JP2013061679A - ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化や光学性能の確保を行いつつ、いっそう高変倍比化に有利なズームレンズ及びそれを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】物体側から像側に順に、正屈折力をもつ第1レンズ群と、負屈折力をもつ第2レンズ群と、正屈折力をもつ第3レンズ群と、を有し、広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔は拡大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔は縮小し、第2レンズ群は、物体側から像側に順に、像側面が凹面であり負屈折力の負レンズ成分と、物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズと、物体側面が凹面である負レンズと、からなり、第2レンズ群中の正メニスカスレンズと負レンズとが接合され、第2レンズ群中の正メニスカスレンズの物体側面と、負レンズの像側面が所定の条件式を満足し、第2レンズ群中の負レンズ成分が、所定の条件式を満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置に関する。
高変倍比化に有利なズームレンズとして、正屈折力をもつ第1レンズ群と、負屈折力をもつ第2レンズ群と、正屈折力をもつ第3レンズ群を有し、広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔を拡大させ、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔を縮小させるズームレンズが知られている。
特に、本出願人により提案された、負屈折力の第2レンズ群を物体側から順に負レンズ、正レンズ、負レンズで構成し、望遠端付近での収差補正に有利としながらも、小型で5倍程度の変倍比を達成したズームレンズが、特許文献1、2により知られている。これらの特許文献に開示されたズームレンズは5倍程度の変倍比をもつものである。
特開2008−107559号公報 特開2008−76493号公報
本発明は、小型化や光学性能の確保を行いつつ、いっそう高変倍比化に有利なズームレンズ及びそれを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のズームレンズは、物体側から像側に順に、正屈折力をもつ第1レンズ群と、負屈折力をもつ第2レンズ群と、正屈折力をもつ第3レンズ群と、を有し、広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔は拡大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔は縮小し、第2レンズ群は、物体側から像側に順に、像側面が凹面であり負屈折力の負レンズ成分と、物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズと、物体側面が凹面である負レンズと、からなり、第2レンズ群中の正メニスカスレンズと負レンズとが接合され、第2レンズ群中の正メニスカスレンズの物体側面と、負レンズの像側面が以下の条件式(1)を満足し、第2レンズ群中の負レンズ成分が、以下の条件式(6’)を満足することを特徴としている。
−3.0<(r2GPO−r2GNI)/(r2GPO+r2GNI)<0.33 ・・・(1)
0.92<(r2GFO+r2GFI)/(r2GFO−r2GFI)<1.1 ・・・(6’)
ただし、
2GPOは、第2レンズ群中の正メニスカスレンズの物体側面の近軸曲率半径、
2GNIは、第2レンズ群中の負レンズの像側面の近軸曲率半径、
2GFOは、第2レンズ群の負レンズ成分の物体側面の近軸曲率半径、
2GFIは、第2レンズ群の負レンズ成分の像側面の近軸曲率半径、
である。
本発明は、上述のようなレンズ群の配置とし、上述のように各レンズ群の間の間隔を変化させて高変倍比を得やすい構成としている。そして、望遠端付近で目立ちやすくなる軸上収差の補正のために、第2レンズ群が、物体側から負レンズ成分、正レンズ、負レンズの並びとなるようにしている。
なお、レンズ成分は、光軸上にて空気に接する屈折面が物体側面と像側面の2面のみのレンズ体を意味する。
本発明では、第2レンズ群中の正レンズを物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズとし、その像側に、物体側面が凹面である負レンズを配置している。このように構成することで、物体側の負レンズ成分と正メニスカスレンズに挟まれる空気レンズを両凸形状とし、負の屈折力を分担することで軸上収差の補正に有利となる。
条件式(1)は、第2レンズ群における球面収差の低減とともに、第2レンズ群自体の薄型化を両立させ、小型化と高変倍比化に有利とするための正メニスカスレンズと負レンズの形状を特定するものである。
条件式(1)の下限を下回らないようにすることで、第2レンズ群の像側面が強い凹面となることを避け、軸外収差の低減に有利となる。条件式(1)の上限を上回らないようにして、正メニスカスレンズの物体側面の負屈折力を確保し、第2レンズ群の像側面が強い正屈折力となることを避ける。これにより、収差補正と第2レンズ群の薄型化に有利となる。
なお、ズームレンズがフォーカシング機構を有する場合は最も遠距離に合焦した状態での構成とする。以下の各構成も同様に、ズームレンズがフォーカシング機構を有する場合は最も遠距離に合焦した状態での構成とする。
上述の発明にて、以下に示す構成の1つもしくは複数の事項を満足することがより好ましい。
第2レンズ群の正メニスカスレンズとその像側の負レンズを接合し接合レンズ成分とすることで、相互のレンズの偏心による収差変動を低減しやすくなる。また、接合面の曲率を確保しやすくなり、収差補正にも有利となる。
条件式(6’)は第2レンズ群中の前側レンズ成分である負レンズ成分の好ましい形状を特定するものである。
条件式(6’)の下限を下回らないようにすることで、広角端付近での軸外収差の影響を抑えやすくなる。条件式(6’)の上限を上回らないようにすることで、第2レンズ群の厚みを低減しやすくなる。
本発明のズームレンズでは、第2レンズ群中の正メニスカスレンズと負レンズが、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
0.005<n2GP−n2GN<0.7 ・・・(2)
ただし、
2GPは、第2レンズ群中の正メニスカスレンズのd線の屈折率、
2GNは、第2レンズ群中の負レンズのd線の屈折率、
である。
条件式(2)は、接合レンズ成分中の接合面における正屈折力を確保するための条件である。
条件式(2)の下限を下回らないようにして正メニスカスレンズと負レンズとの屈折率差を確保する。これにより、接合面に適度な正屈折力を持たせやすくなり、球面収差や広角端付近での軸外諸収差の補正に有利となる。
条件式(2)の上限を上回らないようにして正メニスカスレンズと負メニスカスレンズとの屈折率差を適度に抑える。これにより、倍率色収差の補正に有利となる。
本発明のズームレンズでは、第2レンズ群中の負レンズが、像側面が凸面である負メニスカスレンズであることが好ましい。
広角端付近での軸外諸収差をキャンセルする機能の確保に有利となる。
本発明のズームレンズでは、第2レンズ群が以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
−0.10<r2GFI/(r2GPO+r2GNI)<0 ・・・(3)
ただし、
2GFIは、第2レンズ群中の負レンズ成分の像側面の近軸曲率半径である。
条件式(3)は、第2レンズ群の薄型化と第2レンズ群中の像側の2つのレンズによる収差補正機能の両立をいっそう良好にするための、好ましい形状を特定するものである。
条件式(3)の下限を下回らないようにして、正メニスカスレンズの物体側面と負レンズの像側面の近軸曲率半径の絶対値が小さくなり過ぎないようにすることで、第2レンズ群の薄型化に有利となる。
条件式(3)の上限を上回らないようにすることで、正メニスカスレンズの物体側面と負レンズの像側面のレンズ作用を確保でき収差補正機能の確保に有利となる。
本発明のズームレンズでは、第2レンズ群が以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
−0.4<r2GPO/r2GNI<4.0 ・・・(4)
条件式(4)は、正メニスカスレンズの物体側面と負レンズの像側面の近軸曲率半径の好ましい比を特定するものである。
条件式(4)の下限を下回らないようにして負レンズの像側面が大きい負屈折力にならないようする。これにより、広角端付近での軸外諸収差をキャンセルする機能を確保しやすくなる。もしくは、正メニスカスレンズの物体側面の曲率を適度に抑えることで、この物体側面とその物体側の負レンズ成分の像側面との干渉による第2レンズ群の大型化を防ぎやすくなる。
条件式(4)の上限を上回らないようにして負レンズの像側面が曲率の大きい凸面とならないようにする。これにより、第2レンズ群の薄型化に有利となる。もしくは、正メニスカスレンズの物体側面の凹面の曲率を適度に確保することで負屈折力の分担により球面収差を低減しやすくなり高変倍比化に有利となる。
本発明のズームレンズでは、第2レンズ群中の負レンズの像側面が、光軸から離れるに従い正の屈折力が大きくなる凸形状の非球面であることが好ましい。
第2レンズ群の光軸上の厚みを抑えながら広角端付近での軸外諸収差の補正にいっそう有利となる。
また、この非球面が光軸からの距離によらず常に凸状であるので製造面でも有利となる。
本発明のズームレンズでは、第2レンズ群中の正メニスカスレンズと負レンズが接合され、それら2つのレンズにより構成される接合レンズ成分の光軸上での厚さが、以下の条件式(7)を満足することが好ましい。
0.2<D2GR/D2G<0.5 ・・・(7)
ただし、
2GRは、第2レンズ群中の接合レンズ成分の光軸上での厚み、
2Gは、第2レンズ群の光軸上での厚み、
である。
これにより、第2レンズ群の厚みまたは外径を抑えながら、負の屈折力を確保するのに有利な形状となる。
条件式(7)の下限を下回らないようにすることで、接合レンズ成分中の接合面の曲率絶対値を確保でき、収差補正に有利となる。もしくは、第2レンズ群の外径の小型化に有利となる。
条件式(7)の上限を上回らないようにすることで、第2レンズ群の厚みの小型化につながる。
本発明のズームレンズでは、ズームレンズは、物体側から像側に順に、正屈折力をもつ第1レンズ群と、負屈折力をもつ第2レンズ群と、正屈折力をもつ第3レンズ群と、正屈折力をもつ第4レンズ群と、からなり、広角端から望遠端への変倍の際に、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔は変化することが好ましい。
正屈折力の第4レンズ群により、射出瞳を像面から離す機能の確保に有利となる。
本発明の撮像装置は、上述のいずれかのズームレンズと、ズームレンズの像側に配置され、撮像面を有し且つズームレンズにより撮像面上に形成された像を電気信号に変換する撮像素子と、を備え、撮像面上に形成されズームレンズのディストーションを含む信号をディストーションを補正した信号に変換する処理回路を有することを特徴としている。
ディストーションと非点収差はトレードオフの関係になりやすいが、上述の処理回路を有することによりズームレンズ自体のディストーションを許容できる。そのため、ズームレンズによる非点収差の軽減や小型化に有利となる。
本発明のズームレンズは、物体側から像側に順に、正屈折力をもつ第1レンズ群と、負屈折力をもつ第2レンズ群と、正屈折力をもつ第3レンズ群と、を有し、広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔は拡大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔は縮小し、第2レンズ群は、物体側から像側に順に、像側面が凹面であり負屈折力の負レンズ成分と、物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズと、物体側面が凹面である負レンズと、からなり、第2レンズ群中の正メニスカスレンズの物体側面と、負レンズの像側面が以下の条件式(1’)を満足し、第2レンズ群中の負レンズ成分が、以下の条件式(6’)を満足することを特徴としている。
−3.0<(r2GPO−r2GNI)/(r2GPO+r2GNI)<0 ・・・(1’)
0.92<(r2GFO+r2GFI)/(r2GFO−r2GFI)<1.1 ・・・(6’)
ただし、
2GPOは、第2レンズ群中の正メニスカスレンズの物体側面の近軸曲率半径、
2GNIは、第2レンズ群中の負レンズの像側面の近軸曲率半径、
2GFOは、第2レンズ群の負レンズ成分の物体側面の近軸曲率半径、
2GFIは、第2レンズ群の負レンズ成分の像側面の近軸曲率半径、
である。
ここで、条件式(1’)の上限又は下限を臨界とする効果は上述の条件式(1)の場合と同様である。
本発明のズームレンズは、物体側から像側に順に、正屈折力をもつ第1レンズ群と、負屈折力をもつ第2レンズ群と、正屈折力をもつ第3レンズ群と、を有し、広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔は拡大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔は縮小し、第2レンズ群は、物体側から像側に順に、像側面が凹面であり負屈折力の負レンズ成分と、物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズと、物体側面が凹面である負レンズと、からなり、第2レンズ群中の正メニスカスレンズの物体側面と、負レンズの像側面が以下の条件式(1)を満足し、第2レンズ群中の負レンズが、像側面が凸面である負メニスカスレンズであり、第2レンズ群が以下の条件式(3)を満足し、第2レンズ群中の負レンズ成分が、以下の条件式(6’)を満足することを特徴としている。
−3.0<(r2GPO−r2GNI)/(r2GPO+r2GNI)<0.33 ・・・(1)
−0.10<r2GFI/(r2GPO+r2GNI)<0 ・・・(3)
0.92<(r2GFO+r2GFI)/(r2GFO−r2GFI)<1.1 ・・・(6’)
ただし、
2GPOは、第2レンズ群中の正メニスカスレンズの物体側面の近軸曲率半径、
2GNIは、第2レンズ群中の負レンズの像側面の近軸曲率半径、
2GFIは、第2レンズ群の負レンズ成分の像側面の近軸曲率半径、
2GFOは、第2レンズ群の負レンズ成分の物体側面の近軸曲率半径、
である。
上述の各構成や条件式は複数を同時に満足することがより好ましい。
また、各条件式について以下のようにすることで機能をいっそう確実に出来る。
条件式(1)については、下限値を−2.0、さらには−1.0とすることがより好ましい。上限値を0、さらには−0.3とすることがより好ましい。
条件式(1’)については、下限値を−2.0、さらには−1.0とすることがより好ましい。上限値を−0.3とすることがより好ましい。
条件式(2)については、下限値を0.01、さらには0.1とすることがより好ましい。上限値を0.5、さらには0.3とすることがより好ましい。
条件式(3)については、下限値を−0.07、さらには−0.04とすることがより好ましい。上限値を0.0001、さらには0.005とすることがより好ましい。
条件式(4)については、下限値を0、さらには0.05とすることがより好ましい。上限値を2.0、さらには1.0とすることがより好ましい。
条件式(5)については、下限値を−0.07、さらには−0.04とすることがより好ましい。上限値を0.07、さらには0.04とすることがより好ましい。
条件式(6’)については、上限値を1.0、さらには0.98とすることがより好ましい。
条件式(7)については、下限値を0.3、さらには0.35とすることがより好ましい。上限値を0.45、さらには0.41とすることがより好ましい。
本発明によれば、小型でありながら変倍比の確保に有利なズームレンズ、さらには、それを備えた撮像装置を提供できる。
本発明のズームレンズの実施例1の無限遠物点合焦時の広角端(a)、第1の中間焦点距離状態(b)、第2の中間焦点距離状態(c)、第3の中間焦点距離状態(d)、望遠端(e)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例2の無限遠物点合焦時の広角端(a)、第1の中間焦点距離状態(b)、第2の中間焦点距離状態(c)、第3の中間焦点距離状態(d)、望遠端(e)でのレンズ断面図である。 実施例1の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例2の無限遠物点合焦時の収差図である。 歪曲収差の補正を説明する図である。 本発明による沈胴式のズームレンズを組み込んだデジタルカメラの外観を示す前方斜視図である。 上記デジタルカメラの後方斜視図である。 上記デジタルカメラの断面図である。 デジタルカメラの主要部の内部回路の構成ブロック図である。
以下に、本発明にかかるズームレンズ及び撮像装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
以下、本発明のズームレンズの実施例1〜2について説明する。実施例1〜2の無限遠物点合焦時の広角端(a)、第1の中間焦点距離状態(b)、第2の中間焦点距離状態(c)、第3の中間焦点距離状態(d)、望遠端(e)のレンズ断面図をそれぞれ図1〜図2に示す。図1〜図2中、第1レンズ群はG1、第2レンズ群はG2、第3レンズ群はG3、第4レンズ群はG4、明るさ(開口)絞りはS、赤外光を制限する波長域制限コートを施したローパスフィルタを構成する平行平板はF、電子撮像素子のカバーガラスの平行平板はC、像面はIで示してある。なお、カバーガラスCの表面に波長域制限用の多層膜を施してもよい。また、そのカバーガラスCにローパスフィルタ作用を持たせるようにしてもよい。
また、各実施例において、明るさ絞りSは第3レンズ群G3と一体で移動する。数値データはいずれも無限遠の被写体に合焦した状態でのデータである。各数値の長さの単位はmm、角度の単位は°(度)である。フォーカシングはいずれの実施例も第4レンズ群G4の移動により行う。さらに、ズームデータは広角端(WE)、第1の中間焦点距離状態(ST1)、第2の中間焦点距離状態(ST2)、第3の中間焦点距離状態(ST3)、望遠端(TE)での値である。なお、第1の中間焦点距離状態(WS)、第2の中間焦点距離状態(ST)、及び、第3の中間焦点距離状態(ST)は本発明で定義する状態である。
実施例1のズームレンズは、図1に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動した後に像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は像側へ移動した後に物体側へ移動し、その後像側へ移動する。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側へ凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸正レンズとの接合レンズからなる。第2レンズ群G2は、両凹負レンズと、像側に凸面を向けた、すなわち物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズとの接合レンズと、からなる。第3レンズ群G3は、両凸正レンズと、両凸正レンズと両凹負レンズとの接合レンズと、からなる。第4レンズ群G4は両凸正レンズからなる。
非球面は、第1レンズ群G1の両凸正レンズの像側の面と、第2レンズ群G2の両凹負レンズの両面と、負メニスカスレンズの像側の面と、第3レンズ群G3の物体側の両凸正レンズの両面と、第4レンズ群G4の両凸正レンズの両面と、の8面に設けられている。
実施例2のズームレンズは、図2に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動した後に像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は像側へ移動した後に物体側へ移動し、その後像側へ移動する。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側へ凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸正レンズとの接合レンズからなる。第2レンズ群G2は、両凹負レンズと、像側に凸面を向けた、すなわち物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズとの接合レンズと、からなる。第3レンズ群G3は、両凸正レンズと、両凸正レンズと両凹負レンズとの接合レンズと、からなる。第4レンズ群G4は両凸正レンズからなる。
非球面は、第1レンズ群G1の両凸正レンズの像側の面と、第2レンズ群G2の両凹負レンズの両面と、負メニスカスレンズの像側の面と、第3レンズ群G3の物体側の両凸正レンズの両面と、第4レンズ群G4の両凸正レンズの両面と、の8面に設けられている。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。記号は上記のほか、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズの肉厚または間隔、ndは各レンズのd線における屈折率、νdは各レンズのd線におけるアッベ数、Kは円錐係数をそれぞれ示している。
また、各非球面形状は、各実施例における各非球面係数を用いて、以下の式(I)で表される。
但し、光軸方向の座標をZ、光軸と垂直な方向の座標をYとする。
Z=(Y/r)/[1+{1−(1+K)・(Y/r)1/2
+A4×Y+A6×Y+A8×Y+A10×Y10+A12×Y12・・・(I)
ただし、
rは近軸曲率半径、
Kは円錐係数、
4 、A6 、A8 、A10、A12はそれぞれ4次、6次、8次、10次、12次の非球面係数である。
また、非球面係数において、「e−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。
数値実施例1
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 26.057 0.90 1.92286 20.88
2 20.324 3.80 1.58913 61.14
3* -90.043 可変
4* -228.052 0.80 1.85135 40.10
5* 6.471 3.38
6* -49.444 1.78 1.94595 17.98
7 -13.033 0.70 1.74320 49.34
8* -200.000 可変
9 絞り 0.00
10* 6.084 3.32 1.59201 67.02
11* -14.229 0.14
12 8.776 1.88 1.49700 81.54
13 -6.821 0.39 1.61293 37.00
14 4.070 可変
15* 22.340 2.72 1.52542 55.78
16* -16.652 可変
17 ∞ 0.40 1.51633 64.14
18 ∞ 0.50
19 ∞ 0.50 1.51633 64.14
20 ∞ 0.40
像面(撮像面) ∞

非球面データ
第3面
k=0.000
A4=7.76723e-06,A6=-5.17775e-09,A8=-3.05628e-11,A10=3.05364e-13,
A12=-1.22198e-15
第4面
k=0.000
A4=5.91800e-05,A6=-2.71411e-06,A8=2.98672e-08,A10=-2.27323e-10
第5面
k=0.000
A4=2.01000e-04,A6=7.54437e-06,A8=-3.08734e-07,A10=1.56410e-08,
A12=-8.56105e-10
第8面
k=0.000
A4=-2.82631e-04,A6=-6.23538e-06,A8=4.00871e-07,A10=-1.47767e-08,
A12=2.95296e-10
第10面
k=0.000
A4=-4.86039e-04,A6=-8.24264e-06,A8=6.61180e-07,A10=-7.89566e-08,
A12=2.77593e-09
第11面
k=0.000
A4=3.02859e-04,A6=-7.10097e-06,A8=1.24832e-06,A10=-1.31994e-07,
A12=5.25802e-09
第15面
k=0.000
A4=5.85000e-05,A6=-1.20206e-06,A8=-7.74180e-28
第16面
k=0.000
A4=2.70961e-05,A6=-2.27806e-06,A8=3.88946e-28

ズームデータ
WE ST1 ST2 ST3 TE
焦点距離 5.10 8.85 15.44 28.03 49.05
FNO. 3.24 4.30 5.17 5.65 6.02
画角2ω 80.81 47.46 27.61 15.38 8.90

D3 0.30 3.56 9.14 16.53 21.35
D8 15.75 11.28 7.52 4.79 1.64
D14 3.01 9.27 13.43 15.84 17.63
D16 4.62 3.46 4.03 4.26 3.96

fb (in air) 6.11 4.96 5.51 5.75 5.45
全長 (in air) 44.98 48.89 55.41 62.72 65.87

群焦点距離
f1=39.37 f2=-7.56 f3=11.52 f4=18.60
数値実施例2
単位:mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 25.426 1.00 1.92286 20.88
2 19.907 3.80 1.58913 61.14
3* -102.288 可変
4* -402.206 0.81 1.85135 40.10
5* 6.604 3.51
6 -49.800 1.78 1.94595 17.98
7 -13.033 0.71 1.74320 49.34
8* -602.284 可変
9 絞り 0.00
10* 5.774 3.12 1.59201 67.02
11* -17.713 0.15
12 9.420 1.90 1.49700 81.54
13 -5.860 0.39 1.59276 37.48
14 4.165 可変
15* 22.181 2.74 1.52542 55.78
16* -16.480 可変
17 ∞ 0.40 1.51633 64.14
18 ∞ 0.50
19 ∞ 0.50 1.51633 64.14
20 ∞ 0.40
像面(撮像面) ∞

非球面データ
第3面
k=0.000
A4=7.44327e-06,A6=-6.88530e-09,A8=-1.12372e-11,A10=2.06551e-13,
A12=-1.00000e-15
第4面
k=0.000
A4=4.64544e-05,A6=-2.36922e-06,A8=-9.01530e-09,A10=1.21557e-09,
A12=-1.36256e-11
第5面
k=0.000
A4=1.93733e-04,A6=6.93971e-06,A8=-8.10872e-08,A10=-1.06670e-08,
A12=-3.71534e-12
第8面
k=0.000
A4=-2.68285e-04,A6=-6.07424e-06,A8=3.16807e-07,A10=-2.02148e-09,
A12=-6.37613e-11
第10面
k=0.000
A4=-2.90717e-04,A6=2.38352e-06,A8=1.13169e-06,A10=-4.00317e-08,
A12=4.36568e-09
第11面
k=0.000
A4=6.34731e-04,A6=9.57225e-06,A8=2.14702e-06,A10=-7.56560e-08,
A12=1.03866e-08
第15面
k=0.000
A4=5.85000e-05,A6=-1.36284e-06,A8=-7.74180e-28
第16面
k=0.000
A4=3.98546e-05,A6=-2.83412e-06,A8=1.10000e-08

ズームデータ
WE ST1 ST2 ST3 TE
焦点距離 5.10 8.83 15.30 28.09 48.97
FNO. 3.26 4.23 5.15 5.67 6.00
画角2ω 81.35 47.31 27.94 15.43 8.92

D3 0.30 4.38 9.14 16.45 21.40
D8 15.75 11.57 7.55 4.64 1.61
D14 2.86 8.70 13.10 15.78 17.33
D16 4.69 3.56 4.15 4.53 4.02

fb (in air) 6.18 5.05 5.64 6.03 5.51
全長 (in air) 45.01 49.64 55.36 62.82 65.77

群焦点距離
f1=39.64 f2=-7.58 f3=11.55 f4=18.45
以上の実施例1〜2の無限遠物点合焦時の収差図をそれぞれ図3〜図4に示す。これらの収差図において、(a)は広角端、(b)は第2の中間焦点距離状態、(c)は望遠端における、球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す。各図中、“ω”は半画角を示す。
次に、各実施例における条件式(1)〜(7)の値を掲げる。
実施例1 実施例2
(1) (r2GPO−r2GNI)/(r2GPO+r2GNI) -0.6036 -0.8473
(2) n2GP−n2GN 0.2028 0.2028
(3) r2GFI/(r2GPO+r2GNI) -0.0259 -0.0101
(4) r2GPO/r2GNI 0.2472 0.0827
(5) f2G/f2GR -0.00366 0.01449
(6) (r2GFO+r2GFI)/(r2GFO-r2GFI) 0.9448 0.9677
(7) D2GR/D2G 0.3727 0.3660
なお、ズームレンズによるディストーションのある画像を、信号処理により補正してもよい。パースペクティブの影響を考慮し、広角側にて−3%程のディストーションを残すように信号処理してもよい。
(歪曲収差の補正)
ところで、本発明のズームレンズを用いたときに、像の歪曲は電気的にデジタル補正する。以下に、像の歪曲をデジタル補正するための基本的概念について説明する。
例えば、図5に示すように、光軸と撮像面との交点を中心として有効撮像面の長辺に内接する半径Rの円周上(像高)での倍率を固定し、この円周を補正の基準とする。そして、それ以外の任意の半径r(ω)の円周上(像高)の各点を略放射方向に移動させて、半径r'(ω)となるように同心円状に移動させることで補正する。
例えば、図5において、半径Rの円の内側に位置する任意の半径r1(ω)の円周上の点P1は、円の中心に向けて補正すべき半径r1'(ω)円周上の点P2に移動させる。また、半径Rの円の外側に位置する任意の半径r2(ω)の円周上の点Q1は、円の中心から離れる方向に向けて補正すべき半径r2'(ω)円周上の点Q2に移動させる。
ここで、r'(ω)は次のように表すことができる。
r'(ω)=α・f・tanω
ただし、
ωは被写体半画角、
fは結像光学系(本発明では、ズームレンズ)の焦点距離、
αは0以上1以下である。
ここで、半径Rの円上(像高)に対応する理想像高をYとすると、
α=R/Y=R/(f・tanω)
となる。
光学系は、理想的には、光軸に対して回転対称であり、すなわち歪曲収差も光軸に対して回転対称に発生する。したがって、上述のように、光学的に発生した歪曲収差を電気的に補正する場合には、再現画像上で光軸と撮像面との交点を中心とした有効撮像面の長辺に内接する半径Rの円の円周上(像高)の倍率を固定して、それ以外の半径r(ω)の円周上(像高)の各点を略放射方向に移動させて、半径r'(ω)となるように同心円状に移動させることで補正することができれば、データ量や演算量の点で有利と考えられる。
ところが、光学像は、電子撮像素子で撮像された時点で(サンプリングのため)連続量ではなくなる。したがって、厳密には光学像上に描かれる上記半径Rの円も、電子撮像素子上の画素が放射状に配列されていない限り正確な円ではなくなる。
つまり、離散的座標点毎に表される画像データの形状補正においては、上記倍率を固定できる円は存在しない。そこで、各画素(Xi,Yj)毎に、移動先の座標(Xi',Yj'
)を決める方法を用いるのがよい。なお、座標(Xi',Yj')に(Xi,Yj)の2点以上が移動してきた場合には、各画素が有する値の平均値をとる。また、移動してくる点がない場合には、周囲のいくつかの画素の座標(Xi',Yj')の値を用いて補間すればよい。
このような方法は、特にズームレンズを有する電子撮像装置において光学系や電子撮像素子の製造誤差等のために光軸に対して歪みが著しく、光学像上に描かれる上記半径Rの円が非対称になった場合の補正に有効である。また、撮像素子あるいは各種出力装置において信号を画像に再現する際に幾何学的歪み等が発生する場合等の補正に有効である。
本発明の電子撮像装置では、補正量r’(ω)−r(ω)を計算するために、r(ω)すなわち半画角と像高との関係、あるいは、実像高rと理想像高r’/αとの関係が、電子撮像装置に内蔵された記録媒体に記録されている構成としてもよい。
なお、歪曲補正後の画像が短辺方向の両端において光量が極端に不足することのないようにするには、半径Rが、次の条件式を満足するのがよい。
0≦R≦0.6Ls
ただし、Lsは有効撮像面の短辺の長さである。
好ましくは、半径Rは、次の条件式を満足するのがよい。
0.3Ls≦R≦0.6Ls
さらには、半径Rは、略有効撮像面の短辺方向の内接円の半径に一致させるのが最も有利である。なお、半径R=0の近傍、すなわち、軸上近傍において倍率を固定した補正の場合は、画質の面で若干の不利があるが、広画角化しても小型化にするための効果は確保できる。
なお、補正が必要な焦点距離区間については、いくつかの焦点ゾーンに分割する。そして、該分割された焦点ゾーン内の望遠端近傍で略、
r’(ω)=α・f・tanω
を満足する補正結果が得られる場合と同じ補正量で補正してもよい。
ただし、その場合、分割された焦点ゾーン内の広角端において樽型歪曲量がある程度残存してしまう。また、分割ゾーン数を増加させてしまうと、補正のために必要な固有データを記録媒体に余計に保有する必要が生じあまり好ましくない。そこで、分割された焦点ゾーン内の各焦点距離に関連した1つ又は数個の係数を予め算出しておく。この係数は、シミュレーションや実機による測定に基づいて決定しておけばよい。
そして、分割されたゾーン内の望遠端近傍で略、
r’(ω)=α・f・tanω
を満足する補正結果が得られる場合の補正量を算出し、この補正量に対して焦点距離毎に係数を一律に掛けて最終的な補正量にしてもよい。
ところで、無限遠物体を結像させて得られた像に歪曲がない場合は、
f=y/tanω
が成立する。
ただし、yは像点の光軸からの高さ(像高)、fは結像系(本発明ではズームレンズ)の焦点距離、ωは撮像面上の中心からyの位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度(被写体半画角)である。
結像系に樽型の歪曲収差がある場合は、
f>y/tanω
となる。つまり、結像系の焦点距離fと、像高yとを一定とすると、ωの値は大きくなる。
(デジタルカメラ)
図6〜図8は、以上のようなズームレンズを撮影光学系141に組み込んだ本発明によるデジタルカメラの構成の概念図を示す。図6はデジタルカメラ140の外観を示す前方斜視図、図7は同後方正面図、図8はデジタルカメラ140の構成を示す模式的な断面図である。ただし、図6と図8においては、撮影光学系141の非沈胴時を示している。デジタルカメラ140は、この例の場合、撮影用光路142を有する撮影光学系141、ファインダー用光路144を有するファインダー光学系143、シャッターボタン145、フラッシュ146、液晶表示モニター147、焦点距離変更ボタン161、設定変更スイッチ162等を含み、撮影光学系141の沈胴時には、カバー160をスライドすることにより、撮影光学系141とファインダー光学系143とフラッシュ146はそのカバー160で覆われる。そして、カバー160を開いてカメラ140を撮影状態に設定すると、撮影光学系141は図8の非沈胴状態になり、カメラ140の上部に配置されたシャッターボタン145を押圧すると、それに連動して撮影光学系141、例えば実施例1のズームレンズを通して撮影が行われる。撮影光学系141によって形成された物体像が、波長域制限コートを施したローパスフィルタFとカバーガラスCを介してCCD149の撮像面上に形成される。このCCD149で受光された物体像は、処理手段151を介し、電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター147に表示される。また、この処理手段151には記録手段152が接続され、撮影された電子画像を記録することもできる。なお、この記録手段152は処理手段151と別体に設けてもよいし、フレキシブルディスクやメモリーカード、MO等により電子的に記録書込を行うように構成してもよい。また、CCD149に代わって銀塩フィルムを配置した銀塩カメラとして構成してもよい。
さらに、ファインダー用光路144上にはファインダー用対物光学系153が配置してある。ファインダー用対物光学系153は、複数のレンズ群(図の場合は3群)と2つのプリズムからなり、撮影光学系141のズームレンズに連動して焦点距離が変化するズーム光学系からなり、このファインダー用対物光学系153によって形成された物体像は、像正立部材である正立プリズム155の視野枠157上に形成される。この正立プリズム155の後方には、正立正像にされた像を観察者眼球Eに導く接眼光学系159が配置されている。なお、接眼光学系159の射出側にカバー部材150が配置されている。
このように構成されたデジタルカメラ140は、撮影光学系141が本発明により、沈胴時に厚みを極めて薄く、高変倍で全変倍域で結像性能が極めて安定的であるので、高性能・小型化・広画角化が実現できる。
(内部回路構成)
図9は、上記デジタルカメラ140の主要部の内部回路の構成ブロック図である。なお、以下の説明では、上記の処理手段は、例えばCDS/ADC部124、一時記憶メモリ117、画像処理部118等からなり、記憶手段は、例えば記憶媒体部119等からなる。
図9に示すように、デジタルカメラ140は、操作部112と、この操作部112に接続された制御部113と、この制御部113の制御信号出力ポートにバス114及び115を介して接続された撮像駆動回路116並びに一時記憶メモリ117、画像処理部118、記憶媒体部119、表示部120、及び設定情報記憶メモリ部121を備えている。
上記の一時記憶メモリ117、画像処理部118、記憶媒体部119、表示部120、及び設定情報記憶メモリ部121は、バス122を介して相互にデータの入力又は出力が可能なように構成され、また、撮像駆動回路116には、CCD149とCDS/ADC部124が接続されている。
操作部112は各種の入力ボタンやスイッチを備え、これらの入力ボタンやスイッチを介して外部(カメラ使用者)から入力されるイベント情報を制御部に通知する回路である。
制御部113は、例えばCPU等からなる中央演算処理装置であり、不図示のプログラムメモリを内蔵し、そのプログラムメモリに格納されているプログラムにしたがって、操作部112を介してカメラ使用者から入力される指示命令を受けてデジタルカメラ140全体を制御する回路である。
CCD149は、本発明による撮影光学系141を介して形成された物体像を受光する。CCD149は、撮像駆動回路116により駆動制御され、その物体像の各画素ごとの光量を電気信号に変換してCDS/ADC部124に出力する撮像素子である。
CDS/ADC部124は、CCD149から入力する電気信号を増幅しかつアナログ/デジタル変換を行って、この増幅とデジタル変換を行っただけの映像生データ(ベイヤーデータ、以下RAWデータという。)を一時記憶メモリ117に出力する回路である。
一時記憶メモリ117は、例えばSDRAM等からなるバッファであり、CDS/ADC部124から出力される上記RAWデータを一時的に記憶するメモリ装置である。画像処理部118は、一時記憶メモリ117に記憶されたRAWデータ又は記憶媒体部119に記憶されているRAWデータを読み出して、制御部113から指定された画質パラメータに基づいて歪曲収差補正を含む各種画像処理を電気的に行う回路である。
記録媒体部119は、例えばフラッシュメモリ等からなるカード型又はスティック型の記録媒体を着脱自在に装着して、それらカード型又はスティック型のフラッシュメモリに、一時記憶メモリ117から転送されるRAWデータや画像処理部118で画像処理された画像データを記録して保持する装置の制御回路である。
表示部120は、液晶表示モニターを備え、その液晶表示モニターに画像や操作メニュー等を表示する回路である。設定情報記憶メモリ部121には、予め各種の画質パラメータが格納されているROM部と、そのROM部から読み出された画質パラメータの中から操作部112の入力操作によって選択された画質パラメータを記憶するRAM部が備えられている。設定情報記憶メモリ部121は、それらのメモリへの入出力を制御する回路である。
このように構成されたデジタルカメラ140は、撮影光学系141が、本発明により、十分な広角域を有し、コンパクトな構成としながら、高変倍で全変倍域で結像性能が極めて安定的であるので、高性能・小型化・広画角化が実現できる。そして、広角側、望遠側での速い合焦動作が可能となる。
以上のように、本発明にかかるズームレンズ及び撮像装置は、高変倍比を有しながら光学性能の確保や小型化する場合に有用である。
G1…第1レンズ群
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
G4…第4レンズ群
S…明るさ絞り
F…ローパスフィルタ
C…カバーガラス
I…像面
112…操作部
113…制御部
114…バス
115…バス
116…撮像駆動回路
117…一時記憶メモリ
118…画像処理部
119…記憶媒体部
120…表示部
121…設定情報記憶メモリ部
122…バス
124…CDS/ADC部
140…デジタルカメラ
141…撮影光学系
142…撮影用光路
143…ファインダー光学系
144…ファインダー用光路
145…シャッターボタン
146…フラッシュ
147…液晶表示モニター
149…CCD
150…カバー部材
151…処理手段
152…記録手段
153…ファインダー用対物光学系
155…正立プリズム
157…視野枠
159…接眼光学系
160…カバー
161…焦点距離変更ボタン
162…設定変更スイッチ

Claims (11)

  1. 物体側から像側に順に、
    正屈折力をもつ第1レンズ群と、
    負屈折力をもつ第2レンズ群と、
    正屈折力をもつ第3レンズ群と、を有し、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔は拡大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔は縮小し、
    前記第2レンズ群は、物体側から像側に順に、
    像側面が凹面であり負屈折力の負レンズ成分と、
    物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズと、
    物体側面が凹面である負レンズと、
    からなり、
    前記第2レンズ群中の前記正メニスカスレンズと前記負レンズとが接合され、
    前記第2レンズ群中の前記正メニスカスレンズの物体側面と、前記負レンズの像側面が以下の条件式(1)を満足し、
    前記第2レンズ群中の前記負レンズ成分が、以下の条件式(6’)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    −3.0<(r2GPO−r2GNI)/(r2GPO+r2GNI)<0.33 ・・・(1)
    0.92<(r2GFO+r2GFI)/(r2GFO−r2GFI)<1.1 ・・・(6’)
    ただし、
    2GPOは、前記第2レンズ群中の前記正メニスカスレンズの物体側面の近軸曲率半径、
    2GNIは、前記第2レンズ群中の前記負レンズの像側面の近軸曲率半径、
    2GFOは、前記第2レンズ群の前記負レンズ成分の物体側面の近軸曲率半径、
    2GFIは、前記第2レンズ群の前記負レンズ成分の像側面の近軸曲率半径、
    である。
  2. 前記第2レンズ群中の前記正メニスカスレンズと前記負レンズが、以下の条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    0.005<n2GP−n2GN<0.7 ・・・(2)
    ただし、
    2GPは、前記第2レンズ群中の前記正メニスカスレンズのd線の屈折率、
    2GNは、前記第2レンズ群中の前記負レンズのd線の屈折率、
    である。
  3. 前記第2レンズ群中の前記負レンズが、像側面が凸面である負メニスカスレンズであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第2レンズ群が以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
    −0.10<r2GFI/(r2GPO+r2GNI)<0 ・・・(3)
    ただし、
    2GFIは、前記第2レンズ群中の前記負レンズ成分の像側面の近軸曲率半径、
    である。
  5. 前記第2レンズ群が以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    −0.4<r2GPO/r2GNI<4.0 ・・・(4)
  6. 前記第2レンズ群中の前記負レンズの像側面が、光軸から離れるに従い正の屈折力が大きくなる凸形状の非球面であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第2レンズ群中の前記正メニスカスレンズと前記負レンズが接合され、それら2つのレンズにより構成される接合レンズ成分の光軸上での厚さが、以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.2<D2GR/D2G<0.5 ・・・(7)
    ただし、
    2GRは、前記第2レンズ群中の前記接合レンズ成分の光軸上での厚み、
    2Gは、前記第2レンズ群の光軸上での厚み、
    である。
  8. 前記ズームレンズは、物体側から像側に順に、
    正屈折力をもつ前記第1レンズ群と、
    負屈折力をもつ前記第2レンズ群と、
    正屈折力をもつ前記第3レンズ群と、
    正屈折力をもつ第4レンズ群と、
    からなり、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔は変化することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のズームレンズと、
    前記ズームレンズの像側に配置され、撮像面を有し且つ前記ズームレンズにより前記撮像面上に形成された像を電気信号に変換する撮像素子と、を備え、
    前記撮像面上に形成され前記ズームレンズのディストーションを含む信号を前記ディストーションを補正した信号に変換する処理回路を有することを特徴とする撮像装置。
  10. 物体側から像側に順に、
    正屈折力をもつ第1レンズ群と、
    負屈折力をもつ第2レンズ群と、
    正屈折力をもつ第3レンズ群と、を有し、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔は拡大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔は縮小し、
    前記第2レンズ群は、物体側から像側に順に、
    像側面が凹面であり負屈折力の負レンズ成分と、
    物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズと、
    物体側面が凹面である負レンズと、
    からなり、
    前記第2レンズ群中の前記正メニスカスレンズの物体側面と、前記負レンズの像側面が以下の条件式(1’)を満足し、
    前記第2レンズ群中の前記負レンズ成分が、以下の条件式(6’)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    −3.0<(r2GPO−r2GNI)/(r2GPO+r2GNI)<0 ・・・(1’)
    0.92<(r2GFO+r2GFI)/(r2GFO−r2GFI)<1.1 ・・・(6’)
    ただし、
    2GPOは、前記第2レンズ群中の前記正メニスカスレンズの物体側面の近軸曲率半径、
    2GNIは、前記第2レンズ群中の前記負レンズの像側面の近軸曲率半径、
    2GFOは、前記第2レンズ群の前記負レンズ成分の物体側面の近軸曲率半径、
    2GFIは、前記第2レンズ群の前記負レンズ成分の像側面の近軸曲率半径、
    である。
  11. 物体側から像側に順に、
    正屈折力をもつ第1レンズ群と、
    負屈折力をもつ第2レンズ群と、
    正屈折力をもつ第3レンズ群と、を有し、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔は拡大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔は縮小し、
    前記第2レンズ群は、物体側から像側に順に、
    像側面が凹面であり負屈折力の負レンズ成分と、
    物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズと、
    物体側面が凹面である負レンズと、
    からなり、
    前記第2レンズ群中の前記正メニスカスレンズの物体側面と、前記負レンズの像側面が以下の条件式(1)を満足し、
    前記第2レンズ群中の前記負レンズが、像側面が凸面である負メニスカスレンズであり、
    前記第2レンズ群が以下の条件式(3)を満足し、
    前記第2レンズ群中の前記負レンズ成分が、以下の条件式(6’)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    −3.0<(r2GPO−r2GNI)/(r2GPO+r2GNI)<0.33 ・・・(1)
    −0.10<r2GFI/(r2GPO+r2GNI)<0 ・・・(3)
    0.92<(r2GFO+r2GFI)/(r2GFO−r2GFI)<1.1 ・・・(6’)
    ただし、
    2GPOは、前記第2レンズ群中の前記正メニスカスレンズの物体側面の近軸曲率半径、
    2GNIは、前記第2レンズ群中の前記負レンズの像側面の近軸曲率半径、
    2GFIは、前記第2レンズ群の前記負レンズ成分の像側面の近軸曲率半径、
    2GFOは、前記第2レンズ群の前記負レンズ成分の物体側面の近軸曲率半径、
    である。
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