JP2013045740A - 照明装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の光源を備える照明装置において、光源に電力を供給する電源に必要な最大電力の低減と電源の負荷変動の低減とを両立させることができる技術を提供する。
【解決手段】複数の電源と、光源に流れる電流を断続する複数のスイッチと、スイッチの動作をPWM信号により制御する制御手段と、を備え、複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、複数のスイッチの各々には、電源の数と同数の光源ブロックが接続され、接続されるスイッチが互いに同一である複数の光源ブロックは互いに異なる電源に接続され、接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号が決定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置及びその制御方法に関するものである。
光源として発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を用いた照明装置がある。このような照明装置は、画像表示装置用のバックライトとしても用いられている。LEDの輝度を調節するために、PWM(Pulse Width Modulation)制御が用いられる。PWM制御では、一定周期のパルス信号でLEDを点滅させる。パルス信号の1周期中の点灯時間幅を変化させることで、LEDの輝度が調節される。LEDの発光をPWM制御により制御する場合、LEDに電力を供給する電源装置(以下、LED電源)による電力供給もLEDの点滅に同期してON/OFFを繰り返すことになる。多数のLEDにより構成される照明装置の輝度をPWM制御により調節する場合、多数のLEDが一斉に点滅することになるため、LED電源の負荷変動が大きい。
これに対し、照明装置を構成するLEDを複数のグループに分け、LEDに入力するPWM信号の位相をグループ毎に360度/LEDグループ数ずつずらすことでLED電源の負荷変動を減らす方法が提案されている(例えば特許文献1)。
多数のLEDから構成される照明装置のLED電源には、照明装置を構成する全てのLEDを同時に点灯させることができるだけの最大電力が要求される。これに対し、複数のLED電源を備えることによりLED電源1つあたりに必要な最大電力を低減することが考えられる。
特許文献2には、バックライト装置を構成するLEDを複数のグループに分け、スキャンバックライト駆動において同時に点灯する複数のグループをそれぞれ異なるLED電源に接続する構成が開示されている。なお、スキャンバックライト(バックライトスクロール)駆動とは、1フレーム期間内で点灯するグループを順次切り換えていくことによりバックライトを時分割点灯させる技術である。特許文献2では、スキャンバックライト駆動において点灯期間が重ならない複数のグループで1つの電源及びPWM駆動用のスイッチを共有する構成となっている。
特開2009−277582号公報 特開2010−153359号公報
特許文献1の技術では、LED電源の負荷変動やちらつきを抑制できるものの、デューティ比がある程度大きくなると全てのグループが同時に点灯することになるため、LED電源に必要な最大電力が大きくなってしまう。LED電源1つあたりに必要な最大電力を小さくするために、特許文献2の技術により複数のLED電源を備えることが考えられるが、特許文献2の技術では点灯期間が一部でも重なるLEDは同じ電源を共有できないため、グループ数分のLED電源が必要となる。そのため、グループ数が多くなると回路規模の増大が課題となる。
そこで、本発明は、複数の光源を備える照明装置において、光源に電力を供給する電源に必要な最大電力の低減と電源の負荷変動の低減とを両立させることができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、複数の光源と、前記光源へ電力を供給する複数の電源と、前記光源に流れる電流を断続する複数のスイッチと、前記スイッチの動作をPWM信号により制御する制御手段と、を備え、前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一のスイッチ及び同一の電源に接続され、前記複数のスイッチの各々には、前記電源の数と同数の光源ブロックが接続され、接続されるスイッチが互いに同一である複数の光源ブロックは互いに異なる電源に接続される、照明装置であって、前記制御手段は、接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定することを特徴とする照明装置である。
本発明は、複数の光源と、前記光源へ電力を供給するN個の第1電源と、各々n個の第1電源へ電力を供給するM個(M=N/n)の第2電源と、前記光源に流れる電流を断続する複数のスイッチと、前記スイッチの動作をPWM信号により制御する制御手段と、を備え、前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一のスイッチ及び同一の第1電源に接続され、前記複数の光源ブロックは、接続される第1電源が互いに同一である光源ブロックの集合である光源ブロックグループにより前記第1電源の数と同数にグループ分けされ、同一の光源ブロックグループに属する複数の光源ブロックは互いに異なるスイッチに接続され、同一の第2電源により電力を供給されるn個の第1電源に対応するn個の光源ブロックグループに属する光源ブロックは互いに異なるスイッチに接続される、照明装置であって、前記制御手段は、接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定することを特徴とする照明装置である。
本発明は、複数の光源と、前記光源へ電力を供給する複数の電源と、前記光源に流れる電流を断続する複数のスイッチと、を備え、前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一のスイッチ及び同一の電源に接続され、前記複数のスイッチの各々には、前記電源の数と同数の光源ブロックが接続され、接続されるスイッチが互いに同一である複数の光源ブロックは互いに異なる電源に接続される、照明装置の制御方法であって、接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定する工程と、
前記決定したPWM信号により前記スイッチの動作を制御する工程と、を有することを特徴とする照明装置の制御方法である。
本発明は、複数の光源と、前記光源へ電力を供給するN個の第1電源と、各々n個の第1電源へ電力を供給するM個(M=N/n)の第2電源と、前記光源に流れる電流を断続する複数のスイッチと、を備え、前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一のスイッチ及び同一の第1電源に接続され、前記複数の光源ブロックは、接続される第1電源が互いに同一である光源ブロックの集合である光源ブロックグループにより前記第1電源の数と同数にグループ分けされ、同一の光源ブロックグループに属する複数の光源ブロックは互いに異なるスイッチに接続され、同一の第2電源により電力を供給されるn個の第1電源に対応するn個の光源ブロックグループに属する光源ブロックは互いに異なるスイッチに接続される、照明装置の制御方法であって、接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点
灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定する工程と、前記決定したPWM信号により前記スイッチの動作を制御する工程と、を有することを特徴とする照明装置の制御方法である。
本発明は、複数の光源と、
前記光源へ電力を供給する複数の電源と、
前記光源毎に設けられる、光源に流れる電流を断続するスイッチと、
前記スイッチの動作をPWM信号により制御する制御手段と、
を備え、
前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一の電源に接続され、
前記各電源は複数の光源ブロックにより共有される、
照明装置であって、
前記制御手段は、同一の光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングが同一となり、同一の電源に接続され且つ互いに異なる光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定することを特徴とする照明装置である。
本発明は、複数の光源と、
前記光源へ電力を供給するN個の第1電源と、
各々n個の第1電源へ電力を供給するM個(M=N/n)の第2電源と、
前記光源毎に設けられる、光源に流れる電流を断続するスイッチと、
前記スイッチの動作をPWM信号により制御する制御手段と、
を備え、
前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一の第1電源に接続され、
前記複数の光源ブロックは、接続される第1電源が互いに同一である光源ブロックの集合である光源ブロックグループにより前記第1電源の数と同数にグループ分けされ、
前記各第1電源は複数の光源ブロックにより共有される、
照明装置であって、
前記制御手段は、同一の光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングが同一となり、同一の第1電源に接続され且つ互いに異なる光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定することを特徴とする照明装置である。
本発明は、複数の光源と、
前記光源へ電力を供給する複数の電源と、
前記光源毎に設けられる、光源に流れる電流を断続するスイッチと、
を備え、
前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一の電源に接続され、
前記各電源は複数の光源ブロックにより共有される、
照明装置の制御方法であって、
同一の光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングが同一となり、同一の電源に接続され且つ互いに異なる光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定する工程と、
前記決定したPWM信号により前記スイッチの動作を制御する工程と、
を有することを特徴とする照明装置の制御方法である。
本発明は、複数の光源と、
前記光源へ電力を供給するN個の第1電源と、
各々n個の第1電源へ電力を供給するM個(M=N/n)の第2電源と、
前記光源毎に設けられる、光源に流れる電流を断続するスイッチと、
を備え、
前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一の第1電源に接続され、
前記複数の光源ブロックは、接続される第1電源が互いに同一である光源ブロックの集合である光源ブロックグループにより前記第1電源の数と同数にグループ分けされ、
前記各第1電源は複数の光源ブロックにより共有される、
照明装置の制御方法であって、
同一の光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングが同一となり、同一の第1電源に接続され且つ互いに異なる光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定する工程と、
前記決定したPWM信号により前記スイッチの動作を制御する工程と、
を有することを特徴とする照明装置の制御方法である。
本発明によれば、複数の光源を備える照明装置において、光源に電力を供給する電源に必要な最大電力の低減と電源の負荷変動の低減とを両立させることができる。
実施例1に係る照明装置の概略構成を示す図 従来の照明装置の概略構成を示す図 実施例1及び従来技術の照明装置の点灯制御と電源の供給電力を示す図 実施例1に係る照明装置の点灯制御と電源の供給電力を示す図 実施例2に係る照明装置の概略構成を示す図 実施例2に係る照明装置の点灯制御と電源の供給電力を示す図 実施例2に係る照明装置の点灯制御と電源の供給電力を示す図 実施例2に係る照明装置の点灯制御と電源の供給電力を示す図
(実施例1)
本発明の第1の実施例について説明する。本実施例は、光源として複数のLEDを有する照明装置である。この照明装置は、複数のLEDブロックに分割され、各LEDブロックは複数のLEDからなる。同一のLEDブロックに属する複数のLEDは同一のPWM信号により点灯制御される。PWM信号のデューティ比(周期に対する点灯期間の比)によってLEDの輝度が決まる。PWM信号の1周期における信号の立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングによって1周期におけるLEDの点灯パターン(点灯タイミング及び消灯タイミング)が決まる。PWM信号の周期及びデューティ比が同じであっても、位相が異なる場合、LEDの点灯パターンは異なる。この照明装置は、LEDに電力を供給する電源を複数備え、PWM信号の位相(点灯パターン)が異なる複数のLEDブロックに同一の電源から電力を供給し、点灯パターンが同じLEDブロックには異なる電源から電力を供給する。この構成により各電源の負荷変動及び必要な最大電力を低減させる方法について、以下、図面を参照して説明する。
図1(A)は実施例1に係る照明装置の構成を示す図である。
LED101は、照明装置の光源であり、電流が流れることにより発光する。照明装置には複数個のLED101が並べられる。LED101は、シリーズ接続(直列接続)さ
れた複数のLEDにより構成されるLED群であっても良い。本実施例では、LED101は1つのLEDとする。
電流源102は、LED101に流れる電流を制限する。照明装置には複数個の電流源102が並べられる。LED101と電流源102とはペアで配置される。本実施例では、図1(A)に示すように、並列接続された2組のLED101及び電流源102により、1つのLEDブロック107(破線で示す)が構成される。図1(A)では、2組のLEDはそれぞれ1つのLED及び電流源で構成されるが、LED及び電流源を直列に複数個接続したものを1組として、それを1つのLEDブロックに2組設けてもよい。図1(B)に示すように、本実施例の照明装置201は、矩形形状であり、縦方向4分割、横方向2分割の計8個のLEDブロック107に分割されている。なお、照明装置201の形状、LEDブロックによる分割のしかた、1つのLEDブロックを構成するLED及び電流源の数は上記の例に限らない。
駆動切換装置103(破線で示す)は、スイッチA,B,C,及びDからなる。各スイッチは、LEDブロック107に流れる電流を断続する。各スイッチの動作は、点灯位相制御部104から入力されるPWM信号によって制御される。各スイッチは、PWM信号がオンのときに閉じてグランド(接地)の線とLEDブロック107とを接続(ショート)し、これにより当該LEDブロック107が点灯する。PWM信号がオフのときに開いてグランドの線からLEDブロック107を切断し、これにより当該LEDブロック107が消灯する。
点灯位相制御部104は、PWM信号により駆動切換装置103の各スイッチの動作をスイッチ毎に独立に制御することにより、各LEDブロック107の点灯を制御する。点灯位相制御部104は、各LEDブロックに求められる輝度に応じたデューティ比のPWM信号を駆動切換装置103の各スイッチに入力する。点灯位相制御部104は、スイッチA〜Dへ入力するPWM信号の位相をずらすことにより、スイッチA〜Dをそれぞれ異なるタイミングで動作させる。これにより、スイッチA〜Dに接続されたLEDブロック107はそれぞれ異なる点灯パターンで点灯する。すなわち、異なるスイッチに接続されたLEDブロック同士は、点灯タイミングが異なり、かつ、消灯タイミングが異なる。詳細は後述する。
電源105と電源106は、接続されるLEDブロック107のLED101と電流源102に電力を供給する。それぞれの電源には、4つのLEDブロック107が接続される。電源105にはLEDブロック1−A、1−B,1−C,及び1−Dが接続され、電源106にはLEDブロック2−A,2−B,2−C,及び2−Dが接続される。
LEDブロック107の名称(1−A〜1−D及び2−A〜2−D)は、それぞれ、ハイフン(−)の前の数字が接続される電源の番号(第N電源の場合N)を表し、ハイフン(−)の後の英字が接続される駆動切換装置103のスイッチの符号を表す。例えばスイッチAをショートさせる(グランド(接地)の線と接続する)と、電源105と電源106が電力を供給し、それぞれに接続されるLEDブロック1−Aと2−AのLED101と電流源102に電流が流れ、LEDブロック1−Aと2−Aが点灯する。LEDブロック1−A及び2−Aは同じスイッチAに接続されるため、点灯パターンが同一となる。ここで、2つのLEDブロックの点灯パターンが同一とは、2つのLEDブロックの点灯期間の開始タイミング(点灯タイミング)が等しく、且つ点灯期間の終了タイミング(消灯タイミング)が等しいことをいう。従って、デューティ比が同一のPWM信号によって点灯制御される2つのLEDブロックは、点灯タイミング又は消灯タイミングの少なくともいずれかが異なっていれば、点灯パターンが同一ではない。
なお、上記の構成は一例である。複数の光源が1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源が同一のスイッチ及び同一の電源に接続されていれば良い。また、複数のスイッチの各々には、電源の数(上記の例では2)と同数の光源ブロックが接続されていれば良い。また、接続されるスイッチが互いに同一である複数の光源ブロックは互いに異なる電源に接続されていれば良い。
次に、電源105と電源106の負荷変動及び最大電力が低減される仕組みについて図3を用いて詳しく説明する。
まず、照明装置201の輝度の制御方法について説明する。照明装置201の輝度は、LEDに流れる単位時間当たりの電流の量、LEDの発光する時間、発光するLEDの個数に比例する。本実施例では電流は定電流、単位時間をPWM信号の1周期、発光する時間はPWM信号のパルス幅、発光する個数は一定(LEDブロック当たり2個、照明装置全体で16個)として説明する。従って、本実施例では、照明装置201の輝度は、PWM信号のデューティ比によって決まる。デューティ比が100%の場合に照明装置201の輝度は最大となる。
ここでは、PWM信号の周波数が1200Hz、デューティ比が62.5%の場合を例に説明する。この場合、照明装置201の輝度は、最大輝度の62.5%の輝度となる。この周波数は、人間の目が点滅を感知できる周波数より十分高く、大部分の人にとってフリッカが問題とならない。PWM信号の周波数及びデューティ比は説明のための一例であって、これらの数値に限らない。
なお、各スイッチを駆動するPWM信号の位相が揃っていなくてもデューティ比が一致していれば、照明装置201の輝度はそのデューティ比に応じた輝度になる。すなわち、PWM信号の1周期における点灯タイミングや消灯タイミングがLEDブロック間で一致していなくても、PWM信号の1周期に対する点灯期間の比がどのLEDブロックでも62.5%であれば、照明装置201の輝度は62.5%となる。つまり、照明装置201の輝度は、各スイッチを駆動するPWM信号のデューティ比によって決まり、PWM信号の位相にはよらない。
図2は、従来の照明装置の構成を示す図である。本実施例の照明装置201の構成(図1(A))との違いは、各電源は、同じスイッチに接続される2つのLEDブロックに電力を供給するように構成されている点である。具体的には、電源305は、駆動切換装置103のスイッチAに接続されたLEDブロック1−A及び2−A、並びに、スイッチBに接続されたLEDブロック1−B及び2−Bに接続される。また、電源306は、駆動切換装置103のスイッチCに接続されたLEDブロック1−C及び2−C、並びに、スイッチDに接続されたLEDブロック1−D及び2−Dに接続される。すなわち、図2の従来の照明装置では、各電源は、点灯パターンが同一の複数のLEDブロックに電力を供給する構成となっている。これに対し、図1の本実施例の照明装置では、上述したように、各電源に接続される4つのLEDブロックは、全て異なるスイッチに接続されるため、各電源は、点灯パターンが互いに異なる複数のLEDブロックに電力を供給する構成となっている。
図3(A)は、照明装置において輝度62.5%を実現するための各LEDブロックの点灯制御の一例を表す図である。図3(A)において、横軸は時間を表す。図3(A)では、PWM信号の1周期を8分割し、1/8周期の長さの各期間をT1〜T8で表している。図3(A)は、同一スイッチに接続されたLEDブロック毎に、PWM信号がオンとなる期間(点灯期間)を示している。例えば、「A点灯」となっている期間は、スイッチAに接続された(ハイフン(−)の後にAが続く)LEDブロック1−Aと2−Aの点灯期間を表す。他の「B点灯」「C点灯」「D点灯」となっている期間は、それぞれスイッ
チB、C,Dに接続されたLEDブロックの点灯期間を表す。
A点灯、B点灯、C点灯、及びD点灯の点灯期間は、全て5/8周期で等しいが、各点灯期間の開始タイミングは互いに1/4周期ずつずれており、各点灯期間の終了タイミングも互いに1/4周期ずつずれている。すなわち、各スイッチに入力されるPWM信号は、互いにデューティ比が等しく、かつ互いに位相がずれている。このように、図3(A)に示す点灯制御では、ハイフン(−)の後の英字が異なるLEDブロックが1/4周期ずつずれたタイミングで点滅する。
このようなLEDブロックの点灯制御は、点灯位相制御部104が、1/4周期ずつ位相をずらしたPWM信号を駆動切換装置103のスイッチA〜Dへ入力し、入力されるPWM信号に従ってスイッチA〜Dが開閉することにより実現される。なお、図3(A)の例では、異なるスイッチの間のPWM信号の位相のずれを、いずれのスイッチ間でも等しく1/4周期としたが、スイッチ間の位相のずれは等しくなくても良い。
図3(A)に示す点灯制御によれば、期間T1では、LEDブロック1−A、1−C、1−D、2−A、2−C、及び2−Dが点灯し、期間T2では、LEDブロック1−A、1−D、2−A、及び2−Dが点灯することがわかる。他の期間についても同様である。
図3(B)は、図3(A)に示すLEDブロックの点灯制御を行う場合の、従来技術の照明装置(図2)の電源305と電源306の供給電力を表す図である。横軸は図3(A)と同じく時間を表し、期間T1〜T8は図3(A)の期間T1〜T8と対応している。
電源305を例に説明する。ここでは、1つのLEDブロックを点灯させるために必要な電力は25Wとする。電源305は、LEDブロック1−A、1−B、2−A、及び2−Bに電力を供給可能に構成されている。A点灯とB点灯とが重なる期間では、4つのLEDブロック1−A、1−B、2−A、及び2−Bが点灯するため、電源305の供給電力は100Wとなる。A点灯又はB点灯のいずれか一方のみの期間では、2つのLEDブロック1−A及び2−A、又は、2つのLEDブロック1−B及び2−Bが点灯するため、電源305の供給電力は50Wとなる。A点灯とB点灯のいずれでもない期間では、電源305の供給電力は0Wとなる。電源305の供給電力には、LEDブロック1−C,1−D,2−C,及び2−Dの点灯は影響しないので、電源305の供給電力の変動は駆動切換装置103のスイッチCとスイッチDの開閉タイミングには依存しない。
電源305の供給電力は、A点灯のみの期間T1及びT2、並びに、B点灯のみの期間T6及びT7では50W、A点灯及びB点灯となる期間T3、T4、及びT5では100W、A点灯とB点灯のいずれでもない期間T8では0Wとなる。従って、期間T1の開始タイミング及び期間T3の開始タイミングにおいて電源305の供給電力量が+50Wだけ変動する分の負荷変動が生じる。また、期間T6の開始タイミング及び期間T8の開始タイミングにおいて電源305の供給電力量が−50Wだけ変動する分の負荷変動が生じる。よって、電源305の供給電力量が変動する際の最大負荷変動幅は50Wであり、これは全てのLEDブロックが点灯する場合の電源305の供給電力(100W)の50%となる。電源306は、駆動切換装置103のスイッチCとスイッチDの開閉タイミングに合わせて供給電力が変動する。電源306の最大負荷変動幅は、電源305と同様50Wであり、これは全てのLEDブロックが点灯する場合の電源306の供給電力(100W)の50%である。このように、図2に示す従来技術の照明装置では、図3(A)のようなLEDブロックの点灯制御を行う場合、電源305及び電源306には、最大電力(全てのLEDブロックを点灯させる場合の電力)の50%の負荷変動に対応できる性能が要求される。
図3(C)は、図3(A)に示すLEDブロックの点灯制御を行う場合の、本実施例の照明装置(図1)の電源105と電源106の供給電力を表す図である。横軸は図3(A)と同じく時間を表し、期間T1〜T8は図3(A)の期間T1〜T8と対応している。
電源105を例に説明する。電源105は、LEDブロック1−A、1−B,1−C、及び1−Dに電力を供給可能に構成されている。従って、A点灯、B点灯、C点灯、及びD点灯の4つが重なる期間では、4つのLEDブロック1−A、1−B,1−C、及び1−Dが点灯するため、電源105の供給電力は100Wとなる。A点灯、B点灯、C点灯、及びD点灯のうち3つが重なる期間では、LEDブロック1−A、1−B,1−C、及び1−Dのうち3つのLEDブロックが点灯するため、電源105の供給電力は75Wとなる。A点灯、B点灯、C点灯、及びD点灯のうち2つが重なる期間では、LEDブロック1−A、1−B,1−C、及び1−Dのうち2つのLEDブロックが点灯するため、電源105の供給電力は50Wとなる。A点灯、B点灯、C点灯、及びD点灯のいずれか1つのみの期間では、LEDブロック1−A、1−B,1−C、及び1−Dのいずれか1つのLEDブロックが点灯するため、電源105の供給電力は25Wとなる。A点灯、B点灯、C点灯、及びD点灯のいずれでもない期間は、電源105の供給電力は0Wとなる。
電源105の供給電力は、A点灯、B点灯、C点灯、及びD点灯のうち3つが重なる期間T1、T3、T5、及びT7では75W、A点灯、B点灯、C点灯、及びD点灯のうち2つが重なる期間T2、T4、T6、及びT8では50Wとなる。従って、期間T1,T3,T5,及びT7の開始タイミングにおいて+25Wの負荷変動が生じ、期間T2,T4,T6,及びT8の開始タイミングにおいて−25Wの負荷変動が生じる。よって、電源105の最大負荷変動幅は25Wであり、これは、全てのLEDブロックが点灯する場合の電源105の供給電力100Wの25%となる。電源106についても同様に、最大負荷変動幅は最大電力100Wの25%である25Wとなる。従って、図1に示す本実施例の照明装置201では、図3(A)のようなLEDブロックの点灯制御を行う場合、電源105及び電源106は、最大電力(全点灯時に必要な電力)の25%の負荷変動に対応できる性能を有していれば十分である。よって、従来技術よりもコストや歩留まりの点で有利である。
このように、本実施例では、照明装置を構成する全てのLEDブロックを点灯させる場合に必要な電力を均等に負担する複数の電源を備えているので、1つの電源に必要な最大電力を従来技術の構成と比較して低減することができる。また、1つの電源はスイッチA〜Dにより独立に点灯パターンを制御可能な4個のLEDブロックに電力供給を行うよう構成されるので、スイッチA〜DのPWM信号の位相を互いにずらすことで、1つの電源の負荷変動幅を従来より小さくできる。
このように、本実施例の照明装置によれば、点灯位相制御部104は、接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定する。また、本実施例の照明装置では、電源を共有する複数の光源ブロックの各々についてスイッチが接続されているので、接続されるスイッチが異なる少なくとも2つの光源ブロック同士で点灯期間の一部が重なることが許容される。よって、1つの電源に必要な最大電力の低減と負荷変動の低減とを両立することができる。
本実施例では、駆動切換装置103のスイッチの数が4個の場合を例に説明したが、スイッチの数はこれに限らない。開閉タイミングを独立に制御可能なスイッチの数を多くするとともに、各スイッチの開閉タイミングが重ならないように各スイッチに入力するPWM信号の位相をずらすことで、1つの電源の負荷変動幅をより低減することができる。
本実施例では、電源の数が2個の場合を例に説明したが、電源の数は複数であればこれに限らない。全点灯時に必要な電力を均等に供給するように2個より多くの電源を設け、1つの電源に必要な最大電力をより低減することができる。この場合も、各電源には、点灯パターンの異なる複数のLEDブロックを接続することにより、負荷変動幅の低減が可能となる。また、全点灯時に必要な電力を複数の電源で分担する構成であれば、各電源に必要な最大電力は均等でなくても良い。
本実施例では、照明装置の輝度が最大輝度の62.5%の場合を例に説明したが、照明装置の輝度はこれに限らない。
本実施例では、照明装置単体に本発明を適用した例を説明したが、本発明は、液晶パネル等の透過型の表示パネルを用いた画像表示装置において表示パネルを背面から照明するためのバックライトに適用することもできる。
本実施例では、PWM信号により1200Hzで点滅する複数のLEDブロックからなる照明装置に本発明を適用した例を説明したが、本発明が適用できる照明装置はこれに限らない。例えば本発明は、表示パネルの表示領域を分割する複数の分割エリアのうちバックライトにより照射される分割エリアが、入力映像の1フレームの表示期間内で順次切り換えられるスキャンバックライト制御(線順次黒挿入制御)を行うバックライトに適用できる。この場合、各分割エリアに対応するLEDブロックは、画像のフレームレート(例えば60Hz)に対応する周波数で、分割エリア毎に異なる位相で点滅する。全点灯時に必要な電力を均等に供給するよう複数の電源を設け、各電源は点灯パターンの異なる複数のLEDブロックに電力供給を行うように構成することにより、電源毎の必要な最大電力の低減と負荷変動幅の低減とを両立できる。
図3(A)では、点灯パターンの異なるLEDブロック同士で点灯期間の一部が重なっているが、点灯パターンの異なるLEDブロック同士で点灯期間が重ならないような点灯制御を行っても良い。例えば、スキャンバックライト制御においては、残像低減効果の観点から、あるラインのLEDブロックが消灯するタイミングで次のラインのLEDブロックが点灯するような点灯制御が行われる場合があるが、そのような点灯制御にも本発明は適用できる。この場合、点灯パターンの異なる2つのLEDブロック間で、消灯タイミングと点灯タイミングが一致することになる。しかし、1つの電源から供給されるLEDブロックの点灯タイミング及び消灯タイミングが全て同じでない、という条件を満たせば、負荷変動幅の低減が可能となる。
本実施例では、各LEDブロックの点灯期間が等しい(各スイッチを駆動するPWM信号のデューティ比が等しい)場合を例に説明したが、各LEDブロックの点灯期間は等しくなくても良い。
例えば、本発明は、ローカルディミング制御を行う画像表示装置の透過型の表示パネルを照射するバックライトに適用できる。この場合、複数のスイッチの各々が、表示パネルの表示領域を分割する複数の分割エリアの各々に対応する。点灯位相制御部104は、各分割エリアに対応するスイッチに接続されるLEDブロックの輝度が、各分割エリアに表示される画像に応じた輝度になるように、スイッチ毎にPWM信号のデューティ比及び電流値の少なくともいずれかを可変制御する。
この場合、点灯位相制御部104は、可変制御により、接続されるスイッチが異なるLEDブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングの少なくともいずれかが一致した場合、それらが共に異なるように、PWM信号のオン/オフのタイミングを補正する。このとき、点灯位相制御部104は、前記可変制御により決定されたデューティ比及び電流
値を変更しない。よって、LEDブロックの輝度は変化せず、異なるスイッチに接続されるLEDブロック同士で、点灯タイミング及び消灯タイミングがともにずれるようになる。
また、LEDの発光特性には個体差や劣化度合によってばらつきがあるため、2つのLEDを同じデューティ比で点灯させても実際の輝度は等しくならないことがある。本発明は、このような輝度のムラ補正を行う画像表示装置の透過型の表示パネルを照射するバックライトに適用できる。この場合、点灯位相制御部104は、各スイッチに接続されるLEDブロックの輝度と所定の目標輝度との差異を縮小するように、スイッチ毎にPWM信号のデューティ比及び電流値の少なくともいずれかを補正する。
この場合、点灯位相制御部104は、補正により、接続されるスイッチが異なるLEDブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングの少なくともいずれかが一致した場合、それらが共に異なるように、PWM信号のオン/オフのタイミングを補正する。このとき、点灯位相制御部104は、前記補正されたデューティ比及び電流値を変更しない。よって、LEDブロックの輝度は変化せず、異なるスイッチに接続されるLEDブロック同士で、点灯タイミング及び消灯タイミングがともにずれるようになる。
このように、複数のLEDブロックのうちに点灯期間が等しくないLEDブロックがある照明装置に本発明を適用した実施例を図4に基づいて説明する。
図4(A)は、図1の照明装置における各LEDブロックの点灯制御を表す図である。図4(A)は、図3(A)と同様に、各LEDブロックの点灯タイミング(各スイッチのPWM信号の立ち上がりタイミング)を1/4周期ずつずらした場合の各LEDブロックの点灯期間を示している。ここでは、一例として、LEDブロック1−A,2−A,1−D,2−Dが経年変化により輝度が低下しているものとする。そして、輝度が低下しているLEDブロック1−A,2−A,1−D,2−Dのデューティ比を他のLEDブロック1−B,2−B,1−C,2−Cのデューティ比よりも高くすることにより照明装置の輝度ムラを補正する処理が行われるものとする。このとき、図4(A)に示すようにA点灯の終了タイミングtA2とB点灯の終了タイミングtB2とが期間T4内で重なったとする。
図4(B)は、図4(A)に示すLEDブロックの点灯制御を行う場合の、図1(A)の電源105と電源106の電力供給を表す図である。電源105について説明する。B点灯の開始タイミングtBからA点灯及びB点灯の終了タイミングtA2(=tB2)までの期間はA点灯とB点灯が重なるので電源105の供給電力は50Wとなる。A点灯及びB点灯の終了タイミングtA2(=tB2)からC点灯の開始タイミングtCまでの期間は点灯するLEDブロックはないので電源105の供給電力は0Wとなる。従って、A点灯及びB点灯の終了タイミングtA2(=tB2)において−50Wの負荷変動が生じる。他のタイミングにおける電源105の負荷変動は、図4(B)に示すように±25Wである。よって、電源105の最大負荷変動幅は50Wであり、これは全点灯時の電源105の供給電力の50%である。
この最大負荷変動幅を低減するために、点灯位相制御部104は、スイッチBへ入力するPWM信号の位相をずらすことにより、A点灯の終了タイミングtA2とB点灯の終了タイミングtB2が重ならないようにする。図4(C)は、スイッチBのPWM信号の位相をΔtB遅らせることにより、A点灯の終了タイミングtA2とB点灯の終了タイミングtB2が重ならないようにした場合のLEDブロックの点灯制御を表す。図4(D)は、図4(C)に示すLEDブロックの点灯制御を行う場合の、図1の電源105及び電源106の供給電力を表す図である。
図4(D)に示すように、B点灯の開始タイミングtBからA点灯の終了タイミングtA2までの期間はA点灯とB点灯が重なるので電源105の供給電力は50Wとなる。A点灯の終了タイミングtA2からC点灯の終了タイミングtC2までの期間はB点灯又はC点灯のいずれか一方なので電源105の供給電力は25Wとなる。従って、A点灯の終了タイミングtA2における負荷変動は−25W、C点灯の終了タイミングtC2における負荷変動は−25Wである。他のタイミングにおける電源105の負荷変動も、図4(D)に示すように±25Wである。よって、電源105の最大負荷変動幅は25Wであり、これは全点灯時の電源105の供給電力の25%である。よって、図4(A)のような点灯制御を行う場合よりも各電源の負荷変動幅を低減できる。
このように、LEDブロック毎に点灯期間を独立に調整可能な照明装置の場合、異なるLEDブロック間で点灯期間の開始タイミングや終了タイミングに重なりが生じないように各LEDブロックの点灯期間を調整することにより、負荷変動幅を低減できる。
なお、図4(C)では、B点灯の終了タイミングtB2とC点灯の開始タイミングtCとが一致するようにB点灯を遅らせる時間幅ΔtBを設定する例を示したが、B点灯の調整はこれに限らない。また、B点灯の代わりに、又は合わせて、A点灯やC点灯を調整しても良い。例えば、A点灯の終了タイミングtA2がC点灯の開始タイミングtCと一致するようにA点灯を遅らせても良いし、C点灯の開始タイミングtCがA点灯及びB点灯の終了タイミングtA2(=tB2)と一致するようにC点灯を早めても良い。B点灯を遅らせる場合は、B点灯の終了タイミングtB2がA点灯の終了タイミングtA2からC点灯の開始タイミングtCまでの間になるように調整しても良い。
いずれの場合でも、点灯パターンの異なるLEDブロック同士で点灯期間の開始タイミングが一致せず、かつ、点灯期間の終了タイミングが一致しないように、各LEDブロックの点灯パターンを調整することにより、電源の負荷変動幅を小さくすることができる。また、例えば、異なるN個のLEDブロック同士で点灯期間の終了タイミングが一致する場合は、当該タイミングと、別のN±n個のLEDブロックの点灯期間の開始タイミングと、を一致させるように、各LEDブロックの点灯パターンを調整しても良い。この場合、nを小さい値にするほど、電源の負荷変動幅を小さくすることができる。
以上のように、複数のLEDブロックの全点灯時に必要な電力を均等に供給する複数の電源を設け、各電源が点灯パターンの異なる複数のLEDブロックに電力を供給するように構成することで、各電源の負荷変動及び必要な最大電力の低減を両立できる。さらに、この構成では、点灯パターンが同一の複数のLEDブロックは1つのスイッチを共有するので、駆動切替装置の回路規模を小さくできる。
なお、上記の実施例では、同一のLEDブロックに属する複数のLEDが同一のスイッチに接続され、各スイッチには電源の数と同数の光源ブロックが接続されていた。しかし、図1(C)に示すように、スイッチはLED毎に設けられていても良い。この場合、同一のLEDブロックに属するLED同士で点灯パターンが同一となり、同一の電源に接続され且つ互いに異なるLEDブロックに属するLED同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるようにスイッチ毎にPWM信号が決定される。すなわち、点灯パターンが互いに同一のLEDに接続されるスイッチ同士は、同一のPWM信号により駆動される。例えば、図1(C)の構成では、スイッチA1〜A4は同一のPWM信号により駆動され、スイッチB1〜B4は同一のPWM信号により駆動され、スイッチC1〜C4は同一のPWM信号により駆動され、スイッチD1〜D4は同一のPWM信号により駆動される。図1(C)の構成においても、各電源は複数のLEDブロックにより共有されるが、同一の電源に接続され且つ互いに異なるLEDブロックに属するLED同士では点灯タ
イミング及び消灯タイミングが重ならない。よって、電源の負荷変動が大きくなることを抑制できる。図1(C)の構成では、例えば図3(A)の点灯パターンでLEDブロックを点灯させる場合、時刻tAではスイッチA1〜A4が一斉に導通状態となる。この構成では、光源毎にスイッチが設けられ、同一の光源ブロックに属する光源同士で点灯パターンが同一となり、同一の電源に接続され且つ互いに異なる光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なる。よって、上記の実施例と同様、同一の点灯パターンで点灯するLEDブロックが異なる電源により電力供給されるので、電源の供給電力の変動が大きくなることを抑制できるとともに、各スイッチに流れる電流量が減るため各スイッチの負荷を低減できる。
(実施例2)
実施例2は、実施例1の電源105及び電源106を第1電源とし、これらの第1電源に電力供給する第2電源としてメイン電源を追加した照明装置に本発明を適用した例である。本実施例により、追加したメイン電源の負荷変動を小さくできることを説明する。以下、図5〜図7を参照して、実施例1との相違点を中心に、本実施例の照明装置の構成及びLEDブロックの点灯制御について説明する。
図5は本実施例の照明装置901の概略構成を示す図である。図5(A)においてLED101、電流源102、点灯位相制御部104、電源105,及び電源106は実施例1と同じである。
メイン電源801は、商用の交流電源を電源105と電源106が受けられる電源に変換し、電源105と電源106に電力を供給する。
図5(B)に示すように、照明装置901は縦方向4分割、横方向2分割の計8個のLEDブロック1−A,1−B,1−C,1−D,2−a,2−b,2−c,及び2−dに分割される。各LEDブロックは、実施例1と同様、並列接続された2組のLED101及び電流源102から構成される。
駆動切換装置802は、8個のLEDブロックの各々に接続する8個のスイッチA,B,C,D,a,b,c,及びdからなる。各スイッチは、点灯位相制御部104から入力されるPWM信号により、互いに独立に開閉制御される。
LEDブロックの名称は、実施例1と同様、ハイフン(−)の前の数字が接続される電源の番号(第N電源の場合N)を表し、ハイフン(−)の後の英字が接続される駆動切換装置802のスイッチの符号を表す。例えばスイッチAをショートさせると、それに接続されるLEDブロック1−AのLED101と電流源102に電流が流れ、LEDブロック1−Aが点灯する。
図6(A)及び(B)は、本実施例の照明装置における各LEDブロックの点灯制御及び各電源の供給電力の一例を示す図である。図6(A)において、横軸は実施例1の図3と同様に時間を表し、期間T1〜T8はPWM信号の1周期を8分割した期間を表す。図6(A)は、LEDブロック1−A,1−B,1−C,1−D,2−a,2−b,2−c,及び2−dそれぞれのPWM信号1周期における点灯期間を示す。例えば、「a点灯」となっている期間は、駆動切換装置802のスイッチaが閉じられ、ハイフン(−)の後に「a」が続くLEDブロック2−aが点灯する期間を表す。他のb点灯、c点灯、d点灯、A点灯、B点灯、C点灯、D点灯となっている期間も同様に、それぞれスイッチb、c、d、A,B,C,Dに接続されたLEDブロックの点灯期間を表す。図6(A)では、電源105により電力供給されるLEDブロックの点灯期間には斜線を施している。
図6(A)に示す点灯制御は、実施例1の図4で説明したのと同様の輝度ムラの補正を
行うために、LEDブロック1−A,2−a,1−D,2−dの点灯期間を3/4周期とし、他のLEDブロックの点灯期間よりも長くする場合の点灯制御の例である。この例では、同じ電源により電力供給される複数のLEDブロックの点灯パターンが同じにならないように、同じ電源に接続される複数のLEDブロックの点灯期間が1/4周期ずつずれている。すなわち、電源105が電力供給するLEDブロック(1−A,1−B,1−C,1−D)の点灯パターンが同じにならないように、スイッチA〜Dへ入力されるPWM信号の位相が1/4周期ずつずれている。
また、電源106が電力供給するLEDブロック(2−a,2−b,2−c,2−d)の点灯パターンが同じにならないように、スイッチa〜dへ入力されるPWM信号の位相が1/4周期ずつずれている。また、図6(A)の点灯制御では、図5(B)において同じ行に並ぶ2つのLEDブロック(例えば1−Aと2−a)の点灯パターンが同じになっている。図6(A)に示す点灯制御が行われる場合、例えば期間T1では、LEDブロック1−A、2−a、1−D、及び2−dが点灯し、期間T2では、LEDブロック1−A,2−a,1−B,2−b,1−D,及び2−dが点灯することがわかる。他の期間についても同様である。
図6(B)は、図6(A)に示すLEDブロックの点灯制御を行う場合の、電源105、電源106、及びメイン電源801の供給電力を表す図である。横軸は図6(A)と同じく時間を表し、期間T1〜T8は図6(A)の期間T1〜T8と対応している。
電源105を例に説明する。実施例1と同様、1つのLEDブロックを点灯させるために必要な電力は25Wとする。電源105は4個のLEDブロック1−A〜1−Dに電力を供給可能に構成されている。電源105により電力供給可能な4個のLEDブロックのうち2個のLEDブロックが点灯する期間T1、T2、T7、T8における電源105の供給電力は50Wとなる。電源105により電力供給可能な4個のLEDブロックのうち3個のLEDブロックが点灯する期間T3、T4、T5、T6における電源105の供給電力は75Wとなる。従って、期間T3の開始タイミングにおいて+25Wの負荷変動が生じ、期間T7の開始タイミングにおいて−25Wの負荷変動が生じる。LEDブロック2−a〜2−dに電力供給可能に構成された電源106の負荷変動のタイミング及び大きさは電源105と同じである。
よって、電源105と電源106に電力を供給するメイン電源801の供給電力は、期間T1,T2,T7,T8において100Wとなり、期間T3,T4,T5,T6において150Wとなる。また、メイン電源801の供給電力には、期間T3の開始タイミングにおいて+50Wの負荷変動が生じ、期間T7の開始タイミングにおいて−50Wの負荷変動が生じる。従って、メイン電源801の最大負荷変動幅は50Wとなる。
このように、図5の構成の照明装置901において図6(A)に示すようなLEDブロックの点灯制御を行うと、電源105及び電源106の各々の負荷変動については、実施例1で説明した通り従来技術よりも小さく抑えられる。しかしながら、電源105の負荷変動のタイミングと電源106の負荷変動のタイミングが同じため、2つの電源に電力供給するメイン電源801の負荷変動幅が大きくなってしまう。これは、1つの電源に接続されるLEDブロック同士では点灯パターンが互いに異なるが、異なる電源に接続されるLEDブロック同士では、点灯パターンが同一になることが許容されているからである。
そこで、本実施例では、複数の電源に電力を供給するメイン電源の負荷変動幅を低減するために、電源105の負荷変動のタイミングと電源106の負荷変動のタイミングとが等しくならないように、各LEDブロックの点灯パターンを調整する。具体的には、点灯位相制御部104が、電源105により電力供給されるLEDブロックの点灯パターンと
、電源106により電力供給されるLEDブロックの点灯パターンと、が同じにならないように、各スイッチに入力するPWM信号の位相を調整する。
図6(C)は、点灯位相制御部104がスイッチa〜dの開閉制御のためのPWM信号の位相をスイッチA〜Dの開閉制御のためのPWM信号の位相に対しそれぞれΔt1,Δt2,Δt3,Δt4遅らせた場合の各LEDブロックの点灯制御を示す。図6(C)において、図6(A)と同様、電源105により電力供給されるLEDブロックの点灯期間には斜線を施している。
Δt1、Δt2、Δt3、Δt4は、互いに等しくても良いし等しくなくても良い。図6(C)ではΔt1がΔt2、Δt3、Δt4よりも短い場合を例示している。
このようなLEDブロックの点灯制御は、点灯位相制御部104がPWM信号を駆動切換装置802のスイッチA〜D,a〜dへ入力し、入力されるPWM信号に従ってスイッチA〜D,a〜dが開閉することにより実現される。
図6(D)は、図6(C)に示すLEDブロックの点灯制御を行う場合の電源105、電源106、及びメイン電源801の供給電力を表す図である。図6(C)において、電源105により電力供給されるLEDブロックの点灯パターン(A点灯、B点灯、C点灯、D点灯)は図6(A)と同じであるから、図6(D)に示す電源105の供給電力は図6(B)と同じである。電源106による供給電力は、電源105と同様、50W又は75Wであるが、図6(D)に示すように、供給電力が変化するタイミングが電源105とは異なる。
メイン電源801の電力供給は、図6(D)に示すように、100W,125W,150Wのいずれかであり、100Wから150Wへ、又は、150Wから100Wへ変化する際に、途中に125Wとなる期間があるため、負荷変動幅は25Wに抑えられる。このように、図6(C)に示す点灯制御を行うことにより、図6(A)に示す点灯制御を行う場合よりもメイン電源801の最大負荷変動幅を小さくすることができる。
このように、電源105が電力供給するLEDブロックと電源106が供給するLEDブロックとで点灯パターンを異ならせることにより、メイン電源801の負荷変動も抑えることができる。各電源が供給する複数のLEDブロック同士でも点灯パターンを異ならせることにより、各電源の負荷変動も抑えることができる。
なお、図6(A)では、輝度ムラ補正のためにLEDブロック毎に点灯期間(デューティ比)を異ならせた例を説明したが、実施例1の図3と同様に、全てのLEDブロックの点灯期間が同じでも良い。その場合も、電源105の負荷変動のタイミングと電源106の負荷変動のタイミングとが重ならないように各LEDブロックの点灯パターンを調整すればよい。そうすることにより、メイン電源801の負荷変動幅を抑えることができる。
ここでは、メイン電源801の負荷変動幅が大きくなってしまう点灯制御の例として、図5(B)において同じ行の2つのLEDブロックの点灯パターンが同一に設定される場合を示した。そして、このような点灯パターンに対してメイン電源801の最大負荷変動幅を低減する方法を説明した。しかし、本発明は、メイン電源801の最大負荷変動幅が大きくなってしまうようなその他の点灯制御に対しても適用することができる。
例えば、図7(A)は、LEDブロック1−Aと2−b、LEDブロック1−Bと2−d、LEDブロック1−Cと2−a、LEDブロック1−Dと2−cの組み合わせで点灯パターンが同一に設定される点灯制御の例を示す。すなわち、A点灯とb点灯、B点灯とd点灯、C点灯とa点灯、D点灯とc点灯が、互いに点灯タイミングが重なり且つ消灯タ
イミングが重なっている。
図7(B)は、図7(A)に示す点灯制御を行う場合の電源105、電源106,及びメイン電源801の供給電力を示す図である。図7(A)に示す点灯制御においても、電源105によって電力供給されるLEDブロックと電源106によって電力供給されるLEDブロックの点灯パターンが等しいため、電源105の負荷変動のタイミングと電源106の負荷変動のタイミングが等しくなる。そのため、メイン電源801の最大負荷変動幅は図6(B)と同様50Wとなる。
図7(C)は、図7(A)のPWM信号において、スイッチAに対しスイッチbをΔt1遅くし、スイッチBに対しスイッチdをΔt2遅くし、スイッチCに対しスイッチaをΔt3遅くし、スイッチDに対しスイッチcをΔt4遅くした点灯制御を示す。図7(D)に示すように、各LEDブロックの点灯パターンがずれることにより、電源105の負荷変動のタイミングと電源106の負荷変動のタイミングとがずれる。図7(D)は、図7(C)に示す点灯制御を行う場合の電源105,電源106、及びメイン電源801の供給電力を示す図である。図7(D)に示すように、図7(C)の点灯制御を行った場合、メイン電源801の最大負荷変動幅は25Wに低減される。
図6(C)や図7(C)では、図6(A)や図7(A)において点灯パターンが同一の2つのLEDブロックの一方の点灯パターンを変更する(位相をずらす)例を示した。しかし、電源105の負荷変動のタイミングと電源106の負荷変動のタイミングが同じにならなければ、各LEDブロックの点灯パターンをどのように変更しても良い。
上記各実施例は、輝度の調整をPWM制御によって行う照明装置に本発明を適用した例だが、輝度の調整をLEDに流す電流量によって行う照明装置にも本発明を適用できる。具体的に、図8を用いて説明する。
図8(A)は、LEDブロック1−A,2−a,1−C,2−c,1−D,2−dを第1電流量とし、LEDブロック1−Bと2−bを第2電流量(第1電流量の2倍)とすることにより、LEDブロック1−Bと2−bの輝度を上げる点灯制御を示す図である。図8(B)は、図8(A)に示す点灯制御を行う場合の電源105,電源106,及びメイン電源801の供給電力を示す図である。
電源105を例に説明する。第2電流量のLEDブロックは供給する電力が第1電流量のLEDブロックの2倍必要になる。ここでは、第1電流量のLEDブロック1つあたり点灯に要する電力を25Wとする。従って、第2電流量のLEDブロック1−B及び2−bの点灯には50Wの電力供給が必要である。
電源105の供給電力は、期間T3、T4、T5、T6では、第1電流量のLEDブロック1個及び第2電流量のLEDブロック1個を点灯させるため75Wとなる。期間T1,T2,T7,T8では、第1電流量のLEDブロック2個を点灯させるため電源105の供給電力は50Wとなる。従って、電源105では、期間T3の開始タイミングにおいて+25Wの負荷変動が生じ、期間T7の開始タイミングにおいて−25Wの負荷変動が生じる。
図8(A)に示すように、電源106により電力供給されるLEDブロックの点灯制御は電源105により電力供給されるLEDブロックの点灯制御と同じであるから、電源106の負荷変動は電源105と同じである。メイン電源801の供給電力は期間T1、T2、T7、T8において100W、期間T3、T4、T5、T6において150Wとなり、期間T3の開始タイミングにおいて+50Wの負荷変動が生じ、期間T7の開始タイミングにおいて−50Wの負荷変動が生じる。従って、メイン電源801の最大負荷変動幅
は50Wになる。
図8(C)は、第2電流量のLEDブロックの点灯パターンが同じにならないように点灯パターンを調整した場合の点灯制御を示す図である。具体的には、図8(C)の点灯制御では、図8(A)に示す点灯制御に対し、b点灯の期間とd点灯の期間を入れ替えている。これにより、第2電流量のLEDブロック2−bとLEDブロック1−Bの点灯パターンが異なるようになる。このように、点灯位相制御部104は、電流量の多いLEDブロックに電力供給を開始するタイミング及び終了するタイミングが、電源105と電源106とで重ならないよう、LEDブロックの点灯パターンを調整する。
これにより、図8(D)に示すように、電源105の負荷変動のタイミングと電源106の負荷変動のタイミングがずれるので、メイン電源801の負荷変動幅を小さくすることができる。なお、図8(C)の例では、電流量の多い複数のLEDブロック同士で点灯期間が重ならないように点灯制御する例を示したが、点灯期間の一部は重なっていても良い。その場合でも、電流量の多い複数のLEDブロック同士で点灯タイミングや消灯タイミングが重ならなければ、メイン電源の負荷変動幅を抑えることができる。
以上のように、本実施例によれば、LEDブロックに電力を供給する電源の負荷変動幅だけでなく、メイン電源の負荷変動幅を抑えることができる。
本発明の照明装置は、全点灯時の電力を均等に供給する複数の電源を備えることにより、各電源に必要な最大電力を低減することができる。また、1つの電源に接続される複数のLEDブロックの点灯タイミングを互いに異ならせることで、各電源に必要な耐負荷変動性能を低減することができる。さらに、異なる電源に接続されるLEDブロック同士で点灯タイミングを互いに異ならせ、各電源の負荷変動のタイミングを異ならせることで、複数の電源に電力を供給するメイン電源の最大負荷変動幅を低減することができる。
なお、上記実施例では、電源が2個、これらの電源に電力を供給するメイン電源が1個の構成の照明装置を例に説明したが、本発明は上記例示した構成に限らない。すなわち、光源へ電力を供給するN個の第1電源(電源)と、各々n個の第1電源へ電力を供給するM個(M=N/n)の第2電源(メイン電源)とを備えた構成としても良い。この場合、複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一のスイッチ及び同一の第1電源に接続されれば良い。また、複数の光源ブロックは、接続される第1電源が互いに同一である光源ブロックの集合である光源ブロックグループにより第1電源の数と同数にグループ分けされれば良い。
また、同一の光源ブロックグループに属する複数の光源ブロックは互いに異なるスイッチに接続されれば良い。また、同一の第2電源により電力を供給されるn個の第1電源に対応するn個の光源ブロックグループに属する光源ブロックが互いに異なるスイッチに接続されれば良い。上記の実施例は、N=2,n=2,M=1の場合である。上記実施例では、メイン電源が1個であったため、全てのLEDブロックが異なるスイッチに接続された構成であったが、メイン電源が複数有る場合、異なるメイン電源により電力を供給される電源に接続されるLED同士は、同一のスイッチに接続されていても良い。
なお、上記の実施例では、同一のLEDブロックに属する複数のLEDが同一のスイッチに接続されていた。しかし、図5(C)に示すように、スイッチはLED毎に設けられていたも良い。この場合、同一のLEDブロックに属するLED同士で点灯パターンが同一となり、同一の第1電源に接続され且つ互いに異なるLEDブロックに属するLED同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるようにスイッチ毎にPWM信号が決定される。すなわち、点灯パターンが互いに同一のLEDに接続されるスイッチ同士は、同一のPWM信号により駆動される。例えば、図5(C)の構成では、スイッチA1、
A2は同一のPWM信号により駆動され,スイッチa1,a2は同一のPWM信号により駆動される。また、スイッチB1、B2は同一のPWM信号により駆動され,スイッチb1,b2は同一のPWM信号により駆動される。また、スイッチC1、C2は同一のPWM信号により駆動され,スイッチc1,c2は同一のPWM信号により駆動される。また、スイッチD1、D2は同一のPWM信号により駆動され,スイッチd1,d2は同一のPWM信号により駆動される。図5(C)の構成においても、各第1電源は複数のLEDブロックにより共有されるが、同一の第1電源に接続され且つ互いに異なるLEDブロックに属するLED同士では点灯タイミング及び消灯タイミングが重ならない。よって、第1電源の負荷変動が大きくなることを抑制できる。図5(C)の構成では、例えば図6(C)の点灯パターンでLEDブロックを点灯させる場合、時刻tAではスイッチA1、A2が一斉に導通状態となり、時刻taではスイッチa1,a2が一斉に導通状態となる。スイッチA1,A2が導通状態になるタイミングと、スイッチa1、a2が導通状態になるタイミングと、をずらすことにより、第2電源の負荷変動が大きくなることを抑制できることは上述の通りである。また、図5(C)の構成とすることで、各スイッチに流れる電流量が減るため各スイッチの負荷を低減できる。
101 光源、103 駆動切替装置、104 点灯位相制御部、105 電源1、106 電源2、201 照明装置

Claims (13)

  1. 複数の光源と、
    前記光源へ電力を供給する複数の電源と、
    前記光源に流れる電流を断続する複数のスイッチと、
    前記スイッチの動作をPWM信号により制御する制御手段と、
    を備え、
    前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一のスイッチ及び同一の電源に接続され、
    前記複数のスイッチの各々には、前記電源の数と同数の光源ブロックが接続され、
    接続されるスイッチが互いに同一である複数の光源ブロックは互いに異なる電源に接続される、
    照明装置であって、
    前記制御手段は、接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定することを特徴とする照明装置。
  2. 前記制御手段は、接続されるスイッチが異なり且つ同一の電源に接続される少なくとも2つの光源ブロック同士で点灯タイミングから消灯タイミングまでの点灯期間の一部が重なることを許容するように、スイッチ毎にPWM信号を決定する請求項1に記載の照明装置。
  3. 複数の光源と、
    前記光源へ電力を供給するN個の第1電源と、
    各々n個の第1電源へ電力を供給するM個(M=N/n)の第2電源と、
    前記光源に流れる電流を断続する複数のスイッチと、
    前記スイッチの動作をPWM信号により制御する制御手段と、
    を備え、
    前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一のスイッチ及び同一の第1電源に接続され、
    前記複数の光源ブロックは、接続される第1電源が互いに同一である光源ブロックの集合である光源ブロックグループにより前記第1電源の数と同数にグループ分けされ、
    同一の光源ブロックグループに属する複数の光源ブロックは互いに異なるスイッチに接続され、
    同一の第2電源により電力を供給されるn個の第1電源に対応するn個の光源ブロックグループに属する光源ブロックは互いに異なるスイッチに接続される、
    照明装置であって、
    前記制御手段は、接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定することを特徴とする照明装置。
  4. 前記制御手段は、接続されるスイッチが異なり且つ同一の第1電源に接続される少なくとも2つの光源ブロック同士で点灯タイミングから消灯タイミングまでの点灯期間の一部が重なることを許容するように、スイッチ毎にPWM信号を決定する請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記制御手段は、各スイッチに接続される光源ブロックの輝度と目標輝度との差異を縮小するように、スイッチ毎にPWM信号のデューティ比及び電流値の少なくともいずれかを補正するムラ補正手段を含み、
    前記制御手段は、前記補正により、接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点
    灯タイミング及び消灯タイミングの少なくともいずれかが一致した場合、当該光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、前記補正されたデューティ比及び電流値を変更せずにPWM信号がオンとなるタイミング及びオフとなるタイミングを補正する請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記照明装置は、画像表示装置の透過型の表示パネルを照射するバックライトであり、
    前記複数のスイッチの各々は、表示パネルの表示領域を分割する複数の分割エリアの各々に対応し、
    前記制御手段は、各分割エリアに対応するスイッチに接続される光源ブロックの輝度が各分割エリアに表示される画像に応じた輝度になるようにスイッチ毎にPWM信号のデューティ比及び電流値の少なくともいずれかを可変制御するローカルディミング制御手段を含み、
    前記制御手段は、前記可変制御により、接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングの少なくともいずれかが一致した場合、当該光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、前記可変制御により決定されたデューティ比及び電流値を変更せずにPWM信号がオンとなるタイミング及びオフとなるタイミングを補正する請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記照明装置は、画像表示装置の透過型の表示パネルを照射するバックライトであり、
    前記複数のスイッチの各々は、表示パネルの表示領域を分割する複数の分割エリアの各々に対応し、
    前記制御手段は、入力する画像の1フレームの表示期間内で、バックライトにより照射される分割エリアが順次切り換わるように、スイッチ毎にPWM信号を決定するスキャンバックライト制御手段を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 複数の光源と、
    前記光源へ電力を供給する複数の電源と、
    前記光源に流れる電流を断続する複数のスイッチと、
    を備え、
    前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一のスイッチ及び同一の電源に接続され、
    前記複数のスイッチの各々には、前記電源の数と同数の光源ブロックが接続され、
    接続されるスイッチが互いに同一である複数の光源ブロックは互いに異なる電源に接続される、
    照明装置の制御方法であって、
    接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定する工程と、
    前記決定したPWM信号により前記スイッチの動作を制御する工程と、
    を有することを特徴とする照明装置の制御方法。
  9. 複数の光源と、
    前記光源へ電力を供給するN個の第1電源と、
    各々n個の第1電源へ電力を供給するM個(M=N/n)の第2電源と、
    前記光源に流れる電流を断続する複数のスイッチと、
    を備え、
    前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一のスイッチ及び同一の第1電源に接続され、
    前記複数の光源ブロックは、接続される第1電源が互いに同一である光源ブロックの集合である光源ブロックグループにより前記第1電源の数と同数にグループ分けされ、
    同一の光源ブロックグループに属する複数の光源ブロックは互いに異なるスイッチに接
    続され、
    同一の第2電源により電力を供給されるn個の第1電源に対応するn個の光源ブロックグループに属する光源ブロックは互いに異なるスイッチに接続される、
    照明装置の制御方法であって、
    接続されるスイッチが異なる光源ブロック同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定する工程と、
    前記決定したPWM信号により前記スイッチの動作を制御する工程と、
    を有することを特徴とする照明装置の制御方法。
  10. 複数の光源と、
    前記光源へ電力を供給する複数の電源と、
    前記光源毎に設けられる、光源に流れる電流を断続するスイッチと、
    前記スイッチの動作をPWM信号により制御する制御手段と、
    を備え、
    前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一の電源に接続され、
    前記各電源は複数の光源ブロックにより共有される、
    照明装置であって、
    前記制御手段は、同一の光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングが同一となり、同一の電源に接続され且つ互いに異なる光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定することを特徴とする照明装置。
  11. 複数の光源と、
    前記光源へ電力を供給するN個の第1電源と、
    各々n個の第1電源へ電力を供給するM個(M=N/n)の第2電源と、
    前記光源毎に設けられる、光源に流れる電流を断続するスイッチと、
    前記スイッチの動作をPWM信号により制御する制御手段と、
    を備え、
    前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一の第1電源に接続され、
    前記複数の光源ブロックは、接続される第1電源が互いに同一である光源ブロックの集合である光源ブロックグループにより前記第1電源の数と同数にグループ分けされ、
    前記各第1電源は複数の光源ブロックにより共有される、
    照明装置であって、
    前記制御手段は、同一の光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングが同一となり、同一の第1電源に接続され且つ互いに異なる光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定することを特徴とする照明装置。
  12. 複数の光源と、
    前記光源へ電力を供給する複数の電源と、
    前記光源毎に設けられる、光源に流れる電流を断続するスイッチと、
    を備え、
    前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一の電源に接続され、
    前記各電源は複数の光源ブロックにより共有される、
    照明装置の制御方法であって、
    同一の光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングが同一となり、同一の電源に接続され且つ互いに異なる光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミ
    ング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定する工程と、
    前記決定したPWM信号により前記スイッチの動作を制御する工程と、
    を有することを特徴とする照明装置の制御方法。
  13. 複数の光源と、
    前記光源へ電力を供給するN個の第1電源と、
    各々n個の第1電源へ電力を供給するM個(M=N/n)の第2電源と、
    前記光源毎に設けられる、光源に流れる電流を断続するスイッチと、
    を備え、
    前記複数の光源は、1以上の光源の集合である光源ブロックによりグループ分けされ、同一の光源ブロックに属する光源は同一の第1電源に接続され、
    前記複数の光源ブロックは、接続される第1電源が互いに同一である光源ブロックの集合である光源ブロックグループにより前記第1電源の数と同数にグループ分けされ、
    前記各第1電源は複数の光源ブロックにより共有される、
    照明装置の制御方法であって、
    同一の光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングが同一となり、同一の第1電源に接続され且つ互いに異なる光源ブロックに属する光源同士で点灯タイミング及び消灯タイミングがともに異なるように、スイッチ毎にPWM信号を決定する工程と、
    前記決定したPWM信号により前記スイッチの動作を制御する工程と、
    を有することを特徴とする照明装置の制御方法。
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