JP2013072266A - 建築用パネル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一方の金属板3と他方の金属板5との間に芯材7と配置してあり、芯材7は発泡樹脂材からなる断熱板9と、無機材からなる耐火板11とを見込み方向に貼り合わせてある建築用パネル1において、上下に隣合う建築用パネル体1、1を凹部15と凸部13とを互に嵌合可能にしてあり、凹部15と凸部13では、一方の金属板3の端部3a、3bと他方の金属板5の端部5a、5bを各々見込方向に折り曲げてあり且つ金属板3、5の端部どうし3a、5a及び3b、5bが見込面において互いに間隔Sをあけている。
【選択図】図1
Description
特許文献2には、発泡樹脂材からなる断熱材と無機材からなる耐火材とを重ね合わせた建築用パネルが開示されている。
一方、特許文献2の建築用パネルでは、発泡樹脂材製の断熱材と耐火材とを重ね合わせただけで、凹凸嵌合する構成でない為に施工性に劣るという問題がある。また、金属板により被覆されていないので、火災時に発泡樹脂材が溶融すると形状を維持できなくなり崩れるおそれがある。
特に、隣合う建築用パネルの凹部と凸部を互いに嵌合して建築用パネルを積み上げた場合でも凹部と凸部とから各パネルを通って、各断熱板から発生したガスを排出することができる。
また、施工時には凹部と凸部とを互いに嵌合して順次積上げることができ、施工性にすぐれる。
建築用パネル1は、図1及び図2に示すように、一方の金属板3と、他方の金属板5と、一方の金属板3と他方の金属板5との間に配置した芯材7とを備えている。芯材7と一方の金属板3と他方の金属板5とは各々、接着剤により固定されている。
断熱板9の厚みは耐火板11の厚みよりも厚くしてあり、断熱板9を建物の内側に配置し、耐火板11を建物の外側に配置している。
凸部13の下側で且つ一方の金属板3側には、略耐火材11の厚み分を見込方向に凹ませた片部17が形成してあり、この片部17に、上に位置する建築用パネル1の下端部19を載置するようになっている。
凹部15には、図4に示すように、長手方向に多数の穴27を形成したスチール製の補助板25が設けてある。この補助板25は断面が凹部15の形状に沿って略コ字形状を成しており、穴27を形成した平面部25aと平面部の両側(一方の金属板3側と他方の金属板5側)から突出する一方の脚部25bと他方の脚部25cとを有しいている。他方の脚部25cのほうが一方の方脚部25bよりも長く下方に突出している。
他方の金属板5の下端部5bは、補助板25の他方の脚部25cの下端を覆って折り返して上方に向けており、補助板25の他方の脚部25cを保持している。
即ち、建築用パネル1の下端部でも一方の金属板3の下端部3bと他方の金属板5の下端部5bとは互いに間隔をあけている。
建築用パネル1の上に次の建築用パネル1を積上げる際には、図3に示すように、下の建築用パネル1の上端の凸部13に上の建築用パネル1の下端の凹部15を嵌合し、順次建築用パネル1を積上げて、図5に示すように、外壁を施工する。
本実施の形態のように、建築用パネルの凹部15と凸部13を互いに嵌合して積み上げた場合でも凹部15と凸部13とから積み上げた各建築用パネル1を通って、断熱板9等から発生したガスを排出することができる。
例えば、断熱材9の片面に耐火材11を配置することに限らず、断熱材9の両面に耐火材11を配置しても良い。
また、補助板25は網材であっても良い。
3 一方の金属板
3a 上端部
3b 下端部
5 他方の金属板
5a 上端部
5b 下端部
7 芯材
9 断熱板
11 耐火板
13 凸部
15 凹部
23 補強用耐火材
25 補助板
27 穴
Claims (3)
- 一方の金属板と、他方の金属板と、一方の金属板と他方の金属板との間に配置した芯材とを備え、芯材は発泡樹脂材からなる断熱板と、無機材からなる耐火板とを見込み方向に貼り合わせてある建築用パネルにおいて、
一端部に凹部を形成し、他端部に凸部を形成して隣合う建築用パネル体を凹部と凸部とを互に嵌合可能にしてあり、前記凹部と前記凸部では、一方の金属板の端部と他方の金属板の端部を各々見込方向に折り曲げてあり且つ金属板の端部どうしが見込面において互いに間隔をあけていることを特徴とする建築用パネル。 - 前記凸部には、断熱材の端面の外周側に見込方向に重ね合わせた補強用耐火材が設けてあると共に補強用耐火材の重ね合わせ面が前記金属板の端部間に位置していることを特徴とする請求項1に記載の建築用パネル。
- 前記凹部には、見込面に穴を形成した金属製の補助板を設けてあり、補助板は断熱板の端面に設けてあると共に見込み方向両側には各々断熱板の外周側に突設した突出部を有し、各金属板の他端部を折り返して補助板の突出部を保持していることを特徴とする請求項1又は2に記載の建築用パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011214377A JP2013072266A (ja) | 2011-09-29 | 2011-09-29 | 建築用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011214377A JP2013072266A (ja) | 2011-09-29 | 2011-09-29 | 建築用パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013072266A true JP2013072266A (ja) | 2013-04-22 |
Family
ID=48477000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011214377A Pending JP2013072266A (ja) | 2011-09-29 | 2011-09-29 | 建築用パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013072266A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015034372A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-02-19 | 株式会社ディベロ | 複合パネル |
CN109797878A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-05-24 | 温州市申邦市政工程有限公司 | 一种新型房建用保温降噪建筑面板 |
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2011
- 2011-09-29 JP JP2011214377A patent/JP2013072266A/ja active Pending
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CN109797878A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-05-24 | 温州市申邦市政工程有限公司 | 一种新型房建用保温降噪建筑面板 |
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