JP2013102764A - タバコ煙拡散抑制装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃焼中のタバコからの煙が生の状態で周囲に発散されることを抑制するようにしたタバコ煙拡散抑制装置を提供する。
【解決手段】タバコ煙拡散抑制装置1は、内壁にメッシュ材3を積層した小孔のある外筒2内に空間6が形成されるようにパンチングメタル材よりなる内筒4を挿入し、前記外筒2の一端にタバコ挿通孔8を有するタバコ支持筒7が配置されるとともに、前記外筒2の他端に前記内筒4の端部に固着した通気孔101を有する蓋体10が配置され、前記タバコ支持筒7の前記タバコ挿通孔8の内面にラビリンス溝81を形成し、前記蓋体10の前記通気孔101にメッシュ板11を設け、このメッシュ板11を湾曲させる。
【選択図】図2
【解決手段】タバコ煙拡散抑制装置1は、内壁にメッシュ材3を積層した小孔のある外筒2内に空間6が形成されるようにパンチングメタル材よりなる内筒4を挿入し、前記外筒2の一端にタバコ挿通孔8を有するタバコ支持筒7が配置されるとともに、前記外筒2の他端に前記内筒4の端部に固着した通気孔101を有する蓋体10が配置され、前記タバコ支持筒7の前記タバコ挿通孔8の内面にラビリンス溝81を形成し、前記蓋体10の前記通気孔101にメッシュ板11を設け、このメッシュ板11を湾曲させる。
【選択図】図2
Description
この発明は、喫煙時おけるタバコの煙の拡散を抑制する装置に関するものである。
周知のように、タバコ喫煙時にタバコの煙にフィルタを通して肺に吸い込み、このフィルタによって有害成分を少しでも除去し、タバコ喫煙による人体への害を少しでもやわらげようとするものであった。
しかしながら、タバコの煙の吸い込み時の有害成分の除去はできるが、タバコを吸わない時には、燃焼中のタバコからの煙が生のまま発散され、この煙を非喫煙者はそのまま吸わされることになり、有害成分の悪影響を直接蒙る結果となる。そのため、近年は嫌煙運動が盛んになり、タバコ愛好家は肩身の狭い思いをしている。
そこで、従来技術によると、小孔を有する筒状容器でタバコを覆うようにし、喫煙中にタバコ煙が筒状容器から外部に発散することを防ぎ、しかも、タバコの火粉による火傷等の弊害を引き起こすことがないようにしている。(特許文献1)
この特許文献1に記載のものは、タバコを吸わない時に燃焼中のタバコから発生する煙が生のまま発散され、この煙に含まれる有害成分を除去することが十分でなく、大きい社会問題となっている。特に、非喫煙者に対しては、この煙の害が大きく、肺ガン等の発生の大きい要因とされ、WHOでも警告されている。
この発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、簡単な構造で、燃焼中のタバコからの煙が生の状態で周囲に発散されることを抑制するようにしたタバコ煙拡散抑制装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、内壁にメッシュ材を積層した小孔のある外筒内に一定間隔の空間が形成されるようにパンチングメタル材よりなる内筒を挿入し、
前記外筒の一端にタバコ挿通孔を有するタバコ支持筒が配置されるとともに、前記外筒の他端に前記内筒の端部に固着した通気孔を有する蓋体が配置され、
前記タバコ支持筒の前記タバコ挿通孔の内面にラビリンス溝を形成し、前記蓋体の前記通気孔にメッシュ板を設けたことを特徴とするタバコ煙拡散抑制装置。
前記外筒の一端にタバコ挿通孔を有するタバコ支持筒が配置されるとともに、前記外筒の他端に前記内筒の端部に固着した通気孔を有する蓋体が配置され、
前記タバコ支持筒の前記タバコ挿通孔の内面にラビリンス溝を形成し、前記蓋体の前記通気孔にメッシュ板を設けたことを特徴とするタバコ煙拡散抑制装置。
請求項2に記載の発明は、前記外筒内に挿入した前記内筒の先端を前記タバコ支持筒の突出部に着脱可能に嵌合したことを特徴とする請求項1記載のタバコ煙抑制装置。
請求項3に記載の発明は、前記蓋体の前記通気孔に設けたメッシュ板を湾曲させたことを特徴とする請求項1記載のタバコ煙拡散抑制装置。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、内壁にメッシュ材を積層した小孔のある外筒内に一定間隔の空間が形成されるようにパンチングメタル材よりなる内筒を挿入し、
前記外筒の一端にタバコ挿通孔を有するタバコ支持筒が配置されるとともに、前記外筒の他端に前記内筒の端部に固着した通気孔を有する蓋体が配置され、
前記タバコ支持筒の前記タバコ挿通孔の内面にラビリンス溝を形成し、前記蓋体の前記通気孔にメッシュ板を設けることで、喫煙者がタバコの煙をタバコ挿入孔から吸い込むことが減少する。
前記外筒の一端にタバコ挿通孔を有するタバコ支持筒が配置されるとともに、前記外筒の他端に前記内筒の端部に固着した通気孔を有する蓋体が配置され、
前記タバコ支持筒の前記タバコ挿通孔の内面にラビリンス溝を形成し、前記蓋体の前記通気孔にメッシュ板を設けることで、喫煙者がタバコの煙をタバコ挿入孔から吸い込むことが減少する。
しかも、前記外筒から周囲にタバコの煙が発散することが抑制され、非喫煙者に悪影響を及ぼすことがなく、しかも、空気層が空間により確保されることによりタバコの燃焼は継続することになる。
請求項2に記載の発明では、前記外筒内に挿入した前記内筒の先端を前記タバコ支持筒の突出部に着脱可能に嵌合するので、内筒にニコチンタールなどが付着すると、外筒より内筒を抜き出し、パンチングメタルの小孔のつまりを簡単に清掃することができる。
請求項3に記載の発明では、前記蓋体の前記通気孔に設けたメッシュ板を湾曲させたことにより、メッシュ板の表面積が大きくなり、しかも、煙の流れを乱すことができ、タバコの煙の発散はさらに減少する。
以下、この発明のタバコ煙拡散抑制装置の実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明にこれは限定されない。
図1は全体形状を示すもので、符号1で示されるものは全体形状が筒状をなす煙拡散抑制装置であり、この煙拡散抑制装置1は、タバコTの長さより短い形状に構成されている。
前記煙拡散抑制装置1は、内壁にメッシュ材3を積層した孔21のある外筒2と、この外筒2内にパンチングメタル材よりなる内筒4が挿入された構成である。なお、41は前記内筒3のパンチングメタル材の小孔である。
前記内筒4の端部には、ガイドリング5が設けられ、このガイドリング5は前記外筒2に前記内筒4を挿入した際、前記外筒2内に嵌合する。
前記内筒4の外周面と前記外筒2の内周面との間に一定間隔の空間6が形成され、空気層が確保できる。この空気層により燃焼に必要な空気が供給され、タバコTの不完全燃焼がなく、タバコTの味が悪くならない。
前記内筒4の外周面と前記外筒2の内周面との間に一定間隔の空間6が形成され、空気層が確保できる。この空気層により燃焼に必要な空気が供給され、タバコTの不完全燃焼がなく、タバコTの味が悪くならない。
更に、前記外筒2の一端にはタバコ挿入孔8を有するタバコ支持筒7が配置される。前記タバコ挿入孔8の内壁にラビリンス溝81が形成され、前記内筒4内の煙を外方に流出し難くしている。なお、前記タバコ挿入孔8の入口にはタバコTが入り易くなるよう面取りしてもよい。
前記タバコ支持筒7に突出部71を設け、この突出部71に前記内筒4の先端を着脱可能に嵌合する。なお、9は前記突出部71と前記内筒4の先端との間に介在したカラーである。
前記内筒4に付着するニコチンタール等を清掃するために、前記内筒4を前記外筒2から抜き出すことができる。
前記内筒4に付着するニコチンタール等を清掃するために、前記内筒4を前記外筒2から抜き出すことができる。
前記外筒2の他端には前記内筒4の端部に固着された蓋体10が配置され、この蓋体10には前記内筒4とほぼ同径の通気孔101が穿設される。
前記通気孔101には前記タバコ支持筒7側に向かって凸状に湾曲するメッシュ板11が装着される。このため、メッシュ板11の表面積が大きくでき、しかも、煙の流れを乱すことになり、タバコTの煙の発散は抑制される。
前述の構成において、図1に示されるように、タバコ煙拡散抑制装置1から火のついたタバコTを挿入することにより、タバコTを吸う場合は、このまま吸うことができ、吸わない時は、タバコTの煙の発散を抑制でき喫煙者、非喫煙者に害を及ぼすことも殆ど無くなることが確認された。
この発明は、燃焼中のタバコTからの煙が生の状態で周囲に発散されることを抑制するようにしたタバコ煙拡散抑制装置である。
1 煙抑制装置
2 外筒
21 孔
3 メッシュ材
4 内筒
41 小孔
5 ガイドリング
6 空間
7 タバコ支持筒
71 突出部
8 タバコ挿入孔
81 ラビリンス溝
9 カラー
10 蓋体
101 通気孔
11 メッシュ板
T タバコ
2 外筒
21 孔
3 メッシュ材
4 内筒
41 小孔
5 ガイドリング
6 空間
7 タバコ支持筒
71 突出部
8 タバコ挿入孔
81 ラビリンス溝
9 カラー
10 蓋体
101 通気孔
11 メッシュ板
T タバコ
Claims (3)
- 内壁にメッシュ材を積層した小孔のある外筒内に一定間隔が形成されるようにパンチングメタル材よりなる内筒を挿入し、
前記外筒の一端にタバコ挿通孔を有するタバコ支持筒が配置されるとともに、前記外筒の他端に前記内筒の端部に固着した通気孔を有する蓋体が配置され、
前記タバコ支持筒の前記タバコ挿通孔の内面にラビリンス溝を形成し、前記蓋体の前記通気孔にメッシュ板を設けたことを特徴とするタバコ煙拡散抑制装置。 - 前記外筒内に挿入した前記内筒の先端を前記タバコ支持筒の突出部に着脱可能に嵌合したことを特徴とする請求項1記載のタバコ煙抑制装置。
- 前記蓋体の前記通気孔に設けたメッシュ板を湾曲させたことを特徴とする請求項1記載のタバコ煙拡散抑制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011262906A JP2013102764A (ja) | 2011-11-14 | 2011-11-14 | タバコ煙拡散抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011262906A JP2013102764A (ja) | 2011-11-14 | 2011-11-14 | タバコ煙拡散抑制装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013102764A true JP2013102764A (ja) | 2013-05-30 |
Family
ID=48622805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011262906A Pending JP2013102764A (ja) | 2011-11-14 | 2011-11-14 | タバコ煙拡散抑制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013102764A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2794119C1 (ru) * | 2017-07-17 | 2023-04-11 | Раи Стретеджик Холдингс, Инк. | Курительное изделие для курения без нагрева и без сжигания |
US11883579B2 (en) | 2017-07-17 | 2024-01-30 | Rai Strategic Holdings, Inc. | No-heat, no-burn smoking article |
-
2011
- 2011-11-14 JP JP2011262906A patent/JP2013102764A/ja active Pending
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RU2794119C1 (ru) * | 2017-07-17 | 2023-04-11 | Раи Стретеджик Холдингс, Инк. | Курительное изделие для курения без нагрева и без сжигания |
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