JP2008216065A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ナビゲーション装置において、運転者の要求により合致した再案内を行う。
【解決手段】音声案内をした後、再案内要求が一回目の場合には、聞き逃した可能性があるため、初期案内と同一内容の案内(距離のみ変更、以下同じ)を行う。
一方、2回目以降の再案内要求からは、別の情報を希望している可能性があるので、付属案内項目の構成を変更して案内を行う。この場合、基本案内項目は同一内容である。
付属案内項目の変更は、構成を代えることによる変更(第1実施例)と、項目の追加による変更(第2実施例)とがある。
【選択図】図2

Description

本発明は、ナビゲーション装置に係り、例えば、音声案内をした後に運転者からの再度の案内要求を受け付けるナビゲーション装置に関する。
車両の現在位置と共に周辺の地図を画面表示したり、目的地までの走行経路を探索して案内したりするナビゲーション装置が広く普及している。
このナビゲーション装置による各種案内は、画像表示だけでなく音声でも行われている。
そして、音声案内を聞き逃した場合や、再度確認したい運転者のために、ボタン操作により、直前に出力した音声案内を再度出力する機能を備えたナビゲーション装置も存在している。
特許文献1では、案内した音声の内容をメモリに記憶し、ユーザからのリクエスト(要求)があった場合にメモリの記憶内容に従って再度の音声案内をする技術が提案されている。
特開2001−324990
運転者が同じ再生音を何度も要求するケースでは、運転者がしっかり案内を聴きたい状況にある場合や、更に詳しい情報を得たいと考えているケースが考えられ、なおかつ運転者にとって操作を行ったり、案内音声を聴くてめの充分な余裕があるケースと考えられる。
しかし、従来の音声案内の再出力機能を備えたナビゲーション装置では、運転者が再度の案内を何回要求しても、案内対象からの距離が変更されるだけで、その他の内容については同じ内容の案内がされていた。
そこで本発明は、運転者の要求により合致した再案内を行うことを目的とする。
(1)請求項1に記載した発明では、走行経路を取得する走行経路取得手段と、前記取得した走行経路における案内対象を音声により案内する音声案内手段と、再度の案内を要求する再案内要求手段と、前記再案内要求手段による、同一案内対象についての要求回数を計数する計数手段と、を備え、前記音声案内手段は、前記再案内要求手段による要求があった場合の案内内容を、前記要求回数に応じて変更して再度の案内を行う、ことで前記目的を達成する。
(2)請求項2に記載した発明では、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記音声案内手段は、1回目の再案内要求では最初の案内と同一の案内内容で再度の案内を行い、2回目の再案内要求から案内の内容を変更して再度の案内を行う、ことを特徴とする。
(3)請求項3に記載した発明では、請求項1又は請求項2に記載のナビゲーション装置において、前記案内対象に対する案内は、基本案内項目と付属案内項目で構成され、前記音声案内手段は、前記要求回数に応じて前記付属案内項目を変更して再度の案内を行う、ことを特徴とする。
(4)請求項4に記載した発明では、請求項1又は請求項2に記載のナビゲーション装置において、前記案内対象に対する案内は、基本案内項目と付属案内項目で構成され、前記音声案内手段は、前記要求回数に応じて前記付属案内項目を追加して再度の案内を行う、ことを特徴とする。
(5)請求項5に記載した発明では、請求項1から請求項4のうちのいずれか1の請求項に記載のナビゲーション装置において、前記基本案内項目は、距離と分岐方向とから構成され、前記音声案内手段は、最初の案内、再度の案内共に、案内対象から現在位置までの距離に応じて前記基本案内項目の距離を変更して案内を行う、ことを特徴とする。
本発明では、再案内要求手段による要求があった場合の案内内容を、要求回数に応じて変更して再度の案内を行うので、運転者の要求により合致した再案内を行うことができる。
以下、本発明のナビゲーション装置における好適な実施の形態について、図1から図3を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施形態のナビゲーション装置では、目的地までの走行経路が設定され、その走行経路に従って進行方向等について音声案内を行う。
ナビゲーション装置は車両の現在位置が設定した走行経路上の案内対象地点に該当するか判断し、該当する場合には音声による案内(初期案内)を行う。
例えば、案内対象となる分岐点に対して、所定距離手間において「およそ300m先、左方向です。スーパー○×が目印です」等の初期案内を行う。
音声案内の内容は、常に案内対象となる基本案内項目と、再案内要求の回数により案内対象、非案内対象が決定される付属案内項目から構成される。
基本案内項目には、「およそ300m先、」、「およそ700m先、」「まもなく、」等の「距離案内」と、「直進です」「右方向です」「左方向です」等の「分岐方向案内」がある。
付属案内項目には、「スーパー○×が目印です」等の「目印案内」、「○○方面です」等の「方面案内」、「市役所南(交差点名)を」等の「交差点案内」等がある。
基本案内項目は、再案内要求の回数にかかわらず案内されるが、300m、700m、まもなく等の距離については、再案内要求時の案内対象までの距離に応じて変更される。
付属案内項目については、2回目以降の再要求に対して要求回数に応じて変更される。
本実施形態では、再案内要求が一回目の場合には、聞き逃した可能性があるため、初期案内と同一内容の案内(距離のみ変更、以下同じ)を行う。
一方、2回目以降の再案内要求からは、別の情報を希望している可能性があるので、付属案内項目の構成を変更して案内を行う。この場合、基本案内項目は同一内容である。
付属案内項目の変更は、構成を代えることによる変更(第1実施例)と、項目の追加による変更(第2実施例)とがある。
構成による変更では、例えば、初期案内で「目印案内」であった場合、2回目の再案内では「方面案内」に代え、3回目の再案内では「交差点案内」に変更する。
追加による変更では、例えば、初期案内で「目印案内」であった場合、2回目の再案内では「方面案内」を追加して「目印案内」+「方面案内」とし、3回目の再案内では更に「交差点案内」を追加して「目印案内」+「方面案内」+「交差点案内」とする。但し、実際の案内音声における基本案内項目、付属案内項目の順番は各項目の内容によって異なる。
付属案内項目の内容は、各案内対象毎に保存されており、初期案内で付属案内項目を案内するか否か、案内する場合にどの付属案内項目を案内するかについては予め決められている。また、付属案内項目を変更する順番についても予め決められているが、案内対象の種類(交差点、分岐、進路変更、方面案内等)によって、優先順位を規則化しておくようにしてもよい。
(2)実施形態の詳細
図1は本実施形態ナビゲーション装置のシステム構成図である。
このナビゲーション装置は、車両に搭載され、この図1に示すように、現在位置検出装置10、情報処理制御装置20、入出力装置40及び情報記憶装置50とを具えている。
現在位置検出装置10は、以下のような構成を有している。絶対方位センサ11は、例えば、磁石に基づいてN方向の検出から、車両がいずれの方向に位置するかを検出する地磁気センサであり、絶対方向を検出する手段であればよい。
相対方位センサ12は、例えば交差点を曲がったか否かを検出するものであり、ハンドルの回転部に取り付けた光学的な回転センサや回転型の抵抗ボリューム或いは車輪部に取り付ける角度センサでもよい。
また、角速度を利用して角度の変化を検出するジャイロセンサを用いてもよい。つまり、基準角度(絶対方位)に対して、相対的に変化した角度を検出することができる手段であればよい。
距離センサ13は、例えば、車輪の回転を検出して計数するものや、加速度を検出して2回積分するものでもよい。つまり、車両の移動距離を計測できる手段であればよい。
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)受信装置14は、人工衛星からの信号を受信する装置であり、信号の発信時刻、受信装置の位置情報、受信装置の移動速度、受信装置の進行方向など様々な情報を得ることができる。
ビーコン受信装置15は、特定の地点に設置された送信装置より発信された信号を受信する装置である。特に、VICS情報を入手することができ、渋滞情報、現在位置情報、駐車場情報等車両の走行に関する情報を入手することができる。
データ送受信装置16は、電話回線や電波を利用して車両外部と通信をし、情報の交換を行うための装置である。
例えば、自動車電話、ATIS、VICS、GPS補正、車両間通信など様々な利用方法があり、走行に関する情報を入出力することが可能である。
次に、情報処理制御装置20は、現在位置検出装置10、入出力装置40から入力される情報及び情報記憶装置50に格納された情報に基づいて演算及び制御を行うとともに、演算結果をディスプレイ42、プリンタ43またはスピーカ44等の出力手段に出力するように制御する手段である。
この情報処理制御装置20は、以下のような構成を有している。
中央処理装置(CPU)21は、ナビゲーション装置全体の総括的な演算及び制御、及び本実施形態における音声案内処理等を行う。
第1のROM22はナビゲーションに関するプログラム、特に、現在位置の検出、経路の探索、表示案内、音声案内などに関するナビゲーションプログラムを格納している。
センサ入力インターフェイス23は、現在位置検出装置10からの情報を受け取る手段である。
RAM24は、後述する入力装置により入力された目的地の情報、通過地点の情報等の利用者が入力した情報を記憶すると共に、利用者の入力情報に基づいてCPU21により演算された結果や、経路探索された結果、または情報記憶装置50から読み込まれた地図情報を格納するための記憶手段である。
通信インターフェイス25は、現在位置検出装置10からの情報、特に外部から得られる情報を入出力するための手段である。
第2のROM26は、ナビゲーションに関するプログラム、特に、走行経路案内、地点案内に関するナビゲーションプログラムを格納している。
画像プロセッサ27は、CPUで処理されたベクトル情報を画像情報に処理するための処理手段である。
時計28は、現在の時刻を検出する。
画像メモリ29は、画像プロセッサにより処理された画像情報を格納する手段である。
音声プロセッサ30は、情報記憶装置50から読み込まれた音声情報やRAM24から読み込まれた音声の再案内用の音声情報を処理し、スピーカ44に出力する。
入出力装置40は、利用者により目的地、通過地点、探索条件等のデータを入力する入力装置41、画像を表示するディスプレイ42、情報を印刷するプリンタ43、音声を出力するスピーカ44より構成される。
入力装置41は、例えば、タッチパネル、タッチスイッチ、ジョイスティック、キースイッチ等で構成される。本実施形態の入力装置では、音声案内の再案内要求をするための、再案内要求キーが配置される。この再案内要求キーは、タッチパネル、タッチスイッチによりディスプレイ42の表示とリンクさせた構成としてもよく、独立したボタンを配置するようにしてもよい。
ディスプレイ42には、現在地周辺の地図や、目的地までの走行経路が表示される。
情報記憶装置50は、伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
情報記憶装置50は、地図データファイル51、交差点データファイル52、ノードデータファイル53、道路データファイル54、写真データファイル55、目的地データファイル56、案内地点データファイル57、詳細目的地データファイル58、目的地読みデータファイル59、その他のデータファイル60を格納している。
この情報記憶装置50は、一般的には、光学的記憶媒体であるDVD−ROM、CD−ROMや磁気的記憶媒体であるハードディスクなどで構成されるが、光磁気ディスク、半導体メモリなどの各種情報記憶媒体で構成してもよい。
以上のように構成されたナビゲーション装置による、走行経路の案内について次に説明する。
ナビゲーション装置は、現在位置検出装置10で現在位置を検出し、情報記憶装置50の地図データファイル51から現在位置周辺の地図情報を読み込みディスプレイ42に表示する。
そして、入力装置41から目的地が入力されると、情報処理制御装置20は、現在位置から目的地に至る走行経路の候補を複数探索(演算)し、ディスプレイ42に表示した地図上に表示し、運転者がいずれかの走行経路を選択すると、選択した走行経路をRAM24に格納することで、走行経路を取得する(走行経路取得手段)。
なお、情報処理制御装置20は、情報処理センタに車両現在位置(又は入力された出発地)と目的地を送信し、情報処理センタで探索された目的地までの走行経路を受信することにより走行経路を取得すうるようにしてもよい。この場合、目的地や走行経路の通信は通信インターフェイス25を介して、無線通信により行う。
また、自宅等のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を使用して、出発地から目的地までの走行経路を探索し、USBメモリ等の記憶媒体に格納し、該記憶媒体読取り装置を介して取得するようにしてもよい。この場合の記憶媒体読み取り装置は伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
更に、走行経路については、現在時刻と現在位置とから、目的地を推定し、経路探索する推定した目的地までの走行経路を探索することで経路を取得するようにしてもよい。例えば、走行履歴データを保存しておき、平日の7時前後に会社(地点登録がされている)までの出勤で車両を運転している場合のように、同一時間帯(曜日を含む)に同一地点から同一地点まで走行データを抽出し、出発地、目的地、出発時間帯データーベース化しておくことで、目的地を推定する。例えば、現在平日の7時、自宅であれば、目的地は会社と推定して、自宅から会社までの走行経路を演算して取得する。
車両が走行すると、現在位置検出装置10によって検出された現在位置を追跡することにより、経路案内を行う。
経路案内は、探索した走行経路に対応する道路データと現在位置検出装置10で検出される現在位置とのマップマッチングにより、地図上の車両位置を特定し、車両現在位置周辺の地図をディスプレイ42に表示すると共に、探索した走行経路と現在位置とを地図上に表示する。
また、探索した走行経路上の案内対象の位置と現在位置との関係から、案内の必要性、すなわち直進が所定距離以上続く場合、所定の進路変更地点等の走行経路の案内、及び方面案内が必要か否か等について判断し、必要である場合にはディスプレイ42の表示及び音声による案内を実行する。
音声による案内(音声案内処理)は、案内対象に対してナビゲーション装置が自動的に行う初期案内と、搭乗者の再案内要求に基づく再案内がある。
図2は、音声案内処理(第1実施例)の内容について表したフローチャートである。
この図2に示されるように、情報処理制御装置20は、設定されている走行経路上の車両前方に存在する案内対象についての音声案内地点に車両が到達したか否かを監視している(ステップ10)。
音声案内地点に到達していない場合には、初期案内済みの案内対象に対する再案内要求を監視するためステップ13に移行する。
一方、音声案内地点に到達した場合(ステップ10;Y)、情報処理制御装置20は、案内対象についての音声案内を行い(ステップ11)、搭乗者による音声案内の再案内要求に備えて、初期案内に使用した案内音声データをRAM24の所定のエリアに保持する(ステップ12)。
次いで情報処理制御装置20は、入力装置41の搭乗者操作による音声案内の再要求があった否かを監視し(ステップ13)、なければ(ステップ13;N)ステップ17に移行する。
この場合、ステップ17で案内が終了していなければ更にステップ10に戻ることになるが、次の案内音声地点に到達するまではステップ11、12による音声案内の処理は行われず再度ステップ13に移行することで、次の音声案内地点に移動するまでの間常時再案内要求の監視が行われることになる。
搭乗者による再案内の要求があった場合(ステップ13;Y)、情報処理制御装置20は、案内対象から車両現在位置までの距離を算出し、算出した距離に対応した案内距離の部分を変更した上で、RAM24に格納されている案内音声データを再生する(ステップ14)。
この再案内要求が第1回目であれば、RAM24には初期案内のデータが保持されているため、第1回目の再案内では初期案内と同一内容の音声案内が行われることになる。
情報処理制御装置20は、ついで再案内要求の回数を計数し(ステップ15)、計数した回数に応じ、次の(2回目以降の)再案内要求に備えて、RAM24に保持している案内音声データの付属案内項目の構成を変更する(ステップ16)。なお、ステップ15における再案内要求の回数の計数は、ステップ16の変更内容に対応していればよいので、ステップ14の前でも、ステップ16の後でもよい。
ステップ16において情報処理制御装置20は、再案内の要求回数(要求の強さ)に応じて、付属案内項目の構成を以下の例示のように順次変更する。
なお、初期案内は基本案内項目「距離案内」、「分岐方向案内」と、付属案内項目「目印案内」で構成され、例えば、「およそ700m先、市役所南を、左方向です。」との案内をしたものとする。
(a)再案内要求1回目:「距離案内」+「交差点案内」+「分岐方向案内」
「およそ500m先、市役所南を、左方向です。」
(b)再案内要求2回目:「距離案内」+「分岐方向案内」+「目印案内」
「およそ300m先、左方向です。スーパー○×が目印です。
(c)再案内要求3回目:「距離案内」+「分岐方向案内」+「方面案内」
「およそ300m先、左方向です。名古屋方面です。
上記再案内の例では、付属案内項目にアンダーラインを付している。
上記の例では、1回目の再案内の内容は、搭乗者が初期案内の内容を再確認したい場合を考慮して、基本案内項目の距離だけ700mから500mに変更し、他はステップ12でRAM24に保持した初期案内と同じ内容で再案内が行われる。
2回目以降の再案内では、搭乗者の要求が「再」よりも「案内」にあることを考慮して、基本案内項目の距離を変更するとともに、付属案内項目の構成を順次変更する。上記の例では、初期案内と1回目の「交差点案内」(市役所南を、)から、順次「目印案内」(スーパー○×が目印です)、「方面案内」(名古屋方面です)、…というように付属案内項目の構成を変更する。
本実施形態において付属案内項目の順番については、予め各案内対象毎に決められているためその順番に順次変更する。なお、最後の付属案内項目まで案内した場合、次の再案内では最初の付属案内項目に戻ることになる。
但し、付属案内項目の案内優先順序についての規則を決めておき、その規則に従って変更するようにしてもよい。例えば、付属案内項目の優先順位として「交差点案内」、「目印案内」、「方面案内」…の順番を規則化し、案内対象に対して存在する項目で優先順位の高い順に案内を行うことで、全案内対象に対して個別に順番を決めておく必要がなくなる。
また、この優先順位に加えて、各案内対象毎に優先順位を変更する特別順位を決めておくようにしてもよい。すなわち、上記規則では付属案内項目「交差点」よりも「目印案内」のほうが高い優先順位となっているが、実際の交差点の表示標識よりも、運転者にとってより案内対象としてより認識しやすい建造物等が存在する場合には、その建造物等の「目印案内」を特別順位として最上位に設定しておく。この特別順位が設定されている個別の案内対象については特別順位を規則化した優先順位よりも優先して先に案内する。
なお、上記の例では、初期案内において付属案内項目が1つの場合について説明したが、2つ以上の場合でもよい。
例えば、付属案内項目としてa、b、c、d、e…がある場合、初期案内で、a、bを案内し、2回目の再案内でc、d、3回目でe、f…というように付属案内項目の構成を順次変更する。
また、初期案内a、b、2回目b、c、3回目c、d、…というように、一部を順次変更するようにしてもよい。
図2に戻り、RAM24に格納されている案内音声データの構成を変更したのち、情報処理制御装置20は、案内が終了したか否かについて、ナビゲーション装置により案内中止の操作がされたか否か及びイグニッションがオフされたか否かに基づいて判断し、案内終了で有れば(ステップ17;Y)処理を終了する。
一方、案内終了でなければ(ステップ17;N)、情報処理制御装置20は、次の再案内要求に備え(ステップ10;N→ステップ13)、及び次の案内対象の初期案内に備え(ステップ10;Y)、ステップ10に戻り、音声案内処理を継続する。
次に、音声案内処理についての第2実施例について説明する。
図2のフローチャートに従って説明した第1実施例では、再案内要求の回数に応じて付属案内項目の構成を変える場合について説明したが、この第2実施例では、再案内要求の回数に応じて案内する付属案内項目の数を変更するものである。
図3は、第2実施例における音声案内処理の内容について表したフローチャートである

この図3のフローチャートでは、ステップ161の処理が、第1実施例における図2のステップ16と異なり、他は同一であるので同一ステップ番号を付してその説明を省略する。
第2実施例の場合、ステップ161において情報処理制御装置20は、再案内の要求回数(要求の強さ)に応じて、付属案内項目を順次追加していく。
なお、初期案内は第1実施例と同様に、基本案内項目「距離案内」、「分岐方向案内」と、付属案内項目「交差点案内」で構成され、例えば、「およそ700m先、市役所南を、左方向です。」との案内をしたものとする。
下記の例では、追加した付属案内項目にアンダーラインを付している。
(a)再案内要求1回目:「距離案内」+「交差点案内」+「分岐方向案内」
「およそ500m先、市役所南を、左方向です。」
(b)再案内要求2回目:「距離案内」+「交差点案内」+「分岐方向案内」+「目印案内」
「およそ300m先、市役所南を、左方向です。スーパー○×が目印です。
(c)再案内要求3回目:「距離案内」+「交差点案内」+「分岐方向案内」+「方面案内」+「目印案内」
「およそ300m先、市役所南を、左方向、名古屋方面です。スーパー○×が目印です。」
第2実施例においても、第1実施例と同様に、1回目の再案内の内容は、搭乗者が初期案内の内容を再確認したい場合を考慮して、基本案内項目の距離だけ700mから500mに変更し、他はステップ12でRAM24に保持した初期案内と同じ内容で再案内が行われる。
2回目以降の再案内では、搭乗者の要求が「再」よりも「案内」にあることを考慮して、基本案内項目の距離を変更するとともに、付属案内項目の構成を要求回数に応じて順次追加する。上記の例では、初期案内と1回目の「交差点案内」から、「目印案内」、「方面案内」、…というように順次付属案内項目を追加する。
以上説明したように本実施形態のナビゲーション装置によれば、案内対象についての音声案内に対して再案内要求がされた場合、再案内要求の回数に応じて案内内容を変更(付属項目の構成変更、付属項目の追加)するので、搭乗者は同一の案内を繰り返す聴くのではなく、再案内要求の回数(要求の強さ)に応じて、種々の案内情報(付属案内項目)を聴くことができる。すなわち、運転者の要求により合致した再案内を行うことができる。
また、1回めの再案内に対しては初期案内を繰り返して案内するので、基本項目を聞き逃した搭乗者は、再度の確認をすることができる。
なお、何回目の再要求まで初期案内を繰り返すかについては、ユーザが変更できるようにしてもよい。
以上、本発明のナビゲーションにおける実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態、実施例に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行うことが可能である。
例えば説明した実施形態では、再案内要求の回数に応じて付属案内項目の変更として、その構成を代える場合(第1実施例)と、付属案内項目を追加する場合(第2実施例)について説明したが、両者を併せた変更、すなわち、再案内要求の回数に応じて付属案内項目の構成の変更と追加の両者を行う。
例えば、2回目の再案内要求に対しては付属案内項目を追加し、3回目の再案内要求にたいしては変更としてもよい。この場合3回目の変更は、2回目に追加した付属項目を含めた全部を変更する場合、一部を変更する場合のいずれも可能である。
なお、追加と構成変更はいずれの順番で行ってもよい。
また、説明した実施形態では案内内容を再案内要求の回数に応じて変更する場合について説明したが、初期案内から再案内要求までの時間、前回の再案内要求に基づく再案内から次の再要求までの時間に応じて、前回の案内内容を繰り返すか変更(付属項目の構成の変更、又は/及び、付属項目の追加)するかを決定するようにしてもよい。
すなわち、再要求までの時間が所定の閾値以下の場合には、前回の案内内容を再度聞きたい場合として、前回の案内を繰り返し、閾値よりも大きい場合には案内内容を変更して案内する。
本実施形態のナビゲーション装置のシステム構成図である。 第1実施例における音声案内処理を表したフローチャートである。 第2実施例における音声案内処理を表したフローチャートである
符号の説明
10 現在位置検出装置
20 情報処理制御装置
40 入出力装置
50 情報記憶装置

Claims (5)

  1. 走行経路を取得する走行経路取得手段と、
    前記取得した走行経路における案内対象を音声により案内する音声案内手段と、
    再度の案内を要求する再案内要求手段と、
    前記再案内要求手段による、同一案内対象についての要求回数を計数する計数手段と、を備え、
    前記音声案内手段は、前記再案内要求手段による要求があった場合の案内内容を、前記要求回数に応じて変更して再度の案内を行う、
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記音声案内手段は、1回目の再案内要求では最初の案内と同一の案内内容で再度の案内を行い、2回目の再案内要求から案内の内容を変更して再度の案内を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記案内対象に対する案内は、基本案内項目と付属案内項目で構成され、
    前記音声案内手段は、前記要求回数に応じて前記付属案内項目を変更して再度の案内を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記案内対象に対する案内は、基本案内項目と付属案内項目で構成され、
    前記音声案内手段は、前記要求回数に応じて前記付属案内項目を追加して再度の案内を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記基本案内項目は、距離と分岐方向とから構成され、
    前記音声案内手段は、最初の案内、再度の案内共に、案内対象から現在位置までの距離に応じて前記基本案内項目の距離を変更して案内を行う、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1の請求項に記載のナビゲーション装置。
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