JP2013094165A - 魚の神経締め処理経路確保用挿入管 - Google Patents
魚の神経締め処理経路確保用挿入管 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013094165A JP2013094165A JP2011255514A JP2011255514A JP2013094165A JP 2013094165 A JP2013094165 A JP 2013094165A JP 2011255514 A JP2011255514 A JP 2011255514A JP 2011255514 A JP2011255514 A JP 2011255514A JP 2013094165 A JP2013094165 A JP 2013094165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spinal cord
- fish
- nerve
- bending
- treating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
【課題】[0011]
魚の脊髄を破壊することにより鮮度を保持することができる神経締め処理に際して、魚の外観を損ねず、脊柱を切断しないことにより魚が調理された際の美観を損ねず、骨を加工しないことにより力を要せず、魚体の内部に在る脊髄への到達経路を確保する。
【解決手段】[0012]
曲がり9を設けた管18を用いて、眼窩2において平素は外観上死角となる結膜の奥まった部分3を貫き、眼球4と頭蓋骨5の隙間6を通し、脳の前方付近に在って脊柱の神経弓門7へとつながる頭蓋骨の孔8を通し、管の曲がり9を利用して、先端部10が脊髄11の方向を向くように、脊髄11の前端部12まで差し込む。曲がり9を設けた管18の内部の穴13により、脊髄11への到達経路が確保される。
【選択図】図1
魚の脊髄を破壊することにより鮮度を保持することができる神経締め処理に際して、魚の外観を損ねず、脊柱を切断しないことにより魚が調理された際の美観を損ねず、骨を加工しないことにより力を要せず、魚体の内部に在る脊髄への到達経路を確保する。
【解決手段】[0012]
曲がり9を設けた管18を用いて、眼窩2において平素は外観上死角となる結膜の奥まった部分3を貫き、眼球4と頭蓋骨5の隙間6を通し、脳の前方付近に在って脊柱の神経弓門7へとつながる頭蓋骨の孔8を通し、管の曲がり9を利用して、先端部10が脊髄11の方向を向くように、脊髄11の前端部12まで差し込む。曲がり9を設けた管18の内部の穴13により、脊髄11への到達経路が確保される。
【選択図】図1
Description
本発明は、魚の脊髄を破壊することにより鮮度を保持することができる神経締め処理に際して、魚体の内部に在る脊髄への到達経路を確保する技術に関するものである。
従来、魚の脊髄を破壊することにより鮮度を保持することができる神経締め処理が行われていた。神経締め処理の方法として、
(ア)形状記憶合金線を脊髄に刺し通す方法
(イ)脊髄を吸引する方法
があった。
(ア)形状記憶合金線を脊髄に刺し通す方法
(イ)脊髄を吸引する方法
があった。
脊髄は魚体の内部に在るため、神経締め処理を行う際には、予め脊髄への到達経路を確保する必要があった。神経締め処理に際して脊髄への到達経路を確保する方法として、
(ウ)ナイフなどの刃物を用いて、尾を切断する、もしくは尾に切り込みを入れ、脊髄を 露出させる方法
(エ)ナイフなどの刃物を用いて、背や鰓口などから刃を入れ、脊柱の頭蓋骨との境目付 近を切断し、脊髄を露出させる方法
(オ)アイスピックなどの突き刺し用具を用いて、頭蓋骨の眉間部付近を貫いて誘導穴を 作る方法
があった。
(ウ)ナイフなどの刃物を用いて、尾を切断する、もしくは尾に切り込みを入れ、脊髄を 露出させる方法
(エ)ナイフなどの刃物を用いて、背や鰓口などから刃を入れ、脊柱の頭蓋骨との境目付 近を切断し、脊髄を露出させる方法
(オ)アイスピックなどの突き刺し用具を用いて、頭蓋骨の眉間部付近を貫いて誘導穴を 作る方法
があった。
しかし、神経締め処理に際して脊髄への到達経路を確保するこれらの方法は、
(カ)魚の外観を損ねる。
(キ)脊柱を切断することにより魚が調理された際の美観を損ねる。
(ク)骨を加工することにより力を要する。
のうち少なくとも一つの欠点があった。
本発明は、以上の欠点をすべて除くものである。
(カ)魚の外観を損ねる。
(キ)脊柱を切断することにより魚が調理された際の美観を損ねる。
(ク)骨を加工することにより力を要する。
のうち少なくとも一つの欠点があった。
本発明は、以上の欠点をすべて除くものである。
魚の神経締め処理に際しての脊髄への到達経路の確保において、眼窩から脊髄への到達経路を確保するための挿入管であって、曲がりを設けた管であることを特徴とする魚の神経締め処理経路確保用挿入管。
本発明の使用方法を、図面を用いて説明する。
本発明1を用いて、
(ケ)眼窩2において平素は外観上死角となる結膜の奥まった部分3を貫き、
(コ)眼球4と頭蓋骨5の隙間6を通し、
(サ)脳の前方付近に在って脊柱の神経弓門7へとつながる頭蓋骨の孔8を通し、
(シ)管の曲がり9を利用して、先端部10が脊髄11の方向を向くように、脊髄11の 前端部12まで差し込む。
(ス)本発明1の内部の穴13により、眼窩2から脊髄11への到達経路を確保する。
というものである。こうしておいて、穴13を眼窩2から脊髄11への到達経路として神経締め処理を行えばよい。
本発明1を用いて、
(ケ)眼窩2において平素は外観上死角となる結膜の奥まった部分3を貫き、
(コ)眼球4と頭蓋骨5の隙間6を通し、
(サ)脳の前方付近に在って脊柱の神経弓門7へとつながる頭蓋骨の孔8を通し、
(シ)管の曲がり9を利用して、先端部10が脊髄11の方向を向くように、脊髄11の 前端部12まで差し込む。
(ス)本発明1の内部の穴13により、眼窩2から脊髄11への到達経路を確保する。
というものである。こうしておいて、穴13を眼窩2から脊髄11への到達経路として神経締め処理を行えばよい。
従って本発明によれば、
(セ)魚の外観を損ねず、
(ソ)脊柱を切断しないことにより魚が調理された際の美観を損ねず、
(タ)骨を加工しないことにより力を要せず、
神経締め処理に際して脊髄への到達経路を確保することが出来る。
(セ)魚の外観を損ねず、
(ソ)脊柱を切断しないことにより魚が調理された際の美観を損ねず、
(タ)骨を加工しないことにより力を要せず、
神経締め処理に際して脊髄への到達経路を確保することが出来る。
先端部10が斜めに切断された、例えばステンレス鋼で作られた管18に、曲げ加工を施して曲がり9を設ければよい。曲がり9は、少なくとも本発明の使用方法を満足するなら、多点曲げや三次元曲げでもよい。
1 本発明
2 眼窩
3 結膜の奥まった部分
4 眼球
5 頭蓋骨
6 隙間
7 神経弓門
8 頭蓋骨の孔
9 曲がり
10 先端部
11 脊髄
12 前端部
13 穴
14a,14b,14c,14d,14e,14f 骨格の内壁
15 形状記憶合金線
16 吸引装置
17 ホース
18 管
2 眼窩
3 結膜の奥まった部分
4 眼球
5 頭蓋骨
6 隙間
7 神経弓門
8 頭蓋骨の孔
9 曲がり
10 先端部
11 脊髄
12 前端部
13 穴
14a,14b,14c,14d,14e,14f 骨格の内壁
15 形状記憶合金線
16 吸引装置
17 ホース
18 管
Claims (1)
- 魚の神経締め処理に際しての脊髄への到達経路の確保において、眼窩から脊髄への到達経路を確保するための挿入管であって、曲がりを設けた管であることを特徴とする魚の神経締め処理経路確保用挿入管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011255514A JP2013094165A (ja) | 2011-11-04 | 2011-11-04 | 魚の神経締め処理経路確保用挿入管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011255514A JP2013094165A (ja) | 2011-11-04 | 2011-11-04 | 魚の神経締め処理経路確保用挿入管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013094165A true JP2013094165A (ja) | 2013-05-20 |
Family
ID=48616809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011255514A Pending JP2013094165A (ja) | 2011-11-04 | 2011-11-04 | 魚の神経締め処理経路確保用挿入管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013094165A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017085932A (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-25 | 辰宏 原 | 魚の加工方法 |
WO2018214439A1 (zh) * | 2017-05-25 | 2018-11-29 | 胡洁维 | 一种取鱼脑机 |
JP6929500B1 (ja) * | 2020-12-21 | 2021-09-01 | 博之 杉内 | 活魚の処理方法及び活魚の処理に用いるノズル |
JP2022104474A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 博之 杉内 | 大型の魚の脊髄を吸引し除去する方法 |
-
2011
- 2011-11-04 JP JP2011255514A patent/JP2013094165A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017085932A (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-25 | 辰宏 原 | 魚の加工方法 |
WO2018214439A1 (zh) * | 2017-05-25 | 2018-11-29 | 胡洁维 | 一种取鱼脑机 |
JP6929500B1 (ja) * | 2020-12-21 | 2021-09-01 | 博之 杉内 | 活魚の処理方法及び活魚の処理に用いるノズル |
JP2022104474A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 博之 杉内 | 大型の魚の脊髄を吸引し除去する方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USD1018841S1 (en) | Surgical tool with a needle provided with a slot | |
JP2013094165A (ja) | 魚の神経締め処理経路確保用挿入管 | |
US20150257777A1 (en) | Malleable Scalpel System | |
JP2013048881A5 (ja) | ||
JP2007521922A5 (ja) | ||
USD742002S1 (en) | Surgical saw blade | |
JP2016198478A (ja) | バイオ穿刺針およびその製造方法 | |
JP2017511208A (ja) | 切り離したすくい面と、対応する軸方向及び半径方向すくい角とを有する外科用バー | |
JP6583760B1 (ja) | 魚の血抜き処理方法 | |
WO2016068163A1 (ja) | 前嚢切開カッター | |
NZ784488A (en) | Method for manufacturing insertion guide needle for continuous blood glucose monitoring device | |
JP2017522995A5 (ja) | ||
RU2013130386A (ru) | Устройство и способ выполнения надрезов на роговице человеческого глаза с использованием сфокусированного импульсного лазерного излучения | |
JP6956100B2 (ja) | 鼻用ナイフ | |
JP2007167348A (ja) | 果物用ワイヤーナイフ。 | |
WO2014054156A1 (ja) | 医療用針のスタイレット及び医療用針 | |
WO2018124301A2 (ja) | 発声障害治療具 | |
US10390819B2 (en) | Automatic suturing hook apparatus having incision function | |
JP6030607B2 (ja) | 爪矯正具 | |
JP3235382U (ja) | 魚の脳及び神経を吸引するためのノズル | |
CN208259743U (zh) | 一种手术刀柄及手术刀 | |
US20190183487A1 (en) | Dental suturing needle | |
JP6929500B1 (ja) | 活魚の処理方法及び活魚の処理に用いるノズル | |
MX2020002058A (es) | Herramienta quirurgica para formar incisiones en el tejido ocular con una punta que proporciona visibilidad y aparato y metodo relacionados. | |
JP3234659U (ja) | 魚の脳及び神経を吸引するためのノズル |