JP2013063173A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転清掃体の運転状態または停止状態の何れにあっても適宜の塵埃除去能力を発揮可能であり電動送風機を含むシステム全体の消費電力を抑制可能な電気掃除機を提案する。
【解決手段】電気掃除機1は、吸込負圧を発生する電動送風機8と、電動送風機8に流体的に接続して吸込負圧が作用する吸込口28を有する底面を被掃除面に向かい合わせて走行可能な吸込口体26と、吸込口28に位置する回転自在な回転清掃体29と、回転清掃体29を回転駆動可能な電動機31と、電動機31の運転または停止を指示するブラシスイッチ24cと、吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地しているか否かを検知する被掃除面検知部32と、電動機31を停止しているときの電動送風機8の回転数よりも、電動機31が運転しかつ吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地していることを被掃除面検知部32が検知しているときの電動送風機8の回転数を低く制御する本体制御部9と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明に係る実施形態は電気掃除機に関する。
従来から、吸込口に回転清掃体を備える電気掃除機が知られている。
回転清掃体は、回転中心となる細長い軸部と、軸部から放射状に延びる毛ブラシと、を備える。回転清掃体は、吸込口体内の電動機またはタービンを原動機として回転駆動し、被掃除面上の塵埃を掻き上げて電気掃除機の塵埃除去能力を高める。
ところで、吸込口体は、じゅうたんのように塵埃を除去し難い被掃除面や、フローリングのように繊維状の塵埃は除去しやすいものの粉末状の塵埃は除去し難い被掃除面など、様々な態様の被掃除面でより効果的に塵埃を除去できるよう種々の開発が進んでいる。具体的には、毛ブラシと同様に軸部から放射状に延びるエラストマー製のブレードを備える吸込口体や、一般に正に帯電する塵埃に対して負に帯電しやすい材料製の毛ブラシを備える吸込口体や、マイナスイオン発生装置を備える吸込口体が知られている。
一方、被掃除面の態様に拘わらず、電動送風機の高出力化を図って電気掃除機の塵埃除去能力を向上する試みも進んでいる。
特開2004−249009号公報
従来の電気掃除機は、塵埃除去能力を高めるために、吸込口体にマイナスイオン発生装置を備えていたり、回転清掃体にゴム製ブレードや負に帯電しやすい毛ブラシを備えていたり、高出力の電動送風機を備えていたりする。すなわち、従来の電気掃除機は、被掃除面から直接的に塵埃を除去する吸込口体および回転清掃体の高性能化、高機能化と、電動送風機の高出力化がそれぞれ独立に進んでいる。
ところで、電動送風機の高出力化の進展は、単に電気掃除機の塵埃除去能力を高めることだけを目的とするものではなく、従来の市場の選好に負うところも大きい。やや卑近な例であるが、被掃除面上で吸込口体を走行させている際に、吸込口体が吸込負圧で被掃除面に貼り付くような感触のある(走行負荷が大きくなる)電気掃除機が好まれる場合がある。
すなわち、従来の電気掃除機は、吸込口体および回転清掃体の高性能化、高機能化および電動送風機の高出力化が相乗的に進展して、極めて高い塵埃除去能力を備えるに至っていると考えることができる。特に、電動機を備えて回転清掃体を回転駆動可能な電気掃除機の場合、回転清掃体を回転駆動している際に電動送風機を高出力で運転することは、塵埃除去能力を過剰に発揮していると考えることができる。
そこで、本発明は、回転清掃体の運転状態または停止状態の何れにあっても適宜の塵埃除去能力を発揮可能であり電動送風機を含むシステム全体の消費電力を抑制可能な電気掃除機を提案する。
前記の課題を解決するため本発明の実施形態に係る電気掃除機は、掃除機本体と、前記掃除機本体内にあり吸込負圧を発生する電動送風機と、前記電動送風機に流体的に接続して前記吸込負圧が作用する吸込口を有する底面を被掃除面に向かい合わせて走行可能な吸込口体と、前記吸込口に位置する回転自在な回転清掃体と、前記回転清掃体を回転駆動可能な電動機と、前記電動機の運転または停止を指示するスイッチと、前記吸込口体が底面を前記被掃除面に向けて接地しているか否かを検知する被掃除面検知部と、前記電動機を停止しているときの前記電動送風機の回転数よりも、前記電動機が運転しかつ前記吸込口体が底面を前記被掃除面に向けて接地していることを前記被掃除面検知部が検知しているときの前記電動送風機の回転数を低く制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の実施形態に係る電気掃除機を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る電気掃除機の吸込口体を示す断面図。 本発明の実施形態に係る電気掃除機を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る電気掃除機の省電力運転制御を示したフローチャート。
本発明に係る電気掃除機の実施形態について図1から図4を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電気掃除機を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。電気掃除機1は、被掃除面上を走行可能な掃除機本体2と、掃除機本体2に着脱自在に接続可能な管部3と、を備える。
掃除機本体2は、本体ケース5と、本体ケース5の両側方にそれぞれ位置する一対の車輪6と、本体ケース5の前半部に位置する着脱自在な塵埃分離集塵部7と、本体ケース5の後半部に位置する電動送風機8と、主に電動送風機8の運転を制御する本体制御部9と、電動送風機8に電力を導く電源コード11と、を備える。
本体ケース5は、塵埃分離集塵部7に接続可能な本体接続口12を有する。本体接続口12は、掃除機本体2の流体的な入口である。
車輪6は、大径の走行輪である。
塵埃分離集塵部7は、電動送風機8の運転にともない発生する負圧によって掃除機本体2が吸い込む塵埃を含んだ空気(以下、「含塵空気」と呼ぶ。)を空気と塵埃とに分離し、捕集し、蓄積する。
本体制御部9は、予め設定する複数の運転モードを有する。また、本体制御部9は、管部3から操作信号を読み取り、予め設定された複数の運転モードから操作信号に対応する任意の運転モードを択一的に選択し、選択した運転モードにしたがって電動送風機8を運転する。予め設定された複数の運転モードは、各々、管部3から読み取る操作信号に対応付けて互いに異なる入力値(電動送風機8の入力値)を有する。
電源コード11は、自由端部に電源プラグ14を備える。
管部3は、電動送風機8の運転にともない掃除機本体2から作用する負圧によって、被掃除面から含塵空気を吸い込み掃除機本体2に案内する。管部3は、掃除機本体2に着脱自在に接続可能な継手としての接続管19と、接続管19に流体的に接続する集塵ホース21と、集塵ホース21に流体的に接続する手元操作管22と、手元操作管22から突出する把持部23と、把持部23に位置する操作部24と、手元操作管22に着脱自在に接続可能な延長管25と、延長管25に着脱自在に接続可能な吸込口体26と、を備える。
接続管19は、本体接続口12を介して塵埃分離集塵部7に流体的に接続する。
集塵ホース21は、長尺で可撓な略円筒形状のホースである。集塵ホース21の一方の端部(ここでは、後方の端部)は、接続管19に接続する。集塵ホース21は、接続管19を介して塵埃分離集塵部7に流体的に接続する。
手元操作管22は、集塵ホース21と延長管25との間に介在する。手元操作管22の一方の端部(ここでは、後方の端部)は、集塵ホース21の他方の端部(ここでは、前方の端部)に接続する。手元操作管22は、集塵ホース21および接続管19を介して塵埃分離集塵部7に流体的に接続する。
把持部23は、電気掃除機1を操作するために使用者が手で把持する部分である。把持部23は、使用者が容易に手で把持できるよう、手に合わせた適宜の形状を有して手元操作管22から突出する。
操作部24は、それぞれの運転モードに対応するスイッチを備える。具体的には、操作部24は、電動送風機8の運転停止操作の入力を受け取る停止スイッチ24aと、電動送風機8の運転開始操作の入力を受け取る起動スイッチ24bと、を備える。操作部24は、起動スイッチ24bに代えて、弱運転スイッチ(図示省略)、中運転スイッチ(図示省略)および強運転スイッチ(図示省略)を別個に備えていても良い。電気掃除機1の使用者は、操作部24を操作して電動送風機8の運転モードを択一的に選択する。
また、操作部24は、吸込口体26の運転操作の入力を受け取るブラシスイッチ24cを備える。ブラシスイッチ24cは、吸込口体26の電動機31の運転または停止を指示する。
延長管25は、伸縮可能な細長略円筒状の管である。延長管25は、複数の筒状体を重ね合わせたテレスコピック構造を有する。延長管25の一方の端部(ここでは、後方の端部)は、手元操作管22の他方の端部(ここでは、前方の端部)に着脱自在に接続する。延長管25は、手元操作管22、集塵ホース21および接続管19を介して塵埃分離集塵部7に流体的に接続する。
吸込口体26は、延長管25の他方の端部(ここでは、前方の端部)に着脱自在に接続する。また、吸込口体26は、木床やカーペットなどの被掃除面上を走行自在あるいは滑走自在な構造を有するとともに、走行状態において被掃除面に対向する底面に吸込口28を有する。さらに、吸込口体26は、吸込口28に位置して回転自在な回転清掃体29と、回転清掃体29を回転駆動可能な電動機31と、を備える。吸込口体26は、延長管25、手元操作管22、集塵ホース21および接続管19を介して塵埃分離集塵部7に流体的に接続する。
電動機31は、ブラシスイッチ24cが運転操作を受け取ると運転と停止とを交互に繰り返す。
電気掃除機1は、起動スイッチ24bが運転開始操作を受け取ると電動送風機8の運転を開始して掃除機本体2の内部に負圧(吸込負圧)を発生する。電気掃除機1は、例えば電動送風機8が停止した状態で起動スイッチ24bに運転開始操作の入力を受け取ると、先ず電動送風機8を強運転モードで運転し、次いで起動スイッチ24bに運転開始操作の入力を受け取ると電動送風機8を中運転モードで運転し、さらに起動スイッチ24bに運転開始操作の入力を受け取ると電動送風機8を弱運転モードで運転し、以下繰り返す。強運転モード、中運転モードおよび弱運転モードは、予め設定された複数の運転モードである。強運転モード、中運転モード、弱運転モードの順に入力値が下がる。
掃除機本体2の内部に生じた負圧は、本体接続口12から集塵ホース21と手元操作管22と延長管25とを経て吸込口体26の吸込口28に作用する。吸込口28に作用した負圧によって、電気掃除機1は、被掃除面に溜まった塵埃を空気とともに吸込口28から吸い込んで被掃除面を掃除する。電気掃除機1は、吸込口28に吸い込んだ含塵空気を塵埃分離集塵部7によって空気と塵埃とに分離する。電気掃除機1は、含塵空気から分離した塵埃を塵埃分離集塵部7に捕集し、蓄積する。他方、電気掃除機1は、含塵空気から分離した空気を塵埃分離集塵部7から電動送風機8へ吸い込んだ後、掃除機本体2から排気する。
図2は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の吸込口体を示す断面図である。
図2に示すように、本実施形態に係る吸込口体26は、吸込口28に位置する回転清掃体29と、吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地しているか否かを検知する被掃除面検知部32と、吸込口28近傍にマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置33と、を備える。
回転清掃体29は、吸込口体26が軸支する細長い軸部35と、軸部35から放射状に延びる毛ブラシ36およびブレード37と、を備える。ブレード37は、エラストマーやシリコンなどの弾性体や不織布を短冊状に形成し、軸部35の回転軸線の周りを螺旋状に延びる。ブレード37は、回転清掃体29の回転にともなって被掃除面上の塵埃を掻き取る。
被掃除面検知部32は、被掃除面に接地可能な小型の車輪38と、車輪38を吸込口体26の底面に懸架する揺動可能な車軸アーム部39と、吸込口体26の底面と車輪38との間隔の変化によって開閉するマイクロスイッチ(図示省略)と、を備える。
マイナスイオン発生装置33は、電極(図示省略)に高電圧を印加してマイナスイオンを発生する装置である。マイナスイオン発生装置33が発生するマイナスイオンは、一般に正に帯電する塵埃に静電吸着して電荷を中和する。吸込口28近傍の塵埃の電荷を中和することによって、当該塵埃が被掃除面に静電吸着することがなくなり、回転清掃体29の塵埃を掻き上げる効果は高まり、しかも掻き上げた塵埃を吸い込むことも容易になる。なお、マイナスイオン発生装置33は、毛ブラシ36にトルマリン被膜を施したものや毛ブラシ36にトルマリンを練り込んだものでも良い。
図3は、本発明の実施形態に係る電気掃除機を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、本体制御回路42と、本体制御回路42に接続する吸込口体制御回路43と、を備える。また、電気掃除機1は、吸込口体制御回路43の他に商用交流電源Eからマイナスイオン発生装置33へ電力を供給する電路(図示省略)を備える。
本体制御回路42は、商用交流電源Eへ直列に接続可能な電動送風機8と、商用交流電源Eと電動送風機8との間の電路を開閉する第一スイッチング素子45と、商用交流電源Eと吸込口体制御回路43との間の電路を開閉する第二スイッチング素子46と、商用交流電源Eに接続して本体制御部9へ動作電力を供給する本体電源部47と、各スイッチ24a、24b、24cが受け取る操作に応じて本体電源部47の出力電圧の分圧値を変える操作部24と、第一スイッチング素子45および第二スイッチング素子46のスイッチング制御を行う本体制御部9と、を備える。
第一スイッチング素子45は、本体制御部9に接続するゲートを有し、本体制御部9によるゲート電流の変化に応じて電動送風機8の入力を変える。
第二スイッチング素子46は、本体制御部9に接続するゲートを有し、本体制御部9によるゲート電流の変化に応じて吸込口体制御回路43の入力を変える。
第一スイッチング素子45および第二スイッチング素子46は、双方向サイリスタや逆阻止3端子サイリスタなどの素子である。
本体電源部47は、本体制御部9の制御電源である。
操作部24は、停止スイッチ24a、起動スイッチ24bおよびブラシスイッチ24cの操作に対応して本体電源部47の出力電圧の分圧値を変える電圧可変回路(図示省略)を備える。操作部24が変える本体電源部47の出力電圧の分圧値は、本体制御部9が受け取る操作信号である。
本体制御部9は、マイクロコンピュータからなり、中央処理部(図示省略)、メモリ(図示省略)、I/O部(図示省略)およびタイマ(図示省略)を備える。メモリは、中央処理部が実行する制御プログラムや、制御プログラムの実行に必要な定数などのデータを予め記憶する。このデータは、予め設定された各運転モードに対応する入力値を示す定数を含む。また、メモリは、中央処理部の演算データなどを一時記憶しておくデータ記憶領域および作業領域である。
また、本体制御部9は、操作部24が出力する操作信号と、ゼロクロス検出器(図示省略)が検出する商用交流電源Eのゼロクロスタイミングと、を周期的に読み取り、選択された運転モードにしたがって第一スイッチング素子45および第二スイッチング素子46のスイッチング制御(位相制御)を行い電動送風機8および吸込口体制御回路43の入力を制御する。
本体制御部9は、例えば、弱、中および強からなる3つの運転モードに応じて電動送風機8の入力を制御する。本体制御部9は、起動スイッチ24bから操作信号を受け取る都度、運転モードを順次に切り換えて第一スイッチング素子45のスイッチング制御を行う。
本体制御部9は、ブラシスイッチ24cから操作信号を受け取る都度、第二スイッチング素子46のスイッチング制御を行い商用交流電源Eと吸込口体制御回路43との間の電路を接続したり遮断したりする。また、本体制御部9は、ブラシスイッチ24cから操作信号を受け取る都度、第二スイッチング素子46のスイッチング制御の状態に対応付けて電動機31の運転状況(運転しているか、停止しているか。)を記憶する。
吸込口体制御回路43は、本体制御回路42側から受け取る電力の電圧を検出する電源検出部48と、本体制御回路42から受け取る交流電力を直流電力に変換する吸込口体電源部51と、吸込口体電源部51に接続して電動機31の入力を変えるスイッチング回路52と、スイッチング回路52のスイッチング制御を行う吸込口体制御部54と、被掃除面検知部32と、を備える。
電源検出部48は、本体制御回路42側から受け取る電力の電圧波形を検出して吸込口体制御部54に出力する。
スイッチング回路52は、複数のスイッチング素子(図示省略)を有するブリッジ回路である。スイッチング回路52は、吸込口体制御部54の制御に応じて電動機31の入力や回転方向を変える。
吸込口体制御部54も、本体制御部9と同様にマイクロコンピュータからなり、中央処理部(図示省略)、メモリ(図示省略)、I/O部(図示省略)およびタイマ(図示省略)を備える。メモリは、中央処理部が実行する制御プログラムや、制御プログラムの実行に必要な定数などのデータを予め記憶する。また、メモリは、中央処理部の演算データなどを一時記憶しておくデータ記憶領域および作業領域である。
吸込口体制御部54は、第二スイッチング素子46のスイッチング制御によって本体制御回路42側から吸込口体制御回路43へ電力の供給が開始すると、吸込口体電源部51から電力を得て動作可能になる。また、吸込口体制御部54は、電源検出部48が出力する電圧波形の情報を読み取り、この電圧波形に同期させてスイッチング回路52のスイッチング制御を行い電動機31の入力や回転方向を制御する。
被掃除面検知部32は、吸込口体電源部51から電力を得て動作し、吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地しているか否かを検知し、検知結果を本体制御部9へ出力する。
そして、本体制御部9は、被掃除面検知部32の検知結果および電動機31の運転状況(運転しているか、停止しているか。)に基づいて電動送風機8の入力を変更し、適宜の塵埃除去能力を発揮しつつもシステム全体の消費電力を抑制する。
図4は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の省電力運転制御を示したフローチャートである。
図4に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1の本体制御部9は、電動機31を停止しているときの電動送風機8の回転数r1よりも、電動機31が運転しかつ吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地していることを被掃除面検知部32が検知しているときの電動送風機8の回転数r2を低く制御する。
本体制御部9の省電力運転制御について詳述する。
本体制御部9は、ステップS1で電動機31が運転しているか否かを判断する。具体的には、本体制御部9は、メモリに記憶する電動機31の運転状況を参照して判断する。本体制御部9は、電動機が運転している場合はステップS2へ進み、その他の場合はステップS5へ進む。
次に、本体制御部9は、ステップS2で吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地しているか否かを判断する。具体的には、本体制御部9は、被掃除面検知部32の検知結果を監視して吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地している状態にあるか否かを判断する。本体制御部9は、吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地している場合はステップS3へ進み、その他の場合はステップS4へ進む。
次に、本体制御部9は、ステップS3へ進むと、電動機31が運転しかつ吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地している状態にあることから電動送風機8を回転数r2で運転する。
他方、本体制御部9は、ステップS4へ進むと、電動機31が運転しかつ吸込口体26が被掃除面から離間している状態にあることから電動送風機8を回転数r2よりもさらに低い回転数r3で運転する。
また、本体制御部9は、ステップS5で吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地している状態にあるか否かを判断する。具体的には、本体制御部9は、被掃除面検知部32の検知結果を監視して吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地している状態にあるか否かを判断する。本体制御部9は、吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地している状態にある場合はステップS6へ進み、その他の場合はステップS7へ進む。
次に、本体制御部9は、ステップS6へ進むと、電動機31が停止しかつ吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地している状態にあることから電動送風機8を回転数r1で運転する。
他方、本体制御部9は、ステップS7へ進むと、電動機31が停止しかつ吸込口体26が被掃除面から離間している状態にあることから電動送風機8を回転数r3で運転する。
本体制御部9は、ステップS3、ステップS4、ステップS6およびステップS7の何れかを処理した後に本制御を一旦終了し、再度ステップS1から処理を再開する。
本体制御部9は、電動送風機8の回転数r1>回転数r2>回転数r3の関係に対応する入力値の設定を運転モード毎に有することができる。すなわち、本体制御部9は、例えば、弱、中および強からなる3つの運転モードを有する場合、運転モード毎に予め設定された異なる3つの入力値を有することができる。具体的には、本体制御部9は、強モードに対応して電動送風機8の回転数rs1>回転数rs2>回転数rs3の関係にある3つの入力値を有し、中モードに対応して電動送風機8の回転数rm1>回転数rm2>回転数rm3の関係にある3つの入力値を有し、弱モードに対応して電動送風機8の回転数rw1>回転数rw2>回転数rw3の関係にある3つの入力値を有することができる。
本体制御部9は、吸込口体26が被掃除面から離間している場合、電動機31の運転状況に拘わらず電動送風機8の回転数を下げて(回転数r3、rs3、rm3、rw3)電力の消費量を抑えることができる。
一方、本体制御部9は、吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地している状態にあり、かつ回転清掃体29が回転駆動している場合、回転清掃体29によって被掃除面から塵埃を掻き上げる効果と電動送風機8の吸込負圧との働きを相乗的に得て塵埃を吸い込むことができるので、十分な塵埃除去能力を発揮しつつも電動送風機8の回転数を中程度(回転数r2、rs2、rm2、rw2)に抑制することができる。
他方、本体制御部9は、吸込口体26が底面を被掃除面に向けて接地している状態にあり、かつ回転清掃体29が停止している場合、回転清掃体29によって被掃除面から塵埃を掻き上げる効果を見込めないことから、電動送風機8の回転数を上げて(回転数r3、rs3、rm3、rw3)、回転清掃体29が回転駆動している場合と同程度の塵埃除去能力を発揮する。
本実施形態に係る電気掃除機1によれば、高性能化、高機能化が進む回転清掃体29と、高出力化が進む電動送風機8とを備えることで大電力を消費しつつも高い塵埃除去能力を有し、一見過剰性能を有するに至ったかに見える従来の電気掃除機に対して、回転清掃体29の運転状況と電動送風機8の回転数とを適宜に調整することによって、省電力で適切な塵埃除去能力を発揮することができる。
したがって、本実施形態に係る電気掃除機1によれば、回転清掃体29の運転状態または停止状態の何れにあっても適宜の塵埃除去能力を発揮可能であり電動送風機8を含むシステム全体の消費電力を抑制することが可能である。
なお、本実施形態に係る電気掃除機1は、キャニスタ型のものに限らず、アップライト型、スティック型、あるいはハンディ型などのものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 管部
5 本体ケース
6 車輪
7 塵埃分離集塵部
8 電動送風機
9 本体制御部
11 電源コード
12 本体接続口
14 電源プラグ
19 接続管
21 集塵ホース
22 手元操作管
23 把持部
24 操作部
24a 停止スイッチ
24b 起動スイッチ
24c ブラシスイッチ
25 延長管
26 吸込口体
28 吸込口
29 回転清掃体
31 電動機
32 被掃除面検知部
33 マイナスイオン発生装置
35 軸部
36 毛ブラシ
37 ブレード
38 車輪
39 車軸アーム部
42 本体制御回路
43 吸込口体制御回路
45 第一スイッチング素子
46 第二スイッチング素子
47 本体電源部
48 電源検出部
51 吸込口体電源部
52 スイッチング回路
54 吸込口体制御部

Claims (2)

  1. 掃除機本体と、
    前記掃除機本体内にあり吸込負圧を発生する電動送風機と、
    前記電動送風機に流体的に接続して前記吸込負圧が作用する吸込口を有する底面を被掃除面に向かい合わせて走行可能な吸込口体と、
    前記吸込口に位置する回転自在な回転清掃体と、
    前記回転清掃体を回転駆動可能な電動機と、
    前記電動機の運転または停止を指示するスイッチと、
    前記吸込口体が底面を前記被掃除面に向けて接地しているか否かを検知する被掃除面検知部と、
    前記電動機を停止しているときの前記電動送風機の回転数よりも、前記電動機が運転しかつ前記吸込口体が底面を前記被掃除面に向けて接地していることを前記被掃除面検知部が検知しているときの前記電動送風機の回転数を低く制御する制御部と、を備えることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記吸込口近傍にマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
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