JP2013112289A - フェンダプロテクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フェンダプロテクタの支持パネル3には、クリップ8を介してバンパ1のフランジ部1aを固定する一対の固定点7(一方の固定点を図示)が形成され、一対の固定点7間には、熱変化に伴うフェンダプロテクタ2の熱変形を吸収する差異吸収部5としての凹部溝10が構成されている。凹部溝10と各固定点7との間には、フランジ部1aを挟み込んで係合する係合部6が形成されている。挟持状態の係合部6は、フランジ部1a上を摺動することができる。凹部溝10の端部には、パネル部2aを貫通した開口11が形成されている。バンパ1と支持パネル3との熱変形に伴う差異を凹部溝10の変形で吸収する。
【選択図】 図3
Description
このように、外気温度の変化によって、バンパ33とフェンダライナ30との間で生じる熱収縮の差異によって、上述したような不具合が発生してしまうことになる。
即ち、本願発明は、ホイールハウス内において車輪を覆うフェンダプロテクタの端部に形成したパネル部に、バンパの下辺部裏面から内向きに延設されたフランジ部を取付けるフェンダプロテクタであって、
前記フランジ部を固定する前記パネル部が、前記フランジ部を下から支えて固定する支持パネルを有し、前記支持パネルは、離間して形成され、前記フランジ部を固定する二つ
の固定点と、前記二つの固定点間に形成され、前記支持パネルにおける熱伸縮の差異を吸収する差異吸収部と、前記差異吸収部と前記各固定点との間にそれぞれ形成され、前記フランジ部に係合する係合部と、を備え、
前記フランジ部に係合した前記各係合部の係合状態が、前記各係合部が前記フランジ部の側縁方向に沿って摺動可能となる係合状態になることを最も主要な特徴としている。
更に、本願発明では、前記差異吸収部が、前記二つの固定点間を結ぶ線分に対して交差する方向に沿った長さ寸法を有し、前記支持パネルの下面側から下方に突出した凹部溝として形成されてなり、
前記凹部溝が、前記支持パネルの自由端縁を始点として形成され、前記凹部溝の終端には、前記凹部溝の溝幅以上の幅寸法を有し、前記パネル部の表裏両面間を貫通する開口が形成されてなることを主要な特徴としている。
前記一方のスリットが、前記支持パネルの自由端縁を始点として形成され、前記他方のスリットが、前記一方のスリットの長手方向と略平行で、前記支持パネルの自由端縁から離れた領域内に形成され、前記他方のスリットにおける前記支持パネルの自由端縁から最も離れた端部には、同端部に連通して、前記他方のスリットのスリット幅以上の幅寸法を有し、前記パネル部の表裏両面間を貫通する開口が形成されてなることを主要な特徴としている。
前記各薄肉付き溝が、互いに平行に配されて前記支持パネルの板厚内に形成されるとともに、前記一方の薄肉付き溝が、前記支持パネルの自由端縁を始点として形成され、前記他方の薄肉付き溝が、前記支持パネルの自由端縁から離れた領域内に形成され、
前記支持パネルの自由端から最も離れた前記他方の薄肉付き溝の端部には、同端部に連通して、前記薄肉付き溝の溝幅以上の幅寸法を有し、前記パネル部の表裏両面間を貫通する開口が形成されてなることを主要な特徴としている。
前記薄肉付き溝が、前記支持パネルの板厚内に形成されるとともに、前記スリットが、前記支持パネル部の表裏両面間を貫通して形成され、前記薄肉付き溝又は前記スリットが、前記支持パネルの自由端縁を始点として形成され、前記スリット又は前記薄肉付き溝が、前記支持パネルの自由端縁から離れた領域内に形成され、
前記支持パネルの自由端縁から離れた領域内に形成された前記スリット又は前記薄肉付き溝における前記支持パネルの自由端から最も離れた端部には、同端部に連通して、同端部を有する前記スリットのスリット幅又は前記薄肉付き溝の溝幅以上の幅寸法を有し、前記パネル部の表裏両面間を貫通する開口が形成されてなることを主要な特徴としている。
ながら各係合部は、フランジ部の側縁方向に沿って摺動することができる。これによって、フェンダプロテクタに作用する外気の温度変化によって、フェンダプロテクタの固定点間で発生する伸びや収縮が発生しても、差異吸収部での吸収とともに、各係合部によってフェンダプロテクタがバンパから垂れ下がってしまうのを防止できる。
フェンダプロテクタ2は、後部取付部2bとフェンダプロテクタ2の前方側に形成した図示せぬ取り付け部材を介して、車体に取り付けることができる。
付孔の孔径が大きくなった状態のままになってしまうとともに、固定点7における取付孔の周囲が白濁化して、脆くなってしまう。このような状態になると、フェンダプロテクタ2がクリップ8から外れてしまうことにもなる。
材符号を用いることで、その部材に付いての説明を省略する。
このように、外表面形状として曲面を多用したバンパ1(図3参照)にも本願発明のフェンダプロテクタ2を好適に適用させることができる。
開口15を形成しておくことにより、支持パネル3が熱変形するときには、スリット14bにおける開口15側の端部における挙動を生じ易く構成しておくことができる。
1a・・・フランジ部、
2・・・フェンダプロテクタ、
2a・・・パネル部、
3・・・支持パネル、
5・・・差異吸収部、
6・・・係合部、
6a・・・開口、
7・・・固定点、
10、20、21、22・・・凹部溝、
11・・・開口、
14、14a、14b・・・スリット、
15・・・開口、
17・・・薄肉付き溝、
30・・・フェンダライナ、
31・・・凹陥部、
33・・・バンパ、
34・・・下辺フランジ、
35・・・リブ、
38・・・段差部、
39・・・切欠き部、
40・・・パネル部。
Claims (6)
- ホイールハウス内において車輪を覆うフェンダプロテクタの端部に形成したパネル部に、バンパの下辺部裏面から内向きに延設されたフランジ部を取付けるフェンダプロテクタであって、
前記フランジ部を固定する前記パネル部が、前記フランジ部を下から支えて固定する支持パネルを有し、
前記支持パネルは、離間して形成され、前記フランジ部を固定する二つの固定点と、前記二つの固定点間に形成され、前記支持パネルにおける熱伸縮の差異を吸収する差異吸収部と、前記差異吸収部と前記各固定点との間にそれぞれ形成され、前記フランジ部に係合する係合部と、を備え、
前記フランジ部に係合した前記各係合部の係合状態が、前記各係合部が前記フランジ部の側縁方向に沿って摺動可能となる係合状態になることを特徴とするフェンダプロテクタ。 - 前記支持パネルは、前記パネル部に形成した段差部に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のフェンダプロテクタ。
- 前記差異吸収部が、前記二つの固定点間を結ぶ線分に対して交差する方向に沿った長さ寸法を有し、前記支持パネルの下面側から下方に突出した凹部溝として形成されてなり、
前記凹部溝が、前記支持パネルの自由端縁を始点として形成され、前記凹部溝の終端には、前記凹部溝の溝幅以上の幅寸法を有し、前記パネル部の表裏両面間を貫通する開口が形成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェンダプロテクタ。 - 前記差異吸収部が、前記二つの固定点間を結ぶ線分に対して交差する方向に沿った長さ寸法を有し、前記支持パネル部の表裏両面間を貫通する一対のスリットとして形成されてなり、
前記一方のスリットが、前記支持パネルの自由端縁を始点として形成され、前記他方のスリットが、前記一方のスリットの長手方向と略平行で、前記支持パネルの自由端縁から離れた領域内に形成され、
前記他方のスリットにおける前記支持パネルの自由端縁から最も離れた端部には、同端部に連通して、前記他方のスリットのスリット幅以上の幅寸法を有し、前記パネル部の表裏両面間を貫通する開口が形成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェンダプロテクタ。 - 前記差異吸収部が、前記二つの固定点間を結ぶ線分に対して交差する方向に沿った長さ寸法を有する一対の薄肉付き溝として構成されてなり、
前記各薄肉付き溝が、互いに平行に配されて前記支持パネルの板厚内に形成されるとともに、前記一方の薄肉付き溝が、前記支持パネルの自由端縁を始点として形成され、
前記他方の薄肉付き溝が、前記支持パネルの自由端縁から離れた領域内に形成され、
前記支持パネルの自由端から最も離れた前記他方の薄肉付き溝の端部には、同端部に連通して、前記薄肉付き溝の溝幅以上の幅寸法を有し、前記パネル部の表裏両面間を貫通する開口が形成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェンダプロテクタ。 - 前記差異吸収部が、前記二つの固定点間を結ぶ線分に対して交差する方向に沿った長さ寸法を有し、互いに略平行に配された薄肉付き溝及びスリットの組合せとして構成されてなり、
前記薄肉付き溝が、前記支持パネルの板厚内に形成されるとともに、前記スリットが、前記支持パネル部の表裏両面間を貫通して形成され、
前記薄肉付き溝又は前記スリットが、前記支持パネルの自由端縁を始点として形成され
、
前記スリット又は前記薄肉付き溝が、前記支持パネルの自由端縁から離れた領域内に形成され、
前記支持パネルの自由端縁から離れた領域内に形成された前記スリット又は前記薄肉付き溝における前記支持パネルの自由端から最も離れた端部には、同端部に連通して、同端部を有するスリットのスリット幅又は前記薄肉付き溝の溝幅以上の幅寸法を有し、前記パネル部の表裏両面間を貫通する開口が形成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェンダプロテクタ。
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---|---|---|---|---|
CN107364496A (zh) * | 2016-05-11 | 2017-11-21 | 标致雪铁龙集团 | 用于预安装挡泥板的固定结构及包含其的车辆 |
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