JP2013083346A - スチームトラップ - Google Patents

スチームトラップ Download PDF

Info

Publication number
JP2013083346A
JP2013083346A JP2012180492A JP2012180492A JP2013083346A JP 2013083346 A JP2013083346 A JP 2013083346A JP 2012180492 A JP2012180492 A JP 2012180492A JP 2012180492 A JP2012180492 A JP 2012180492A JP 2013083346 A JP2013083346 A JP 2013083346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam trap
ring
contact
vent ring
valve seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012180492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5996327B2 (ja
Inventor
Charles Zanettacci
ザネッタッチ チャールズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Spirax Sarco Ltd
Original Assignee
Spirax Sarco Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Spirax Sarco Ltd filed Critical Spirax Sarco Ltd
Publication of JP2013083346A publication Critical patent/JP2013083346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5996327B2 publication Critical patent/JP5996327B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16TSTEAM TRAPS OR LIKE APPARATUS FOR DRAINING-OFF LIQUIDS FROM ENCLOSURES PREDOMINANTLY CONTAINING GASES OR VAPOURS
    • F16T1/00Steam traps or like apparatus for draining-off liquids from enclosures predominantly containing gases or vapours, e.g. gas lines, steam lines, containers
    • F16T1/02Steam traps or like apparatus for draining-off liquids from enclosures predominantly containing gases or vapours, e.g. gas lines, steam lines, containers with valves controlled thermally
    • F16T1/08Steam traps or like apparatus for draining-off liquids from enclosures predominantly containing gases or vapours, e.g. gas lines, steam lines, containers with valves controlled thermally by bimetallic strips or plates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Abstract

【課題】より信頼性があり、より安価に製造できる改善されたスチームトラップを提供する。
【解決手段】弁座220に端部を有する入口103および出口105を含むスチームトラップ10が開示される。入口103および出口105間の流れが制限される、少なくとも1つの閉鎖位置と、入口103および出口105間で流体が流れることができる、少なくとも1つの開放位置との間で可動な弁部材600が提供される。スチームトラップ10は、3つの個別の角分布された接触位置で本体200と接触し、温度変化に反応して形状を変えるように構成された通気リング400をさらに含む。通気リング400は、所定の温度降下に反応して、弁座220から弁部材600を離して開放位置に動かす冷却位置に、動作位置から移動するようにサイズを変化して、本体200と協働する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スチームトラップ、特に、排他的にではないが、熱力学的なスチームトラップに関する。
スチームトラップの主な機能は、トラップが接続された蒸気配管から凝縮液を流し出すことである。しかしながら、空気や蒸気配管内に集まったその他の凝縮できないガスを排出することも望ましい。たとえば、蒸気が最初に冷たい設備に導入される時、設備を好ましい動作温度に速く上昇させるために、なるべく速く除去されるべき相当量の空気が通常存在する。
熱力学的スチームトラップには、トラップへの入口とトラップからの排出口との間の連結を制御するためのディスク下に、同心弁座と係合する弁部材として機能するフローティングディスクがある。まず蒸気が導入され、ディスクが圧力によって持ち上げられ、配管内の空気が排出される。続いて冷えた凝縮物も排出される。凝縮物の温度および圧力が上昇するに連れて、フラッシュ蒸気がディスク下で形成され、ディスク下で排出口に向けてその通過する速度が上昇し、ディスクが弁座に導かれるようにディスク下の圧力を低下させる。ディスクの最外周では、速度はより遅く、凝縮物温度が蒸気温度に近づいた時点で、ディスクの全体的な広域に作用する、ディスク上のチャンバー内のフラッシュにより生成された圧力は、(ディスクのより小域に作用する)入口圧力を上回り、ディスクはさらなる流れを防止するために、弁座に対してパチンと閉まる。
フラッシュ蒸気を奪われ、ディスク上のチャンバー内の温度および圧力は降下し、入口圧力自体の存在により、反復されるべき循環のために弁が開く。しかしながら、蒸気ではなく、相当量の空気がチャンバー内においてある場合、いわゆる「エア・バインディング」が発生する可能性がある。すなわち、ディスク上のチャンバー内に拘束された空気によって、トラップが長期間にわたって閉じたまま保持される。この現象は、より詳細にGB1,178,160において議論されている。
GB1,178,160に記載される熱力学的スチームトラップには、バイメタルリングがある。所定温度下でのバイメタルリングの冷却時において、着座位置からディスク弁部材を持ち上げるためにリングが動かされるように、バイメタルリングは、冷却時に拡張または縮小して傾斜面と協働する。これは、ディスク上のチャンバー内に閉じ込められた空気の効果を克服するのに役立つ。この構成が満足できるものであるかもしれない一方、バイメタルが傾斜面上に固着しないように、必要とされる適切な強度にバイメタルリングを製造することは困難である。
エア・バインディングの問題に対するその他の解決方法は、ディスク上のチャンバーからのエア抜きを提供するために、ディスクの封止面を放射状に溝付けすることである。そうすると、制御している蒸気も抜け、これに対処するための追加的な方策がとられなくてはならないという問題が発生する。
GB2,163,832は、弁部材に、チャンバーと排出口との間の流体連結を可能とするバイパス経路を提供することによってこの問題に対処しようとしている。温度変化に反応してバイパス経路を開閉するバイメタル部材が提供され、こうすることで、スチームトラップが冷却される時、弁部材上の圧力が低減することを可能とする。この構成が満足できるものである一方、弁部材は比較的高価であり、製造するには困難である。
したがって、より信頼性があり、より安価に製造できる改善されたスチームトラップを提供することが望ましい。
総合的な側面では、本発明は、3つの個別の角分布された接触位置で本体と接触し、温度変化に反応してサイズおよび/または形状を変えるように構成された、熱力学的スチームトラップのための通気リングに関する。通気リングは、所定温度下に冷える時、スチームトラップの弁部材を弁座から持ち上げるように、温度変化に反応して、上昇または下降するように構成される。通気リングは、弁座体等の本体と3つの個別の接触位置で接触しているので、リングをそれほど厳しい許容誤差で製造する必要がなく、3つの接触位置を通る円が常にある。さらに、仮に通気リングが不均一に拡張または縮小するとしても、3つの接触位置を通る円の半径は変化し、これにより、リングが動くことを確証する。3つの個別の接触位置は、最も有益な構成である。しかしながら、3つよりも多くの接触位置が使用されうると解されるべきである。たとえば、4つ、5つ、6つ、7つまたは8つの個別の接触位置があってもよい。
本発明の第1の側面によれば、弁座に端部を有する入口および出口;入口および出口間の流れが制限される、少なくとも1つの閉鎖位置と、入口および出口間で流体が流れることができる、少なくとも1つの開放位置との間で可動な弁部材;3つの個別の角分布された接触位置で本体と接触し、温度変化に反応してサイズおよび/または形状を変えるように構成された通気リング;通気リングは、所定の温度降下に反応して、動作位置から弁部材を開放位置に動かす冷却位置に移動するようにサイズおよび/または形状を変化して、本体と協働する。この構成は、スチームトラップが、冷たい時の初動中、スチームシステムから空気を抜くことを可能とする。通常動作中スチームトラップが熱い時、通気リングは、そのサイズおよび/または形状を変化し、本体と協働して、弁部材を開放位置としない位置に移動する。通気リングおよび本体間のいくつかの接触位置の使用は、通気リングが所定の位置で固定される可能性を低減する。
通気リングは弁部材に直接的に作用し、または、弁ワッシャー等のその他の構成要素を介して作用する。
弁部材は、実質的に水平な弁座上に配置される。通気リングは、弁座下に配置される。弁部材は、チャンバー内に配置される。
通気リングは、実質的に本体と同軸である。通気リングは、本体の軸と同軸であるチャンバーの軸と実質的に同軸である。
接触位置を通過する最小の円弧の角度は180度よりも大きい。最小の円弧の角度は、少なくとも200度であり、たとえば約240度である。接触位置は、不規則または規則的に配置される。接触位置は、相互に約120度離されている。
温度変化による通気リングのサイズおよび/または形状の変化は、3つの接触位置の外接円半径を変化させる。温度変化による通気リングのサイズおよび/または形状の変化は、通気リング内に内接される円の半径を変化させる。
通気リングは、バイメタルリングである。通気リングは、開いたリングである。通気リングは、円周方向に伸延するギャップを有する開リングである。バイメタルリングは、2片の金属からなり、おのおのは異なる熱膨張係数を有する。通気リングは、温度上昇に反応して拡張し、温度降下に反応して縮小するように構成される。または、通気リングは、温度上昇に反応して縮小し、温度降下に反応して拡張するように構成される。
接触突起部は、円周長さを有する。接触突起部は、接触突起部の円周方向に延びる長さを含む。接触位置は、隣接して配置された、いくつかの個別の接触突起部によって定義される。
接触突起部は、通気リングと一体的に形成される。接触突起部は、通気リングに別々に取り付けられる。通気リングは、接触突起部間に、外側放射部を有する。通気リングは、一体的に形成される。外側放射部は、接触突起部の屈曲半径よりも大きい屈曲半径を有する。
本体は、通気リングが接触する載頭円錐形表面を含む。載頭円錐形表面は、載頭円錐形表面内側または載頭円錐形表面外側である。本体は、弁座を含む弁座体であり、弁座体は、通気リングが接触する載頭円錐形表面外側を有する。載頭円錐形表面は、本体および/またはチャンバーの軸と同軸である。
本発明はまた、ここのいかなる記述に基づく少なくとも1つのスチームトラップを含むスチームシステムに関する。
本発明はまた、ここのいかなる記述に基づくスチームトラップの使用のための通気リングに関する。
本発明の実施形態が、添付の図面を参照して、例により以下記載される。
図1は、本発明の一実施形態に係るスチームトラップの斜視図を概略的に示す。 図2は、スチームトラップが冷たく、バルブディスクが開放位置にある時の、図1のスチームトラップの断面図を概略的に示す。 図3は、スチームトラップが熱く、バルブディスクが開放位置にある時の、図1のスチームトラップの断面図を概略的に示す。 図4は、スチームトラップが熱く、バルブディスクが閉鎖位置にある時の、図1のスチームトラップの断面図を概略的に示す。 図5は、前述の通気リングを概略的に示す。 図6は、前述の通気リングを概略的に示す。 図7は、図1のスチームトラップの通気リングの斜視図を概略的に示す。 図8は、図7の通気リングの平面図を概略的に示す。 図9は、不均一な拡張を行う、図7の使用中の通気リングを概略的に示す。 図10は、使用中に不均一な拡張を行う、図7の通気リングを概略的に示す。
図1は、10により全体的に、流入ポート102および排出ポート104を有する本体100を含む熱力学的スチームトラップを示す。トラップ10は、ねじ式に本体100に取り付けられ、それとの間でチャンバーを定義するキャップ302と、キャップ上に置かれるカバー300とを含む。
図2に示されるように、本体100は、キャップ302がねじ式に取り付けられる底部106と、チャンバー500に突き出る弁座体200とを含む。弁座体200は実質的に円筒状であり、弁座体200の上面は実質的に円形な弁座220を提供する。環状溝230が、弁座体220の上面に提供される。流入ポート102は、弁座体200の軸Aと同軸であり、底部106および弁座体200を通って弁座220に終端を有する入口103に伸延する。出口105は、排出ポート104から底部106および弁座体200を通って所定角度で伸延し、環状溝230へ開口し、これにより、弁座220において出口105に終端を有する。環状溝230は、弁座を2つの同心の弁座表面に分離する。
スチームトラップ10は、ディスク形態の弁部材600をさらに含む。弁部材600は、弁座体200上に配置され、スチームトラップ10を開閉するための弁座220と協働するように配置される。弁部材600の直径は、弁座220のそれよりも大きく、したがって、弁座220の端部と重畳する。弁部材600は弁座220と接触している時、(図4に示されるように)閉鎖位置にあり、入口103から出口105への流体の流れを防止する。弁部材600は弁座220から持ち上げられる時、(図2および3に示されるように)解放位置にあり、入口103から出口105への流体の流れを可能にする。
弁座体200は、底部106に隣接して弁座体200の底部に向かう載頭円錐形の外表面217を含む。載頭円錐形表面217は、上部に向かって先細りする。スチームトラップ10はまた、弁座体200の載頭円錐表面217の周辺に位置し、したがって弁部材600下に配置される通気リング400を含む。弁座体200の周辺に位置し、弁部材600下で通気リング400上に載置される通気ワッシャー420が提供される。
本実施形態では、通気リング400は、冷却されるに連れて縮小し、加熱されるに連れて拡張する開いたバイメタルリングである。通気リング400は、縮小する時は弁座220に向かって上昇し、拡張する時は底部106へ落ちるように、弁座体200の載頭円錐表面217と協働する。通気リング400は、通気ワッシャー420が弁座220の高さより上に突出して、弁部材600を弁座220から解放位置に持ち上げるように、たとえば120℃下等の所定温度下で特定位置上まで上昇するように構成される。これは、図2に示されている。通気リング400の温度が上昇するに連れて、もはや通気ワッシャー420が弁座220の高さ上まで突出していず、したがって、弁部材600が閉鎖位置に移動できるように、通気リング400は、ある位置に落ちるまで拡張する。これは、図4に示されている。
キャップ302は、軸Aについて実質的に軸対称的であり、頂部310および円周方向に拡張する側壁320を含む。側壁320の下端は、キャップ302が本体100にねじ式に取り付けられるように、ねじ山に形成されている。
円筒側壁320は、キャップ302の第1の直径を有する上部324を定義し、キャップのより大きな第2の直径を有する下部326を定義する。環状肩部328は、上部および下部324,326を結合する。肩部328の垂直位置は、弁座220の垂直位置上の短い間隔である。弁部材600は、弁部材600の直径よりもわずかに大きな直径を有する上部324内に位置する。したがって、上部324は、弁部材600の水平動作を制限する。通気リング400および通気ワッシャー420は、下部326内に位置する。下部326の直径は、通気リング400のそれよりも大きく、したがってリング400の縮小および拡張を妨げることはない。しかしながら、下部326の直径は、通気ワッシャー420の外径よりもわずかに大きいだけなので、ワッシャー420の水平動作を制限する。環状肩部328は、通気リングおよびワッシャー400,420の動作を制限する。
使用中、スチームトラップ10は、スチームシステムにおいて、蒸気配管に接続された流入ポート102と、排出口に接続された排出ポート104とに接続されている。図3および4を参照して、通常動作中、スチームトラップ10は、比較的高温T1にあり、したがって通気リング400は、第1の直径d1を有する拡張状態にある。通気リング400は、したがって、弁座体200の載頭円錐表面217上で、載頭円錐表面217の直径が第1の直径d1である、底部106に対する垂直位置v1に位置する。通気リング400の当該垂直位置v1では、通気ワッシャー420の上側表面は、弁座220の高さより上に突出しない。したがって、通気ワッシャー420は、弁部材600と干渉することはない。図3および4に示されるように、通気リング400の直径d1は、位置v1が載頭円錐表面217と底部106の周辺領域の上側表面との間の接点となるように構成される。通常の動作温度範囲外では、通気リング400は、通気ワッシャー420が弁座220上に突出しない垂直位置に位置するように、所定閾値よりも大きな半径を常に有するように構成される。図3に見られるように、通常動作中、弁部材600は、スチームシステムから凝縮物が排出されることを可能とするために、弁座220から上昇された開放位置に移動できる。図4に示されるように、スチームシステムから蒸気の損失を防止するために、弁部材600は、弁座220上に位置し、入口103と出口105の間の流体の流れを防止する。
図2に戻って、初動中、スチームトラップ10は比較的低温T2にあり、したがって、通気リング400は、第2の直径d2を有する縮小状態にある。通気リング400は、したがって、弁座体200の載頭円錐表面217上で、載頭円錐表面217の直径が第2の直径d2である、底部106に対する垂直位置v2に位置する。通気リング400の当該垂直位置v2では、通気ワッシャー420の上側表面は、弁座220の高さより上に突出する。通気ワッシャー420と共に通気リング400は、したがって、弁座220から弁部材600を持ち上げるように作用し、開放配置に動かす。これは、システム内に捉えられたいかなる空気も除去されることを可能とし、したがって「エア・バインディング」の問題を克服する。通気リング400は、低温において、システムから空気を除去することが望ましい時、常に所定閾値より小さい半径を常に有し、弁部材600を開放配置に持ち上げるために、弁座220の高さより上に通気ワッシャー420が突出する垂直位置に位置するように構成される。
要するに、通気ワッシャー420は、閾温度Ttより低温において、所定半径rtよりも小さい半径を有して、底部に対して所定垂直位置vt上に位置し、弁部材600を開放状態に動かすために弁座220の高さより上に突出するように構成される。これは、閾温度Tt下ではスチームトラップが開き、空気がシステムから除去されうることを確証する。この必然的帰結として、通気リング400は、閾温度Ttより高温において、所定半径rtよりも大きい半径を有して、所定垂直位置vt下に位置し、通気ワッシャーが弁座220の高さ上に突出しないように構成される。これは、閾温度Ttより高温では、システムから凝縮物が除去されることを可能にするために、スチームトラップ10が通常に開閉することを確証する。
初動中、システムから空気が抜かれるのを可能とするために、スチームトラップ10が通気リング400によって強制的に開放となるように、そして、通常動作中、通気リング400が弁部材400と干渉しないように、閾温度Ttは、典型的に通常動作温度よりも若干低温である。たとえば、閾温度Ttは、約120℃である。
上述のように、載頭円錐表面217上の通気リング400の垂直位置は、通気リング400の半径に依存する。通気リング400が常に完全な円形であるならば、これは容易に定義される。しかし、完全に円形の通気リング400を製造することは困難であり、さらに、通気リング400が常に均一に拡張および縮小することを確証することは困難でありうる。
図5および6は、本発明の範囲内にない、上に勘案された通気リング700を示す。通気リング700は、冷えた時に縮小し、温められた時に拡張するように構成された、バイメタルの開バンドである。載頭円錐表面217上の通気リング700の垂直位置は、通気リング700内の内接円の半径に依存する。内接円は、他の幾何学的形状の境界内に合う最大の円である。図5に見られるように、周辺温度Taでは、開バンド通気リング700は、半径raを有する円弧である。通気リング700は完全な円の弧であるので、内接円702も半径raを有する。したがって、周辺温度では、通気リング700は、載頭円錐表面217上で、載頭円錐表面の半径もraとなる垂直位置に位置する。しかしながら、図6に示されるように、通気リング700が温度Thに加熱されると、不均一に拡張する可能性がある。これは、たとえば、不均一な加熱、不均一な部材特性または不均一な製造に起因する。図6に見られるように、不均一な拡張は、通気リング700の左手部分701のみを拡張させる。通気リング701の拡張に関わらず、内接円702の半径は変化しない。この状況では、温度上昇による拡張に関わらず、通気リング700は、載頭円錐表面上の異なる垂直位置には移動しないだろう。これは、通気リング700をある特定の位置に固定させる。たとえば、通気リング700は、通気ワッシャーが弁部材600を弁座220から離すように開放状態に持ち上げる、上昇された位置に固定されてしまう。これは、スチームトラップ10が、たとえば120℃から450℃の間の動作温度で作動している時、スチームトラップ10が開いており、したがって有用な蒸気をシステムから消失させてしまうことを意味する。
図7および8は、本発明の範囲内にある、図2〜4の通気リング400を示す。
通気リング400は、全体的に円周方向に拡張し、その2つの端部の間にギャップを有する、一体的に形成された開バンドである。通気リング400はバイメタルであり、したがって、リングが温度変化に反応して拡張および縮小するように、異なる熱拡張係数を有する2種の金属を含む。本実施形態では、通気リング400は、冷却により縮小し、加熱により拡張する。通気リング400は、無電解のニッケルめっきによって形成されたコーティング等、耐摩耗性かつ耐腐食性のコーティングが施される。これは、通気リングが弁座体の載頭円錐表面217上を滑らかに動くことを確証する。
通気リング400は、通気リング400の残りの部分に対して内側に半径方向に拡張する、3つの角分布された接触突起部412を含む。各接触突起部は、約10度よりも大きく円周方向に拡張している接触表面415を有する。本実施形態では、接触突起部は、相互から約120度離れて配置されるので、均等に配置される。通気リング400はまた、接触突起部412間で拡張する、2つの外側放射部414を含む。外側放射部414は、接触突起部412に対して放射状に外側方向に配置される。
図2に関して上述のように、通気リング400は、弁座体200と実質的に同軸となるように、チャンバー500内に配置され、弁座体200の載頭円錐表面217周辺に配置される。3つの接触突起部412のそれぞれは、載頭円錐表面217に向かって内側に放射状に拡張し、各突起412の接触表面415は、個々の接触位置418において載頭円錐表面217と接触している。図8に見られるように、接触位置は円周方向に拡張し、本実施形態では、接触突起部412の接触表面415の円周長さに対応する。
本実施形態では、接触突起部412は、全ての接触突起部412を通る最小円弧が180度よりも大きくなるように、通気リング400周りに分布される。これは、通気リング400がその周方向の限度範囲付近まで支持され、弁座体200の軸と実質的に同軸であることを確証する。換言すると、通気リング400のいかなる直径線の各側に、少なくとも一つの接触突起部412がある。
通気リング400は、載頭円錐表面217上であり、載頭円錐表面217の半径が、接触突起部412の接触表面415を通る円の半径と同じとなる垂直位置に位置する。この円を、3つの接触突起部412の外接された円または外接円とし、この円の半径を、外接円半径とする。通気リング400が冷却されるに連れて、外周円半径は減少し、したがって通気リング400が上昇し、そして、通気リング400が加熱されるに連れて、外周円半径は増加し、したがって通気リング400が下降する。
拡張または縮小している通気リング400は、3つの接触突起部412の外接された円または外接円のサイズが拡張または縮小するように、形状変化している通気リング400に等しい。
図9に見られるように、周辺温度Taにおいて、3つの接触突起部412の外周半径はraであり、したがって、通気リング400は、載頭円錐表面217上で、載頭円錐表面217の半径もraとなる垂直位置に位置する。
図10に示されるように、通気リング400が温度Thに加熱される場合、通気リング400の左側部分401のみが拡張するように、不均一に拡張する可能性がある。この不均一な拡張に関わらず、3つの接触突起部412の外接円半径は、rhに増加する。通気リング400は、したがって、載頭円錐表面217上で半径がrhとなる垂直位置に移動する。
3つの個別の角分布された接触位置における、載頭円錐表面217に接触する3つの接触突起部412の使用は、均一または不均一な、通気リング400のいかなる拡張または縮小も、3つの接触突起部412の外周円半径を変化させることを確証する。これは、たとえ通気リング400が不均一な特性を有していても、通気リング400が温度変化に反応して載頭円錐表面217上を移動することを確証する。外周円半径が温度変化に反応して変化するので、通気リング400が開放状態に弁座220から離すように弁部材600を持ち上げる上昇位置で固定される可能性は、著しく低減される。したがって、スチームトラップ10を通るシステムからの貴重な蒸気の損失が回避されうる。
これは、リングの不均一な拡張または縮小が内接円の変化をもたらすことを保証できない図5および6を参照して述べられた通気リング700と対照的である。上述のように、これは、弁座220から離す方向に弁部材600を持ち上げる位置等の特定の位置に固定される通気リング700の結果となる。
接触突起部412の接触表面415と外側放射部414との間の半径方向距離は、
動作温度範囲にわたって、外側放射部414が載頭円錐表面217と接触しないように選択される。これは、通気リング400内の内接円が、常に3つの接触突起部412を通ることを意味する。
通気リングの設計は、容易にかつより高価ではないスチームトラップとなる低許容度に製造されることを可能とする。従来の通気リング700を有するスチームトラップを改良して、固有数の角分布された位置で本体に接触する、改善された通気リングを設置することが可能である。
3つの個別の接触位置で載頭円錐表面に接触する、3つの接触突起部412を有する通気リング400が記載されたが、通気リングは3つより多くの接触突起部を有し、いくつかの実施形態では、本体に3つより多くの個別の接触位置を有してもよいと解されるべきである。たとえば、通気リング400は、少なくとも4つの接触突起部412を有する。4つの接触突起部412のうち2つは、円周方向に拡張している単一の接触位置で本体に接触するように、共に隣接してもよい。または、4つの接触突起部は、4つの別々の接触突起部418で、本体に接触してもよい。通気リング400の外周円半径がいかなる温度変化にも反応することを保証することがもはやできない一方、それは、実質的に無限数の接触位置がある図5および6の構成についての著しい改善を意味する。当該構成は、したがって不均一な拡張または縮小の効果を軽減する。要するに、通気リング400は、いかなる適した数の接触突起部を有することができる。
接触突起部412が半径方向に内側に拡張し、載頭円錐表面と協働することが述べられたが、その他の実施形態においては、通気リングおよび載頭円錐表面は、個別に構成されてもよい。たとえば、載頭円錐表面217は、上端で広い内側載頭円錐表面であり、接触突起部412は外側に放射状に拡張してもよい。その他の構成において、通気リング400は、本体の端部を協働するように構成された、傾斜した突起を有してもよい。

Claims (16)

  1. 弁座に端部を有する入口および出口と、
    前記入口および出口間の流れが制限される、少なくとも1つの閉鎖位置と、前記入口および出口間で流体が流れることができる、少なくとも1つの開放位置との間で可動な弁部材と、
    3つの個別の角分布された接触位置で本体と接触し、温度変化に反応して形状を変えるように構成された通気リングと、
    を含み、
    前記通気リングは、所定の温度降下に反応して、動作位置から前記弁部材を開放位置に動かす冷却位置に移動するように形状を変化して、前記本体と協働するスチームトラップ。
  2. 前記通気リングは実質的に前記本体と同軸である、請求項1に記載のスチームトラップ。
  3. 前記接触位置を通過する最小の円弧の角度は180度よりも大きい、請求項1または2に記載のスチームトラップ。
  4. 温度変化に起因する前記通気リングの形状のいかなる変化も、前記接触位置の外接円半径を変化させる、前請求項のいずれかに記載のスチームトラップ。
  5. 前記通気リングはバイメタルである、前請求項のいずれかに記載のスチームトラップ。
  6. 前記通気リングは開いたリングである、前請求項のいずれかに記載のスチームトラップ。
  7. 前記通気リングは、温度降下に反応して縮小し、温度上昇に反応して拡張するように構成される、前請求項のいずれかに記載のスチームトラップ。
  8. 前記通気リングは、3つの接触位置で前記本体に接触する、3つの角分布された接触突起部を含む、前請求項のいずれかに記載のスチームトラップ。
  9. 前記接触突起部は円周長さを有する、請求項8に記載のスチームトラップ。
  10. 前記本体は、前記通気リングが接触する載頭円錐表面を含む、前請求項のいずれかに記載のスチームトラップ。
  11. 前記本体は弁座を含む弁座体であり、当該弁座体は前記通気リングが接触する外側載頭円錐表面を有する、前請求項のいずれかに記載のスチームトラップ。
  12. 前記通気リングは、耐摩耗および/または耐浸食性のコーティングが提供される、前請求項のいずれかに記載のスチームトラップ。
  13. 前記コーティングは、無電解ニッケルめっき工程によって形成される、請求項12に記載のスチームトラップ。
  14. 実質的に図1〜4および図7〜10に記載されたスチームトラップ。
  15. 前請求項のいずれかに記載の、少なくとも1つのスチームトラップを含むスチームシステム。
  16. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のスチームトラップに使用される通気リング。
JP2012180492A 2011-10-12 2012-08-16 スチームトラップ Active JP5996327B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1117639.3A GB2495523B (en) 2011-10-12 2011-10-12 Steam trap
GB1117639.3 2011-10-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013083346A true JP2013083346A (ja) 2013-05-09
JP5996327B2 JP5996327B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=45091951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012180492A Active JP5996327B2 (ja) 2011-10-12 2012-08-16 スチームトラップ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5996327B2 (ja)
GB (1) GB2495523B (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830419B1 (ja) * 1970-12-26 1973-09-20
JPS5854300A (ja) * 1981-09-24 1983-03-31 株式会社テイエルブイ ディスク形スチ−ムトラップ
JPS6170698U (ja) * 1984-10-15 1986-05-14

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT275564B (de) * 1966-04-22 1969-10-27 Katsuji Fujiwara Thermodynamischer Scheibenventil-Dampfwasserableiter
CA951613A (en) * 1971-02-10 1974-07-23 Katsuji Fujiwara Air vent serving concurrently as a vacuum breaker

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830419B1 (ja) * 1970-12-26 1973-09-20
JPS5854300A (ja) * 1981-09-24 1983-03-31 株式会社テイエルブイ ディスク形スチ−ムトラップ
JPS6170698U (ja) * 1984-10-15 1986-05-14

Also Published As

Publication number Publication date
GB2495523A (en) 2013-04-17
GB201117639D0 (en) 2011-11-23
GB2495523B (en) 2019-03-13
JP5996327B2 (ja) 2016-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5996327B2 (ja) スチームトラップ
JPS5929200Y2 (ja) デイスク式スチ−ムトラツプ
JP5394134B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP6022251B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP5728262B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP5431035B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP5748270B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP5643661B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP6118590B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP4368984B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP4283389B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP2012167802A (ja) ディスク式スチームトラップ
JP5486887B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP2011021682A (ja) ディスク式スチームトラップ
JP4467733B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP5989324B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JPH0828788A (ja) ディスク式スチ―ムトラップ
JP2009097575A (ja) ディスク式スチームトラップ
JP5806507B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP2001200993A (ja) ディスク式スチームトラップ
JP5888766B2 (ja) ディスク式スチームトラップ
JP2001116189A (ja) ディスク式スチームトラップ
JP2014173629A (ja) ディスク式スチームトラップ
JP2012149662A (ja) ディスク式スチームトラップ
JP2001324091A (ja) ディスク式スチームトラップ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130607

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5996327

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250