JP2013037802A - 照明器具 - Google Patents

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光次 柳田
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Abstract

【課題】光源部による光センサへの影響を抑制し、適切に照明の制御を行うことができる照明器具を提供すること。
【解決手段】本発明は、本体1と、この本体1に配設された光源部2と、前記本体1に配設され、開口41を有するセンター部材4と、このセンター部材4の前面側に配置され、周囲の明るさを検知して前記光源部2を制御する光センサ6と、前記光源部2を覆うとともに、前記センター部材4における開口41に対向する開口71を有し、その開口縁部Eが前記センター部材4の前面より背面側に位置された拡散性を有する透光性のセード7とを備える照明器具である。
【選択図】図15

Description

本発明の実施形態は、周囲の明るさを検知して光源部を制御する光センサを備えた照明器具に関する。
一般住宅用の照明器具においては、天井面等の器具取付面に設置された引掛けシーリングボディにアダプタが電気的かつ機械的に接続され、このアダプタに光源部を有する器具本体が取付けられるようになっている。また、器具本体の前面側、すなわち、光源を覆うように透光性のセードが器具本体に設けられている。
一方、外光等による周囲の明るさに応じて照明を制御し、例えば、室内の照明を一定に保ち、省エネを達成するため、周囲の明るさを検知して光源部を制御する光センサとして照度センサを設けた照明器具が知られている。
この場合、適切に照明の制御を実行するには、光源部による光センサへの影響が排除されることが望ましい。
LEDシーリングライト:シャープ[平成23年7月7日インターネット検索](http://www.sharp.co.jp/led_lighting/ceiling/)
しかしながら、上記のような照明器具においては、構造上、光源部からの直接光や光源部からセードを介した拡散光が光センサに影響しやすいものとなる場合がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、光源部による光センサへの影響を抑制し、適切に照明の制御を行うことができる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の実施形態による照明器具は、本体と、この本体に配設された光源部と、前記本体に配設され、開口を有するセンター部材とを備えている。
また、センター部材の前面側に配置され、周囲の明るさを検知して前記光源部を制御する光センサと、前記光源部を覆うとともに、前記センター部材における開口に対向する開口を有し、その開口縁部が前記センター部材の前面より背面側に位置された拡散性を有する透光性のセードとを備えている。
本発明の実施形態によれば、光源部による光センサへの影響を抑制し、周囲の明るさに応じて適切に照明の制御を行うことができる照明器具を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る照明器具を示す斜視図である。 同照明器具を示す前面側の分解斜視図である。 同照明器具を示す背面側の分解斜視図である。 同照明器具において、セード及び光源部カバーを取外して示す平面図である。 同照明器具を示す背面側の斜視図である。 同照明器具において、セード及びカバー部材を取外した状態を示す斜視図である。 同照明器具におけるセンター部材を示す斜視図である。 同照明器具におけるカバー部材の背面側を示す斜視図である。 同照明器具において、センター部材とセードとの位置関係を示す斜視図である。 図9中、A部を示す拡大図である。 図9中、A部を示す拡大断面図である。 同照明器具において、カバー部材を取付けた状態におけるセンター部材とセードとの位置関係を示す拡大断面図である。 図15中、B部を示し、カバー部材を取付ける前の状態における拡大断面図である。 図15中、B部を示し、カバー部材を取付けた状態における拡大断面図である。 同照明器具を天井面に取付けた状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図15を参照して説明する。図1乃至図5、図15は、照明器具を示しており、図6乃至図14は、カバー部材を取付ける工程を示している。各図においてリード線等による配線接続関係は省略して示している。なお、同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態の照明器具は、器具取付面に設置された配線器具としての引掛けシーリングボディに取付けられて使用される一般住宅用のものであり、基板に実装された複数の発光素子を有する光源部から放射される光によって室内の照明を行うものである。
図1乃至図5において、照明器具は、器具本体1と、光源部2と、点灯装置3と、センター部材4とを備えている。さらに、照明器具は、アダプタガイド5と、光センサ6と、セード7と、カバー部材8と、間接光光源部9とを備えている。また、器具取付面としての天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに電気的かつ機械的に接続されるアダプタAを備えている(図15参照)。このような照明器具は、丸形の円形状の外観に形成され、前面側を光の照射面とし、背面側を天井面Cへの取付面としている。
図2乃至図5に示すように、本体1は、冷間圧延鋼板等の金属材料の平板から円形状に形成されたシャーシであり、略中央部に、後述するアダプタガイド5が配置される円形状の開口11が形成されている。この開口11は、円形状の一部が外方に突出してアダプタガイド5の外形と略等しい形状に形成されている。
開口11の外周側には、四角形状で角部がR形状をなし、背面側へ突出した突出部12が形成されている。また、この突出部12の外周側には、前面側へ突出した円形環状の突出部13が形成されている。さらに、この突出部13の外周側には、突出部13と半径方向に連続するように背面側に突出、換言すれば、前面側に凹部を形成する円形環状の突出部14が形成されている。
突出部14によって形成される凹部には、セード7が着脱可能に取付けられるセード受金具75が配置されている。これら突出部12、13、14は、主としてシャーシに取付けられる部材の取付部として機能し、また、シャーシの強度を補強する機能や放熱面積を増加する機能を有している。
なお、本体1は、本実施形態においては、シャーシが該当するが、ケース、反射板やベースと指称されるものであってもよい。一般的には、光源部2が直接的又は間接的に配設される部材や部分を意味しており、格別限定的に解釈されるものではない。
光源部2は、図2、図4及び図15に示すように、基板21と、この基板21に実装された複数の発光素子22とを備えている。基板21は、所定の幅寸法を有した円弧状の4枚の基板21が繋ぎ合わされるように配設されて全体として略サークル状に形成されている。つまり、全体として略サークル状に形成された基板21は、4枚の分割された基板21から構成されている。
このように分割された基板21を用いることにより、基板21の分割部で熱的収縮を吸収して基板21の変形を抑制することができる。なお、複数に分割された基板21を用いることが好ましいが、略サークル状に一体的に形成された一枚の基板を用いるようにしてもよい。
基板21は、絶縁材であるガラスエポキシ樹脂(FR−4)の平板からなり、表面側には銅箔によって配線パターンが形成されている。発光素子22は、この配線パターンに電気的に接続されるようになっている。また、配線パターンの上、つまり、基板21の表面には反射層として作用する白色のレジスト層が施されている。
なお、基板21の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料又は合成樹脂材料を適用できる。さらに、金属製とする場合は、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用できる。
発光素子22は、LEDであり、表面実装型のLEDパッケージである。このLEDパッケージが複数個サークル状の基板21の周方向に沿って、複数列、本実施形態では、半径の異なる略同心円の周上に3列に亘って実装されている。つまり、内周側の列、外周側の列及び、これら内周側の列と外周側の列との中間の列に亘って実装されている。
LEDパッケージは、概略的にはセラミックスや合成樹脂で形成されたキャビティに配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とから構成されている。
内周側の列及び外周側の列に実装されているLEDパッケージには、発光色が昼白色(N)のものと電球色(L)のものとが用いられており、これらが円周上に略等間隔を空けて交互に並べられて配設されている。LEDチップは、青色光を発光するLEDチップである。透光性樹脂には、蛍光体が混入されており、昼白色(N)、電球色(L)の白色系の光を出射できるようにするために、主として青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。
中間の列に実装されているLEDパッケージには、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に発光するものが用いられている。したがって、LEDチップは、それぞれ赤色、緑色、青色の光に発光するLEDチップであり、これらLEDチップがモールド用の透光性樹脂によって封止されている。
これら赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に発光するLEDパッケージは、円周上に順次、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)と連続的に略等間隔を空けて配置されている。
なお、LEDパッケージにおける赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の配列は、特定されず順不同でよく、例えば、緑色(G)、赤色(R)、青色(B)の順に配列してもよい。また、隣接するLEDパッケージは、異なる発光色のものを配置するのが好ましいが、格別限定されるものではない。一例としては、赤色(R)、赤色(R)、緑色(G)、緑色(G)、青色(B)、青色(B)のように同色を2個ずつ連続的に配置することも可能である。
このように半径の異なる略同心円の周上に列をなして昼白色(N)、電球色(L)に発光する複数の発光素子22が配設され、前記円と略中心を同じくする円の周上であって、前記昼白色(N)、電球色(L)に発光する発光素子22の列間に列をなして赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に発光する複数の発光素子22が配設されている。
したがって、発光色の異なる複数の発光素子22、すなわち、昼白色(N)、電球色(L)赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に発光する発光素子22が配設されているので、これらが混光されることにより表現可能な光色の範囲が広く、発光素子22の出力を調整することにより光色を適宜調色することが可能となる。
なお、LEDは、LEDチップを直接基板21に実装するようにしてもよく、また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、格別限定されるものではない。
このように構成された光源部2は、図15に代表して示すように、基板21が本体1の開口11の周囲に位置して、発光素子22の実装面が前面側、すなわち、下方の照射方向に向けられて配設されている。また、基板21の裏面側が本体1の内面側に密着するように例えば、ねじ等の固定手段によって取付けられている。したがって、基板21は、本体1と熱的に結合され、基板21からの熱が裏面側から本体1に伝導され放熱されるようになっている。
図2及び図15に示すように、光源部2の前面側には、光源部カバー25が配設されている。光源部カバー25は、例えば、ポリカーボネートやアクリル樹脂等の絶縁性を有する透明合成樹脂からなり、前記発光素子22の配置に沿って略サークル状に一体的に形成されていて、発光素子22を含めて基板21の全面を覆うように配設されている。
したがって、発光素子22から出射される光は、光源部カバー25を透過するようになる。また、基板21の全面を覆うようになっているので、充電部が光源部カバー25によって覆われ絶縁性が確保される。
点灯装置3は、図3及び図15に代表して示すように、回路基板31と、この回路基板31に実装された制御用IC、トランス、コンデンサ等の回路部品32とを備えている。回路基板31は、中央部の周囲を囲むように板状に形成されていて、その表面側に回路部品32が実装されている。
回路基板32には、アダプタA側が電気的に接続されて、アダプタAを介して商用交流電源に接続される。したがって、点灯装置3は、この交流電源を受けて直流出力を生成し、リード線を介してその直流出力を発光素子22に供給し、発光素子22を点灯制御するようになっている。
このような点灯装置3は、点灯装置カバー35に取付けられ覆われて、本体1の背面側に配置されるようになる。この場合、回路基板31は、回路部品32が前面側(図示上、下方側)に向けられて取付けられる。
点灯装置カバー35は、冷間圧延鋼板等の金属材料によって略四角形の短筒状に形成され、側壁35aは、前面側に向かって拡開するように傾斜状をなしており、背面壁35bの中央部には、開口35cが形成されている。
この点灯装置カバー35は、図3、図5及び図15に示すように、前面側のフランジがシャーシの突出部12に載置され、ねじ止めされて取付けられる。
センター部材4は、図2、図4、図7及び、図15の参照を加えて示すように、PBT樹脂等の合成樹脂材料で作られ、略短円筒状に形成されており、中央部に引掛けシーリングボディCbに対向する開口41を有している。また、開口41の周囲には、環状の空間部42が形成されていて、この空間部42には、後述する光センサ6が配設されるようになっている。
さらに、センター部材4の前面壁には、光センサ6の受光部と対向する受光窓43及び複数の鍵状の係合孔44が形成されている。さらにまた、前面壁の外周縁部には、前面側へ突出する複数の係合突起45が形成されている。なお、前記受光窓43は、前面壁から内側に向かって延出する円筒状の案内筒46の前面端に形成されるようになっている(図13及び図14参照)。
このように構成されたセンター部材4は、主として図15に示すように、背面側のフランジが光源部カバー25を介してシャーシにねじ止めされて取付けられている。なお、センター部材4は、シャーシに直接的又は間接的に取付けることができ、その具体的な取付構成が限定されるものではない。
アダプタガイド5は、アダプタAが挿通し係合する部材である。アダプタガイド5は、図3及び図15に示すように、略円筒状に形成され、中央部には、アダプタAが挿通し、係合する係合口51が設けられている。このアダプタガイド5は、本体1の中央部に形成された開口11に対応して配設されている。
光センサ6は、図14及び図15に示すように、照度センサであり、フォトダイオード等のセンサ素子からなっていて、周囲の明るさを検知して検出信号を出力するように動作する。これにより、周囲が明るい場合には、光源部2、すなわち、発光素子22を調光(減光)して点灯するように制御する。
光センサ6は、基板61に実装され、その受光部が受光窓43に対向するようにセンター部材4の空間部42内に配設され取付けられている。より詳しくは、基板61がセンター部材4のボスにねじ止めされ、光センサ6が案内筒46に収容され、その受光部が受光窓43に対向するように配設される。
セード7は、アクリル樹脂等の透光性を有し、乳白色を呈する拡散性を備えた材料から略円形状に形成されており、中央部には円形状の開口71が形成されている。また、この開口71の開口縁部Eには、前記センター部材4における複数の係合突起45に対向する複数の切欠き部72が形成されている。さらに、セード7の外周部には、セード化粧枠7aが取付けられていて、このセード化粧枠7aは、アクリル樹脂等からなる透明材料から形成されている。
そして、セード7は、光源部2を含めた本体1の前面側を覆うように本体1の外周縁部に着脱可能に取付けられるようになっている。具体的には、セード7を回動することによって、セード7に設けられたセード取付金具74を、本体1の突出部14によって形成された凹部に設けられたセード受金具75に係合することにより取付けられる。
また、セード7を取外す場合には、セード7を取付時とは反対方向に回動して、セード取付金具74とセード受金具75との係合を解くことにより、取外すことができる。
カバー部材8は、図2、図6、図8及び図15、に示すように、透明のアクリル樹脂等の材料から円形状に形成されている。このカバー部材8は、セード7の開口71に対応し、センター部材4の前面壁に取付けられて、センター部材4の開口41を覆って閉塞するように配設される。
カバー部材8には、光センサ6の受光窓43と対向する円形状の透過部81が形成されているとともに、背面側にはセンター部材4の前面壁に形成された複数の鍵状の係合孔44と対向する複数のL字状の係合突起82が形成されている。
なお、カバー部材8の前面側には、少なくとも透過部81を残して不透光性のフィルム材等を貼着することが望ましい。
間接光光源部9は、本体1の背面側に設けられていて、主として天井面を明るく照らす機能を有している。図3、図5及び図15に示すように、間接光光源部9は、基板91と、この基板91に実装された複数の発光素子92とを備えている。
この発光素子92が実装された基板91が前記点灯装置カバー35の側壁35aにおける4箇所に取付けられている。また、これら基板91は、箱状の透光性のカバー93に覆われるようになっている。
発光素子92は、前記光源部2と同様に、LEDであり、表面実装型のLEDパッケージである。そして、発光素子92は、点灯装置3に接続されて点灯制御されるようになっている。
さらに、点灯装置カバー35の背面側には、間接光光源部9の取付位置に対応して、その近傍に照明器具取付用ばね部材10が取付けられている。ばね部材10は、ステンレス鋼等の金属製からなり、横長の長方形状の板ばねを折曲して形成されている。ばね部材10は、中央部に固定部10aを有していて、この固定部10aから斜め上方(背面側)に向かって延出部10bが形成されて、その先端側には、四角形状をなした当接部10cが形成されている。
なお、当接部10cには、スポンジやシリコーンゴム等の滑り止め部を接着等によって設けるようにしてもよい。
アダプタAは、図15に示すように、天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに、上面側に設けられた引掛刃によって電気的かつ機械的に接続されるもので略円筒状をなし、周壁の両側には一対の係止部A1が、内蔵されたスプリングによって常時外周側へ突出するように設けられている。この係止部A1は下面側に設けられたレバーを操作することにより没入するようになっている。また、このアダプタAからは、前記点灯装置3へ接続する電源コードが導出されていて、点灯装置3とコネクタを介して接続されるようになっている。
次に、カバー部材8の取付工程ついて図6乃至図14を参照して説明する。まず、図6に示すように、セード7を本体1側に取付ける。これは、セード7の外周縁を本体1の外周縁に合わせて回動し、セード7に設けられたセード取付金具74を本体1に設けられたセード受金具75に係合することにより行うことができる。
図9乃至図11は、セード7を取付けた状態におけるセード7の開口縁部Eとセンター部材4の前面壁との位置関係、より詳しくは、セード7の開口71の縁部に形成された切欠き部72とセンター部材4の前面壁に形成された係合突起45との位置関係を示している。
図10及び図11の拡大図に代表して示すように、セード7を取付けた状態においては、セード7の開口縁部Eは、センター部材4の前面壁から離反して前面側(図示上、下方)へ垂れ下るように位置される。したがって、セード7の切欠き部72とセンター部材4の係合突起45とは、円周方向の位置は合っているが、上下方向には、ずれが生じて、係合突起45が切欠き部72に嵌合せずに未係合の状態となっている。
この状態から図12に示すようにカバー部材8をセンター部材4の前面壁に取付ける。 カバー部材8の取付けにあたっては、カバー部材8の背面側に形成されたL字状の係合突起82をセンター部材4の前面壁に形成された鍵状の係合孔44に対向させて挿入し、その後、若干回動させて係止させる。
このようにカバー部材8が取付けられることにより、カバー部材8の透過部81と光センサ6の受光窓43とが対向するように位置する。また、セード7が背面側へ押圧されて介在され、セード7の開口縁部Eが背面側(図示上、上方)へ位置するようになる。
したがって、セード7の切欠き部72とセンター部材4の係合突起45とが嵌合し係合する状態となる。
このような状態、すなわち、カバー部材8が取付けられた状態においては、セード7を回動して取外そうとしても、切欠き部72と係合突起45とが嵌合し係合しているため、セード7は回動することができない。つまり、セード7は、本体1の外周部に回動によって着脱可能であるが、カバー部材8が取付けられることにより回動が阻止され、セード7を取外すことはできなくなる。
セード7を取外す場合には、まず、カバー部材8をセンター部材4から取外す。この状態では、セード7の開口縁部Eがセンター部材4の前面壁から離反するように復帰し、切欠き部72と係合突起45とが嵌合が解かれるため、セード7が回動可能となる。次いで、セード7を回動して、セード7に設けられたセード取付金具74と本体1に設けられたセード受金具75との係合を解くことによりセード7を取外すことができる。
一方、上記のようなカバー部材8の取付工程において、セード7の開口縁部Eとセンター部材4に形成された光センサ6の受光窓43との位置関係を図13及び図14を参照して説明する。
図13に示すように、セード7を本体1に取付けた状態、すなわち、カバー部材8を取付ける前の状態においては、セード7の開口縁部Eは、センター部材4の前面より前面側に位置し、光センサ6の受光窓43より前面側に位置している。
この状態から図14に示すように、カバー部材8を取付けることにより、セード7の開口縁部Eは、センター部材4の前面より背面側に位置される。具体的には、セード7の開口縁部Eは、光センサ6の受光窓43より背面側へ位置するようになる。
図13に示すように、仮に、セード7の開口縁部Eが光センサ6の受光窓43より前面側に位置する場合には、光源部2から出射され、セード7によって拡散又は導光された光が受光窓43から入射し、光センサ6に影響する可能性がある。
しかしながら、図14に示すように、セード7の開口縁部Eをセンター部材4の前面より背面側に位置させ、光センサ6の受光窓43より背面側へ位置させることにより、光源部2からの光が光センサ6に影響するのを抑制することが可能となる。
したがって、本実施形態においては、カバー部材8がセード7の開口縁部Eをセンター部材4の前面より背面側に位置させ、開口縁部Eを光センサ6の受光窓43より背面側へ位置決めする位置決め手段として機能している。なお、このような機能をなす位置決め手段は、カバー部材8に限定されるものではない。他の構成や部材によってセード7の開口縁部Eをセンター部材4の前面より背面側に位置させ、開口縁部Eを光センサ6の受光窓43より背面側へ位置決めすることもできる。
次に、照明器具の天井面Cへの取付状態について図15を参照して説明する。まず、予め天井面Cに設置されている引掛けシーリングボディCbにアダプタAを電気的かつ機械的に接続する。照明器具のカバー部材8を取外した状態において、アダプタガイドの係合口51をアダプタAに合わせながら、アダプタAの係止部A1がアダプタガイドの係合口51に確実に係合するまで器具本体1を照明器具取付用ばね部材10の弾性力に抗して下方から手で押し上げて取付け操作を行う。
次いで、カバー部材8を取付け、引掛けシーリングボディCbに対向するセンター部材4の中央部の開口41を覆って閉塞する。
この状態においては、照明器具取付用ばね部材10が弾性変形して、当接部10cが天井面Cに弾性的に当接している。したがって、照明器具本体1は、ばね部材10のばね作用によって天井面Cに確実に固定状態となる。
また、照明器具を取外す場合には、カバー部材8を取外し、センター部材4の開口41を通じてアダプタAに設けられているレバーを操作してアダプタAの係止部A1の係合を解くことにより取外すことができる。
照明器具の天井面Cへの取付状態において、点灯装置3に電力が供給されると、光源部2における基板21を介して発光素子22に通電され、各発光素子22が点灯する。発光素子22から前面側へ出射された光は、光源部カバー25を透過し、セード7によって拡散され透過して外方へ照射される。したがって、所定の配光範囲で下方が照明されるようになる。
また、これと同時に、間接光光源部9に通電されると、各発光素子92が点灯し、発光素子92から斜め上方に出射された光は、透光性のカバー93を透過し、主として天井面に照射される。したがって、天井面が明るくなり、明るさ感を向上させることができる。
さらに、これら光源部2及び間接光光源部9は、周囲の明るさを検知して検出信号を出力する光センサ6によって、その点灯状態が制御される。この場合、セード7の開口縁部Eがセンター部材4の前面より背面側に位置されるので、光源部2による光センサへの影響が抑制され、周囲の明るさに応じて適切に照明の制御を行うことができる。
一方、発光素子22から発生する熱は、基板21の裏面側が本体1と熱的に結合しているため、本体1に効果的に伝導され、広い面積で放熱されるようになる。また、本体1には、突出部12、13、14が形成されているため、放熱面積を増大させることができ、一層放熱効果を高めることが可能となる。
加えて、本体1の突出部12には、点灯装置カバー35が載置され取付けられているので、本体1から点灯装置カバー35に熱が伝導され放熱が促進される。
以上のように本実施形態によれば、光源部2による光センサ6への影響を抑制し、周囲の明るさに応じて適切に照明の制御を行うことができる照明器具を提供することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。例えば、上記実施形態においては、光源として好適なLED等の発光素子を用いるものについて説明したが、光源は特段限定されるものではなく、光源として蛍光ランプ等を用いる照明器具に適用することを妨げるものではない。
1・・・器具本体、2・・・光源部、
3・・・点灯装置、4・・・センター部材、
5・・・アダプタガイド、6・・・光センサ、
7・・・セード、8・・・カバー部材、
9・・・間接光光源部、10・・・照明器具取付用ばね部材、
21・・・基板、22・・・発光素子(LED)、
25・・・光源部カバー、35・・・点灯装置カバー、
41・・・センター部材の開口、43・・・受光窓、
71・・・セードの開口、
A・・・アダプタ、C・・・器具取付面(天井面)、
E・・・開口縁部、Cb・・・配線器具(引掛けシーリングボディ)

Claims (3)

  1. 本体と;
    この本体に配設された光源部と;
    前記本体に配設され、開口を有するセンター部材と;
    このセンター部材の前面側に配置され、周囲の明るさを検知して前記光源部を制御する光センサと;
    前記光源部を覆うとともに、前記センター部材における開口に対向する開口を有し、その開口縁部が前記センター部材の前面より背面側に位置された拡散性を有する透光性のセードと;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 前記セードにおける開口縁部をセンター部材の前面より背面側に位置決めする位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記位置決め手段は、セードにおける開口を覆うようセンター部材に取付けられていることを特徴とする請求項2に記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5678159B1 (ja) * 2013-10-29 2015-02-25 アイリスオーヤマ株式会社 Led照明装置
JP2015095391A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 Led照明器具
JP2018078115A (ja) * 2013-04-26 2018-05-17 Necライティング株式会社 照明器具

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