JP7410473B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
そこで、配信者と視聴者が文字等を利用したチャットのみならずテレビ電話のような通話を行うことも考えられる。しかしながら、例えば、配信の前に配信者に対して通話の相手となる1人の視聴者を予め抽選した場合、抽選で落選した(後の)視聴者は、実際に視聴する意欲が低下する可能性がある。また例えば、配信中に抽選を行い、抽選と同時に通話が始まる場合、通話の相手となる1人の視聴者は、通話の準備や心構えができていない可能性もある。
ライブ配信を行う第1種ユーザにより用いられる第1種端末と、当該ライブ配信に参加する複数の第2種ユーザにより用いられる複数の第2種端末とを管理する情報処理装置において、
前記複数の第2種端末の夫々の状態が、
前記第1種ユーザによる前記ライブ配信に視聴して参加する視聴状態と、
前記第1種ユーザによる前記ライブ配信にチャットする候補として参加するチャット候補状態と、
前記第1種ユーザによる前記ライブ配信にチャットして参加するチャット対象状態と、
のうちいずれの状態であるかを管理する状態管理手段と、
前記状態管理手段により管理されている前記複数の第2種端末のうち、前記視聴状態から前記チャット候補状態に遷移した第2種端末に、前記チャット対象状態に遷移する可能性がある旨を報知する報知手段と、
を備える。
また、「動画像」には、次の第1処理乃至第3処理の夫々により表示される画像を含むものとする。
第1処理とは、平面画像(2D画像)におけるオブジェクト(例えば自然人の像)の夫々の動作に対して、複数枚からなる一連の静止画像を時間経過と共に連続的に切り替えて表示させる処理をいう。具体的には例えば、2次元アニメーション、いわゆるパラパラ漫画的な処理が第1処理に該当する。
第2処理とは、立体画像(3Dモデルの画像)におけるオブジェクト(例えば自然人の像)の夫々の動作に対応するモーションを設定しておき、時間経過と共に当該モーションを変化させて表示させる処理をいう。具体的には例えば、3次元アニメーションが第2処理に該当する。
第3処理とは、オブジェクト(例えば自然人の像)の夫々の動作に対応した映像(即ち動画像)を準備しておき、時間経過と共に当該映像を流していく処理をいう。
ここで、「映像(即ち動画像)」は、複数のフレームやフィールド等の画像(以下、「単位画像」と呼ぶ)から構成される。なお以下の例では、単位画像はフレームであるものとして説明する。
なお、ライブ配信とは、チャットを含む各種コンテンツについてリアルタイムで行う配信をいう。また、配信者とは、ライブ配信を行う主体であり、本実施形態では1以上の視聴者とチャットを行う者をいう。また、視聴者とは、ライブ配信された画像を含む各種コンテンツ(チャット含む)を視聴する者をいう。
即ち、本実施形態では、チャットの内容は、配信者とチャットを行う視聴者対してのみならず、そのチャットの内容が画像を含むコンテンツとして、チャットを行う視聴者に限られない全ての視聴者にも、ライブ配信される。即ち、本実施形態におけるチャットは、いわゆる公開チャットである。
また、本実施形態では、視聴者は、テキストを入力することにより、画像としてn人の視聴者及び配信者に提供することができる。つまり、視聴者により入力されたテキストは、上述したビデオチャットとテキストチャットを組み合わせた形態で、n人の視聴者及び配信者に提供される。これにより、配信者は、視聴者により入力されたテキストを把握することで、任意のテキストを話題としたライブ配信をすることもできる。
また、本実施形態では、配信者は、n人の視聴者のうち、特定された1人の視聴者とチャットを行うことができるものとする。特に、本実施形態では、特定された1人の視聴者とのチャットは、音声及び画像を用いた所謂テレビ通話の形態で行われるものとして説明する。以下、配信者と通話を行う1人の視聴者を、「チャット対象者」と呼ぶ。つまり、配信者は、n人の視聴者により入力されたテキストと、n人の視聴者のうち1人の視聴者とのチャットを公開チャットとしてライブ配信することができる。この場合、チャット対象者は、リアルタイムにチャットを用いたやりとりを継続的に行うことができる。すなわち例えば、チャット対象者となった視聴者は、配信者と所定の期間だけ会話すると行ったことが可能となる。
また、後述するようにチャット対象者の選択の手法は、特に限定されないが、本実施形態では、配信者の指示に基づいて選択する手法が採用されているものとする。即ち、配信者は、n人の視聴者のうち1以上の視聴者の中から、チャット対象者を選択するものとする。以下、チャット対象者に選択される候補である視聴者を、「チャット候補者」と呼ぶ。
また、視聴者端末3-1乃至3-nの夫々は、視聴者U2-1乃至U2-nの夫々が操作するものとする。なお、視聴者端末3-1乃至3-nの夫々を個々に区別する必要が無い場合、これらをまとめて「視聴者端末3」と呼ぶ。また、「視聴者端末3」とまとめて呼んでいる場合、視聴者U2-1乃至U2-nをまとめて「視聴者U2」と呼ぶ。
本サービスでは、まず、n人の視聴者U2が、単なる視聴者としてライブ配信に参加する。即ち、n人の視聴者U2は、単にライブ配信を視聴したりテキストチャットを送信したりすることが可能な状態となる。なお、以下、視聴者U2のうち後述するチャット候補者やチャット対象者ではない視聴者を、まとめて「一般視聴者U2-a」と呼ぶ。また、「一般視聴者U2-a」とまとめて呼んでいる場合、視聴者端末3のうち一般視聴者U2-aにより利用されるものを、「視聴者端末3-a」と呼ぶ。
詳細は後述するが、ゲストである視聴者U2-kは、ライブ配信において、配信者U1により指定され、チャット候補者となる。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
入力部17は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例では配信者端末2や視聴者端末3)との間で通信を行う。
また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
サーバ1は、この様にして決定したチャット対象者の視聴者端末3と、配信者端末2との間で公開チャットを行うために必要な各種制御を実行し、そのチャット内容を含む所定のコンテンツを全ての視聴者端末3-1乃至3-nにライブ配信をする。
この様にすることにより、例えば、アイドルタレント等が配信者U1となっているライブ配信において、配信者U1は、任意の視聴者U2(配信者がアイドルや芸能タレントといった著名人であれば、ファンである視聴者)との対話を自由に切り替えてライブ配信に載せることができる。これにより、本サービスは、視聴しているファンに「いつか選ばれるかもしれない」という期待感を醸成し、以て、より多くのファンがライブ配信の視聴者となる契機とすることができる。
このような配信処理及び報知処理を実現すべく、図1の情報処理システムは図3に示すような機能的構成を有している。
なお、図3において、説明の簡単のため、視聴者U2のうち、視聴者端末3-a,3-b,3-cの夫々は、夫々1つを図示している。即ち、図3において、一般視聴者U2-a、チャット候補者U2-b、チャット対象者U2-cの夫々は、夫々1人であるものとして図示している。
なお、視聴者端末3の状態とその遷移の条件の詳細については、図4を用いて後述する。また、実際の配信者端末2や視聴者端末3における画面の例は、図5乃至図9を用いて後述する。
即ち、視聴者端末3-aは、視聴状態として管理され、ライブ配信にテキストチャットの送信が可能となる。
また、視聴者端末3-bは、チャット候補状態として管理され、ライブ配信にビデオチャットの送信が可能となる。
また、視聴者端末3-cは、チャット対象状態として管理され、ライブ配信にビデオチャット及びボイスチャットの送信が可能となる。
チャット管理部112は、配信者端末2から送信されてきた配信者U1のチャットの内容のデータを管理する。即ち、チャット管理部112は、通信部19を介して取得した配信者U1のチャットの内容のデータを、視聴者端末3に配信等するために管理する。
チャット管理部112は、視聴者端末3-aから送信されてきた一般視聴者U2-aのチャットの内容のデータを管理する。即ち、チャット管理部112は、通信部19を介して取得した一般視聴者U2-aのチャットの内容のデータを、配信者端末2や視聴者端末3に配信等するために管理する。
チャット管理部112は、視聴者端末3-bから送信されてきたチャット候補者U2-bのチャットの内容のデータを管理する。即ち、チャット管理部112は、通信部19を介して取得したチャット候補者U2-bのチャットの内容のデータを、配信者端末2や視聴者端末3に配信等するために管理する。
チャット管理部112は、視聴者端末3-cから送信されてきたチャット対象者U2-bのチャットの内容のデータを管理する。即ち、チャット管理部112は、通信部19を介して取得したチャット候補者U2-bのチャットの内容のデータを、配信者端末2や視聴者端末3に配信等するために管理する。
即ち例えば、視聴者配信制御部121乃至チャット対象者配信制御部123は、各種チャットの内容をリアルタイムにストリーミングすることで、ライブ配信として配信することができる。
ここで、ストリーミングとは、主に音声や動画像等のコンテンツのデータを、インターネット等のネットワークを介して送受信する方式(技術)である。例えば、ストリーミングの方式でコンテンツのデータを受信する情報処理装置は、コンテンツのデータのダウンロードと再生とを並行して行う。
配信制御部113は、状態管理部111により管理されている視聴者端末3の夫々の状態に応じて、配信者端末2及び視聴者端末3から提供されるチャットの内容のデータを配信する制御を実行する。即ち、視聴者端末3は、状態管理部111により管理されている状態に基づいて、視聴者配信制御部121乃至チャット対象者配信制御部123の何れかにより配信する制御が実行された各種チャットのデータを取得する。
ここで、視聴者端末3-bは、m台存在する。具体的には例えば、10人程度のチャット候補者U2-bが抽選される。上述したように、抽選された10人程度のチャット候補者U2-bのうち、配信者U1により指定されたチャット候補者U2-bが、後のチャット対象者U2-cとなる。このような場合、CDNの仕組みを活用した配信である場合、配信に遅延が発生する。そこで、配信者U1とチャット候補者U2-b(及びチャット対象者U2-c)とは、図示せぬ単一の配信サーバに接続されてストリーミングされるのが好適である。これにより、チャット候補者U2-bがチャット対象者U2-cに切り替わる際のタイムラグや、配信によるビデオチャット及びボイスチャットの遅延を削減することができる。
ここで、視聴者端末3-cは、1台存在する。上述したように、指定された1人のチャット対象者U2-cに対する背信は、上述したように、図示せぬ単一の配信サーバに接続されてストリーミングされるのが好適である。これにより、配信によるビデオチャット及びボイスチャットの遅延を削減することができる。
また、以下のように、サーバ1は、チャット候補者U2-bにチャット対象者U2-cとなる可能性がある旨を報知する報知処理を実行することができる。
なお、以下の説明において、抽選されたチャット候補者U2-b(即ち、視聴者端末3-b)はまだおらず、指定されたチャット対象者U2-c(即ち、視聴者端末3-c)もまだいないものとして説明する。
上述したようにチャット候補者U2-b及びチャット対象者U2-cがいない場合、状態管理部111は、視聴者端末3の夫々の状態を、視聴状態として管理する。
抽選部114による抽選は、n台の視聴者端末3-aの夫々を均等の確率となるように抽選してもよいし、均等でない確率となるように抽選してもよい。具体的には例えば、抽選部114による抽選は、所定の条件(例えば、抽選における当選確率が向上するための操作を行ったという条件)を満たした視聴者端末3-aの当選確率を向上させてよい。
なお、抽選部114による抽選は、所定の間隔(例えば1分毎)に実行されてもよく、配信者U1による所定の操作により実行されてもよい。
これにより、上述の配信処理で説明した通り、視聴者端末3-bの配信の制御は、視聴者配信制御部121による配信の制御から、チャット候補者配信制御部122による配信の制御に切り替わる。
これにより、上述の配信処理で説明した通り、視聴者端末3-bの配信の制御は、チャット候補者配信制御部122による配信の制御から、チャット対象者配信制御部123による配信の制御に切り替わる。
なお、上述の説明では、チャット候補者U2-bは、一般視聴者U2-aから抽選されるものとしたが、特にこれに限定されない。即ち例えば、図1で説明した通り、配信者U1が従前から知っている友人や今回の配信でチャットをすることが決まっている自然人を、ゲストとして上述のチャット対象者に指定することができる。
この場合、ゲストである視聴者U2-kは、抽選ではなく、配信者U1の所定の操作等により、チャット候補者U2-bとなる。この場合においても、上述と同様に報知処理が実行されてよい。即ち例えば、サーバ1は、ゲストである視聴者U2-kに、配信者U1からゲストとしてライブ配信に参加が要請されているためチャット対象者U2-cとなる可能性がある旨を報知することができる。
以下、図4乃至図9を用いて、視聴者端末3の夫々の状態と、当該状態の夫々における配信者端末2及び視聴者端末3の画面の例を説明する。
1つの状態から1つの状態への状態遷移は、所定の条件(以下、「状態遷移条件」と呼ぶ)が満たされると実行される。
このような状態遷移条件は、図4おいては、1つの状態から1つの状態への遷移を表す矢印に、“A”を含む符号を付して表されている。
すると、状態はチャット候補状態S2に遷移する。この場合、報知処理の説明で上述したように、サーバ1は、チャット候補者U2-bに、チャット対象状態に遷移する可能性がある旨を報知する。チャット候補状態S2における視聴者端末3-bの表示部に表示される画面の例は、図6を用いて後述する。
すると、状態はチャット対象状態S3に遷移する。チャット対象状態S3における視聴者端末3-cの表示部に表示される画面の例は、図8を用いて後述する。配信者U1チャット対象者U3-cとチャットする際に利用する配信者端末2の表示部に表示される画面の例は、図9を用いて後述する。
すると、状態は視聴状態S1に遷移する。
すると、状態は視聴状態S1に遷移する。
図5乃至図9の説明における視聴者端末3の所有者は、ユーザ名が「Abc」である。そこで、以下の説明において、ユーザ名が「Abc」であるユーザをユーザAbcと呼ぶ。他のユーザ名(例えば、ユーザ名「Def」や「Ghi」等)のユーザについても同様とする。
図5に示す画面例は、視聴状態における視聴者端末3-aの画面例である。
即ち、図5の画面例は、抽選部114によりチャット候補者U2-bを抽選中であり、ユーザAbcにより利用される視聴端末3-aが視聴状態であるときの画面例である。
視聴者端末3-aの画面の領域R12には、視聴者端末3-aの所有者であるユーザAbcの画像とユーザ名「Abc」とが表示されている。
視聴者端末3-aの画面の領域R13には、ユーザAbcと異なる視聴者U2であるユーザDefのテキストチャットが表示されている。また、領域R13の下には、ユーザGhiやユーザJklのテキストチャットが表示されている。このテキストチャットには、チャット候補者U2-bの抽選やチャット対象者U2-cとのビデオチャットと関係なく、一般視聴者U2-aにより入力されたテキストチャットが表示される。
視聴者端末3-aの画面の領域R14には、「抽選中」の文字列が示されている。即ち、「抽選中」の表示は、報知処理の説明で上述したように抽選部114によりチャット候補者U2-bを抽選中である旨を示す表示である。
視聴者端末3-aの画面の領域R15には、チャット候補者U2-bのビデオチャットが表示される。しかしながら、抽選中には、チャット候補者U2-bは存在しないため、抽選中である旨のアイコンが表示される。
図6に示す画面例は、チャット候補状態S2における視聴者端末3-bの画面例である。即ち、図6に示す画面例は、抽選部114により抽選された結果チャット候補者U2-bとして当選することで、ユーザAbcにより利用される視聴端末3-bの状態がチャット候補状態S2であるときの画面例である。
視聴者端末3-bの画面の領域R22には、チャット候補者U2-bのビデオチャットが表示される。図6の例では、チャット候補者U2-bとして4人のチャット候補者U2-bのアイコンが表示されている。
その結果、視聴者端末3-bの画面の領域R23には、チャット候補者U2-bの1人である、ユーザAbcのビデオチャットが表示されている。
図7に示す画面例は、チャット候補状態の視聴者端末3-bが存在し、チャット対象状態の視聴者端末3-cが存在しない場合における、配信者端末2の画面の例である。
即ち、図7の画面例は、抽選部114により抽選された結果チャット候補者U2-bとして当選したユーザAbcを含むビデオチャットが表示されるときの画面例である。
配信者端末2の画面の領域R31には、再抽選ボタンB31と、キャンセルボタンB32と、チャット対象者指定ボタンB33等が表示されている。
配信者U1は、再抽選ボタンB31をタップ操作することにより、チャット候補者U2-bを再度抽選することができる。
また、配信者U1は、キャンセルボタンB32をタップ操作することにより、チャット候補者U2-bを選択するモードをキャンセルし、通話相手を選択せずに1人で配信を続けることができる。
また、配信者U1は、チャット対象者指定ボタンB33をタップ操作することにより、チャット対象者指定ボタンB33に対応するユーザAbcをチャット対象者U3-cとして指定することができる。
このように、配信者U1は、チャット候補者U2-bのビデオチャットを閲覧して、チャット対象者U2-cを指定することができる。
図8に示す画面例は、ユーザAbcにより利用されるの視聴者端末3-bが、配信者U1により指定された場合における、チャット対象者端末3-cの画面の例である。
視聴者端末3-cの画面の領域R42には、チャット対象者U2-cであるユーザAbcのビデオチャットが、配信者U1のビデオチャットに重畳して表示されている。
視聴者端末3-cの画面の領域R43には、「当たりました!通話中!」の文字列が示されている。即ち、「当たりました!通話中!」の表示は、報知処理の説明で上述したように配信者U1によりチャット候補者U2-cとして指定されたことを示す表示である。
視聴者端末3-cの画面の領域R44には、チャット候補者U2-bのビデオチャットが表示される。図8の例では、既にチャット対象者とされたユーザAbcを除く、3人のチャット候補者U2-bのアイコンが表示されている。
図9に示す画面例は、チャット対象状態の視聴者端末3-cが存在する場合における、配信者端末2の画面の例である。
即ち、図9の画面例は、配信者U1によりチャット対象者U2-bとして指定されたユーザAbcを含むビデオチャットが表示されるときの画面例である。
配信者端末2の画面の領域R52には、チャット対象者U2-cであるユーザAbcのビデオチャットが、配信者U1のビデオチャットに重畳して表示されている。
配信者端末2の画面の領域R52の下には、一人での配信に戻すボタンB51が表示されている。配信者U1がこのボタンB51をタップ操作すると、チャット対象者U2-cであるユーザAbcにより利用される配信者端末3-cの状態は、視聴状態S1に遷移する。
配信者端末2の画面の領域R53には、チャット候補者U2-bのビデオチャットが表示される。図8の例では、既にチャット対象者とされたユーザAbcを除く、3人のチャット候補者U2-bのアイコンが表示されている。
配信者端末2の画面の領域R53には、再抽選ボタンB52が表示されている。
配信者U1は、再抽選ボタンB31をタップ操作することにより、チャット候補者U2-bを再度抽選することができる。
また、例えば、配信者U1にとっての従前から知っている友人や今回の配信でチャットをすることが決まっている自然人といったゲストである視聴者U2-kは、サーバ1の報知部115により、ライブ配信において配信者U1により指定され、チャット候補者となった旨を報知されることができる。
このように、サーバ1の報知部115により、通話対象となりえる視聴者に対して利便性の高い情報を提供可能とすることができる。つまり、このような報知をされた視聴者は、通話の準備や心構えをすることができる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がサーバに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図3に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバ1の機能ブロックを視聴者端末3等に移譲させてもよい。逆に視聴者端末3の機能ブロックをサーバ等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォン、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサーやパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
ライブ配信を行う第1種ユーザ(例えば、図1の配信者U1)により用いられる第1種端末(例えば、図1の配信者端末2)と、当該ライブ配信に参加する複数の第2種ユーザ(例えば、図1の視聴者U2-1乃至U2-n)により用いられる複数の第2種端末(例えば、図1の視聴者端末3-1乃至3-n)とを管理する情報処理装置において、
前記複数の第2種端末の夫々の状態が、
前記第1種ユーザによる前記ライブ配信に視聴して参加する視聴状態(例えば、図4の視聴状態S1)と、
前記第1種ユーザによる前記ライブ配信にチャット(例えば、1対1のビデオチャット及びボイスチャット)する候補として参加するチャット候補状態(例えば、図4のチャット候補状態S2)と、
前記第1種ユーザによる前記ライブ配信にチャットして参加するチャット対象状態(例えば、図4のチャット対象状態S3)と、
のうちいずれの状態であるかを管理する状態管理手段(例えば、図3の状態管理部111)と、
前記状態管理手段により管理されている前記複数の第2種端末のうち、前記視聴状態から前記チャット候補状態に遷移した第2種端末(例えば、図4の状態遷移条件A1を満たした視聴者端末3)に、前記チャット対象状態に遷移する可能性(例えば、図4の状態遷移条件A2を満たす可能性)がある旨を報知する報知手段(例えば、図3の報知部115)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
前記第1種ユーザの選択と所定のアルゴリズム(例えば、ランダムな抽選により決定するアルゴリズムや、配信のプロデューサの選択により決定するアルゴリズム)とのうち、少なくとも一方により決定された第2種端末、とすることができる。
ランダムな抽選により決定するアルゴリズム、とすることができる。
前記第1種ユーザにより指定される、とすることができる。
Claims (4)
- ライブ配信を行う第1種ユーザにより用いられる第1種端末と、当該ライブ配信に参加する複数の第2種ユーザにより用いられる複数の第2種端末とを管理する他情報処理装置と通信をする、前記第2種端末として機能する情報処理装置において、
前記他情報処理装置により、前記情報処理装置自身の状態が、前記第1種ユーザによる前記ライブ配信に視聴して参加する視聴状態と、前記第1種ユーザによる前記ライブ配信にチャットする候補として参加するチャット候補状態と、前記第1種ユーザによる前記ライブ配信にチャットして参加するチャット対象状態と、のうちいずれの状態であるかが管理されており、前記第1種端末と、前記チャット対象状態にある前記第2種端末との夫々から提供されるチャットの内容を含むデータが、前記状態毎に夫々異なる動画像のデータに合成されて、前記複数の第2種端末の夫々に配信される場合において、
前記情報処理装置自身の状態の前記動画像のデータを受信して出力させる制御を実行する動画出力制御手段と、
前記他情報処理装置により、前記情報処理装置自身の状態が、前記視聴状態から前記チャット候補状態に遷移して、前記チャット対象状態に遷移する可能性がある旨が前記情報処理装置に報知される場合において、その報知の内容を出力する報知内容出力手段と、
を備え、
前記他情報処理装置により、前記視聴状態の第2種端末と、前記チャット候補状態の第2種端末と、前記チャット対象状態の第2種端末との夫々に配信される前記動画像のデータには、前記視聴状態から前記チャット候補状態に遷移する第2種端末が選定中である旨を示す情報と、前記チャット候補状態に遷移した第2種端末を用いる第2種ユーザを示す情報と、前記チャット候補状態から前記チャット対象状態に遷移した第2種端末を用いる第2種ユーザを示す情報との夫々が含まれる、
情報処理装置。 - 前記他情報処理装置により管理されている前記情報処理装置を含む前記複数の第2種端末のうち、前記視聴状態から前記チャット候補状態に遷移する第2種端末は、
前記第1種ユーザの選択と所定のアルゴリズムとのうち、少なくとも一方により決定された第2種端末である、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記所定のアルゴリズムは、
ランダムな抽選により決定するアルゴリズムである、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置を含む前記複数の第2種端末のうち前記チャット対象状態に遷移する第2端末は、
前記第1種ユーザにより指定される、
請求項1乃至3に記載の情報処理装置。
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