JP2013066532A - スプリンクラ消火設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】火災感知器と、閉鎖型スプリンクラヘッドと、両方が作動したときに開放する警報弁1を備える予作動式スプリンクラ消火設備において、制御盤6からの起動弁2を開放する信号が、閉鎖型スプリンクラヘッドの作動による二次側配管内の圧力放出を検知する圧力スイッチ7を経由して起動弁2に入力する。
【選択図】図1
Description
一方で予作動式スプリンクラ消火設備は、火災感知器と閉鎖型スプリンクラヘッドの両方が作動したときに放水を開始する設備で、破損や誤作動による水損に対して信頼性の高い設備である。予作動式スプリンクラ消火設備では、警報弁の二次側に接続される二次側配管に圧縮空気等を充填して、その圧力を監視することで二次側配管の漏れや閉鎖型スプリンクラヘッドの破損などがないか確認している。
このような場合、二次側配管内に流入した水を抜く作業を行わなければならず、閉鎖型スプリンクラヘッドが下向きヘッドの場合は、立ち下がり配管に溜まった水を抜くことは閉鎖型スプリンクラヘッドを外さない限り不可能である。立ち下がり配管に溜まった水は配管の腐食を促進させ、また、閉鎖型スプリンクラヘッドにものをぶつけて破損させた場合に少量ではあっても水が出てしまう。
図4は、従来のダブルアクション型の説明図である。ダブルアクション型の場合、火災時には閉鎖型スプリンクラヘッドが作動してからできるだけ早く二次側配管内圧力の低下を検出するために二次側配管に急速排気弁を設け、閉鎖型スプリンクラヘッドが作動した際には急速排気弁を開放して二次側配管内に充填した気体または液体を放出している。
ダブルアクション型では、通常の予作動式スプリンクラ消火設備(以降通常型と呼ぶ)と制御が異なるため、ダブルアクション型と通常型とを併用する場合には制御盤を2種類用意するか、制御盤が複雑になったり、通常型からダブルアクション型に変更する場合には制御盤の改造が必要であったりという問題点があった。
図1は本発明の実施の形態1に係る予作動式スプリンクラ消火設備の説明図である。図1では、ダブルアクション型を制御盤に接続して用いる場合を例に挙げて説明する。
本実施の形態1に係るスプリンクラ消火設備は、警報弁1と警報弁1を開放する起動弁2と手動起動弁13とを備えている。
警報弁1の一次側には一次側配管16が接続され、一次側配管16は図示しない消火ポンプおよび消火水槽等に接続されている。
警報弁1の二次側には二次側配管3が接続され、二次側配管3には図示しない閉鎖型スプリンクラヘッドが設けられ、警戒区域の天井面等に設置されている。二次側配管3の末端には図示しない末端試験弁が設けられている。また、二次側配管3には二次側圧力低下監視用圧力スイッチ7が接続されており、二次側配管3内の圧力が設定圧力以下になると圧力低下信号を送信する。
なお、本実施の形態1では、第1の接点は二次側配管3内の圧力が設定圧力以下になったときに閉じる設定になっているが、常時は閉じていて二次側配管3内の圧力が設定圧以下になったときに開く設定としてもよい。
警報弁開放配管25は、基端側がピストン室22に接続され、その二次側で一旦2経路に分岐し、第1の経路には起動弁2が、第2の経路には手動起動弁13が接続され、起動弁2および手動起動弁13の二次側で1つの経路に合流する。1つに合流した警報弁開放配管25は排水配管15に接続されている。
警報弁閉止配管26は一次側配管16と、警報弁閉止オリフィス11及び逆止弁12を経由してピストン室22に接続されている。
また、警報弁1は閉止状態から起動弁2もしくは手動起動弁13を開放するとピストン室22内の圧力が低下する。つまり、一次側配管16から警報弁閉止配管26を通って加圧水がピストン室22に送られるが、警報弁閉止オリフィス11の孔径が警報弁開放配管25の配管内径より小さく、ピストン室22の排水量が充水量より多いためピストン室22内の水圧は低下する。そのため、警報弁1は一次側配管16の圧力によってピストン23が押されて開放し、一次側配管16と二次側配管3が連通する。
<監視時>
監視時には、警報弁1は閉止しており、二次側配管3内には空気等の気体が所定の圧力(例えば0.2MPa)で加圧充填されている。
また、監視時には、一次側配管16内に水等の液体消火剤が所定の圧力(例えば1MPa)で加圧充填されている。
火災が発生すると一般的に閉鎖型スプリンクラヘッドよりも先に火災感知器が作動する。火災感知器が作動すると火災信号が火災受信機から火災信号線17を通って消火設備制御盤6に送信される。
消火設備制御盤6は火災信号を受信すると、起動弁制御信号線18に起動弁開信号を送信するが、二次側圧力低下監視用圧力スイッチ7が作動していないので第2の接点が開いているため起動弁開信号は起動弁2に送信されない。
火災感知器が例えば煙感知器であった場合に、火災感知器が例えば大量のたばこの煙を火災と判断した場合、火災感知器から火災信号を受信した火災受信機は、火災信号線17を通じて消火設備制御盤6に火災信号を送信する。火災信号を受信した消火設備制御盤6は、起動弁制御信号線18に起動弁開信号を送信するが、二次側圧力低下監視用圧力スイッチ7が作動していないので第2の接点が開いているため起動弁開信号は起動弁2に送信されない。
また、通常型からダブルアクション型に変更する場合は、制御盤6と起動弁2とを直接接続していた起動弁制御信号線18を二次側圧力低下監視用圧力スイッチ7の第2の接点を経由するように接続すればよい。
図2は本発明の実施の形態2に係るスプリンクラ消火設備の説明図である。
ここでは、実施の形態1と異なる点について記載する。
本実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、二次側圧力低下監視用圧力スイッチ7に代えて、急速排気弁8および急速排気弁作動検知用圧力スイッチ9が設置されている点である。急速排気弁8を使用することで、二次側配管3内の空気をより早く抜くことができるため、閉鎖型スプリンクラヘッドが作動してから放水を開始するまでの時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態2では、第1の接点は急速排気弁8からの排気圧力が設定圧力以上になったときに閉じる設定になっているが、常時は閉じていて急速排気弁8からの排気圧力が設定圧以上になったときに開く設定としてもよい。
火災が発生して火災感知器が作動すると、消火設備制御盤6から起動弁制御信号線18に起動弁開信号を送信するが、急速排気弁作動検知用圧力スイッチ9が作動していないので第2の接点が開いているため起動弁開信号は起動弁2に送信されない。
火災感知器が非火災報を送信した場合、火災信号を受信した消火設備制御盤6は、起動弁制御信号線18に起動弁開信号を送信するが、急速排気弁作動検知用圧力スイッチ9が作動していないので第2の接点が開いているため起動弁開信号は起動弁2に送信されない。
また、通常型からダブルアクション型に変更する場合は、制御盤6と起動弁2を直接接続していた起動弁制御信号線18を急速排気弁作動検知用圧力スイッチ9の第2の接点を経由するように接続すればよい。
このため、特定部分だけダブルアクション型とし、その他の部分を通常型とする場合でも共通の消火設備制御盤6を使用することができる。また、通常型をダブルアクション型に変更する場合でも消火設備制御盤6をそのまま使用することができる。
Claims (2)
- 警報弁を開放する起動弁と、
前記警報弁の二次側に接続され気体または液体が加圧充填される二次側配管と、
前記二次側配管に取り付けられる閉鎖型スプリンクラヘッドと、
火災現象に基づく物理量を検出して信号を送信する火災感知器と、
前記火災感知器が送信した信号を受信して、前記起動弁を開放する信号を、起動弁制御信号線を介して送信する制御盤と、を備えるスプリンクラ消火設備において、
前記二次側配管内の圧力が設定圧力以下になると接点を閉じる圧力スイッチを備え、
前記起動弁制御信号線が前記圧力スイッチに接続されたときに、前記起動弁を開放する信号は、前記圧力スイッチを経由して前記起動弁に入力可能であり、前記接点が閉じている場合に前記起動弁に入力されることを特徴とするスプリンクラ消火設備。
- 警報弁を開放する起動弁と、
前記警報弁の二次側に接続され気体または液体が加圧充填される二次側配管と、
前記二次側配管に取り付けられる閉鎖型スプリンクラヘッドと、
火災現象に基づく物理量を検出して信号を送信する火災感知器と、
前記火災感知器が送信した信号を受信して、前記起動弁を開放する信号を、起動弁制御信号線を介して送信する制御盤と、を備えるスプリンクラ消火設備において、
前記二次側配管から分岐して、前記気体または液体を前記二次側配管の外へ排出する急速排気弁と、
前記急速排気弁の二次側に接続され、前記急速排気弁が排出した気体または液体の圧力が設定圧力以上になると接点を閉じる圧力スイッチを備え、
前記起動弁制御信号線が前記圧力スイッチに接続されたときに、前記起動弁を開放する信号は、前記圧力スイッチを経由して前記起動弁に入力され、前記接点が閉じている場合に前記起動弁に入力されることを特徴とするスプリンクラ消火設備。
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JP2015084825A (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | ホーチキ株式会社 | 消火設備 |
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