JP2013062620A - 信号処理回路、信号処理方法、及び受信システム - Google Patents
信号処理回路、信号処理方法、及び受信システム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】信号処理回路は、OFDMの受信信号をFFTするFFT部と、FFT部から出力される受信データ中のパイロット信号に基づいて伝搬路推定値を求める伝搬路推定部と、伝搬路推定値に基づいて、FFT部から出力される受信データに対して伝搬路補償する伝搬路補償部と、伝搬路補償部から出力される受信データ中のデータ信号点に基づいて求めた誤差ベクトルが飽和していない場合には誤差ベクトルに基づいて、誤差ベクトルの大きさが飽和している場合には伝搬路推定値に基づいて、スプリアスの周波数位置を検出するスプリアス周波数検出部と、スプリアス周波数検出部が検出したスプリアスの周波数位置における受信信号の周波数成分を低減するスプリアス低減部とを含む。
【選択図】図1
Description
H(t,i)=R(t,i)/P(t,i)
但し、t,iはパイロット信号が挿入されているシンボル時間及びサブキャリア番号でのみ有効な変数であるとする。
E(t,i)=R(t,i)−I(t,i)
但し、t,iはデータ信号が割り当てられているシンボル時間及びサブキャリア番号でのみ有効な変数であるとする。
EVM(t,i)=E2(t,i)
このEVM(t,i)のシンボル時間方向での平均値を、サブキャリア毎に求めることにより、EVM(t,i)の周波数領域における分布(サブキャリアの周波数を横軸として縦軸をEVM(t,i)の平均値とした分布)を求めることができる。なおここで平均値を求める演算は、所定の時間枠内での移動平均であってよいし、或いはIIR(Infinite Impulse Response)フィルタによる演算であってもよい。例えば移動平均を使用した場合、EVM分布EVMa(t,i)は、以下の式で表わされる。
(RI・NI+RQ・NQ)+j(RQ・NI−RI・NQ)
を計算する。これはNCO発振信号の複素共役と受信信号との積に相当する。なお図1の逆ロータ15は、DCカット部14の出力するシフト後の受信信号に1/(NCO発振信号の複素共役)を掛算する演算を行なえばよい。ロータ25の出力の同相成分RI・NI+RQ・NQのみがループフィルタ27に供給される。
11 RF回路
12 AD変換器(ADC)
13 PLL部
14 DCカット部
15 逆ロータ
16 FFT部
17 伝搬路補償部
18 伝搬路推定部
19 伝搬路推定値分布測定部
20 データサブキャリアEVM測定部
21 スプリアス周波数検出部
Claims (8)
- OFDMの受信信号をFFTするFFT部と、
前記FFT部から出力される受信データ中のパイロット信号に基づいて伝搬路推定値を求める伝搬路推定部と、
前記伝搬路推定値に基づいて、前記FFT部から出力される受信データに対して伝搬路補償する伝搬路補償部と、
前記伝搬路補償部から出力される受信データ中のデータ信号点に基づいて求めた誤差ベクトルが飽和していない場合には前記誤差ベクトルに基づいて、前記誤差ベクトルの大きさが飽和している場合には前記伝搬路推定値に基づいて、スプリアスの周波数位置を検出するスプリアス周波数検出部と
前記スプリアス周波数検出部が検出したスプリアスの周波数位置における前記受信信号の周波数成分を低減するスプリアス低減部と
を含むことを特徴とする信号処理回路。 - 前記スプリアス低減部は、
前記スプリアスの周波数位置の近傍において無変調波又は狭帯域の変調波信号にロックするPLL回路と、
前記PLL回路がロックした位置における前記受信信号の周波数成分を低減する信号カット部と
を含むことを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。 - 前記PLL回路はロックした周波数が直流成分になるように前記受信信号の周波数全体をシフトするロータを更に含み、前記信号カット部は前記直流成分の信号成分を低減することを特徴とする請求項2記載の信号処理回路。
- 前記伝搬路推定値の周波数領域における第1の分布を求める伝搬路推定値分布測定部と、
前記伝搬路補償部から出力される受信データ中のデータ信号点に基づいて前記誤差ベクトルを求め、更に前記誤差ベクトルの周波数領域における第2の分布を求める誤差ベクトル推定部と、
を更に含み、前記スプリアス周波数検出部は前記第1の分布と前記第2の分布との少なくとも一方の分布に基づいて前記スプリアスの周波数位置を検出することを特徴とする請求項3記載の信号処理回路。 - OFDMの受信信号をFFTし、
前記FFT後の受信データ中のパイロット信号に基づいて伝搬路推定値を求め、
前記伝搬路推定値に基づいて、前記FFT後の受信データに対して伝搬路補償を行い、
前記伝搬路補償後の受信データ中のデータ信号点に基づいて求めた誤差ベクトルが飽和していない場合には前記誤差ベクトルに基づいて、前記誤差ベクトルの大きさが飽和している場合には前記伝搬路推定値に基づいて、スプリアスの周波数位置を検出し、
前記検出されたスプリアスの周波数位置における前記受信信号の周波数成分を低減する各段階を含むことを特徴とする信号処理方法。 - 前記伝搬路推定値の周波数領域における第1の分布を求め、
前記誤差ベクトルの周波数領域における第2の分布を求める
段階を更に含み、前記スプリアスの周波数位置を検出する段階は、前記第1の分布と前記第2の分布との少なくとも一方の分布に基づいて前記スプリアスの周波数位置を検出することを特徴とする請求項5記載の信号処理方法。 - チューナと、
前記チューナの出力信号を受け取りデジタル信号を出力する復調回路と、
前記デジタル信号を受け取り出力信号を生成するデコーダと、
前記復調回路と前記デコーダとを制御する制御回路と、
前記出力信号を映像及び音声の少なくとも一方として出力する出力装置と
を含み、前記復調回路は、
前記チューナの出力信号であるOFDMの受信信号をFFTするFFT部と、
前記FFT部から出力される受信データ中のパイロット信号に基づいて伝搬路推定値を求める伝搬路推定部と、
前記伝搬路推定値に基づいて、前記FFT部から出力される受信データに対して伝搬路補償する伝搬路補償部と、
前記伝搬路補償部から出力される受信データ中のデータ信号点に基づいて求めた誤差ベクトルが飽和していない場合には前記誤差ベクトルに基づいて、前記誤差ベクトルの大きさが飽和している場合には前記伝搬路推定値に基づいて、スプリアスの周波数位置を検出するスプリアス周波数検出部と
前記スプリアス周波数検出部が検出したスプリアスの周波数位置における前記受信信号の周波数成分を低減するスプリアス低減部と
を含むことを特徴とする受信システム。 - 前記スプリアス低減部は、
前記スプリアスの周波数位置の近傍において無変調波又は狭帯域の変調波信号にロックするPLL回路と、
前記PLL回路がロックした位置における前記受信信号の周波数成分を低減する信号カット部と
を含むことを特徴とする請求項7記載の受信システム。
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