JP2013070757A - 遊技場用システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報表示装置にて周辺の一般店舗である宣伝対象店舗の宣伝を行い、遊技場にて宣伝対象店舗が記載された店舗紹介リーフレットを遊技者に配布し、宣伝対象店舗は、遊技場で宣伝対象店舗の宣伝を見て来店した遊技者のスタンプカード20にスタンプを押し、遊技者は、スタンプが押されたスタンプカード20を遊技場に提示することで遊技場から特典を受けるようにした。これにより、遊技場にとっても宣伝対象店舗にとっても集客力を高めることができるという地域密着活性化サイクルモデルを構築することができる。
【選択図】図4
Description
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技場に来場するよう遊技者に促すだけでなく、遊技場とは異なる一般店舗に来店するよう遊技者に促すことができる遊技場用システムを提供することにある。
請求項1記載の遊技場用システムにおいて、
前記宣伝実行手段は、複数の前記一般店舗の宣伝を実行するものであり、前記報知手段は、複数の前記一般店舗のうち所定数の店舗以上に来店することを条件として特典が付与されることを、遊技者に対して報知するようにしてもよい(請求項2)。
前記宣伝実行手段は、前記宣伝として、当該宣伝に基づいて前記一般店舗へと来店した遊技者に対して当該一般店舗にて特別サービスが付与されることを報知するようにしてもよい(請求項3)。
請求項1ないし3の何れかに記載の遊技場用システムにおいて、
前記来店記録手段は、遊技者が遊技場から前記一般店舗へ行くための地図情報を保持しているものであり、遊技場にて遊技者に対して配布されるものであってもよい(請求項4)。
前記宣伝実行手段は、遊技機毎に対応して設けられると共に、遊技者の操作に応じて、対応する遊技機の遊技情報を表示するようにしてもよい(請求項5)。
請求項1ないし5の何れかに記載の遊技場用システムにおいて、
遊技者が所持している遊技価値の大きさを特定する、又は、遊技者が遊技にて使用した遊技価値の大きさと遊技機が遊技者に付与した遊技価値の大きさとの差を特定する遊技価値特定手段と、前記遊技価値特定手段が特定する遊技価値の大きさに応じて前記宣伝実行手段が実行する前記宣伝の内容を決定する宣伝内容決定手段と、を備えるようにしてもよい(請求項6)。
請求項2の発明によれば、所定数の店舗以上に来店することを条件として遊技場から特典が付与されるので、遊技者が複数の一般店舗に来店する動機付けを行うことができる。
請求項3の発明によれば、一般店舗に来店することで特別サービスを受けることができるので、遊技者が一般店舗に来店する動機付けを一層高めることができる。
請求項5の発明によれば、宣伝実行手段の付加価値を高めることができる。
請求項6の発明によれば、宣伝実行手段により遊技者が所持している遊技価値の大きさに応じて適切な内容で宣伝することができる。例えば、大きく勝っている遊技者には単価の高い店の宣伝を放送し、負けている遊技者には単価の安い店の宣伝を放送する。
図1は遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場には遊技機1に対応して貸出機2が設置され、管理室には管理装置3が設置されている。中継装置4は、2台の遊技機1、2台の貸出機2及び管理装置3とLAN5を介して接続されている。管理装置3は、遊技機側(遊技機1、貸出機2等)から送信される遊技信号を中継装置4を介して受信することにより遊技機1の遊技情報を管理すると共に、ディスプレイ3aに各種データを表示可能となっている。尚、図1では省略したが、実際には数百台の遊技機1が管理装置3の管理対象となる。
大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300で、大当たりの内、大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)であり、大当たりが発生すると対応するラウンド数(R)に応じた分だけ大入賞口8を開放する。尚、1Rの上限入賞数(上限数)は8個で、上限開放時間は30秒であり、上限数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合(終了条件が満たされた場合)に1Rを終了する。
確変中は大当たり確率が1/30に向上すると共に、始動口6への入賞率が向上する時短状態(時短)になる。尚、確変は次回大当たりまで継続するため、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は通常状態へと戻る。
・アウト信号=使用玉を回収するアウトBOXから出力される使用媒体数(アウト)を特定可能な信号。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号でもよい。
・セーフ信号=遊技機1から出力される払出媒体数(セーフ)を特定可能な信号。払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としてもよい。
・スタート入賞信号=遊技機1から出力される始動口6への入賞数を特定可能な信号。始動口6への入賞1回につき1パルスが出力されるので、「スタート入賞信号数×1」をスタート入賞個数(S1)として特定する。
・大当たり信号=遊技機1から出力される大当たり期間を特定可能な信号。大当たり中にレベル出力される状態信号なので大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
・確変信号=遊技機1から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号。大当たり確率が向上する確変中等の大当たりを通常状態よりも発生させ易い状態である特別状態中にレベル出力される状態信号(確変信号)なので、特別状態信号受信中を特別状態中として特定する。また、大当たり信号と確変信号のいずれも受信していない期間を通常状態として特定する。
・図柄変動信号=図柄が変動したことを特定可能な信号。図柄の変動開始時、或いは変動終了時に1パルス出力されるので、「図柄変動信号数×1」をスタート回数として特定する。
遊技者は、3個以上のスタンプで遊技場からドリンクのサービスを受けることを知っているので、3店舗以上の宣伝対象店舗に来店することでスタンプカード20に3個以上のスタンプを押してもらったときは、そのスタンプカード20を持って遊技場に再来店して提示する。遊技場では、3店舗以上(所定の店舗数以上に相当)のスタンプが押されたスタンプカード20を遊技者が提示した場合は、ドリンク無料券を遊技者に渡す。これにより、遊技者は、無料のドリンクサービスを受けることができる。
(1)全台一斉クリック型宣伝
この全台一斉クリック型宣伝は、遊技情報を表示しているとしても、管理装置3から情報表示装置12に予め定められた表示タイミングとなった場合に割込みすることで表示内容が宣伝に切換わり、その表示タイミングは、例えば12時、15時、20時に設定されている。つまり、全台一斉クリック型宣伝は情報表示装置12にて現在の表示内容、或いは遊技情報を含む所望の表示内容に切替えるための操作ボタン14に対する操作中、さらには遊技情報の表示中か否かにかかわらず強制的に放送されるもので、換言すれば、宣伝を放送している場合、遊技情報の表示が実行されることはない。この全台一斉クリック型宣伝は遊技者が表示されたアンケート(質問)に回答するアンケート形式となっている。複数の宣伝対象店舗の宣伝を放送する場合は、順番にアンケートを表示する。例えばA店とB店とが登録されている場合は、A店のアンケートを表示し、それに対して遊技者が回答すると、B店のアンケートを表示し、それに対して遊技者が回答すると、通常状態に復帰するという流れとなる。つまり、情報表示装置12は、アンケートの回答操作が実行されるまで、アンケートの表示が終了することがないように、遊技情報を表示することなくアンケートの表示を維持するようになっている。また、情報表示装置12は、このようにアンケートを表示している場合は操作ボタン14に対する操作に関わらず遊技情報を表示しないようになっている。尚、アンケートを表示している状態で遊技者が操作ボタン14を操作した場合は、遊技情報を表示するにしてもその遊技情報を曖昧にぼかすことで遊技者が遊技情報を視認不能となるようにしてもよい。
遊技者がアンケートに回答した場合は、アンケート協力したことのお礼として、宣伝対象店舗の特別サービスを放送する。
この会員待受クリック型宣伝は、会員が情報表示装置12に会員カードを挿入したときに自動的にポップアップ表示される。
図8は会員待受クリック型宣伝の一例を示している。メールを示す絵柄26、及び「メッセージが届きました。」というメッセージが表示されると共に、「今すぐ読む」ボタン27、「後から読む」ボタン28が表示されている。この場合、会員カード挿入時はまだ遊技中でないことから、多数の会員がアンケートに回答することが期待される。
会員が「今すぐ読む」ボタン27を選択したときは、宣伝対象店舗の特別サービスの内容を放送し、「後から読む」ボタン28を選択したときは、メールの開封操作を行うことで宣伝対象店舗の特別サービスを放送する。
情報表示装置12にて周辺の宣伝対象店舗の宣伝を行い、遊技場にて宣伝対象店舗が記載された店舗紹介リーフレット16を遊技者に配布し、宣伝対象店舗は、遊技場で宣伝対象店舗の宣伝を見て来店した遊技者のスタンプカード20にスタンプを押し、遊技者は、スタンプが押されたスタンプカード20を遊技場に提示することで遊技場から特典を受けるようにしたので、宣伝対象店舗にとっては、遊技場で宣伝を見た遊技者が来店することで来店人数を増やすことができ、遊技場にとっては、宣伝対象店舗に行った遊技者がサービスを受けるために遊技場に再来場することを促すことができる。これにより、遊技場にとっても宣伝対象店舗にとっても集客力を高めることができるという地域密着活性化サイクルモデルを構築することができる。この場合、遊技場が配布する店舗紹介リーフレット16はコストが極めて低いので、斯様な地域密着活性化サイクルモデルを低コストで構築することができる。
宣伝対象店舗に来店することで特別サービスを受けることができるので、遊技者が宣伝対象店舗に来店する動機付けを一層高めることができる。
店舗紹介リーフレット16に宣伝対象店舗へ行くための地図を記載するようにしたので、遊技者は宣伝対象店舗へ容易に来店することができる。
情報表示装置12は遊技情報に加えて宣伝対象店舗の宣伝を放送するので、情報表示装置12の付加価値を高めることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
宣伝実行手段としては、情報表示装置12に限らず、呼出ランプの表示部、遊技機の液晶表示部を用いるようにしてもよいし、遊技場に設けられた大型スクリーンを用いるようにしてもよい。
宣伝実行手段としては、遊技情報を表示可能なものに限定されず、専用の機器を設けるようにしてもよい。
上記実施形態では3店舗以上行くことで遊技場にてサービスを受けることができるようにしたが、2店舗以上行くこと、或いは1店舗でも行けば遊技場にてサービスを受けることができるようにしてもよいし、全ての店舗に行くことでサービスを受けることができるようにしてもよい。また、行った店舗数に応じて遊技場からのサービスの内容を変更してもよい。さらに、サービスの内容を、遊技の勝敗には影響を与えないものとしたが、遊技の勝敗に影響を与えるものにしてもよい。例えば、全ての店舗に行った場合、遊技機の出玉率に関連した遊技機の設定値を教えるようにしてもよい。
来店記録手段として、磁気カード(例えば、会員カード)を用いるようにしてもよい。この場合、宣伝対象店舗のそれぞれに磁気カードに書き込む書込端末(書込手段)を設置すればよい。
来店記録手段として、携帯端末(店舗で無料、有料で配るものや、遊技者が所有する携帯電話)を用いるようにしてもよい。この場合、宣伝対象店舗のそれぞれに携帯端末に書き込む書込装置を設置するか、宣伝対象店舗に行ったことを示す特別操作を宣伝対象店舗の担当者に予め教えておき、当該特別操作を携帯端末にて実行するとその宣伝対象店舗に行ったことが携帯端末に記録されるようにしてもよい。携帯端末を用いた場合、宣伝対象店舗を示す地図情報をその都度ダウンロードする方式を採用することができるので、宣伝対象店舗の変更に迅速に対応できる。
管理装置3(遊技価値特定手段及び宣伝内容決定手段に相当)に宣伝映像を編集する機能を設け、遊技者の獲得遊技媒体数(遊技者が所持している遊技価値の大きさ(獲得遊技媒体))、或いは収支(遊技者が遊技にて使用した遊技価値の大きさ(アウト)と遊技機が遊技者に付与した遊技価値の大きさ(セーフ)との差)に応じて宣伝対象店舗を自動的に変更するようにしてもよく、これらの獲得遊技媒体、アウト、セーフは遊技機側から出力される遊技信号により求めることができる。例えば、大きく勝っている遊技者には単価の高い店として焼肉屋の宣伝を放送し、負けている遊技者には単価の安い店としてうどん屋の宣伝を放送する。上記実施形態で説明したオプションの全台一斉クリック型宣伝、或いは会員待受クリック型宣伝で配信する場合は、収支に応じてアンケートする宣伝対象店舗を変更すればよいし、スクリーンセーバー及び宣伝専用チャンネルで配信する場合は、収支に応じて放送する宣伝対象店舗を変更すればよい。
全台一斉クリック型宣伝の表示タイミングを任意に変更してもよいし、遊技場外の第3者機関と接続可能となっており、第3者期間により管理される管理装置から送信される実行情報を受信した場合に、表示タイミングとなったものとして、全台一斉クリック型宣伝を開始するようにしてもよい。この場合、表示タイミングが遊技場の意向とは独立して決定されるため、遊技情報を表示するよう遊技者が操作手段を操作している場合等に、遊技場がアンケートの表示を中止してしまうことを抑制できる。つまり、アンケートの表示頻度が極端に低下してしまうことを抑制できる。
スクリーンセーバー型、専用チャンネル型、オプションの全台一斉クリック型宣伝、会員待受クリック型宣伝のうち、一部の宣伝を実行しないようにしてもよい。
遊技者によるアンケートの回答が得られることなく所定時間が経過した場合、オプションの全台一斉クリック型宣伝、会員待受クリック型宣伝の表示を終了するようにしてもよい。
遊技者が全台一斉クリック型宣伝のアンケートに回答した場合、或いは会員待受クリック型宣伝のメール開封した場合に、ポイントを付与するようにしてもよい。このポイントは貯めることができるもので、遊技者を特定する方法としては、会員カード、遊技者が携帯する携帯電話との通信、顔認証などを利用することで実施可能である。貯めたポイントのうち所定ポイントに対応してカードとして印字することが可能である。例えば3ポイント使用に対応したカードを印刷する場合は、ポイントから3ポイント減算すると共に、カードを3ポイントカードとして使用可能となる。この場合、サーバから携帯電話にアクセスし3ポイントのカード画像をダウンロードすることで3ポイントカードとして使用可能としてもよい。この3ポイントカードは宣伝対象店舗で使用できるもので、共通なカード(画面)として何れの店舗でも使用できる。
Claims (6)
- 複数の遊技機が設置された遊技場に設けられ、当該遊技場とは異なる一般店舗の宣伝を遊技者に対して実行する宣伝実行手段と、
遊技者が前記一般店舗へ来店したことを記録可能に設けられ、遊技者が携帯可能な来店記録手段と、
前記一般店舗へ来店したことが記録された前記来店記録手段を持って再び遊技場に来場したことを条件として遊技場にて特典が付与されることを遊技者に対して報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 前記宣伝実行手段は、複数の前記一般店舗の宣伝を実行するものであり、
前記報知手段は、複数の前記一般店舗のうち所定の店舗数以上に来店することを条件として特典が付与されることを、遊技者に対して報知することを特徴とする請求項1記載の遊技場用システム。 - 前記宣伝実行手段は、前記宣伝として、当該宣伝に基づいて前記一般店舗へと来店した遊技者に対して当該一般店舗にて特別サービスが付与されることを報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技場用システム。
- 前記来店記録手段は、遊技者が遊技場から前記一般店舗へ行くための地図情報を保持しているものであり、遊技場にて遊技者に対して配布されるものであることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の遊技場用システム。
- 前記宣伝実行手段は、遊技機毎に対応して設けられると共に、遊技者の操作に応じて、対応する遊技機の遊技情報を表示するものであることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の遊技場用システム。
- 遊技者が所持している遊技価値の大きさを特定する、又は、遊技者が遊技にて使用した遊技価値の大きさと遊技機が遊技者に付与した遊技価値の大きさとの差を特定する遊技価値特定手段と、
前記遊技価値特定手段が特定する遊技価値の大きさに応じて前記宣伝実行手段が実行する前記宣伝の内容を決定する宣伝内容決定手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の遊技場用システム。
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