JP2013114395A - 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クライアント装置11から時刻同期要求を受信する度に、グループ遷移識別部103が、時刻同期要求の送信元である要求元クライアント装置が属するグループが新規参入のあった新規参入グループであるかを判定し、新規参入グループである場合に、クライアント識別部101が、当該新規参入グループの全クライアント装置から時刻同期要求を受信しているかを判定し、当該新規参入グループの全クライアント装置から時刻同期要求を受信していない間は時刻情報の送信を保留し、当該新規参入グループの全クライアント装置から時刻同期要求を受信した際に、クライアント通信部100が、当該新規参入グループの全クライアント装置に時刻情報を送信する。
【選択図】図1
Description
そして、本ケースでは、クライアント装置は、グループ(本番、評価、訓練等)に属しており、同じグループに属するクライアント装置によって論理システム(本番システム、評価システム、訓練システム等)が構成されるとする。
例えば、本番システムは実時刻で運用され、評価システムは「実時刻−12時間30分」で運用される等である。
そして、各クライアント装置に時刻同期機構が備わっていない場合は、時刻を管理するサーバ装置(以下、時刻管理装置という)が、グループごとにクライアント装置に時刻情報を送信して、グループごとに時刻同期を制御する必要がある。
NTPは、クライアント装置が時刻同期装置に時刻同期要求を出し、時刻同期装置は自分が保持している現在時刻をクライアント装置に時刻同期応答として返すものである。
NTPでは、時刻管理装置は、クライアント装置がどのようなグループに属しているかを管理していない。
このため、個々のクライアント装置は自分が属しているグループを認識し、時刻管理装置から受け取った現在時刻にグループごとのオフセット時間(グループごとの現在時刻との差分時間)を加え、クライアント装置自身の時刻としてセットする。
更に、特許文献1では、時刻管理装置は、現在時刻とともにグループごとのオフセット時間をテーブルとして管理している。
このため、特許文献1では、時刻管理装置は、クライアント装置ごとにオフセットテーブルからオフセット時間を取り出し、現在時刻にオフセット時間を加算し、オフセット時間が加算された後の時刻が示される時刻情報をクライアント装置に送信する。
これにより、クライアント装置上での時刻加算処理を不要としている。
しかし、これらの方式では、グループに新たなクライアント装置が参入する場合の時刻同期手順が示されていない。
クライアント装置の新規参入があった時点で時刻管理装置と既存のクライアント装置との間で時刻差が生じている場合は、時刻管理装置から新規参入のクライアント装置のみに時刻情報を送信すると、新規参入のクライアント装置と既存のクライアント装置との間でも時刻差が生じることになる。
これを回避するために、新規参入があった時点で、時刻管理装置から新規参入のクライアント装置及び既存のクライアント装置のそれぞれに同時に時刻情報を送信することが考えられる。
しかし、既存のクライアント装置の間では既に運用中の時刻体系に従って処理が進行しているため、新規参入のあった時点で既存のクライアント装置にも時刻情報を送信すると進行中の処理に支障がでることになる。
各々がいずれかのグループに属する複数のクライアント装置から時刻同期要求を受信し、受信した時刻同期要求に対する応答として、現在時刻を通知する時刻情報を送信するクライアント通信部と、
いずれかのクライアント装置がいずれかのグループに新規に参入した場合に、新規参入があった新規参入グループが示される新規参入グループ情報と、新規参入したクライアント装置を含む新規参入グループに属するクライアント装置の数が示されるクライアント数情報とを生成するグループ管理部と、
前記クライアント通信部が時刻同期要求を受信する度に、時刻同期要求の送信元である要求元クライアント装置が属するグループが新規参入グループであるか否かを前記新規参入グループ情報を用いて判定し、要求元クライアント装置が属するグループが新規参入グループである場合に、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信しているか否かを前記クライアント数情報を用いて判定し、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信していない間は前記クライアント通信部による当該新規参入グループに属するクライアント装置への時刻情報の送信を保留し、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信した際に、前記クライアント通信部に、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置に時刻情報を送信するよう指示する送信指示部とを有することを特徴とする。
このため、クライアント装置の新規参入があった時点で既存のクライアント装置の間で既に運用中の時刻体系に従って処理が進行していても、進行中の処理に支障がでることなく、全てのクライアント装置の間で円滑に時刻同期を行うことができる。
図1は、本実施の形態に係るシステム構成例を示す。
時刻情報の送信はクライアント装置11の主導で行われ、クライアント装置11からの時刻同期要求を受信した場合のみ複数時刻管理装置10からクライアント装置11に対して時刻情報を送信する。
複数時刻管理装置10は、情報処理装置の例に相当する。
前述したように、各クライアント装置11が本番システム、評価システム、訓練システム等のいずれかの論理システムで動作している場合は、各クライアント装置11は、本番グループ、評価グループ、訓練グループ等に属する。
また、各クライアント装置11は、自身がどのようなグループ(本番、評価、訓練)に属しているかの情報をもたず、また、独自の時刻同期機構を持たない。
なお、クライアント装置11A〜11Nを区別する必要がない場合は、まとめてクライアント装置11と表記する。
また、単にクライアントとも表記する。
上位装置12内の時刻管理部121は現在時刻を管理する。
なお、クライアント識別部101は、後述のグループ遷移識別部103とともに、送信指示部の例に相当する。
オフセットテーブル1021は、オフセットテーブル記憶部1020において記憶されている。
新規参入グループとは、クライアント装置11の新規参入があったグループである。
グループ遷移テーブル1031には、新規参入グループが示される。
なお、グループ遷移テーブル1031は、グループ遷移テーブル記憶部1030において記憶されている。
グループ遷移識別部103は、前述のクライアント識別部101とともに、送信指示部の例に相当する。
そして、クライアント識別部101は、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置11から時刻同期要求を受信した際に、クライアント通信部100に、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置11に時刻情報を送信するよう指示する。
構成制御部106は、外部システム13から参入情報を入力した場合、つまり、いずれかのクライアント装置11がいずれかのグループに新規に参入した場合に、グループ管理テーブル1011およびグループ遷移テーブル1031を更新する。
なお、後述するように、グループ遷移テーブル1031は新規参入グループ情報の例に相当し、グループ管理テーブル1011にはクライアント数情報が含まれる。
構成制御部106は、グループ管理部の例に相当する。
グループ管理テーブル1011は、グループ名とアドレスと要求受付カウンタを持つ。
グループ名は、各グループに属するクライアント装置11A〜Nを代表する名前であり、前述の本番グループ、評価グループ、訓練グループ等である。
アドレスは、各グループに属するクライアント装置11のIPアドレスである。
要求受付カウンタは、カウントダウン前は各グループに属するクライアント装置の台数を示す。
要求受付カウンタは、クライアント数情報に相当する。
オフセットテーブル1021は、グループ名とオフセット時間を持つ。
グループ名は、各グループに属するクライアント装置11A〜Nを代表する名前であり、グループ管理テーブル1011のグループ名と同じである。
オフセット時間は、各グループのクライアント装置11に設定されるべき現在時刻からのずれの時間である。
グループ遷移テーブル1031は、グループ名を持つ。
グループ名は、各グループに属するクライアント装置11A〜Nを代表する名前であり、グループ管理テーブル1011のグループ名と同じである。
但し、グループ遷移テーブル1031に示されるグループ名は、クライアント装置11の新規参入があったグループ(新規参入グループ)のグループ名だけである。
クライアント装置11が離脱したグループは、グループ遷移テーブル1031に記載されない。
このように、グループ遷移テーブル1031は、新規参入グループを示す情報であり、新規参入グループ情報の例に相当する。
次に、新たに参入したクライアント装置11があるグループについて、構成制御部106はグループ遷移テーブル1031に追加する(S101)。
次に、構成制御部106は、各グループに参入および離脱するクライアント装置11のアドレスリストを元に、グループ管理テーブル1011を更新する(S102)。
つまり、構成制御部106は、グループごとに、クライアント装置11の新規参入数、離脱数を反映させて、グループ管理テーブル1011の要求受付カウンタを更新する。
また、クライアント装置11の新規参入があった場合には、新規参入のあったクライアント装置11のアドレスをグループ管理テーブル1011のアドレス欄に追加し、クライアント装置11の離脱があった場合には、離脱したクライアント装置11のアドレスをグループ管理テーブル1011のアドレス欄から削除する。
次に、上位装置12の時刻管理部121から応答(現在時刻)を受け取った場合(S202でYES)に、上位装置通信部105は、複数時刻管理装置10内の時刻管理部104に対して現在時刻をセットする(S203)。
次に、クライアント識別部101は、時刻同期要求から送信元のクライアント装置11(要求元クライアント装置)のアドレスを抽出し、グループ管理テーブル1011からそのクライアント装置11が属しているグループを得る(S301)。
次に、グループ遷移識別部103は、クライアント識別部101が得たグループが、クライアント装置11が新規に参入したグループ(新規参入グループ)かどうかをグループ遷移テーブル1031から判断する(S302)。
新規に参入したグループである場合(S302でYES)、クライアント識別部101はグループ管理テーブル1011の当該グループ行の要求受付カウンタを−1する(S303)。
ここで当該グループの要求受付カウンタが「0」でない場合(S304でNO)、クライアント通信部100はクライアント時刻同期要求を保留し(S331)、終了する。
つまり、要求受付カウンタが「0」でない場合は、クライアント識別部101は、クライアント通信部100に対して時刻情報の送信を指示しないため、クライアント通信部100は時刻情報の送信を保留する。
なお、このとき、クライアント識別部101は、グループ遷移識別部103に対してグループ遷移テーブル1031から当該グループのエントリを削除するよう指示する。
また、クライアント識別部101は、オフセット算出部102に対してオフセット時間を取得するよう指示し、また、クライアント通信部100に対して現在時刻を取得して新規参入グループに属する全てのクライアント装置11に時刻情報を送信するよう指示する。
次に、オフセット算出部102は、当該グループのオフセット時間をオフセットテーブル1021から取得する(S307)。
次に、クライアント通信部100は、時刻管理部104から現在時刻を取得する(S308)。
次に、クライアント通信部100は、今回のクライアント装置11からの時刻同期要求に加え、当該グループでこれまで保留してきた全てのクライアント装置11の時刻同期要求に対して、現在時刻+オフセット時間を応答する(現在時刻+オフセット時間を通知する時刻情報を送信する)(S309)。
なお、クライアント通信部100は、グループ管理テーブル1011のアドレス欄に示されるアドレスを用いて、新規参入グループに属する全てのクライアント装置11に現在時刻+オフセット時間を送信する。
次に、クライアント識別部101がクライアント通信部100に対して現在時刻を取得してクライアント装置11に時刻情報を送信するよう指示し、クライアント通信部100は、時刻管理部104から現在時刻を取得する(S321)。
次に、クライアント通信部100は、時刻同期要求を出したクライアント装置11に対して、現在時刻+オフセット時間を応答する(S322)。
このため、クライアント装置の新規参入があった時点で既存のクライアント装置の間で既に運用中の時刻体系に従って処理が進行していても、進行中の処理に支障がでることなく、全てのクライアント装置の間で円滑に時刻同期を行うことができる。
これに代えて、現在時刻とオフセット時間とを区別して通知するようにしてもよい。
また、各クライアント装置において対応するオフセット時間を記憶しておき、複数時刻管理装置10からは現在時刻のみを通知するようにしてもよい。
更に、複数時刻管理装置10と各クライアント装置11との間の伝送遅延量を考慮して現在時刻を補正してもよい。
複数時刻を一元的に管理する複数時刻管理装置と、複数時刻管理装置に接続された上位装置と、時刻を利用するクライアント装置から構成されるシステムにおいて、クライアント装置にはグループ(本番、評価1、評価2、訓練、等)があり、同一グループのクライアント装置で論理システム(本番システム、評価1システム、評価2システム、訓練システム等)を構成し、それぞれの論理システムは異なる時刻を持つ(例えば、本番論理システムは実時間と同じ時刻、評価論理システムは前日の時刻等)ことを説明した。
複数時刻管理装置は、上位装置から現在時刻を受け取る上位装置通信部と、上位装置から受け取った時刻を保持する時刻管理部、クライアント装置からの時刻同期要求を時刻管理部に転送するとともに、時刻管理部からの応答をクライアント識別部に転送するクライアント通信部、クライアント装置が、あるグループから別のグループに移ったこと等を外部の管理装置から受け取り、グループ遷移テーブルとグループ管理テーブルに格納する構成制御部、グループ遷移テーブルを用いて、時刻同期要求が、クライアント装置が新規に参入したグループからの時刻同期要求かそれ以外かを判断するグループ遷移識別部、時刻同期要求に含まれるクライアント情報からクライアント装置のグループを調べ、オフセット算出部に渡すとともに、時刻同期要求が、クライアント装置が新規に参入したグループからの場合はグループ管理テーブルの要求受け付けカウンタを−1するクライアント識別部、クライアント識別部から受け取った情報を元に下位装置に返す時刻のオフセット値をオフセットテーブルから算出するオフセット算出部から構成されることを説明した。
前記複数時刻管理装置において、クライアント通信部はクライアント装置からの時刻同期要求に従って時刻管理部に現在時刻を問合せる前に、時刻同期要求が、クライアント装置が新規に参入したグループからの場合はグループ管理テーブルの要求受け付けカウンタを確認し、0でない場合は時刻同期要求に対する処理を保留し、0の場合は、時刻管理部の現在時刻を問合せ、該当グループのオフセットを現在時刻に加算し、グループ内の全てのクライアント装置に応答を返すことを説明した。
前記複数時刻管理装置において、クライアント通信部はクライアント装置からの時刻同期要求に従って時刻管理部に現在時刻を問合せる前に、時刻同期要求が、クライアント装置が新規に参入したグループからではない場合は、時刻管理部の現在時刻を問合せ、該当グループのオフセットを現在時刻に加算し、時刻同期要求を出したクライアント装置にのみ応答を返すことを説明した。
実施の形態1では、グループ管理テーブル1011、オフセットテーブル1021、およびグループ遷移テーブル1031を個別のテーブルとしたが、1つのテーブルとしてもよい。
グループ情報テーブル1041において、オフセット時間は、図4のオフセットテーブル1021に示されるオフセット時間と同じである。
また、遷移フラグは、図5のグループ遷移テーブル1031と同等の役割を果たしており、「○」が書き込まれたグループは新規参入があったグループであることを示している。
なお、本実施の形態では、グループ情報テーブル1041の遷移フラグが新規参入グループ情報の例に相当する。
図10の例では、グループ情報テーブル記憶部1040においてグループ情報テーブル1041のみが記憶されており、図2に示したグループ管理テーブル記憶部1010、グループ管理テーブル1011、オフセットテーブル記憶部1020、オフセットテーブル1021、グループ遷移テーブル記憶部1030、グループ遷移テーブル1031は存在しない。
次に、構成制御部106は、新たに参入したクライアント装置11があるグループについて、グループ情報テーブル1041の該当グループのグループ遷移フラグをセットする(S401)。
次に、構成制御部106は、各グループに参入および離脱するクライアント装置11のアドレスリストを元に、グループ情報テーブル1041を更新する(S402)。
また、上位装置通信部105および構成制御部106を除いた複数時刻管理装置10の動作についても実施の形態1と同様(図8)である。
実施の形態1および実施の形態2では、グループ管理テーブル1011、グループ情報テーブル1041のアドレス部分に個々のクライアント装置11のアドレスを指定したが、複数のクライアント装置11を代表(包含)するようなアドレスを指定してもよい。
例えば、アドレス部分にIPアドレスを使用した場合は、ネットワークアドレスを指定してもよい。
図12はIPアドレスとネットワークアドレスが混在した場合のグループ情報テーブル1041の例を示している。
実施の形態1および実施の形態2では、複数時刻管理装置10はクライアント装置11の時刻同期要求に対して時刻同期応答を返していたが、時刻情報だけでなくクライアント装置11が必要とするパラメータ情報を返してもよい。
複数時刻管理装置は、時刻だけではなく、クライアント装置に必要なパラメータも同様に応答することを説明した。
図15は、実施の形態1〜4に示す複数時刻管理装置10のハードウェア資源の一例を示す図である。
なお、図15の構成は、あくまでも複数時刻管理装置10のハードウェア構成の一例を示すものであり、複数時刻管理装置10のハードウェア構成は図15に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、SSD(Solid State Drive)、光ディスク装置、メモリカード(登録商標)読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。
実施の形態1〜4で説明した「〜記憶部」は、RAM914、磁気ディスク装置920等により実現される。
通信ボード915、キーボード902、マウス903、スキャナ装置907などは、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力装置の一例である。
例えば、通信ボード915は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)、SAN(ストレージエリアネットワーク)などに接続されている。
プログラム群923のプログラムは、CPU911がオペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922を利用しながら実行する。
また、RAM914には、CPU911による処理に必要な各種データが格納される。
複数時刻管理装置10の起動時には、ROM913のBIOSプログラム及び磁気ディスク装置920のブートプログラムが実行され、BIOSプログラム及びブートプログラムによりオペレーティングシステム921が起動される。
「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。
ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出される。
そして、読み出された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。
抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、実施の形態1〜4で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示す。
データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記録される。
また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
すなわち、実施の形態1〜4で説明したフローチャートに示すステップ、手順、処理により、本発明に係る「情報処理方法」を実現することができる。
また、「〜部」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。
或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。
プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。
すなわち、プログラムは、実施の形態1〜4の「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、実施の形態1〜4の「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
そして、上記したように「〜部」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
Claims (11)
- 各々がいずれかのグループに属する複数のクライアント装置から時刻同期要求を受信し、受信した時刻同期要求に対する応答として、現在時刻を通知する時刻情報を送信するクライアント通信部と、
いずれかのクライアント装置がいずれかのグループに新規に参入した場合に、新規参入があった新規参入グループが示される新規参入グループ情報と、新規参入したクライアント装置を含む新規参入グループに属するクライアント装置の数が示されるクライアント数情報とを生成するグループ管理部と、
前記クライアント通信部が時刻同期要求を受信する度に、時刻同期要求の送信元である要求元クライアント装置が属するグループが新規参入グループであるか否かを前記新規参入グループ情報を用いて判定し、要求元クライアント装置が属するグループが新規参入グループである場合に、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信しているか否かを前記クライアント数情報を用いて判定し、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信していない間は前記クライアント通信部による当該新規参入グループに属するクライアント装置への時刻情報の送信を保留し、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信した際に、前記クライアント通信部に、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置に時刻情報を送信するよう指示する送信指示部とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記送信指示部は、
要求元クライアント装置が属するグループが新規参入グループでない場合に、前記クライアント通信部に、要求元クライアント装置に時刻情報を送信するよう指示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記クライアント通信部は、
クライアント装置において時刻情報に示される現在時刻に加算されるオフセット時間であって、時刻情報の送信先のクライアント装置が属するグループに対して指定されているオフセット時間を通知するオフセット時間情報を、時刻情報とともにクライアント装置に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、更に、
グループごとに、グループに属するクライアント装置の通信アドレスが示されるグループ管理テーブルを記憶するグループ管理テーブル記憶部を有し、
前記クライアント通信部は、
前記送信指示部から新規参入グループに属する全てのクライアント装置に時刻情報を送信するよう指示された場合に、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置の通信アドレスを前記グループ管理テーブルから取得し、取得した通信アドレスを用いて新規参入グループに属する全てのクライアント装置に時刻情報を送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記グループ管理部は、
いずれかのクライアント装置がいずれかのグループに新規に参入した場合に、新規参入したクライアント装置の通信アドレスを前記グループ管理テーブルに追加し、
いずれかのクライアント装置がいずれかのグループから離脱した場合に、離脱したクライアント装置の通信アドレスを前記グループ管理テーブルから削除することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記グループ管理部は、
いずれかのクライアント装置がいずれかのグループに新規に参入した場合に、新規参入グループ情報とクライアント数情報とを前記グループ管理テーブル内に生成することを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。 - 前記グループ管理テーブル記憶部は、
クライアント装置の通信アドレスとして、2以上の通信アドレスを包含する通信アドレスが示されるグループ管理テーブルを記憶していることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記クライアント通信部は、
クライアント装置において用いられるパラメータ情報であって、時刻情報の送信先のクライアント装置が属するグループに対して指定されているパラメータ情報を、時刻情報とともにクライアント装置に送信することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記クライアント通信部は、
所定の上位装置により、所定のタイミングで更新される現在時刻を通知する時刻情報をクライアント装置に送信することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の情報処理装置。 - コンピュータが、各々がいずれかのグループに属する複数のクライアント装置から時刻同期要求を受信し、受信した時刻同期要求に対する応答として、現在時刻を通知する時刻情報を送信するクライアント通信ステップと、
いずれかのクライアント装置がいずれかのグループに新規に参入した場合に、前記コンピュータが、新規参入があった新規参入グループが示される新規参入グループ情報と、新規参入したクライアント装置を含む新規参入グループに属するクライアント装置の数が示されるクライアント数情報とを生成するグループ管理ステップと、
前記クライアント通信ステップにより時刻同期要求が受信される度に、前記コンピュータが、時刻同期要求の送信元である要求元クライアント装置が属するグループが新規参入グループであるか否かを前記新規参入グループ情報を用いて判定し、要求元クライアント装置が属するグループが新規参入グループである場合に、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信しているか否かを前記クライアント数情報を用いて判定し、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信していない間は前記クライアント通信ステップによる当該新規参入グループに属するクライアント装置への時刻情報の送信を保留し、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信した際に、前記クライアント通信ステップに、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置に時刻情報を送信するよう指示する送信指示ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。 - 各々がいずれかのグループに属する複数のクライアント装置から時刻同期要求を受信し、受信した時刻同期要求に対する応答として、現在時刻を通知する時刻情報を送信するクライアント通信ステップと、
いずれかのクライアント装置がいずれかのグループに新規に参入した場合に、新規参入があった新規参入グループが示される新規参入グループ情報と、新規参入したクライアント装置を含む新規参入グループに属するクライアント装置の数が示されるクライアント数情報とを生成するグループ管理ステップと、
前記クライアント通信ステップにより時刻同期要求が受信される度に、時刻同期要求の送信元である要求元クライアント装置が属するグループが新規参入グループであるか否かを前記新規参入グループ情報を用いて判定し、要求元クライアント装置が属するグループが新規参入グループである場合に、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信しているか否かを前記クライアント数情報を用いて判定し、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信していない間は前記クライアント通信ステップによる当該新規参入グループに属するクライアント装置への時刻情報の送信を保留し、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置から時刻同期要求を受信した際に、前記クライアント通信ステップに、当該新規参入グループに属する全てのクライアント装置に時刻情報を送信するよう指示する送信指示ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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