JP2013077184A - キャラクタ再生装置及びキャラクタ再生システム - Google Patents

Abstract

【課題】 画面上でキャラクタを再生することで、ゲーム性に富み、気軽に楽しめるサービスの提供を実現するキャラクタ再生装置及びキャラクタシステムを提供する。
【解決手段】 キャラクタ再生装置１０は、表示部１４において、キャラクタ再生画面上のキャラクタのアイコンが選択されると、そのキャラクタの画像を表示するとともに、そのキャラクタに対応付けられた複数のセリフからランダムに抽出してそのセリフのテキストを表示し、さらには、音声出力部１５によりその表示に同期させてその抽出したセリフの音声を出力する。
【選択図】 図２

Description

本発明は、キャラクタ再生装置及びキャラクタ再生システムに関し、特に、キャラクタ画像及びそのキャラクタのセリフのテキストを表示するとともに、そのセリフの音声を出力をすることで、キャラクタの再生を行うキャラクタ再生装置及びキャラクタ再生システムに関する。

近年、ＴＶゲーム、カーナビゲーション、その他アプリケーション等において、単にテキスト表示又は音声出力をするだけでなく、携帯端末やＰＣ等の画面上に人や動物などのキャラクタの画像を表示させ、そのキャラクタの動作と、上記テキスト及び音声とを同期させて出力することにより、あたかもそのキャラクタが実際に話をしているようにし、ユーザインタフェースを効果的に向上させることを試みるといったものが増えている。

このようなキャラクタを登場させたユーザインタフェースを用いたものの１つとして、特許文献１が開示するところの人物像対話装置及び人物像対話プログラムを記録した記録媒体が提案されている。
上記特許文献１に開示の人物像対話装置等は、画面上に表示されたキャラクタ画像の動作と、テキスト及び音声とを同期させて出力することにより、人間同士の対話に近い自然な感覚を与えることが可能となっている。

特開平１１−３３９０５８

ところで、近年はスマートフォンやタブレット型携帯端末の普及により、これら端末で気軽に楽しめるゲーム性の高いアプリケーションに対する需要が増えている。
上記特許文献１に開示の人物像対話装置等は、キャラクタの動作、テキスト、音声を同期させることにより、確かに、人間同士の対話に近い自然な感覚を与えることを可能にはしているが、上記近年望まれている気軽に楽しめる高いゲーム性を有するものではなく、上記スマートフォンやタブレット型携帯端末のユーザ等のニーズには合わない可能性がある。

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、画面上でキャラクタを再生することで、ゲーム性に富み、気軽に楽しめるサービスの提供を実現するキャラクタ再生装置及びキャラクタシステムを提供することを目的とする。

かかる目的を達成するため、本発明におけるキャラクタ再生装置は、キャラクタの再生を制御する制御部と、キャラクタを再生するキャラクタ再生画面の画面情報を格納する情報格納部と、キャラクタ再生画面を表示する表示部と、キー操作等をすることでキャラクタ再生画面上において再生するキャラクタを選択する操作部と、キャラクタの再生時にキャラクタのセリフの音声を出力する音声出力部と、を有し、制御部は、キャラクタ再生画面において、操作部よりキャラクタが選択されると、表示部に選択されたキャラクタの画像を表示させるとともに、キャラクタに対応付けられた複数のセリフからランダムに選択して選択したセリフのテキストを表示させ、さらに音声出力部にキャラクタの画像の表示及びセリフのテキストの表示と同期させて、表示されたセリフの音声を出力させて、選択されたキャラクタの再生を行うことを特徴とする。

また、本発明におけるキャラクタ再生装置によれば、情報格納部は、キャラクタのセリフの一覧を示すセリフ一覧表画面の情報をさらに格納し、表示部は、セリフ一覧表画面を表示し、制御部は、キャラクタ再生画面におけるセリフの再生回数を計数し、セリフ一覧表画面において、計数した再生回数をセリフごとに表示部に表示させることを特徴とする。

また、本発明におけるキャラクタ再生装置によれば、制御部は、予め設定されたセリフ選択のされ易さに基づいてセリフの選択を行い、セリフ一覧表画面において、各セリフに選択のされ易さを表示させることを特徴とする。

また、本発明におけるキャラクタ再生装置によれば、制御部は、セリフ一覧表画面において、キャラクタ再生画面で１度表示されたセリフについてはセリフの内容の部分を表示させ、キャラクタ再生画面でまだ表示されていないセリフについてはセリフの内容の部分を表示させずに伏字で表示することを特徴とする。

また、本発明におけるキャラクタ再生装置によれば、制御部は、セリフ一覧表画面において内容が表示されたセリフが操作部により選択されると、選択されたセリフの再生を行うことを特徴とする。

また、本発明は、上記のキャラクタ再生装置と、キャラクタ再生装置に対してキャラクタの情報を配信する配信サーバとを有して構成されるキャラクタ再生システムであって、キャラクタ再生装置は、情報の送受信を行う送受信部をさらに有し、制御部は、送受信部が配信サーバからキャラクタの情報を受信すると、受信したキャラクタの情報に含まれるキャラクタの画像、セリフのテキスト、セリフの音声及び選択のされ易さの情報を情報格納部に追加して格納させ、追加して格納されたキャラクタの画像、セリフのテキスト、音声及び選択のされ易さの情報に基づいて、キャラクタ再生画面においてキャラクタの再生を行うことを特徴とする。

なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。

本発明におけるキャラクタ再生装置は、キャラクタ再生画面においてキャラクタが選択されると、選択されたキャラクタの画像を表示するとともに、キャラクタに対応付けられた複数のセリフからランダムに選択して選択したセリフのテキストを表示し、さらにキャラクタの画像の表示及びセリフのテキストの表示と同期させて、上記表示されたセリフの音声を出力させて、選択されたキャラクタの再生を行うので、キャラクタのセリフを視覚と聴覚双方で気軽に直感的に楽しむことができ、どのセリフが再生されるのかがわからないことから何度もセリフの再生を試みさせるといった飽きさせないゲーム性の高いサービスをユーザに提供することが可能となっている。

また、本発明におけるキャラクタ再生システムによれば、キャラクタ再生装置は、配信サーバからキャラクタの情報を受信すると、受信したキャラクタの情報に含まれるキャラクタの画像、セリフのテキスト、セリフの音声及び選択のされ易さの情報を追加して格納し、その追加して格納されたキャラクタの画像、セリフのテキスト、音声及び選択のされ易さの情報に基づいて、キャラクタ再生画面においてキャラクタの再生を行い、再生されるキャラクタのセリフを新たに容易に追加することができるので、ユーザに飽きさせない優れたゲーム性を有するサービスをユーザに提供することが可能となっている。

本発明の実施の形態におけるキャラクタ再生システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるキャラクタ再生装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態における再生されるキャラクタデータの一部を構成するセリフのデータベースの一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるあるセリフが再生された後のセリフのテキストデータのデータベースの一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるキャラクタ再生画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるセリフ一覧表画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における図６に示す時点より後のセリフ一覧表画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるキャラクタ再生装置によるキャラクタの再生動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるキャラクタデータの再生中の画面の一例を示す図である。

＜構成＞
図１は、本発明の実施の形態におけるキャラクタ再生システムの構成を示す図である。
図に示すように、キャラクタ再生システムは、キャラクタデータを再生するキャラクタ再生装置１０と、このキャラクタ再生装置１０に当該キャラクタデータを配信する配信サーバ２０と、これら装置１０及びサーバ２０間を接続するインターネット、ＬＡＮ等の有線、無線により構成されるネットワーク３０とを有して構成される。
上記のキャラクタデータとは、アニメ、マンガ、映画、ドラマ等のコンテンツのキャラクタを表す画像、音声、テキストの各データから構成され、キャラクタ再生装置１０の画面上等においてそれら画像・音声・テキストが同期して再生されるものである。
例えば、キャラクタ再生装置１０は、当該装置１０に設けられたボタンが押下される等してキャラクタデータの再生を要求されると、該当するキャラクタがセリフを話す画像（動画・静止画）を再生するとともに、この画像に同期させて当該セリフのテキストを表示し、同じく同期させて当該セリフのテキストと同内容の音声をスピーカ等から出力する。

キャラクタ再生装置１０は、キャラクタデータを再生可能な情報処理装置であって、例えば、スマートフォン、タブレット型携帯端末、携帯電話機、ＰＨＳ、ＰＤＡ、ＰＣ、カーナビ、ゲーム機等である。ただし、ここに列記したものには限定されない。
図２は、このキャラクタ再生装置１０の構成を示す図である。
図に示すように、キャラクタ再生装置１０は、
ＣＰＵ等により構成されキャラクタ再生装置１０全体の動作を制御する制御部１１と、
ネットワーク３０を介して配信サーバ２０と接続され当該配信サーバ２０との間で情報の送受信を行う送受信部１２と、
ハードディスク又はメモリ等から構成されキャラクタデータ等の情報を格納する情報格納部１３と、
ディスプレイ等から構成され画面上に画像を表示する表示部１４と、
スピーカ等から構成され音声を出力する音声出力部１５と、
各種ボタンやキー、マウス等から構成されこれらを操作して情報を入力する操作部１６とを有して構成される。
また、表示部１４と操作部１６とが一体となってタッチパネルを構成するようにしてもよい。

上述の通り、上記キャラクタ再生装置１０の情報格納部１３には、キャラクタデータが格納されている。このキャラクタデータは、キャラクタの画像データと、そのキャラクタのセリフのデータベースと、そのセリフの音声データとを含み構成されている。
制御部１１は、操作部１６によりキャラクタの再生が要求されると、この情報格納部１３からキャラクタデータを読み出して、表示部１４にキャラクタの画像及びセリフのテキストを表示させるとともに、音声出力部１５からそのセリフの音声を出力して、キャラクタの再生を行わせる。

図３は、その再生されるキャラクタデータの一部を構成するセリフのデータベースの一例を示す図である。
図に示すように、セリフのデータベースにおいては、各セリフの具体的な内容を示す複数のセリフのテキストデータが管理されており、各セリフには、それぞれが識別可能なようにセリフＩＤが対応付けられている。
そして、各セリフには、各セリフの配信サーバ２０からの配信時期と、各セリフを話すキャラクタの種類と、各セリフの再生（選択）のされ易さを示すレア度と、各セリフのキャラクタ再生装置１０における再生回数とがそれぞれ対応付けられている。
なお、図に示すデータベースにおいて管理される各項目（配信時期、キャラクタの種類、レア度、再生時期）はあくまでも一例であり、これに限定されない。

上記レア度とは、上述の通り、各セリフの再生（選択）のされ易さを表すものである。例えば、各セリフがランダムに再生（選択）される場合において、予め設定された各セリフが再生される確率であってもよい。
また、あるセリフが所定回数再生されて初めてその他のあるセリフが再生可能になる、といった再生の個別の条件をレア度として設定することもできる。

また、上記セリフのデータベースにおける再生回数は、セリフが再生される度に、その数が１ずつ増加する。
図４は、図３に示す時点から、あるセリフが再生された後のセリフのデータベースの一例を示す図である。
図４に示す時点では、図３に示す時点からセリフＩＤ「０１０１０１」及び「０１０１０２」のセリフが１回ずつ再生されており、図３と比較してデータベースの再生回数がそれぞれ「２」から「３」、「０」から「１」に１ずつ増加している。

配信サーバ２０は、複数のキャラクタデータを蓄積し、キャラクタ再生装置１０からの要求に応じて当該要求されたキャラクタデータをキャラクタ再生装置１０へ配信するサーバ装置である。
配信サーバ２０は、キャラクタ再生装置１０からの要求に応じて、１回のみならず複数回キャラクタデータを配信することができる。例えば、マンガや映画等のコラボレート企画として、そのマンガの発刊時期や映画の公開時期に合わせたタイミングで配信するようにしてもよい。
キャラクタ再生装置１０は、送受信部１２により配信サーバ２０から配信されるキャラクタデータを受信すると、情報格納部１３にその受信したキャラクタデータを追加して格納する。そして、キャラクタ再生装置１０の制御部１１は、その追加して格納されたキャラクタデータに基づいて、既に格納済みのセリフのデータベースの各項目（セリフＩＤ、テキストデータ、配信時期、キャラクタの種類、レア度、再生回数）に追加登録を行う。

＜画面情報＞
次に、画面情報について説明する。
上述のように、上記キャラクタ再生装置１０の表示部１４は、キャラクタ再生画面と、セリフ一覧表画面とを表示可能に構成されている。
これら画面の情報は情報格納部１３に格納されており、制御部１１により読みだされ、表示部１４に表示されるとともに、これら各画面で表示されるセリフの音声は音声出力部１５より出力される。
ユーザが操作部１６を操作してこれら画面の切り替えを要求すると、制御部１１は、その要求に応じて表示部１４上の画面を切り替えさせる。

図５は、本発明の実施の形態におけるキャラクタ再生画面の一例を示す図である。
図に示すように、キャラクタ再生画面上には、複数のキャラクタの顔の画像のアイコンＡ〜Ｅが表示されている。また、数字は配信時期（１→第１回目の配信・・・）を示しており、上記各キャラクタのアイコンＡ〜Ｅが各配信時期（１〜５）ごとに表示されている。
ユーザは操作部１６を用いて、これら表示部１４上に表示されているキャラクタのアイコンＡ〜Ｅから１つを選択してクリック又はタッチ等すると、その選択したキャラクタがセリフを話す画像、テキスト及び音声が再生される。

また、図６は、本発明の実施の形態におけるセリフ一覧表画面の一例を示す図である。
図に示すように、セリフ一覧表画面には、あるキャラクタが話すセリフの一覧が示されている。さらに、各セリフの配信時期、レア度及び再生回数といったセリフに関する各項目も示されている。
これら各項目は制御部１１が情報格納部１３に格納されているセリフのデータベースから読みだして、セリフ一覧表画面上に表示するものであるが、図に示す各項目はあくまでも一例であり、この図の例に限定されない。つまり、制御部１１は、セリフのデータベース内の各項目を全て読みだして表示させるとは限らない。

図の例では、拡大したアイコンＢのキャラクタのセリフの一覧が表示されている。
ユーザが操作部１６を用いて他のアイコンＡ，Ｃ〜Ｅをクリック又はタッチ等すると、制御部１１は、表示部１４に他のアイコンＡ，Ｃ〜Ｅのキャラクタのセリフの一覧に表示を切り替えさせる。

また、制御部１１は、セリフ一覧表画面を表示部１４に表示させる際、セリフのデータベースにおける再生回数を参照し、再生回数が１回以上であるセリフについてはセリフ一覧表画面上にそのセリフの内容をテキストを表示させ、０回であるセリフについては図に示すように内容を表示させずに伏字で表示させる。
このように、まだ１度も再生されていないセリフについては、ユーザは、セリフ一覧表画面においてその再生回数０回のセリフの具体的内容を確認できないよう構成されている。これより、その伏字のセリフの内容を知りたい、全てのセリフの内容を知りたいというユーザのコレクター心理を刺激し、ゲーム性を高めることができるようになっている。

図７は、図６に示す時点より後のセリフ一覧表画面の一例を示す図である。
図に示すように、図６の時点の後に一部のセリフの再生が行われ、そのセリフ一覧表画面における再生回数が図６のときより増加している。
また、図６の時点で再生回数「０」、図７の時点で再生回数「１」のセリフ、すなわち図７の時点で初めて再生されたセリフについては、伏字の状態からセリフ内容が明示された状態に変更されている。
このように、セリフ一覧表画面においては、１度再生されたセリフは、セリフ内容が具体的に表示されるようになる。
ユーザは操作部１６を用いて、その具体的に表示された内容の部分をクリック又はタッチ等すると、制御部１１は、キャラクタ再生画面の場合と同様に、表示部１４及び音声出力部１５にセリフの再生を実行させる。
従って、１度再生されたセリフについては、セリフ一覧表画面において、いつでも再生することができるようになる。

＜動作＞
図８は、本発明の実施の形態におけるキャラクタ再生装置１０によるキャラクタの再生動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って、本実施の形態におけるキャラクタの再生動作について説明する。

まず、ユーザは、操作部１６を操作して、これらキャラクタ再生画面上に複数表示されているアイコンのうち任意のアイコンを選択する。
任意のキャラクタのアイコンが選択されると（ステップＳ１０１／Ｙｅｓ）、制御部１１は、情報格納部１３内の上記セリフのテキストデータのデータベースを参照し、予め設定されたレア度に基づいて、選択されたキャラクタのセリフ全体からランダムにセリフに関するキャラクタデータ（画像、テキスト、音声）を情報格納部１３から抽出する（ステップＳ１０２）。

次に、表示部１４が上記抽出されたキャラクタの画像及びセリフのテキストを表示するとともに、音声出力部１５が上記抽出されたセリフの音声を出力して、キャラクタの再生を行う（ステップＳ１０３）。
前述したように、制御部１１は、キャラクタの画像及びセリフのテキストの表示と、セリフの音声の出力とが同期するように表示部１４及び音声出力部１５の制御を行う。

図９は、そのキャラクタデータの再生中の画面の一例を示す図である。
図に示すように、キャラクタ（のアイコン）が選択されると、その選択されたキャラクタ（のアイコン）の画像が拡大されて表示されるとともに、セリフのテキストが表示される。セリフの音声が出力されている間は、これら画像及びテキストは表示されたままである。つまり、音声データ出力の終了とともに、表示部１４はこれら表示も終了し、図５に示すキャラクタ再生画面に戻って再度表示を行う。
また、上記セリフのテキストの表示中に、キャラクタの画像部分やセリフのテキスト表示部分を操作部１６により選択すると、制御部１１は、音声出力部１５にセリフの音声の出力を繰り返して実行させ、その音声の出力している間は、表示部１４に上記キャラクタの画像及びセリフのテキスト表示を所定時間延長させる。

上記のように、セリフが再生されると、制御部１１は、上述のセリフのテキストデータのデータベースにおいて、その再生したセリフの再生回数の数字を１増加させる（ステップＳ１０４）。

次に、制御部１１は、今回の再生がそのセリフにとって初めてか否か判断する（ステップＳ１０５）。
初めての再生の場合には（ステップＳ１０５／Ｙｅｓ）、制御部１１は、図６，７に示すように、セリフ一覧表画面における当該セリフの内容を伏字の状態から明示した状態に変更させるとともに（ステップＳ１０６）、セリフ一覧表画面の情報における上記データベースと同様に、再生したセリフの再生回数の数字を１増加させて（ステップＳ１０７）、動作を終了する。
一方、初めてではない、すなわち２回目以降の再生の場合には（ステップＳ１０５／Ｎｏ）、制御部１１は、再生したセリフの再生回数の数字を１増加させて（ステップＳ１０７）、動作を終了する。

＜実施の形態のまとめ＞
以上説明したように、本実施の形態におけるキャラクタ再生装置１０は、キャラクタ再生画面上のキャラクタのアイコンが選択されると、そのキャラクタの画像を表示するとともに、そのキャラクタに対応付けられた複数のセリフからランダムに抽出してそのセリフのテキストを表示し、さらにはその表示に同期させてその抽出したセリフの音声を出力するので、キャラクタのセリフを視覚と聴覚双方で気軽に直感的に楽しむことができ、どのセリフが再生されるのかがわからないことから何度もセリフの再生を試みさせるといった飽きさせないゲーム性の高いサービスをユーザに提供することが可能となっている。

また、本実施の形態におけるキャラクタ再生装置１０は、セリフ一覧表画面において、各キャラクタのセリフの一覧を表示し、さらにその各セリフの再生回数を表示するので、どのセリフがどれくらい再生されたかが一目瞭然であり、色々なセリフを再生したいというユーザのコレクター心理を刺激し、優れたゲーム性を有するサービスをユーザに提供することが可能となっている。

また、本実施の形態におけるキャラクタ再生装置１０は、各セリフに予め設定されているレア度に基づいて、ユーザにより選択されたキャラクタに対応付けられた複数のセリフからランダムに抽出するので、ユーザは希望するセリフが必ず再生されるとは限らないことから希望するセリフが再生するまで何度も再生を試みるようになり、ユーザのコレクター心理を刺激し、優れたゲーム性を有するサービスをユーザに提供することが可能となっている。
さらに、本実施の形態におけるキャラクタ再生装置１０は、セリフ一覧表画面において各セリフごとにレア度を表示するので、レア度の高い（再生され辛い）セリフを再生したいというユーザのコレクター心理を刺激し、優れたゲーム性を有するサービスをユーザに提供することが可能となっている。

また、本実施の形態におけるキャラクタ再生装置１０は、セリフ一覧表画面において、未再生のセリフは伏字にして内容を表示せずに、再生済みのセリフはその内容を具体的に表示するので、伏字で内容の不明なセリフを再生し、全てのセリフの内容を明らかにしたいというユーザのコレクター心理を刺激し、優れたゲーム性を有するサービスをユーザに提供することが可能となっている。

また、本実施の形態におけるキャラクタ再生装置１０は、セリフ一覧表画面において、上記内容が明らかになったセリフについては当該セリフが選択されると、その選択されたセリフの再生を行うので、全てのセリフをいつでも希望するときに再生したいというユーザのコレクター心理を刺激し、優れたゲーム性を有するサービスをユーザに提供することが可能となっている。

また、本実施の形態におけるキャラクタ再生システムは、キャラクタ再生装置１０は、配信サーバ２０から配信されるキャラクタデータを受信して格納することで、再生されるキャラクタのセリフを新たに容易に追加することができるので、ユーザに飽きさせない優れたゲーム性を有するサービスをユーザに提供することが可能となっている。

上記のキャラクタ再生装置１０及び配信サーバ２０は、主にＣＰＵとメモリにロードされたプログラムによって実現される。ただし、それ以外の任意のハードウェアおよびソフトウェアの組合せによってこの装置またはサーバを構成することも可能であり、その設計自由度の高さは当業者には容易に理解されるところである。
また、上記のキャラクタ再生装置１０又は配信サーバ２０をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。

なお、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
以上説明した本実施の形態では、キャラクタデータは、配信サーバ２０からネットワーク３０を介してキャラクタ再生装置１０へダウンロードされて追加更新するよう構成したが、その他の方法により追加更新するようにしてもよい。
例えば、追加するキャラクタデータが書き込まれた情報記録媒体をキャラクタ再生装置１０に接続させ、キャラクタ再生装置１０がその情報記録媒体から読みだして追加更新するようにしてもよい。

１０ キャラクタ再生装置
１１ 制御部
１２ 送受信部
１３ 情報格納部
１４ 表示部
１５ 音声出力部
１６ 操作部
２０ 配信サーバ
３０ ネットワーク
Ａ〜Ｅ キャラクタのアイコン

Claims (6)

1. キャラクタの再生を制御する制御部と、
   前記キャラクタを再生するキャラクタ再生画面の画面情報を格納する情報格納部と、
   前記キャラクタ再生画面を表示する表示部と、
   キー操作等をすることで前記キャラクタ再生画面上において再生する前記キャラクタを選択する操作部と、
   前記キャラクタの再生時に該キャラクタのセリフの音声を出力する音声出力部と、
   を有し、
   前記制御部は、前記キャラクタ再生画面において、前記操作部より前記キャラクタが選択されると、前記表示部に該選択されたキャラクタの画像を表示させるとともに、該キャラクタに対応付けられた複数のセリフからランダムに選択して該選択したセリフのテキストを表示させ、さらに前記音声出力部に前記キャラクタの画像の表示及び前記セリフのテキストの表示と同期させて、前記表示されたセリフの音声を出力させて、前記選択されたキャラクタの再生を行うことを特徴とするキャラクタ再生装置。
2. 前記情報格納部は、前記キャラクタのセリフの一覧を示すセリフ一覧表画面の情報をさらに格納し、
   前記表示部は、前記セリフ一覧表画面を表示し、
   前記制御部は、前記キャラクタ再生画面における前記セリフの再生回数を計数し、前記セリフ一覧表画面において、該計数した再生回数を前記セリフごとに前記表示部に表示させることを特徴とする請求項１記載のキャラクタ再生装置。
3. 前記制御部は、予め設定されたセリフ選択のされ易さに基づいて前記セリフの選択を行い、前記セリフ一覧表画面において、各セリフに前記選択のされ易さを表示させることを特徴とする請求項１又は２記載のキャラクタ再生装置。
4. 前記制御部は、前記セリフ一覧表画面において、前記キャラクタ再生画面で１度表示されたセリフについては該セリフの内容の部分を表示させ、前記キャラクタ再生画面でまだ表示されていないセリフについては該セリフの内容の部分を表示させずに伏字で表示することを特徴とする請求項２又は３記載のキャラクタ再生装置。
5. 前記制御部は、前記セリフ一覧表画面において内容が表示されたセリフが前記操作部により選択されると、該選択されたセリフの再生を行うことを特徴とする請求項４記載のキャラクタ再生装置。
6. 前記請求項１から５のいずれか１項に記載のキャラクタ再生装置と、前記キャラクタ再生装置に対して前記キャラクタの情報を配信する配信サーバとを有して構成されるキャラクタ再生システムであって、
   前記キャラクタ再生装置は、情報の送受信を行う送受信部をさらに有し、
   前記制御部は、前記送受信部が前記配信サーバからキャラクタの情報を受信すると、該受信したキャラクタの情報に含まれるキャラクタの画像、セリフのテキスト、セリフの音声及び選択のされ易さの情報を前記情報格納部に追加して格納させ、該追加して格納されたキャラクタの画像、セリフのテキスト、音声及び選択のされ易さの情報に基づいて、前記キャラクタ再生画面においてキャラクタの再生を行うことを特徴とするキャラクタ再生システム。

Images