う照明装置に関する。
近時、LEDの高出力化、高効率化に伴い、光源としてLEDを用いた屋内又は屋外で使用される長寿命化が期待できる照明装置が開発されている。この照明装置は、LEDを基板に複数実装して所定の明るさを得るようにしたもので、例えば、天井面等に取付けられる一般住宅用のシーリングライトとして用いられている。
しかし、LEDから出射される光は指向性が強くグレアが生じやすく、また、輝度むらが発生しやすい。そこで、グレアを抑制し、発光面の均一性の向上を図るため、導光板を用いて照明を行う新たな照明装置が開発されている。
このような照明装置の場合、導光板の光入射端面に光が入射するように複数のLEDが配設されるようになる。
特開2009−283197号公報 国際公開2011/081246号
しかしながら、導光板の光入射端面の近傍において、輝度むらや色むらが生じる場合がある。これは、LEDから出射される光は、指向性が強いことと相俟って、光入射端面の近傍においては、複数のLEDから出射される光の広がりが狭く、混光が良好に行われないことに起因するものと考えられる。
そこで、外観上、この輝度むらや色むらを視認できないように、導光板の光入射端面の近傍を不透光性の部材で覆うことが考えられるが、この場合は、導光板における光の照射面、すなわち、発光面積が減少してしまうという不都合が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、発光面積を減少することなく輝度むらや色むらを外観上軽減できる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態による照明装置は、外周部に光入射端面を有する導光板と、この導光板の前記光入射端面に出射光が入射するように複数並べられて配設された発光素子と、前記導光板における光の照射面側であって、前記光入射端面の近傍に配設された透光性を有する拡散部材とを備えている。
本発明の実施形態によれば、輝度むらや色むらを外観上軽減できる照明装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る照明装置を示す斜視図である。 同照明装置の背面側を示す斜視図である。 同照明装置において、光源部本体を分解して示す斜視図である。 図2中、Y−Y線に沿って示す断面図である。 図4中、A部を示す拡大図である。 同照明装置において、前フレーム及び拡散カバーを取外して示す平面図である。 同照明装置において、天井面への取付手順を示しており、取付部材を天井面に取付けた状態を示す断面図である。 同じく、照明装置において、天井面への取付手順を示しており、取付部材に光源部本体が支持された状態を示す断面図である。
本実施形態の照明装置は、装置取付面に設置された配線器具としての引掛けシーリングボディに取付けられて使用される形式であり、導光板を用いて例えば、室内の照明を行うものである。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図8を参照して説明する。各図において電線等の配線接続関係は省略して示している場合がある。なお、同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図1乃至図5、図7に示すように、照明装置は、基本的に、取付部材1と、光源部本体2との2部材から構成されている。取付部材1には、点灯装置3、取付部4としてのアダプタガイド、間接光光源部5及び複数の電気的補助部品が設けられた補助部品ユニット6が配設されている。また、光源部本体2は、光源部7、導光板8、フレーム部材9及び拡散カバー10を備えている。
さらに、照明装置は、装置取付面としての天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに電気的かつ機械的に接続されるアダプタA及び光源部2の点灯状態を制御する赤外線リモコン送信器Rcを備えている。このような照明装置は、略正方形状の外観に形成され、前面側を光の照射面とし、背面側を天井面Cへの取付面としている。これらの構成要素について順次説明する。
取付部材1は、冷間圧延鋼板等の金属材料から略長方形状の平板状に形成された装置本体である。具体的にはシャーシであり、略中央部には、天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCb及びアダプタAに対向する後述する取付部4が配置される略円形状をなす開口11が形成されている。
また、取付部材1の長手方向の対向する一辺側の略中央部には、鍵状に折曲された係止受金具12がねじ等の固定手段によって取付けられている。一方、他辺側における両端の角部には、略L字状に折曲されて前面側へ延出する一対の取付金具13が同様に、ねじ等の固定手段によって取付けられている。
点灯装置3は、図4に代表して示すように、回路基板と、この回路基板に実装された制御用IC、トランス、コンデンサ等の回路部品とを備えている。回路基板は、中央部の周囲を囲むように板状に形成されていて、その表面側に回路部品が実装されている。
回路基板には、アダプタA側が電気的に接続されて、アダプタAを介して商用交流電源に接続される。したがって、点灯装置3は、この交流電源を受けて直流出力を生成し、電線を介してその直流出力を光源部7に供給し、光源部7を点灯制御するようになっている。
このような点灯装置3は、図2の参照を加えて示すように、点灯装置カバー35に取付けられ覆われて、取付部材1の背面側に配置されるようになる。この場合、回路基板は、回路部品が前面側(図示上、下方側)に向けられて取付けられる。なお、回路基板の裏面側には、スイッチング素子や表面実装部品等の比較的高さ寸法の小さい部品を実装するようにしてもよい。
点灯装置カバー35は、冷間圧延鋼板等の金属材料によって略四角形の短筒状に形成され、側壁35aは、前面側に向かって拡開するように傾斜状をなしており、背面壁35bの中央部には、開口35cが形成されている。
この点灯装置カバー35は、前面側のフランジが取付部材1に載置され、ねじ止めされて取付けられる。
また、点灯装置カバー35の背面側には、弾性部材36が取付けられている。弾性部材36は、ステンレス鋼等の材料からなる金属製のばね部材であり、点灯装置カバー35の各辺に対応して取付けられていて、一対の先端側が拡開するように背面側へ延出している。
弾性部材36は、照明装置が装置取付面としての天井面Cに取付けられた状態において、天井面Cとの間に弾性変形を伴って介在するように配設される部材であり、照明装置を天井面Cに確実に保持する作用をなしている。
取付部4は、アダプタガイドであり、アダプタAが挿通し係合する部材であり、照明装置を天井面Cに取付けるための部材である。アダプタガイドは、図2及び図4に示すように、略円筒状に形成されていて、中央部には、アダプタAが挿通し、係合する円形状の係合口41が設けられている。このアダプタガイドは、取付部材1の略中央部に形成された開口11に対応して配設されている。
なお、取付部4は、必ずしもアダプタガイド等と指称される部材である必要はない。例えば、シャーシ等に形成される開口であってもよく、配線器具としての引掛けシーリングボディCbに対向し、アダプタAが係合される部材や部分を意味している。要は、照明装置を天井面Cに取付けるための部材や部分である。
間接光光源部5は、取付部材1の背面側に配設されていて、主として天井面Cを明るく照らす機能を有している。図2乃至図4に示すように、間接光光源部5は、取付部4の周囲に位置して複数個配設されており、基板51と、この基板51に実装された複数の発光素子52とを備えている。
基板51は、略長方形状の平板に形成されており、発光素子52は、この基板51の長手方向に沿って直線状に並べられて実装されている。
この発光素子52が実装された基板51が前記点灯装置カバー35の側壁35aにおける4箇所に取付けられている。この場合、点灯装置カバー35は、略四角形に形成されており、基板51は、その側壁35aにおける直線状の平坦面に取付けられているので、取付けが安定的に行われることとなる。
また、基板51の取付部をなす側壁35aは、前面側に向かって拡開する傾斜状に形成されているため、基板51は、斜め上方、つまり、天井面C方向へ向けられることとなり、発光素子52から出射される光は、天井面C方向へ向かって効果的に照射されるようになる。
さらに、各間接光光源部5は、断面が背面側へ向かって拡開するような傾斜状に形成された透光性のカバー53に覆われるようになっている。このため、照明装置が天井面C取付けられた状態において、下方から照明装置の側部を見た場合、点灯装置カバー35の背面側に取付けられた弾性部材36を視認しにくくすることが可能となる。
発光素子52は、LEDであり、表面実装型のLEDパッケージであって、発光色が電球色(L)のものが用いられている。この発光素子52は、点灯装置3に接続されて点灯制御されるようになっている。
補助部品ユニット6は、取付部材1の他辺側の中央部に配設されている。補助部品ユニット6は、横長箱状のケース内にユニット基板及びこの基板に実装された複数の電気的補助部品を備えて構成されている。本実施形態における電気的補助部品は、赤外線リモコン信号受信部、常夜灯やチャンネル設定スイッチ等である。
次に、光源部本体2は、光源部7、導光板8、フレーム部材9及び拡散カバー10を備えている。
光源部7は、図3乃至図5に示すように、基板71と、この基板71に実装された発光素子72とを備えている。
基板71は、図3に代表して示すように、横長の長方形状に形成されていて、絶縁材であるガラスエポキシ樹脂(FR−4)の平板からなり、表面側には銅箔で形成された配線パターンが施されている。また、配線パターンの上に適宜レジスト層が積層されて形成されるようになっている。なお、基板71の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料又は合成樹脂材料を適用できる。さらに、金属製とする場合は、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用してもよい。
発光素子72は、LEDであり、表面実装型のLEDパッケージである。このLEDパッケージが基板71の長手方向に沿って直線状に並べられて複数個実装され配設されている。LEDパッケージは、概略的にはセラミックスや合成樹脂で形成されたキャビティに配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とから構成されている。
LEDパッケージには、発光色が電球色(L)のものと昼光色(D)のものとが用いられて、いわゆる白色のものが用いられており、これらが長手方向に沿って交互に直線状に並べられて配設されている。LEDチップは、青色光を発光するLEDチップである。透光性樹脂には、蛍光体が混入されており、電球色(L)、昼光色(D)の白色系の光を出射できるようにするために、主として青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体や赤み成分を補うため赤色蛍光体が用いられている。なお、前記いわゆる白色には、昼光色(D)、昼白色(N)、白色(W)や電球色(L)等が含まれる。
なお、LEDは、LEDチップを直接基板71に実装するようにしてもよく、また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、格別限定されるものではない。
このような光源部7の基板71は、放熱部材としての取付板73に取付けられるようになっている。
取付板73は、アルミニウムや亜鉛めっき鋼板等の熱伝導が良好な材料から作られており、横長で側面が略C型チャンネル形状に形成されている。この取付板73の内側壁には、基板71がねじ止め等によって、その裏面側が密着するように取付けられている。したがって、発光素子72は、基板71を介して取付板73と熱的に結合され、また、光源部7は、取付板73に基板71が取付けられてユニット化されている。
本実施形態では、主として図3に示すように、このユニット化された光源部7が4個用いられており、導光板8の各辺に対応して配設されるようになっている。また、ユニット化された光源部7相互は、コネクタによって電気的に接続されており、さらに、光源部7の一端からは電線によって導出されたコネクタCn2が設けられるようになっている。
なお、このユニット化された光源部7は、導光板8の対向する二辺に配設してもよく、適宜設計に応じて選択することができる。
このような放熱部材としての取付板73は、図2に示すように、取付部材1の外側に位置して外部へ露出するように配設される。つまり、各取付板73は、取付部材1を内側にして取付部材1の周囲を囲むように四角形状をなして配設される。
また、取付板73の対向する一辺側の中央部には、鍵状に折曲された係止金具75が内側に向けてねじ等の固定手段によって取付けられている。一方、取付板73の他辺側には、一対の取付金具76がねじ等の固定手段によって取付けられている(図3参照)。
このような係止金具75及び取付金具76は、前述の取付部材1に設けられた係止受金具12及び取付金具13と対向するように配設されており、詳細を後述するように係止受金具12及び取付金具13に係止、固定されるようになっている。
なお、本実施形態においては、これら係止受金具12及び取付金具13、係止金具75及び取付金具76によって、取付部材1と光源部本体2との係止結合手段が構成されている。
導光板8は、アクリル樹脂等の透過率の高い材料を用いて四角形状の平板状に形成され、背面側の全面には光を拡散する多数の白色の反射ドットからなるドットパターンが印刷によって形成されているとともに反射シートが設けられている。さらに、前面側の全面には、拡散シートが設けられている。また、この導光板8の外周部である四角形状の各辺の側端面は、発光素子72から出射される光が入射して導光板8内を進行する光入射端面81として機能するようになっている。
このような導光板8の光入射端面81には、光源部7の基板71が配設されるようになる。つまり、主として図5に示すように、導光板8の光入射端面81に光が入射するように、複数の発光素子72が基板71に直線状に並べられて配設されるようになる。また、導光板8は、取付部材1の前面側を取付部4を含んで覆うようになる。
フレーム部材9は、光源部本体2の外周部を構成する部材であり、外フレーム91、前フレーム92及び透光性フレーム93を備えて構成されている。外フレーム91は、ABS樹脂やポリカーボネート等の合成樹脂材料から作られていて、起立する側壁を有して略正方形状の枠状に形成されている。前フレーム92は、白色を呈する合成樹脂材料から作られていて、板状に略正方形状の枠状に形成されている。
また、透光性フレーム93は、アクリル樹脂等の透光性を有する材料によって同様に、略正方形状の枠状に形成されていて、図5に示すように、外フレーム91と前フレーム9との間に介在するように配設されている。この透光性フレーム93は、導光板8から放射される光を導光して光源部本体2の側方を明るくする機能を有している。
これらフレーム部材9は、詳細な構成を省略する取付金具によって取付板73側に取付けられるようになっている。
拡散カバー10は、アクリル樹脂等の透光性を有する材料に拡散処理がなされて略正方形状に形成されていて、導光板8の前面側を覆うように配設されている。
また、図4乃至図6に示すように、導光板8の前面側(光の照射面側)であって外周縁部には、拡散部材85が配設されるようになっている。この拡散部材85は、断面が略三角形状で細長状をなしていて、アクリル樹脂等の透光性を有する材料に拡散処理が施されて形成されている。この拡散部材85を導光板8の外周縁部に配設することにより、導光板8の光入射端面81の部分に生じやすい輝度むらや色むらを抑制することが可能となる。
より詳しくは、主として図5及び図6に示すように、発光素子72は、発光色が電球色(L)のものと昼光色(D)のものとが基板71の長手方向に沿って直線状交互に並べられて複数個実装され配設されている。この発光素子72から出射される光が導光板8の入射端面81から導光板8内に入射される。
このとき、図6の矢印で示すように、発光素子72から出射される光は、指向性が強いことから隣接する発光素子72相互から出射される光が入射端面81の近傍では、その広がりが狭く、混光が良好に行われにくいという現象が生じる。このため、導光板8における入射端面81の近傍では、輝度むらや色むらが発生する場合がある。
本実施形態においては、導光板8の入射端面81の近傍に拡散部材85を配設することにより、輝度むらや色むらを外観上軽減することが可能となる。つまり、導光板8の入射端面81の近傍から出射される光は、拡散部材85によって拡散されるため、輝度むらや色むらを緩和して均一化することが可能となる。また、この場合、導光板8における発光面積の減少を伴うことを回避できる。
さらに、拡散部材85は、光の照射方向に向かって拡がる傾斜面85aを有して略三角形状に形成されているため、この傾斜面85aによって輝度の自然な連続性を確保し得るようになる。
アダプタAは、図4に示すように、天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに、上面側に設けられた引掛刃によって電気的かつ機械的に接続されるもので略円筒状をなし、周壁の両側には一対の係止部A1が、内蔵されたスプリングによって常時外周側へ突出するように設けられている。この係止部A1は下面側に設けられたレバーを操作することにより没入するようになっている。
また、このアダプタAからは、前記点灯装置3へ接続する電源コードが導出され、その先端部には電源コネクタCn1が接続されている(図7参照)。この電源コネクタCn1は、点灯装置3側に設けられた図示しない受電用コネクタに接続されるようになっている。
赤外線リモコン送信器Rcは、例えば、周波数38kHzのパルス状の特定のコード化された赤外線リモコン制御信号を送信するもので、全光点灯ボタン、調光点灯ボタン、常夜灯ボタンや消灯ボタン等が設けられている。このリモコン送信器Rcを補助部品ユニット6、すなわち、赤外線リモコン信号受信部に向けて操作することによって光源部7における発光素子72の発光状態、つまり、全光点灯、調光点灯、消灯等の制御を行うことができる。
次に、上記のように構成された照明装置の天井面Cへの取付手順について、図4、図7及び図8を参照して説明する。
まず、図7に示すように天井面Cに引掛けシーリングボディCbが設置されている。また、この引掛けシーリングボディCbには、アダプタAが電気的かつ機械的に接続されている。
この状態で図に示すように、取付部材1側をアダプタAに取付ける。具体的には、取付部材1における取付部4としてのアダプタガイドの係合口41をアダプタAに合わせながら、アダプタAの係止部A1がアダプタガイドの係合口41に確実に係合するまで取付部材1を下方から手で押し上げて取付け操作を行う。この状態でアダプタAから導出されている電源コネクタCn1を点灯装置3側の受電用コネクタに接続する。
次いで、この取付部材1に光源部本体2側を取付ける。図8に示すように、光源部本体2側に設けられた係止金具75を取付部材1側の係止受金具12に引掛けて光源部本体2を支持するとともに、取付部材1側と光源部本体2側とをチェーンChで繋いで光源部本体2を吊下げ状態で支持する。チェーンChは、光源部本体2の落下を防止して安全性を高める機能を有している。
その後、光源部7の一端から導出されている受電用コネクタCn2を取付部材1の前面側に配設された点灯装置3側の給電用コネクタCn3に接続する。この場合、受電用コネクタCn2は、光源部7から余裕のある長さをもって電線によって導出されているので、点灯装置3側の給電用コネクタCn3への接続作業が容易となるとともに受電用コネクタCn2や電線にかかる張力を軽減することができる。このように、取付部材1側と光源部本体2側とは、受電用コネクタCn2によって電気的に接離可能に接続されるようになっている。
続いて、光源部本体2を係止金具75側を支点として回動し、取付部材1の前面側を覆うように閉塞する。この状態で、取付部材1に設けられた取付金具13の貫通孔を貫通し、光源部本体2側に設けられた取付金具76のねじ穴にねじ込まれる取付ねじSによって光源部本体2は、取付部材1の前面側に確実に取付けられる。この状態が取付完了状態である(図4参照)。
照明装置の取付状態では、アダプタAが点灯装置カバー35の開口35cを挿通し、アダプタAの係止部A1がアダプタガイドの係合口41に係止され、点灯装置カバー35の背面側に設けられた弾性部材36が弾性変形し、点灯装置カバー35の背面側と天井面Cとの間に圧縮状態で介在されるようになる。したがって、照明装置は、アダプタAにがたつきなく、しっかりと係合し、安定して取付状態が保持される。
また、照明装置を取外す場合には、概略的には、前記取付ねじSを取外し、光源部本体2を係止金具75側を支点として開放方向に回動し、次いで、光源部本体2を取付部材1から取外し、取付部材1の前面側を開放する。そして、アダプタAに設けられているレバーを操作してアダプタAの係止部A1の係合を解くことにより取付部材1を取外すことができる。
このように光源部本体2は、取付部材1の前面側に開閉可能に、かつ着脱可能に取付けられるようになっている。
以上のような照明装置の取付状態において、点灯装置3は、取付部材1側に配設されている。このため、取付部材1に結合される光源部本体2側の重量が軽減され、係止結合手段を構成する係止受金具12及び取付金具13、係止金具75及び取付金具76にかかる荷重負担が軽減され強度的に有利となる。
照明装置の取付状態において、例えば、赤外線リモコン送信器Rcを操作して点灯装置3に電力が供給されると、基板71を介して発光素子72に通電され、各発光素子72が点灯装置3によって点灯制御される。発光素子72から出射された光は、導光板8の光入射端面61へ入射し、この入射した光は、導光板8内で全反射して導光板8全体に広がるとともに、背面側に形成された反射ドットからなるドットパターンや反射シートによって反射されて拡散され、さらに、拡散カバー10によって拡散されて均質化された光が前面側から放射される。
この場合、導光板8の入射端面81の近傍に拡散部材85が配設されているので、入射端面81の近傍における輝度むらや色むらを外観上軽減することが可能となる。
また、導光板8から照射される光は、直接拡散カバー10から前面側へ放射されるとともに拡散部材85によって拡散されて前面側へ放射される。一方、拡散部材85によって拡散される光の一部は、透光性フレーム93に導光され、透光性フレーム93から主として光源部本体2の側方に照射される。このため、前面側の発光面の面積を拡大でき、明るさ感の向上を図ることができる。
さらに、導光板8は、取付部材1の前面側を取付部4を含んで覆うようになっている。つまり、導光板8には、アダプタAの操作等を可能とするための中央部の開口が形成されていない。このため、導光板8の中央部に暗部を生じることなく、発光面の輝度を均一化することができ、良好な配光状態を実現できるとともに、明るさ感を向上することが可能となる。
仮に、導光板8の中央部に開口が形成される場合、開口は光が導光されない部分であり、この部分が暗くなり、中央部が暗部となる現象が生じてしまうこととなる。
また、間接光光源部5に通電されると、各発光素子52が点灯し、発光素子52から斜め上方に出射された光は、透光性のカバー53を透過し、取付部4の周囲から放射されるように、主として天井面に照射される。したがって、天井面が明るくなり、空間の明るさ感を向上させることができる。
光源部7における各発光素子72が点灯されると、各発光素子72から熱が発生する。各発光素子72から発生した熱は、主として基板71裏面側から放熱部材である取付板73に伝導され放熱される。この場合、取付板73は、取付部材1よりも外側に位置して外部へ露出するように配設されているので、外気が作用して冷却されやすく、効果的に放熱されるようになる。
以上のように本実施形態によれば、導光板8の入射端面81の近傍に拡散部材85が配設されているので、入射端面81の近傍における輝度むらや色むらを外観上軽減することが可能となる。
なお、上記実施形態においては、点灯装置を取付部材側に配設する場合について説明したが、点灯装置を光源部本体側に配設することを妨げるものではない。
また、係止結合手段としては、ヒンジ構造を適用し、光源部本体を取付部材の前面側に開閉可能に取付けるようにしてもよい。さらに、例えば、外フレームの対向する両辺にクランプ金具を設けるようにして光源部本体を取付部材に対して着脱できるようにしてもよい。この場合にも取付部材の前面側は、光源部本体によって開閉可能となる。このように、係止結合手段は種々の構成が適用でき、格別特定のものに限定されるものではない。
本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していないものである。
例えば、拡散部材の形状や材質等は、格別限定されるものではない。種々の形態を採用することが可能である。
また、上記実施形態においては、四角形状に形成された導光板を用い、発光面が略四角形状に形成される場合について説明したが、例えば、導光板を六角形や八角形等に形成し、これらの各辺に対応して発光素子を配置するとともに、前フレームを円形状に形成し、導光板の発光面が円形状に露出されるようにして、円形状の発光面が形成されるように構成することもできる。
1・・・取付部材、2・・・光源部本体、
3・・・点灯装置、4・・・取付部(アダプタガイド)、
5・・・間接光光源部、6・・・補助部品ユニット、
7・・・光源部、8・・・導光板、
9・・・フレーム部材、10・・・拡散カバー、
71・・・基板、72・・・発光素子(LED)、
73・・・放熱部材(取付板)、81・・・光入射端面、
85・・・拡散部材、85a・・・傾斜面、
A・・・アダプタ、C・・・装置取付面(天井面)、
Cb・・・配線器具(引掛けシーリングボディ)、
Rc・・・赤外線リモコン送信器

Claims (3)

  1. 外周部に光入射端面を有する導光板と;
    この導光板の前記光入射端面に出射光が入射するように複数並べられて配設された発光素子と;
    前記導光板における光の照射面側であって、前記光入射端面の近傍に配設された透光性を有する拡散部材と;
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 前記拡散部材は、光の照射方向に向かって拡がる傾斜面を有していることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 装置取付面に取付けるための取付部を略中央部に有する取付部材を備えており、前記導光板は、取付部材の前面側を取付部を含んで覆うように配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
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