JP2013100795A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Masato Morishima
正人 森島
Akio Yagi
章夫 八木
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Abstract

【課題】スラスト摺動面と回転子との間に設けたスラストワッシャの摩耗、あるいはスラスト摺動面の摩耗を抑制する。
【解決手段】スラストワッシャ164において、反摺動面に潤滑油貯留部168と、潤滑油貯留部168からスラスト摺動面に連通する給油孔165と、潤滑油貯留部168から軸受126の外周に連通する排油孔167をそれぞれ形成することにより、スラスト摺動面の面圧を均一にすることができ、さらに十分な潤滑油を供給することができる。その結果、スラスト摺動面184やスラストワッシャ164における摩耗の発生を抑制し、入力電力の増加を抑えることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍冷蔵装置等に用いられる圧縮機に関するものである。
近年、冷凍冷蔵庫等の冷凍装置に使用される密閉型圧縮機については、消費電力の低減のための高効率化や、高信頼性化が望まれている。
従来、この種の密閉型圧縮機は、効率向上と高信頼性化を目的にスラストワッシャを採用し、シャフトが軸受に対して自由に回転できる構造にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機について説明する。
図7は、特許文献1に記載された従来の密閉型電動圧縮機の縦断面図、図8は、同従来の密閉型電動圧縮機の要部拡大図、図9は、同従来の密閉型電動圧縮機のスラストワッシャの斜視図、図10は、特許文献1に記載された別の従来の密閉型圧縮機の縦断面図、図11は、同従来の密閉型圧縮機の要部拡大図、図12は、同従来の密閉型圧縮機のスラスト摺動面から見たスラストワッシャの斜視図である。
図7、図8、図9において、密閉容器1内には、固定子52と回転子54を有した電動要素2と、この電動要素2により回転駆動される圧縮要素4がそれぞれ収納され、底部に潤滑油6を貯留している。
電動要素2と圧縮要素4は、一体に組み立てられて圧縮機構8を形成し、この圧縮機構8は、複数のコイルばね(図示せず)により密閉容器1内に弾性的に支持されている。
圧縮要素4を構成するシリンダブロック20には、円筒状の圧縮室22が形成され、ピストン24が圧縮室22内に往復自在に嵌入されている。シリンダブロック20の上部には、軸受26が固定され、軸受26の軸受端面には、スラスト摺動面28が形成され、スラスト摺動面28には、軸受内部と軸受外部を連通するスラスト摺動面溝60が形成されている。
スラスト摺動面28と回転子54との間には、スラストワッシャ62が配置されている。
シャフト30は、軸受26に鉛直方向に軸支され、外周に螺旋状の給油溝32を有する主軸部34と、その下方に形成された偏芯軸部36を備えており、偏芯軸部36とピストン24は、連結機構44により連結されている。
また、偏芯軸部36の下端に形成された給油孔(図示せず)に、パイプ状の給油管42が圧入され、給油管42は、一端が給油孔から螺旋状の給油溝32に連通している。
電動要素2は、シリンダブロック20の上方に固定された固定子52と、シャフト30の主軸部34に焼嵌め等で固定された回転子54とから構成されている。
以上のように構成された圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素2に外部電源より通電がされると回転子54が回転し、これに伴ってシャフト30が回転し、偏芯軸部36の回転運動が連結機構44を介してピストン24に伝えられる。その結果、ピストン24は圧縮室22内で往復運動を行い、圧縮要素4が所定の圧縮動作を行う。
以上の動作により、冷媒ガスは、冷却システム(図示せず)から圧縮室22内へ吸入、圧縮された後、再び冷却システムへと吐出される。
このとき、給油管42は、遠心力によって潤滑油6を汲み上げ、各摺動部(図示せず)を潤滑し、螺旋状の給油溝32からスラスト摺動面溝60を介して軸受26外周へと導かれる。その際、潤滑油6の一部は、スラスト摺動面28とスラストワッシャ62に供給され、スラスト摺動面を潤滑し、スラスト摺動面28やスラストワッシャ62の摩耗を防ぎ、信頼性を確保している。
また、同様に図10、図11、図12のように、スラスト摺動面28に、図8に示すスラスト摺動面溝60を設けずに、スラストワッシャ64のスラスト摺動面にスラストワッシャ64内周とスラストワッシャ64外周を連通する溝66を設け、潤滑油6をスラスト摺動面に供給し、同様の効果を得るものがある。
特開昭62−247187号公報
しかしながら、上記従来の構成では、潤滑油6の温度上昇によって循環量が増加したとき、給油管42から汲み上げられた潤滑油6は、軸受26の外部へ排出しきれずに滞留し、潤滑油6のさらなる温度上昇を招くことで、粘度低下の要因となっていた。その結果、スラスト摺動面28やスラストワッシャ62が摩耗し、信頼性が低下する可能性があった。また、図8の構成において、潤滑油6の温度上昇を防止すべく潤滑油6の循環量を増やすために、スラスト摺動面溝60の流路面積を大きくすると、スラスト摺動面溝60を充満することなく底部を流れるため、スラスト摺動面に潤滑油6が十分供給されない可能性があった。
一方で、図11に示すように、スラストワッシャ64に溝66を設けた場合、その溝66は、スラストワッシャ内周と外周を連通しているため、スラスト摺動面28に途切れ部が形成され、スラスト荷重の受け方が不均一になり、軸受26のスラスト摺動面28やスラストワッシャ62が摩耗し、信頼性が低下する可能性があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、軸受26のスラスト摺動面28やスラストワッシャ62における摩耗の発生を抑制し、入力(入力電力)の増加を抑えた高効率で高い信頼性が得られる圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、軸受端面に設けられたスラスト摺動面と、前記スラスト摺動面と回転子の間に設けられたスラストワッシャを具備した構成において、前記スラストワッシャにおける反摺動面に、潤滑油貯留部と、前記潤滑油貯留部からスラスト摺動面に連通する給油孔を設けたもので、潤滑油の温度が上昇することなく、スラスト摺動面に十分に潤滑油を供給することができるため、軸受のスラスト摺動面やスラストワッシャにおける摩耗の発生を抑制し、入力(入力電力)の増加を抑
えることができるという作用を有する。
本発明の密閉型圧縮機は、軸受端面と回転子の間に設けられたスラストワッシャの反摺動面に、潤滑油貯留部と給油孔を設けたもので、軸受のスラスト摺動面やスラストワッシャにおける摩耗の発生を抑制し、入力(入力電力)の増加を抑えた高効率で高信頼性の圧縮機を提供することができる。
本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図 同実施の形態1における密閉型圧縮機の要部拡大図 同実施の形態1における密閉型圧縮機のスラストワッシャの斜視図 (a)同実施の形態1における密閉型圧縮機の異なる構成を示すスラストワッシャの上面図、(b)同図(a)のA―A線による断面図 同実施の形態1における密閉型圧縮機のスラストワッシャの要部拡大図 同実施の形態1における密閉型圧縮機のスラストワッシャの斜視図 従来の密閉型電動圧縮機の縦断面図 従来の密閉型電動圧縮機の要部拡大図 従来の密閉型電動圧縮機のスラストワッシャの斜視図 別の従来の圧縮機の縦断面図 別の従来の圧縮機の要部拡大図 別の従来の圧縮機のスラスト摺動面から見たスラストワッシャの斜視図
請求項1に記載の発明は、密閉容器内に潤滑油を貯留するとともに、固定子と回転子を備えた電動要素と、前記電動要素によって駆動され、かつ前記電動要素の下方に配置された圧縮要素を収容し、前記圧縮要素を、偏芯軸部および前記回転子が固定される主軸部を備えたシャフトと、圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復運動するピストンと、前記ピストンと前記偏芯軸部とを連結する連結機構と、前記シリンダブロックに設けられ、かつ前記シャフトの前記主軸部を軸支する軸受と、軸受端面に設けられたスラスト摺動面と、前記軸受端面と前記回転子との間に設けられたスラストワッシャを備える構成とし、前記スラストワッシャの反摺動面に、潤滑油貯留部を設け、さらに、前記潤滑油貯留部からスラスト摺動面に連通する給油孔を設けたものである。
これによって、潤滑油貯留部に汲み上げられた潤滑油は、給油孔からスラスト摺動面へ供給され、スラスト摺動面を直接潤滑する。その結果、軸受のスラスト摺動面やスラストワッシャにおける摩耗の発生を抑制し、入力(入力電力)の増加を抑えることができるので、高効率で信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記給油孔の軸心を、前記シャフトの軸心と非平行となるように形成したものである。
これによって、スラストワッシャの回転により、潤滑油をスラスト摺動面に引き込むことができる。そのため、請求項1に記載の発明の効果に加えて、さらに潤滑油の循環量を増加させ、スラスト摺動面を含む、各摺動部の潤滑状態を向上し、高い信頼性を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記給油孔の形状を、平面から見て長方形とし、その長辺を、前記スラストワッシャの回転方向の後方に位置させたものである。
これによって、スラスト摺動面に広範囲で潤滑油を供給することができ、請求項1または請求項2の発明の効果に加えて、さらに潤滑油の供給量を増加することができ、スラスト摺動面の摩耗を防止し、より高い信頼性を得ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記潤滑油貯留部の壁面部に、排油孔を設けたものである。
これによって、排油孔は、潤滑油貯留部に潤滑油を貯留できるように、底面と排油孔の間に一部壁面を残して形成される。その結果、潤滑油の貯留を可能とし、さらにスラスト摺動面の潤滑に使われない潤滑油を定期的に排出することが可能となり、潤滑油の温度上昇を防止し、潤滑油の特性を保持することができる。したがって、スラスト摺動面の摩耗を防止し、より高い信頼性を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、同実施の形態1における密閉型圧縮機の要部拡大図、図3は、同実施の形態1における密閉型圧縮機のスラストワッシャの斜視図、図4(a)は、同実施の形態1における密閉型圧縮機の異なる構成を示すスラストワッシャの上面図、図4(b)は、同図(a)のA―A線による断面図、図5は、図4(b)におけるスラストワッシャのX部の拡大図、図6は、同実施の形態1における密閉型圧縮機のさらに異なる構成を示すスラストワッシャの斜視図である。
図1から図3において、密閉容器101内には、固定子152と回転子154を有した電動要素102と、この電動要素102により回転駆動される圧縮要素104がそれぞれ収納され、底部に潤滑油106を貯留している。
電動要素102と圧縮要素104は、一体に組み立てられて圧縮機構108を形成し、この圧縮機構108は、複数のコイルばね(図示せず)により密閉容器101内に弾性的に支持、配置されている。
圧縮要素104を構成するシリンダブロック120には、円筒状の圧縮室122が形成され、ピストン124が圧縮室122内に往復自在に嵌入されている。シリンダブロック120の上部には、軸受126が固定され、軸受126の上方の軸受端面180には、図2に示すように、スラスト摺動面184と、内側に円周溝160を備えている。
スラスト摺動面184と回転子154との間には、スラスト摺動面184と摺動自在にスラストワッシャ164が配置されている。
スラストワッシャ164は、切削加工あるいは、焼結材の成型加工によって、反摺動面に潤滑油貯留部168を形成するように皿状に形成され、さらに、潤滑油貯留部168からスラスト摺動面184に連通する円形の給油孔165と、潤滑油貯留部168の壁面部に、潤滑油貯留部168から軸受126の外周に連通する排油孔167が形成されている。排油孔167は、潤滑油貯留部168が形成されるように、貯留部底面から一部壁面168aを残して形成されている。
ここで、給油孔165は、スラスト摺動面184に向けて開口面積が広くなるようにテーパ形状に形成されている。
シャフト130は、軸受126に鉛直方向に軸支され、外周に螺旋状の給油溝132を有する主軸部134と、その下方に形成された偏芯軸部136を備えており、偏芯軸部136とピストン124は、連結機構144によって連結されている。
また、偏芯軸部136の下端に形成された給油孔(図示せず)には、パイプ状の給油管142が圧入され、給油管142は、一端が給油孔から螺旋状の給油溝132に連通している。
さらに、回転子154は、シャフト130の主軸部134に焼嵌め等で固定されている。
以上のように構成された圧縮機について、以下、その動作と作用を説明する。
電動要素102に通電されると、回転子154が回転し、これに伴ってシャフト130が回転し、偏芯軸部136の旋回運動が連結機構144を介して往復運動に変換され、ピストン124に伝えられる。したがって、ピストン124は、圧縮室122内で往復運動を行い、圧縮要素104が所定の圧縮動作を行う。
これにより、冷媒ガスは、冷却システム(図示せず)から圧縮室122内へ吸入、圧縮された後、再び冷却システムへと吐出される。
密閉容器101の底部に貯留している潤滑油106は、シャフト130の回転とともに回転する給油管142の遠心ポンプによって汲み上げられ、偏芯軸部136などの各摺動部を潤滑し、その一部の潤滑油106は、螺旋状の給油溝132から潤滑油貯留部168へと導かれる。この時、潤滑油106の一部は、給油孔165からスラスト摺動面184とスラストワッシャ164のスラスト摺動面を潤滑し、残った潤滑油106は、排油孔167より軸受126の外周へと排出され、密閉容器101の底部へと循環される。
これにより、連続したスラスト摺動面を形成することができ、さらに潤滑油106をスラスト摺動面に効果的に供給することができるので、軸受126のスラスト摺動面184やスラストワッシャ164における摩耗の発生を抑制し、高い信頼性を得ることができる。
さらに、給油孔165は、スラスト摺動面184に向けて開口面積が広くなるようにテーパ形状に形成されているため、スラストワッシャ164の回転運動によって、潤滑油106をスラスト摺動面に引き込むことが可能となる。その結果、スラスト摺動面の潤滑状態を向上することができ、スラスト摺動面の入力(入力電力)の増加を抑えて高い効率を得ることができる。
なお、これまでの説明においては、給油孔165の形状を円錐台形状とした構成を例に説明したが、図4、および図5に示すように、給油孔165aの形状を、平面から見て長方形とし、その貫通方向の軸心Yを、シャフト130の軸線Zと非平行となるように形成し、しかも矢印Bで示すスラストワッシャ164の回転方向に対して90度以上に傾斜する構成とした場合においても、同様の作用効果が期待できる。
すなわち、スラストワッシャ164の回転運動によって、給油孔165a内の潤滑油106は、矢印Cで示すように給油孔165aの下方へ流れ、スラスト摺動面184に引き込まれ易くなる。その結果、スラスト摺動面184の潤滑状態が向上でき、スラスト摺動面の入力(入力電力)の増加を抑え、高い効率を得ることができる。
さらに、給油孔165aの形状を四角形とし、その長辺をスラストワッシャ164の回転方向Bの後方に位置することにより、スラスト摺動面184へ広範囲に亘って潤滑油106を供給することができる。
また、排油孔167の開口幅を、円周方向に広げることにより、スラスト摺動面184への供給量に影響を及ぼすことなく大きくすることができる。そのため、圧縮機の運転により圧縮要素104の温度が高くなり、潤滑油106の粘度が低下し、給油溝132から潤滑油106の汲み上げられる量が増加した場合においても、排出阻害を防止することができる。このため、シャフト130を流れる潤滑油106の循環量を多くすることができ、圧縮要素104の温度上昇を抑制することができる。これにより、圧縮要素104の温度上昇に起因した摺動部の潤滑油106の粘度低下を低減し、摺動部の摩耗の発生を抑制し、高い信頼性を得ることができる。
また、圧縮要素104の温度上昇を抑えることで、冷却システムから戻ってきた冷媒ガスは高温となることなく圧縮室122内に吸入されるので、冷凍能力を向上し、かつ高い効率を得ることができる。
なお、本実施の形態1において、スラストワッシャ164は、図6に示すように、金属製の板材を絞り加工によって形成することも可能であり、同様の作用効果が期待できる。
また、本実施の形態1においては、電動要素102の下方に圧縮要素104を配置した構造について説明したが、電動要素102に対して圧縮要素104を上に配置した構造の圧縮機においても、同様の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる圧縮機は、軸受端面と回転子との間に設けられたスラストワッシャと、スラストワッシャの反摺動面に潤滑油貯留部と給油孔を設けたことで、軸受のスラスト摺動面やスラストワッシャにおける摩耗の発生を抑制し、入力(入力電力)の増加を抑えた高効率で高い信頼性の圧縮機を提供することができ、自販機、冷凍ショーケース、除湿機などの冷凍空調機器に適用することができる。
101 密閉容器
102 電動要素
104 圧縮要素
106 潤滑油
120 シリンダブロック
122 圧縮室
124 ピストン
126 軸受
130 シャフト
134 主軸部
136 偏芯軸部
144 連結機構
152 固定子
154 回転子
160 円周溝
164 スラストワッシャ
165 給油孔
167 排油孔
168 潤滑油貯留部
180 軸受端面
184 スラスト摺動面

Claims (4)

  1. 密閉容器内に潤滑油を貯留するとともに、固定子と回転子を備えた電動要素と、前記電動要素によって駆動され、かつ前記電動要素の下方に配置された圧縮要素を収容し、前記圧縮要素を、偏芯軸部および前記回転子が固定される主軸部を備えたシャフトと、圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復運動するピストンと、前記ピストンと前記偏芯軸部とを連結する連結機構と、前記シリンダブロックに設けられ、かつ前記シャフトの前記主軸部を軸支する軸受と、軸受端面に設けられたスラスト摺動面と、前記軸受端面と前記回転子との間に設けられたスラストワッシャを備える構成とし、前記スラストワッシャの反摺動面に、潤滑油貯留部を設け、さらに、前記潤滑油貯留部からスラスト摺動面に連通する給油孔を設けた密閉型圧縮機。
  2. 前記給油孔の軸心を、前記シャフトの軸心と非平行となるように形成した請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 前記給油孔の形状を、平面から見て長方形とし、その長辺を、前記スラストワッシャの回転方向の後方に位置させた請求項1または2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記潤滑油貯留部の壁面部に、排油孔を設けた請求項1から3のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
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