JP2013102690A - 回転電機の回転子 - Google Patents

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真史 藤田
Tadashi Tokumasu
正 徳増
Yasuo Kahata
安雄 加幡
Mikio Kakiuchi
幹雄 垣内
Masanori Shin
政憲 新
Takashi Ueda
隆司 上田
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Abstract

【課題】回転子鉄心の軸断面内における界磁導体の面積を増加して界磁導体の占積率を向上させ、界磁導体の総断面積を増加して界磁銅損を低減することにある。
【解決手段】回転子鉄心1の磁極6側に最も近い回転子スロット2の開口端からスロット底あるいは回転子スロット底側に冷却媒体の通気通路として設けたサブスロット5の底までの深さを、磁極6側から周方向に数えて2番目以降のスロット深さより浅くし、磁極部を挟んで対向する回転子スロット2あるいはサブスロット5の底部分同志の最短距離を当該スロット部の磁極幅としたとき、最も磁極側に近いスロット部の磁極幅Wp1を磁極側から周方向に数えて2番目のスロット部の磁極幅Wp2の85%以上とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁極部と非磁極部が形成され、且つ非磁極部に界磁コイルを挿入するための複数の回転子スロットが周方向に設けられた回転電機の回転子に関する。
従来、回転電機、例えばタービン発電機の回転子としては、図14に示すような構成のものがある。
このタービン発電機の回転子は、図示するように機械的強度を持たせるために単一鋼塊から回転子鉄心1が製作され、磁極部6と非磁極部を形成している。非磁極部には回転子鉄心1の周方向に等間隔を存して複数の巻線挿入用回転子スロット2を設けて、これら各スロット間にティースを形成し、各回転子スロット2内には界磁コイル3が納められる。
図15は上記回転子スロット2内に納められた界磁コイル3の基本構成を示す外径部断面図である。
この界磁コイル3は、図示するように複数の界磁導体10が径方向に積層して構成され、界磁導体10と回転子スロット2の内面との間にはスロット絶縁物8が設けられ、また回転子スロット2の開口端部に設けられる回転子楔4と界磁導体10との間には絶縁ブロック7を設けて界磁導体10とアース電位となる回転子鉄心1及び回転子楔4との間の絶縁を確保している。
また、回転子楔4と絶縁ブロック7との間には、図示しない固定子側で生じる高調波磁界による渦電流損失を低減するためのスロットダンパ9が設けられる場合がある。
さらに、回転子スロット2の底面側には、軸方向の通気通路となるサブスロット5がスロット底面に連通させて設けられ、界磁巻線3と回転子楔4には半径方向に通気通路として図示しない孔を設け、サブスロット5から供給される冷却媒体によって界磁コイル3でジュール発熱によって発生する熱を冷却する。
因みに、この種の回転電機の回転子としては、スロットの配置並びに形状及び構造を改良して電圧変動率を小さくし、安定度を高めるようにしたものがある(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特開平11−89132号公報 特許第3303674号公報
ところで、回転電機の効率を向上させるには、回転電機が発生する損失の一部として界磁銅損を低減する必要がある。また、回転電機の大容量化を図るためには、界磁起磁力を増加させて界磁磁束を増加する必要がある。
一方、界磁起磁力を増加させると界磁コイルの発熱も多くなることから、界磁起磁力の増加に応じて界磁コイルの冷却を強化する必要があり、この場合にも界磁銅損をできる限り界磁コイルを形成する界磁導体の総断面積を増加しなければならない。
しかし、回転子の強度上の制約から回転子スロットの寸法に制約があるため、回転子スロットの断面積を増加することができず、界磁起磁力を増加することができない。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、磁極側の回転子スロットの構造を改良し、回転子鉄心の軸断面内における界磁導体の面積を増加して界磁導体の占積率を向上させ、界磁導体の総断面積を増加して界磁銅損を低減することにより、高効率で大容量回転電機の回転子を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するため、次のような手段により回転電機の回転子を構成するものである。
(1)本発明は、磁極部、この磁極部以外の部分に形成された複数個の巻線挿入用回転子スロット及びこの回転子スロット間に形成されたティースを有する回転子鉄心と、前記回転子スロット内に挿入された複数の界磁導体からなる界磁コイルと、前記回転子スロットの開口部に挿入され前記界磁コイルを保持する回転子楔とを備えた回転電機の回転子において、前記磁極側に最も近い回転子スロットの開口端からスロット底までの深さを、前記磁極側から周方向に数えて2番目以降のスロット深さより浅くし、前記磁極部を挟んで対向する前記回転子スロットの底部分同志の最短距離を当該スロット部の磁極幅としたとき、最も磁極側に近いスロット部の磁極幅Wp1を磁極側から周方向に数えて2番目のスロット部の磁極幅Wp2の85%以上としたものである。
(2)本発明は、磁極部、この磁極部以外の部分に形成された複数個の巻線挿入用回転子スロット、この回転子スロットの底部側に冷却媒体の通気通路として設けられたサブスロット及び回転子スロット間に形成されたティースを有する回転子鉄心と、前記回転子スロット内に挿入された複数の界磁導体からなる界磁コイルと、前記回転子スロットの開口部に挿入され前記界磁コイルを保持する回転子楔とを備えた回転電機の回転子において、前記磁極側に最も近い回転子スロットの開口端からスロット底及び前記サブスロットのスロット底までの深さを、前記磁極側から周方向に数えて2番目以降の回転スロット及びサブスロットのスロット底の深さよりそれぞれ浅くし、前記磁極部を挟んで対向する前記サブスロットの底部分同志の最短距離を当該スロット部の磁極幅としたとき、最も磁極側に近いサブスロット部の磁極幅Wp1を磁極側から周方向に数えて2番目のスロット部の磁極幅Wp2の85%以上としたものである。
(3)本発明は、磁極部、この磁極部以外の部分に形成された複数個の巻線挿入用回転子スロット、最も磁極側に近い回転子スロット以外の回転子スロットの底部側に冷却媒体の通気通路として設けられたサブスロット及び回転子スロット間に形成されたティースを有する回転子鉄心と、前記回転子スロット内に挿入された複数の界磁導体からなる界磁コイルと、前記回転子スロットの開口部に挿入され前記界磁コイルを保持する回転子楔とを備えた回転電機の回転子において、前記磁極側に最も近い回転子スロットの開口端からスロット底までの深さを、前記磁極側から周方向に数えて2番目以降のスロット深さより浅くし、前記磁極部を挟んで対向する前記回転子スロットの底部分同志の最短距離を当該スロット部の磁極幅としたとき、最も磁極側に近いスロット部の磁極幅Wp1を磁極側から周方向に数えて2番目のスロット部の磁極幅Wp2の85%以上としたものである。
本発明によれば、磁極側の回転子スロットの構造を改良し、回転子鉄心の軸断面内における界磁導体の面積を増加して界磁導体の占積率を向上させ、界磁導体の総断面積を増加して界磁銅損を低減することにより、高効率で大容量の回転電機の回転子を提供できる。
本発明による回転電機の回転子の第1の実施形態を示す断面図。 図1の2分の1極分及びその近傍のスロット部分を拡大して示す断面図。 同実施形態における界磁損失増加率の数値計算結果を示すグラフ。 本発明の第2の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図。 本発明の第3の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図。 本発明の第4の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図。 本発明の第5の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図。 本発明の第6の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図。 本発明の第7の実施形態及び第8の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図。 本発明の第9の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図。 本発明の第10の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図。 本発明の第10の実施形態における変形例として、磁極の軸中心から見て片側の1番スロットから3番スロットまでを拡大して示す断面図。 本発明の第10の実施形態における他の変形例として、回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分を示す断面図。 従来の回転電機の回転子を示す断面図。 同じく回転子のスロット部を拡大して示す断面図。
以下本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明による回転電機の回転子の第1の実施形態を示す断面図、図2は図1の2分の1極分及びその近傍のスロット部分を拡大して示す断面図で、図14と同一部分には同一符号を付して説明する。
図1において、1は機械的強度を持たせるために単一鋼塊から製作された回転子鉄心で、この回転子鉄心1には磁極部6と非磁極部とが形成されている。この非磁極部には、回転子鉄心1の周方向に等間隔を存して複数の巻線挿入用回転子スロット2が設けられ、これにより各スロット間にはティース11が形成される。また、各回転子スロット2内には界磁コイル3が納められる。
ここで、回転子スロット2について、図示上側の磁極部6に最も近いスロットを1番スロット、磁極部6から順に遠く離れる方向のスロットを2番スロット、3番スロット、……と呼ぶこととする。
図示の例では、磁極部6の片側のスロット数が10であり、図示面内においては上下左右が対称なので、断面形状においては図示右側に位置する1番スロットから5番スロットについて述べることとする。
界磁コイル3は、図15の従来例で述べたように複数の界磁導体を径方向に積上げて構成されるが、図1では1番スロット2´の深さを他のスロット深さよりも浅くし、1番スロット内の界磁導体の段数は他の2番〜5番までのスロット内の界磁導体の段数よりも少なくなっている。この場合、1番スロット2´の深さを他のスロット深さの80%以下とてある。
なお、界磁導体の絶縁とアース電位となる回転子鉄心1及び回転子楔4との間の絶縁構成については、図15と同様なので、ここではその説明を省略する。
また、回転子スロット2の底部側に設けられるサブスロット5は、図15で述べたように界磁コイル3を冷却するための通気通路となるため、界磁導体の段数が少ない1番スロット2´においては、界磁電流による損失(ジュール損失)も相対的に小さくなると考えられるため、1番スロット2´に属するサブスロット5´の径方向断面積は、他のスロットに属するサブスロット5の径方向断面積よりも小さくなっている。
図1において、磁極部6を挟む両側に位置するスロット同士の距離は、サブスロット5´の底部で最小になっており、このスロット同士の最小値を当該スロット部の磁極幅と呼ぶと、1番スロット部の磁極幅Wp1と2番スロット部の磁極幅Wp2とがほぼ等しくなっており、更に図14の従来例に示す磁極幅Wp1に相当する大きさになっている。
また、図2において、1番スロットのスロット底部から2番スロットまでの最短距離をWt1、1番スロットのサブスロット底部から2番スロットまでの最短距離をWss1、その小さい方をWmin1とし、2番スロットのスロット底部から3番スロットの底部までの最短距離をWt2、2番スロットのサブスロット底部から3番スロットのサブスロット底部までの最短距離をWss2、その小さい方をWmin2とし、以下3番スロット、4番スロット以降の底部及びサブスロット底部間の距離も上記同様に呼ぶこととする。
この距離は、ティース部の機械強度を表す指標として用いるものであり、スロット深さが異なる場合、例えば図示するように1番スロットの深さが浅い場合は、Wt1は1番スロット底部の角から2番スロットの1番スロット側の辺までの最短距離、Wss1は1番スロットのサブスロット底部の角から2番スロットの1番スロット側の辺までの最短距離となる。
図14に示す従来例のように回転子スロットが周方向に等間隔に配置している場合は、1番スロットが浅くなればなるほど、Wss1はWss2に比べて、大きくなることになり、機械的強度に余裕が生じることになる。
そこで、本実施形態では、軸中心から見た1番スロットと2番スロットの間の角度θ1を、2番スロットと3番スロット間の角度θ2や、3番スロットと4番スロット間の角度θ3等に比べて小さくしている。
また、1番スロットの深さは他のスロットより浅くなっているので、スロット内の界磁コイルに働く遠心力は他のスロット内の界磁コイルよりも小さくなり、1番、2番スロット間のティースに要求される機械強度は、他のティースに要求される機械強度よりも小さくなるため、ティース部の幅であるWmin1はWmin2より小さくても良いことになる。
このような構成の回転電機の回転子において、界磁コイル3を通電すると磁極部6より磁束が発生する。この磁束の流れは、一般に1番スロット部の磁極幅Wp1と2番スロット部の磁極幅Wp2の狭い方で制約を受けるため、図14の従来例に示す狭い方の1番スロット部の磁極幅Wp1と同等の磁路が確保されており、従来例と同等の磁束を発生することができる。
また、図14に示す従来例のように1番スロット部の磁極幅Wp1と同等の場合、1番スロットの深さが他のスロットより浅くなっている分だけ磁極中心から1番スロットまでの軸中心から見た角度θ0が小さくなっている。また、1番スロットと2番スロットとの間の角度θ1が他のスロット間の角度(θ2以降)より小さいことを考慮すると、θ1以外のスロット間角度は、従来例より大きくなっている。
従って、2番スロットのスロット底部から3番スロットのスロット底部までの距離をWt2、3番スロットのスロット底部から4番スロットのスロット底部までの距離Wt3、2番スロットのサブスロット底部から3番スロットのスロット底部までの距離Wss2、3番スロットのサブスロット底部から4番スロットのサブスロット底部までの距離をWss3などに相当する箇所の機械強度が緩和されているため、スロット幅を広げて界磁コイル3の径方向断面積を増加することが可能となる。
また、1番スロットにおいては、深さを浅くしたことによって、界磁コイルの径方向断面積は減少するが、スロット幅の増加による径方向断面積の増加の効果の方が大きいため、スロット全体としては、界磁コイルの径方向断面積を増加することができる。
本実施形態によれば、磁束の流路である磁極幅が同等の条件下で、回転子の径方向断面内の界磁導体の面積を増加することができるので、界磁電流の通電による損失(ジュール熱による損失)を低減し、回転電機の効率の向上や、界磁コイルの過熱を抑制することができる。
図3は、代表的な回転電機に本実施形態を適用し、1番、2番スロットの磁極幅の比Wp1/Wp2と、界磁コイルの損失の増加率との関係を数値計算によって求めた例であり、ここではWp2を一定とした場合の結果を示している。
図3において、1番、2番スロットの磁極幅の比Wp1/Wp2が大きくなる、すなわち、相対的に1番スロット位置での磁極幅が狭くなると、磁極部の磁気飽和が厳しくなって界磁電流が増加する。そのため、界磁コイルでのジュール損失が増加することになる。
また、図3から明らかなようにWp1とWp2が等しい場合に比べて、Wp1がWp2の概ね85%の場合に界磁コイルでの損失は約5%増加していることが分かる。
この値は機種の仕様や設計によって変わるものであるが、大まかな傾向としては同様になるため、Wp1をWp2の85%以上にすることが好ましい。
なお、第1の実施形態では、サブスロットが存在するものについて述べたが、サブスロットがない場合には、スロット底に対してのみ前述同様の構成として適用実施することができる。
(第2の実施形態)
図4は本発明の第2の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図で、図1及び図2と同様の構成部分についてはその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
本実施形態では、図4に示すように1番、2番スロット間の軸中心から見た角度θ1を、他のスロット間の角度θ2、θ3などと同じにし、且つ1番スロットのスロット幅Ws1を、2番スロットのスロット幅Ws2、3番スロット幅Ws3などと比べて広くしたものである。
これは1番スロットの深さを浅くしていることから、1番、2番スロット間のスロット底部(ティース部)の距離Wt1やサブスロット底部の距離Wss1に余裕ができ、その分スロット幅を広げてWt1やWss1を2番スロット以降の、Wt2やWss2などに近づけることができるためである。
図では、Wt1やWss1は、Wt2やWss2より依然大きくなっているが、1番スロットの深さが浅く、スロット内の界磁導体に働く遠心力が小さい分、Wt1やWss1をWt2やWss2以下にすることも可能である。
また、1番スロット部の磁極幅Wp1に関しても、図4ではサブスロット底部の磁極幅Wp1が最小の磁極幅となっているが、スロット底部の磁極幅Wp1´がこれに同等になるまでスロット幅を広げても良い。
本実施形態では、1番スロットの幅を他のスロットの幅よりも広げることで、1番スロット内の界磁コイルの径方向断面積が同一であれば、更に1番スロットの深さを浅くすることが可能であり、その分軸中心から見た磁極中心から1番スロット中心までの角度θ0を小さくすることができ、全体的にスロット間の角度を大きくすることができるので、他のスロット幅も増加して界磁導体の径方向断面積を増加することができ、界磁コイルのジュール損失を低減することが可能となる。
(第3の実施形態)
図5は本発明の第3の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図で、図1及び図2と同様の構成部分についてはその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
本実施形態では、図5に示すように1番スロット2´のサブスロット5´の周方向中心が回転子スロット2´の周方向中心に比べて磁極部6から離れた位置にずらせて形成したものである。
通常、サブスロットは組み立ての際にコイルをスロット部に保持する必要などから、その幅がスロット幅よりも小さくなっており、スロット底部で段を構成するような構造にする必要がある。このような理由から、図5ではサブスロットを磁極部6から離れた位置へずらすため、サブスロット幅を他のスロット部のサブスロットよりも小さくし、サブスロット深さを深くして通気通路を確保している。
本実施形態によれば、磁極幅Wp1を広くすることができる。言い換えれば、磁極幅Wp1を一定とすれば、その分磁極中心から1番スロットまでの角度θ0を小さくすることができるので、スロット幅を広くすることが可能となり、スロット幅を広げて界磁コイル3の径方向断面積を増加することができる。
(第4の実施形態)
図6は本発明の第4の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図で、図1及び図2と同様の構成部分についてはその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
本実施形態では、図6に示すように1番スロット2´のサブスロット5´の底部の磁極部側を面取りし、その面取り面が磁極軸にほぼ平行な形状になるようにしたものである。
通常、サブスロットは径方向断面が長方形状になっているため、サブスロットの磁極側底部で磁極幅が決まるが、本実施形態では、このサブスロットの磁極側底部が面取り状としてあるので、その分磁極幅を広くすることができる。
従って、このような構成とすれば、1番スロット部の磁極幅Wp1を長方形状のサブスロットの場合に比べて広くすることができる。言い換えれば、磁極幅Wp1一定とすれば、その分磁極中心から1番スロットまでの角度を小さくして、スロット間隔を広くすることができるので、スロット幅を広げて、界磁コイル3の径方向断面積を増加することが可能となる。
(第5の実施形態)
図7は本発明の第5の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図で、図1及び図2と同様の構成部分についてはその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
図7において、回転子スロット2の外径側に有する開口部に設けた楔4で界磁コイル3を保持しているが、1番スロットは他のスロットより浅いため、スロット内の界磁コイルに働く遠心力は他のスロット内の界磁コイルよりも小さくなり、1番スロット部の楔に要求される機械強度は他のスロット部の楔に要求される機械強度よりも小さくなる。
そこで、本実施形態では、1番スロット2´の楔4´の幅WW1をそれ以外のスロットの楔幅WW2に比べて小さくしたものである。
このような構成とすれば、楔4の間のティース幅は1番、2番スロット間のWtW1を保ちながら、1番スロットと2番スロットの間隔を狭くして、全体のスロット幅を広げ、界磁導体の径方向断面積を増加することができる。
(第6の実施形態)
図8は本発明の第6の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図で、図1及び図2と同様の構成部分についてはその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
図8において、スロット2の外径側に有する開口部に設けた楔4で界磁コイル3を保持しているが、1番スロットは他のスロットより浅いため、スロット内の界磁コイルに働く遠心力は他のスロット内の界磁コイルよりも小さくなり、1番スロット部の楔に要求される機械強度は他のスロット部の楔に要求される機械強度よりも小さくなる。
そこで、本実施形態では、1番スロット2´の楔4´の厚さd1を、それ以外のスロット楔の厚さd2に比べて小さくしたものである。
このような構成とすれば、1番スロットのスロット底やサブスロット底を径方向の外径側に寄せることができ、その分磁極幅Wp1に余裕ができる。また、楔4´の材料を少なくすることができ、省資源化に寄与することができる。
(第7の実施形態)
図9は本発明の第7の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図で、図1及び図2と同様の構成部分についてはその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
本実施形態では、図9に示すようにスロット2の外径側に有する開口部に設けられた界磁コイル3を保持する楔として、1番スロットに磁性材からなる楔4´を用い、それ以外のスロットに非磁性材からなる楔4を用いるものである。
本発明による回転電機の回転子は、1番スロットの深さを他のスロットより浅くした構造で、且つ1番スロット部の磁極幅を従来と同程度にすると、磁極部の回転子表面が従来よりも狭い構造となる。このため、ギャップ部の磁束の波形が方形波に近づき高調波成分が増加する要因となる。
そこで、本実施形態のように1番スロットの楔4´として磁性材料を用いることで、ギャップ部の磁束の波形をより滑らかな台形波に近づけることができるので、高調波成分を低減できると共に、基本波成分の磁束を発生させるための界磁電流を低減でき、固定子側での鉄損の低減や出力電圧波形の改善を行うことができる。
(第8の実施形態)
第8の実施形態は、図9に示す第7の実施形態と見掛け上同じ構成なので、ここではその図示を省略し、図9を用いて説明する。
本実施形態では、図9に示すように1番スロットの楔4´の材料として、他のスロットの楔4より機械的強度の弱い材料を用いるものである。これは、前述したように1番スロットは他のスロットより深さが浅いため、1番スロット内の界磁コイルに働く遠心力は他のスロット内の界磁コイルよりも小さくなり、1番スロット部の楔に要求される機械的強度は、他のスロット部の楔に要求される機械的強度よりも小さくなるためである。
このような構成とすれば、1番スロットの楔に安価な材料を用いることで製造コストを下げることができる他、第7の実施形態で述べた磁性楔を用いる場合に、機械的強度よりも磁気的な材料特性を優先して材料を決定することが可能となる。
(第9の実施形態)
図10は本発明の第9の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図で、図1及び図2と同様の構成部分についてはその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
本実施形態では、図10に示すように1番スロット2´以外のスロット2部に対して回転子楔4と絶縁ブロック7との間にスロットダンパ9を設けるものである。
このスロットダンパ9は、従来技術で説明したように、一般に固定子側で生じる高調波磁界による渦電流損失を低減するために設けられるが、本発明の回転電機の回転子は、1番スロットの深さを他のスロットよりも浅くした構造で、且つ1番スロット部の磁極幅を従来と同程度にすると、磁極部の回転子表面が従来よりも狭い構造になる。このため、磁極6の外径側表面の渦電流の流路が狭くなるため、発生する渦電流損失が小さくなる。また、1番スロット部のスロットダンパを省略しても、渦電流損失による過熱や効率低下が生じにくくなっている。
従って、1番スロット部のみ、スロットダンパがない構造とすることで、銅などの材料の使用量を抑制することが可能になると共に、スロットダンパがなから1番スロット部の界磁コイルの面積を増加することも可能となる。
(第10の実施形態)
図11は本発明の第10の実施形態を示す回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分の断面図で、図1及び図2と同様の構成部分についてはその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
本実施形態では、図11に示すように1番スロット2´の底部側にサブスロットを設けず、それ以外のスロット2の底部側にサブスロット5を設けるようにしたものである。
1番スロット2´は、他のスロット2に比べて隣接する磁極への熱伝導が良いため、冷却的に有利であり、更に、界磁導体の積重ね段数が少ないため、発熱量が少なくなっている。このため、設計条件によっては、他のスロットのようにサブスロット5を設けて冷媒を通風しなくても、界磁コイル3の温度を良好に保つことができる。
従って、このような構成とすることにより、1番スロット2´にサブスロットが無いため、磁極幅を同じとすれば、スロット全体を磁極側に寄せて全体のスロット間隔を広げることができ、その分スロット幅を広げて界磁コイル3の面積を増加することが可能となる。
次に、本発明の第10の実施形態における変形例について説明する。
図12は、磁極の軸中心から見て片側の1番スロットから3番スロットまでを拡大して示す断面図であり、実際はこれらのスロットが円弧状に分布しているが、図面横方向に並べて示している。
図12において、1番スロット2´以外は従来例と同様の構成であるが、1番スロット2´についてはサブスロットが無く、且つ界磁コイル3´ではT字型の界磁導体10´が径方向に積上げて構成され、界磁導体10´とスロット絶縁物8の間に軸方向にスロット内通風路12が設けられている。
このスロット内通風路12には、図示していない鉄心の端部から冷却ガスが供給され、通常は軸方向の内側のある位置で、外径方向に設けられた孔を通してギャップ部に冷媒が流れるようになっており、界磁コイル3´で発生したジュール損失による発熱を冷却している。
このような冷却方式は、一般に1番スロット以外のスロット部に用いる冷却方式よりも冷却能力は劣るが、1番スロットに関しては磁極部に熱が伝わる分、冷却的には有利なので、設計条件によっては他のスロットのようにサブスロット5を設けて冷媒を通風しなくても、界磁コイル温度を良好に保つことができる。
なお、界磁導体10´の形状については、同様の軸方向通風路を確保できる形状であれば、図12の例と異なる形状であっても良い。
図13は、上記とは異なる変形例として、回転電機の回転子の2分の1極分及びその近傍のスロット部分を示す断面図である。
図13に示すように基本的に図11の構成に加えて、更に磁極6の1番スロット側端部近傍に磁極通風路13を設けている。
この磁極通風路13は、製造上下能であれば、磁極部に軸方向に孔をあけても良いが、実際には磁極6の外径側から溝を掘って磁極通風路楔14で蓋をする構成が現実的である。
磁極通風路楔14は、場所により径方向に孔を設けるか、軸方向のある位置で磁極通風路楔14の無い部分を設けることで、軸方向に通風した冷媒を径方向に流すことで、磁極通風路13に良好に冷媒を流すことが可能となる。
このような構成とすれば、1番スロットの界磁コイル3´で発生した熱をより効率良く冷却することが可能となり、界磁コイル温度を良好に保つことができる。
なお、本発明は上記し、且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で種々変形して実施できるものである。例えば、各実施形態で述べた構成を可能な限り適宜組み合わせて実施するようにしても良い。この場合、その組合せによる効果が得られることは言うまでもない。
1…回転子鉄心、2,2´…スロット、3…界磁コイル、4,4´…回転子楔、
5,5´…サブスロット、6…磁極、7…絶縁ブロック、8…スロット絶縁物、9…スロットダンパ、10…界磁導体、11…回転子ティース、12…スロット内通風路、13…磁極通風路、14…磁極通風路楔
発明は、磁極部、この磁極部以外の部分に形成された複数個の巻線挿入用回転子スロット、この回転子スロットの底部側に冷却媒体の通気通路として設けられたサブスロット有する回転子鉄心と、前記回転子スロット内に挿入された複数の界磁導体からなる界磁コイルと備えた回転電機の回転子において、前記磁極側に最も近い回転子スロットの開口端からスロット底及び前記サブスロットのスロット底までの深さを、前記磁極側から周方向に数えて2番目以降の回転スロット及びサブスロットのスロット底の深さよりそれぞれ浅くし、最も磁極部側に近いスロット部の前記サブスロットの周方向中心が、前記スロット部の前記回転子スロットの周方向中心よりも極間部側に偏ったものである。
界磁コイル3は、図15の従来例で述べたように複数の界磁導体を径方向に積上げて構成されるが、図1では1番スロット2´の深さを他のスロット深さよりも浅くし、1番スロット内の界磁導体の段数は他の2番〜5番までのスロット内の界磁導体の段数よりも少なくなっている。この場合、1番スロット2´の深さを他のスロット深さの80%以下とてある。

Claims (17)

  1. 磁極部、この磁極部以外の部分に形成された複数個の巻線挿入用回転子スロット及びこの回転子スロット間に形成されたティースを有する回転子鉄心と、前記回転子スロット内に挿入された複数の界磁導体からなる界磁コイルと、前記回転子スロットの開口部に挿入され前記界磁コイルを保持する回転子楔とを備えた回転電機の回転子において、
    前記磁極部側に最も近い回転子スロットの開口端からスロット底までの深さを、前記磁極部側から周方向に数えて2番目以降のスロット深さより浅くし、
    前記磁極部を挟んで対向する前記回転子スロットの底部同志の最短距離を当該スロット部の磁極幅としたとき、最も磁極側に近いスロット部の磁極幅Wp1を磁極部側から周方向に数えて2番目のスロット部の磁極幅Wp2の85%以上としたことを特徴とする回転電機の回転子。
  2. 磁極部、この磁極部以外の部分に形成された複数個の巻線挿入用回転子スロット、この回転子スロットの底部側に冷却媒体の通気通路として設けられたサブスロット及び回転子スロット間に形成されたティースを有する回転子鉄心と、前記回転子スロット内に挿入された複数の界磁導体からなる界磁コイルと、前記回転子スロットの開口部に挿入され前記界磁コイルを保持する回転子楔とを備えた回転電機の回転子において、
    前記磁極部側に最も近い回転子スロットの開口端からスロット底及び前記サブスロットのスロット底までの深さを、前記磁極部側から周方向に数えて2番目以降の回転スロット及びサブスロットのスロット底の深さよりそれぞれ浅くし、
    前記磁極部を挟んで対向する前記サブスロットの底部同志の最短距離を当該スロット部の磁極幅としたとき、最も磁極部側に近いサブスロット部の磁極幅Wp1を磁極部側から周方向に数えて2番目のスロット部の磁極幅Wp2の85%以上としたことを特徴とする回転電機の回転子。
  3. 磁極部、この磁極部以外の部分に形成された複数個の巻線挿入用回転子スロット、最も磁極部側に近い回転子スロット以外の回転子スロットの底部側に冷却媒体の通気通路として設けられたサブスロット及び回転子スロット間に形成されたティースを有する回転子鉄心と、前記回転子スロット内に挿入された複数の界磁導体からなる界磁コイルと、前記回転子スロットの開口部に挿入され前記界磁コイルを保持する回転子楔とを備えた回転電機の回転子において、
    前記磁極部側に最も近い回転子スロットの開口端からスロット底までの深さを、前記磁極部側から周方向に数えて2番目以降のスロット深さより浅くし、
    前記磁極部を挟んで対向する前記回転子スロットの底部同志の最短距離を当該スロット部の磁極幅としたとき、最も磁極部側に近いスロット部の磁極幅Wp1を磁極部側から周方向に数えて2番目のスロット部の磁極幅Wp2の85%以上としたことを特徴とする回転電機の回転子。
  4. 請求項1又は請求項3記載の回転電機の回転子において、
    隣り合う前記回転子スロット間の最短距離を、磁極側から順にWt1,Wt2としたときに、Wt1≦Wt2としたことを特徴とする回転電機の回転子。
  5. 請求項2記載の回転電機の回転子において、
    隣り合う前記回転子スロット間の最短距離及び前記サブスロット間の最短距離の小さい方を、磁極側から順にWmin1,Wmin2としたときに、Wmin1≦Wmin2としたことを特徴とする回転電機の回転子。
  6. 請求項2又は請求項5に記載の回転電機の回転子において、
    最も磁極部側に近いスロット部の前記サブスロットの周方向中心が、前記スロット部の周方向中心よりも極間部側に偏ったことを特徴とする回転電機の回転子。
  7. 請求項2又は請求項5に記載の回転電機の回転子において、
    前記磁極部側に最も近い前記サブスロットの磁極部側の角部を面取り状にしたことを特徴とする回転電機の回転子。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の回転電機の回転子において、
    隣り合う前記回転子スロット間の周方向の角度を、磁極部側から順にθ1,θ2としたときに、θ1<θ2としたことを特徴とする回転電機の回転子。
  9. 請求項1乃至請求項7記載の回転電機の回転子において、
    前記磁極部側に最も近い回転子スロット幅を、磁極部側から周方向に数えて2番目以降の回転子スロット幅よりも広くしたことを特徴とする回転電機の回転子。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の回転電機の回転子において、
    前記磁極部側に最も近いスロット部の前記回転子楔の幅を、磁極部側から周方向に数えて2番目以降のスロット部の回転子楔の幅よりも小さくしたことを特徴とする回転電機の回転子。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の回転電機の回転子において、
    前記磁極側に最も近いスロット部の前記回転子楔の厚さを、磁極部側から周方向に数えて2番目以降のスロット部の回転子楔の厚さよりも小さくしたことを特徴とする回転電機の回転子。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の回転電機の回転子において、
    前記磁極部側から周方向に数えて2番目以降のスロット部の回転子楔の材料強度を、前記磁極側に最も近いスロット部の前記回転子楔の材料強度よりも強くしたことを特徴とする回転電機の回転子。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の回転電機の回転子において、
    前記磁極部側に最も近いスロット部の前記回転子楔を磁性材料で構成したことを特徴とする回転電機の回転子。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の回転電機の回転子において、
    前記磁極側から周方向に数えて2番目以降のスロット部に、前記回転子楔の内径側に導電性金属からなるスロットダンパを設けたことを特徴とする回転電機の回転子。
  15. 請求項3記載の回転電機の回転子において、
    前記磁極部側に最も近い回転子スロット内に、前記界磁コイルを冷却するための冷却通路を軸方向に設けたことを特徴とする回転電機の回転子。
  16. 請求項3又は請求項15記載の回転電機の回転子において、
    前記磁極部のスロット側端部外径近傍に、軸方向の冷却通路を設けたことを特徴とする回転電機の回転子。
  17. 請求項1乃至請求項16のいずれかに記載の回転子を備えた回転電機。
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