JP2013072591A - 自動製氷機の運転方法 - Google Patents
自動製氷機の運転方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013072591A JP2013072591A JP2011211578A JP2011211578A JP2013072591A JP 2013072591 A JP2013072591 A JP 2013072591A JP 2011211578 A JP2011211578 A JP 2011211578A JP 2011211578 A JP2011211578 A JP 2011211578A JP 2013072591 A JP2013072591 A JP 2013072591A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice making
- deicing
- ice
- ambient temperature
- hot gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Abstract
【解決手段】除氷運転完了時に、除氷時間に要した除氷時間T2に対する製氷運転に要した製氷時間T1の比率T1/T2を計算し、その比率T1/T2と閾値A,Bとを比較して周囲温度の高低を判定する。この周囲温度の判定結果に基づいて、次回の運転サイクルにおける冷却ファンFMの回転数制御およびホットガス弁HVの開閉制御を行う。具体的には、前記判定結果において周囲温度が低いと判定された場合は、製氷運転時に冷却ファンFMの回転数を基準値に対して低くする冷却ファンFMの低回転制御および除氷運転時にホットガス弁HVの開閉が所定回数繰返されるホットガス弁HVの開閉制御が行われ、周囲温度が高いと判定された場合は、製氷運転時に冷却ファンFMの回転数を基準値に対して高くする冷却ファンFMの高回転制御が行われる。
【選択図】図3
Description
圧縮機からの冷媒を凝縮器を介して蒸発器へ供給して製氷部を冷却すると共に該製氷部に製氷水を供給して氷塊を生成する製氷運転と、前記製氷運転で製氷部に生成された氷塊を離脱させる除氷運転とを繰返す自動製氷機において、
前記製氷運転に要した製氷時間および前記除氷運転に要した除氷時間の比率と、予め設定された閾値とを比較して周囲温度の高低を判定し、
前記周囲温度の判定結果に基づいた運転の制御を行うようにしたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、周囲温度が低い場合に、製氷運転時に冷却ファンの回転数を低くするから、冷却ファンによる過剰な冷媒温度の低下を抑制でき、周囲温度に対応して自動製氷機を効率よく運転することができる。
請求項3に係る発明によれば、周囲温度が高い場合に、製氷運転時に冷却ファンの回転数を高くするから、周囲温度に伴う冷媒温度の上昇を高回転数の冷却ファンによって抑制でき、周囲温度に対応して自動製氷機を効率よく運転することができる。
請求項4に係る発明は、周囲温度が低いと判定された場合、除氷運転中にホットガス弁が閉成される期間が設けられてホットガスが凝縮器に供給されるので、凝縮器に滞留する液化冷媒の気化を促し、滞留した液化冷媒に起因するホットガスの循環量の低下を解消できる。すなわち、蒸発器に充分な量のホットガスが供給されるので、周囲温度が低い場合であっても効率的な除氷運転を行うことができる。
次に、実施例に係る自動製氷機の運転方法の作用について、図3〜図6を参照して説明する。なお、自動製氷機では、除氷時間T2に対する製氷時間T1の比率T1/T2によって周囲温度の高低を判定することで制御モードを決定するため、制御手段46は、製氷運転および除氷運転を経ていない最初の運転サイクルでは周囲温度の高低を判定できず、制御モードを設定できない。そこで、実施例の自動製氷機では、最初の製氷運転時および除氷運転時には通常モードとなるよう設定されている。但し、周囲温度が通常温度より低いことが予測される冬場には低温モードが設定され、周囲温度が通常温度より高いことが予測される夏場には高温モードが設定されるようにしてもよい。
本発明は、前述の実施例に限定されず、以下の如く変更することも可能である。
(1) 実施例では、水皿により製氷室を開閉する所謂クローズドセル方式の自動製氷機を例に挙げて説明したが、これに限定されず、オープンセル方式や流下式等、製氷運転および除氷運転を繰返す自動製氷機であれば、前述の運転方法を適用し得る。
(2) 実施例では、周囲温度の判定結果に基づいて冷却ファンの回転数制御およびホットガス弁の開閉制御を行う運転方法を例に挙げて説明したが、これに限定されず、冷却ファンの回転数制御のみ、またはホットガス弁の開閉制御のみを行う運転方法でもよく、製氷機構の動作や、冷凍機構を構成する他の機器を制御する運転方法であってもよい。
(3) 実施例では、2つの閾値が設定され、周囲温度が通常温度より低い場合、通常温度より高い場合および通常温度範囲内である場合を判定する例を挙げて説明したが、これに限定されず、1つの閾値が設定され、周囲温度が通常温度より低い場合または高い場合の何れか一方のみを判定する運転方法でもよい。また、3つ以上の閾値が設定される運転方法であってもよい。
(4) 実施例では、製氷時間および除氷時間を計時する計時手段として製氷タイマ、除氷タイマおよび開閉タイマを例に挙げて説明したが、これに限定されず、製氷時間および除氷時間を1つのタイマで計時してもよく、またマイコン等で読み取るようにしてもよい。
(5) 実施例では、製氷運転中に運転切替手段が製氷完了温度を検知することで、製氷運転が完了して除氷運転に切替えられる自動製氷機を例に挙げて説明したが、これに限定されず、例えば、特開2008−256246号に開示されたように、単位時間当たりの冷却量を積算し、この値が製氷部に所望する厚みの氷を形成するのに必要な累積冷却量である目標積分値に達することを条件として、製氷運転が完了して除氷運転に切替わる運転方法であってもよい。この場合、製氷運転が開始されてから製氷運転が完了するまでに要する時間が製氷時間となる。また、実施例では、除氷運転中に運転切替手段が除氷完了温度を検知することで、除氷運転が完了して製氷運転に切替わる自動製氷機を例に挙げて説明したが、これに限定されず、除氷運転時に運転切替手段が除氷完了温度を検知することで開閉モータが駆動して水皿が復動し、水皿の閉成位置を切替えスイッチが検知することで除氷運転が完了して製氷運転に切替わる運転方法であってもよい。この場合、除氷運転が開始されてから除氷運転が完了するまでに要する時間が除氷時間となる。この際、除氷運転中であっても、開閉モータが駆動して水皿を上方に傾動させている間は、ホットガス弁を閉成すると共に冷却ファンを駆動させるようにしてもよい。
なお、実施例では、運転切替手段の温度検知に基づいて製氷運転および除氷運転を切替える自動製氷機を例に挙げて説明したが、これに限定されず、製氷水タンク内の水量や、噴水孔付近の水圧等、周囲温度によって製氷時間および除氷時間が変化する運転方法であればよく、温度検知以外の検知手段に基づいて製氷運転および除氷運転を切替える運転方法でもよい。
(6) 実施例では、製氷時間と除氷時間の比率として、除氷時間に対する製氷時間の比率(T1/T2)を用いる例を挙げて説明したが、製氷時間に対する除氷時間の比率(T2/T1)を用いてもよく、また、除氷時間に対する製氷時間を平方した値の比率((T1*T1)/T2)等、製氷時間や除氷時間の累乗を用いてもよい。また、これらの比率に水温、定数その他の要素を勘案した値と閾値とを比較して周囲温度の高低を判定する運転方法であってもよい。
(7) 実施例では、1運転サイクル毎(除氷運転完了時毎)に、製氷時間および除氷時間の比率を計算すると共にこの比率と閾値とを比較する運転方法を例に挙げて説明したが、これに限定されず、該計算および比較を複数の運転サイクル毎に行う運転方法であってもよい。
(8) 実施例では、ホットガス弁の開閉制御として、除氷運転中にホットガス弁が開−閉−開と動作し、ホットガス弁を閉成する期間が1回となる例を挙げて説明したが、除氷運転中にホットガス弁を閉成する期間を2回以上設ける態様であってもよい。
(9) 実施例では、ホットガス弁の開閉制御において、開閉タイマにより開放時間および閉成時間を計時してホットガス弁の開閉を制御する態様を例に挙げて説明したが、これに限定されず、切替スイッチによる水皿の閉成位置の検知や、この切替スイッチと計時手段による計時とを組合わせてホットガス弁の開閉を制御する態様であってもよい。
(10) 実施例では、閾値が5および13に設定された例を挙げて説明したが、これに限定されず、閾値は、自動製氷機の機種や、自動製氷機の設置環境や、季節等に応じて設定すればよい。また、マイコンに閾値を変更できる設定項目を設ける等、自動製氷機の設置状況に応じて変更可能に構成してもよい。
HV ホットガス弁,I 氷塊,T1 製氷時間,T2 除氷時間,T1/T2 比率,
A 閾値,B 閾値
Claims (4)
- 圧縮機(CM)からの冷媒を凝縮器(CD)を介して蒸発器(EP)へ供給して製氷部(12)を冷却すると共に該製氷部(12)に製氷水を供給して氷塊(I)を生成する製氷運転と、前記製氷運転で製氷部(12)に生成された氷塊(I)を離脱させる除氷運転とを繰返す自動製氷機において、
前記製氷運転に要した製氷時間(T1)および前記除氷運転に要した除氷時間(T2)の比率(T1/T2)と、予め設定された閾値(A,B)とを比較して周囲温度の高低を判定し、
前記周囲温度の判定結果に基づいた運転の制御を行うようにした
ことを特徴とする自動製氷機の運転方法。 - 前記判定結果で周囲温度が低いと判定された場合は、製氷運転時に前記凝縮器(CD)を冷却する冷却ファン(FM)の回転数を基準値に対して低くなるよう制御する請求項1記載の自動製氷機の運転方法。
- 前記判定結果で周囲温度が高いと判定された場合は、製氷運転時に前記冷却ファン(FM)の回転数を基準値に対して高くなるよう制御する請求項1または2記載の自動製氷機の運転方法。
- 前記判定結果で周囲温度が低いと判定された場合は、除氷運転時に開放することで前記圧縮機(CM)からのホットガスを前記蒸発器(EP)に供給するホットガス弁(HV)を閉成する期間を除氷運転中に設けるよう該ホットガス弁(HV)の開閉制御を行う請求項1〜3の何れか一項に記載の自動製氷機の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011211578A JP5848081B2 (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 自動製氷機の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011211578A JP5848081B2 (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 自動製氷機の運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013072591A true JP2013072591A (ja) | 2013-04-22 |
JP5848081B2 JP5848081B2 (ja) | 2016-01-27 |
Family
ID=48477241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011211578A Expired - Fee Related JP5848081B2 (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 自動製氷機の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5848081B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3425310A1 (en) * | 2017-07-07 | 2019-01-09 | Vestel Beyaz Esya Sanayi Ve Ticaret A.S. | Operation method for cooling devices |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59108171U (ja) * | 1983-01-11 | 1984-07-20 | 松下冷機株式会社 | 製氷機 |
JPS6129287U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-21 | 星崎電機株式会社 | 製氷機の運転制御装置 |
JPS62248973A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-29 | 松下冷機株式会社 | 自動製氷機の制御装置 |
JPH0510641A (ja) * | 1991-07-05 | 1993-01-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 製氷機及びフアジイ推論による製氷機の制御方法 |
JPH05141829A (ja) * | 1991-11-19 | 1993-06-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 製氷装置 |
JPH10148439A (ja) * | 1996-11-19 | 1998-06-02 | Matsushita Refrig Co Ltd | 製氷機の離氷制御装置 |
JP2008064322A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-21 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 自動製氷機 |
-
2011
- 2011-09-27 JP JP2011211578A patent/JP5848081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59108171U (ja) * | 1983-01-11 | 1984-07-20 | 松下冷機株式会社 | 製氷機 |
JPS6129287U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-21 | 星崎電機株式会社 | 製氷機の運転制御装置 |
JPS62248973A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-29 | 松下冷機株式会社 | 自動製氷機の制御装置 |
JPH0510641A (ja) * | 1991-07-05 | 1993-01-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 製氷機及びフアジイ推論による製氷機の制御方法 |
JPH05141829A (ja) * | 1991-11-19 | 1993-06-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 製氷装置 |
JPH10148439A (ja) * | 1996-11-19 | 1998-06-02 | Matsushita Refrig Co Ltd | 製氷機の離氷制御装置 |
JP2008064322A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-21 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 自動製氷機 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3425310A1 (en) * | 2017-07-07 | 2019-01-09 | Vestel Beyaz Esya Sanayi Ve Ticaret A.S. | Operation method for cooling devices |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5848081B2 (ja) | 2016-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106766577B (zh) | 风冷冰箱的结霜程度检测方法与装置 | |
JP2005283089A (ja) | 冷蔵庫およびその制御方法 | |
JP2008075964A (ja) | 冷却装置の除霜装置 | |
KR20170029346A (ko) | 냉장고 제어 방법 | |
JP2017215108A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5052240B2 (ja) | 製氷機の運転方法 | |
JP5105276B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2008133976A (ja) | 自動製氷機の運転方法 | |
JP5848081B2 (ja) | 自動製氷機の運転方法 | |
JP2011153788A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP4532201B2 (ja) | 自動製氷機の運転方法 | |
JP6179333B2 (ja) | 冷却装置およびショーケース | |
JP2013061084A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2012042140A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5899409B2 (ja) | 物品冷却装置とそれを備えた自動販売機 | |
JP2010121802A (ja) | 自動製氷機の運転方法 | |
JP4011314B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2004036974A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR20160099181A (ko) | 냉장고의 제상 운전방법 | |
JP2011043308A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6322809B2 (ja) | 自動販売機とその運転方法 | |
JP2005003262A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2010281491A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5348770B2 (ja) | 製氷機 | |
JP2014119167A (ja) | 自動製氷機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140812 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20141209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150421 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5848081 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |