JP2013042831A - 運動補助具 - Google Patents

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公利 三宅
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Abstract

【課題】安価で安全性が高く、取り扱い容易な運動補助具を提供する。
【解決手段】空気を充満させるとその内圧によって平坦面10Aが外側に若干湾曲可能なベース部12を備えた2個の半球体10からなり、半球体10の内部に空気を充満させた状態でベース部12を下側にして床面に設置すると、平坦面10Aの湾曲部の付近が床面と接触し、平坦面10Aの周縁部Eと床面Fとの間に、ベース部12の直径寸法に対して最大1〜5パーセントの範囲の高さ方向の間隙pが生じるように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、弾性部材から成る運動補助具に関する。
従来、バランス運動により健康増進を図る運動補助具としては、種々の物が考案されている。例えば、空気を充填した塩化ビニールの大型ボールの上で種々の体勢でバランスをとるバランスボールがよく知られている。しかし、球体は空間的に場所をとるだけでなく、転がりやすいので扱いが難しく、危険を伴う場合がある。これに対して、特許文献1に示すように、バランス運動を目的とした運動補助具として、半球型の弾性体を用いたものが考案されている。
登録実用新案第3097656号公報
しかし、従来の半球型の運動補助具は、弾性を有する半球部分とこれを支持する台座部とが別部材で形成されていたので、構造が複雑で部品点数も多くなるという問題点があった。
そこで本願発明は、上記した事情に鑑み、安価で安全性が高く、取り扱い容易な運動補助具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下のような構成を備えている。
すなわち、請求項1に記載の発明は、球又は楕円球を二つ割りにしたような、弾性部材により形成された2個の半球体(10)からなる運動補助具(1)であって、前記各半球体(10)は、平坦面(10A)を形成する肉厚円盤状のベース部(12)と、半球面(10B)を形成する半球体部(13)とが一体成形された本体(11)の内部に空気を注入して成り、前記ベース部(12)は、空気を充満させるとその内圧によって、平坦面(10A)が外側に若干湾曲可能な厚さに形成されている。そして、内部に空気を充満させた状態で前記ベース部(12)を下側にして床面(F)に設置すると、平坦面(10A)の湾曲部の付近が床面(F)と接触し、平坦面(10A)の周縁部(E)と床面(F)との間に、高さ方向の間隙(p)が生じるように形成されているとともに、前記間隙(p)は、前記ベース部(12)の直径寸法に対して最大1〜5パーセントの範囲となるように設定されていることを特徴とする。
ここで、前記半球体(10)は、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)などにより形成されており、丸いボールを半分にした形状、又はラグビーボールを半分にしたような形状に形成されている。ベース部(12)と半球体部(13)は、同一部材で一体成形されている。ベース部(12)の厚みは半球体部(13)の厚みよりも大きい。
本発明における運動補助具(1)は、半球体(10)の内部に空気を充填してあるので、半球体(10)の半球面(10B)に乗ったときの安定感が無く、状態維持のために不安定な状況を作り出すことができ、スタビリティートレーニングに適している。また、ベース部(12)は、内部に注入する空気圧によって膨張し、その周縁が床面からやや浮き上がった状態となるので、安定性を保ちつつ不安定性を生じさせることができる。またこの状態では、膨らんだ湾曲部の付近のみが床に接するために摩擦力が軽減され、半球面(10B)に乗ったまま滑らせて移動させることができる。
上記に加え、請求項2に記載の発明は、前記球体部(13)には、空気を注入するための逆止弁(15)が設けられ、内部の空気圧を調整可能に形成され、全体の硬さと前記間隙(p)の寸法とを変更可能に形成されていることを特徴とする。
本発明においては、内部の空気圧を低めにすれば、ベース部(12)が湾曲しないようにすることもできる。この場合には平坦面(10A)の全面が床面に接して、半球体(10)の移動容易性は減じられるが、安定性は増すこととなる。従って、用途に応じて空気圧を調整し、より多様な態様で使用することが可能となる。
本発明は、以上のように構成されているので、安価で安全性が高く、取り扱い容易な運動補助具を提供することができる。
本発明の実施の形態であって、運動補助具の斜視図である。 運動補助具の断面図である。 半球体に足を載せた図である。 半球体に膝を載せた図である。 運動補助具の使用方法を示す説明図である。 運動補助具の他の使用方法を示す説明図である。
本発明の実施の形態を図面を参照しつつ以下に説明する。
運動補助具1は、図1示すように、内部に空気を充填した1対の半球体10からなる。半球体10は、PVCなどの弾性部材により形成された本体11を備え、その直径φは、150〜250mm程度とするのが好ましい。
本体11は、半球体10の平坦面10Aを形成する肉厚円盤状のベース部12と、半球体10の半球面10Bを形成する肉薄皮膜状の半球体部13を有している。半球体部13には、本体11の内部に空気を充填した状態で頂点となる位置に、外から空気を注入可能であるとともに内部の空気が漏れ出さないための逆止弁15が取り付けられている。
また、ベース部12と半球体部13は、図2に示すように、一体成形されている。成形は、まずベース部12となる部分を型に入れて焼き付け成形し、次に半球体部13を成形する際に、成形したベース部12をローテーション型に入れて上下を接続するという、二段階工程で行う。
そして、中空部14に空気を注入し、内圧が所定の圧力になると、図2(B)に示すように、ベース部12が外側に湾曲するようになっている。これによって、平坦面10Aは、中央部がやや突出した状態となり、ベース部11を下側にして半球体10を床面Fに設置すると、平坦面10Aの湾曲した中央部Cの付近が床面と接触し、平坦面10Aの周縁部Eと床面Fとの間に高さ方向の間隙pが生じるものとなる。
すなわち、ベース部12の厚さTは、半球体10を膨張させることにより、前記した間隙pを生じさせることが可能な寸法に設定されている。この寸法は、本体11の材質にもよるが、例えばPVCを用いて本体11を形成する場合、半球体10の直径φが200mmとすると20mm程度とすることができる。また、間隙pが、半球体10の直径φの最大1〜5パーセントの範囲内の寸法となるように、本体11の材質やベース部12の厚さTや中空部14の内圧を設定するのが好ましい。
上記構成を有する運動補助具1を使用する際には、まず、各半球体10に、中空部14の内圧が所定の圧力となるよう空気を注入し、図2(B)に示すような状態とする。このような形状にすることにより、半球体10に乗ったままあるいは半球体10を手や肘で抑えたまま、床面の上を滑らせて移動させやすくなる。以下、具体的な使用方法の例を述べる。
例えば、半球体10を床に並べて設置し左右交互に昇降する運動を行えば、通常の踏み台を用いるよりも不安定な状況下でバランスを修正しながら脚の筋肉を鍛えることができる。
また、図5に示すように、床に並べて設置した二つの半球体10の上に足を乗せてスクワット運動を行えば、通常のスクワット運動に加え、バランスを修正する動作も必要なため、効率よく下半身に負荷をかけることができる。またこの際、図3に示すように、踵を下にして半球面10Bに乗ることで、アキレス腱を伸張させることができる。あるいは、半球体10に乗ったまま、脚を前方や側方にスライドさせて移動する運動を行うこともできる。
また、図4に示すように、半球体10の上に両膝を乗せ、膝を支点に上体を後方に倒して元に戻す運動は、大腿四頭筋が鍛えられ、膝の保護、補強に役立つものである。この際、半球体10はクッション性に富んでいるので、膝頭などを傷めることがない。
さらに、二つの半球体10の上に両手をついて腕立て伏せ運動を行うこともでき、この場合、膝を床につかなければ、両手を支える半球体10の不安定性もあいまって、大胸筋、上腕三頭筋への負荷効果が増大する。あるいは、一方の半球体10の上に片手をつき、もう一方の半球体10の上に片膝をついて四つ這いになり、空いた方の手足を伸ばしてバランスをとることにより、腹筋、大殿筋などを鍛えることもできる。
このほかにも、図6に示すように、二つの半球体10の平坦部10Aを合わせて球体と成し、半球面10Bを両側から手で押したり、球体とした二つの半球体10を両脚の間に挟んで圧縮させたりすることもできる。この他にも、種々のトレーニングに用いることができるものである。
ちなみに、半球体10の内圧を所定圧よりもやや低圧にすると、図2(A)に示すように、平坦部10Aが膨張していない状態とすることができる。この状態で平坦部10Aを床面に置くと、平坦部10Aの全体が床面に接するので摩擦力が増し、半球体10が容易に動かなくなる。従って、半球体10の上に乗ったまま半球体10の位置を移動させたくない場合には、空気を少なめに注入して使用すればよい。逆に、半球体10の内圧を所定圧よりもやや高圧にすると、平坦部10Aの浮き上がり(図2(B)の間隙p)が大きくなり、全体の硬さが増す。半球体10の内圧をどの程度にするかは、本体11の材質やベース部12及び半球体部13の厚さを考慮して、用途に応じて適宜設定するのがよい。
(総括)
本実施の形態に係る運動補助具1は、一体成形した半球体10の内部に空気を注入してあるので、乗ったり押したりするときの反発力が均一にならず、不安定な状況を生成して、スタビリティートレーニングに適している。また、弾性部材のみにより形成されていることから安全性に優れるとともに、製造コストもかからず安価に提供することができる。さらに、床に設置する平坦部10Aは、十分な空気の注入によって若干膨らみ、平坦部10Aの周縁部Eがやや浮き上がった状態となる。このため、アンバランス性が増すとともに、床上での移動自在性も確保できるものとなる。さらに、半球体10の内圧を調整することにより、平坦部10Aを平坦なままにしておくこともでき、この場合には床上での安定性を確保することが可能となる。これにより、用途をさらに広げることができる。
なお、上記した実施の形態では、半球体10は球体を二つ割りにした形状となっていたが、ラグビーボールを縦長に二つ割りにした形状としてもよい。つまり、平坦部10Aの外形は真円でも楕円でもよい。楕円半球状に形成した場合には、例えば半球面10Bに手を乗せる場合などに掴みやすいという利点がある。半球体10を楕円半球状にする場合の平坦部10Aの浮き上がり寸法(p値)は、平坦部10Aの長径の1〜5パーセントとしてもよいし、短径の1〜5パーセントとしてもよい。
1 健康補助具 10 半球体
10A 平坦面 10B 半球面
11 本体 12 ベース部
13 半球体部 14 中空部
15 逆止弁

Claims (2)

  1. 球又は楕円球を二つ割りにしたような、弾性部材により形成された2個の半球体からなる運動補助具であって、
    前記各半球体は、平坦面を形成する肉厚円盤状のベース部と、半球面を形成する半球体部とが一体成形された本体の内部に空気を注入して成り、
    前記ベース部は、空気を充満させるとその内圧によって、平坦面が外側に若干湾曲可能な厚さに形成され、
    内部に空気を充満させた状態で前記ベース部を下側にして床面に設置すると、平坦面の湾曲部の付近が床面と接触し、平坦面の周縁部と床面との間に、高さ方向の間隙が生じるように形成されているとともに、
    前記間隙は、前記ベース部の直径寸法に対して最大1〜5パーセントの範囲となるように設定されていることを特徴とする運動補助具。
  2. 前記球体部には、空気を注入するための逆止弁が設けられ、内部の空気圧を調整可能に形成され、全体の硬さと前記間隙の寸法とを変更可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の運動補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110274869A (zh) * 2019-06-25 2019-09-24 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 一种用于金属材料缝隙腐蚀的原位监测试验装置及方法
KR20220086895A (ko) * 2020-12-17 2022-06-24 주식회사 바른바이오 탄성 운동 기구 및 탄성 운동 세트

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