JP2013090240A - 撮像装置および撮像装置の制御プログラム - Google Patents

撮像装置および撮像装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来のカメラにおいて、ユーザが選択したアスペクト比に対応するトリミングの範囲は、被写界の中心を基準に規定される。しかしながら、ユーザが切り取りたいトリミングの範囲は、必ずしも被写界の中心とは限らなかった。
【解決手段】撮像装置は、ライブビュー画像と、ライブビュー画像に重畳する選択されたトリミング枠とを表示器に表示させる表示制御部と、トリミング枠の位置を変更する位置変更指示を受け付ける受付部と、選択されたトリミング枠の情報および変更された位置の情報を、撮影画像データに関連付ける記録制御部とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置および撮像装置の制御プログラムに関する。
複数のアスペクト比のうちからユーザが選択したアスペクト比を全画角の撮影画像データに関連付けて記録するカメラが知られている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2008−141411号公報
上述のカメラにおいて、ユーザが選択したアスペクト比に対応するトリミングの範囲は、被写界の中心を基準に規定される。しかしながら、ユーザが切り取りたいトリミングの範囲は、必ずしも被写界の中心とは限らなかった。
本発明の第1の態様における撮像装置は、ライブビュー画像と、ライブビュー画像に重畳する選択されたトリミング枠とを表示器に表示させる表示制御部と、トリミング枠の位置を変更する位置変更指示を受け付ける受付部と、選択されたトリミング枠の情報および変更された位置の情報を、撮影画像データに関連付ける記録制御部とを備える。
また、本発明の第2の態様における撮像装置の制御プログラムは、ライブビュー画像と、ライブビュー画像に重畳する選択されたトリミング枠とを表示器に表示させる表示制御ステップと、トリミング枠の位置を変更する変更指示を受け付ける受付ステップと、選択されたトリミング枠の情報および変更された位置の情報を、撮影画像データに関連付ける記録制御ステップとをコンピュータに実行させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係るカメラの背面斜視図である。 本実施形態に係るカメラのブロック図である。 トリミング枠のユーザ選択を説明する図である。 トリミング枠の位置、サイズの変更処理を説明する図である。 トリミング枠のアスペクト比の変更処理を説明する図である。 トリミング情報と撮影画像データとの関連付けを説明する図である。 本実施形態に係るカメラの撮影処理のフロー図である。 トリミング枠の変更処理のフロー図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る撮像装置としてのカメラ10の背面斜視図である。ここでは、レンズ交換式カメラを例に説明する。カメラ10は、カメラ本体30に交換レンズ20が装着されて構成される。カメラ本体30には、焦点距離、開放F値等の異なる複数の交換レンズ20が交換可能に装着される。交換レンズ20は、その鏡筒内に、光軸に沿って配列された光学系を備える。光学系には、フォーカスレンズ、ズームレンズが含まれる。
カメラ本体30の背面には、背面モニタ31が設けられている。背面モニタ31には、撮影された画像データの画像表示の他、カメラ10の各種設定に関する様々な設定情報、メニュー項目等も表示される。また、背面モニタ31には、撮像素子の受光面に結像する被写体像を逐次光電変換して取得されたライブビュー画像が表示される。カメラ本体30の上面左側には、上面モニタ32が設けられている。上面モニタ32には、シャッタスピード、絞り値、ISO感度等の撮影情報が表示される。
カメラ本体30には、ユーザの指示、選択を受け付ける受付部としての役割を担う、複数の操作部材が設けられている。カメラ本体30の上面右側には、撮影指示を受け付けるレリーズボタン33、撮影モードの切り替えを受け付ける撮影モードダイヤル34が配置されている。背面モニタ31の右側には、マルチセレクタ35、電源スイッチ36が配置されている。マルチセレクタ35は、背面モニタ31に表示されたカーソル等の移動に用いられる十字ボタンと、カーソルで選択された項目の機能等を実行させる決定ボタンとにより構成される。電源スイッチ36は、カメラ10の電源のオン/オフの切り替えを受け付ける操作部材である。
背面モニタ31の左上側には、メモリカード等に記録された画像ファイルを再生する再生ボタン37、画像ファイルを削除する削除ボタン38、様々な設定項目を背面モニタ31に表示させるメニューボタン39が配置されている。また、背面モニタ31の左側には、背面モニタ31の表示画像を拡大させる拡大ボタン40、背面モニタ31の表示画像を縮小させる縮小ボタン41が配置されている。また、背面モニタ31の左下側には、トリミングの範囲を規定するトリミング枠を背面モニタ31の表示画像に重畳表示させるトリミングボタン42、ユーザが変更したトリミング枠のアスペクト比をメモリに登録する登録ボタン43が配置されている。
カメラ本体30の背面には、背面コマンドダイヤル44が配置されている。また、カメラ本体30の前面には、前面コマンドダイヤル45が配置されている。背面コマンドダイヤル44および前面コマンドダイヤル45には、絞り値設定の機能、シャッタスピード設定の機能等の各種機能がメニュー項目で予め割り当てられる。また、他の操作部材が押されている状態において、当該他の操作部材に関連する機能が背面コマンドダイヤル44および前面コマンドダイヤル45に割り当てられてもよい。例えば、トリミングボタン42が押されている状態において、トリミング枠のサイズを変更する機能等が背面コマンドダイヤル44および前面コマンドダイヤル45に割り当てられる。
図2は、本実施形態に係るカメラ10のブロック図である。システム制御部100は、カメラ10の各要素を直接的または間接的に制御する。撮影レンズ101は、交換レンズ20内に配置され、フォーカスレンズ、ズームレンズで構成される。絞り駆動回路103は、交換レンズ20内に配置された絞り機構102の絞り羽根を駆動する。
ミラー機構104は、交換レンズ20からの被写体光束を反射してファインダ光学系へ導く反射位置と、交換レンズ20からの被写体光束が撮像素子108に入射するように退避する退避位置とで揺動するメインミラーを備える。また、ミラー機構104は、メインミラーの一部の半透過領域を透過した被写体光束を位相差AF素子120に向けて反射するサブミラーを備える。ミラー駆動回路105は、システム制御部100の制御の下、ミラー機構104を駆動する。
反射位置に配置されたメインミラーの後方には、光軸に沿って、シャッタ106、撮像素子108が配列されている。シャッタ駆動回路107は、シャッタ106を駆動して、撮像素子108へ導く光の量を調整する。撮像素子108は、例えばCCD、CMOSセンサなどの光電変換素子であり、受光面で結像した被写体像を電気信号に変換する。
画像処理回路109は、撮像素子108で光電変換された被写体像をアナログ信号からデジタル信号に変換し、変換した被写体像に画像処理を施して画像データを生成する。圧縮/伸長回路110は、画像処理回路109が生成した画像データを、JPGファイルフォーマット等の規格化された画像フォーマットの画像ファイルに圧縮する。また、圧縮/伸長回路110は、画像ファイルの再生時に、メモリカード113に記録されている画像ファイルを伸長する。
メモリ111は、高速で読み書きのできるDRAM、SRAM等で構成され、画像処理回路109が行う画像処理、圧縮/伸長回路110が行う処理において、ワークメモリとしての役割を担う。圧縮/伸長回路110の圧縮処理によって生成された画像データは、メモリ111からカードコネクタ112を介して、メモリカード113に記録される。メモリカード113は、フラッシュメモリ等により構成される、カメラ本体30に対して着脱可能なフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。
画像処理回路109は、記録用に処理する画像データに並行して、表示用の画像データを逐次生成する。背面表示制御部114は、逐次生成された表示用の画像データの画像を、ライブビュー画像として背面モニタ31に表示させる。また、背面表示制御部114は、カメラ10の各種設定に関する様々なメニュー項目を背面モニタ31に表示させる。上面表示制御部115は、シャッタスピード、絞り値、ISO感度等の撮影情報を上面モニタ32に表示させる。
システムメモリ116は、EEPROM(登録商標)等の電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリにより構成され、カメラ10の動作時に必要な定数、変数、プログラム等を記録している。タイマー117は、システム制御部100の制御の下、計時動作を実行する。電池118は、カメラに10に対して着脱可能な2次電池で構成され、システム制御部100へ電力を供給する。外部インターフェース119は、外部の機器と有線または無線で接続して、データ通信を実行する。
位相差AF回路121は、位相差AF素子120の出力に応じて位相差信号を生成する。コントラストAF回路122は、撮像素子108の出力に応じてAF評価関数を演算する。照射装置駆動回路124は、システム制御部100の制御の下、AF動作時にカメラ本体30の前面に設けられたAFエリア照射装置123を駆動する。測光装置125は、光学ファインダの近傍に設けられ、被写体の明るさを検知する。
各操作部材には、システム制御部100がユーザの操作を判断するためのスイッチが設けられている。レリーズボタン33は、押下げ方向に2段階に検知できるボタンであり、1段階目の押下を検知するスイッチSW1と、2段階目の押下を検知するスイッチSW2とを備える。システム制御部100は、スイッチSW1の検知により撮影準備動作であるAF、AE等を実行し、スイッチSW2の検知により撮像素子108による被写体像の取得動作を実行する。
撮影モードダイヤル34は、複数の中から選択された一つの撮影モードを検知するスイッチSW3を備える。マルチセレクタ35は、上ボタン、下ボタン、左ボタン、右ボタンの押下をそれぞれ検知するスイッチSW4、SW5、SW6、SW7、および決定ボタンの押下を検知するスイッチSW8を備える。電源スイッチ36は、オン位置への操作を検知するスイッチSW9を備える。再生ボタン37、削除ボタン38、メニューボタン39は、ユーザによる押下を検知するスイッチSW10、11、12をそれぞれ備える。
拡大ボタン40、縮小ボタン41、トリミングボタン42、登録ボタン43は、ユーザによる押下を検知するスイッチSW13、SW14、SW15、SW16をそれぞれ備える。背面コマンドダイヤル44は、時計回りの操作を検知するスイッチSW17、反時計回りの操作を検知するスイッチSW18を備える。同様に、前面コマンドダイヤル45は、時計回りの操作を検知するスイッチSW19、反時計回りの操作を検知するスイッチSW20を備える。
図3は、トリミング枠の切替処理を説明する図である。本実施形態においては、全画角となるアスペクト比3:2の他に、アスペクト比4:3、5:4、1:1、16:9の5つのトリミング枠が予め用意されている。ユーザは、撮影画像データに関連付けて記録するトリミング枠を、5つのトリミング枠から選択することができる。5つのトリミング枠のデータは、予めシステムメモリ116に記録されている。なお、本実施形態において、アスペクト比は、横対縦の比である。
ユーザが被写体にカメラ10を向けて電源スイッチ36をオンにすると、背面表示制御部114は、全画角のライブビュー画像200を背面モニタ31に表示させる。全画角のライブビュー画像200は、撮像素子108の有効画素領域に対応する。ライブビュー画像200の表示中にユーザがトリミングボタン42を押しながら背面コマンドダイヤル44を時計回りまたは反時計回りに回転すると、システム制御部100は、トリミング枠選択モードに移行する。そして、背面表示制御部114は、図3(a)に示すように、トリミング枠選択モードの画面を背面モニタ31に表示させる。
トリミング枠選択モードの画面には、実行中のメニューモードを表すタイトル欄201、表示中のトリミング枠のアスペクト比を表すアスペクト比表示欄202がライブビュー画像200に重畳表示される。なお、図3(a)において、トリミング枠のアスペクト比は3:2であり、サイズはアスペクト比3:2の背面モニタ31の画面と同一であることから、トリミング枠は画面の各辺と重なっている。
図3(a)で示した表示画面でユーザがトリミングボタン42を押しながら背面コマンドダイヤル44を時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、図3(b)に示すように、4:3のトリミング枠210をライブビュー画像200に重畳表示させる。なお、トリミング枠210の上辺、下辺は、それぞれ画面の上辺、下辺と重なっている。また、背面表示制御部114は、アスペクト比表示欄202の表示を「4:3」に切り替える。
図3(b)で示した表示画面でユーザがトリミングボタン42を押しながら背面コマンドダイヤル44をさらに時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、図3(c)に示すように、5:4のトリミング枠220をライブビュー画像200に重畳表示させる。なお、トリミング枠220の上辺、下辺は、それぞれ画面の上辺、下辺と重なっている。また、背面表示制御部114は、アスペクト比表示欄202の表示を「5:4」に切り替える。
図3(c)で示した表示画面でユーザがトリミングボタン42を押しながら背面コマンドダイヤル44をさらに時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、図3(d)に示すように、1:1のトリミング枠230をライブビュー画像200に重畳表示させる。なお、トリミング枠230の上辺、下辺は、それぞれ画面の上辺、下辺と重なっている。また、背面表示制御部114は、アスペクト比表示欄202の表示を「1:1」に切り替える。
図3(d)で示した表示画面でユーザがトリミングボタン42を押しながら背面コマンドダイヤル44をさらに時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、図3(e)に示すように、16:9のトリミング枠240をライブビュー画像200に重畳表示させる。なお、トリミング枠240の左辺、右辺は、それぞれ画面の左辺、右辺と重なっている。また、背面表示制御部114は、アスペクト比表示欄202の表示を「16:9」に切り替える。
図3(e)で示した表示画面でユーザがトリミングボタン42を押しながら背面コマンドダイヤル44をさらに時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、図3(a)の表示画面に戻す。一方、ユーザがトリミングボタン42を押しながら背面コマンドダイヤル44を反時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、図3(a)→図3(e)→図3(d)→図3(c)→図3(b)→図3(a)の順に画面を切り替える。なお、本実施形態において、トリミング枠210〜240の位置、サイズは、被写界の中心を基準に予め規定されている。
ここで、トリミング枠の重畳表示処理の概要について説明する。メモリ111には、画像表示レイヤの記憶領域および重畳表示レイヤの記憶領域が設けられている。画像表示レイヤには、ライブビュー画像等の画像データが展開される。重畳表示レイヤには、画像表示レイヤの画像に重畳するトリミング枠等のオブジェクトのデータが展開される。そして、画像表示レイヤおよび重畳表示レイヤにおいて同一の座標系が規定されており、重畳表示レイヤ上のオブジェクトは、同一の座標値を有する画像表示レイヤ上の画像に重畳表示される。
ライブビュー画像にトリミング枠を重畳表示させる場合、背面表示制御部114は、画像表示レイヤにライブビュー画像の画像データを展開し、重畳表示レイヤにトリミング枠のデータを展開する。そして、背面表示制御部114は、画像表示レイヤのデータおよび重畳表示レイヤのデータを合成して、ライブビュー画像にトリミング枠を重畳した画像を背面モニタ31に表示させる。
上述の図3(a)〜3(e)の画面を表示中にユーザがトリミングボタン42の押下を解除すると、システム制御部100は、当該画面のトリミング枠を、ユーザに選択されたトリミング枠と決定する。そして、システム制御部100は、トリミング枠選択モードを終了する。背面表示制御部114は、ライブビュー画像200を背面モニタ31に表示させるとともに、選択されたトリミング枠をライブビュー画像200に重畳表示させる。
ライブビュー画像および選択されたトリミング枠の表示中にユーザがレリーズボタン33を押すと、システム制御部100は、撮影動作を実行し、撮像素子108の有効画素領域に対応する全画角の撮影画像データを取得する。そして、システム制御部100は、選択されたトリミング枠の情報を撮影画像データに関連付けてメモリカード113に記録する。記録処理の詳細については後述する。以上の構成により、ユーザは、撮像素子108の有効画素領域に対応する全画角の撮影範囲およびトリミング枠が示す範囲のそれぞれについて、被写体との関係を確認しながら構図を決定することができる。なお、本実施形態において、トリミング枠は破線で表示される。
図4は、トリミング枠の位置、サイズの変更処理を説明する図である。本実施形態においては、ユーザに選択されたトリミング枠の位置、サイズを変更することができる。ライブビュー画像およびトリミング枠が表示された画面でユーザがトリミングボタン42を1回押すと、システム制御部100は、トリミング枠の位置/サイズ変更モードに移行する。背面表示制御部114は、トリミング枠の位置/サイズ変更モードの画面を背面モニタ31に表示させる。
ここで、図3(d)のトリミング枠230の位置、サイズを変更する処理について以下説明する。図3(d)の表示画面でユーザがトリミングボタン42を1回押すと、システム制御部100は、トリミング枠の位置/サイズ変更モードに移行し、背面表示制御部114は、図4(a)に示すトリミング枠の位置/サイズ変更モードの画面を背面モニタ31に表示させる。
トリミング枠の位置/サイズ変更モードの画面には、トリミング枠選択モードの画面と同様に、現在のモードを表すタイトル欄201、表示中のトリミング枠のアスペクト比を表すアスペクト比表示欄202がライブビュー画像200に重畳表示される。トリミング枠の位置/サイズ変更モードにおいて、トリミング枠の位置は、マルチセレクタ35の十字ボタンの操作に応じて変更される。例えば、図4(a)の表示画面でユーザがマルチセレクタ35の右ボタンを押すと、背面表示制御部114は、図4(b)に示すようにトリミング枠230を右に移動させる。なお、トリミング枠の移動は、背面モニタ31の画面範囲内で実行される。
また、トリミング枠のサイズは、トリミングボタン42および前面コマンドダイヤル45の操作に応じて変更される。例えば、図4(a)で示した表示画面でユーザがトリミングボタン42を押しながら前面コマンドダイヤル45を時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、図4(c)に示すように、アスペクト比を維持したままトリミング枠230を縮小する。一方、ユーザがトリミングボタン42を押しながら前面コマンドダイヤル45を反時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、アスペクト比を維持したままトリミング枠230を拡大する。なお、トリミング枠の縮小/拡大は、背面モニタ31の画面範囲内で実行される。
本実施形態において、サイズが変更されたトリミング枠の位置を変更することができる。例えば、図4(c)で示した表示画面でユーザがマルチセレクタ35の右ボタンを押すと、背面表示制御部114は、図4(d)に示すようにトリミング枠230を右に移動させる。同様に、位置が変更されたトリミング枠のサイズを変更することもできる。例えば、図4(b)で示した表示画面でユーザがトリミングボタン42を押しながら前面コマンドダイヤル45を時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、図4(d)に示すようにアスペクト比を維持したままトリミング枠230を縮小する。
位置が変更されたトリミング枠が重畳表示された位置/サイズ変更モードの画面でユーザがマルチセレクタ35の決定ボタンを押すと、システム制御部100は、トリミング枠の位置/サイズ変更モードを終了する。そして、背面表示制御部114は、ライブビュー画像200を背面モニタ31に表示させるとともに、位置が変更されたトリミング枠をライブビュー画像200に重畳表示させる。
ライブビュー画像および位置が変更されたトリミング枠の表示中にユーザがレリーズボタン33を押すと、システム制御部100は、撮影動作を実行し、撮像素子108の有効画素領域に対応する全画角の撮影画像データを取得する。そして、システム制御部100は、ユーザに選択されたトリミング枠の情報および変更された位置の情報を、撮影画像データに関連付けてメモリカード113に記録する。トリミング枠のサイズが変更された場合も同様に、システム制御部100は、ユーザに選択されたトリミング枠の情報および変更されたサイズの情報を、撮影画像データに関連付けてメモリカード113に記録する。記録処理の詳細については後述する。
以上の構成により、ユーザは、選択したトリミング枠を、後でトリミングしたい位置に移動し、被写体との関係を確認しながら構図を決定することができる。また、ユーザは、選択したトリミング枠を、後でトリミングしたいサイズに変更し、被写体との関係を確認しながら構図を決定することができる。
なお、図3(a)を用いて説明したアスペクト比3:2のトリミング枠が選択された場合、サイズがそのままであれば当該トリミング枠を移動することはできない。上述のトリミング枠のサイズ変更処理により当該トリミング枠が縮小されれば、縮小後のアスペクト比3:2のトリミング枠を画面範囲内で移動させることができる。
図5は、トリミング枠のアスペクト比の変更処理を説明する図である。本実施形態においては、ユーザに選択されたトリミング枠のアスペクト比を変更することができる。ライブビュー画像およびトリミング枠が表示された画面でユーザがトリミングボタン42を押しながらマルチセレクタ35の十字ボタンを押すと、システム制御部100は、トリミング枠のアスペクト比変更モードに移行する。背面表示制御部114は、トリミング枠のアスペクト比変更モードの画面を背面モニタ31に表示させる。
ここで、図3(b)のトリミング枠210のアスペクト比を変更する処理について以下説明する。図3(b)の表示画面でユーザがトリミングボタン42を押しながらマルチセレクタ35の十字ボタンを押すと、システム制御部100は、トリミング枠のアスペクト比変更モードに移行し、背面表示制御部114は、図5(a)に示すトリミング枠のアスペクト比変更モードの画面を背面モニタ31に表示させる。
トリミング枠のアスペクト比変更モードの画面には、トリミング枠選択モードの画面と同様に、現在のモードを表すタイトル欄201、表示中のトリミング枠のアスペクト比を表すアスペクト比表示欄202がライブビュー画像200に重畳表示される。トリミング枠のアスペクト比変更モードにおいて、トリミング枠のアスペクト比は、マルチセレクタ35の十字ボタンの操作に応じて変更される。
背面表示制御部114は、マルチセレクタ35の左右ボタンの操作に応じて、トリミング枠を左右方向に伸縮する。例えば、図5(a)の表示画面でユーザがトリミングボタン42を押しながらマルチセレクタ35の右ボタンを押すと、背面表示制御部114は、図5(b)に示すように、トリミング枠210を左右方向に縮めて、トリミング枠210のアスペクト比を6:5に変更する。一方、ユーザがトリミングボタン42を押しながらマルチセレクタ35の左ボタンを押すと、背面表示制御部114は、トリミング枠210を左右方向に伸ばす。なお、トリミング枠の左右方向の伸縮は、背面モニタ31の画面における左右方向の範囲内で実行される。
また、背面表示制御部114は、マルチセレクタ35の上下ボタンの操作に応じて、トリミング枠を上下方向に伸縮する。例えば、図5(a)の表示画面でユーザがトリミングボタン42を押しながらマルチセレクタ35の下ボタンを押すと、背面表示制御部114は、図5(c)に示すように、トリミング枠210を上下方向に縮めて、トリミング枠210のアスペクト比を2:1に変更する。一方、ユーザがトリミングボタン42を押しながらマルチセレクタ35の上ボタンを押すと、背面表示制御部114は、トリミング枠210を上下方向に伸ばす。なお、トリミング枠の上下方向の伸縮は、背面モニタ31の画面における上下方向の範囲内で実行される。
アスペクト比が変更されたトリミング枠が重畳表示されたアスペクト比変更モードの画面でユーザがトリミングボタン42の押下を解除すると、システム制御部100は、トリミング枠のアスペクト比変更モードを終了する。そして、背面表示制御部114は、ライブビュー画像200を背面モニタ31に表示させるとともに、アスペクト比が変更されたトリミング枠をライブビュー画像200に重畳表示させる。
ライブビュー画像およびアスペクト比が変更されたトリミング枠の表示中にユーザがレリーズボタン33を押すと、システム制御部100は、撮影動作を実行し、撮像素子108の有効画素領域に対応する全画角の撮影画像データを取得する。そして、システム制御部100は、アスペクト比が変更されたトリミング枠の情報を、撮影画像データに関連付けてメモリカード113に記録する。記録処理の詳細については後述する。
以上の構成により、ユーザは、選択したトリミング枠を、後でトリミングしたいアスペクト比に変更し、被写体との関係を確認しながら構図を決定することができる。なお、本実施形態において、上述したトリミング枠の位置/サイズ変更モードで、アスペクト比が変更されたトリミング枠の位置、サイズを変更することができる。また、トリミング枠のアスペクト比変更モードで、位置、サイズが変更されたトリミング枠のアスペクト比を変更することができる。
また、ライブビュー画像およびアスペクト比が変更されたトリミング枠の表示中にユーザが登録ボタン43を押すと、システム制御部100は、アスペクト比が変更されたトリミング枠をシステムメモリ116に登録する。例えば、図5(b)で示したアスペクト比が6:5に変更されたトリミング枠210がシステムメモリ116に登録される。なお、登録可能なトリミング枠の数は、予め規定されている。
登録されたトリミング枠は、トリミング枠選択モードにおいて選択対象となる。例えば、図5(b)で示したアスペクト比が6:5に変更されたトリミング枠210が登録された場合、当該トリミング枠は、図3で示すトリミング枠の選択の循環における図3(a)と図3(e)の間に追加される。
そして、ユーザがトリミングボタン42を押しながら背面コマンドダイヤル44を時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、図3(a)→図3(b)→図3(c)→図3(d)→図3(e)→追加されたトリミング枠→図3(a)の順に画面を切り替える。また、ユーザがトリミングボタン42を押しながら背面コマンドダイヤル44を反時計回りに回転すると、背面表示制御部114は、図3(a)→追加されたトリミング枠→図3(e)→図3(d)→図3(c)→図3(b)→図3(a)の順に画面を切り替える。以上の構成により、ユーザは、自身で作成したアスペクト比のトリミング枠を後の撮影時に用いることができる。
図6は、トリミング情報と撮影画像データとの関連付けを説明する図である。本実施形態において、トリミング情報は、図3から図5を用いて説明した、ユーザに選択されたトリミング枠の情報、変更された位置の情報、変更されたサイズの情報、アスペクト比が変更されたトリミング枠の情報を含む。
上述の図4(d)に示すトリミング枠230がライブビュー画像200に重畳表示されている状態で図6(a)に示す画像300が撮影された場合を想定する。画像300は、撮像素子108の有効画素領域に対応する全画角の画像である。本実施形態において、画像300のサイズは、3696ドット×2448ドットである。また、図6(a)に示すように、画像300には、左上頂点を原点とした、右方向をx軸正方向、画面の下方向をy軸正方向とした座標系が規定されている。当該座標系の座標値はドット単位で表される。
システム制御部100は、画像300の撮影指示を受け付けると、背面モニタ31に表示されているトリミング枠230のアスペクト比1:1の情報を、画像300に対するトリミング枠310のアスペクト比の情報としてシステムメモリ116から取得する。また、システム制御部100は、背面モニタ31の画面領域上のトリミング枠230の左上頂点、右上頂点の座標値を取得し、画像300に対するトリミング枠310の左上頂点A、右下頂点Bの座標値に変換する。具体的には、システム制御部100は、背面モニタ31の表示画像と画像300のサイズの比を用いて座標変換を行う。図6(a)に示すように、本実施形態において、左上頂点A、右下頂点Bの座標値は、それぞれ(1200,320)、(3000,2120)である。そして、システム制御部100は、左上頂点A、右下頂点Bの座標値から、トリミング枠310の対角線ABの長さを算出する。本実施形態において、対角線ABの長さは、2545ドットである。
システム制御部100は、トリミング枠310のアスペクト比の情報を、ユーザに選択されたトリミング枠の情報として画像300の撮影画像データに関連付ける。また、システム制御部100は、トリミング枠310の左上頂点Aの座標値の情報を、変更された位置の情報として画像300の撮影画像データに関連付ける。また、システム制御部100は、トリミング枠310の対角線ABの長さの情報を、変更されたサイズの情報として画像300の撮影画像データに関連付ける。
次に、撮影画像データとトリミング情報とを関連付ける撮影画像ファイルのファイル構造について説明する。図6(b)は、撮影画像ファイルのファイル構造を示す図である。撮影画像ファイルは、圧縮処理された画像データそのものである撮影画像データ、仮表示等に用いられる縮小リサイズされたサムネイル画像データ、および撮影画像データの関連情報であるタグ情報を主な要素とするファイル構造を有する。本実施形態において、カメラ10は、撮影画像ファイルのファイルフォーマットとしてJPGファイルフォーマットを採用し、タグ情報は、EXIF情報として規定されている。
EXIF情報には、図6(b)に示すように、カテゴリーごとに分類されて様々な情報が記述されている。以下に主な情報について説明する。ファイル情報のカテゴリーには、ファイルの種類、ファイルサイズ、画像情報が記述されている。画像情報には、撮影画像のサイズ、および各ドットが有する色数であるビット数が記述されている。撮影情報のカテゴリーには、撮影日時、露出時間、F値、ISO感度、焦点距離等が記述されている。
本実施形態において、EXIF情報には、トリミング情報のカテゴリーが設けられている。トリミング情報のカテゴリーには、撮影画像におけるトリミング枠のアスペクト比、左上頂点座標、対角線長さ等が記述されている。システム制御部100は、EXIF情報のトリミング情報を編集することにより、トリミング情報を撮影画像データに関連付ける。
図6(a)で示す画像300の撮影画像データにトリミング枠310のトリミング情報を関連付ける場合、システム制御部100は、画像300の撮影画像ファイルにおけるEXIF情報のトリミング情報の項目「アスペクト比」に1:1を記述する。また、システム制御部100は、画像300の撮影画像ファイルにおけるEXIF情報のトリミング情報の項目「左上頂点座標」に1200,320を記述する。また、システム制御部100は、画像300の撮影画像ファイルにおけるEXIF情報のトリミング情報の項目「対角線長さ」に2545ドットを記述する。
上述の実施形態では、撮影画像におけるトリミング枠のアスペクト比の情報は、ユーザに選択されたトリミング枠の情報として撮影画像データに関連付けられたが、これに限らない。システム制御部100は、アスペクト比が変更されたトリミング枠の表示中に撮影動作を実行した場合、変更後のアスペクト比の情報を、アスペクト比が変更されたトリミング枠の情報として撮影画像データに関連付けてもよい。
また、この場合に、システム制御部100は、変更前のユーザに選択されたトリミング枠のアスペクト比を、ユーザに選択されたトリミング枠の情報として撮影画像データに関連付けてもよい。そして、システム制御部100は、アスペクト比の変更前後におけるトリミング枠の変化量を撮影画像における変化量に換算し、換算した変化量の情報を、アスペクト比が変更されたトリミング枠の情報として撮影画像データに関連付けてもよい。
上述の実施形態では、変更された位置の情報として撮影画像に対するトリミング枠の左上頂点座標の情報が撮影画像データに関連付けられたが、代わりに撮影画像に対するトリミング枠の中心座標が関連付けられてもよい。また、変更されたサイズの情報として撮影画像に対するトリミング枠の対角線長さの情報が撮影画像データに関連付けられたが、代わりに撮影画像に対するトリミング枠の左右方向および上下方向の長さの情報が関連付けられてもよい。
図7は、本実施形態に係るカメラ10の撮影処理のフロー図である。本フローは、システム制御部100が電源スイッチ36のオン操作を検知した場合に開始される。ステップS101では、背面表示制御部114は、ライブビュー画像を背面モニタ31に表示させる。また、背面表示制御部114は、上述のトリミング枠選択モードで選択されたトリミング枠を当該ライブビュー画像に重畳表示させる。
ステップS102では、システム制御部100は、背面モニタ31に表示されているトリミング枠の位置を変更する位置変更指示、サイズを変更するサイズ変更指示、アスペクト比を変更するアスペクト比変更指示が操作部材で受け付けられたか否かを判断する。図4、図5を用いて説明したように、マルチセレクタ35、トリミングボタン42、背面コマンドダイヤル44および前面コマンドダイヤル45は、受付部として、位置変更指示、サイズ変更指示、アスペクト比変更指示を受け付ける。システム制御部100は、変更指示が受け付けられた場合にはステップS103へ移行し、変更指示が受け付けられていない場合にはステップS104へ移行する。
ステップS103では、システム制御部100は、トリミング枠の変更処理を実行する。具体的な処理については後述する。ステップS104では、システム制御部100は、操作部材が受け付けた露出制御の選択を検知する。具体的には、まず、ユーザがマルチセレクタ35を操作してメニュー画面の「露出制御設定」の項目を選択した場合に、背面表示制御部114は、露出制御の設定画面を背面モニタ31に表示させる。露出制御の設定画面には、「2枚撮影」、「1枚撮影」の項目が含まれる。また、「1枚撮影」の項目が選択された場合にアクティブとなる下位項目として、「トリミング枠内で露出」、「全体で露出」の項目が含まれる。
「2枚撮影」の項目は、トリミング枠の内部を露出評価対象として撮影画像データを取得する第1撮影動作と、トリミング枠の外部を含めた全体を露出評価対象として撮影画像データを取得する第2撮影動作の両方をカメラ10に実行させて2枚の画像を取得するための項目である。「トリミング枠内で露出」の項目は、第1撮影動作をカメラ10に実行させて1枚の画像を取得するための項目である。「全体で露出」の項目は、第2撮影動作をカメラ10に実行させて1枚の画像を取得するための項目である。
マルチセレクタ35は、受付部として、「2枚撮影」または「1枚撮影」の項目の選択を受け付ける。そして、マルチセレクタ35は、「1枚撮影」の項目の選択を受け付けた場合、「トリミング枠内で露出」または「全体で露出」の項目の選択を受け付ける。システム制御部100は、マルチセレクタ35が受け付けた項目の選択を検知する。
ステップS105では、システム制御部100は、ステップS104における露出制御の選択に応じて露出制御フラグPtの値を設定する。具体的には、システム制御部100は、「2枚撮影」の項目が選択された場合に、露出制御フラグPtを1に設定する。また、システム制御部100は、「1枚撮影」の項目および「トリミング枠内で露出」の項目が選択された場合に、露出制御フラグPtを2に設定する。また、システム制御部100は、「1枚撮影」の項目および「全体で露出」の項目が選択された場合に、露出制御フラグPtを3に設定する。
ステップS106では、システム制御部100は、レリーズボタン33のスイッチSW1がオンになったか否かを判断する。システム制御部100は、スイッチSW1がオンになった場合にはステップS107へ移行し、スイッチSW1がオフのままである場合にはステップS118へ移行する。ステップS107では、システム制御部100は、露出制御フラグPtが3であるか否かを判断する。システム制御部100は、露出制御フラグPtが3でない場合、すなわち露出制御フラグPtが1または2である場合にはステップS108へ移行し、露出制御フラグPtが3である場合にはステップS110へ移行する。
ステップS108では、システム制御部100は、トリミング枠の内部を露出評価対象として露出を決定する。具体的には、まず、システム制御部100は、AE評価用の画像データのうち、トリミング枠の内部の領域の輝度値を抽出する。次に、システム制御部100は、トリミング枠の内部の領域の輝度値が予め定められた適正な輝度値となる適正露出値を算出する。そして、システム制御部100は、適正露出値に応じた適正絞り値、シャッタ速度、ISO感度を決定する。なお、AE評価用の画像データとして、ライブビュー画像の画像データ、あるいはAF評価用の画像データが用いられる。
ステップS109では、システム制御部100は、露出制御フラグPtが2であるか否かを判断する。システム制御部100は、露出制御フラグPtが2でない場合、すなわち露出制御フラグPtが1である場合にはステップS110へ移行し、露出制御フラグPtが2である場合にはステップS111へ移行する。
ステップS110では、システム制御部100は、トリミング枠の外部を含めた全体を露出評価対象として露出を決定する。具体的には、まず、システム制御部100は、AE評価用の画像データのうち、トリミング枠の外部を含めた全体の領域、すなわち全画角の領域の輝度値を抽出する。次に、システム制御部100は、全体の領域の輝度値が予め定められた適正な輝度値となる適正露出値を決定する。そして、システム制御部100は、適正露出値に応じた適正絞り値、シャッタ速度、ISO感度を決定する。
ステップS111では、システム制御部100は、レリーズボタン33のスイッチSW2がオンになったか否かを判断する。システム制御部100は、スイッチSW2がオンになった場合にはステップS112へ移行する。一方、システム制御部100は、スイッチSW1がオンになってから予め定められた期間内、例えば5秒以内にスイッチSW2がオンにならなかった場合にはステップS118へ移行する。ステップS112では、システム制御部100は、露出制御フラグPtが3であるか否かを判断する。システム制御部100は、露出制御フラグPtが3でない場合、すなわち露出制御フラグPtが1または2である場合にはステップS113へ移行し、露出制御フラグPtが3である場合にはステップS116へ移行する。
ステップS113では、システム制御部100は、撮影制御部として、トリミング枠の内部を露出評価対象として撮影画像データを取得する第1撮影動作を実行する。具体的には、まず、システム制御部100は、ステップS108で決定した適正絞り値に絞り込む駆動信号を絞り駆動回路103へ出力するとともに、ステップS108で決定したシャッタ速度で駆動させる駆動信号をシャッタ駆動回路107へ出力する。そして、システム制御部100は、撮像素子108の出力を、ステップS108で決定したISO感度に従って増幅し、画像処理回路109に全画角の撮影画像データを生成させる。
ステップS114では、システム制御部100は、記録制御部として、トリミング情報を撮像画像データに関連付けた画像ファイルをメモリカード113に記録する。具体的には、システム制御部100は、圧縮/伸長回路110に、画像処理回路109が生成した撮影画像データを、図6を用いて説明したJPGファイルフォーマットの画像ファイルに変換させる。そして、システム制御部100は、圧縮/伸長回路110が変換した画像ファイルをメモリカード113に記録する。
ステップS115では、システム制御部100は、露出制御フラグPtが2であるか否かを判断する。システム制御部100は、露出制御フラグPtが2でない場合、すなわち露出制御フラグPtが1である場合にはステップS116へ移行し、露出制御フラグPtが2である場合にはステップS118へ移行する。
ステップS116では、システム制御部100は、撮影制御部として、全体を露出評価対象として撮影画像データを取得する第2撮影動作を実行する。具体的には、まず、システム制御部100は、ステップS110で決定した適正絞り値に絞り込む駆動信号を絞り駆動回路103へ出力するとともに、ステップS110で決定したシャッタ速度で駆動させる駆動信号をシャッタ駆動回路107へ出力する。そして、システム制御部100は、撮像素子108の出力を、ステップS110で決定したISO感度に従って増幅し、画像処理回路109に全画角の撮影画像データを生成させる。ステップS117では、システム制御部100は、ステップS114と同様に、トリミング情報を撮像画像データに関連付けた画像ファイルをメモリカード113に記録する。
ステップS122では、システム制御部100は、電源スイッチ36のオフ操作を検知したか否かを判断する。システム制御部100は、電源スイッチ36のオフ操作を検知していない場合にはステップS103へ戻り、電源スイッチ36のオフ操作を検知した場合には本フローを終了する。
図8は、ステップS103のトリミング枠の変更処理のフロー図である。ステップS201では、システム制御部100は、ステップS102で受け付けられた変更指示が位置変更指示であるか否かを判断する。システム制御部100は、位置変更指示であると判断した場合にはステップS202へ移行し、位置変更指示でないと判断した場合にはステップS203へ移行する。ステップS202では、背面表示制御部114は、図4を用いて説明したように、位置変更指示に従い背面モニタ31に表示されているトリミング枠の位置を変更する。
ステップS203では、システム制御部100は、ステップS102で受け付けられた変更指示がサイズ変更指示であるか否かを判断する。システム制御部100は、サイズ変更指示であると判断した場合にはステップS204へ移行し、サイズ変更指示でないと判断した場合にはステップS205へ移行する。ステップS204では、背面表示制御部114は、図4を用いて説明したように、サイズ変更指示に従い背面モニタ31に表示されているトリミング枠のサイズを変更する。
ステップS205では、システム制御部100は、ステップS102で受け付けられた変更指示がアスペクト比変更指示であるか否かを判断する。システム制御部100は、アスペクト比変更指示であると判断した場合にはステップS206へ移行し、アスペクト比変更指示でないと判断した場合にはステップS209へ移行する。ステップS206では、背面表示制御部114は、図5を用いて説明したように、アスペクト比変更指示に従い背面モニタ31に表示されているトリミング枠のアスペクト比を変更する。
ステップS207では、システム制御部100は、アスペクト比が変更されたトリミング枠を登録する登録指示を登録ボタン43で受け付けたか否かを判断する。システム制御部100は、登録指示を受け付けた場合にはステップS208へ移行し、登録指示を受け付けていない場合にはステップS209へ移行する。ステップS028では、システム制御部100は、上述したようにアスペクト比が変更されたトリミング枠をシステムメモリ116に登録する。本実施形態において、システム制御部100は、アスペクト比が変更されたトリミング枠を登録する登録部として機能する。
ステップS209では、システム制御部100は、背面モニタ31の画面領域におけるトリミング枠の位置から、撮影画像におけるトリミング枠の各頂点の座標値を算出する。ステップS209の処理終了後、システム制御部100は、上述のステップS104へ移行する。
上述のステップS104で説明したように、本実施形態において、ユーザは露出制御を選択することができる。例えば、トリミング枠の内部に太陽、雪等の輝度の高い被写体が存在する場合に、ユーザは、トリミング枠の内部を露出評価対象として適正露出値を算出して暗めの画像を生成させるか、全体を露出評価対象として適正露出値を算出して明るめの画像を生成させるか、両方の適正露出値で2枚の画像を生成させるかを選択できる。また、システム制御部100は、両方の適正露出値で2枚撮影した場合、2枚の撮影画像データを関連付けてメモリカード113に記録してもよい。具体的には、システム制御部100は、一方の画像ファイルにおけるEXIF情報のトリミング情報のカテゴリーに、他方の画像ファイルのファイル名を記述する。
また、上述のステップS104において、システム制御部100は、第1撮影動作、第2撮影動作、および、第1撮影動作と第2撮影動作の両方の動作、のいずれを実行するかの選択を検知したが、これに限らない。システム制御部100は、第1撮影動作、第2撮影動作、および、第1撮影動作と第2撮影動作の両方の動作、のうちの2つの動作からいずれの動作を実行するかの選択を検知するようにしてもよい。例えば、背面表示制御部114は、「トリミング枠内で露出」および「全体で露出」の項目で構成される露出制御の設定画面を背面モニタ31に表示させ、システム制御部100は、第1撮影動作および第2撮影動作のいずれの動作を実行するかの選択を検知する。
また、背面表示制御部114は、「1枚撮影」および「2枚撮影」の項目で構成される露出制御の設定画面を背面モニタ31に表示させ、システム制御部100は、第1撮影動作、および、第1撮影動作と第2撮影動作の両方の動作、のいずれの動作を実行するかの選択を検知してもよい。また、背面表示制御部114は、「1枚撮影」および「2枚撮影」の項目で構成される露出制御の設定画面を背面モニタ31に表示させ、システム制御部100は、第2撮影動作、および、第1撮影動作と第2撮影動作の両方の動作、のいずれの動作を実行するかの選択を検知してもよい。
上述の処理フローにおいて、図3(a)で説明したアスペクト比3:2のトリミング枠が選択されている場合、トリミング枠の内部の範囲と全画角の範囲とが等しくなる。この場合、システム制御部100は、ステップS106において露出制御フラグPtの値に関係なくステップS109へ移行し、ステップS111において露出制御フラグPtの値に関係なくステップS116へ移行する。
本実施形態におけるカメラ10では、メモリカード113に記録されている画像ファイルの画像をトリミングするトリミング編集モードを実行することができる。トリミング情報が撮影画像データに関連付けられた画像ファイルを、ユーザがトリミング編集対象として指定すると、システム制御部100は、当該画像ファイルのEXIF情報からトリミング情報を抽出する。そして、背面表示制御部114は、画像ファイルの画像を背面モニタ31に表示させるとともに、トリミング情報が示すトリミング枠を初期のトリミング枠として画像ファイルの画像に重畳表示させる。
ユーザは、初期のトリミング枠が示す範囲でトリミングを指示することができる。また、ユーザは、図4、図5を用いて説明した操作を実行して、初期のトリミング枠の位置、サイズ、アスペクト比を変更し、変更後のトリミング枠が示す範囲でトリミングを指示することもできる。トリミング枠のアスペクト比が変更された状態でユーザが登録ボタン43を押すと、システム制御部100は、上述と同様に、アスペクト比が変更されたトリミング枠をシステムメモリ116に登録する。そして、登録されたトリミング枠は、トリミング枠選択モードにおいて選択対象となる。
上述の実施形態では、トリミング枠は破線で表示されたが、トリミング枠の表示態様はこれに限らない。トリミング枠は、実線、点線等の他の線種で表示されてもよい。また、トリミング枠の外部領域を半透明にしてトリミング枠の領域を区別可能に表してもよい。また、ユーザがトリミング枠の表示態様を指定できるようにしてもよい。例えば、ユーザがトリミングボタン42を押しながらマルチセレクタ35の決定ボタンを押すと、背面表示制御部114は、トリミング枠の表示態様を設定する設定画面を背面モニタ31に表示させる。そして、ユーザは、当該設定画面で、トリミング枠の線種、色、外部領域の表示態様等を指定する。
上述の実施形態では、トリミング情報を関連付ける撮影画像データとして、撮像素子108の有効画素領域に対応する全画角の撮影画像データが用いられたが、これに限らない。システム制御部100は、撮像素子108の有効画素領域の一部に対応する撮影画像データにトリミング情報を関連付けてもよい。例えば、システム制御部100は、撮像素子108の有効画素領域の一部であるアスペクト比4:3の領域をクロップ範囲に設定し、クロップ範囲内で設定されたアスペクト比5:4のトリミング枠の情報をクロップ範囲の画像データに関連付ける。
上述の実施形態では、カメラ10の背面モニタ31のライブビュー画像にトリミング枠を重畳表示したがこれに限らない。覗き込み型の電子ビューファインダに対しても上述のトリミング枠の表示処理を適用し得る。ルーペ型の観察装置を取り付けて液晶モニタを覗き込むファインダに対しても上述のトリミング枠の表示処理を適用し得る。また、光学ファインダの透過型液晶パネルに上述のトリミング枠の表示処理を適用してもよい。
上述の実施形態において、撮像装置としてレンズ交換式カメラを例に説明したが、これに限らない。レンズ光学系が一体的に構成されたコンパクトデジタルカメラ、ミラー機構がないミラーレスデジタルカメラ、ビデオカメラ、カメラ機能付き携帯電話、カメラ機能付き携帯ゲーム、カメラ機能付き顕微鏡、カメラ機能付き望遠鏡などの撮像装置であっても同様に本実施形態に係る概念を適用することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。上記の実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 カメラ、20 交換レンズ、30 カメラ本体、31 背面モニタ、32 上面モニタ、33 レリーズボタン、34 撮影モードダイヤル、35 マルチセレクタ、36 電源スイッチ、37 再生ボタン、38 削除ボタン、39 メニューボタン、40 拡大ボタン、41 縮小ボタン、42 トリミングボタン、43 登録ボタン、44 背面コマンドダイヤル、45 前面コマンドダイヤル、100 システム制御部、101 撮影レンズ、102 絞り機構、103 絞り駆動回路、104 ミラー機構、105 ミラー駆動回路、106 シャッタ、107 シャッタ駆動回路、108 撮像素子、109 画像処理回路、110 圧縮/伸長回路、111 メモリ、112 カードコネクタ、113 メモリカード、114 背面表示制御部、115 上面表示制御部、116 システムメモリ、117 タイマー、118 電池、119 外部インターフェース、120 位相差AF素子、121 位相差AF回路、122 コントラストAF回路、123 AFエリア照射装置、124 照射装置駆動回路、125 測光装置、200 ライブビュー画像、201 タイトル欄、202 アスペクト比表示欄、210、220、230、240 トリミング枠、300 画像、310 トリミング枠

Claims (7)

  1. ライブビュー画像と、前記ライブビュー画像に重畳する選択されたトリミング枠とを表示器に表示させる表示制御部と、
    前記トリミング枠の位置を変更する位置変更指示を受け付ける受付部と、
    選択された前記トリミング枠の情報および変更された前記位置の情報を、撮影画像データに関連付ける記録制御部と
    を備える撮像装置。
  2. 前記受付部は、前記トリミング枠のアスペクト比を変更するアスペクト比変更指示を受け付け、
    前記記録制御部は、選択された前記トリミング枠の情報に加えまたは代えて、アスペクト比が変更された前記トリミング枠の情報を、前記撮影画像データに関連付ける請求項1に記載の撮像装置。
  3. アスペクト比が変更された前記トリミング枠を登録する登録部を備える請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記受付部は、前記トリミング枠のサイズを変更するサイズ変更指示を受け付け、
    前記記録制御部は、変更された前記サイズの情報を前記撮影画像データに関連付ける請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記受付部は、選択され且つ位置が変更された前記トリミング枠の内部を露出評価対象として前記撮影画像データを取得する第1撮影動作、前記トリミング枠の外部を含めた全体を露出評価対象として前記撮影画像データを取得する第2撮影動作、および、前記第1撮影動作と前記第2撮影動作の両方の動作、の少なくとも2つの動作からいずれの動作を実行するかの選択を受け付ける請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記記録制御部は、撮像素子の有効画素領域に対応する全画角の前記撮影画像データに、選択された前記トリミング枠の情報および変更された前記位置の情報を関連付ける請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. ライブビュー画像と、前記ライブビュー画像に重畳する選択されたトリミング枠とを表示器に表示させる表示制御ステップと、
    前記トリミング枠の位置を変更する変更指示を受け付ける受付ステップと、
    選択された前記トリミング枠の情報および変更された前記位置の情報を、撮影画像データに関連付ける記録制御ステップと
    をコンピュータに実行させる撮像装置の制御プログラム。
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