JP2013114363A - 積層形液体制御装置の圧力スイッチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧力スイッチ15は他のバルブ、例えば上面30aに減圧弁16、下面30bにパイロットチェック弁14と接合するボディ25と、前記ボディ25の一側面に図示しない取付ボルトにより係着されたカバー26と、前記ボディ25に対向した位置にあって前記カバー26の他側面に螺合したリテーナ27と、前記ボディ25及び前記リテーナ27に直交するように前記カバー26の図示しない取付ボルトにより固着されたカバー28と、前記カバー27に取付られたガスケット29と、を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、係る課題を解決するためになされたもので、圧力スイッチを構成する環状隙間を通過する漏洩液体の量を少なくする積層形液体制御装置の圧力スイッチを提供することを目的とする。
前記本体内の嵌合孔に摺動自在に嵌合し、前記流路に連通した作動室の圧力流体に基づく作用力とばね部材の弾発力との対向作用を同軸上で受けて摺動する作動杵を設け、前記作動杵の一端に該作動杵の直径よりも大きい円錐部分を設けることにより前記作動室が高圧になり、作動杵がばね部材に打ち勝って動いたときに円錐部分と本体穴が線接触することでシール性を保つ構造としたこと特徴とする。
図1及び図2において内部に液体を流通する複数の流路24a、24b、24c、24dを形成したサブプレート12の取付座上に圧力源18より流路24aを介し圧力流体を供給する供給通路20と液体アクチュレータ13側へ流路24b、24cを介し接続する二つの負荷回路22、23及び流路24dを介してタンク19へ接続する排出流路21を
積層形液体制御装置10の上下面に規格化して貫通開口した積層形制御素子であるパイロットチェック弁14、圧力スイッチ15及び減圧弁16を積層して、最上段へ電磁方向切換弁(積層形制御素子)17を設置して作動制御回路を構成し、供給通路20、排出通路21、負荷通路21及び22は電磁方向切換弁17のポート配置と同一になっている。
圧力スイッチ15は負荷回路23を流れる圧力液体の圧力が設定した圧力値になると電気信号を発する。
減圧弁16は供給通路20を流れる圧力液体を設定した一定の圧力に減圧する機能を備える。
面30bの中央部にはサブプレート12に開口されている流路24a、24b、24c、24d(いずれも図2参照)に連通する供給通路20、排出通路21、負荷通路22及び23が間隔をおいて貫通開口している。なお、前記供給通路20、排出通路21、負荷通路22及び23は他のバルブであるパイロットチェック弁14、減圧弁16及び電磁方向切換弁17が互いに積重する係合面に開口している。
前記カバー26は長軸方向(図3の左右方向)の略中央部に段付孔(嵌合孔)35が穿設されており、該段付孔35の一側(図3で左側)には段付孔35の孔径より大きい開口部36(図4参照)が設けられている。前記開口部36はシール部材、例えばOリングによりボディ25の一側面に液密に係着している。
さらに、前記ピストン37の他端(図3で右端)はカバー26に遊挿されたガイド40に支持されている。
前記ピストン37はおおむね円筒形状であるが、一端に図示のようなテーパ形状を設けたことが、本実施例の特徴にしている。このため他端には、外部への油の流出を防ぐシール部材が設けられている。なお、シール部材はOリングが用いられているが、スリッパシールでも良い。
参照符号41はカバー26に穿設されたドレーンポートである連通路で、該連通路(ドレーン)41の分岐路41aがピストン37の溝42に連通すると共に、分岐路41bがドレーン孔34に接続されている。なお連通路41の開口部には、盲栓43が螺着されている。
前記プッシュロッド45の他端(図3で右端)にはリテーナ27に螺着されたネジ部46により図3で左右方向に進退するようになっており、ネジ部46の進退によりばね部材44の弾発力が調整される。前記ネジ部46はナット47により位置決めされている。
参照符号48はカバー26に装着されたマイクロスイッチを示すもので、ピストン37
と一体的に取付けられたガイド部材40の変位によりON−OFFするようになっている。
前記ガイド部材40は、ピストン37を左方向に押し付けると共に、マイクロスイッチ48の動作ボタン(図示しない)をも押し付けるようになっている。
図3において、マイクロスイッチ48(圧力スイッチは)は、圧力源18に連通する流路24aを介して供給通路23に作用する圧力が信号ポートである連通孔32に流通し、チョーク33を通過してピストン37の大径部38に作用する。
連通孔32の圧力がマイクロスイッチ48の動作圧力よりも高くなった場合にマイクロスイッチ48の接点を開閉し、外部に信号が送られる。
この状態で、ピストン37はガイド部材40を介してばね部材44の弾発力を受け、図3で左右方向に押し付けられている。なお、ネジ部46を回すことにより、ばね部材44の弾発力によりたわみが変化し、ばね部材44の弾発力が変化するようになっている。
ばね部材44の付勢力÷ピストン37段面積で計算されるスイッチ動作圧力に対して、連通孔32の圧力が高くなった場合は、ピストン37に作用する連通孔32の圧力により、ピストン37が図3で右方向に押される。同時に、ガイド部材40も右方向に移動し、マイクロスイッチ48の動作ボタンを押せなくなることから、該マイクロスイッチ48の接点の開閉状態が変化し、外部に信号を送ることが出来る。
連通孔32の圧力が高い場合、連通孔32は圧力保持状態になるので、ドレン油量が小さいことは、連通孔32への補充油量が減少し、エネルギ消費を押さえることなる。
12 非磁性リング 13 アクチュエータ
14 パイロットチェック弁 15 圧力スイッチ
16 減圧弁 17 電磁方向切換弁
18 圧力源 19 タンク
20 供給通路 21 排出通路
22、23 負荷通路 24a〜24d 流路
25 ボディ 26、28 カバー
27 リテーナ 29 ガスケット
32 連通孔 33 チョーク
34 ドレーン孔 35 段付孔
36 開口部 37 ピストン
38 大径部 39 テーパ部
40 ガイド部材 40a 軸部
41 連通路 41a、41b 分岐路
42 溝 43 盲栓
44 ばね部材 45 プッシュロッド
48 マイクロスイッチ
Claims (1)
- 本発明は、本体内に流体が流通する流路を有し、他の積層形制御子を選択的に積層して作動制御回路を構成して前記流路の圧力が所定圧力となったことを検知する積層形液体制御装置の圧力スイッチにおいて、
前記本体内の嵌合孔に摺動自在に嵌合し、前記流路に連通した作動室の圧力流体に基づく作用力とばね部材の弾発力との対向作用を同軸上で受けて摺動する作動杵を設け、前記作動杵の一端に該作動杵の直径よりも大きい円錐部分を設けることにより前記作動室が高圧になり、作動杵がばね部材に打ち勝って動いたときに円錐部分と本体穴が線接触することでシール性を保つ構造としたこと特徴とする積層形液体制御装置の圧力スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011258435A JP2013114363A (ja) | 2011-11-28 | 2011-11-28 | 積層形液体制御装置の圧力スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011258435A JP2013114363A (ja) | 2011-11-28 | 2011-11-28 | 積層形液体制御装置の圧力スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013114363A true JP2013114363A (ja) | 2013-06-10 |
Family
ID=48709878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011258435A Pending JP2013114363A (ja) | 2011-11-28 | 2011-11-28 | 積層形液体制御装置の圧力スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013114363A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017053381A (ja) * | 2015-09-07 | 2017-03-16 | キャタピラー エス エー アール エル | 作業機械のコントロールバルブユニット |
JP2020159501A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | ダイキン工業株式会社 | 油圧制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6273446U (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-11 | ||
JPH0134721Y2 (ja) * | 1982-10-18 | 1989-10-23 |
-
2011
- 2011-11-28 JP JP2011258435A patent/JP2013114363A/ja active Pending
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