JP2013094104A - コンバイン - Google Patents

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Kazushi Ohara
一志 大原
Jiro Yamamoto
次郎 山本
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】掻込みリールを上昇させた状態でこの掻込みリールを昇降させる油圧シリンダが故障した場合に、掻込みリールが下降することを防止する。
【解決手段】
掻込みリール(18)の下降を規制する下降規制手段(A)を刈取装置(13)におけるキャビン(5)側の側部に設ける。
また、昇降手段(10)は、前記刈取テーブル(14)側に一端が連結されたシリンダケース(10a)と、前記掻込リール(18)を支持するリール支持アーム(19R)側にが連結され、シリンダケース(10a)に摺動自在なシリンダロッド(10b)とを備え、前記下降規制手段(A)は、リール支持アーム(19R)に基端部を回動自在に取り付けた突っ張り体(1)を備え、該突っ張り体(1)の先端部をシリンダケース(10a)に係合させることで掻込みリール(18)の下降を規制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、掻込みリールを備えたコンバインに関する。
特許文献1に示すように、機体の前部に横長のテーブルとその前上方に掻込みリールを設け、穀稈を掻込みリールテーブルの底部に設けた刈刃装置で穀稈の稈身を刈り取るコンバインが知られている。
特開2004−321027号公報
コンバインの掻込みリールは、作物によって上下に昇降させて刈刃装置に対する高さを調整するようにしているが、掻込みリールを上昇させた状態で路上走行を行ったり、トラック等で運搬した場合、振動によって掻込みリールを昇降させる油圧シリンダやこれに作動油を送油するための配管の劣化によってオイルが漏出し、掻込リールが下降する虞がある。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、刈刃装置(16)を備える刈取テーブル(14)の上方に、穀稈を掻込む掻込みリール(18)と、該掻込みリール(18)を刈取テーブル(14)に対して昇降させる昇降手段(10)を有する刈取装置(13)を備えたコンバインであって、前記刈取テーブル(14)に対する掻込みリール(18)の下降を規制する下降規制手段(A)を設けたことを特徴とするコンバインとする。
請求項2に記載の発明は、前記刈取装置(13)の後側に操縦者が搭乗するキャビン(5)を設け、該キャビン(5)を機体の左右一側に偏倚させて配置し、前記下降規制手段(A)を刈取装置(13)におけるキャビン(5)配置側の部位に設けた請求項1に記載のコンバインとする。
請求項3に記載の発明は、前記昇降手段(10)は、前記刈取テーブル(14)側に連結されたシリンダケース(10a)と、前記掻込リール(18)を支持するリール支持アーム(19R)側に連結されたシリンダロッド(10b)とを備え、前記下降規制手段(A)は、リール支持アーム(19R)に回動自在に取り付けた突っ張り体(1)の先端部をシリンダケース(10a)に係合させることで掻込みリール(18)の下降を規制する構成とした請求項1または請求項2に記載のコンバインとする。
請求項4に記載の発明は、前記突っ張り体(1)を、前記シリンダケース(10a)に係合する下降規制状態と、リール支持アーム(19R)に沿わせて収納した刈取作業状態とに切替可能な構成とした請求項3に記載のコンバインとする。
請求項5に記載の発明は、前記突っ張り体(1)は、リール支持アーム(19R)に沿わせて収納した場合に、側面視において掻込みリール(18)のタイン(56)が移動することで形成される掻込軌跡の内側に配置される構成とした請求項4記載のコンバインとする。
請求項1に記載の発明によれば、掻込みリール(18)を上昇させた状態で昇降手段(10)が故障した場合に、掻込みリール(18)が降下することを防止でき、この掻込リール(18)の下側に位置する刈取テーブル(14)内のメンテナンスを容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、下降規制手段(A)を刈取装置(13)におけるキャビン(5)配置側の部位に設けたことで、操縦者がキャビン(5)を降りて下降規制手段(A)を容易に操作することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明による効果に加えて、突っ張り体(1)をシリンダロッド(10b)の先端側とシリンダケース(10a)の端面との間に挿入する簡単な操作で掻込みリール(18)の下降を防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明による効果に加えて、刈取作業時に突っ張り体(1)が穀稈に干渉しにくくなり、この刈取作業を円滑に行なうことができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明による効果に加えて、収納状態の突っ張り体(1)と掻込リール(18)で掻込まれる穀稈とが干渉することを防止でき、刈取作業を更に円滑に行なうことができる。
汎用コンバインの右側断面図である。 汎用コンバインの平面図である。 一部の拡大左側面図である。 一部の拡大斜視図である。 要部を示す拡大左側面図である。 冷却ファンの概略駆動図である。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。
汎用コンバインは、図1に示すように、左右に一対のクロ−ラ11,11を装備した車体12上に穀稈供給口を前側にして脱穀装置60を搭載し、その前方に刈取装置13を設けて、ハト麦や大豆及び稲や大麦等の作物を刈り取って脱穀して穀粒を収穫する作業ができる構成としている。そして、脱穀装置60は、刈り取った穀稈の全部を扱室に投入する全稈投入式の構成であって、上側に扱室を、下側に選別室をそれぞれ配置した汎用コンバイン用脱穀装置である。
車体12の前右側に操縦装置や操縦席を設けたキャビン5を搭載し、その後部に脱穀した穀粒を溜めるグレンタンク6を搭載し、このグレンタンク6の後部から穀粒を取り出す排出オーガ7を起伏回動可能に設けている。
刈取装置13は、取付けのベースとなるテーブル(刈取テーブル)14を低位置に横向きに配置し、そのテーブル14を左右両側の垂直な支持枠15,15と後上部のメイン横フレーム52で構成し、支持枠15,15に刈刃装置16と掻込みリール18を取り付けて支持している。
刈刃装置16は、前記支持枠15,15の前部両側から前方に向けて延長して設けた分草杆17,17の間において、前記テーブル14の前下縁に沿わせて刈刃16aを設けた構成としている。
掻込みリール18は、前記左右両側の支持枠15,15の後上部のメイン横フレーム52の上にリール支持ブラケット59で支持する回動支持軸53に基部を枢着して取付けたリール支持アーム19R,19Lで支持して、右側のリール支持アーム19Rを油圧シリンダ(昇降手段)10によって起伏して掻込みリール18を昇降し、このリール支持アーム19R,19Lの先端部分に側面視五角形の掻込側板54を軸架している。油圧シリンダ10は、掻込みリール18のタイン56の回転軌跡より後方で掻込みオーガ20の回転軌跡上に設けているためにタイン56で掻き込まれる穀稈が、油圧シリンダ10に引っ掛かることが無く掻込みオーガ20に取り込まれる。
油圧シリンダ10は、テーブル14の右側支持枠15にシリンダケース10aを枢着し、シリンダロッド10bを右側のリール支持アーム19Rに枢着して、シリンダロッド10bを伸縮することで右側のリール支持アーム19Rを起伏して掻込みリール18を昇降する構成である。
そして、リール支持アーム19Rのシリンダロッド10bのロッド枢支軸8の近傍に、下降規制手段Aを備えている。具体的には、下降規制手段Aに備える突っ張り体1を突張枢支軸9で枢支し、収穫作業中はリール支持アーム19Rに沿わせて保持する作業状態とし、掻込みリール18を上昇位置で固定する下降規制状態に切替る場合には、突っ張り体1を下方へ回動して伸ばしたシリンダロッド10bに沿わせて、先端の係合部1bをシリンダケース10aの端面に当接させてシリンダロッド10bが縮まないようにする。突っ張り体1は、刈取穀稈との干渉を防止するために、作業状態において後述するタイン56の移動軌跡よりも内側に位置させている。
なお、突っ張り体1はシリンダロッド10bを挟むように断面がU字状で、その先端にはシリンダロッド10bを挟み込むように開いたU字状の差込ガイド1aを設けて、先端をシリンダケース10aの端面に当接する際にシリンダロッド10bを傷つけないようにしている。
しかして、突っ張り体1を下降規制状態に切替える場合、シリンダケース10aの外径よりも開口部の幅が狭いロッド部1cの係合部1bがシリンダケース10aの端面に当接するとともに、開口部の幅がシリンダケース10aの外径と略等しい差込ガイド1aが突っ張り体1の離脱を防止する。
掻込みリール18は、左右の掻込側板54の各角部に横架した横タイン軸57にタイン56を横方向所定間隔で配置すると共に該タイン56が常に下向きになるようにしている。
また、横タイン軸57は、図2に示すように、フィーダー21の左右中心線21aに向かって左右から前方に僅かに突出する状態で回動することで作物をフィーダー21側へ掻き込むようにしている。
なお、横タイン軸57は、機体の左右中心線に向かって左右から前方に僅かに突出する状態で回動するようにしても作物が掻込みリール18に掻き込まれ易くなる。
左右の支持枠15,15内に設ける掻込みオーガ20は、前記刈刃装置16の刈幅と同等の長さに形成して横向きに設け、その両端を左右の支持枠15,15に横軸55で軸受支持し、フィーダーケース22の取り込み口に向けて搬送作用するラセンと左右適宜間隔で設ける掻込フィンガを有し、掻込フィンガが刈刃装置16の先端よりも前に突き出して穀稈を引き込み、回転に伴って刈取穀稈をラセンと掻込フィンガで掻き込みながらテーブル14の右側寄り後側に設けるフィーダーケース22の入り口に集める。
このフィーダーケース22内のフィーダー21の搬送始端部を掻込みオーガ20の背後に臨ませて、搬送終端部を前記脱穀装置60の穀稈供給口に連通させて設け、前記掻込みオーガ20が集めた刈取穀稈を脱穀装置60の供給口まで搬送して供給する。
図6は、エンジン61を冷却するラジエータ65の空冷駆動機構の動力伝動概略図を示し、エンジン61から冷却ファン64への駆動系路を第一ベルト伝動62から油圧無段変速装置66を介して第二ベルト伝動63で冷却ファン64を駆動する。そして、制御部67によって油圧無段変速装置66を変速制御して、冷却ファン64の正転でラジエータ65を冷却し、逆転でラジエータ65とラジエータカバー68の塵埃を吹き飛ばすようにしている。
制御部67での制御は、例えば、ラジエータ65の水温が適温以上に上昇したり掻込みリール18の回転数が速くなったり掻込みリール18の位置が所定値より前側になったりすると、エンジン61の負荷が増大したりラジエータ65とラジエータカバー68に付着する塵埃が多くなったりするので、冷却ファン64の正転回転数を速くし、正逆回転切換の頻度を多くする。
また、キャビン5のドア開閉を検出するセンサを設け、このドアを開いた場合には冷却ファン64の逆転を行わないようにして、ドアを開いて作業者がキャビン5の外へ出る際に塵埃を吹き出さないようにする。
A 下降規制手段
1 突っ張り体
5 キャビン
10 油圧シリンダ(昇降手段)
10a シリンダケース
10b シリンダロッド
13 刈取装置
18 掻込みリール
19R リール支持アーム
56 タイン

Claims (5)

  1. 刈刃装置(16)を備える刈取テーブル(14)の上方に、穀稈を掻込む掻込みリール(18)と、該掻込みリール(18)を刈取テーブル(14)に対して昇降させる昇降手段(10)を有する刈取装置(13)を備えたコンバインであって、
    前記刈取テーブル(14)に対する掻込みリール(18)の下降を規制する下降規制手段(A)を設けたことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記刈取装置(13)の後側に操縦者が搭乗するキャビン(5)を設け、該キャビン(5)を機体の左右一側に偏倚させて配置し、前記下降規制手段(A)を刈取装置(13)におけるキャビン(5)配置側の部位に設けた請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記昇降手段(10)は、前記刈取テーブル(14)側に連結されたシリンダケース(10a)と、前記掻込リール(18)を支持するリール支持アーム(19R)側に連結されたシリンダロッド(10b)とを備え、前記下降規制手段(A)は、リール支持アーム(19R)に回動自在に取り付けた突っ張り体(1)の先端部をシリンダケース(10a)に係合させることで掻込みリール(18)の下降を規制する構成とした請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記突っ張り体(1)を、前記シリンダケース(10a)に係合する下降規制状態と、リール支持アーム(19R)に沿わせて収納した刈取作業状態とに切替可能な構成とした請求項3に記載のコンバイン。
  5. 前記突っ張り体(1)は、リール支持アーム(19R)に沿わせて収納した場合に、側面視において掻込みリール(18)のタイン(56)が移動することで形成される掻込軌跡の内側に配置される構成とした請求項4記載のコンバイン。
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