JP2013074531A - テレビ受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】多チャンネルのザッピングを支援する。
【解決手段】テレビ受信機1において、受信部2は、テレビ局から放送データを受信し、各部に受け渡す。出力制御部3は、受信部2からの放送データをモニタ11に出力し、一方、記録部4で再生される録画データをモニタ11に出力するとともに、ザッピングリスト10に従って自動ザッピングを行う。記録部4は、受信部2からの放送データを録画し、その放送データを出力制御部3に再生出力する。放送番組解析部5は、受信部2からの、放送中の各番組の種別や特徴を分析し、分析結果を番組分析データ8として記憶させる。視聴番組解析部6は、モニタ11に出力中の放送データを取り込み、視聴者のテレビ番組に関する嗜好を分析し、分析結果を視聴習慣DB9として記憶させる。ザッピングリスト生成部7は、番組分析データ8と視聴習慣DB9から、自動ザッピングに用いるザッピングリスト10を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動ザッピング機能を備えたテレビ受信機に関する。
従来からのBS・CS放送やCATV等に加え、アナログ波停止に伴うチャンネル周波数の再編(BSのチャンネル数増加)やIPマルチキャスト放送等の新技術による多チャンネル環境が浸透することにより、視聴者が多数の番組から好みのものを選択し、視聴できる環境が整ってきた。また、テレビの高機能化やネットワーク対応によって、EPG(Electronic Program Guide:電子番組表)が配信されることにより、わざわざ紙の番組表を確認しなくても、リアルタイムに見たい番組を検索できるようになった。
しかしながら、番組数が増加し、紙の番組表からEPGへ切り替わると、限られた部分をスクロールしながら見ることになるので、全番組を俯瞰的に眺め、好みの番組を探すことが困難になる。そのため、テレビを視聴し始めたときには、必然的にザッピング(リモコンでチャンネルを頻繁に切り替えながら視聴する行為)が増えることになる。
チャンネル数が増加すると、ザッピングに費やす時間や労力が増える。そして、ザッピングをしても、見たい番組が結局見つからないことが多くなると、徒労感が高まる。そうなると、視聴者には、多チャンネルの利点よりも欠点が目に付くようになり、多チャンネルの視聴習慣がなくなる可能性がある。
また、多数のチャンネルのザッピングをした後、最初に見ていた番組に戻ると、既に内容が進展しているため、話についていけないという状態が起こりうる。これを避けるため、ザッピングをしなくなり、限定されたチャンネルしか視聴しないことから、多チャンネルの意義が感じられなくなるおそれがある。
特開2006−319869号公報 特開2004−56630号公報
上記課題を解決するために、ザッピングをしていても所定時間(例えば、CMが流れている時間)が経過すれば元のチャンネルに戻る方法(例えば、特許文献1のザッピング支援方法)や、記憶された操作履歴に基づいてチャンネルを切り換える方法(例えば、特許文献2の制御方法)が提案されている。
しかしながら、前者に関しては、数十チャンネル、今後の電波政策や技術の進展によってさらに増加する可能性のある多数のチャンネルを、CMの間にザッピングし終わることは困難である。また、後者に関しては、操作履歴に拠ったとしても、時間帯による放送内容の変化や番組改編等には対応できないため、機械的に番組を順次送りする方法と基本的な差異はないと考えられる。
従って、上記の、ザッピングに対する方法は、いずれも数チャンネルしかない従前における課題を解決するものであり、数十チャンネルもある現状における課題の解決にはならない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、多チャンネルのザッピングを支援することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、テレビ受信機であって、所定のチャンネルの映像及び音声を含む放送データを取得し、出力するチューナーと、自動ザッピングの際にモニタに出力すべき複数の番組及びその順序と、当該順序に応じてCM時間を配分した、当該各番組の出力時間とを含むザッピング番組データを記憶する手段と、前記モニタに出力中のチャンネルである元チャンネルでCMが開始した時に、前記自動ザッピングとして、前記ザッピング番組データに含まれている各番組を、前記順序に従って、前記出力時間だけ、前記チューナーから前記モニタに出力する手段と、前記元チャンネルでCMが終了した時に、前記自動ザッピングを終了し、当該元チャンネルの番組を前記チューナーから前記モニタに出力する手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ザッピング番組データに、視聴者の嗜好に合った番組を順に設定することにより、限られたCM時間の自動ザッピングにおいて、好みの番組は長めに、必ずしも好みではない番組は短めにモニタ出力されるので、視聴者は、好みの番組を早く確実に探すことができる。そして、CMが終了し、元の番組が再開するときに自動ザッピングを終了し、元のチャンネルに戻ることができる。これによれば、視聴者の操作の手間を軽減し、効率的かつ質の高いザッピングを行うことができる。
また、本発明の上記テレビ受信機において、前記チューナーから各チャンネルの放送データを取得し、当該放送データを分析し、その分析した結果から放送中の番組の属性を特定し、各番組の属性を放送番組分析データとして記憶する手段と、前記モニタに出力される放送データを分析し、その分析した結果から視聴される番組の属性を特定し、各番組の属性を視聴番組分析データとして記憶する手段と、前記放送番組分析データ及び前記視聴番組分析データに基づいて、前記ザッピング番組データを生成する手段と、をさらに備えることとしてもよい。
この構成によれば、現在放送中の番組の属性と、モニタに出力されている番組、すなわち、視聴されている番組の属性とを用いることにより、視聴者の嗜好、習慣やチャンネル操作に合った番組を自動ザッピングの対象とすることができる。なお、番組の属性のうち、種別(映画、ニュース等の区別)については、例えば、予め番組ごとに設定されているタグ情報等を使う。また、感情表現の特徴(興奮、悲哀等の区別)については、例えば、番組における音響や画像等を解析することにより、特定してもよい。
また、本発明の上記テレビ受信機において、前記モニタに出力される放送データを分析する際に、分析の対象となる期間を変更可能とする手段をさらに備えることとしてもよい。
この構成によれば、例えば、当該テレビ受信機において、長期間に亘って視聴されている番組のデータを蓄積し、分析することにより、視聴者のテレビ番組に関する嗜好や習慣を視聴番組分析データに反映できる。また、短時間におけるチャンネル操作を分析することにより、視聴者の直近の気分を視聴番組分析データに反映できる。これによれば、視聴されている番組の分析対象期間を変更することにより、視聴者のニーズに応じた様々な自動ザッピングを提供することができる。
また、本発明の上記テレビ受信機において、所定のチャンネルの放送データを録画し、当該録画した放送データを再生する録画再生機器と、前記元チャンネルでCMが終了した時に、前記元チャンネルの番組が前記モニタに出力されていなければ、当該番組を前記録画再生機器に録画する手段と、前記元チャンネルが前記モニタに出力された時に、前記元チャンネルのCMが終了していれば、前記録画させた番組を前記録画再生機器から前記モニタに再生出力する手段と、をさらに備えることとしてもよい。
この構成によれば、リモコン等の操作により、自動ザッピングの指定時間をCM時間から任意の時間に延長したり、自動ザッピング中に出力された特定の番組をそのまま視聴したりすることができるので、実際の自動ザッピング時間がCM時間を越えることがある。そこで、元のチャンネルでCMが終了し、番組が再開した時に、その番組が視聴されていなければ、再開した番組を録画し、さらに、元のチャンネルに戻った時に、既に番組が再開していれば、録画した番組を初めから再生出力することにより、元の番組を見損なわないように支援することができる。
その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、多チャンネルのザッピングを支援することができる。
テレビ受信機1の機能ブロック構成を示す図である。 出力制御部3の構成を示す図である。 出力制御部3の記憶部35に記憶されるデータの構成を示す図であり、(a)は事前設定データ35Aの構成を示し、(b)は制御データ35Bの構成を示す。 テレビ受信機1の記憶装置に記憶されるデータの構成を示す図であり、(a)は番組分析データ8の構成を示し、(b)は視聴習慣DB9の構成を示し、(c)はザッピングリスト10の構成を示す。 テレビ受信機1全体における自動ザッピングの動作イメージを示す図である。 テレビ受信機1の出力制御部3における自動ザッピング処理を示すフローチャートである。 テレビ受信機1の出力制御部3における追いかけ再生処理を示すフローチャートである。 放送データの解析処理を示す図である。 番組の種別及び特徴に関する合致度データの例を示す図であり、(a)は番組種別の合致度データを示し、(b)は番組特徴の合致度データを示す。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を説明する。本発明の実施の形態に係るテレビ受信機は、現在放送中の番組のデータを取得し、そのデータを分析した結果と、所定の期間に視聴されている番組を分析した結果とに基づいて、自動ザッピングすべき番組及びその順序等を決め、現在視聴中のチャンネルでCMが始まったときに、自動ザッピングを開始するものである。特に、視聴者の好みは、必ずしも論理的ではなく、感覚的なものが大きいため、今までに視聴した番組の種別だけでなく、感情表現の特徴も含めて分析し、多角的に学習する。これによれば、多チャンネルであっても、視聴者に応じた有効なザッピングを提供することができる。
そして、自動ザッピングの後、元のチャンネルに戻った場合に、既にCMが終了し、番組が再開しているときには、記録装置に録画された元番組を追いかけ(タイムシフト)再生する。これによれば、視聴者が元々見ていた番組を見損なうことがないように支援することができる。
≪装置の構成と概要≫
図1は、テレビ受信機1の機能ブロック構成を示す図である。テレビ受信機1は、多チャンネルの放送データを受信し、リモコン12で選択されたチャンネルの放送データ(映像及び音声)をモニタ11に出力するとともに、放送データの録画及び再生の機能を有し、さらに、自動ザッピング機能を提供する。実際の装置としては、アンテナ、チューナーやレコーダ等により実現される。なお、図1におけるボックス間の矢印は、データの流れを示す。
テレビ受信機1は、受信部2、出力制御部3、記録部4、放送番組解析部5、視聴番組解析部6、ザッピングリスト生成部7、番組分析データ8、視聴習慣DB9及びザッピングリスト10を備える。受信部2は、テレビ局から放送されるデータ信号を受信し、出力制御部3、記録部4及び放送番組解析部5に受け渡すものであり、受信アンテナやケーブル受信装置等により実現される。出力制御部3は、受信部2から受け渡されるデータ信号から、リモコン12で選択されるチャンネルの放送データを抽出し、モニタ11に出力し、一方、記録部4によって再生される録画データをモニタ11に出力するとともに、ザッピングリスト10に従って自動ザッピングを行う。その詳細な構成は、後記する。記録部4は、受信部2から受け渡されるデータ信号から、出力制御部3に指示されるチャンネルの放送データを抽出し、録画するとともに、録画した放送データを出力制御部3経由でモニタ11に再生出力するものであり、チューナー及びレコーダにより実現される。
放送番組解析部5は、受信部2から受け渡されるデータ信号から、各チャンネルの放送データを抽出し、その時点で放送されている各番組の種別や特徴を分析し、その分析した結果を番組分析データ8として記憶させるものであり、チューナー及びCPU(Central Processing Unit)により実現される。視聴番組解析部6は、モニタ11に出力される放送データを取り込んで、視聴者のテレビ番組に関する嗜好を分析し、その分析した結果を視聴習慣DB9として記憶させるものであり、CPUにより実現される。ザッピングリスト生成部7は、番組分析データ8及び視聴習慣DB9に基づいて、自動ザッピングに用いるザッピングリスト10を生成するものであり、CPUにより実現される。
番組分析データ8、視聴習慣DB9及びザッピングリスト10は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性記憶装置に記憶されるデータである。その詳細なデータ構成は、後記する。
モニタ11は、テレビ受信機1の出力制御部3から受け付けた放送データに含まれる映像及び音声を視聴者に向けて出力するものであり、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)やスピーカ等によって実現される。リモコン12は、視聴者がボタン等を操作することにより、モニタ11で視聴するチャンネルの選択、自動ザッピングに関する事前設定や指示等を、テレビ受信機1の出力制御部3に対して行うための遠隔操作機器である。
図2は、出力制御部3の構成を示す図である。出力制御部3は、チューナー31、インタフェース32、操作部33、処理部34及び記憶部35を備え、各部がバス36を介してデータを送受信可能なように構成される。チューナー31は、受信部2から放送データを受けて、処理部34の指示により、選択されたチャンネルの放送データを抽出し、その放送データをインタフェース32経由でモニタ11に出力する。インタフェース32は、記録部4、モニタ11及びリモコン12との間で指示メッセージや放送データを送受信する部分であり、例えば、ビデオ信号や無線信号の送受信制御モジュールによって実現される。
操作部33は、視聴者がテレビ受信機1を直接操作する部分であり、例えば、主電源の入切ボタン等によって実現される。処理部34は、所定のメモリを介して各部間のデータの受け渡しを行うととともに、出力制御部3全体の制御を行うものであり、CPUが所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部35は、処理部34からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、HDDやSSD等の不揮発性記憶装置によって実現される。
≪データの構成≫
図3は、出力制御部3の記憶部35に記憶されるデータの構成を示す図である。図3(a)は、事前設定データ35Aの構成を示す。事前設定データ35Aは、視聴者によるリモコン12の操作で事前に設定される、自動ザッピングに関するパラメータであり、ザッピング実行時間35A1、番組切換モード35A2、時間切れ告知指定35A3、追いかけ再生モード35A4及びザッピング監視時間35A5を含む。なお、事前設定データ35Aは、事前設定に限らず、途中で個別に変更されてもよい。
ザッピング実行時間35A1は、自動ザッピングが行われる時間であり、換言すれば、自動ザッピングが開始してから元のチャンネルに戻るまでの時間であり、例えば、「CM中のみ」、「指定時間」及び「無制限」が設定可能である。「CM中のみ」は、元のチャンネルでCMが流れている間だけザッピングを行うものであり、CMが終わって元の番組が始まる時に強制的に元のチャンネルに戻るために設定される。「指定時間」は、視聴者が自分の都合でザッピング時間を指定するものであり、ザッピング開始から指定時間が経過すると強制的に元のチャンネルに戻るために設定される。「無制限」は、視聴者が時間を気にせずザッピングを行うものであり、自動ではなく、リモコン12の操作で元のチャンネルに戻るためにあり、例えば、全チャンネルの番組をチェックしたい場合に、設定される。
番組切換モード35A2は、自動ザッピング中の番組切換を自動に任せるか、手動で行うかを指定するものである。自動の場合、ザッピングリスト10の表示時間108に従って各番組が表示され、切り換わる。手動の場合、視聴者がリモコン12の操作で番組を切り換える。いずれにしても、番組の表示順序は、ザッピングリスト10の順位101に従う。
時間切れ告知指定35A3は、自動ザッピング中に元のチャンネルでCMが終了し、番組が再開する時に、その旨をモニタ11に表示するか否かを指定するものであり、ザッピング実行時間35A1を「指定時間」(CMより長い時間)又は「無制限」に指定した際に有効である。なお、CMの時間が予め分かっている場合には、CM終了(番組再開)の何秒前に告知するかを指定可能である。
追いかけ再生モード35A4は、自動ザッピングが終了して元のチャンネルに戻った場合に、既にCMが終わり、番組が始まっているときに、追いかけ再生を行うが、その際の動作モードを指定するものである。例えば、CM終了から30秒後に元のチャンネルに戻った場合の対応として、「番組終了まで30秒遅れで再生する」又は「高速再生(2倍速)し、数分後に放送波に同期する」のいずれかを選択可能とする。なお、CM終了に間に合ったときには、追いかけ再生を行わず、そのまま番組を視聴することができる。
ザッピング監視時間35A5は、自動ザッピングの開始から終了までの時間を監視するための時間値であり、この時間を過ぎると、視聴者は元のチャンネルに戻る意思がないと判断され、追いかけ再生のために元の番組を録画したデータが消去される。視聴者の事前設定によらず、一般的な統計に基づいて、例えば、15秒等の時間値が設定されてもよい。
図3(b)は、制御データ35Bの構成を示す。制御データ35Bは、自動ザッピングの際に用いられる一時的な制御用データであり、元チャンネル番号35B1及び変数n35B2を含む。元チャンネル番号35B1は、自動ザッピングの前に視聴されていた番組のチャンネル番号であり、自動ザッピングから元の番組に戻る時に参照される。変数n35B2は、自動ザッピングの際に、ザッピングリスト10に含まれる番組レコードを順次参照するために用いられるカウンタである。
図4は、テレビ受信機1の記憶装置に記憶されるデータの構成を示す図である。図4(a)は、番組分析データ8の構成を示す。番組分析データ8は、リアルタイムに放送されている全番組の種別や特徴を定期的に解析した結果であり、番組名81、種別82、主特徴83、副特徴84及び放送時間85を含む、番組ごとのレコードからなる。
番組名81は、番組の名称である。種別82は、番組を分類した種別であり、例えば、ドラマ、エンタメ(エンターテインメント)、映画等のいずれかが設定される。主特徴83は、感情的又は情緒的な観点から見た、番組のメインの特徴である。副特徴84は、感情的又は情緒的な観点から見た、番組のサブの特徴である。主特徴83及び副特徴84は、例えば、悲哀、愉快、躍動等のキーワード(16分類程度)が設定される。なお、2つの特徴だけなく、3番目以降の特徴を付加してもよいし、番組によって特徴の個数が異なってもよい。放送時間85は、番組が放送される時間帯である。
なお、主特徴83や副特徴84には、例えば、番組の種別82が「お笑い」であった場合に、同じお笑いでも、ナンセンス、シニカル、インテリ等、視聴者個人の感情的な好みはいろいろあるので、そのような部分を補完する意義がある。
図4(b)は、視聴習慣DB9の構成を示す。視聴習慣DB9は、テレビ受信機1のモニタ11に出力される番組の特徴を随時分析した結果を蓄積したものであり、換言すれば、視聴者が普段見たり、ザッピングしたりしている番組に基づく視聴習慣や嗜好に関するデータであり、視聴番組履歴91、チャンネル操作履歴92、視聴者嗜好93及び嗜好統計94を含む。
視聴番組履歴91は、今までに視聴してきた番組の履歴をとったものであり、番組名、種別、特徴及び視聴時間の合計等が含まれる。チャンネル操作履歴92は、直近の短期間(例えば、長くても1日)におけるチャンネルの切換状況の履歴をとったものであり、ザッピング中と想定される操作の最中であっても、滞留時間の比較的長い番組名、種別及び特徴等が含まれる。視聴者嗜好93は、視聴者が明示する基本的な好みであり、例えば、好きな番組の種別及び特徴等が含まれる。嗜好統計94は、視聴番組履歴91、チャンネル操作履歴92及び視聴者嗜好93を統計分析した結果であり、例えば、視聴者が長時間見ている番組を解析して、好みの種別や特徴を順位付けたデータが蓄積され、更新される。
なお、嗜好統計94を更新する際に、長期間の視聴番組履歴91や視聴者嗜好93を重視するのか、短時間のチャンネル操作履歴92に注目するのかは、それらのいずれかを選択可能とし、又は、それらの重み付けを調整可能とする。実際には、リモコン12により設定可能とする。
図4(c)は、ザッピングリスト10の構成を示す。ザッピングリスト10は、自動ザッピングの際にモニタ11に表示すべき番組の順序及び時間を示すものであり、順位101、合致度102、番組名103、種別104、主特徴105、副特徴106、放送時間107、表示時間108及び滞留時間109を含む、番組ごとのレコードからなる。
順位101は、合致度102の高い番組の順序を示すものであり、換言すれば、自動ザッピングで表示される番組の順序を示す。なお、ザッピングリスト10に設定される番組は、所定の順位101(例えば、5番目)までとしてもよい。合致度102は、番組分析データ8の各番組のレコードと、視聴習慣DB9の嗜好統計94とを用いて計算した、各番組の属性(種別及び特徴)と、視聴者の好みとが合致する度合を示すものである。なお、ザッピングリスト10に設定される番組は、合致度102が所定値(例えば、50%)以上としてもよい。
番組名103は、自動ザッピングで表示される番組の名称である。種別104は、番組の種別である。主特徴105は、番組のメインの感情的特徴である。副特徴106は、番組のサブ的な感情的特徴である。放送時間107は、番組が放送される時間帯である。表示時間108は、事前設定データ35Aの番組切換モード35A2が自動に設定されている際に有効であり、自動ザッピングで各番組を表示する時間が設定される。例えば、事前設定データ35Aのザッピング実行時間35A1(CM時間又は指定時間)をザッピングリスト10中の番組数(レコード数)で除算して、1番組あたりの表示時間を算出し、さらに、順位101に応じて各番組の表示時間を加減する。このとき、順位101が高いほど、表示時間108を長く設定する。滞留時間109は、手動のザッピングで各番組が表示された時間が設定され、ザッピングリスト10中の順位101の変更に用いられる。
なお、各番組の順位101の判断においては、まず、種別104、主特徴105及び副特徴106により順位付けを行い、次に、滞留時間109により調整する。
≪装置の処理≫
図5は、テレビ受信機1全体における自動ザッピングの動作イメージを示す図である。まず、視聴番組解析部6が、モニタ11に出力中、すなわち、現在視聴中の放送データから定期的(頻度は任意)にシーンを抽出し、分析する(S501)。一方、放送番組解析部5が、裏番組を同様に分析する(S502)。そして、視聴中のチャンネルでCMが開始した時に、出力制御部3が、分析結果に基づく自動ザッピングを開始するとともに、元番組の録画を開始する(S503)。自動ザッピングがCM時間より延長されて、元のチャンネルに戻った場合に、追いかけ再生を行う(S504)。なお、別の番組が視聴されている場合には、元番組の録画データを消去する(S505)。
視聴中の番組が再開すると、視聴番組解析部6が、再び、現在視聴中の放送データから定期的にシーンを抽出し、分析する(S506)。そして、再び、視聴中のチャンネルでCMが開始した時に、出力制御部3が、1回目の分析結果や操作・選択結果も加味した自動ザッピングを開始するとともに、元番組の録画を開始する(S507)。自動ザッピングがCM時間より延長されて、元のチャンネルに戻った場合に、追いかけ再生を行う(S508)。なお、別の番組が視聴されている場合には、元番組の録画データを消去する(S509)。
さらに、視聴中の番組が再開すると、視聴番組解析部6が、三度、現在視聴中の放送データから定期的にシーンを抽出し、分析する(S510)。一方、放送番組解析部5は、終了した番組の分析結果を削除し、次の番組の分析を開始する(S511)。
なお、CMの時間長は、5分以内の番組で1分、10分以内の番組で2分、15分以内の番組で2分30秒、それ以降5分ごとに30秒ずつ増え、30分以上の番組では番組放送時間の10%以内、さらに全放送時間の18%を越えてはならないとされている。そのため、例えば、1時間番組であってもCM時間が最大6分程度であり、追いかけ再生すべき番組に関しても同等の時間長だけ録画できればよいと考えられるので、記録部4を実現する録画機器を安価に収めることができる。
図6は、テレビ受信機1の出力制御部3における自動ザッピング処理を示すフローチャートである。本処理は、視聴中のチャンネルで番組が中断し、CMが開始したことを検出した時、又は、リモコン12により指示を受けた時に起動され、出力制御部3において、主として処理部34が、ザッピングリスト10を参照し、記憶部35のデータを参照、更新しながら、自動ザッピングを行うものである。
まず、出力制御部3は、その時点におけるチャンネル番号をチューナー31から取得し、元チャンネル番号35B1として記憶部35に記憶する(S601)。次に、テレビ受信機1の記憶装置からその時点におけるザッピングリスト10を取得する(S602)。そして、変数nに1を代入する(S603)。さらに、ザッピングリスト10を参照して、n(=1)番目の番組名103に切り換える(S604)。詳細には、電子番組表により番組名をチャンネル番号に変換し、チューナー31に対して、当該チャンネル番号に切り換えて、その放送データをモニタ11に出力するように指示する。
続いて、出力制御部3は、自動ザッピング処理が起動されてからザッピング実行時間35A1が経過した否かを判定する(S605)。既に経過していれば(S605のY)、自動ザッピングを終了して、元チャンネル番号35B1のチャンネルに戻す(S611)。詳細には、チューナー31に対して、元のチャンネルに切り換えて、その放送データをモニタ11に出力するように指示する。
一方、未だザッピング実行時間35A1が経過していなければ(S605のN)、出力制御部3は、番組切換モード35A2に応じた判定により、モニタ11に表示する番組を切り換えるか否かを決める。すなわち、番組切換モード35A2が自動であれば(S606のY)、ザッピングリスト10を参照して、n番目の番組に切り換えてから表示時間108が経過したか否かを判定する(S607)。一方、番組切換モード35A2が自動でなければ(S606のN)、番組切換は手動で行うという指定なので、リモコン12から切換指示があったか否かを判定する(S608)。
出力制御部3は、表示時間が経過していない場合(S607のN)又は切換操作がない場合(S608のN)に、番組の表示をそのままにして、S605の判定に戻る。逆に、表示時間が経過している場合(S607のY)又は切換操作があった場合(S608のY)には、変数nに1を加算し(S609)、変数nがザッピングリスト10の番組数(レコード数)以下か否かを判定する(S610)。変数nが番組数以下であれば(S610のY)、表示すべき番組が残っているということなので、S604の番組切換に戻る。変数nが番組数より大きければ(S610のN)、ザッピングリスト10の番組はすべて表示したということなので、自動ザッピングを終了し、元のチャンネルに戻す(S611)。
図7は、テレビ受信機1の出力制御部3における追いかけ再生処理を示すフローチャートである。本処理は、視聴中のチャンネルでCMが終了し、番組が再開したことを検出し、かつ、自動ザッピングから元のチャンネルに戻っていない時に起動され、出力制御部3において、主として処理部34が、記憶部35のデータを参照しながら、自動ザッピングの終了を監視し、追いかけ再生に関する処理を行うものである。
まず、出力制御部3は、時間切れ告知指定35A3が「表示する」に設定されていれば(S701のY)、「CM終了、番組再開」のメッセージを、モニタ11の画面の一部に表示する(S702)。一方、「表示しない」に設定されていれば(S701のN)、S702の処理をスキップする。そして、元の番組を録画する(S703)。詳細には、記録部4に対して、元のチャンネルの放送データをレコーダに記録するように指示する。なお、CMが終了した時点ではなく、CMが始まって、自動ザッピングを開始した時点から、元のチャンネルのCM及び番組を録画しておいてもよい。
次に、出力制御部3は、自動ザッピングが終了した否か、すなわち、チューナー31が元チャンネル番号35B1に戻ったか否かを確認する(S704)。元のチャンネルに戻っていれば(S704のY)、追いかけ再生を行う(S705)。詳細には、記録部5に対して、S703の時点から録画している元の放送データを再生して、モニタ11に出力するように指示する。
一方、元のチャンネルに戻っていなければ(S704のN)、出力制御部3は、自動ザッピングが開始してからザッピング監視時間35A5が経過したか否かを判定する(S706)。既に経過していれば(S706のY)、視聴者には元のチャンネルに戻る気がないと判断し、録画データを消去する(S707)。詳細には、記録部5に対して、S703の時点から録画している元の放送データを消去するように指示する。未だ経過していなければ(S706のN)、S704の判定を行う。
図8は、放送データの解析処理を示す図である。放送番組解析部5及び視聴番組解析部6は、放送データを取得し、その放送データの内容を分析し、番組の種別や特徴を抽出する。以下に、その詳細を説明する。
まず、放送データは、テキストデータ、音響データ及び映像データから構成される。テキストデータは、番組表、メタデータ、キーワード、タグ情報、あらすじ、出演者等を含むので、それらに対してテキスト解析を行う。音響データは、音声、BGM等の周波数波形等を含むので、それらに対して音声信号解析を行う。例えば、音声信号の周波数帯域や波形等から好みの音響傾向を分析する。映像データは、被写体、動静、色調、明度等を含むので、それらに対して画像解析を行う。例えば、シーン解析やモーション解析により、コンテンツの内容や画面のにぎやかさ、喜怒哀楽等から好みの感情傾向を分析する。また、トーンカーブ解析により、色調や彩度等から好みの色彩傾向を分析する。なお、テレビ受信機1に固有に備わる、視聴者の好みを学習する機能を取り込んでもよい。
次に、テキスト解析、音声信号解析及び画像解析の結果に所定の加重を行ったデータを分析し、番組の種別、動静性、感情性を抽出する。種別は、ドラマ、映画、スポーツ、音楽、報道等に分類され、テキスト解析の結果から抽出される。動静性は、にぎやか、静か、展開が早い等に分類される。感情性は、喜怒哀楽、癒し、情緒、怖い、興奮等に分類される。
さらに、動静性や感情性が、番組分析データ8の主特徴83や副特徴84に変換される。なお、動静性や感情性等の分析結果と、感情表現の特徴とを対応付けて、予めデータベース化しておくものとする。
ザッピングリスト生成部7は、放送番組解析部5が出力した番組分析データ8と、視聴番組解析部6が出力した視聴習慣DB9とに基づいて、ザッピングリスト10を生成する。詳細には、番組分析データ8の各レコードと、視聴習慣DB9の嗜好統計94とから、各番組の、視聴者の嗜好に対する合致度を計算し、その合致度が高い上位の番組を、生成するザッピングリスト10のレコードとして追加する。
嗜好統計94は、番組の種別及び特徴に関して好みの順位付けをしているので、例えば、100%のうち、50%を種別に割り当て、50%を特徴に割り当てる。種別及び特徴は、限られた項目しかないので、種別同士及び特徴同士の合致度を予め決めておく。
図9は、番組の種別及び特徴に関する合致度データの例を示す図である。同じ項目同士の合致度は、50%である。図9(a)に示すように、例えば、番組種別の場合、映画と、ドラマとの合致度は40%とし、映画及びドラマと、ニュースとの合致度は5%とする。図9(b)に示すように、例えば、番組特徴の場合、躍動と、興奮との合致度は40%とし、躍動及び興奮と、悲哀との合致度は10%とする。
そこで、番組の種別と、好みの種別1位との合致度を特定し、番組の特徴と、好みの特徴1位との合致度を特定するとともに、特定し2つの合致度を合計したものを、当該番組の嗜好に対する合致度とする。例えば、番組が映画・躍動であり、視聴者の好み1位が映画・興奮であれば、合致度は、50%+40%=90%となる。
≪応用的機能の実施例≫
以下、上記の基本的な機能に加えて、応用的な機能について説明する。
まず、視聴者が自動ザッピング中にリモコン12を操作することにより、戻り、順送り、逆送り、解除、延長の各機能を実行可能とする。「戻り」は、自動ザッピングを中止して、元のチャンネルに戻す機能である。「順送り」は、ザッピングリスト10上、その時点で出力されている番組の次の番組を出力する機能である。「逆送り」は、ザッピングリスト10上、その時点で出力されている番組の前の番組を出力する機能である。「解除」は、自動ザッピングを中止して、通常のリモコン12の操作によるチャンネル選択を可能にする機能である。「延長」は、ザッピング実行時間35A1(CM時間又は指定時間)が経過した時に、自動ザッピングの時間を延長する機能である。
次に、チャンネルの滞留時間を利用して、視聴者が手動操作によるザッピングを行い、その時々の気分を反映させることが可能である。視聴者が手動でザッピングを行うと、各チャンネルの滞留時間109(すなわち、各番組の視聴時間)をザッピングリスト10に追加する。詳細には、視聴者は、まず、今後の手動ザッピング(チャンネル操作)を自動ザッピングに反映させる指示の操作(専用ボタン、チャンネルボタン長押し、5秒以内に2チャンネル遷移したら開始と見なす等)を行い、次に、その時の気分や好みに従って任意にチャンネルを切り換える。
一方、テレビ受信機1は、上記指示の操作を受け付けてから5チャンネル程度遷移した時点で、リアルタイムの操作ログに基づいて、一時的な好みを判断する。例えば、ザッピングリスト10において、滞留時間109が長い番組や、そのような番組の種別及び特徴に対する合致度が高い番組を上位に繰り上げする。逆に、手動ザッピングの間に未視聴であった(順送りやスキップされた)番組や、そのような番組に合致度が高い番組は、下位に繰り下げる。このように、ザッピングリスト10の順位101を入れ換えた後、自動ザッピングを行う。これにより、視聴者の一時的な好みを自動ザッピングに反映させることができる。なお、同じ効果を得るために、視聴番組解析部6が、手動操作でザッピングしている最中の、チャンネル操作履歴92だけに基づいて嗜好統計94を生成し、ザッピングリスト生成部7が、その嗜好統計94をザッピングリスト10に反映させることも考えられる。
例えば、ある視聴者のテレビ受信機1では、ザッピングリスト10において、従来の視聴傾向から種別104がドラマである番組が上位にあったとしても、いつもドラマを見たいわけではなく、手動ザッピングでドラマをスキップしている場合には、その番組以降にあって、滞留時間109が長い、他の番組を上位に繰り上げる。
さらに、テレビ受信機1の視聴習慣DB9には、視聴者の視聴する番組の傾向や操作ログが蓄積されているので、それらのデータを所定地域ごとのデータセンタで収集する。これによれば、視聴率分析や顧客属性分析に利用することができる。例えば、収集した各視聴者のデータを比較、分析することにより、視聴者層ごとの視聴動向把握やマーケティングに活用することができる。
なお、上記実施の形態では、図1に示すテレビ受信機1内の各部を機能させるために、CPUで実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係るテレビ受信機1が実現されるものとする。この場合、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、テレビ放送が多チャンネルに亘っていても、有意義で効率的なザッピングを支援することができる。
詳細には、図8に示すように、放送番組解析部5及び視聴番組解析部6が、現在放送中の番組や従来視聴されている番組を分析する際に、テキストデータだけでなく、音響データや映像データも含めて、分析の対象とするので、有意義な番組分析データ8及び視聴習慣DB9を生成することができる。また、視聴番組の分析対象期間を変更することにより、長期間の視聴習慣や直近のチャンネル操作等に応じて、視聴者のニーズに合った嗜好統計94を生成することができる。
次に、図9に示す合致度データを用いて、番組分析データ8及び視聴習慣DB9から、視聴者の嗜好、習慣や直近のチャンネル操作に合った、リアルタイムの番組を抽出することにより、きめ細かく、質の高いザッピングリスト10を生成することができる。
そして、図6に示すように、ザッピングリスト10に従って、自動ザッピングを実行することにより、ザッピング実行時間35A1という限られた時間内で、精選された番組をモニタ11に出力するので、視聴者は、自分の嗜好や習慣に合う番組を速やかに見つけることができる。また、リモコン12を用いることにより、手動ザッピングの操作履歴を自動ザッピングに反映できるので、直近の気分や思い付きに合う番組を探すことができる。
さらに、図7に示すように、追いかけ再生が可能なので、元のチャンネルに戻りたいと思いながらも、自動ザッピングでお気に入りの番組を見つけたときに、その番組を十分に確認することができ、その後に元の番組も視聴することができる。
以上によれば、多チャンネルのテレビ放送であっても、効率的なザッピングが可能になるので、視聴者が多チャンネルの放送サービスに加入するのを促進するとともに、当該放送サービスを解約するのを防止することができる。次に、それにより営業収入の増大を図ることができる。そして、視聴者からの収集データを活用し、効果的な事業展開を推進することができる。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1 テレビ受信機
3 出力制御部(チューナー)
4 記録部(チューナー、録画再生機器)
5 放送番組解析部
6 視聴番組解析部
7 ザッピングリスト生成部
8 番組分析データ(放送番組分析データ)
9 視聴習慣DB(視聴番組分析データ)
10 ザッピングリスト(ザッピング番組データ)
11 モニタ

Claims (4)

  1. 所定のチャンネルの映像及び音声を含む放送データを取得し、出力するチューナーと、
    自動ザッピングの際にモニタに出力すべき複数の番組及びその順序と、当該順序に応じてCM時間を配分した、当該各番組の出力時間とを含むザッピング番組データを記憶する手段と、
    前記モニタに出力中のチャンネルである元チャンネルでCMが開始した時に、前記自動ザッピングとして、前記ザッピング番組データに含まれている各番組を、前記順序に従って、前記出力時間だけ、前記チューナーから前記モニタに出力する手段と、
    前記元チャンネルでCMが終了した時に、前記自動ザッピングを終了し、当該元チャンネルの番組を前記チューナーから前記モニタに出力する手段と、
    を備えることを特徴とするテレビ受信機。
  2. 請求項1に記載のテレビ受信機であって、
    前記チューナーから各チャンネルの放送データを取得し、当該放送データを分析し、その分析した結果から放送中の番組の属性を特定し、各番組の属性を放送番組分析データとして記憶する手段と、
    前記モニタに出力される放送データを分析し、その分析した結果から視聴される番組の属性を特定し、各番組の属性を視聴番組分析データとして記憶する手段と、
    前記放送番組分析データ及び前記視聴番組分析データに基づいて、前記ザッピング番組データを生成する手段と、
    をさらに備えることを特徴とするテレビ受信機。
  3. 請求項2に記載のテレビ受信機であって、
    前記モニタに出力される放送データを分析する際に、分析の対象となる期間を変更可能とする手段
    をさらに備えることを特徴とするテレビ受信機。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のテレビ受信機であって、
    所定のチャンネルの放送データを録画し、当該録画した放送データを再生する録画再生機器と、
    前記元チャンネルでCMが終了した時に、前記元チャンネルの番組が前記モニタに出力されていなければ、当該番組を前記録画再生機器に録画する手段と、
    前記元チャンネルが前記モニタに出力された時に、前記元チャンネルのCMが終了していれば、前記録画させた番組を前記録画再生機器から前記モニタに再生出力する手段と、
    をさらに備えることを特徴とするテレビ受信機。
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