JP2013097630A - 中継装置、およびデータコピー方法 - Google Patents

中継装置、およびデータコピー方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013097630A
JP2013097630A JP2011240728A JP2011240728A JP2013097630A JP 2013097630 A JP2013097630 A JP 2013097630A JP 2011240728 A JP2011240728 A JP 2011240728A JP 2011240728 A JP2011240728 A JP 2011240728A JP 2013097630 A JP2013097630 A JP 2013097630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copy
storage device
storage
data
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011240728A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Miyoshi
貴史 三吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2011240728A priority Critical patent/JP2013097630A/ja
Priority to US13/628,647 priority patent/US20130110780A1/en
Publication of JP2013097630A publication Critical patent/JP2013097630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0602Interfaces specially adapted for storage systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/0604Improving or facilitating administration, e.g. storage management
    • G06F3/0605Improving or facilitating administration, e.g. storage management by facilitating the interaction with a user or administrator
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0646Horizontal data movement in storage systems, i.e. moving data in between storage devices or systems
    • G06F3/065Replication mechanisms
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0668Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
    • G06F3/067Distributed or networked storage systems, e.g. storage area networks [SAN], network attached storage [NAS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/1095Replication or mirroring of data, e.g. scheduling or transport for data synchronisation between network nodes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/1097Protocols in which an application is distributed across nodes in the network for distributed storage of data in networks, e.g. transport arrangements for network file system [NFS], storage area networks [SAN] or network attached storage [NAS]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】ストレージ装置間のデータコピーに伴う、情報処理装置からストレージ装置へのデータアクセス性能の低下を抑止する。
【解決手段】中継手段1aは、情報処理装置2,3と第1のストレージ装置4または第2のストレージ装置5との間の通信を中継する。判断手段1bは、情報処理装置2,3と第1のストレージ装置4または第2のストレージ装置5との間の通信を監視し、第1のストレージ装置4または第2のストレージ装置5への情報処理装置からのアクセスの有無を判断する。コピー手段1cは、コピー指示に応答し、第1のストレージ装置4または第2のストレージ装置5に対してアクセスが行われていない期間に、第1のストレージ装置4から第2のストレージ装置5にデータ6をコピーする。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信を中継する中継装置、およびデータをコピーするデータコピー方法に関する。
1つのストレージ装置内のデータを他のストレージ装置にコピーするには、LAN(Local Area Network)経由でコピーを行うのが一般的である。ただし、LANは帯域幅が狭い。そのためLAN経由でデータをコピーすると、データバックアップのような大量のデータのコピーには時間がかかる。
そこで、SAN(Storage Area Network)を使用して、ストレージ装置間でデータをコピーすることが考えられている。例えば、ファイバチャネルスイッチ(FCスイッチ)によってサーバとストレージを任意に相互接続し得る回線網を形成するSANを備えた計算機システムがある。この計算機システムは、ストレージのデータのバックアップ運用を行う管理運用ソフトウエアを備えた端末を有する。
特開2002−007304号公報
しかし、従来技術では、ストレージ装置間のデータコピー中に、コピー元またはコピー先のストレージ装置にサーバなどの情報処理装置からのアクセスが行われると、ストレージ装置に対するアクセスの競合が発生する。アクセスの競合が発生すると、情報処理装置からのデータアクセスが待たされる場合がある。この場合、情報処理装置によるデータアクセス性能が低下する。
1つの側面では、本発明は、ストレージ装置間のデータコピーに伴う、情報処理装置からストレージ装置へのアクセス性能の低下を抑止する中継装置、およびデータコピー方法を提供することを目的とする。
1つの案では、中継手段、判断手段、およびコピー手段を有する中継装置が提供される。中継手段は、情報処理装置と、第1のストレージ装置または第2のストレージ装置との間の通信を中継する。判断手段は、情報処理装置と、第1のストレージ装置または第2のストレージ装置との間の通信を監視し、第1のストレージ装置または第2のストレージ装置への情報処理装置からのアクセスの有無を判断する。コピー手段は、第1のストレージ装置から第2のストレージ装置へのデータのコピー指示に応答し、第1のストレージ装置または第2のストレージ装置に対してアクセスが行われていない期間に、第1のストレージ装置から第2のストレージ装置にデータをコピーする。
1態様によれば、ストレージ装置間のデータコピーに伴う、情報処理装置からストレージ装置へのデータアクセス性能の低下が抑止される。
第1の実施の形態に係るシステムの一例を示す図である。 第2の実施の形態のシステム構成例を示す図である。 第2の実施の形態におけるゾーニングの一例を示す図である。 スイッチの構成を示すブロック図である。 コネクション情報の一例を示す図である。 コピー情報の一例を示す図である。 コピー制御処理の手順の一例を示すフローチャートの前半である。 コピー制御処理の手順の一例を示すフローチャートの後半である。 コピー制御処理の一例を示すタイミングチャートである。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。なお各実施の形態は、矛盾のない範囲で複数の実施の形態を組み合わせて実施することができる。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係るシステムの一例を示す図である。第1の実施の形態では、中継装置1に、情報処理装置2,3とストレージ装置4,5とが接続されている。図1の例では、情報処理装置2はストレージ装置4に対してアクセスを行い、情報処理装置3はストレージ装置5に対してアクセスを行うものとする。
中継装置1は、情報処理装置2,3それぞれと、ストレージ装置4,5それぞれとの間の通信を中継すると共に、ストレージ装置4,5間でのデータのコピーも行う。そのために中継装置1は、中継手段1a、判断手段1b、コピー手段1c、および記憶手段1dを有する。
中継手段1aは、情報処理装置2,3と、第1のストレージ装置4または第2のストレージ装置5との間の通信を中継する。
判断手段1bは、情報処理装置2,3と、第1のストレージ装置4または第2のストレージ装置5との間の通信を監視し、第1のストレージ装置4または第2のストレージ装置5への情報処理装置からのアクセスの有無を判断する。判断手段1bは、アクセス有無の判断結果をコピー手段1cに通知する。
コピー手段1cは、第1のストレージ装置4から第2のストレージ装置5へのデータ6のコピー指示に応答し、第1のストレージ装置4から第2のストレージ装置5にデータ6をコピーする。このときコピー手段1cは、第1のストレージ装置4または第2のストレージ装置5に対してアクセスが行われていない期間に、データ6のコピーを行う。
例えばコピー手段1cは、第1のストレージ装置4に対して情報処理装置2からのアクセスが行われていない期間に、第1のストレージ装置4からデータ6を読み出す。またコピー手段1cは、第2のストレージ装置5に対して情報処理装置3からのアクセスが行われていない期間に、読み出されたコピーデータ7を第2のストレージ装置5に書き込む。
このような中継装置1によれば、情報処理装置2,3それぞれと、ストレージ装置4,5それぞれとの間の通信が、中継手段1aで中継される。その通信が判断手段1bで監視され、第1のストレージ装置4または第2のストレージ装置5への情報処理装置からのアクセスの有無が判断される。そして第1のストレージ装置4から第2のストレージ装置5へのデータ6のコピー指示に応答し、コピー手段1cにより、第1のストレージ装置4から第2のストレージ装置5にデータ6がコピーされる。このとき第1のストレージ装置4または第2のストレージ装置5に対してアクセスが行われていない期間に、データ6のコピーが行われる。
例えば時刻t0に、ストレージ装置4内のデータ6のストレージ装置5へのコピー指示が入力されたものとする。また時刻t0の時点は、ストレージ装置4に対して、情報処理装置2からのアクセスが実行中であるものとする。この場合、ストレージ装置4に対するアクセスが終了するまで、データ6の読み出しは行われない。
時刻t1に、ストレージ装置4に対する情報処理装置2からのアクセスが終了すると、ストレージ装置4からデータ6が読み出される。読み出されたデータは、中継装置1内の記憶手段1dに格納される。
時刻t2に、データ6の読み出しが完了し、データ読み出し処理が終了する。このとき、コピー先のストレージ装置5に対して、情報処理装置3からのアクセスが実行中であるものとする。この場合、ストレージ装置5に対するアクセスが終了するまで、コピーデータ7の書き込みは行われない。
時刻t3に、ストレージ装置5に対する情報処理装置3からのアクセスが終了すると、記憶手段1dに格納しておいたコピーデータ7が、ストレージ装置5に書き込まれる。
時刻t4に、コピーデータ7の書き込みが完了し、データコピー処理が終了する。
このようにして、情報処理装置2,3からストレージ装置4,5へのアクセスと、データコピーのためのストレージ装置4,5へのアクセスとの競合が抑止される。その結果、データコピー中であっても、情報処理装置2,3からストレージ装置4,5へのアクセス性能の低下が抑止される。
なお、中継装置1の中継手段1a、判断手段1b、およびコピー手段1cは、中継装置1が有するCPU(Central Processing Unit)または電子回路により実現することができる。また、記憶手段1dは、中継装置1が有するRAM(Random Access Memory)やハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)などにより実現することができる。
また、図1に示した各要素間を接続する線は通信経路の一部を示すものであり、図示した通信経路以外の通信経路も設定可能である。
〔第2の実施の形態〕
次に第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、サーバとストレージ装置との組で1個のサーバシステムとし、ディスク接続用ネットワークによってサーバとストレージ装置との組み合わせを変更可能にするシステムである。このとき、サーバとストレージ装置との間の通信を中継するスイッチに、コピー制御機構を搭載する。コピー制御機構は、サーバ−ストレージ装置間の通信を監視し、通信が発生していない期間のみコピーデータ転送動作を実行する。
図2は、第2の実施の形態のシステム構成例を示す図である。図2に示すシステムでは、複数のユーザそれぞれが使用する複数の端末装置21〜23が、ネットワーク10を介して複数のサーバ31〜33に接続されている。ネットワーク10は、例えばLANである。
サーバ31〜33は、スイッチ100を介して複数のストレージ装置41〜43に接続されている。スイッチ100には、さらに、管理用の端末装置51が接続されている。サーバ31〜33、スイッチ100、およびストレージ装置41〜43で構成されるネットワークは、例えばSAS(Serial Attached SCSI)−2によるネットワークである。
スイッチ100は、サーバ31〜33とストレージ装置41〜43との間の通信を中継する。スイッチ100は、例えばSAS−2エキスパンダ(Expander)である。またストレージ装置41〜43は、SAS HDDまたはSATA(Serial Advanced Technology Attachment) HDDである。またストレージ装置41〜43は、SSD(Solid State Drive)であってもよい。
このようなシステムにおいて、スイッチ100は、端末装置51からの指示に応じて、ストレージ装置41〜43間でのデータのコピーを行う。スイッチ100は、ストレージ装置41〜43間でのデータのコピーは、データの読み出しまたは書き込み対象のストレージ装置41〜43に対してサーバ31〜33からのアクセスが行われていない期間に行う。これにより、サーバ31〜33からストレージ装置41〜43へのアクセス効率に対する影響を抑えて、ストレージ装置間のデータコピーが実行される。
なお、第2の実施の形態では、サーバとストレージ装置とを1対1で対応付け、対応付けられたサーバとストレージ装置とにより1つのサーバシステムを構成する。図2の例では、3つのサーバシステムが構成される。サーバと対応するストレージ装置を割り当てるため、SASのゾーニングと呼ぶ機能を使用する。ゾーニングは複数のサーバ、ストレージ装置間の接続可否を指定し、データ通信の範囲を限定する。
図3は、第2の実施の形態におけるゾーニングの一例を示す図である。図3の例では、サーバ31とストレージ装置41とで1つ目のゾーン61が形成されている。サーバ32とストレージ装置42とで2つ目のゾーン62が形成されている。サーバ33とストレージ装置43とで3つ目のゾーン63が形成されている。サーバは、それぞれ同じゾーン内のストレージ装置に対してのみアクセスを行う。
ゾーニングの設定は、スイッチ100に対して行われる。例えばスイッチ100に対して、同一ゾーンのサーバとストレージ装置との間の通信経路を接続する設定が行われる。
またスイッチ100内では、ストレージ装置41〜43を識別子によって識別する。図3の例では、ストレージ装置41の識別子は「disk#0」、ストレージ装置42の識別子は「disk#1」、ストレージ装置43の識別子は「disk#2」である。
またスイッチ100は、コピー制御機能を有しており、ストレージ装置間のデータコピーを行うことができる。スイッチ100が実行するデータコピーは、サーバ31〜33を経由せずにデータが転送される。そのため、サーバ31〜33に余分な負荷をかけずに、高速なデータ転送が可能である。
次に、コピー処理を実現するためのスイッチ100の機能について説明する。
図4は、スイッチの構成を示すブロック図である。スイッチ100には、クロスバースイッチ回路110が設けられている。クロスバースイッチ回路110には、SASによるサーバ接続用のポート121,122,123,・・・,12mと、SASによるストレージ装置接続用のポート131,132,133,・・・,13nとが接続されている。クロスバースイッチ回路110は、縦方向に並行した複数の通信路、横方向に並行した複数の通信路の交点にスイッチを設けたものである。交差する経路の交点に設けられたスイッチの開閉を制御することで、交差する通信路間の専有経路を動的に構築することができる。
例えばクロスバースイッチ回路110の縦方向に平行した複数の通信路は、サーバ接続用のポート121,122,123,・・・,12mに接続される。またクロスバースイッチ回路110の横方向に平行した複数の通信路は、ストレージ装置接続用のポート131,132,133,・・・,13nに接続される。これにより、サーバとストレージ装置との間を、1対1で接続する専有の通信路を設けることが可能となる。
またスイッチ100は、制御回路140を有している。制御回路140は、クロスバースイッチ回路110のスイッチの開閉を制御する。また制御回路140は、ストレージ装置間のデータのコピーを制御する。これらの機能を実現するために、制御回路140は、SAS制御部141、コネクション管理部142、コピー制御部143、およびメモリ144を有している。
SAS制御部141は、クロスバースイッチ回路110内のスイッチを制御し、サーバとストレージ装置との間の通信経路の接続と切断とを制御する。またSAS制御部141は、イニシエータ機能を有しており、ストレージ装置41〜43に対して、各種命令を発することができる。例えば、SAS制御部141は、コピー制御部143からの制御に基づいて、ストレージ装置に対してデータの読み出し命令を出力する。SAS制御部141は、データの読み出し命令に応じてストレージ装置から出力されたデータを受信し、コピー制御部143に転送する。またSAS制御部141は、コピー制御部143からの制御に基づいて、ストレージ装置に対してデータの書き込み命令を出力する。
コネクション管理部142は、サーバ接続用のポート121,122,123,・・・,12mに接続されており、サーバ31〜33とストレージ装置41〜43との間のコネクションを管理する。例えばコネクション管理部142は、ポート121,122,123,・・・,12mを介して、サーバ31〜33とストレージ装置41〜43との間で、SAS Link Layerに流れるコマンドを監視する。監視対象のコマンドは、例えばOPEN要求(Address frame)、OPEN要求に対するACK,NACK、CLOSE要求などである。コネクション管理部142は、コマンドの監視結果に基づいて、ポート121,122,123,・・・,12mそれぞれを介したコネクション状態を管理する。
またコネクション管理部142は、コピー制御部143に、ポート121,122,123,・・・,12mに関する情報を通知する。例えばコネクション管理部142は、ポート121,122,123,・・・,12mそれぞれの状態、各ポートで通信されたイベントの内容、各ポートを介してコネクションを接続しているストレージ装置の番号などを、コピー制御部143に通知する。
コピー制御部143は、ストレージ装置間のデータコピーを制御する。例えばコピー制御部143は、管理ポート151を介して接続された端末装置51からコピー指示の入力を受け付ける。そしてコピー制御部143は、コピー指示の内容に従って、データをコピーする。またコピー制御部143は、予めコピーのスケジュールを記憶しておき、そのスケジュールに沿ってデータのコピー制御を開始することもできる。
なお、コピー制御部143は、データをコピーする際に、コネクション管理部142から取得した情報に基づいて、データのコピー元とコピー先とのストレージ装置に対するサーバからのアクセスの有無を判断する。そしてコピー制御部143は、コピー元のストレージ装置に対してサーバからのアクセスが行われていない期間を利用して、コピー元のストレージ装置からデータを読み出す。またコピー制御部143は、コピー先のストレージ装置に対してサーバからのアクセスが行われていない期間を利用して、コピー先のストレージ装置にデータを書き込む。
メモリ144は、コピー制御部143に接続されており、コピー対象のデータを一時的に記憶する。例えばコピー制御部143によってコピー元のストレージ装置から読み出されたデータが、メモリ144に格納される。メモリ144としては、例えばRAMが使用される。
以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施の形態の処理機能を実現することができる。また図4に示した各要素間を接続する線は通信経路の一部を示すものであり、図示した通信経路以外の通信経路も設定可能である。
なお、第1の実施の形態に示した中継装置1も、図4に示したスイッチ100と同様のハードウェアにより実現することができる。すなわち、図4に示したクロスバースイッチ回路110は、図1に示した第1の実施の形態の中継手段1aの一例である。図4に示したコネクション管理部142は、図1に示した第1の実施の形態の判断手段1bの一例である。図4に示したコピー制御部143は、図1に示した第1の実施の形態のコピー手段1cの一例である。図4に示したメモリ144は、図1に示した第1の実施の形態の記憶手段1dの一例である。
次に、コネクション管理部142が保持するコネクション情報について説明する。
図5は、コネクション情報の一例を示す図である。コネクション情報142aには、ポート番号、状態、直近イベント、および接続先ディスクの欄が設けられている。
ポート番号の欄には、サーバ接続用のポート121,122,123,・・・,12mのポート番号が設定される。
状態の欄には、対応するポートの状態が設定される。状態には、例えば「busy」と「idle」とがある。「busy」状態は、コネクションを接続して通信中であることを示す。「idle」状態は、コネクションが接続されていないことを示す。
直近イベントの欄には、対応するポートから入力された直近のイベントが設定される。イベントには、例えば「OPEN」、「CLOSE」がある。「OPEN」イベントは、コネクションの接続を開始することを示すイベントである。「CLOSE」イベントは、コネクションを切断することを示すイベントである。
接続先ディスクの欄には、対応するポートに接続されたサーバがコネクションを接続したストレージ装置の識別情報が設定される。
コネクション管理部142は、コネクション情報142aを内部のメモリに保持し、各ポートを介して通信されるコマンドの内容に応じて、コネクション情報142aを更新する。
次に、コピー制御部143に入力されるコピー指示について説明する。コピー指示には、コピー処理の内容を示すコピー情報が含まれる。
図6は、コピー情報の一例を示す図である。コピー情報143aは、コピー元、先頭アドレス、転送ブロック数、コピー先のフィールドを有している。コピー元のフィールドには、コピー元のストレージ装置の識別番号が設定される。先頭アドレスのフィールドには、コピー元のストレージ装置内のコピー対象のデータの先頭のアドレスが設定される。転送ブロック数のフィールドには、コピー対象のデータの容量が、ブロック数によって設定される。なお1ブロック分の容量は所定の値である。コピー先のフィールドには、コピー先のストレージ装置の識別番号が設定される。
このようなコピー情報143aを含むコピー指示がコピー制御部143に入力されると、コピー制御部143は、コピー情報143aをメモリなどの記憶領域に格納し、コピー情報143aに従ったコピー制御を開始する。
次に、コピー制御の処理手順について説明する。
図7は、コピー制御処理の手順の一例を示すフローチャートの前半である。以下、図7に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]コピー制御部143は、コピー指示を取得する。例えばコピー制御部143は、管理ポート151に接続された端末装置51からコピー指示を取得する。コピー制御部143は、取得したコピー指示に示されるコピー情報143a(図6参照)を、例えば内部のメモリに格納する。
[ステップS12]コピー制御部143は、変数を初期化する。例えばコピー制御部143は、コピー情報143aに示される先頭アドレスを、読み出し開始アドレスを示す変数「RAddr」に設定する。またコピー制御部143は、コピー情報143aに示される先頭アドレスを、書き込み開始アドレスを示す変数「WAddr」に設定する。さらにコピー制御部143は、コピー情報143aに示される転送ブロック数を、コピー対象のデータのブロック数を示す変数「#Blk」に設定する。
[ステップS13]コピー制御部143は、コピー元のストレージ装置にアクセスしているサーバが存在するか否かを判断する。例えばコピー制御部143は、コピー情報143aを参照し、コピー元のストレージ装置の識別子を判断する。次にコピー制御部143は、コネクション管理部142が保持しているコネクション情報142aを参照し、コピー元のストレージ装置の識別子が、「busy」のコネクションの接続先ディスクとして設定されているか否かを判断する。コピー制御部143は、コピー元のストレージ装置の識別子が、接続されたコネクション(「busy」のコネクション)の接続先ディスクの識別子と同じであれば、コピー元のストレージ装置にアクセスしているサーバが存在すると判断する。コピー制御部143は、コピー元のストレージ装置にアクセスしているサーバが存在する場合、処理をステップS17に進める。またコピー制御部143は、コピー元のストレージ装置にアクセスしているサーバが存在しない場合、処理をステップS14に進める。
[ステップS14]コピー制御部143は、コピー元のストレージ装置に対してアクセスしているサーバが存在しない場合、そのストレージ装置からのデータの読み出しを開始する。例えばコピー制御部143は、「RAddr」に設定されたアドレスを読み出し実行アドレス「Read Addr」とする。そしてコピー制御部143は、コピー情報143aに示されるコピー元のストレージ装置から、読み出し実行アドレス「Read Addr」に対応するデータを読み出す。このとき、例えばコピー制御部143は、1ブロック分のデータを読み出し、ステップS15に処理を進める。
なおデータの読み出し処理は、SAS制御部141を制御することで実現される。例えばコピー制御部143は、SAS制御部141に対して、コピー元のストレージ装置の識別子と読み出し実行アドレス「Read Addr」とを指定したデータの読み出し命令を出力する。するとSAS制御部141は、読み出し命令に従ってストレージ装置からデータを読み出し、そのデータをコピー制御部143に渡す。
[ステップS15]コピー制御部143は、コピー元のストレージ装置へのOPENイベントを受信したか否かを判断する。例えば、コピー制御部143は、コネクション管理部142のコネクション情報142aに、コピー元のストレージ装置に対するサーバからのOPENイベントが発生したことを示す情報が設定された場合、コピー元へのOPENイベントを受信したと判断する。コピー制御部143は、コピー元へのOPENイベントを受信した場合、処理をステップS16に進める。またコピー制御部143は、コピー元へのOPENイベントを受信していなければ、処理をステップS18に進める。
[ステップS16]コピー制御部143は、コピー元のストレージ装置へのOPENイベントを受信した場合、コピー元のストレージ装置からのデータの読み出しを中断する。このときコピー制御部143は、読み出し開始アドレス「RAddr」に、次に読み出すデータのアドレスを設定する。次に読み出すデータのアドレスは、例えば最後に読み出したデータを示す読み出し実行アドレス「Read Addr」に1ブロック分の値を加算したアドレスである。
[ステップS17]コピー制御部143は、コピー元のストレージ装置にアクセスしているサーバが存在する場合、アクセスしているサーバのCLOSEイベントが検出されるまで待機する。例えばコピー制御部143は、コネクション管理部142のコネクション情報142aに、コピー元のストレージ装置に対するサーバからのCLOSEイベントが発生したことを示す情報が設定された場合、コピー元へのCLOSEイベントを検出したと判断する。コピー制御部143は、アクセスしているサーバのCLOSEイベントを検出した場合、処理をステップS13に進める。
[ステップS18]コピー制御部143は、コピー元のストレージ装置へのOPENイベントを受信していなければ、規定ブロック数(Ablk)の読み出しが終了したか否かを判断する。規定ブロック数(Ablk)は、一度の転送処理で転送可能なブロック数である。規定ブロック数(Ablk)は、例えば予め所定の値がコピー制御部143に設定されている。規定ブロック数(Ablk)としては、メモリ144の記憶容量以下のブロック数が設定される。コピー制御部143は、規定ブロック数の読み出しが終了した場合、処理をステップS19に進める。またコピー制御部143は、規定ブロック数の読み出しが終了していなければ、処理をステップS15に進める。
[ステップS19]コピー制御部143は、規定ブロック数のデータの読み出しが完了した場合、読み出したデータをメモリ144に格納する。その後、コピー制御部143は処理をステップS31(図8参照)に進める。
図8は、コピー制御処理の手順の一例を示すフローチャートの後半である。以下、図8に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]コピー制御部143は、コピー先のストレージ装置にアクセスしているサーバが存在するか否かを判断する。例えばコピー制御部143は、コピー情報143aを参照し、コピー先のストレージ装置の識別子を判断する。次にコピー制御部143は、コネクション管理部142が保持しているコネクション情報142aを参照し、コピー先のストレージ装置の識別子が、「busy」のコネクションの接続先ディスクとして設定されているか否かを判断する。コピー制御部143は、コピー先のストレージ装置の識別子が、接続されたコネクション(「busy」のコネクション)の接続先ディスクの識別子と同じであれば、コピー先のストレージ装置にアクセスしているサーバが存在すると判断する。コピー制御部143は、コピー先のストレージ装置にアクセスしているサーバが存在する場合、処理をステップS35に進める。またコピー制御部143は、コピー先のストレージ装置にアクセスしているサーバが存在しない場合、処理をステップS32に進める。
[ステップS32]コピー制御部143は、コピー先のストレージ装置に対してアクセスしているサーバが存在しない場合、そのストレージ装置へのデータの書き込みを開始する。例えばコピー制御部143は、「WAddr」に設定されたアドレスを、書き込み実行アドレス「Write Addr」とする。書き込み実行アドレス「Write Addr」は、書き込み対象のデータのコピー元のストレージ装置内でのアドレスを示している。すなわちコピー元のストレージ装置内の、書き込み実行アドレス「Write Addr」に対応する領域から読み出されたデータが、書き込みの対象となる。
そしてコピー制御部143は、メモリ144に記憶されている書き込み実行アドレス「Write Addr」のデータをメモリ144から読み出し、コピー情報143aに示されるコピー先のストレージ装置に書き込む。このとき、例えばコピー制御部143は、1ブロック分のデータを書き込み、処理をステップS33に進める。
[ステップS33]コピー制御部143は、コピー先のストレージ装置へのOPENイベントを受信したか否かを判断する。例えば、コピー制御部143は、コネクション管理部142のコネクション情報142aに、コピー先のストレージ装置に対するサーバからのOPENイベントが発生したことを示す情報が設定された場合、コピー先へのOPENイベントを受信したと判断する。コピー制御部143は、コピー先へのOPENイベントを受信した場合、処理をステップS34に進める。またコピー制御部143は、コピー先へのOPENイベントを受信していなければ、処理をステップS36に進める。
[ステップS34]コピー制御部143は、コピー先のストレージ装置へのOPENイベントを受信した場合、コピー先のストレージ装置へのデータの書き込みを中断する。このときコピー制御部143は、書き込み開始アドレス「WAddr」に、次に書き込むデータのアドレスを設定する。次に書き込むデータのアドレスは、例えば最後に書き込んだアドレス「Write Addr」に1ブロック分の値を加算したアドレスである。
[ステップS35]コピー制御部143は、コピー先のストレージ装置にアクセスしているサーバが存在する場合、アクセスしているサーバのCLOSEイベントが検出されるまで待機する。例えばコピー制御部143は、コネクション管理部142のコネクション情報142aに、コピー先のストレージ装置に対するサーバからのCLOSEイベントが発生したことを示す情報が設定された場合、コピー先へのCLOSEイベントを検出したと判断する。コピー制御部143は、アクセスしているサーバのCLOSEイベントを検出した場合、処理をステップS31に進める。
[ステップS36]コピー制御部143は、コピー先のストレージ装置へのOPENイベントを受信していなければ、規定ブロック数(Ablk)の書き込みが終了したか否かを判断する。コピー制御部143は、規定ブロック数の書き込みが終了した場合、処理をステップS37に進める。またコピー制御部143は、規定ブロック数の書き込みが終了していなければ、処理をステップS33に進める。
[ステップS37]コピー制御部143は、全ブロック数(#blk)の転送が完了したか否かを判断する。コピー制御部143は、全ブロック数の転送が完了した場合、コピー制御処理を終了する。コピー制御部143は、未転送のブロックがあれば、処理をステップS13(図7参照)に進める。
このようにして、ストレージ装置にアクセスが行われていない期間を利用して、ストレージ装置間のデータのコピーが行われる。
図9は、コピー制御処理の一例を示すタイミングチャートである。図9に示すタイミングチャートには、コピー元へのサーバからのアクセス、コピー対象データの読み出し、コピー先へのサーバからのアクセス、およびコピー対象データの書き込み処理それぞれの、実施時間帯が示されている。図9の例では、時刻t10に、スイッチ100に対してコピー指示が入力されている。
時刻t10の時点では、コピー元のストレージ装置に対して、サーバからのアクセスが実行中である。そのためコピー元のストレージ装置に対するアクセスが終了するまで、コピー対象データの読み出しは行われない。
時刻t11に、コピー元のストレージ装置に対するサーバからのアクセスが終了すると、コピー元のストレージ装置からコピー対象データが読み出される。読み出されたデータは、スイッチ100内のメモリ144に格納される。
時刻t12に、コピー対象データ内の規定ブロック数分のデータの読み出しが完了し、データ読み出し処理が一端終了する。このとき、コピー先のストレージ装置に対して、サーバからのアクセスが実行中である。そのためコピー先のストレージ装置に対するアクセスが終了するまで、コピー対象データの書き込みは行われない。
時刻t13に、コピー先のストレージ装置に対するサーバからのアクセスが終了すると、メモリ144に格納しておいたデータが、コピー先のストレージ装置に書き込まれる。
時刻t14に、規定ブロック数分のデータの書き込みが完了し、データ書き込み処理が一端終了する。このとき、コピー元のストレージ装置に対して、サーバからのアクセスが行われていない。そのためコピー元のストレージ装置からのコピー対象データの読み出しが開始される。
時刻t15に、コピー元のストレージ装置へのサーバからのアクセスが開始されている。このとき、コピー元のストレージ装置からのコピー対象データの読み出しが中断する。
時刻t16に、コピー元のストレージ装置に対するサーバからのアクセスが終了すると、コピー元のストレージ装置から、規定ブロック数のうちの残りのデータが読み出される。
時刻t17に、コピー対象データ内の規定ブロック数分のデータの読み出しが完了し、データ読み出し処理が一端終了する。このとき、コピー先のストレージ装置に対して、サーバからのアクセスが行われていない。そのためコピー先ストレージ装置へのコピー対象データの書き込みが開始される。
時刻t18に、コピー先のストレージ装置へのサーバからのアクセスが開始されている。このとき、コピー先のストレージ装置からのコピー対象データの書き込みが中断する。
時刻t19に、コピー先のストレージ装置に対するサーバからのアクセスが終了すると、コピー先のストレージ装置から、規定ブロック数のうちの残りのデータが書き込まれる。
このようにして、サーバによるストレージ装置へのアクセスに影響を与えずに、ストレージ装置間のバックアップなどのデータコピーが可能となる。すなわち、サーバのストレージ装置へのアクセスを監視し、アクセスが行われているストレージ装置には、コピー対象データの読み出しまたは書き込みを行わないようにした。その結果、サーバのディスクアクセスとコピー動作の競合の発生が抑止され、ストレージ装置間のデータのコピーによるサーバの業務への影響が抑止される。
また、ストレージ装置間のデータのコピーは、スイッチ100を介して行われ、LANなどの帯域の小さい通信路を経由していない。そのため、ストレージ装置間のデータのコピーによってLANの帯域を占有せずに済み、LANを介した他の通信への影響が抑止される。
また、スイッチ100とストレージ装置との間は、SAS−2による広い帯域の伝送路で接続されている。そのため、このような広帯域の伝送路でデータをコピーするため、コピーが短時間で終了する。
また、コピー制御をスイッチ100が行うため、サーバが、ストレージ装置間のデータコピー用の特別な機能を有する必要がない。そのため、ストレージ装置間のデータコピーを実施しても、サーバに余分な負荷をかけずに済む。
また、スイッチ100のコピー制御機構を使用するため、サーバ31〜33以外の管理サーバを用意する必要もない。
さらに、サーバとストレージ装置との間でコネクションが接続されている期間は、アクセス中であると判断することで、サーバからストレージ装置の実際のデータの読み出しまたは書き込みが開始される前に、データコピー処理を中断させることができる。その結果、アクセス競合を確実に抑止することができ、サーバによるデータアクセス性能の低下が、より適切に抑止される。
〔その他の実施の形態〕
第2の実施の形態では、サーバとストレージ装置との間のコネクション接続の確立の有無によって、サーバからストレージ装置へのアクセスの有無を判断しているが、他の方法でアクセスの有無を判断してもよい。例えばスイッチ100において、サーバからストレージ装置への、書き込みまたは読み出しのアクセス要求の送信と、そのアクセス要求に対する応答とを監視し、アクセス要求が送信されてから応答が返されるまでの期間を、アクセス中と判断することもできる。
なお、上記の各実施の形態に示した処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、スイッチ100内の制御回路140が有する機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをスイッチ100内に設けられたCPUで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RWなどがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。なおプログラムを記録する記録媒体には、一時的な伝搬信号自体は含まれない。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、第2の実施の形態の制御回路140が有する機能の少なくとも一部は、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現することもできる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。さらに、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1 中継装置
1a 中継手段
1b 判断手段
1c コピー手段
1d 記憶手段
2,3 情報処理装置
4,5 ストレージ装置
6 データ
7 コピーデータ

Claims (7)

  1. 情報処理装置と、第1のストレージ装置または第2のストレージ装置との間の通信を中継する中継手段と、
    情報処理装置と、前記第1のストレージ装置または前記第2のストレージ装置との間の通信を監視し、前記第1のストレージ装置または前記第2のストレージ装置への情報処理装置からのアクセスの有無を判断する判断手段と、
    前記第1のストレージ装置から前記第2のストレージ装置へのデータのコピー指示に応答し、前記第1のストレージ装置または前記第2のストレージ装置に対してアクセスが行われていない期間に、前記第1のストレージ装置から前記第2のストレージ装置に該データをコピーするコピー手段と、
    を有する中継装置。
  2. 前記コピー手段は、前記第1のストレージ装置に対して情報処理装置からのアクセスが行われていない期間に、前記第1のストレージ装置からデータを読み出し、前記第2のストレージ装置に対して情報処理装置からのアクセスが行われていない期間に、該読み出されたデータを前記第2のストレージ装置に書き込む、
    ことを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  3. 前記コピー手段は、前記第1のストレージ装置からのデータの読み出し中に、前記第1のストレージ装置への情報処理装置からのアクセスを検出すると、該アクセスが終了するまで前記第1のストレージ装置からのデータの読み出しを中断する、
    ことを特徴とする請求項2記載の中継装置。
  4. 前記コピー手段は、前記第2のストレージ装置へのデータの書き込み中に、前記第2のストレージ装置への情報処理装置からのアクセスを検出すると、該アクセスが終了するまで前記第2のストレージ装置からのデータの書き込みを中断する、
    ことを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の中継装置。
  5. 前記コピー手段は、前記第1のストレージ装置から読み出したデータを記憶手段に格納し、前記記憶手段に格納された該データを前記第2のストレージ装置に書き込む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の中継装置。
  6. 前記判断手段は、情報処理装置と前記第1のストレージ装置または前記第2のストレージ装置との間でのコネクションの接続の有無を監視し、コネクションが接続されている期間はアクセスが行われていると判断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の中継装置。
  7. 情報処理装置と、第1のストレージ装置または第2のストレージ装置との間の通信を中継し、
    情報処理装置と、前記第1のストレージ装置または前記第2のストレージ装置との間の通信を監視し、前記第1のストレージ装置または前記第2のストレージ装置への情報処理装置からのアクセスの有無を判断し、
    前記第1のストレージ装置から前記第2のストレージ装置へのデータのコピー指示に応答し、前記第1のストレージ装置または前記第2のストレージ装置に対してアクセスが行われていない期間に、前記第1のストレージ装置から前記第2のストレージ装置に該データをコピーする、
    ことを特徴とするデータコピー方法。
JP2011240728A 2011-11-02 2011-11-02 中継装置、およびデータコピー方法 Pending JP2013097630A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011240728A JP2013097630A (ja) 2011-11-02 2011-11-02 中継装置、およびデータコピー方法
US13/628,647 US20130110780A1 (en) 2011-11-02 2012-09-27 Relay apparatus and data copy method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011240728A JP2013097630A (ja) 2011-11-02 2011-11-02 中継装置、およびデータコピー方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013097630A true JP2013097630A (ja) 2013-05-20

Family

ID=48173446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011240728A Pending JP2013097630A (ja) 2011-11-02 2011-11-02 中継装置、およびデータコピー方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20130110780A1 (ja)
JP (1) JP2013097630A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10397029B2 (en) * 2015-07-08 2019-08-27 Toshiba Memory Corporation Relay apparatus

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61240320A (ja) * 1985-04-17 1986-10-25 Nec Corp 磁気デイスク制御装置
JPS6433770A (en) * 1987-07-29 1989-02-03 Nec Corp Disk controller
JPH05289827A (ja) * 1992-04-14 1993-11-05 Hitachi Ltd ディスク制御装置
JPH07141240A (ja) * 1993-11-19 1995-06-02 Nec Corp 二重化された媒体の障害復旧方式
JPH09325863A (ja) * 1996-06-04 1997-12-16 Hitachi Ltd 外部記憶制御装置間データ転送制御方法
JPH10228406A (ja) * 1997-02-13 1998-08-25 Tec Corp データベース共有システム
JP2000276306A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Hitachi Ltd ネットワーク接続ディスク装置
JP2001318767A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Nec Corp データコピーシステムおよびその方法
US20050240743A1 (en) * 2004-04-22 2005-10-27 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for accessing data storage systems
JP2006079219A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクアレイ制御装置およびディスクアレイ制御方法
US20090204775A1 (en) * 2008-02-12 2009-08-13 Fujitsu Limited Data copying method
JP2010009472A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Ochanomizu Univ ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法および制御プログラム
JP2010026830A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Hitachi Ltd システムに負荷をかけないデータバックアップ方法
WO2010109681A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 株式会社日立製作所 コンピュータシステム、コンピュータシステムのリソース資源管理サーバ、及びコンピュータシステムのリソース管理方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100161932A1 (en) * 2008-12-18 2010-06-24 Ori Moshe Stern Methods for writing data from a source location to a destination location in a memory device
US9594675B2 (en) * 2009-12-31 2017-03-14 Nvidia Corporation Virtualization of chip enables

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61240320A (ja) * 1985-04-17 1986-10-25 Nec Corp 磁気デイスク制御装置
JPS6433770A (en) * 1987-07-29 1989-02-03 Nec Corp Disk controller
JPH05289827A (ja) * 1992-04-14 1993-11-05 Hitachi Ltd ディスク制御装置
JPH07141240A (ja) * 1993-11-19 1995-06-02 Nec Corp 二重化された媒体の障害復旧方式
JPH09325863A (ja) * 1996-06-04 1997-12-16 Hitachi Ltd 外部記憶制御装置間データ転送制御方法
JPH10228406A (ja) * 1997-02-13 1998-08-25 Tec Corp データベース共有システム
JP2000276306A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Hitachi Ltd ネットワーク接続ディスク装置
JP2001318767A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Nec Corp データコピーシステムおよびその方法
US20050240743A1 (en) * 2004-04-22 2005-10-27 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for accessing data storage systems
JP2006079219A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクアレイ制御装置およびディスクアレイ制御方法
US20090204775A1 (en) * 2008-02-12 2009-08-13 Fujitsu Limited Data copying method
JP2009217818A (ja) * 2008-02-12 2009-09-24 Fujitsu Ltd 情報処理装置,スケジュール管理装置,スケジュール管理方法およびスケジュール管理プログラム
JP2010009472A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Ochanomizu Univ ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法および制御プログラム
JP2010026830A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Hitachi Ltd システムに負荷をかけないデータバックアップ方法
WO2010109681A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 株式会社日立製作所 コンピュータシステム、コンピュータシステムのリソース資源管理サーバ、及びコンピュータシステムのリソース管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20130110780A1 (en) 2013-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3997061B2 (ja) 記憶サブシステムおよび記憶サブシステムの制御方法
WO2017162179A1 (zh) 用于存储系统的负载再均衡方法及装置
US8572342B2 (en) Data transfer device with confirmation of write completion and method of controlling the same
US7817626B2 (en) Storage subsystem
WO2011010352A1 (en) Storage apparatus and its data transfer method
US20070130432A1 (en) Storage system for copying data between storage devices, and method of copying data
JP6464777B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
US10678437B2 (en) Method and device for managing input/output (I/O) of storage device
JP2007256993A (ja) 物理リンクの割当てを制御するコンピュータシステム及び方法
JP2005309550A (ja) リモートコピー方法及びリモートコピーシステム
JP6955159B2 (ja) ストレージシステム、ストレージ制御装置およびプログラム
TWI531901B (zh) 群組表資料沖除技術
WO2017162178A1 (zh) 对存储系统的访问控制方法及装置
JP2013041403A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2017091456A (ja) 制御装置、制御プログラムおよび制御方法
JP2015162091A (ja) 記憶制御装置、ストレージシステム、記憶制御方法、および記憶制御プログラム
JP2008140142A (ja) 情報処理システム
JP2015052844A (ja) コピー制御装置,コピー制御方法及びコピー制御プログラム
JP6028415B2 (ja) 仮想サーバ環境のデータ移行制御装置、方法、システム
JP2006318152A (ja) 記憶制御システム及び方法
JP2006059260A (ja) 情報処理システム、管理計算機及びリモートコピー方法
JP2005018509A (ja) 記憶システム、バックアップシステム及びバックアップ方法
JP2014106940A (ja) ストレージ装置、およびモジュール間データ転送方法
US20140082308A1 (en) Storage control device and method for controlling storage devices
JP2013097630A (ja) 中継装置、およびデータコピー方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161108