JP2013117780A - 駐車位置案内システム、車両用駐車位置案内装置 - Google Patents

駐車位置案内システム、車両用駐車位置案内装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの嗜好に適合する精度が高い駐車位置を案内でき、且つ、利用したことがない駐車場であっても駐車位置を案内することができる駐車位置案内システムを提供する。
【解決手段】駐車場側装置100は、多数の車両が駐車場に駐車した際の駐車嗜好を格納する駐車場情報DB103を備え、この駐車場情報DB103と、車載駐車位置案内装置310から送信される車両ユーザの嗜好情報440とに基づいて駐車指示位置を決定する。駐車場情報DB103は、複数のユーザが実際に駐車した際の駐車嗜好を格納したものであることから、指示された駐車位置を実際に利用した場合に、嗜好に適合しない駐車位置だったということが抑制される。また、駐車場情報DB103は、複数の車両が駐車した際の駐車嗜好を格納したものであることから、駐車指示位置の報知を受けたい車両ユーザが過去に利用したことがない駐車場であっても、駐車指示位置を報知できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、駐車場内の複数の駐車位置から、ユーザの嗜好にあった駐車位置を案内する駐車位置案内システム、および、このシステムを構成する車両用駐車位置案内装置に関する。
駐車場内の複数の駐車位置から、ユーザの嗜好にあった駐車位置を案内する装置が種々知られている。たとえば、特許文献1では、ユーザの嗜好情報を取得し、駐車場の駐車可能な複数の駐車位置の中から、案内する1つの駐車位置をユーザの嗜好情報により決定している。特許文献2にも、ユーザの嗜好情報に基づいて駐車位置を案内する装置が開示されている。この特許文献2では、ユーザの嗜好を、そのユーザの過去の駐車履歴から作成している。また、お気に入りの駐車位置を直接指定することもできるようになっている。
特開2005−228002号公報 特開2008−96362号公報
特許文献1のものでは、ユーザの嗜好情報にあった駐車位置を、各駐車位置を表す駐車位置データと、各駐車位置のサイズを表す駐車位置スペースデータとを参照して決定している。つまり、物理的な情報のみを用いて嗜好情報にあっている駐車位置を決定している。一方で、実際に駐車する際には、物理的な要素以外にも種々の事情を考慮して駐車位置を決定する。従って、物理的な情報のみを用いて嗜好情報にあっているかを決定してしまう場合、案内された駐車位置を実際に利用してみると、嗜好と異なるということも考えられる。
また、特許文献2の装置では、ユーザの嗜好を、そのユーザの過去の駐車履歴から作成しているので、過去に利用したことがなければ嗜好を決定することができない。そのため、嗜好に基づいて駐車位置を案内できる駐車場は非常に限られてしまうという問題がある。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、ユーザの嗜好に適合する精度が高い駐車位置を案内でき、且つ、利用したことがない駐車場であっても駐車位置を案内することができる駐車位置案内システム、および、このシステムを構成する車両用駐車位置案内装置を提供することにある。
その目的を達成するための請求項1記載の発明は、車両ユーザに対して、複数の駐車位置を有する駐車場に駐車する際の駐車位置を案内する駐車位置案内システムであって、
車両ユーザに操作される車両用駐車位置案内装置と、車両外部に設置され、複数の車両が駐車場に駐車した際の駐車嗜好を格納する駐車嗜好データベースを有する駐車実績管理装置とを有し、
車両用駐車位置案内装置は、駐車位置に関する車両ユーザの嗜好であるユーザ嗜好情報を決定するユーザ嗜好決定手段と、ユーザ嗜好決定手段が決定したユーザ嗜好情報を駐車実績管理装置へ送信する嗜好情報送信処理手段とを備え、
駐車実績管理装置は、ユーザ嗜好情報を取得する嗜好情報取得手段と、嗜好情報取得手段が取得したユーザ嗜好情報と駐車嗜好データベースとに基づいて、駐車場の複数の駐車位置から、ユーザ嗜好情報を送信した車両ユーザの嗜好に合った駐車位置を駐車指示位置に決定する駐車位置決定手段と、その駐車位置決定手段が決定した駐車指示位置を示す駐車指示位置情報を送信する指示位置送信処理手段とを備え、
車両用駐車位置案内装置は、さらに、駐車実績管理装置から送信された駐車指示位置情報を取得し、その駐車指示位置情報が示す駐車指示位置を車両ユーザに報知手段から報知する報知処理手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、駐車実績管理装置が、複数の車両が駐車場に駐車した際の駐車嗜好を格納する駐車嗜好データベースを有している。駐車指示位置は、この駐車嗜好データベースと、車両用駐車位置案内装置から送信される車両ユーザのユーザ嗜好情報とに基づいて決定される。つまり、ユーザ嗜好情報とともに駐車指示位置の決定に用いられる駐車嗜好データベースは、複数のユーザが実際に駐車した際の駐車嗜好を格納したものである。そのため、指示された駐車位置を実際に利用した場合に、ユーザの嗜好に適合しない駐車位置だったということが抑制される。しかも、この駐車嗜好データベースは、単一の車両の駐車嗜好から作成されるのではなく、複数の車両が駐車場に駐車した際の駐車嗜好を格納したものであることから、車両ユーザが過去に利用したことがない駐車場であっても、駐車指示位置を報知できる。
請求項2のように、車両用駐車位置案内装置のユーザ嗜好決定手段は、車両ユーザが駐車指示位置の報知を求める際に行なう入力操作に基づいて、ユーザ嗜好情報を決定することができる。
車両ユーザの嗜好は、そのときの気分や種々の事情により変化することもある。そこで、このように、車両ユーザが駐車指示位置の報知を求める際に行なう入力操作に基づいてユーザ嗜好情報を決定するようにすれば、車両ユーザのそのときの嗜好に応じた駐車指示位置を指示することができる。
請求項3は、ユーザ嗜好情報を前進駐車嗜好およびバック駐車嗜好のいずれかとすることができる場合であり、請求項4は、ユーザ嗜好情報を、入れやすい位置嗜好に決定できる場合である。駐車しやすい位置については、駐車嗜好データベースに、駐車操作を開始してから、駐車完了までのハンドル切り替え回数の平均値を格納する。請求項5は、ユーザ嗜好情報を出しやすい位置嗜好に決定できる場合であり、駐車嗜好データベースに、駐車位置から移動を開始してから駐車場を出るまでの所要時間である駐車場退出時間の平均値を格納する。さらに、請求項6のように、駐車嗜好データベースに格納している駐車位置別の駐車場退出時間の平均値を、曜日、時間帯、天候、イベントの有無の少なくとも一種を用いた詳細区分別に区分して、より詳細な状況における駐車場からの出しやすさを決定することが好ましい。
請求項7は、ユーザ嗜好情報を駐車回数が多い位置嗜好にできる場合であり、駐車嗜好データベースに、駐車場の駐車位置別の駐車回数を格納する。さらに、請求項8のように、ユーザ嗜好情報に加えて車種区分も車両用駐車位置案内装置から送信して、その車種区分において駐車回数が最も多い駐車位置を駐車指示位置に決定することが好ましい。請求項9は、ユーザ嗜好情報を、障害物との接触可能性が低い位置嗜好に決定することができる場合である。
請求項10は、請求項1の駐車位置案内システムを構成する車両用駐車位置案内装置である。
本発明の駐車位置案内システム1の基本構成図である。 駐車場側装置100の構成を示すブロック図である。 駐車履歴情報提供装置210の構成を示すブロック図である。 車載駐車位置案内装置310の構成を示すブロック図である。 案内要求データ400のデータの構造を示す図である。 駐車位置案内装置100の駐車場情報DB103に保存されるデータの構造を示す図である。 駐車場DB103の駐車場出口までの所要時間の詳細構成を示す図である。 駐車履歴データ600のデータの構造を示す図である。 駐車指示位置を通知するデータ500のデータの構造を示す図である。 車両200が送信する駐車履歴データ600を保存する処理を示すフローチャートである。 被案内車両300へ駐車指示位置を送信する処理を示すフローチャートである。 図11のステップS204の処理は詳しく示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の駐車位置案内システム1の基本構成図である。この図1に示すように、駐車位置案内システム1は、個々の駐車場或いは車両外部の駐車位置案内センタに設置される駐車場側装置100と、駐車履歴データを提供する複数の車両200に搭載される駐車履歴情報提供装置210と、被案内車両300に搭載される車載駐車位置案内装置310を有する構成である。なお、ここでは、説明の便宜上、複数の車両200と、被案内車両300とを区別しているが、複数の車両200のうちのいずれかが被案内車両300となり、また、被案内車両300も、駐車履歴データを提供する複数の車両200のうちの一台となる。従って、各車両には、駐車履歴情報提供装置210と、車載駐車位置案内装置310とがそれぞれ搭載される。また、これら駐車履歴情報提供装置210と車載駐車位置案内装置310は別体である必要はなく、両装置210、310としての機能を備えた1つの装置が搭載されてもよい。
車載駐車位置案内装置310からは、案内要求データ400が駐車場側装置100へ送信される。また、駐車履歴情報提供装置210からは、駐車指示位置を示すデータ500が送信される。また、駐車履歴情報提供装置210からは、駐車履歴データ600が駐車場側装置100へ送信される。上記各データ400、500、600の内容は、それぞれ、図5、9、8に示す。これらのデータ400、500、600の内容については後述する。
図2は、駐車場側装置100の構成を示すブロック図である。駐車場側装置100は、特許請求の範囲の駐車実績管理装置に相当しており、通信手段101、情報取得手段102、駐車場情報データベース(以下、駐車場情報DB)103、駐車位置決定手段104、駐車位置送信処理手段105を備える。
通信手段101は、無線通信を行なって、前述の案内要求データ400、駐車履歴データ600を受信するとともに、データ500を車載駐車位置案内装置310へ送信する。
情報取得手段102は、通信手段101が受信した駐車履歴データ600を取得し、駐車場情報DB103に保存する。駐車場情報DB103の内容は図6、7に示す。駐車場情報DB103の詳細は後述する。また、通信手段101が案内要求データ400を受信した場合には、この案内要求データ400も取得する。後述するように、この案内要求データ400は特許請求の範囲のユーザ嗜好情報に相当する。よって、この情報取得手段102は、特許請求の範囲の嗜好情報取得手段に相当する。案内要求データ400を取得した場合には、この案内要求データ400を駐車位置決定手段104に送る。
駐車位置決定手段104は、案内要求データ400と駐車場情報DB103から、被案内車両300のユーザの嗜好に合致する駐車位置を、被案内車両300が駐車しようとしている駐車場内において空車となっている複数の駐車位置から選択し、選択した駐車位置を駐車指示位置に決定する。
駐車位置送信処理手段105は、特許請求の範囲の指示位置送信処理手段に相当し、駐車位置決定手段104が決定した駐車指示位置をもとに前述のデータ500を作成し、作成したデータ500を通信手段101から被案内車両300の車載駐車位置案内装置310へ送信する。
図3は、複数の車両200に搭載された駐車履歴情報提供装置210の構成を示すブロック図である。駐車履歴情報提供装置210は、通信手段211、車両情報作成手段212、駐車情報作成手段213、駐車履歴情報作成手段214を備える。通信手段211は駐車場側装置100の通信手段101と無線通信が可能な無線機である。車両情報作成手段212、駐車情報作成手段213、駐車履歴情報作成手段214は、コンピュータにより実現される。これらの各手段を備える駐車履歴情報提供装置210は、車両200に搭載され、車両200内の他の車載装置との間で信号の送受信が可能に構成される。
この駐車履歴情報提供装置210は、車両が駐車場の駐車位置に駐車した後、駐車場から出たときに、駐車履歴データ600を駐車場側装置100へ送信する。駐車履歴データ600は、図8に示すように、ヘッダ610、車両情報620、駐車情報630からなる。ヘッダ610は、データタイプ611、ディスティネーションアドレス612、ソースアドレス613を有する。データタイプ611は駐車履歴データ600の構造や形式を記述し、ディスティネーションアドレス612は駐車履歴データ600の宛先を記述し、ソースアドレス613は駐車履歴データ600の送信元を記述している。
駐車履歴データ600の車両情報620は、駐車位置情報621、駐車時間情報622、車種区分情報623からなる。駐車位置情報621は、駐車場における駐車位置を表す情報であり、駐車区画を単位とする駐車区分により示されていることが好ましいが、座標データでもよい。車種区分情報623は、車両200が軽車両であるか、普通車両であるか、大型車両であるかを示す情報である。
駐車履歴データ600の駐車情報630は、駐車入れ方向情報631、ハンドル切り替え回数情報632、駐車場出口までの所要時間情報633からなる。駐車入れ方向情報631は、駐車位置へ前進して車両を止めたかバックして止めたかを示す情報であり、前進またはバックのいずれかが記述される。ハンドル切り替え回数情報632は、駐車操作を開始してから、駐車完了までのハンドル切り替え回数である。駐車場出口までの所要時間情報633は、駐車位置に駐車した後、走行を再開した時点から駐車場出口を出るまでの時間である。
説明を図3に戻す。車両情報作成手段212は図8に示す車両情報620を作成する。駐車位置情報621は、駐車した時点の車両位置とする。車両位置は、たとえば、GPS受信機からの情報により判断する。駐車時間情報622は、駐車した時点の時刻を取得して作成する。車種区分情報623は、車両内の他の記憶部に記憶されている車種区分情報を取得することで作成する。
駐車情報作成手段213は、図8に示す駐車情報630、すなわち、駐車入れ方向情報631、ハンドル切り替え回数情報632、駐車場出口までの所要時間情報633を作成する。駐車入れ方向情報631は、シフト位置から作成し、駐車位置にて車両を止め、シフト位置を駐車ポジションにする直前のシフト位置が前進ポジションであれば駐車入れ方向は前進となり、駐車位置にて車両を止め、シフト位置を駐車ポジションにする直前のシフト位置が後進ポジションであれば駐車入れ方向はバックとなる。
ハンドル切り替え回数情報632は、たとえば、駐車区画付近において、シフトポジションが後進ポジションから前進ポジションへ切り替わった後にハンドル操作が行われた場合(ハンドル角が変化した場合)を1回とカウントする。また、駐車区画付近においてシフトポジションが前進ポジションから後進ポジションに切り替わった場合も、最初の1回を除き、1回とカウントする。最初の1回を除くのは、前進走行で駐車区画付近まで走行し、バック走行で駐車しようとする場合に、切り替えしを行わなくても、必ず、1回はシフトポジションを前進ポジションから後進ポジションに切り替えるからである。
駐車場出口までの所要時間情報633の作成において、駐車場出口を出たかどうかは、車両200の現在位置が駐車場出口に到達したか否かで判断する。また、駐車場出口ゲートおよび車両200に近距離通信機が備えられている場合、両通信機の通信により駐車場出口に到達したと判断してもよい。
駐車履歴情報作成手段214は、図8のヘッダ610を作成し、このヘッダ610の後に、車両情報作成手段212が作成した車両情報620と、駐車情報作成手段213が作成した駐車情報630とを加えて駐車履歴データ600を作成する。そして、作成した駐車履歴データ600を通信手段211から駐車場側装置100へ送信する。
駐車場側装置100はこの駐車履歴データ600を受信すると、図6に示す駐車場情報DB103の更新を行う。ここで図6の駐車場情報DB103を説明する。駐車場情報DB103は、特許請求の範囲の駐車嗜好データベースに相当するものであり、複数の車両が実際に駐車場に駐車したときの駐車嗜好に関する複数の項目を有しており、駐車場毎に作成される。この駐車場情報DB103は、駐車位置700、駐車回数710、駐車入れ方向720、入れやすさ730、出しやすさ740を項目として備える。駐車位置700は、駐車場の全駐車位置をデータとして備える。駐車回数710は、車種区分にさらに分けられており、車種区分別に、複数の車両200の累積の駐車回数が格納されている。駐車入れ方向720は、前進とバックとの比率が百分率で格納されている。出しやすさ740は、具体的には、駐車場出口までの所要時間(特許請求の範囲の駐車場退出時間に相当)の平均値であり、詳しくは、図7に示す構成を有する。
図7に示すように、出しやすさは、駐車時間750別の駐車場出口までの所要時間760であり、駐車時間750は、駐車曜日751と駐車時間帯752にさらに区分されている。また、駐車時間帯752は、ここでは4時間毎となっている。
図4は、被案内車両300に搭載された車載駐車位置案内装置310の構成を示すブロック図である。車載駐車位置案内装置310は、車両情報作成手段311、嗜好情報作成手段312、案内要求情報作成手段313、通信手段314、報知処理手段315、報知手段316を備える。
通信手段314は駐車場側装置100の通信手段101と通信可能な無線機であり、報知手段316はたとえばディスプレイである。車両情報作成手段311、嗜好情報作成手段312、案内要求情報作成手段313、報知処理手段315は、コンピュータにより実現される。これらの各手段を備える車載駐車位置案内装置310は、被案内車両300に搭載され、被案内車両300内の他の車載装置との間で信号の送受信が可能に構成される。この車載駐車位置案内装置310は、特許請求の範囲の車両用駐車位置案内装置に相当する。
この車載駐車位置案内装置310は、駐車位置を案内して欲しい車両ユーザの操作により、図5に示す案内要求データ400を駐車場側装置100へ送信する。案内要求データ400は、図5に示すように、ヘッダ410、車両情報430、嗜好情報440からなる。ヘッダ410は、データタイプ411、ディスティネーションアドレス412、ソースアドレス413を有する。データタイプ411は案内要求データ400の構造や形式を記述し、ディスティネーションアドレス412は案内要求データ400の宛先を記述し、ソースアドレス413は案内要求データ400の送信元を記述している。
車両情報430は、被案内車両300の現在位置を示す現在位置情報431と、被案内車両300の車種区分を示す車種区分情報432とからなる。
嗜好情報440は、駐車回数優先好み情報441、駐車入れ方向優先好み情報442、入れやすさ優先好み情報443、出しやすさ優先好み情報444のうちから、ユーザの入力操作により1つの好み情報が選択されたものである。駐車回数優先好み情報441は、駐車回数が多い駐車位置を好むという嗜好を示す情報であり、特許請求の範囲の「駐車回数が多い位置嗜好」に相当する。駐車入れ方向優先好み情報442は、駐車入れ方向として前進およびバックのいずれを好むかを示す情報であり、前進およびバックのいずれかが指定されている。この情報は特許請求の範囲の「前進駐車嗜好」あるいは「バック駐車嗜好」に相当する。入れやすさ優先好み情報443は、入れやすい駐車位置を好むという嗜好を示す情報であり、特許請求の範囲の「入れやすい位置嗜好」に相当する。出しやすさ優先好み情報444は、駐車位置から駐車場出口まで出やすい駐車位置を好むという嗜好を示す情報であり、特許請求の範囲の「出しやすい位置嗜好」に相当する。
図4に説明を戻す。車両情報作成手段311は図5に示す車両情報430を作成する。現在位置情報431は、たとえば、GPS受信機からの情報により決定する。車種区分情報432は、車両内の他の記憶部に記憶されている車種区分情報を取得することで作成する。嗜好情報作成手段312は図5に示す嗜好情報440を作成する。この嗜好情報440は、ユーザの入力操作に基づいて、前述の4つの優先好み情報441〜444から選択するものである。この嗜好情報作成手段312が特許請求の範囲のユーザ嗜好決定手段に相当する。
案内要求情報作成手段313は、図5のヘッダ410を作成し、このヘッダ410の後に、車両情報作成手段311が作成した車両情報430と、嗜好情報作成手段312が作成した嗜好情報440とを加えて案内要求データ400を作成する。そして、作成した案内要求データ400を通信手段314から駐車場側装置100へ送信する。この案内要求情報作成手段313が特許請求の範囲の嗜好情報送信処理手段に相当する。
駐車場側装置100は、この案内要求データ400を受信すると、案内要求データ400の内容と駐車場情報DB103とから駐車指示位置を決定する。そして、図9に示すデータ500を作成し、車載駐車位置案内装置310に送る。データ500は、ヘッダ510と駐車指示位置を示す駐車指示位置情報520からなる。ヘッダ510は、データタイプ511、ディスティネーションアドレス512、ソースアドレス513からなる。
このデータ500は、車載駐車位置案内装置310の通信手段314に受信される。通信手段314が受信した駐車指示位置情報を示す駐車指示位置は、報知処理手段315により処理されて、報知手段316から車両ユーザに報知される。
次に、この駐車位置案内システム1の処理をフローチャートを用いて説明する。図10は、車両200が送信する駐車履歴データ600を保存する処理を示すフローチャートである。この図10に示す処理は、車両200が駐車場に入ったことを検出した時点から開始する。ステップS100では、走行情報を逐次取得する。この走行情報は、前述の駐車情報630を作成するための情報であり、シフト位置、ハンドル角を含むものである。なお、たとえば、ドライブレコーダを備えた車両などにおいて、このステップS100を車両位置にかかわらず実行してもよい。ステップS101では、車両200が駐車を完了したか否かを判断する。この判断は、シフト位置が駐車ポジションとなったか否かで判断する。この判断がNOであればステップS100に戻り、YESであればステップS102へ進む。
ステップS102では、駐車入れ方向情報631、ハンドル切り替え回数情報632、駐車位置情報621、駐車時間情報622を決定し、記憶する。これらの情報の決定方法は図3において説明済みであるのでここでは省略する。
ステップS103は、車両200のシフト位置が再び駐車ポジションから走行ポジションとなり、走行を再開したときに実行するものであり、走行再開からの時間を計測する。ステップS104では駐車場を出たか否かを判断する。駐車場をまだ出ていない場合にはステップS103へ戻り、時間計測を継続する。一方、駐車場を出たと判断した場合には、ステップS105へ進み、駐車場出口までの所要時間情報633を決定し、記憶する。
ステップS106では、ステップS102で記憶した駐車位置情報621、駐車時間情報622、および、車両内の他の装置から取得した車種区分に基づいて作成した車種区分情報623から、車両情報620を作成する。
ステップS107では、ステップS102で記憶した駐車入れ方向情報631、ハンドル切り替え回数情報632、および、ステップS105で記憶した駐車場出口までの所要時間情報633から、駐車情報630を作成する。
ステップS108では、ヘッダ610を作成し、このヘッダ610と、ステップS106で作成した車両情報620と、ステップS107で作成した駐車情報630とから、駐車履歴データ600を作成して、この駐車履歴データ600を駐車場側装置100へ送信する。
ステップS109からは駐車場側装置100の処理であり、ステップS109では、駐車履歴情報提供装置210から送信された駐車履歴データ600を受信する。ステップS110では、この駐車履歴データ600を保存するとともに、受信した駐車履歴データ600に基づいて駐車場DB103を更新する。
次に、被案内車両300へ駐車指示位置を送信する処理を図11、図12のフローチャートを用いて説明する。図11の処理は、被案内車両300の車両ユーザからの案内要求操作により開始する。ステップS200は嗜好情報作成手段306が行う処理であり、車両ユーザの入力操作に基づいて嗜好情報440を作成する。ステップS201は、車両情報作成手段305が行う処理であり、車種区分、現在位置情報を取得して車両情報430を作成する。ステップS202は案内要求情報作成手段303が行う処理であり、ヘッダ410を作成し、このヘッダ410と、ステップS200で作成した嗜好情報440と、ステップS201で作成した車両情報430とから、案内要求データ400を作成する。そして、作成した案内要求データ400を駐車場側装置100へ送信する。
ステップS203からS205は駐車場側装置100の処理である。ステップS203では、車載駐車位置案内装置310から送信された案内要求データ400を受信する。ステップS204は、駐車位置決定手段104が行う処理であり、その案内要求データ400と駐車場DB103とにより駐車指示位置を決定する。このステップS204の処理は図12に詳しく示す(詳細は後述)。ステップS205は駐車位置送信処理手段105が行う処理であり、ステップS204で決定した駐車指示位置をもとに、駐車指示位置情報520を含むデータ500を作成し、車載駐車位置案内装置310へ送信する。
ステップS206、S207は車載駐車位置案内装置310の処理である。ステップS206では、駐車場側装置100から送信されたデータ500を受信し、ステップS207では、受信したデータ500に含まれている駐車指示位置を、報知手段316から報知する。
次に、図12を用いて、図11のステップS204の処理を詳しく説明する。ステップS300では、案内要求データ400に含まれている嗜好情報440に基づいて、車両ユーザにより選択された嗜好を確認する。この嗜好が駐車回数優先好み情報441であればステップS301へ進む。ステップS301では、案内要求データ400に含まれている車種区分情報432を確認し、ステップS302では、空車となっている駐車位置のうち、ステップS301で確認した区分において駐車回数が最も多い駐車位置を駐車場DB103から検索する。
ステップS300で確認した嗜好が駐車入れ方向優先好み情報442であればステップS303へ進む。ステップS303では、駐車入れ方向優先好み情報442が前進駐車嗜好であるか、バック駐車嗜好であるかを確認する。ステップS304では、駐車場DB103から、空車となっている駐車位置のうち、ステップS303で確認した方向の比率が最も高い駐車位置を検索する。
ステップS300で確認した嗜好が、入れやすさ優先好み情報であればステップS305へ進む。ステップS305では、空車となっている駐車位置のうち、駐車場DB103から、平均ハンドル切り替え回数が最も少ない駐車位置を検索する。
ステップS300で確認した嗜好が、出しやすさ優先好み情報444であればステップ306へ進む。ステップS306では現時点の曜日を確認し、ステップS307では現時点の時刻を確認する。ステップS308では、空車となっている駐車位置のうち、駐車場DB103から、ステップS306、307で確認した曜日、時刻が該当する駐車場出口までの所要時間760を抽出し、その抽出したもののうちで時間が最も短い駐車位置を検索する。
ステップS309では、ステップS302、304、S305、S308のいずれかで検索された駐車位置を駐車指示位置に決定する。
以上、説明した本実施形態によれば、駐車場側装置100が、多数の車両が駐車場に駐車した際の駐車嗜好710、720、730、740を格納する駐車場情報DB103を有している。駐車場側装置100が決定する駐車指示位置は、この駐車場情報DB103と、車載駐車位置案内装置310から送信される車両ユーザの嗜好情報440とに基づいて決定される。つまり、嗜好情報440とともに駐車指示位置の決定に用いられる駐車場情報DB103は、複数のユーザが実際に駐車した際の駐車嗜好710、720、730、740を格納したものである。そのため、指示された駐車位置を実際に利用した場合に、ユーザの嗜好に適合しない駐車位置だったということが抑制される。しかも、この駐車場情報DB103は、単一の車両の駐車嗜好から作成されるのではなく、複数の車両が駐車場に駐車した際の駐車嗜好を格納したものであることから、車両ユーザが過去に利用したことがない駐車場であっても、駐車指示位置を報知できる。
また、本実施形態によれば、車両ユーザが駐車指示位置の報知を求める際に、その車両ユーザが嗜好情報440の選択を行う。よって、駐車場側装置100は、車両ユーザのそのときの嗜好に応じた駐車指示位置を指示することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、前述の実施形態では、嗜好情報440は車両ユーザが選択していたが、車両ユーザが過去に決定した嗜好情報440に基づいて、その車両ユーザの今回の嗜好情報440を自動的に決定してもよい。たとえば、ある駐車場に入ったとき、その駐車場においては、常に同じ嗜好情報440が選択されている場合には、その嗜好情報440に自動的に決定する。
また、前述の実施形態では、被案内車両300に、車載駐車位置案内装置310が搭載されていてが、この車載駐車位置案内装置310に相当する装置は、車両ユーザが携帯可能になっていてもよい。
また、前述の実施形態において図7に示した出しやすさ(740)は、駐車曜日(751)と駐車時間帯(752)に基づいて詳細区分に区分していたが、これら駐車曜日(752)、駐車時間帯(752)に加えて、あるいは、これらに代えて、天候、イベントの有無によっても出しやすさを区分してもよい。この場合、駐車時間(750)の欄に加え、或いは、駐車時間(750)の欄に代えて、天候の欄、イベントの有無の欄を設け、それら天候、イベントの有無別に、駐車場出口までの所要時間(760)のデータを格納する。なお、天候、イベントの有無は、駐車場側装置100が、天候、イベントの有無のデータを所有している外部サーバと通信手段101により通信を行なって取得する。
また、前述の嗜好情報440の4つの候補441、442、443、444以外に、接触可能性優先好み情報(特許請求の範囲の「障害物との接触可能性が低い位置嗜好」に相当)を加えてもよい。この場合、駐車場情報DB103には、駐車位置別に、その駐車位置に駐車した車両が、その駐車位置から所定範囲内で障害物に接触した回数である障害物接触回数を格納する。なお、駐車履歴情報提供装置210は、駐車位置から所定範囲内で障害物に接触したことを、たとえば、車両に搭載された接触検知センサからの信号により検出し、その検出結果を駐車履歴データ600に含ませる。そして、駐車場側装置100は、案内要求データ400に含まれる嗜好情報440が、上記接触可能性優先好み情報である場合、駐車場情報DB103から、障害物接触回数が最も少ない駐車位置を駐車指示位置に決定する。
1 駐車位置案内システム 100 駐車場側装置(駐車実績管理装置) 101 通信手段 102 情報取得手段(嗜好情報取得手段) 103 駐車場情報DB 104 駐車位置決定手段 105 駐車位置送信処理手段 200 複数の車両 210 駐車履歴情報提供装置 211 通信手段 212 車両情報作成手段 213 駐車場情報作成手段 214 駐車履歴情報作成手段 300 被案内車両 310 車載駐車位置案内装置 311 車両情報作成手段 312 嗜好情報作成手段(ユーザ嗜好決定手段) 313 案内要求情報作成手段(嗜好情報送信処理手段) 314 通信手段 315 報知処理手段 316 報知手段 400 案内要求データ 500 データ 600 駐車履歴データ

Claims (10)

  1. 車両ユーザに対して、複数の駐車位置を有する駐車場に駐車する際の駐車位置を案内する駐車位置案内システムであって、
    前記車両ユーザに操作される車両用駐車位置案内装置(310)と、
    車両外部に設置され、複数の車両が前記駐車場に駐車した際の駐車嗜好を格納する駐車嗜好データベース(103)を有する駐車実績管理装置(100)とを有し、
    前記車両用駐車位置案内装置(310)は、
    駐車位置に関する前記車両ユーザの嗜好であるユーザ嗜好情報を決定するユーザ嗜好決定手段(312)と、
    前記ユーザ嗜好決定手段が決定したユーザ嗜好情報を前記駐車実績管理装置へ送信する嗜好情報送信処理手段(313)とを備え、
    前記駐車実績管理装置は、
    前記ユーザ嗜好情報を取得する嗜好情報取得手段(102)と、
    嗜好情報取得手段が取得したユーザ嗜好情報と前記駐車嗜好データベースとに基づいて、前記駐車場の複数の駐車位置から、ユーザ嗜好情報を送信した車両ユーザの嗜好に合った駐車位置を駐車指示位置に決定する駐車位置決定手段(104)と、
    その駐車位置決定手段が決定した駐車指示位置を示す駐車指示位置情報を送信する指示位置送信処理手段(105)とを備え、
    前記車両用駐車位置案内装置(310)は、さらに、
    前記駐車実績管理装置(100)から送信された前記駐車指示位置情報を取得し、その駐車指示位置情報が示す駐車指示位置を前記車両ユーザに報知手段(316)から報知する報知処理手段(315)とを備える
    ことを特徴とする駐車位置案内システム。
  2. 請求項1において、
    前記車両用駐車位置案内装置のユーザ嗜好決定手段は、前記車両ユーザが前記駐車指示位置の報知を求める際に行なう入力操作に基づいて、前記ユーザ嗜好情報を決定することを特徴とする駐車位置案内システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記車両用駐車位置案内装置のユーザ嗜好決定手段は、前記ユーザ嗜好情報を、前進駐車嗜好およびバック駐車嗜好のいずれかに決定することができ、
    前記駐車実績管理装置は、
    前記駐車嗜好データベースに、前記駐車場の駐車位置別に、駐車入れ方向が前進駐車であったかバック駐車であったかを、前進駐車とバック駐車の比率で格納しており、
    前記駐車位置決定手段は、前記ユーザ嗜好情報が前進駐車嗜好およびバック駐車嗜好のいずれかである場合、前記駐車嗜好データベースから、前進駐車およびバック駐車のうち前記ユーザ嗜好情報に基づいて定まる側の駐車入れ方向の比率が最も高い駐車位置を駐車指示位置に決定する
    ことを特徴とする駐車位置案内システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記車両用駐車位置案内装置のユーザ嗜好決定手段は、前記ユーザ嗜好情報を、入れやすい位置嗜好に決定することができ、
    前記駐車実績管理装置は、
    前記駐車嗜好データベースに、前記駐車場の駐車位置別に、ハンドル切り替え回数の平均値を格納しており、
    前記駐車位置決定手段は、前記ユーザ嗜好情報が入れやすい位置嗜好である場合、前記駐車嗜好データベースから、ハンドル切り替え回数の平均値が最も小さい駐車位置を駐車指示位置に決定する
    ことを特徴とする駐車位置案内システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記車両用駐車位置案内装置のユーザ嗜好決定手段は、前記ユーザ嗜好情報を、出しやすい位置嗜好に決定することができ、
    前記駐車実績管理装置は、
    前記駐車嗜好データベースに、前記駐車場の駐車位置別に、駐車位置から移動を開始してから駐車場を出るまでの所要時間である駐車場退出時間の平均値を格納しており、
    前記駐車位置決定手段は、前記ユーザ嗜好情報が出しやすい位置嗜好である場合、前記駐車嗜好データベースから、駐車場退出時間の平均値が最も短い駐車位置を駐車指示位置に決定する
    ことを特徴とする駐車位置案内システム。
  6. 請求項5において、
    前記駐車実績管理装置は、
    前記駐車嗜好データベースに格納している駐車位置別の駐車場退出時間の平均値を、曜日、時間帯、天候、イベントの有無の少なくとも一種を用いた詳細区分別に区分しており、
    前記駐車位置決定手段は、前記ユーザ嗜好情報が出しやすい位置嗜好ある場合、前記駐車嗜好データベースから、駐車指示位置を決定する時点が該当する詳細区分の駐車場退出時間の平均値のうち、駐車場退出時間の平均値が最も短い駐車位置を選択し、その駐車位置を駐車指示位置に決定する
    ことを特徴とする駐車位置案内システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記車両用駐車位置案内装置のユーザ嗜好決定手段は、前記ユーザ嗜好情報を、駐車回数が多い位置嗜好に決定でき、
    前記駐車実績管理装置は、
    前記駐車嗜好データベースに、前記駐車場の駐車位置別の駐車回数を格納しており、
    前記駐車位置決定手段は、前記ユーザ嗜好情報が駐車回数が多い位置嗜好である場合、前記駐車嗜好データベースから駐車回数が最も多い駐車位置を駐車指示位置に決定する
    ことを特徴とする駐車位置案内システム。
  8. 請求項7において、
    前記嗜好情報送信処理手段は、前記ユーザ嗜好情報として、駐車回数が多い位置嗜好である場合、ユーザ嗜好情報に加えて、車種区分も前記駐車実績管理装置へ送信し、
    前記駐車実績管理装置は、
    前記駐車嗜好データベースに、前記駐車場の駐車位置別の駐車回数を車種区分別に格納しており、
    前記駐車位置決定手段は、前記ユーザ嗜好情報が駐車回数が多い位置嗜好である場合、前記駐車嗜好データベースから、前記ユーザ嗜好情報とともに送信された車種区分において駐車回数が最も多い駐車位置を駐車指示位置に決定する
    ことを特徴とする駐車位置案内システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項において、
    前記車両用駐車位置案内装置のユーザ嗜好決定手段は、前記ユーザ嗜好情報を、障害物との接触可能性が低い位置嗜好に決定することができ、
    前記駐車実績管理装置は、
    前記駐車嗜好データベースに、前記駐車場の駐車位置別に、その駐車位置に駐車した車両が、その駐車位置から所定範囲内で障害物に接触した回数である障害物接触回数を格納しており、
    前記駐車位置決定手段は、前記ユーザ嗜好情報が、障害物との接触可能性が低い位置嗜好である場合、前記駐車嗜好データベースから、前記障害物接触回数が最も少ない駐車位置を駐車指示位置に決定する
    ことを特徴とする駐車位置案内システム。
  10. 車両ユーザに対して、複数の駐車位置を有する駐車場に駐車する際の駐車位置を案内する車両用駐車位置案内装置(310)であって、
    駐車位置に関する前記車両ユーザの嗜好であるユーザ嗜好情報を決定するユーザ嗜好決定手段(312)と、
    前記ユーザ嗜好決定手段が決定したユーザ嗜好情報を駐車実績管理装置へ送信する嗜好情報送信処理手段(313)と、
    前記ユーザ嗜好情報と複数の車両が前記駐車場に駐車した際の駐車嗜好を格納する駐車嗜好データベースとに基づいて、前記駐車場の複数の駐車位置から前記車両ユーザの嗜好に合った駐車位置として決定された駐車指示位置を示す駐車指示位置情報を、前記駐車実績管理装置から取得し、その駐車指示位置情報が示す駐車指示位置を前記車両ユーザに報知手段から報知する報知処理手段(315)とを備える
    ことを特徴とする車両用駐車位置案内装置。
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