JP2013073297A - 時分割方式による割り込み制御回路および割り込み制御方法 - Google Patents
時分割方式による割り込み制御回路および割り込み制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】複数の割り込み処理部(107)と、複数の周辺機能回路(50)からの複数の割り込み要求を時分割方式により受け付ける割り込み要求受付インタフェース(101)と、受け付けられた複数の割り込み要求に対して複数の割り込み処理部をそれぞれ割り当てる割り込み処理分配部(105)と、複数の割り込み処理部の割り込み処理の結果を通常処理用プロセッサ(10)と共有するようにシステム共通記憶部(30)に書き込むライトバックアクセス調停部(108)を有する。
【選択図】図1
Description
1.1)回路構成
図1に示すように、CPU10は周辺制御バス20を通して、システム共通RAM(Random Access Memory)30、システム共通ROM(Read Only Memory)40および複数の周辺機能回路50(#1〜#N)と接続している。このようなCPUシステムにおいて、本発明の第1実施形態による割り込み制御回路100は、周辺制御バス20、システム共通RAM30および複数の周辺機能回路50(#1〜#N)に接続されている。
上述した割り込み制御回路100の時分割方式による動作は、a)割り込み要因の発生から処理の待ち合わせまで、b)割り込み処理部の決定から割り込み処理の実行まで、およびc)割り込み処理結果のライトバックまで、の3つに大別できる。以下、図面を参照しながら詳細に説明する。
図2に示すように、周辺機能回路50にて発生した割り込み要因は、割り込み要求受付インタフェース101で時分割多重され、アドレス変換テーブル103にてハンドラアドレスに変換された後、処理待ち合わせバッファ104へ格納される。
次に、割り込み処理部107の決定から割り込み処理実行までの動作を図4および図5を用いて説明する。
最後に割り込み処理と処理結果のライトバック動作について説明する。割り込み処理部107はローカルに持つハンドラRAM110のハンドラアドレスからプログラムをフェッチし処理を実行する。ハンドラRAM110にはシステム初期化時にシステム共通ROM30よりプログラムをコピーしておく必要がある。割り込み処理の実行結果はシステム共通RAM30へ書き込み、CPU10およびその他の割り込み処理部110との間で処理結果の情報共有を行なう。
以上述べたように、本発明の第1実施形態によれば、割り込み処理回路107を使用しCPU10の処理と平行して割り込み処理を行うので、CPU10による通常処理を停止することなく割り込みの処理を行うことができる。
上述した第1実施形態では、図1に示すように、複数の割り込み要求を1本の周辺割り込み要求信号に時分割多重しているので、割り込みの種類が増えた場合にタイムスロットを増やして対応することになる。このためタイムスロットが1周する周期が長くなり、その結果、割り込み通知が遅くなる。そこで、本発明の第2実施形態による割り込み制御回路100aは、周辺機能回路50をいくつかにグループ化し、それぞれのグループで割り込み要求信号を多重化することでタイムスロットの数を抑える構成を採用する。
20 周辺制御バス
30 システム共通RAM
40 システム共通ROM
50 周辺機能回路(#1〜#N)
100 割り込み制御回路
101 割り込み要求受付インタフェース(#1〜#N)
102 タイムスロット基準パルス生成部
103 アドレス変換テーブル
104 処理待ち合わせバッファ
105 割り込み処理分配部
106 割り込み処理部選択部
107 割り込み処理部(#1〜#M)
108 ライトバックアクセス調停部
109 ライトバックアクセス用バス
110 ハンドラRAM
Claims (7)
- 通常処理用プロセッサおよび複数の周辺機能回路を含むシステムにおける割り込み制御回路であって、
複数の割り込み処理手段と、
前記複数の周辺機能回路からの複数の割り込み要求を時分割方式により受け付ける割り込み要求受付手段と、
前記受け付けられた複数の割り込み要求に対して前記複数の割り込み処理手段をそれぞれ割り当てる割り込み処理分配手段と、
前記複数の割り込み処理手段の割り込み処理の結果を前記通常処理用プロセッサと共有するようにシステム共通記憶部に書き込む制御手段と、
を有することを特徴とする割り込み制御回路。 - 前記割り込み要求受付手段が、前記複数の周辺機能回路を予め複数のグループに分けておき、グループごとに複数の割り込み要求を時分割方式により受け付け、前記割り込み処理分配手段が、前記複数のグループからの割り込み要求に対して前記複数の割り込み処理手段をそれぞれ割り当てる、ことを特徴とする請求項1に記載の割り込み制御回路。
- 前記制御手段が、前記複数の割り込み処理手段の各々の割り込み処理の結果に対して前記システム共通記憶部へのアクセス権を付与するアクセス調停手段を有する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の割り込み制御回路。
- 通常処理用プロセッサおよび複数の周辺機能回路を含むシステムにおける割り込み制御方法であって、
前記複数の周辺機能回路からの複数の割り込み要求を時分割方式により受け付け、
前記受け付けられた複数の割り込み要求に対して複数の割り込み処理手段をそれぞれ割り当て、
前記複数の割り込み処理手段の割り込み処理の結果を前記通常処理用プロセッサと共有するようにシステム共通記憶部に書き込む、
ことを特徴とする割り込み制御方法。 - 前記複数の周辺機能回路を予め複数のグループに分けておき、グループごとに複数の割り込み要求を時分割方式により受け付け、前記複数のグループからの割り込み要求に対して前記複数の割り込み処理手段をそれぞれ割り当てる、ことを特徴とする請求項4に記載の割り込み制御方法。
- 前記複数の割り込み処理手段の各々の割り込み処理の結果に対して前記システム共通記憶部へのアクセス権を付与することで前記システム共通記憶部に書き込む、ことを特徴とする請求項4または5に記載の割り込み制御方法。
- 通常処理用プロセッサおよび複数の周辺機能回路を含むシステムにおける割り込み制御回路としての機能をプログラム制御プロセッサ上で実現するためのプログラムであって、
複数の割り込み処理機能と、
前記複数の周辺機能回路からの複数の割り込み要求を時分割方式により受け付ける割り込み要求受付機能と、
前記受け付けられた複数の割り込み要求に対して前記複数の割り込み処理手段をそれぞれ割り当てる割り込み処理分配機能と、
前記複数の割り込み処理手段の割り込み処理の結果を前記通常処理用プロセッサと共有するようにシステム共通記憶部に書き込む制御機能と、
を前記プログラム制御プロセッサ上で実現することを特徴とするプログラム。
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JP2011210128A JP2013073297A (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 時分割方式による割り込み制御回路および割り込み制御方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112078431A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-12-15 | 大众问问(北京)信息科技有限公司 | 一种车辆能耗预测和能源补充方法及相关设备 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0764804A (ja) * | 1993-08-25 | 1995-03-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 割込み制御回路 |
JPH09204311A (ja) * | 1996-01-29 | 1997-08-05 | Toshiba Corp | 情報処理システム |
JP2002024034A (ja) * | 2000-05-26 | 2002-01-25 | Texas Instr Inc <Ti> | マイクロプロセッサ割込み制御装置 |
JP2009187223A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Nec Corp | プロセッサ、電子機器、割込み制御方法及び割込み制御プログラム |
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2011
- 2011-09-27 JP JP2011210128A patent/JP2013073297A/ja active Pending
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