JP2013110132A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の加熱コイルのうち、半数以上、全部未満の加熱コイルに誘導加熱電力を供給する量を、残りの加熱コイルの誘導加熱電力よりも多くすることにより、被加熱物である鍋の誘導加熱電力を多く供給している部分を対流の上昇部、誘導加熱電力を多く供給している部分から遠い部分を下降部として被加熱物内の被調理物に大きな流路ループを持つ対流を発生させることができる。また、被調理物が高粘性で対流が発生しない場合でも、半面で強火調理、半面で弱火調理といった複数の加熱調理を同時に行なうこともできる。
【選択図】図1
Description
被加熱物内の前記被調理物に大きな流路ループを持つ対流を発生させることが可能な誘導加熱調理器を提供することができる。また、被調理物が高粘性で対流が発生しない場合でも、半面で強火調理、半面で弱火調理といった複数の加熱調理を同時に行なうこともできる。
磁束が打ち消しあうように前記加熱コイルに誘導加熱電力を与える際の電流方向を制御することにより、定常的に加熱すると焦げが発生してしまうような(対流が生じにくい)高粘性の調理物に対し、加熱ゆらぎを与え、熱伝導を促進しながらあたためを行うことが可能な誘導加熱調理器を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図を示すものである。
図3は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図を示すものである。図3において301は誘導加熱電力を多く供給する加熱コイルと、誘導加熱電力を少なく供給する加熱コイルを、調理中において変更する制御部である。なお、制御部301にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
熱部分移動を行う時に、被加熱物をあたためる為に必要な時間遅れと、被加熱物から被調理物への熱伝達を始める為に必要な時間遅れをなくすことができるため、加熱位置変更の即応性を向上し効率よく加熱を行うことができる。
している。
図7は、本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図を示すものである。図7において701は誘導加熱電力を多く供給する加熱コイルと、誘導加熱電力を少なく供給する加熱コイルを、調理中において変更する制御部であり、誘導加熱電力を供給する際は、隣り合う加熱コイルで発生する磁束が同一方向となるように加熱コイルに誘導加熱電力を与える際の電流方向を決定する。なお、制御部701にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
図9は、本発明の第4の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図を示すものである。図9において901は誘導加熱電力を多く供給する加熱コイルと、誘導加熱電力を少なく供給する加熱コイルを、調理中において変更する制御部であり、誘導加熱電力を供給する際は、隣り合う加熱コイルで発生する磁束が打ち消しあうように加熱コイルに誘導加熱電力を与える際の電流方向を決定する。なお、制御部901にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
たがって、図10(b)のようにコイル1、コイル2に高周波電流において同位相となるような電流を流すことで、近接した部分で相互に影響し合って発生する磁束を打ち消し合う方向に揃えることができる。結果として図10(c)のように、コイルの近接部においては、磁束の打ち消し効果により誘導加熱量は抑えられるが、隣り合う両側の加熱コイルの発熱部からの伝熱効果は存在するため、コイル2つ分の発熱量が適度に伝えられることにより、誘導加熱電力を与えられている加熱コイル全体に均一な発熱分布状態を作り出すことができる。
102 被加熱物
103 加熱コイル
104 インバータ
105 制御部
106 操作部
107 トッププレート
301 制御部
701 制御部
901 制御部
Claims (7)
- 被加熱物を載置するためのトッププレートと、前記トッププレートの下方の略同一平面上に互いに近接して配置され、略同一の形状およびサイズを有する複数の加熱コイルと、前記複数の加熱コイルに電力を供給するインバータと、前記インバータを制御する制御部と、前記制御部に指示するための操作部と、を有し、前記制御部は、前記操作部の指示に応じて、前記複数の加熱コイルのうち、半数以上、全部未満の加熱コイルに対する電力の供給量が、残りの加熱コイルに対する電力の供給量より多くなるように制御する誘導加熱調理器。
- 前記制御部は、前記電力を多く供給する加熱コイルと前記電力を少なく供給する加熱コイルとを調理中に変更するように制御する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
- 前記制御部は、隣り合う加熱コイルで発生する磁束が同一方向となるように前記加熱コイルに流れる電流方向を制御する請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
- 前記制御部は、隣り合う加熱コイルで発生する磁束が打ち消しあうように前記加熱コイルに流れる電流方向を制御する請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
- 前記制御部は、前記電力を多く供給する加熱コイルと前記電力を少なく供給する加熱コイルとを調理中に変更しても、総電力量は一定であるように制御する請求項2〜4に記載の誘導加熱調理器。
- 前記複数の加熱コイルは4つの加熱コイルからなり、前記制御手段は、前記4つの加熱コイルのうちの2つまたは3つの加熱コイルに対する電力の供給量が、残りの加熱コイルに対する電力の供給量より多くなるように制御する請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記複数の加熱コイルは6つの加熱コイルからなり、前記制御手段は、前記6つの加熱コイルのうちの3つまたは4つの加熱コイルに対する電力の供給量が、残りの加熱コイルに対する電力の供給量より多くなるように制御する請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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JP2009094028A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
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Patent Citations (2)
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JPH05258849A (ja) * | 1992-03-10 | 1993-10-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱調理器 |
JP2009094028A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
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