JP2013093774A - 符号化装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力画像シーケンスをブロック単位で符号化する際に、メモリ消費量の増大を抑制しつつ、各ブロックの符号量が上限値を超える可能性を低減する技術を提供する。
【解決手段】入力画像シーケンスをブロック単位で符号化する符号化装置であって、前記シーケンスに含まれる所定の入力画像から符号化対象ブロックを取得する取得手段と、前記シーケンスに含まれる少なくとも1つの入力画像に基づき、前記符号化対象ブロックに対応する予測画像の生成手段と、前記符号化対象ブロックと前記予測画像との間の差分情報算出手段と、前記差分情報の情報量の指標となる指標値を算出する指標値算出手段と、前記指標値に対応する下限値を下回らないように量子化係数を決定する決定手段と、前記決定された量子化係数を用いて前記差分情報を量子化する量子化手段と、前記量子化された差分情報をエントロピー符号化する符号化手段と、を備える符号化装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、符号化装置、及びその制御方法に関する。
近年、音声信号、映像信号など所謂マルチメディアに関連する情報のデジタル化が急進しており、これに対応して映像信号の圧縮符号化復号化技術が注目されている。圧縮符号化復号化技術により、映像信号の格納に必要な記憶容量や伝送に必要な帯域を減少させることができるため、圧縮符号化復号化技術はマルチメディア産業にとって極めて重要な技術である。
圧縮符号化復号化技術は、多くの映像信号が有する自己相関性の高さ(即ち、冗長性)を利用して情報量(データ量)を圧縮している。映像信号が有する冗長性には、時間冗長性及び二次元の空間冗長性がある。時間冗長性は、ブロック単位の動き検出及び動き補償を用いて低減することができる。一方、空間冗長性は、離散コサイン変換(DCT)を用いて低減させることができる。
国際標準の1つとなっているH.264/MPEG4−AVCは、CAVLC或いはCABACと呼ばれるコンテキスト適応型符号化方式を採用しており、従来の符号化技術より符号化効率を高めている。なお、CAVLCはContext-based Adaptive-Variable-Length Codingの省略形であり、CABACはContext-Adaptive Binary Arithmetic Codingの省略形である。
H.264/MPEG4−AVCでは1マクロブロックあたりの最大符号量(符号量の上限値)が規定されており、4:2:0カラーコンポーネント、8ビットで符号化を行う場合、符号量は3200ビットを超えてはならないことになっている。そのため、符号化の際には符号量が3200ビットを超えないように符号化制御を行うことが求められる。符号化を行った結果、符号量が上限値を超えてしまった場合には規格違反となり、予測方法や量子化係数を設定し直して再符号化を行う必要がある。その際には、再符号化処理が完了するまで次のマクロブロックの符号化処理が行えないため、ビデオカムコーダなどリアルタイムでの処理が要求される機器での処理時間の遅延が懸念される。
再符号化を行う方法の他に、画素値をそのまま多重化するI_PCMモードと呼ばれる予測モードを用いて符号化する方法もある。しかし、このI_PCMモードの場合、符号量が上限値を超えるか否かの判定をエントロピー符号化後でないと行えないため、I_PCMデータを予め保存しておく必要がある。こうした仕組みを利用して、1マクロブロックあたりの符号量が上限値を超えることを防止するために、エントロピー符号化前の情報からある閾値を基に符号量を予測し、I_PCMデータへ差し替える技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−166039号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、エントロピー符号化部へ、マクロブロックの画像データを渡す必要がある。ピクチャ内のどのマクロブロックで符号量が上限値を超えるかは実際に符号化をしてみないと分からないので、任意のマクロブロックで上限値の超過が発生する可能性に備えるためには、ピクチャ全体の画像データを保持しておく必要がある。そのため、メモリ消費量が増大するという問題がある。
また、エントロピー符号化方式としてCABACが使用される場合、ビットレートに比例して処理時間が長くなるため、ビットレートが高い場合にはより多くの画像データを保持する必要性が生じる。その結果、メモリ消費量が更に増大する。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、入力画像のシーケンスを所定数の画素からなるブロック単位で符号化する際に、メモリ消費量の増大を抑制しつつ、各ブロックの符号量が上限値を超える可能性を低減する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の本発明は、入力画像のシーケンスを所定数の画素からなるブロック単位で符号化する符号化装置であって、前記シーケンスに含まれる所定の入力画像から符号化対象ブロックを取得する取得手段と、前記シーケンスに含まれる少なくとも1つの入力画像に基づき、前記符号化対象ブロックに対応する予測画像を生成する生成手段と、前記符号化対象ブロックと前記予測画像との間の差分情報を算出する差分情報算出手段と、前記差分情報の情報量の指標となる指標値を算出する指標値算出手段と、前記指標値に対応する下限値を下回らないように量子化係数を決定する決定手段と、前記決定された量子化係数を用いて前記差分情報を量子化する量子化手段と、前記量子化された差分情報をエントロピー符号化する符号化手段と、を備えることを特徴とする符号化装置を提供する。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、入力画像のシーケンスを所定数の画素からなるブロック単位で符号化する際に、メモリ消費量の増大を抑制しつつ、各ブロックの符号量が上限値を超える可能性を低減することが可能となる。
第1の実施形態に係る撮像装置100の構成を示すブロック図 第1の実施形態に係る、差分情報の指標値と量子化係数の下限値との特定の対応関係に関して量子化制御部115の処理の具体例を示すフローチャート 第1の実施形態の変形例に係る撮像装置300の構成を示すブロック図 第1の実施形態の変形例に係る、差分情報の指標値と量子化係数の下限値との特定の対応関係に関して量子化制御部115、置換制御部301、及び量子化係数置換部302の処理の具体例を示すフローチャート 第2の実施形態に係る量子化制御部115の処理の具体例を示すフローチャート 第3の実施形態に係る撮像装置600の構成を示すブロック図 第4の実施形態に係る撮像装置700の構成を示すブロック図
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
[第1の実施形態]
図1を参照して、本発明の符号化装置を撮像装置に適用した実施形態について説明する。図1に示す撮像装置100において、撮像部101は、レンズやCCD等のカメラ部を含み、撮像した動画像データを入力順にフレームメモリ102に格納する。その結果、フレームメモリ102には入力画像のシーケンスが格納される。
フレームメモリ102は、順に入力された画像データを、符号化順にインター予測部103及びイントラ予測部104に出力する。インター予測部103は、符号化又は予測の単位である所定数の画素からなるブロック(例えば、マクロブロック)単位に符号化対象画像と参照画像との間の動き量を動きベクトルとして検出し、検出された動きベクトルを予測方法選択部105に送信する。本実施形態において動きベクトルを検出する具体的な方法は特に限定されないが、一例として、下記の式(1)を用いた方法を挙げる。
C = D + λR ・・・ (1)
式(1)において、Cは動きベクトルを決定するための評価値である。Dは予測画像から符号化対象画像(符号化対象ブロック)を引いて得られる差分情報に整数変換を施した変換係数の絶対値和(以下、SATD)である。或いは、Dは予測画像から符号化対象画像を引いて得られる差分情報の絶対値和(以下、SAD)など、他の形式の差分情報であってもよい。本実施形態では、差分情報DとしてSATDを用いるものとする。また、Rは動きベクトルの符号量であり、λは係数であり一般的には量子化ステップが用いられる。また、本実施形態では、符号化又は予測の単位である所定数の画素からなるブロックは、例えば16画素×16画素からなるマクロブロックとする。動きベクトルの符号量Rは、符号化対象マクロブロックの動きベクトルと、周囲のマクロブロックの動きベクトルから求められる推定動きベクトルとの間の差分量を基に算出される。最終的な動きベクトルは、探索範囲内で評価値Cが最少となる座標に対する符号化対象マクロブロックからのずれ量として検出される。インター予測部103は、検出した動きベクトルに基づく予測画像に対応するSATDを予測方法選択部105に送信する。
イントラ予測部104は、符号化対象マクロブロックの周辺画素を用いて複数のイントラ予測画像を生成し、符号化対象マクロブロックとのブロックマッチングを行う。イントラ予測部104は、SATDが最少となるイントラ予測モードを選択し、その時のSATDと共に予測方法選択部105に送信する。
予測方法選択部105はインター予測部103で検出された動きベクトルとイントラ予測部104で求めたイントラ予測モードとのうち、符号化効率の良い方を選択して予測画像生成部106に送信する。符号化効率の良い予測方法を選択する選択基準は特に限定されないが、本実施形態では、予測方法選択部105は、インター予測部103で求めたSATDとイントラ予測部104で求めたSATDとを比較し、SATDが小さい方の予測モードを選択するものとする。予測方法選択部105は、選択された予測モードのSATDを量子化制御部115に送信する。
ここで、量子化制御部115へ送信されるSATDは、符号化対象マクロブロックと予測画像との間の差分情報の情報量の指標となる値(指標値)である。従って、インター予測部103、イントラ予測部104、及び予測方法選択部105は、協働して指標値算出の処理を行うことになる。
予測画像生成部106は、予測方法選択部105が選択した予測モードに従って予測画像を生成する。予測画像の生成は、入力画像のシーケンスに含まれる少なくとも1つの入力画像に基づいて行われるが、具体的に使用される入力画像は予測モードに応じて異なる。例えば、イントラ予測モードが使用される場合、符号化対象マクロブロックを含む入力画像のみに基づいて予測画像の生成が行われる。予測画像生成部106は、生成した予測画像を減算器107に送信する。
減算器107は、フレームメモリから取得した符号化対象マクロブロックと予測画像生成部106から取得した予測画像との間の差分情報(差分画像データ)を算出する(即ち、減算器107は差分情報算出の処理を行う)。減算器107、算出した差分情報を整数変換部108に送信する。
整数変換部108は、入力された差分情報に整数変換を施し、変換係数を量子化部109に送信する。量子化部109は、整数変換部108からの変換係数を、後述する量子化制御部115が決定した量子化係数を用いて量子化する。変換係数は差分情報に由来するため、広義には、量子化部109においては差分情報の量子化が行われる。量子化部109は、量子化された差分情報をエントロピー符号化部114及び逆量子化部110に送信する。
逆量子化部110は、量子化された変換係数(差分情報)を逆量子化し、逆整数変換部111に送信する。逆整数変換部111は、逆量子化された変換係数に対して逆整数変換処理を施すことにより、整数変換されていない差分情報を生成する。逆整数変換部111は、生成した差分情報を加算器112に送信する。
加算器112は、逆整数変換部111が生成した差分情報と、予測画像生成部106が生成した予測画像とを加算する。加算後のデータは、復号された再構成画像データとなり、前述した予測画像生成部106に入力されて、イントラ予測画像の生成に用いられる。また、再構成画像データは、ループ内フィルタ113にも送信される。ループ内フィルタ113は再構成画像データに対して符号化歪の軽減処理を施し、インター符号化の際に用いる参照画像データとしてフレームメモリ102に記憶する。
エントロピー符号化部114は、量子化部109により量子化された差分情報(本実施形態では、厳密には、整数変換され量子化された差分情報)をエントロピー符号化する。エントロピー符号化部114は、エントロピー符号化の際の符号化方式として、CABAC及びCAVLCなどの複数の符号化方式の中から1つを選択する。エントロピー符号化部114は、エントロピー符号化により得られる符号データをストリームとして出力する。また、エントロピー符号化部114は、発生した符号量を量子化制御部115に通知する。
量子化制御部115は、出力ストリームがCPU(不図示)により設定された記録レートに近づくように、エントロピー符号化部114からの発生符号量を監視しながら適切な量子化係数を決定し、量子化部109に通知する。
本実施形態では、量子化制御部115は、記録レートを考慮するだけではなく、エントロピー符号化部114の発生符号量が決められた最大符号量(上限値)を超える可能性を低減するように量子化係数を決定する。基本的な考え方として、予測方法選択部105から入力されるSATD(差分情報の情報量の指標値)が大きいほど、最終的な発生符号量が多くなる傾向がある。その際に、量子化部109が使用する量子化係数が小さいほど、量子化部109における情報量の削減量が小さいため、最終的な発生符号量が上限値を超える可能性が高くなる。そこで、量子化制御部115は、指標値に対応する下限値を下回らないように量子化係数を決定する。これにより、量子化係数が下限値以上となるため、量子化部109において符号化対象の情報量が少なくとも量子化係数の下限値に応じた程度には削減されることが期待され、最終的な発生符号量が上限値を超える可能性が低減される。
指標値と下限値との対応関係としては、最終的な発生符号量が上限値を超える可能性を抑制する度合いや望まれる画質などに応じて、任意の対応関係を採用可能である。例えば、比較的小さな閾値以上の指標値に対しては比較的大きな下限値を一律に対応付け、この閾値未満の指標値に対しては一律に0を対応付けて実質的に下限値を考慮しないことが考えられる。この場合、発生符号量が上限値を超える可能性が比較的強く低減されることが期待されるが、画質が大きく低下する可能性がある。或いは、比較的大きな閾値以上の指標値に対しては比較的小さな下限値を一律に対応付け、この閾値未満の指標値に対しては一律に0を対応付けて実質的に下限値を考慮しないことが考えられる。この場合、画質の低下は抑制されるが、発生符号量が上限値を超える可能性はそれほど低減されない可能性がある。或いは、指標値が大きくなるにつれて段階的に大きな下限値を対応付けることが考えられる。この場合、処理は複雑になるが、画質の低下の抑制と発生符号量が上限値を超える可能性の低減とが適当なバランスで達成されることが期待される。
このように、指標値と下限値との間に何らかの対応関係があり、発生符号量が上限値を超える可能性が部分的にでも低減される限り、いかなる対応関係であっても本実施形態の範囲に含まれる。以下、図2を参照して、差分情報の指標値と量子化係数の下限値との特定の対応関係に関して量子化制御部115の処理の具体例を説明する。
最初にS200で、量子化制御部115は、設定された記録レートとエントロピー符号化部114の発生符号量とに基づいて量子化係数Qpを決定する。この時点ではQpは暫定的な量子化係数であり、最終的な量子化係数は後述するS203又はS204において決定される。
S201で、量子化制御部115は、予測方法選択部105から入力されるSATDが所定の閾値Th0以上であるか否かを判定する。閾値以上(SATD≧Th0)の場合、処理はS202に進み、そうでない(SATD<Th0)場合、処理はS204に進む。
S202で、量子化制御部115は、S200で決定されたQpが下限値Qp0を下回るか否かを判定する。下回る(Qp<Qp0)場合、処理はS203に進み、そうでない(Qp≧Qp0)場合、処理はS204に進む。
なお、前述の通り量子化係数の下限値はSATD(指標値)に対応する値であるが、図2の例では、SATD≧Th0の場合は下限値は一律にQp0であり、SATD<Th0の場合は下限値は考慮されない(例えば、0に設定される)。
S203で、量子化制御部115は、QpをQp0に置き換え、量子化部109に対してQp0を通知する。他方、S204では、量子化制御部115は、Qpをそのまま量子化部109に通知する。これにより、最終的な量子化係数が下限値Qp0を下回らないように決定される。
以上説明したように、本実施形態によれば、量子化制御部115は、符号化対象の差分情報の情報量の指標値(例えば、SATD)に対応する下限値を下回らないように量子化係数を決定し、量子化部109に通知する。また、本実施形態の構成は、比較器などわずかな回路を追加するだけで実装可能であり、特別に大きなメモリ容量が追加的に必要となる訳ではない。従って、本実施形態によれば、入力画像のシーケンスを所定数の画素からなるブロック単位で符号化する際に、メモリ消費量の増大を抑制しつつ、各ブロックの符号量が上限値を超える可能性を低減することができる。
なお、本実施形態では指標値の例としてSATDを使用したが、代わりに、SADや分散などを使用してもよい。即ち、符号化対象の差分情報の情報量の指標となるものであれば、いかなる種類の情報を使用してもよい。
また、前述の通り指標値と下限値との対応関係は上述のものに限定されない。別の例として、SATDに関する3種類の閾値、及び対応する3種類の下限値を有する対応関係を説明する。SATDに関する閾値をSATD_Th0、SATD_Th1、SATD_Th2(SATD_Th0>SATD_Th1>SATD_Th2)とし、下限値をQp0、Qp1、Qp2(Qp0>Qp1>Qp2)とする。SATD_Th0はQp0と、SATD_Th1はQp1と、SATD_Th2はQp2と、それぞれ対応する。従って、SATD>SATD_Th2且つQp<Qp2の場合、QpはQp2に置き換えられる。同様に、SATD>SATD_Th1且つQp<Qp1の場合にQpはQp1に置き換えられ、SATD>SATD_Th0且つQp<Qp0の場合にQpはQp0に置き換えられる。このように指標値に応じて下限値を段階的に変化させることにより、量子化係数が大きくなり過ぎることを防止し、画質の劣化を抑えることができる。
また、符号化対象マクロブロックのタイプに応じて指標値と下限値との対応関係を変化させてもよい。例えば、符号化対象マクロブロックがイントラマクロブロックであるか否か(即ち、予測画像生成部106において符号化対象マクロブロックが所属する入力画像にのみ基づいて予測画像が生成されたか否か)に応じて対応関係を変化させることができる。どのように対応関係を変化させるかは任意であり、望まれる画質などを考慮して適宜変化させればよい。
同様に、エントロピー符号化部114において選択された符号化方式(例えば、CABAC又はCAVLC)に応じて指標値と下限値との対応関係を変化させてもよい。これにより、符号化方式に応じた指標値(例えばSATD)と発生符号量との相関性の相違をも考慮することができ、より正確に量子化係数の下限値を設定することができる。その結果、画質の劣化を抑えたり、発生符号量が上限値を超える可能性を低減したりすることができる。この場合も、どのように対応関係を変化させるかは任意であり、望まれる画質などを考慮して適宜変化させればよい。
(変形例)
図3及び図4を参照して、符号化対象の差分情報の情報量の指標値(例えば、SATD)に対応する下限値を下回らないように量子化係数を決定可能な、他の構成について説明する。
図3は、第1の実施形態の変形例に係る撮像装置300の構成を示すブロック図である。図3において、図1と同一又は同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
撮像装置300は、撮像装置100の構成に加えて、置換制御部301及び量子化係数置換部302を備える。また、予測方法選択部105は、量子化制御部115ではなく置換制御部301に対してSATDを送信する。
次に図4を参照して、差分情報の指標値と量子化係数の下限値との特定の対応関係に関して量子化制御部115、置換制御部301、及び量子化係数置換部302の処理の具体例を説明する。図4において、図2と同一又は同様の処理が行われるステップには同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4においては、S201とS202及びS204との間に、S401乃至S403が追加される。また、図2の場合と異なり、S201の処理は置換制御部301が実行し、S202乃至S204の処理は量子化係数置換部302が実行する。
S201においてSATD≧Th0であると判定された場合、S401で、置換制御部301は、量子化係数置換部302が保持する置換フラグをonにセットする。他方、S201においてSATD<Th0であると判定された場合、S402で、置換制御部301は、量子化係数置換部302が保持する置換フラグをoffにセットする。
S403で、量子化係数置換部302は、置換フラグがonにセットされているか否かを判定する。onにセットされている場合、処理はS202に進み、そうでない場合、処理はS204に進む。これにより、SATD≧Th0の場合にのみ量子化係数の下限値Qp0が考慮され、必要に応じてS200で決定されたQpがQp0に置き換えられる。従って、図2の場合と同様、SATDに対応する下限値を下回らないように最終的な量子化係数が決定される。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、所定のピクチャ(入力画像)に関して量子化係数の置換が発生した(即ち、下限値が最終的な量子化係数として決定された)回数が所定回数を超える前後で、指標値と下限値との対応関係が変化する。本実施形態では、撮像装置100の構成は第1の実施形態と同様であるが(図1参照)、量子化制御部115の動作が第1の実施形態と異なる。
図5は、第2の実施形態に係る量子化制御部115の処理の具体例を示すフローチャートである。図5において、図2と同一又は同様の処理が行われるステップには同一の符号を付し、その説明を省略する。
S501で、量子化制御部115は、変数MBNumが閾値Th未満であるか否かを判定する。MBNumは、符号化対象ピクチャが切り替わる度に0に初期化され、特定の符号化対象ピクチャに関してQpの置換が発生した回数を示す。MBNumがTh未満の場合、処理はS201に進み、そうでない場合、処理はS503に進む。
S502の処理は図2のS203と同様であるが、量子化制御部115は、QpをQp0に置き換えることに加えて、MBNumに1を加算する。これにより、Qpの置換が発生した回数がカウントされる。
MBNumがTh以上となった後に符号化される符号化対象マクロブロックについては、S503乃至S505及びS204の処理が実行される。S503乃至S505の処理はS201、S202、及びS502と同様であるが、Th0の代わりにTh1が、Qp0の代わりにQp1が用いられる。従って、指標値(この例ではSATD)と下限値との対応関係が変化する。
Qpの置換の発生回数が多いということは、SATDが大きく発生符号量が多い可能性が高いということである。従って、本実施形態の処理によれば、ピクチャがSATDの大きいマクロブロックを多く含むか否かを判定することができ、多く含むことが分かった時点で、SATDと下限値との対応関係を変化させることにより最終的なQpの決定方法を変化させることができる。具体的にどのような対応関係を使用するかは望まれる画質などに応じて適宜決定可能である。従って、例えばTh0>Th1であってもよいし、Th0<Th1であってもよい。或いは、例えばTh0=Th1でありQp0とQp1とを異ならせてもよい。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、符号化対象の差分情報の指標値(例えば、SATD)に対応する発生符号量の予測値を利用する。図6は、第3の実施形態に係る撮像装置600の構成を示すブロック図である。図6において、第1の実施形態の変形例(図3参照)と同一又は同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
撮像装置600は、撮像装置300の構成に加えて、閾値変更部601を備える。また、予測方法選択部105は、置換制御部301に加えて閾値変更部601に対してSATDを送信する。更に、エントロピー符号化部114は、量子化制御部115に加えて閾値変更部601に対して発生符号量(実際の発生符号量)を通知する。本実施形態では、この発生符号量を「CODE」と呼ぶ。
閾値変更部601は、複数のSATDの各々に対応する符号化対象マクロブロックについての発生符号量の予測値を格納するテーブルを予め保持している。本実施形態では、予測方法選択部105から受信したSATDに対応する予測値を「CODE0」と呼ぶ。
閾値変更部601は、CODE0とCODEとを比較する。CODEがCODE0より大きい場合、実際の発生符号量(即ち、CODE)が上限値を超える可能性が高い。そこで、閾値変更部601は、置換制御部301が図4のS201において使用する閾値Th0を小さくするように置換制御部301に対して指示する。その結果、Qpの置換が発生し易くなり、CODEが上限値を超える可能性が低減される。
反対に、CODEがCODE0より小さい場合、実際の発生符号量(即ち、CODE)と上限値との間には余裕がある可能性が高い。そこで、閾値変更部601は、閾値Th0を大きくするように置換制御部301に対して指示する。その結果、Qpの置換が発生し難くなり、画質が向上する。
また、CODEがCODE0と同程度である場合、閾値変更部601は、閾値Th0を変更しない。
上記の処理により、例えばSATD=1000の時のCODE0が200なのに対してCODE=250であればTh0は小さくなり、SATD=1000の時のCODE0が200なのに対してCODE=150であればThは大きくなる。また、SATD=1000の時のCODE0が200なのに対してCODE=205であればThは変化しない。
なお、ここで説明した閾値Th0の変更は、一例に過ぎない。閾値Th0を変更するということは、実質的には、指標値と下限値との対応関係を変更することを意味する。従って、本実施形態を一般化すると、CODE>CODE0の場合、より小さな指標値がより大きな下限値に対応するように指標値と下限値との対応関係が変化する。また、CODE<CODE0の場合、より大きな指標値がより小さな下限値に対応するように指標値と下限値との対応関係が変化する。これにより、発生符号量が上限値を超える可能性が低減され、画質が向上する。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、量子化係数の下限値を設定する代わりに、符号化対象の差分情報の直流成分(DC成分)及び交流成分(AC成分)のうちの少なくとも一方を削減することにより、発生符号量が上限値を超える可能性を低減する。
図7は、第4の実施形態に係る撮像装置700の構成を示すブロック図である。図7において、第1の実施形態(図1参照)と同一又は同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
撮像装置700は、撮像装置100の構成に加えて、最大符号量超過防止部701及びDC/AC成分切り捨て部702を備える。また、予測方法選択部105は、量子化制御部115の代わりに最大符号量超過防止部701に対して指標値(例えば、SATD)を送信する。また、量子化制御部115は、量子化部109に加えて最大符号量超過防止部701に対して量子化係数を通知する。
最大符号量超過防止部701は、複数の量子化係数の各々に対応するSATDの閾値(SATD0)を格納するテーブルを保持する。そして、最大符号量超過防止部701は、量子化制御部115から通知された量子化係数に対応するSATD0を識別し、予測方法選択部105から受信したSATDに関して下記の比較を行う。最大符号量超過防止部701は、比較結果に基づいて下記の通り決定したフラグをDC/AC成分切り捨て部702に通知する。
(1)SATD0>SATDの時
フラグを立てない
(2)SATD0≦SATD<SATD0+αの時
フラグ1を立てる
(3)SATD0+α≦SATD<SATD0+βの時
フラグ2を立てる
(4)SATD0+β≦SATD<SATD0+γの時
フラグ3を立てる
(5)SATD0+γ≦SATDの時
フラグ4を立てる
なおα、β、γは自然数であり、α<β<γである。
DC/AC成分切り捨て部702は、周波数変換され量子化された差分情報(変換係数)を量子化部109から受信し、最大符号量超過防止部701から通知されたフラグに基づいて、下記の通り情報量の削減を行う。
(1)フラグが立っていない時
削減を行わない
(2)フラグ1が立っている時
色差のAC成分の一部をカットする
(3)フラグ2が立っている時
色差のAC成分及び輝度のAC成分の一部をカットする
(4)フラグ3が立っている時
色差のAC成分及びDC成分、及び輝度のAC成分の一部をカットする
(5)フラグ4が立っている時
色差のAC成分及びDC成分、及び輝度のAC成分及びDC成分の一部をカットする
AC/DC成分をカットすると、発生符号量が上限値を超える可能性は低下するが、画質は劣化する。そこで、本実施形態では、上記のようにカットするAC/DC成分に優先順位を設け、SATDに応じて、画質に与える影響が小さい成分から段階的にカットしていくことで、画質劣化を最小限に抑えつつ、発生符号量が上限値を超える可能性を低減する。即ち、フラグ1が立っている場合のようにSATDが比較的小さい場合は色差のAC成分のみをカットする。また、フラグ4が立っている場合のようにSATDが比較的大きい場合には色差のAC成分だけでなく色差のDC成分、輝度のAC成分、及び輝度のDC成分までカットする。
なお、上述の情報量の削減方法は、一例に過ぎない。一般化すると、本実施形態では、DC/AC成分切り捨て部702は、周波数変換された差分情報(変換係数)の直流成分及び交流成分のうちの少なくとも一方の情報量を削減する。その際に、DC/AC成分切り捨て部702は、指標値(例えば、SATD)が大きいほど多くの情報量を削減する。これにより、画質の低下を抑制しつつ、各マクロブロックの符号量が上限値を超える可能性が低減することができる。
なお、第1の実施形態と同様、指標値としてはSATDだけでなく、SADや分散などを使用することもできる。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 入力画像のシーケンスを所定数の画素からなるブロック単位で符号化する符号化装置であって、
    前記シーケンスに含まれる所定の入力画像から符号化対象ブロックを取得する取得手段と、
    前記シーケンスに含まれる少なくとも1つの入力画像に基づき、前記符号化対象ブロックに対応する予測画像を生成する生成手段と、
    前記符号化対象ブロックと前記予測画像との間の差分情報を算出する差分情報算出手段と、
    前記差分情報の情報量の指標となる指標値を算出する指標値算出手段と、
    前記指標値に対応する下限値を下回らないように量子化係数を決定する決定手段と、
    前記決定された量子化係数を用いて前記差分情報を量子化する量子化手段と、
    前記量子化された差分情報をエントロピー符号化する符号化手段と、
    を備えることを特徴とする符号化装置。
  2. 前記決定手段は、前記生成手段が前記所定の入力画像のみに基づいて前記予測画像を生成したか否かに応じて、前記指標値と前記下限値との対応関係を変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記符号化手段は、CABAC及びCAVLCを含む複数の符号化方式の中から選択された符号化方式により、前記量子化された差分情報をエントロピー符号化し、
    前記決定手段は、前記選択された符号化方式に応じて前記指標値と前記下限値との対応関係を変化させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の符号化装置。
  4. 前記決定手段は、前記下限値を考慮せずに暫定的な量子化係数を決定し、前記暫定的な量子化係数が前記下限値を下回る場合に前記下限値を最終的な量子化係数として決定し、当該暫定的な量子化係数が前記下限値を下回らない場合に前記暫定的な量子化係数を最終的な量子化係数として決定し、
    前記決定手段は、前記所定の入力画像から取得される符号化対象ブロックについて、前記下限値を最終的な量子化係数として決定した回数が所定回数を超える前後で、前記指標値と前記下限値との対応関係を変化させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の符号化装置。
  5. 複数の指標値の各々に対応する符号化対象ブロックについて前記符号化手段により得られる符号量の予測値を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記決定手段は、前記符号化手段により実際に得られた符号量が前記指標値算出手段により算出された指標値に対応する前記予測値より大きい場合、より小さな指標値がより大きな下限値に対応するように前記指標値と前記下限値との対応関係を変化させ、前記符号化手段により実際に得られた符号量が前記指標値算出手段により算出された指標値に対応する前記予測値より小さい場合、より大きな指標値がより小さな下限値に対応するように前記指標値と前記下限値との対応関係を変化させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の符号化装置。
  6. 前記指標値算出手段は、前記差分情報の絶対値和、前記差分情報を整数変換して得られる変換係数の絶対値和、又は前記差分情報の分散を、前記指標値として算出する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の符号化装置。
  7. 入力画像のシーケンスを所定数の画素からなるブロック単位で符号化する符号化装置であって、
    前記シーケンスに含まれる所定の入力画像から符号化対象ブロックを取得する取得手段と、
    前記シーケンスに含まれる少なくとも1つの入力画像に基づき、前記符号化対象ブロックに対応する予測画像を生成する生成手段と、
    前記符号化対象ブロックと前記予測画像との間の差分情報を算出する差分情報算出手段と、
    前記差分情報の情報量の指標となる指標値を算出する指標値算出手段と、
    前記差分情報を周波数変換する変換手段と、
    前記周波数変換された差分情報の直流成分及び交流成分のうちの少なくとも一方の情報量を削減する削減手段であって、前記指標値が大きいほど多くの情報量を削減する前記削減手段と、
    前記削減が行われた差分情報をエントロピー符号化する符号化手段と、
    を備えることを特徴とする符号化装置。
  8. 入力画像のシーケンスを所定数の画素からなるブロック単位で符号化する符号化装置の制御方法であって、
    前記符号化装置の取得手段が、前記シーケンスに含まれる所定の入力画像から符号化対象ブロックを取得する取得工程と、
    前記符号化装置の生成手段が、前記シーケンスに含まれる少なくとも1つの入力画像に基づき、前記符号化対象ブロックに対応する予測画像を生成する生成工程と、
    前記符号化装置の差分情報算出手段が、前記符号化対象ブロックと前記予測画像との間の差分情報を算出する差分情報算出工程と、
    前記符号化装置の指標値算出手段が、前記差分情報の情報量の指標となる指標値を算出する指標値算出工程と、
    前記符号化装置の決定手段が、前記指標値に対応する下限値を下回らないように量子化係数を決定する決定工程と、
    前記符号化装置の量子化手段が、前記決定された量子化係数を用いて前記差分情報を量子化する量子化工程と、
    前記符号化装置の符号化手段が、前記量子化された差分情報をエントロピー符号化する符号化工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  9. 入力画像のシーケンスを所定数の画素からなるブロック単位で符号化する符号化装置の制御方法であって、
    前記符号化装置の取得手段が、前記シーケンスに含まれる所定の入力画像から符号化対象ブロックを取得する取得工程と、
    前記符号化装置の生成手段が、前記シーケンスに含まれる少なくとも1つの入力画像に基づき、前記符号化対象ブロックに対応する予測画像を生成する生成工程と、
    前記符号化装置の差分情報算出手段が、前記符号化対象ブロックと前記予測画像との間の差分情報を算出する差分情報算出工程と、
    前記符号化装置の指標値算出手段が、前記差分情報の情報量の指標となる指標値を算出する指標値算出工程と、
    前記符号化装置の変換手段が、前記差分情報を周波数変換する変換工程と、
    前記符号化装置の削減手段が、前記周波数変換された差分情報の直流成分及び交流成分のうちの少なくとも一方の情報量を削減する削減工程であって、前記指標値が大きいほど多くの情報量を削減する前記削減工程と、
    前記符号化装置の符号化手段が、前記削減が行われた差分情報をエントロピー符号化する符号化工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  10. コンピュータに、請求項8又は9に記載の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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