JP2013064318A - 雨水貯留タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】タンク本体を安定して支えることができる、設置が容易な雨水貯留タンクを提供する。
【解決手段】タンク本体2には、底部の中央に、筒状でタンク本体の内部と連通されたドレン部70が下方に突出して設けられ、ドレン部70の左右両側にはねじ部16が下方に突出して設けられている。架台20は、タンク本体2を支持するタンク本体受け部21を上部に有し、タンク本体受け部21の左右両側の下部に脚部30が形成され、架台20が設置面に設置されたとき、脚部30,30間に前後方向に抜ける開放部が形成可能である。タンク本体受け部21には、ドレン部70が挿通する第1孔部とねじ部16が挿通可能な第2孔部とが形成されており、第1孔部にドレン部70が挿通され、かつねじ部16の先端側から第2孔部に挿入され、締結具32が、ねじ込まれることによりタンク本体2が架台20に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、雨水貯留タンクに関する。
従来、雨水貯留タンクは、その前面の下部に取水口としてのL字状の蛇口を水平方向に突出させて設けている(例えば、特許文献1参照)。このような構成の雨水貯留タンクは、利用者が雨水貯留タンクの前面に設けた蛇口からじょうろやバケツ等の容器に直接給水するために、容器が配置可能なスペースを蛇口下方に確保する必要があり、そのために雨水貯留タンクを安定な台座の上に設置しなければならなかった。しかしながら、雨水貯留タンクを台座の上に設置する場合には、振動、風雨等による雨水貯留タンクのずれ、脱落等を防止するために、雨水貯留タンクを台座に固定する必要がある。
一方、タンク本体下部の左右両側に樹脂製の筒状の脚部を設けることが知られている(例えば、特許文献2参照)。このような雨水貯留タンクは、じょうろやバケツ等の容器に直接給水するための容器配置スペースがタンク本体下部の脚部によって確保されるので、雨水貯留タンクの設置にあたっては台座を必要としない。また、タンク本体の下部に脚部を直接連結して固定しているので、タンク本体が脚部からずれたり、脱落したりする心配はない。ところで、このような雨水貯留タンクは、脚部にタンク本体からの負荷が常時かかるため、脚部においてはこれに耐えうる強度が必要とされる。特許文献2の脚部は、ブロアー成形によって形成され、製造しやすく、製造コストを抑えることができるが、側壁が薄く強度が十分でない。このため、特許文献2の脚部は、内部に金属補強板を挿入し、脚部の側壁を金属補強板で補強することによって、脚部の強度を高めている。しかしながら、このような金属補強板を用いることは、材料費、部品管理コスト、脚部への取り付け工程が増える等の製造コストがかかるだけでなく、雨水貯留タンクが屋外に設置されることにより金属補強板が腐食して脚部の強度が低下するため、タンク本体を安定して支持できないという問題がある。
特開平11−324031公報 特開2007−205006公報
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、タンク本体を安定して支えることができる、設置が容易な雨水貯留タンクを提供することを課題としている。
本発明の雨水貯留タンクは、竪樋から雨水を導入する雨水導入口及び導入した雨水を取り出す取水口を有する、上部に開口部が形成されている有底筒状のタンク本体と、タンク本体の開口部を覆う蓋体と、タンク本体を支持する架台とを備え、タンク本体には、底部の中央に、筒状でタンク本体の内部と連通されたドレン部が下方に突出して設けられ、ドレン部の左右両側に、外周面に雄ねじが形成されているねじ部が下方に突出して設けられており、架台は、タンク本体を支持するタンク本体受け部を上部に有し、タンク本体受け部の左右両側の下部に脚部が形成され、架台が設置面に設置されたとき、脚部間に前後方向に抜ける開放部が形成可能であり、架台のタンク本体受け部には、タンク本体の底部に設けられたドレン部に対応する箇所に、ドレン部が挿通する第1孔部が設けられ、かつタンク本体の底部に設けられたねじ部に対応する箇所に、ねじ部が挿通可能な第2孔部が形成されており、第1孔部にドレン部が挿通され、かつねじ部の先端側から第2孔部に挿入されて内周面に雌ねじが形成されている締結具が、ねじ部の先端側からねじ込まれることにより、タンク本体が架台に固定されることを特徴としている。
本発明の雨水貯留タンクによれば、タンク本体を安定して支えることができ、設置が容易となる。
本発明の雨水貯留タンクの一実施形態を示した正面図である。 図1の雨水貯留タンクの分解斜視図である。 図1の雨水貯留タンクの斜視図である。 図1の雨水貯留タンクにおけるタンク本体の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図である。 図1の雨水貯留タンクにおける架台の(a)斜視図、(b)A−A断面図である。 図1の雨水貯留タンクにおける蓋体の(a)斜視図、(b)B−B断面図、(c)底面図である。 タンク本体と蓋体との接続構造を説明するための図である。 図1の雨水貯留タンクの設置状態を示した背面図である。
図1は、本発明の雨水貯留タンクの一実施形態を示した正面図であり、図2はその分解斜視図、図3は斜視図である。図4は、図1の雨水貯留タンクにおけるタンク本体の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図である。図5は、図1の雨水貯留タンクにおける架台の(a)斜視図、(b)A−A断面図である。図6は、図1の雨水貯留タンクにおける蓋体の(a)斜視図、(b)B−B断面図、(c)底面図である。図7は、タンク本体と蓋体との接続構造を説明するための図である。図8は、図1の雨水貯留タンクの設置状態を示した背面図である。
雨水貯留タンク1は、竪樋64からの雨水を貯留するタンク本体2と、このタンク本体2上部を覆う蓋体50と、タンク本体2を支持する架台20とを備えている。
タンク本体2は、横断面視で楕円形状を有する樹脂製の有底筒状体であり、前面2a下部に横断面視半円形状の凹面3が形成されている。この凹面3の上部側には、取水口4としてのL字状の蛇口5が、楕円形状の前面2aよりも前方に突き出さないように、水平方向に突出して設けられている。蛇口5は、頂部に水平面内を回動自在とされたレバー6を備えており、レバー6の回動操作によって、雨水貯留タンク1内に貯留された雨水が蛇口5下端の吐出口7から吐出されたり、雨水の吐出が停止されたりする。
タンク本体2の後面上部には、背面側からみて右側に雨水導入口8が設けられ、左側にオーバーフロー用排水口9が設けられている。雨水導入口8はホース10等の管を介して住宅の雨水流入系に連通されており、住宅の雨水流入系からタンク本体2に雨水が流れ込むようになっている。オーバーフロー用排水口9はホース11等の管を介して住宅の雨水排水系に連通されており、タンク本体2の容量を超える雨水が雨水流入系からタンク本体2に流入した場合にはその過剰分の雨水がオーバーフロー用排水口9から雨水排水系に排水されるようになっている。住宅の雨水流入系及び雨水排水系は、竪樋64により構成されている。
タンク本体2の底部12は、外周部13が円弧状に傾斜しており、内側部分が平面部14であり、平坦面を有している。また、タンク本体2の底部12には、左右方向の中央であって前後方向の中央の位置に、外周面に雄ねじが形成されている筒状のねじ部15が下方に突出して設けられている。このねじ部15は、タンク本体2の底部12と一体に形成されており、架台20との連結、固定用に使用される。ねじ部15は、タンク本体2の内部と連通されており、タンク本体2内に貯留された雨水がねじ部15の下端から排水可能であり、ドレン部70としても機能する。
タンク本体2の底部12には、ねじ部15の左右両側に、タンク本体2底部12から下方に向かって縮径する円錐台形状の凸部17が下方に膨出して一体に形成されている。この凸部17の下面18は、内側に円形状の開口を有し、リング状に形成されている。また、この凸部17はタンク本体2の内部と連通されている。さらに、凸部17の下面18には、外周面に雄ねじが形成されているねじ部16が、内側の開口周縁から連続して下方に突出して設けられている。このねじ部16の下面は、閉塞されており、タンク本体2内に貯留された雨水がねじ部16の下端から抜けないようになっている。
架台20は、樹脂製で構成されており、タンク本体2の凹面3に設けられた蛇口5の下方にじょうろやバケツ等の容器を配置して蛇口5から容器に直接給水することができるようにタンク本体2の下部に設置される。
架台20の上部には、タンク本体2を支持する平板状のタンク本体受け部21が形成されており、その周縁に側壁22が略垂直方向に垂下して形成されている。
タンク本体受け部21の外形形状は、タンク本体2底部12の外形形状と同一形状もしくは略同一形状であり、前側部分は、タンク本体2の前面2a下部の凹面3に対応するように内側方向に凹状に形成されており、前側部分を除く部分は楕円形状を有している。このタンク本体受け部21は、架台20の側壁22と一体に形成されている。タンク本体受け部21の内側部分は、平面部23が形成され、平坦面を有し、周縁部分24は、外側方向に向かって湾曲しながら立ち上がっており架台20の側壁22に連続している。この周縁部分24は、タンク本体2底部12の外周部13と面接触するように形成されている。
タンク本体受け部21は、外形形状がタンク本体2底部12と同一形状もしくは略同一形状であるため、タンク本体2底部12全体が架台20のタンク本体受け部21で支持される。架台20の上にタンク本体2が設置されたときには、タンク本体受け部21の平面部23がタンク本体2底部12の平面部14と面接触するとともに周縁部分24がタンク本体2底部12の外周部13と面接触してタンク本体2が支持されるようになっている。
架台20の側壁22は、外周面42が、タンク本体2が架台20に支持されている状態においてタンク本体2の外周面19と同一面上もしくは略同一面上になるように形成されている。このため、屋外に設置した雨水貯留タンク1は、見栄えがよく建物になじみやすいすっきりした外観が実現される等、意匠性に優れ、建物との調和が図れるようになっている。
タンク本体受け部21には、タンク本体2底部12のねじ部15に対応する箇所に、第1孔部としての孔部25が形成されている。この孔部25の内径は、ねじ部15の外径よりもやや大きくされており、ねじ部15を挿通可能にしている。また、タンク本体2底部12の凸部17の対応する箇所に、下方に膨出する凹部27が形成されている。この凹部27は、タンク本体2底部12の凸部17の外形形状に対応するものであり、下方に向かって縮径する円錐台形状を有しており、タンク本体2が架台20に設置されたときに面接触して係合する。凹部27の下面28の内側には、第2孔部としての孔部26が形成されており、凸部17の下面18に連続するねじ部16が挿通可能なように、孔部26の内径がねじ部16の外径よりもやや大きくされている。
また、タンク本体受け部21には、凹溝29が形成されている。この凹溝29は、タンク本体受け部21の下方に膨出して形成され、中央の孔部25及び左右両側の凹部27の周縁もしくはその近傍から周方向と直交する方向に周縁部分24にまで延びている。このような凹溝29が設けられることで、タンク本体受け部21の平面部23の強度が補強されている。
架台20は、左右両側のそれぞれの孔部26を中心として側壁22が円筒形状に形成されて脚部30を構成している。これによって、架台20の下面と地面63との接触面積が小さくなり、架台20のぐらつき等が抑えられ、タンク本体2を安定して支持できるようになっている。また、脚部30の下面内側には、図5(b)に示すように、凹部27に対称な凹部31が、凹部27の下方に一体となって側壁22から連続して形成されている。このような脚部30を有する架台20は、孔部25,26が形成されている部分が一枚板状になっているので、後加工で抜き打ち加工により孔部25,26を形成することも可能である。例えば、架台20のタンク本体受け部21の平面部23と、凹部27の下面28が形成されている底板が一枚板状に形成されている。この場合には、より精度の高い孔部25,26を形成することができるので、位置あわせの精度を向上させることができる。
タンク本体2の架台20への取り付けにあたっては、タンク本体2底部12のねじ部16の先端側から架台20のタンク本体受け部21の凹部27に差し込む。タンク本体受け部21の凹部27の外径はタンク本体2底部12の凸部17のねじ部16の外径よりも大径であり、しかもこの凹部27は円錐台形状を有しているので、タンク本体2を架台20に取り付けるにあたり、タンク本体2底部12のねじ部16の位置合わせ及び差し込みが容易であり、取り付け作業が簡易である。タンク本体2をさらに差し込むと、ねじ部15,16はそれぞれ孔部25,26を通過し、タンク本体受け部21の下方に突出する。そして、内周面に雌ねじが形成されているナット33やキャップ34等の締結具32をねじ部15,16の先端側からねじ込み、締着することにより、タンク本体2が架台20に取り付けられて固定される。例えば、ねじ部15にはキャップ34をねじ込み、ねじ部16にはナット33をねじ込む。タンク本体2が架台20に取り付けられた状態においては、タンク本体受け部21がタンク本体2底部12と面接触するとともに、タンク本体受け部21の凹部27とタンク本体2底部12の凸部17が面接触して係合するため、接合強度が高まり、また、タンク本体2からの負荷がタンク本体受け部21全体に分散するため、タンク本体2がより安定に確実に架台20に支持、固定され、タンク本体2の位置ずれや脱落等が防止される。
また、雨水貯留タンク1では、タンク本体2の上部に、蓋体50裏面と面接触して蓋体50を支持する蓋体受け部35を有している。蓋体受け部35は、タンク本体2上端の周方向に形成されている段部36の内側に、全周にわたって設けられている環状部37と、タンク本体2の左右方向の中央において前側の環状部37と後側の環状部37との間に架け渡される平板状の架橋部40から構成されている。蓋体受け部35の環状部37は、段部36の内側から円弧状に湾曲しながら上方に突設している立ち上がり部38と、さらにその立ち上がり部38の内側に延設される平板状の平面部39を有している。架橋部40は、環状部37の平面部39に連続して形成されている。蓋体受け部35は、タンク本体2と一体に形成されている。蓋体受け部35の内側には、架橋部40の左右両側のそれぞれに上方に開口する開口部41が形成されている。
蓋体受け部35がタンク本体2上端の段部36内側に形成されるとともに前後に架け渡されて形成されていることにより、蓋体50をタンク本体2に配置した状態において蓋体50とタンク本体2との接触面積が増大して接合強度が高まるとともに蓋体50の位置ずれが防止される。また、タンク本体2上部の強度が強化され、タンク本体2が変形したり、撓み、歪み等が生じたりしないようになっている。このような効果は、例えば、大量の雨水がタンク本体2内部に貯留されたときに格別なものとして実現される。
蓋体50は、樹脂製であり、タンク本体2の上部を覆う大きさに構成されており、タンク本体2に配置した状態において、その外周面が、雨水導入口8及びオーバーフロー用排水口9が設けられているタンク本体2の後面上部の左右両側部分を除くタンク本体2の外周面19と同一面上もしくは略同一面上になるように形成されている。
蓋体50は、タンク本体2の上部を覆う平板状の天板51と、天板51の周縁に垂下する周壁52と、周壁52の下端において折り返されて天板51に向かって円弧状に湾曲して延設される折り返し部54と、折り返し部54から連設されて天板51の下部に配置される補強板55とを備えている。
天板51は、外形形状が楕円形状であり、タンク本体2に対応した形状を有している。周壁52は、天板51の周縁に略垂直に垂下しており、また、天板51の全周にわたって設けられている。周壁52の外周面53は、雨水導入口8及びオーバーフロー用排水口9が設けられているタンク本体2の後面上部の左右両側部分を除くタンク本体2の外周面19と同一面上もしくは略同一面上になるように形成されている。折り返し部54も全周にわたって設けられている。
折り返し部54は、タンク本体2の蓋体受け部35の立ち上がり部38に対応する形状を有しており、蓋体50がタンク本体2に配置されたときに、蓋体受け部35の立ち上がり部38と面接触して係合し、蓋体50がタンク本体2に固定される。
補強板55は、平板状であり、天板51と略平行に配設されている。この補強板55は、上方に円筒状に膨出させた接合部57を複数有しており、接合部57上端において天板51と連結されている。補強板55には、蓋体50の上下方向の位置決めのための四角形状の突起56が下方に膨出して設けられている。この突起56は、例えば、タンク本体2の蓋体受け部35の平面部39に対応する蓋体50の裏面の複数箇所に設けられており、蓋体50をタンク本体2に配置した際には、補強板55の突起56の下端がタンク本体2の蓋体受け部35の平面部39に当接して、蓋体50の上下方向の位置決めがなされる。
雨水貯留タンク1において、天板51、周壁52、折り返し部54、補強板55の厚さはいずれも薄くされており、蓋体50の軽量化が図られている。蓋体50の平面部は、天板51の下部に補強板55が略平行に配設されて二重構造とされており、平面部の強度が高められて変形、歪み等が生じにくくなっている。また、接合部57において天板51と補強板55との両者が連結されているため、さらに強度が高められている。蓋体50の外周部は、周壁52と折り返し部54とから構成されて内部は中空とされている。蓋体50の外周部においても、周壁52と折り返し部54とにより二重構造となっているため、強度が高められて変形、歪み等が生じにくくなっている。
蓋体50をタンク本体2に配置すると、上述したように、折り返し部54がタンク本体2の蓋体受け部35環状部37の立ち上がり部38と面接触して係合するとともにタンク本体2の蓋体受け部35環状部37の平面部39及び架橋部40が補強板55と面接触する。このため、接合強度が高まり、蓋体50が位置ずれすることなく蓋体受け部35で支持されてタンク本体2に確実に配置される。また、蓋体50の脱着が容易でもある。さらに、蓋体50の周壁52の外周面53が、雨水導入口8及びオーバーフロー用排水口9が設けられているタンク本体2の後面上部の左右両側部分を除いてタンク本体2の外周面19と同一面上もしくは略同一面上になるように形成されているので、屋外に設置した雨水貯留タンク1は、見栄えがよく建物になじみやすいすっきりした外観が実現される等、意匠性に優れ、建物との調和が図れるようになっている。また、補強板55には、蓋体50の上下方向の位置決めのための四角形状の突起56が下方に膨出して設けられており、蓋体50をタンク本体2に配置した際には、補強板55の突起56の下端がタンク本体2の蓋体受け部35の平面部39に当接することにより、蓋体50の上下方向の位置決めが効果的になされる。
雨水貯留タンク1では、ねじやボルト等の取付具58で蓋体50がタンク本体2にねじ止めされて固定されてもよい。例えば、蓋体50の左右2箇所の周壁52及び折り返し部54のそれぞれに、前後に貫通するボルトやねじ等の取付具58の取付孔59,60が穿設されている。一方、タンク本体2の蓋体受け部35の環状部37の立ち上がり部38には、蓋体50の取付孔59,60に対応する位置に、円筒状に凹みが形成されている凹部61が内側に膨出して設けられている。凹部61には、図7に示すように、インサートナット62が埋設されている。そして、取付具58が周壁52の外側から周壁52及び折り返し部54の取付孔59,60に挿入され、インサートナット62にねじ込まれて、蓋体50がタンク本体2に固定される。蓋体50の固定にあたり、取付具58がねじ込まれると、蓋体50の折り返し部54の取付孔60近傍が弾性変形して座金として作用し、取付具58のねじ込みが確実なものとされ、また取付具58が緩む心配もなく、蓋体50が固定される。したがって、蓋体50を取付具58でねじ止めで固定する場合には、座金が不要となり、部品点数を削減でき、しかも簡易な取り付けが実現される。
以上の雨水貯留タンク1において、タンク本体2、架台20、蓋体50は、例えば、真空成形、圧空成形、プレス成形等の各種の方法による成形品として得られる。
雨水貯留タンク1は、図8に示したように、地面63に設置される。架台20に形成された左右の脚部30間には、前後方向に抜ける開放部が形成される。タンク本体2の雨水導入口8にはホース10の一端が接続され、他端は竪樋64の途中に設けられた雨水分岐部材65の分岐部66に接続される。雨水分岐部材65は、降雨時、竪樋64内を流下する雨水の一部を分岐部66から竪樋64の外部に流出させるものであり、雨水は、雨水分岐部材65の分岐部66に接続されたホース10を介してタンク本体2に自然流入し、貯留される。タンク本体2のオーバーフロー用排水口9にはホース11の一端が接続され、他端は竪樋64の雨水分岐部材65の下流に設けられる雨水合流部材67の合流部68に接続される。雨水合流部材67は、竪樋64外部の雨水を竪樋64内を流下する雨水に合流させるものであり、タンク本体2の容量を超える雨水がタンク本体2に導入されると、その過剰分の雨水がオーバーフロー用排水口9に接続されたホース11を介して雨水合流部材67の合流部68から竪樋64に排水される。タンク本体2に貯留された雨水は、レバー6を開いて開栓することにより蛇口5から自然流出し、所望量の雨水をじょうろやバケツ等の容器に取り出すことができる。必要に応じて蛇口5にホースを取り付けてもよく、この場合、雨水貯留タンク1から離れた庭への散水や洗車に便利である。
1 雨水貯留タンク
2 タンク本体
4 取水口
8 雨水導入口
12 底部
16 ねじ部
20 架台
21 タンク本体受け部
25 第1孔部としての孔部
26 第2孔部としての孔部
30 脚部
32 締結具
41 開口部
50 蓋体
70 ドレン部

Claims (1)

  1. 竪樋から雨水を導入する雨水導入口及び導入した雨水を取り出す取水口を有する、上部に開口部が形成されている有底筒状のタンク本体と、このタンク本体の前記開口部を覆う蓋体と、前記タンク本体を支持する架台とを備え、
    前記タンク本体には、底部の中央に、筒状でタンク本体の内部と連通されたドレン部が下方に突出して設けられ、このドレン部の左右両側に、外周面に雄ねじが形成されているねじ部が下方に突出して設けられており、
    前記架台は、前記タンク本体を支持するタンク本体受け部を上部に有し、このタンク本体受け部の左右両側の下部に脚部が形成され、前記架台が設置面に設置されたとき、前記脚部間に前後方向に抜ける開放部が形成可能であり、
    前記架台の前記タンク本体受け部には、前記タンク本体の底部に設けられた前記ドレン部に対応する箇所に、このドレン部が挿通する第1孔部が設けられ、かつ前記タンク本体の底部に設けられた前記ねじ部に対応する箇所に、このねじ部が挿通可能な第2孔部が形成されており、
    前記第1孔部に前記ドレン部が挿通され、かつ前記ねじ部の先端側から前記第2孔部に挿入されて内周面に雌ねじが形成されている締結具が、前記ねじ部の先端側からねじ込まれることにより、前記タンク本体が前記架台に固定される
    ことを特徴とする雨水貯留タンク。
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