JP2013084402A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】前面より吸気して本体に液体や水蒸気、油煙などが吸引されるのを抑制する。
【解決手段】本体と、加熱コイル11と、制御回路150と、制御回路150を収納し底面14aに仕切り板14bを設け本体内の底面2aに配置した基板ケース14と、基板ケース14内の制御回路150に冷却風を送風する吹出し部12bと前記冷却風用の空気を吸引する吸込部12aとを設け基板ケース14の後方に配置した送風ファン12と、本体の後方の背面部2bに外気を吸引するために開口した後吸気口7aと、本体前面側に外気を吸引するために開口した前吸気口7bと、送風ファン12の吸込部12aと後吸気口7aと前吸気口7bとの空間が連通した後方空間50とを備え、前吸気口7bと後方空間50との間に、基板ケース14の底面14aと本体の底面2aと基板ケース14の底面2aの外側の二個の仕切り板14bとで構成した空間通路90を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、前面より吸気して本体に液体や水蒸気、油煙などが吸引されるのを抑制した加熱調理器に関するものである。
誘導加熱調理器は、高周波電流を誘導加熱コイルに流して発生させた磁力線が、金属製鍋を通過する際、鍋底に生じる渦電流によるジュール熱を利用して加熱調理を行うものである。誘導加熱調理器では、誘導加熱コイルや誘導加熱コイルを制御する制御基板上の電子部品が発熱するため、一般的に、送風機から冷却風を送風して誘導加熱コイルや制御基板を冷却している。
この誘導加熱調理器には、据え置き型やキッチンキャビネットなどに収納して利用する組み込み型がある。組み込み型の場合、冷却風量を確保しキッチンキャビネットなどの庫外へ冷却風を排気するため、吸気口や排気口の設置位置は本体上面に設置された場合が多い。吸気口がトッププレート上に開口された場合、トッププレート上に吹きこぼれた煮汁などの液体や、調理の際に生じる水蒸気、油煙などが吸気口から吸気される気流によって器体内部に流入する可能性があり、内部の電子部品を損傷する恐れがあった。
そのため、吸気口を器体前面や背面、底面などに設け、液体や水蒸気、油煙などが吸引されるのを抑制したものがあり、一例として、以下の特許文献に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載されたものは、本体ケース前面のサイドカバーに通気孔を設けて吸気し、本体ケースを取り付けるキッチンキャビネットと本体ケースの隙間を吸気路として、本体ケースの後方に設けた送風ユニットへ吸気して、本体を冷却し、上部ユニットの前側上面に設けた排気口から排気してキッチンキャビネットの前方へ排気するものである。
特許第3735810号公報
近年の加熱調理器においては、特許文献1に示した加熱調理器は、上記したように、液体や水蒸気、油煙などが吸引されるのを抑制するため、本体ケース前面のサイドカバーに通気孔を設けて吸気し、本体ケースを取り付けるキッチンキャビネットと本体ケースの隙間を吸気路として、本体ケースの後方に設けた送風ユニットへ吸気して、本体内を冷却しているため、長時間に渡って加熱調理器を使用するとキッチンキャビネットの内部の温度が上昇し、本体ケース前面のサイドカバーから吸気した冷気も、キッチンキャビネットの内部に留まっている温度上昇した大量の空気によって加温され、その結果、本体内を冷却する冷却風の平均温度が上昇する課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本体と、該本体の上部で被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御回路と、該制御回路を収納し底面の外側に二個の仕切り板を隔てて設け前記本体内の底面に配置した基板ケースと、該基板ケース内の前記制御回路に冷却風を送風する吹出し部と前記冷却風用の空気を吸引する吸込部とを設け前記基板ケースの後方に配置した送風ファンと、前記本体の後方の背面部に外気を吸引するために開口した後吸気口と、前記本体前面側に外気を吸引するために開口した前吸気口と、前記送風ファンの吸込部と前記後吸気口と前記前吸気口との空間が連通した後方空間とを備え、前記前吸気口と前記後方空間との間に、前記基板ケースの底面と前記本体の底面と前記基板ケースの底面の外側の二個の仕切り板とで構成した空間通路を設けたものである。
本発明によれば、基板ケースを冷却し、また、キッチンキャビネット内から吸引した空気と前面から吸引した温度上昇の低い空気とを混ぜ合わせることで、キッチンキャビネット内から吸引した空気の温度を低下することが可能となり、送風ファンで本体内に送風される冷却風の温度を低下することができる。
一実施例に係る加熱調理器(操作部は開成状態)をキッチンキャビネットに収納した状態の斜視図である。 図1のA−A断面図(操作部は閉成状態)である。 一実施例の本体の操作部ケースに操作部を閉成した時の斜視図である。 同操作部ケースに操作部を閉成した時の斜視図である。 同操作部ケースの斜視図である。 同操作部ケースに操作部を閉成した時の断面図である。 同操作部ケースに操作部を開成した時の断面図である。 同本体の空間通路の説明図である。
以下、本発明の実施例を図1から図7に従って説明する。
図1、図2において、加熱調理器の本体2は、キッチンキャビネット1の上面から落とし込んで設置され、設置後はオーブン(ロースター)4と操作部5と電源スイッチ19がキッチンキャビネット1の前面部から操作できるようになっている。キッチンでは、キッチンキャビネット1に嵌め込んだ本体2の後側の上方には換気装置200が設けられている。換気装置200は、調理を行う時に動作させて水分を含む湯気や油煙などを室外へ排気して換気する。
調理を行う際の被加熱物である調理鍋100は、本体2の上面に配置され耐熱ガラス等からなるプレート3上に載置され、プレート3の周囲端面は、プレート枠20によって保護されて被加熱物を載置する天板を成している。
プレート3には載置部6が描かれており、該載置部6に調理鍋を載置することにより調理可能となる。載置部6は、プレート3の上面手前の右に載置部右6a、左に載置部左6bが配置され、これら両載置部6a、6b間の奥(中央後部)に載置部中央6cが配置されている。そして、プレート3の各載置部6の下部に位置し本体2内の上部に配置して、調理鍋100を加熱するための加熱手段である加熱コイル11が設置されている。載置部右6a、載置部左6bは各3kW、載置部中央6cは2kWの誘導加熱の出力である。鉄、ステンレスだけでなく非磁性金属の調理鍋100も誘導加熱するものでも良い。
また、プレート3の前面側には、上面操作部9とその奥側に位置する上面表示部10が設けられている。上面操作部9は、主に加熱コイル11の火力や加熱時間の設定を行い、上面表示部10に前記上面操作部9にて設定された情報の表示を行う。
制御回路150は、加熱コイル11に電源を供給するインバータ基板15や、加熱コイル11に供給する電源やオーブン4の加熱を制御する制御基板13である。
本体2の内部には、発熱部品である加熱コイル11や、制御回路150の電子部品を冷却するため、後述の吸気口7より吸い込んだ空気を本体2内に送風する冷却手段である送風ファン12を制御回路150より後方に配置して設けている。送風ファン12は本体2の右後部に配置している。送風ファン12の吸込部12aは、後述する基板ケース14の後方側で本体2の後方側に設けた後方空間50に設けられている。後方空間50は、この空間を構成している本体2の背面部2bには外気を吸引するために開口されている後吸気口7aと、後述する空間通路90を経て本体2前側に設けられている後述する前吸気口7bと、送風ファン12の吹出し部12bとが空間で結ばれ、他は略密閉空間を構成している。そのため、送風ファン12が動作すると、送風ファン12の吸込部12aから後方空間50内の空気を吸引して吹出し部12bから排出して基板ケース14内の制御基板13に搭載されている電子部品を冷却する。後方空間50内の空気が基板ケース14に送風されると、後方空間50の内部は負圧になり、後方空間50と連通する後吸気口7aと前吸気口7bから外気を吸引する。
7は外気を本体2内に吸い込む吸気口で、本体2の背面部2bの右側に、送風ファン12の駆動によって外気を吸引する一方の吸気口7である後吸気口7aが設けられている。後吸気口7aは背面部2bの垂直部2b1と傾斜部2b2に渡ってパンチング穴により細かい通気穴を設け、送風ファン12の吸込部12aより後方に接近して設けられている。後吸気口7aからは、キッチンキャビネット1内部の空気を吸気する。更に、他方の吸気口7が本体2前側の操作部ケース17に設けられている前吸気口7bである。前吸気口7bについては、詳細は後述する。
8は送風ファン12により送風した空気を本体2内から排出する排気口である。本体2の制御回路150より上方後方で、プレート3の後方のプレート枠20上面には、右側の排気口8aと左側の排気口8bが設けられている。発熱部品である加熱コイル11や制御回路150の電子部品を冷却した後の廃熱は、本体2に設けられたプレート3の後方のプレート枠20の排気口8から上方へ排出する。左側の排気口8bからはオーブン4の廃熱も排出される。
16は放熱フィンで、発熱する電子部品に取り付け、送風ファン12から送風された風によって効率よく熱交換するためのものである。14は基板ケースで、制御基板13とインバータ基板15を覆い、送風ファン12から送風される風を効率よく制御基板13とインバータ基板15に送るためのものである。
また、操作部ケース17の後方の基板ケース14を切断して本体2の前側から見た断面を示した図8において、基板ケース14の底面14aと本体2の底面2aと、基板ケース14の底面14a外側と本体2の底面2aとの間に空間を設けるために2個の仕切り板14bを隔てて設けた空間通路90が構成されている。この空間通路90は、前吸気口7bから吸引した空気を後方空間50に導く風路である。
再び図1、図2において、13は制御基板で、設定された調理条件(火力や加熱時間)に応じて加熱コイル11に供給する電源や後述するオーブン4の加熱部(図示無し)を制御するものである。
本体2の前面左側に配置された、オーブン4は、魚や肉、ピザ等の被加熱物を焼くためのもので、開口部はドア4aで塞がれる。なお、本実施例ではオーブン4を本体2の前面左側に設けたが、前面右側に設ける構成としても良い。また、オーブンは、呼び名としてロースター、グリルと呼ぶこともある。
オーブン4の隣側には、前面パネル18と電源スイッチ19とその下方に主にオーブン4の調理条件を設定する操作部5が設けられている。
17は操作部ケースで、操作部5を閉成した時に、操作部5を収納できるように本体2の前面内側に設けている。
図1は操作部5を開成した状態を示し、図2は操作部5を閉成した状態を示す。5aは操作面で、被加熱物を調理する火力や加熱時間、メニューの選択などの調理する条件を設定する操作手段21(図7)と設定した条件を表示する表示手段22(図7)を設け、操作部5を開成した時に使用者から操作しやすい上面部に設けている。5bは操作部前面パネルで、操作部5を閉成した時に前面パネル18と同一面になるので、意匠的に前面パネル18と共に配慮されている。5cは操作部5の側面の操作部右面、5dは操作部5の側面の操作部左面である。
次に、図6、図7を用いて操作部5の構造について説明する。
図6は操作部ケース17に操作部5を閉成した時の断面図、図7は操作部ケース17に操作部5を開成した時の断面図である。21は操作手段で、操作面5aに設けられ、主にオーブン4の調理するときの火力や加熱時間、調理の種類などの条件を設定するものである。22は表示手段で、操作面5aに設けられ、操作手段21で設定した調理条件(火力、加熱時間など)を表示するものである。
操作部5の操作部右面5cに平板状のギヤ(図示なし)を設け、操作部ケース17に設けたロータリーダンパー(図示なし)のギヤとが噛合い、操作部5を開こうとする力に対してギヤの移動速度をロータリーダンパーのギヤが一定速度に抑制することで、操作部5を急激に開くことなく一定の速度で開くようにしている。31はヒンジ部で、操作部5を操作部ケース17に対して開閉できるように、操作部5の前面下端5b1(図4)に設けた複数のヒンジA26a(図4)と操作部ケース17の前面下端17a(図4)に設けた複数のヒンジB26b(図4)とをロット25で貫通し、ロット25を支点として回転自在に支えるものである。24は板バネで、SUSのバネ材で成型された片持ちバネを構成し、固定端側(イ部)は操作部ケース17に固定する。もう片方の自由端(ロ部)は操作部5の操作部前面パネル5bの内側を操作部5の開く方向に押し当て、操作部5を閉成した場合は板バネ24は略L字状に曲げられる。操作部5を開成するときは板バネ24が直線に戻ろうとする復元力によって操作部5を開成する。5fはバネ受け部で、操作部5を開閉するときに、操作部前面5bの内側を板バネ24の自由端が摺動しながら押す場所で、常に板バネ24が直線状に戻ろうとする復元力が印加される。板バネ24の固定端は、操作部5を回転自在に支持しているロット25より上方になるように操作部ケース17に固定し、自由端は固定端より更に上方の位置を押すように設けることで、操作部5を開くときに板バネ24の復元力を大きな力として利用している。27はラッチで、操作部ケース17側に受け部27aと操作部5に凸部27bを設け、操作部5が閉成した後に板バネ24の復元力で開かないように受け部27aは凸部27bをカムで抑え、抑えている状態で再度操作部5を閉まる方向に押し込むことで受け部27aのカムが動作して凸部27bを放すように設けられている。
次に図3〜図5を用いて前吸気口7bについて説明する。
図3は、本体2前側の操作部ケース17に操作部5を閉成した状態を下から仰ぎ見た斜視図である。図4は、同様に操作部ケース17に操作部5を閉成した状態の斜視図である。図5は操作部ケース17の斜視図である。
本体2の底面2aの前方に、操作部ケース17を配置し、カバー30を操作部前面パネル5bに嵌合装着した操作部5を収納している。カバー30は操作部5の前面下端5b1(図4)よりも下へ垂れることなく装着されている。本実施例では、操作部ケース17を本体2の右に配置し、送風ファン12も同様に本体2の右後部に配置した場合を示している。
本体2の底面2aの右側は、送風ファン12に流す空気の通る空間通路90の断面積を広くして抵抗を少なくするために、補強ビード2a1は、幅方向でなく奥行き方向に伸びる形状として外側に凸形状となるように限定して設けている。
図4において、操作部ケース17のヒンジ部31の奥側に、横に間口が広く下向きに開口し複数の桟7cを有した前吸気口7bが設けられている。複数の桟7cは、紙屑など大きなゴミや割り箸など異物を差込んだり、指が入ることを防止する。更に、キッチンキャビネット1の前面から見て操作部ケース17の前吸気口7bに吸気によって付着する埃を確認でき、掃除できるものである。
操作部5の前面下端5b1と操作部ケース17の前面下端17bにヒンジ部31を設けるので、図6、図7に示すように、操作部5を開いても操作部前面パネル5bがヒンジ部31より下側に垂れないので、前吸気口7bは、吸気する面積が減らずに吸気が確保できる。
図5において、操作部ケース17の前吸気口7bから吸気する空気は、下方から吸気して、R部17fと上面部17dで奥向きに案内される。図2に示すように、前吸気口7bから吸気した空気は、連通口17e(図6)を経て操作部ケース17の外側となる奥行方向へ流れる。そして、連通口17eは、制御回路150より下方に、基板ケース14の底面14aと本体2の底面2aで成す送風ファン12へと連通する空間通路90に繋がり、空間通路90は送風ファン12の吸込部12aへと繋がっている。
空間通路90が設けられた位置は、本体2の中で1番温度上昇の少ない箇所であり、本体2前から吸引した冷却用の空気の温度を無駄に加温されること無く後方空間50まで導くことが可能である。また、冷却風を基板ケース14の底面14aに沿って流すことで、基板ケース14内の温度上昇を和らげる働きもある。空間風路90は、基板ケース14の底面14aと、基板ケース14の底面14aに設けられた仕切り板14bと本体2の底面2aに囲まれて構成することで、空間通路90を流れる空気が本体2内へ直接に洩れないようにしている。
連通口17eの大きさは、前吸気口17bの横幅全体と略等しい幅で、下端から上面部17dの高さで成す四角形の穴で、吸気した空気がよどみなく空間通路90に流れる開口としている。そのため、前吸気口7bから吸気した空気は、操作部5の周囲を常時通過することなく空間通路90へ流れるため、操作部5が汚れないで保てる。
本実施例は、以上の構成からなり、次にその動作について説明する。
調理をするときには、換気装置200を駆動して排気をする。プレート3に調理鍋100を載置して誘導加熱する場合は、電源スイッチ19で電源を入れ、上面表示部10で表示を確認しながら上面操作部9で操作して、温度や火力を設定して、加熱の開始を操作する。加熱を始めると、制御回路150で加熱コイル11が制御されて、調理鍋100を加熱する。
また、送風ファン12が回転して後吸気口7aと前吸気口7bから冷却用の空気を吸気する。前吸気口7bより吸気した空気は、基板ケース14の下に設けられた空間通路90を通過する時に、元々温度上昇の低い基板ケース14の底面14aを冷却し、基板ケース14に収納されている制御回路150の電子部品の温度上昇を緩和する。
また、後吸気口7aから吸引するキッチンキャビネット1内の空気は、長時間加熱調理器を使用することで多少温度上昇してしまう。しかし、送風ファン12の吸込部12aのある後方空間に、後吸気口7aから吸引したキッチンキャビネット1内の空気と前吸気口7bより吸気した温度上昇の少ない空気とを混合することで、後吸気口7aから吸引したキッチンキャビネット1内の空気の温度を下げられることで、キッチンキャビネット1内に留まっていたときの空気の温度より低い空気が送風ファン12によって基板ケース14内に送風されて電子部品を冷却し、その後加熱コイル11などを冷却した後に排気口8から排気される。排気は、換気装置200までスムーズに排気され換気装置200で換気される。この場合は、一般に操作部5は閉成状態で使用されている。
次に、オーブン4を使用する場合について説明する。オーブン4に被加熱物を入れて、操作部5を開成し、表示手段22を確認しながら操作手段21で調理する火力や加熱時間、メニューの選択などの調理する条件を設定し、加熱の開始を操作する。なお、加熱を開始した後の冷却風の流れは前記と同様なので詳細に説明するのは省略する。
加熱を始めると、制御回路150で制御されて、オーブン4が加熱する。また送風ファン12が回転して、後吸気口7a、前吸気口7bから吸気して、制御回路150を冷却し、オーブン4の排気と、本体2を冷却した排熱が排気口8から排気される。換気装置200までスムーズに排気され、換気装置200で換気される。この場合は一般に操作部5は開成状態で使用されている。
以上本実施例によれば、基板ケース14を冷却し、また、後方空間内にキッチンキャビネット1内から吸引した空気と本体2前面から吸引した温度上昇の低い空気とを混ぜ合わせることで、キッチンキャビネット1内から吸引した空気の温度を低下することが可能となり、送風ファン12で本体2内に送風される冷却風の温度を低下することができる。
また、前吸気口7bを操作部ケース17のヒンジ部31の後方に設け前吸気口7bから操作部ケース17の外側を通る空間通路90を設けたので、吸気された空気が、操作部5の周囲を常時通過していないので、操作部5が汚れないで保てる。
また、ヒンジ部31は、操作部5の前面下端5b1と操作部ケース17の前面下端17bに設けたので、操作部5が回転して開いてもヒンジ部31の後方に設けた前吸気口7bの上方を操作部5の下片が覆い隠すことがなく、前吸気口7bへの通路が確保されている。
1 キッチンキャビネット
2 本体
2a、14a 底面
2b 背面部
3 プレート
5 操作部
5a 操作面
5b1 前面下端
7 吸気口
7a 後吸気口
7b 前吸気口
8 排気口
11 加熱コイル
12 送風ファン
12a 吸込部
12b 吹出し部
14 基板ケース
14b 仕切り板
17 操作部ケース
17a 前面下端
20 プレート枠
21 操作手段
22 表示手段
26 ヒンジ
27 ラッチ
31 ヒンジ部
50 後方空間
90 空間通路
100 調理鍋
150 制御回路
200 換気装置

Claims (1)

  1. 本体と、該本体の上部で被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御回路と、該制御回路を収納し底面の外側に二個の仕切り板を隔てて設け前記本体内の底面に配置した基板ケースと、該基板ケース内の前記制御回路に冷却風を送風する吹出し部と前記冷却風用の空気を吸引する吸込部とを設け前記基板ケースの後方に配置した送風ファンと、前記本体の後方の背面部に外気を吸引するために開口した後吸気口と、前記本体前面側に外気を吸引するために開口した前吸気口と、前記送風ファンの吸込部と前記後吸気口と前記前吸気口との空間が連通した後方空間とを備え、前記前吸気口と前記後方空間との間に、前記基板ケースの底面と前記本体の底面と前記基板ケースの底面の外側の二個の仕切り板とで構成した空間通路を設けたことを特徴とする加熱調理器。
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