JP2013072294A - 軸流水車およびそのランナ - Google Patents

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秀之 川尻
Toshihiro Watanabe
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Abstract

【課題】キャビテーションの抑制を図った軸流水車およびそのランナを提供する。
【解決手段】一実施形態に係る軸流水車のランナは,軸を中心に回転可能であり,この軸上の点を中心とする第1の球面の一部に対応する第1の面を含む周面を有する,ランナボスと,前記軸の内周側に配置され,前記第1の球面の一部に対応する第2の面を含む内周面と,前記軸の外周側に配置され,前記点を中心とする第2の球面の一部に対応する第2の面を含む外周面と,前記内周面と前記外周面の間に配置され,水流により負圧が印加される負圧面と,前記内周面側の前記負圧面上に配置される,凹面形状または平面形状の領域と,を有するランナベーンと,を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は,軸流水車およびそのランナに関する。
水車発電機での発電のために,軸流水車が用いられている(例えば,特許文献1,2参照)。軸流水車では,流入した水流によってランナ(ランナボスおよびランナボスの周面に配置されるランナベーンを有する)を回転し,発電機で発電させる。
ここで,ランナボスに対して,ランナベーンを回転可能とし,その取り付け角を調節可能とすることがある。この場合,ランナベーンの取り付け角が変化しても,ランナボス上の水流(流路)の滑らかさが保たれ,高効率な運転が可能となるように,ランナボスの外周が球面形状に形成される。
しかしながら,ランナボスの外周を球面形状としたことで,ランナベーンの付け根に凸部(球面形状)が配置されることになる。この結果,この凸部において,水流が増速され,静圧が低下するため,キャビテーションが発生する可能性がある。
特開平01−203661号公報 特開2010−90844号公報
上記に鑑み,本発明はキャビテーションの抑制を図った軸流水車およびそのランナを提供することを目的とする。
一実施形態に係る軸流水車のランナは,軸を中心に回転可能であり,この軸上の点を中心とする第1の球面の一部に対応する第1の面を含む周面を有する,ランナボスと,前記軸の内周側に配置され,前記第1の球面の一部に対応する第2の面を含む内周面と,前記軸の外周側に配置され,前記点を中心とする第2の球面の一部に対応する第2の面を含む外周面と,前記内周面と前記外周面の間に配置され,水流により負圧が印加される負圧面と,前記内周面側の前記負圧面上に配置される,凹面形状または平面形状の領域と,を有するランナベーンと,を具備する。
本発明によれば,キャビテーションの抑制を図った軸流水車およびそのランナを提供できる。
第1の実施形態に係る軸流水車10を表す模式図である。 ランナ21を拡大して表す一部断面図である。 ランナベーン23の翼部25を拡大して表す平面図である。 ランナベーン23の翼部25の断面を拡大して表す断面図である。 比較例に係る軸流水車10xの翼部25xの断面を拡大して表す断面図である。 比較例に係る軸流水車10xのランナボス22での水流を表す模式図である。 比較例に係る軸流水車10xの翼部25の根本付近で発生するキャビテーションを表す模式図である。 第2の実施形態に係るランナベーン23aの翼部25aの断面を拡大して表す断面図である。
以下,図面を参照して,本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は,第1の実施形態に係る軸流水車10を表す模式図である。図1は,子午面(後述のランナ回転軸A1を含む面)上での軸流水車10を表している。なお,図1では,軸流水車10の上半分のみを表し,下半分を省略している。
軸流水車10は,水流により回転するものであり,水車発電機に用いられる。ここでは,軸流水車10として横軸バルブ水車を示している。但し,横軸バルブ水車に替えて,立型バルブ水車を含む,バルブ水車一般とすることも可能である。また,軸流水車10を,バルブ水車一般を含むカプラン水車としても良い。
軸流水車10は,流路11に配置され,ケーシング12,ステーベーン13,ガイドベーン14,ランナ21,ランナコーン24,ディスチャージリング31,吸出し管32を有する。
流路11は,上池からの水流Fを軸流水車10に供給する供給路である。例えば,鉄管によって,流路11を形成できる。流路11を介して,上池から流入した水流Fがステーベーン13,ガイドベーン14をぬけ,ランナ回転軸A1を中心としてランナ21を回転させ,吸出し管32を通って下池に排出される。
ケーシング12は,その中に発電機を収容する外殻である。
ステーベーン13は,ランナ21へ水流Fを均等に導くために,ケーシング12の周方向に複数枚設置された固定羽根である。
ガイドベーン14は,ランナ21に供給される水流Fの量(水量)を調節するために,ケーシング12の周方向に複数枚設置された可動羽根である。
ランナ21は,ランナボス22,複数枚のランナベーン23とで構成され,水流Fによって,回転する回転部(タービン)である。
ランナボス22は,ランナ回転軸A1を中心に回転し,ケーシング12内に設置されている発電機と,主軸によってカップリング(接続)されて,回転力を伝達する。
複数枚のランナベーン23が,ランナボス22の周方向に,ランナ回転軸A1を中心とする放射状に取り付けられる。ランナベーン23は,ランナボス22に対して,ランナベーン回転軸A2を中心に回転できる。ランナ回転軸A1とランナベーン回転軸A2の交点が,ランナ中心Oである。
ランナベーン23とランナボス22を接続し,この回転を可能とするリンク機構がランナボス22内に納められている。ランナベーン23を回転することで,ランナボス22に対するランナベーン23の取り付け角度を調節できる。水の落差や水量の変動に応じて,ランナベーン23の取付角度を適正化し,広い運転範囲で高効率な発電特性を得るためである。
なお,ランナベーン回転軸A2は,紙面の上下方向としている。ランナ21を回転することで,ランナベーン回転軸A2は,ランナ回転軸A1に対して回転し,紙面上から外れる。ここでは,ランナベーン回転軸A2が紙面の上下方向となるように,ランナ21の回転角度が設定されているとする。
図2は,ランナ21を拡大して表す一部断面図である。図3は,ランナベーン23の翼部25を拡大して表す平面図である。図4は,ランナベーン23の翼部25の断面を拡大して表す断面図である。
なお,図2では,ランナボス22に対するランナベーン23の角度が図1の状態と異なる。また,図4での切断面は,平面ではなく,図3での球面Sに対応する。これは,後述の図5,図8でも同様である。
図2に示されるように,ランナベーン23は,翼部25,支持部26に区分できる。支持部26がランナボス22の凹部にはめ込まれて一体となり,翼部25の根元にランナ中心O,半径Riの球面Siが形成される。このように,翼部25の根元を球面Siとするのは,ランナベーン23が回転しても,支持部26とランナボス22とで形成される流水面において,流路が滑らかにつながるようにするためである。即ち,ランナベーン回転軸A2を中心にランナベーン23が回転しても,ランナボス22および支持部26の流水面が同一球面Si上で,滑らかに繋がっている。このため,ランナベーン23の取り付け角度によらず,水の流れを乱すことなく高効率な運転ができる。
このように,ランナベーン23は,ランナ中心Oを中心とし,半径Riの球面Siの一部に対応する第2の面を含む内周面を有する。また,ランナベーン23は,ランナ中心Oを中心とし,半径Roの球面Soの一部に対応する第3の面を含む外周面を有する。翼部25は,ランナベーン23中,この球面So,Siの間の部位として,観念することができる。
図2〜図4に示すように,翼部25は,球面Si(内周面),球面So(外周面)の間に,圧力面S+,負圧面S−を有する。圧力面S+,負圧面S−はそれぞれ,水流Fにより正圧,負圧が印加される面である。圧力面S+,負圧面S−での圧力差により,ランナ回転軸A1を中心に,ランナベーン23(ランナ21)が回転方向Drで回転する。
本実施形態では,図2〜図4に示すように,翼部25の負圧面S−上(特に,内周面(球面Si)側)に凹面形状の領域27が形成される。
次に負圧面S−上に凹面形状の領域27を形成する理由を説明する。
図5は,比較例に係る軸流水車10xの翼部25xの断面を拡大して表す断面図である。この翼部25xは,本実施形態の凹面形状の領域27に対応する領域を有しない。この結果,軸流水車10xの負圧面S−において,局所的な圧力低下領域Mができ,キャビテーション発生による性能低下を招く可能性がある(図3参照)。既述のように,図3自体は,本実施形態に係る翼部25を表すものであるが,判り易さのために,比較例に係る翼部25xで発生する圧力低下領域Mを重ね合わせて表している(実施形態の軸流水車10と,比較例の軸流水車10は,凹面形状の領域27の有無を除き,事実上同一)。なお,圧力低下領域Mは,図6,図7に示す圧力低下領域M1,M2と対応する。
軸流水車10x(軸流水車10も)では,球面Si(ランナボス22の周面の一部および支持部26の内周面)が凸面状の膨らみとなる。特に,比較例に係る軸流水車10xでは,図7に示すように,翼部25xの負圧面S−と,球面Si(ランナボス22の周面の一部および支持部26の内周面)とによって,一種のコーナ部が形成される。
このため,ランナボス22の周面に沿って,上流から流れてきた水流Fは,凸面状の膨らみ(球面Si)により,外周側に曲げられるとともに,膨らみ(球面Si)の頂上に向かうにつれて増速する(図6参照)。また,球面Siと共に,コーナー部を形成する翼部25xの負圧面S−に沿って流れる水流Fも増速され,その圧力が低下傾向を示す(図5参照)。図2に示すように,ランナボス22から翼部25(翼部25xも)に至る周面は,水流が剥離しないよう滑らかな凸面上の曲面で構成され,ランナボス22から翼部25に至る水流がある。
これらの影響により,ランナベーン23とランナボス22とで構成されたコーナー部周辺では,局所的な流れの増速がより顕著となる。このため,流れの動圧が大きくなる分相対的に静圧が低くなり,キャビテーションが発生し易くなる(図7参照)。即ち,比較例に係る軸流水車10xでは,図3,図6,図7に示す圧力低下領域M,M1,M2が発生し易い。そして,圧力低下領域M,M1,M2において,キャビテーションが発生する可能性がある。
本実施形態では,このような圧力低下領域M,M1,M2の発生を低減するため,ランナベーン23の負圧面S−の一部を凹面状とする(凹面形状の領域27を形成する)。
本実施形態の軸流水車10のランナ21では,比較例に係るランナ21xに比べて,球面Si(ランナボス22の周面の一部および支持部26の内周面)と,翼部25の負圧面S−とで形成されるコーナー部(翼部25の根元近傍,特に,圧力低下領域M,M1,M2)での流路断面積を拡大できる。そのため,コーナー部における局所的な流れの増速を緩和できる。
翼部25の根元近傍(球面Si側,ランナボス22側)に圧力低下領域M,M1,M2が発生し易いことから,凹面形状の領域27は,負圧面S−上の球面Si側(球面Soより球面Siに近い側)とするのが好ましい。
図3に示されるように,凹面形状の領域27を,球面Si(半径Ri)と,ランナ中心Oを中心とし,次の式(1)で規定される半径Rsの球面Ssの間に配置するのが好ましい。
Rs=Ri+(Ro−Ri)/3 …… 式(1)
Ri: 球面Siの半径
Ro: 球面Soの半径
言い換えれば,半径r(Ri<r<Rs)の球面Sに対応する範囲に,凹面形状の領域27が配置される。
式(1)で表される半径Rsは,実験結果や流れ解析の結果から見られる圧力低下領域M(図3参照)に対応させるためのものである。半径Rsを圧力低下領域Mの外周に対応させることで,コーナー部(翼部25の根元)での圧力低下の抑制が図られる。
また,一般に,翼部25の翼面形状(負圧面S−の形状)を凹面とすると流れの剥離が発生しやすくなり効率低下を招く可能性がある。しかし,球面Ss内であれば(翼部25の根元から大きく離れなければ),図7に示されるように,ボス面(球面Si)に沿った流れF1がコーナー部(翼部25の根元)に収束し,負圧面S−に沿った流れF2を負圧面S−に押し付けようとする力が働く。このため,ランナベーン23の負圧面S−の一部を凹面形状としても,水流の剥離が抑制される。
このように,コーナー部(翼部25の根元付近)に凹面形状の領域27を設けることで,流路断面積が拡大され,水流の速度が低減される。この結果,当該箇所(圧力低下領域M,M1,M2)での圧力低下量が低減され,キャビテーションの発生を抑制できる。
図3の例では,半径Ri,Rsの範囲で連続的に凹面形状の領域27が配置される。また,半径Rsの範囲を越えて,凹面形状の領域27が配置される。このように,凹面形状の領域27を球面Si,Ssの間を越えて配置することができる。また,半径Ri,Rsの範囲の一部のみに凹面形状の領域27を配置しても良い。即ち,凹面形状の領域27の少なくとも一部が,球面Si,Ssの間に配置されれば良い。このようにしても,コーナー部(翼部25の根元)での圧力低下を抑制できる。
ここで,図3,図4に示すように,ランナ中心Oを通り,ランナ回転軸A1に垂直な平面Tが,凹面形状の領域27と交差することが好ましい。即ち,凹面形状の領域(凹面部)27と,ランナ中心Oを通りランナ回転軸A1と垂直な平面Tとの間に交点Pが存在する。
図6に示すように,圧力低下領域M,M1,M2中,最も圧力が低下する部分が凹面形状の領域(凹面部)27に含まれるようにする。このようにすると,球面Si(ランナボス22の周面の一部および支持部26の内周面)と,翼部25の負圧面S−とで形成されるコーナー部での流路断面積拡大により,圧力低減を有効に抑制できる。そのため,コーナー部における局所的な流れの増速をより確実に緩和できる。その結果,キャビテーションの発生をより確実に抑制できる。
(第2の実施形態)
図8は,第2の実施形態に係るランナベーン23aの翼部25aの断面を拡大して表す断面図である。第1の実施形態での凹面形状の領域(凹面部)27に替えて,平面形状の領域(平面部)27aが形成されている。
本実施形態の軸流水車10aのランナ21aによれば,第1の実施形態に係る軸流水車10と同等の効果をより簡便に得ることができる。即ち,平面形状の領域(平面部)27aは,凹面形状の領域(凹面部)27よりも,作成容易である。
本実施形態の軸流水車10aのランナ21aは,図5の比較例に係る水車10xのランナ21xに比べて,球面Si(ランナボス22の周面の一部および支持部26の内周面)と,翼部25の負圧面S−とで形成されるコーナー部の流路断面積を拡大できる。そのため,このコーナー部における局所的な流れの増速を緩和することができる。その結果,第1の実施形態に係る軸流水車10と同様,速度の減速に伴い当該箇所の圧力低下量が低減されるので,キャビテーションの発生を抑制できる。
ここで,図8に示すように,ランナ中心Oを通り,ランナ回転軸A1に垂直な平面Tが,平面形状の領域27aと交差することが好ましい。即ち,平面形状の領域(平面部)27aと,ランナ中心Oを通りランナ回転軸A1と垂直な平面Tとの間に交点Pが存在する。
図6に示すように,圧力低下領域M,M1,M2中,最も圧力が低下する部分が平面形状の領域(平面部)27aに含まれるようにする。このようにすると,球面Si(ランナボス22の周面の一部および支持部26の内周面)と,翼部25の負圧面S−とで形成されるコーナー部での流路断面積拡大により,圧力低減を有効に抑制できる。そのため,コーナー部における局所的な流れの増速をより確実に緩和できる。その結果,キャビテーションの発生をより確実に抑制できる。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張,変更可能であり,拡張,変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では,横軸バルブ水車での例を示している。これに対して,横軸バルブ水車に替えて,立型バルブ水車を含む,バルブ水車一般とすることも可能である。また,軸流水車を,バルブ水車一般を含むカプラン水車としても良い。
また,上記実施形態では,翼部に凹面形状または平面形状の領域を形成している。これと併せて,支持部に凹面形状または平面形状の領域を形成しても良い。この場合,翼部と支持部の凹面形状または平面形状の領域が連続していることが好ましい。
10 軸流水車
11 流路
12 ケーシング
13 ステーベーン
14 ガイドベーン
21 ランナ
22 ランナボス
23 ランナベーン
24 ランナコーン
25 翼部
26 支持部
27 領域
31 ディスチャージリング
32 吸い出し管
A1 ランナ回転軸
A2 ランナベーン回転軸
O ランナ中心
S+ 圧力面
S− 負圧面
M,M1,M2 圧力低下領域
So,Si,Ss,S 球面
Ri,Ro,Rs,r 半径
T 平面

Claims (5)

  1. 軸を中心に回転可能であり,この軸上の点を中心とする第1の球面の一部に対応する第1の面を含む周面を有する,ランナボスと,
    前記軸の内周側に配置され,前記第1の球面の一部に対応する第2の面を含む内周面と,前記軸の外周側に配置され,前記点を中心とする第2の球面の一部に対応する第3の面を含む外周面と,前記内周面と前記外周面の間に配置され,水流により負圧が印加される負圧面と,前記内周面側の前記負圧面上に配置される,凹面形状または平面形状の領域と,を有するランナベーンと,
    を具備することを特徴とする軸流水車のランナ。
  2. 前記領域の少なくとも一部が,前記第1の球面と,前記点を中心とし,次のように定義される半径Rsの球面との間に配置される
    ことを特徴とする請求項1記載の軸流水車のランナ。
    Rs=Ri+(Ro−Ri)/3
    Ri: 第1の球面の半径
    Ro: 第2の球面の半径
  3. 前記点を通り,前記軸に垂直な平面が,前記領域と交差する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の軸流水車のランナ。
  4. 前記ランナベーンが,前記点を通り,前記軸に垂直な第2の軸を中心として,前記ランナボスに対して回転可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の軸流水車のランナ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のランナを具備することを特徴とする軸流水車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3591216A1 (en) * 2018-07-03 2020-01-08 GE Renewable Technologies Runner blade

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