JP2013047647A - 電子回路、温度測定方法、プログラム、火災警報器および火災警報受信出力装置 - Google Patents
電子回路、温度測定方法、プログラム、火災警報器および火災警報受信出力装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ペルチェ素子10と、周辺温度の変化によって生じるペルチェ素子10の熱電変換により発生した電圧を昇圧回路11で昇圧させ、その昇圧された電圧によって起電力を得るマイコン12(制御回路)と、マイコン12により起動され、周辺温度を検出して電気信号に変換して出力する温度センサー13(温度検出手段)とを備え、マイコン12は、温度センサー13から出力される電気信号に基づいて周辺温度を計測する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の実施の形態に係る電子回路1の概略図である。電子回路1は、ペルチェ素子10、昇圧回路11、マイコン12、温度センサー13および音響発生回路14を有する。
図3は、図1に示す電子回路1が組み込まれた火災警報器の動作を示すフローチャートである。
図1に示した電子回路1は、たとえば、図4に示す電子回路1Aのように、音響発生回路14に加えて、LED点滅回路15を取り付ければ図3に示したステップS6の処理において光でも警報を発報させることができる。なお、音響発生回路14のかわりに、LED点滅回路15を取り付けたものであってもよい。
市販の40mm角ペルチェ素子の表(おもて)面に黒色の耐熱塗料を塗布し、裏面に縦40mm、横40mm、高さ20mmの銅ブロックを取り付けた。ペルチェ素子の端子から後段には、図1に示した電子回路1と同機能の電子回路を組んで、警報を電波で発信するように配線した。この装置を長さ100mm、幅50mm、高さ25mmのABS樹脂ケースに入れてペルチェ素子の形状にあう開口部を設けた。サーミスター式温度センサーは、ペルチェ素子の下端面から3mmの距離に窓を設けて取り付けた。窓は銅箔で封をして、その表面に黒色の耐熱塗料を塗布した。サーミスター式温度センサーの感知部は銅箔の裏側に接触させた。発報は、マイコンから音響発生信号をピエゾ素子に供給する方式とした。本装置を既出の技術ガイドラインに記載されている条件である「81.25度の温度の風速1メートル毎秒の垂直気流に投入」したところ、37秒で火災警報を発し、発報40秒以内を要求する作動試験に合格していることが確認された。
実施例1に示した火災警報器の音波発信回路に電波発信回路を併設する改造を行った。電波発信はマイコンが作動後の2秒間に限定し、以後は音波発信回路が動作するようにプログラミングした。電波受信機には、発信電波を受信して音波で警報を発する回路を取り付けた。電波受信機の電源にはリチウムイオン電池を用いた。
実施例1の温度センサーを赤外線センサーに置き換える改造を行い、同様の条件で作動試験を行ったところ、39秒で火災警報を発し、発報40秒以内を要求する作動試験に合格していることが確認された。
実施例2と同様の音波発信回路と電波発信回路が併設された電子回路を組み込んだ火災警報器を4個作成し、それらに対応した電波受信機(音波発生)を1個用意した。4個の火災警報器のマイコンには1番から4番の番号を付与して電波発信時に番号情報を送るようにプログラミングした。2番の火災警報器を既出の技術ガイドラインに記載されている条件「81.25度の温度の風速1メートル毎秒の垂直気流に投入」したところ、32秒で電波受信機が2番を表示しながら音波を出し、34秒後に2番の火災警報器は1分以上70dBの音波を発し続けた。
Claims (9)
- 熱電変換素子と、
周辺温度の変化によって生じる前記熱電変換素子の熱電変換により発生した電圧を昇圧させ、その昇圧された電圧によって起電力を得る制御回路と、
前記制御回路により起動され、前記周辺温度を検出して電気信号に変換して出力する温度検出手段とを備え、
前記制御回路は、前記温度検出手段から出力される前記電気信号に基づいて前記周辺温度を計測する、
ことを特徴とする電子回路。 - 請求項1に記載の電子回路であって、
前記制御回路は、計測した前記周辺温度が所定値に達した場合に電気信号を出力する、
ことを特徴とする電子回路。 - 請求項2に記載の電子回路であって、
前記制御回路から出力される電気信号を音波、光、電波、機械的振動の少なくともいずれか1つに変換して出力する変換出力回路を備える、
ことを特徴とする電子回路。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の電子回路であって、
前記制御回路は、
前記温度検出手段の制御電力を前記熱電変換素子の熱電変換により得られた電力によって供給する、
ことを特徴とする電子回路。 - 周辺温度の変化によって生じる熱電変換素子の熱電変換により発生した電圧を昇圧させる昇圧ステップと、
前記昇圧ステップによって昇圧された電圧によって制御回路が起電力を得る起電力取得ステップと、
前記起電力取得ステップにより起電力を得た前記制御回路により、前記周辺温度を検出して電気信号に変換して出力する温度検出手段が起動される起動ステップと、
前記起動ステップで起動された前記温度検出手段が前記周辺温度を検出して電気信号に変換して出力する周辺温度検出ステップと、
前記周辺温度検出ステップで出力される前記電気信号に基づいて前記制御回路が前記周辺温度を計測する周辺温度計測ステップと、
を有することを特徴とする温度測定方法。 - 周辺温度の変化によって生じる熱電変換素子の熱電変換により発生した電圧を昇圧させ、その昇圧された電圧によって起電力を得るコンピュータを、
前記周辺温度を検出して電気信号に変換して出力する温度検出手段を起動させる起動手段、
前記起動手段によって起動させた前記温度検出手段を制御して周辺温度を計測する周辺温度計測手段、
として機能させるためのプログラム。 - 熱電変換素子と、
周辺温度の変化によって生じる前記熱電変換素子の熱電変換により発生した電圧を昇圧させ、その昇圧された電圧によって起電力を得る制御回路と、
前記制御回路により起動され、前記周辺温度を検出して電気信号に変換して出力する温度検出手段と、
前記温度検出手段から出力される前記電気信号に基づいて前記制御回路によって前記周辺温度が計測され、その計測された前記周辺温度が所定値に達した場合に前記制御回路によって出力される電気信号を音波、光、電波、機械的振動の少なくともいずれか1つ、またはこれらの2つ以上を組み合わせて警報信号として出力する変換出力回路と、
を備えることを特徴とする火災警報器。 - 請求項7に記載の火災警報器であって、
前記変換出力回路は、
前記制御回路によって出力される電気信号に基づいて電波を出力し、前記電波を物理的に離れた場所に設置されている受信装置において警報信号に変換させる、
ことを特徴とする火災警報器。 - 請求項7に記載の火災警報器の備える前記変換出力回路は電波を出力するものであり、
前記電波を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した電波に基づいて警報を発報させる警報発報手段と、
を備えることを特徴とする火災警報受信出力装置。
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