JP2013041787A - 照明装置 - Google Patents

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真弓 長吉
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Abstract

【課題】導光板を有する照明装置において隣接エリアへの光の漏れを低減しエリア内の照射強度分布を均一化させること。
【解決手段】導光板2の端部に組み込んだ光源1から出射された光を導光板2内で拡散させ導光板2の主面21から照射する照明装置10において、導光板の外周部22のうち光源1に近接する部分220は、光源1を取り囲むとともに光源1からの出射方向L0に向って間隔が広がる略放物線形状であり、光源1を放物線の焦点位置近傍に配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置等のバックライトとして好適な照明装置に関する。
従来の液晶表示装置等のバックライトとして、例えば特許文献1に記載されるように、光源を液晶パネルの背面側に多数配列してバックライトを構成する「直下方式」と、例えば特許文献2に記載されるように、液晶パネルの一端側もしくは両端側に光源を配置して液晶パネルを照射するようにした「サイドライト方式」の構成が知られている。また、暗い映像を表示する領域では、これを照射する光源の発光量を局所的に少なくするバックライト制御(以下、エリア調光と呼ぶ)が知られている。エリア調光によれば、液晶表示装置の省エネ化、高コントラスト化に寄与することができる。
特開2008−103200号公報 特開2008−103162号公報
直下方式のバックライトは、液晶パネルの全面を均等に照射するためには液晶パネルと光源との距離を有る程度大きくする必要があるため薄型化には不利となる。また直下方式で装置を薄型化するためには、光源数を増やす必要あり、コストおよび消費電力が上昇してしまう。
一方、サイドライト方式のバックライトは装置の薄型化に有利であるが、上記したエリア調光を好適に行うのが困難である。エリア調光では、表示画面を複数の照射領域(エリア)に区分して各エリアの照射強度を独立にかつエリア内を均一に与えることが要求される。しかしサイドライト方式の場合、光源からの出射光を導光板を経由して液晶パネルに照射するため、導光板内での光の拡散により端面から隣接エリアに光が漏れ出してエリア内の照度分布を悪化させてしまう。以下、導光板を有するバックライトにおける照度分布の課題について説明する。
図10は、従来のバックライトの構造の一例を示す斜視図である。バックライト10は、シャーシ3の上に、エリアごとに配置した複数の光源1と、光源からの光を入射して図面Z方向に出射する導光板2と、出射光の照度ムラを低減する配光調整シート4を有し、図示しない液晶パネルを照射する。この例では、導光板をY方向に複数個に分割し、1個の導光板2にX方向に3個の光源を取付け、各光源1に対応する3個のエリアを独立に照射する構成としている。
図11は、導光板2をY方向から見た側面図(a)と照射光のX方向位置に対する照射強度分布を示す図(b)である。(a)のように一体構造の導光板2に3個の光源1a〜1cを配置し、3個のエリア5a〜5cを担っている。(b)は、中央の光源1bのみを発光させたときの照射強度分布を示す。エリア調光では、各エリアの照射強度を独立に制御するものであるから、光源を発光させたエリア内で所望の明るさとなり、隣接エリアには照射光が漏れ出さないことが望ましい。しかしながら(b)に示すように、光源1bに対応するエリア4bのみを照射するのではなく、隣接エリア4a,4cにも光が漏れ出してしまう。またそのために、エリア4b内の照射強度分布も均一性が悪化している。
本発明は、バックライトのように導光板を有する照明装置においてエリア調光を行うとき、隣接エリアへの光の漏れを低減しエリア内の照射強度分布を均一化させることを目的とする。
本発明は、導光板の端部に組み込んだ光源から出射された光を導光板内で拡散させ導光板の主面から照射する照明装置において、導光板の外周部のうち光源に近接する部分は、光源を取り囲むとともに光源からの出射方向に向って間隔が広がる略放物線形状であり、光源を放物線の焦点位置近傍に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、隣接エリアへの光の漏れを低減し、エリア調光を好適に行える照明装置を提供することができる。
第1の実施例による照明装置を示す斜視図及び側面図である。 導光板の断面形状と照明光の光路を示す側面図である。 導光板内の照明光の光路と照射強度分布を示す図である。 第2の実施例における導光板の形状を示す平面図である。 第3の実施例における導光板の一例を示す斜視図である。 第3の実施例における導光板の他の例と照射強度分布を示す図である。 第4の実施例における導光板の一例と照射強度分布を示す図である。 第5の実施例における導光板の一例と照射強度分布を示す図である。 第6の実施例における導光板の一例と照射強度分布を示す図である。 従来のバックライトの構造の一例を示す斜視図である。 従来の導光板の側面図と照射強度分布を示す図である。
以下、本発明の複数の実施の形態について、図面を参照して説明する。各実施形態での照明装置は、液晶表示装置のバックライトを例に説明する。
図1は、第1の実施例による照明装置を示し、(a)は全体斜視図、(b)(c)は光源と導光板の組立側面図である。照明装置(バックライト)10は、光源1、導光板2、シャーシ3、配光調整シート4を有する。ここでは1個の光源を有し1つの照射領域(エリア)を照射する最小単位の照明装置を示すが、照射対象の面積に応じてこれを複数個用いる。説明を容易にするため、図示するようにX,Y,Z方向を定める。導光板2内のY方向端部には光源1を取り付けている。光源1から出射された光は導光板2内を拡散して略矢印L0の方向(Y方向)に進み、導光板2の主面(出射面)21から略矢印L1の方向(Z方向)に出射する。そして配光調整シート4を通過し、図示しない液晶パネルへの照射光となる。
(a)において、導光板2の形状はX,Y方向には照射面積に合わせたサイズとし、Z方向には薄板化させている。Z方向から見た導光板2の周囲を「外周部」22と呼ぶことにする。導光板2の外周部22のうち、光源1に近接する部分220は、光源1を取り囲むような略放物線形状であり、該放物線形状は光源1の出射方向(矢印L0方向)に向って広がる(放物線のX方向の間隔が大きくなる)ように形成している。さらに光源1は、放物線の焦点位置近傍に配置している。このように、光源1に近接する導光板2の外周部220を放物線形状とすることで、光源1から発光された光が導光板2の外周部22から漏れ出すことを抑制したことに特徴がある。
(b)のように、導光板の出射面21と反対側の面(裏面)23には、光源1を収納する凹部24を設けている。光源1は基板11に搭載して保持し、(c)のように導光板2の凹部24に収納して取り付ける。光源1を収納した後、凹部24内の隙間には樹脂等を充填して固定すれば、光の伝達効率が向上する。
図2は、導光板のYZ断面形状と照明光の光路を示す側面図である。(a)は断面形状が長方形の場合、(b)は断面形状が楔形の場合である。(b)の楔形では、導光板の裏面23’は斜めにカットされた形状とし、Y方向に沿って主面21との間の厚み(Z方向距離)が小さくなるようにしている。
光源1から出射した光は、矢印で示すように、導光板2内を主面(出射面)21と裏面23(23’)との間で反射を繰り返しながら拡散してY方向に進む。裏面23(23’)には反射膜が形成されているので全て反射されるが、主面(出射面)21では反射光と透過光が存在し、透過光は導光板2の外部へ出射する。このようにして、導光板2の主面21から面状の照明光(矢印L1)がZ方向に出射する。なお、(b)の楔形断面形状とすることで、照明光のY方向位置の強度分布を均一化することができる。
次に、照明装置の各部の構成について説明する。
光源1には、LED(発光ダイオード)やLD(レーザダイオード)などを利用する。LEDやLDの場合、発光色が異なる光源を複数組み合わせて構成してもよく、これにより発光色を調整することができる。光源1にLEDを使用する場合は、基板(LED基板)11に対して略垂直方向にピーク輝度を持つトップビュータイプ、または基板11に対して略平行方向に出射するサイドビュータイプを用いる。これらは、LED基板の取り付け形状に合わせて適宜選択すればよい。いずれにしても、光源の主たる出射方向が導光板2の奥行き方向(Y方向)となるように取り付ける。
導光板2は、PMMA、ポリカーボネートなどの透明な樹脂材料で成型される。導光板2の表面には、目標となる照度ムラや配光分布に応じて、微細なパターン加工、もしくは反射性を持つインクで印刷を施してもよい。例えば、出射面に小さな多角形で構成されるプリズム状の凹凸や、レンズ状の凹凸をつけてもよい。このような構成により、照度の均一性を改善することができる。さらに、上記の凹凸の分布は、場所によって密度を変化させてもよい。1次元、もしくは2次元に展開される規則的なパターンであってもよい。
また、導光板2の裏面23には反射シートを設けてもよい。これにより、出射光の照度均一性を確保し出射効率を改善できる。使用する反射シートは、鏡面ミラーや拡散反射シートが適する。鏡面ミラーでは配光分布にピークを持たせやすくなり、拡散反射シートでは、配光分布が広く出射効率が改善される。所望の性能に応じて使い分ければよい。
光源1を組み込んだ導光板2の裏側には、バックライトの機械強度を保持するためにシャーシ3を取り付ける。シャーシ3の材質は、アルミニウムや鉄、合金などの金属、またはPETなどのプラスチック材料などから、必要な剛性、強度に応じて選択する。
配光調整シート4は、例えば拡散性の材質からなるシートを用いる。これにより、照明装置の発光面における照度ムラを低減し、高品位な発光状態を実現できる。目的に応じて、プリズムシートなどの輝度向上フィルムや、さらに拡散性を増すために拡散板などの厚みを持たせた光学部材を組み合わせて構成してもよい。
本実施例の照明装置は、例えば、液晶表示装置のバックライトとして使用する場合、光源1の発光量をコントロールするための発光制御手段と接続して用いる。これにより、暗い映像を表現する際には照射対象となるエリアの発光量を小さくする(もしくは点灯させない)などのエリア調光制御を行う。
次に、本実施例の照明装置における隣接エリアへの照射光の漏れ出し抑制効果を説明する。
図3は、導光板内の照明光のXY面内光路と照射強度分布を示す図である。(a)は本実施例の導光板における光路、(b)は比較のために従来例の導光板における光路を示す。従来例では、導光板の外周部は光源1の近傍でも矩形状としている。(c)は両者の導光板のA−A’位置における照射強度分布(X方向位置)を比較したものである。
光源1から出射された光のうち斜め方向に向かう光Lは、導光板2の外周部22で反射しながらY方向に進む。その際、外周部22に衝突した光は全て反射されるのではなく、外周部22への入射角が小さい光(すなわち、外周部22へ垂直に近い角度で入射する光)は、外周部22を透過し導光板2の外部へ漏れ出すことになる。従来構造(b)では外周部22全体が矩形となっているので、光源1に近接する外周部22での入射角は小さくなり、破線の矢印L’で示すような漏れ光が発生する。
これに対し本実施例(a)では、光源1に近接する導光板2の外周部220を略放物線形状とし、また光源1を放物線の焦点位置近傍に配置している。そのために、光源1から出射された光Lは光源1に近接する外周部220での入射角が大きくなり、外部への漏れ光は発生しない、または大幅に低減する。さらに光源1を放物線の焦点位置近傍に配置したので、外周部220での反射光はY方向と平行に進み、外周部22に再度衝突することがなく遠くまで伝播することができる。
以上の結果、導光板の主面21から出射する照射強度分布は、(c)に示すようになる。従来例では導光板2の幅Wから外部(隣接エリア)への漏れ出しが大きかったのに対し、本実施例では漏れ出しが少なく急峻な分布となり、照明装置における好適なエリア調光を実現できる。
第2の実施例は、導光板の光源に近接する外周部を放物線形状でなく、曲線形状としたものである。
図4は、第2の実施例における導光板の形状を示す平面図である。導光板2の光源1に近接する外周部220の形状を曲線形状(例えば円または楕円の一部形状)とした。この場合の曲線形状は、光源1からの出射光が外周部220で全反射する条件から次のように定める。
導光板の屈折率をnとしたとき、入射面で全反射が起きるための臨界角θc=arcsin(1/n)を求める。そして、光源1からの出射光が外周部220に入射する角度θが臨界角θc以上となるように曲線形状の傾斜角を定める。具体的には、少なくとも入射角θ=臨界角θcとなるY方向位置(臨界位置)Pcを起点に光源1側に向って曲線形状とすればよい。なお、この場合の外周部220による反射光は、必ずしも側面に平行なY方向に進むとは限らない。
本実施例の構造によっても、光源1から出射された光は外周部220で全反射するので、導光板2の外部への漏れ光は発生しない、または大幅に低減する。本実施例では外周部の形状として放物線以外の曲線形状を許容するので、導光板の製造が容易になる。
第3の実施例は、1つの導光板の中に複数の光源を備え、各光源はそれぞれ対応するエリアを独立に照射する構成である。そして、各光源に近接する導光板の外周部を実施例1または実施例2に示した形状としている。
図5は、第3の実施例における導光板の一例を示す斜視図である。この例では、1個の導光板2の中にX方向に2個の光源1a,1bを配設し、各光源はそれぞれエリア5a,5bを独立に照射する構成としている。破線は各エリアの境界を示すが、導光板2は連続に繋がっている。この例では、導光板2の外周部22は、各光源1a,1bに近接する部分220a,220bが光源を取り囲む略放物線形状であり、該放物線は光源1a,1bからの出射方向(Y方向)に向って広がるように形成している。さらに光源1a,1bを、それぞれの放物線の焦点位置近傍に配置している。
図6は、第3の実施例における導光板の他の例を示し、(a)は導光板の形状を示す平面図、(b)(c)は照射強度分布を示す図である。この例では(a)のように、1個の導光板2の中にX方向に3個の光源1a,1b,1cを配設し、各光源はそれぞれエリア5a,5b,5cを独立に照射する構成としている。この場合も導光板2の外周部22は、各光源1a,1b,1cに近接する部分220a,220b,220cを光源を取り囲む略放物線形状としている。
(b)は、光源1bのみを発光させたときの照射強度分布である。光源1bにて発光された光のうち斜め方向に向かう光は、略放物線形状の外周部220bにて反射される結果、ほぼY方向と平行に進む。つまり、光源1bから出射された光のほとんどが奥行き方向に進行するため、隣接エリア5a,5cに漏れ出す光を低減することができる。
(c)は、全ての光源1a,1b,1cを発光させたときの照射強度分布である。導光板2の全エリア5a,5b,5cで照射されるが、各エリア内を均一に照射でき、また導光板2の外側に漏れる光は少なくなる。
以上より、複数の光源を取り付けた同一の導光板2を用いても、各光源の発光を独立に制御する際にエリア間の干渉を少なくし、各エリアの照射強度を個別に制御することができる。これより、照射領域を細分化して、各領域を独立に制御する照明装置を実現できる。
上記実施例の構成は一例であって、取り付ける光源の個数、あるいはエリアの数は任意である。また、各光源に近接する導光板の外周部を実施例2で示した曲線形状としてもよいことは言うまでもない。
第4の実施例は、1つの導光板の中に複数の光源を備え、複数の光源で1つのエリアを照射する構成である。
図7は、第4の実施例における導光板の一例を示し、(a)は導光板の形状を示す平面図、(b)は照射強度分布を示す図である。
この例では(a)のように、1個の導光板2にX方向に3個の光源1a,1b,1cを配設し、3個の光源は同時に発光して1つのエリア5uを照射する構成としている。この場合の導光板2の外周部22は、外側に配置された2個の光源1a,1cに近接する外側の部分220a’,220c’を略放物線形状としているが、他の外周部は平坦形状である。
(b)は、3個の光源1a,1b,1cを発光させたときの照射強度分布である。外側の光源1a,1cからの出射光については、外周部220a’,220c’の放物線形状の作用により反射光はY方向に進行し、導光板2の外周部22からの漏れ光が低減する。一方中央の光源1bからの出射光は、外周部220a’,220c’の放物線形状の影響を受けず、光源1a,1cからの出射光と混合されることにより、エリア5uの内部での強度分布が均一化される。
本実施例によれば、導光板2全体を照射領域の単位エリアとして用いる照明装置において、1つのエリアに複数の光源を配設することで、エリア内の照度ムラを低減する効果がある。
第5の実施例は、前記実施例4(図7)に示した導光板を複数個連結したものである。
図8は、第5の実施例における導光板の一例を示し、(a)は導光板の形状を示す平面図、(b)は照射強度分布を示す図である。
この例では(a)のように、3個の導光板2u,2v,2wをX方向に連結し、各導光板2u,2v,2wはそれぞれ3個ずつ光源1a,1b,・・・1iを有し、各導光板をそれぞれエリア5u,5v,5wに対応させた構成である。この場合の各導光板2u,2v,2wの外周部22は、図7と同様に、光源側の部分220を略放物線形状としている。
(b)は、中央の導光板2vに属する3個の光源1d,1e,1fを発光させたときの照射強度分布である。各導光板2の外周部220を略放物線形状としているため、導光板2の連結部では、導光板2vから隣接する導光板2u,2w(隣接エリア5u,5w)に漏れる光を抑えることができ、かつエリア5v内における強度分布が均一化される。
本実施例によれば、導光板を複数個連結することで、エリア内の照度ムラを低減するとともに、エリア調光を好適に実現することができる。なお、複数の導光板を連結する方向はX方向だけでなく、XY面内に2次元状に配置できることは言うまでもない。
第6の実施例は、前記実施例5(図8)に示した各導光板の連結部を一体化したものである。
図9は、第6の実施例における導光板の一例を示し、(a)は導光板の形状を示す平面図、(b)は照射強度分布を示す図である。
この例では(a)のように、図8における3個の導光板の連結部を一体化して1つの導光板2としたもので、3つのエリア5u,5v,5wと各エリアに属する3個ずつ光源1a,1b,・・・1iを有する構成である。この場合の一体化した導光板2の外周部22は、図8と同様に、エリアごとに光源側の部分220を略放物線形状としている。
(b)は、中央のエリア5vに属する3個の光源1d,1e,1fを発光させたときの照射強度分布である。各エリアの境界では、その外周部を放物線形状としているため、エリア5vから隣接するエリア5u,5wに漏れる光を抑えることができ、かつエリア5v内における強度分布が均一化される。
本実施例によれば、一度の射出成型で複数のエリアを有する導光板2を製造することができ、かつ照明装置を組み立てる際の取り付け工数を削減できるので、装置の低コスト化を図ることができる。
本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成で置き換えたり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えたりすることも可能である。
さらに、上記各実施例で述べた照明装置に、液晶パネルなどの映像表示素子、発光制御部、映像処理部、それらの制御機能の整合性をとる信号処理部を追加することで、映像表示装置を実現できる。また、上記各実施例では液晶表示装置のバックライトとして用いる照明装置を例に挙げたが、照射領域を分割してエリア調光を行う用途の照明装置として広く適用できる。
1…光源、
2…導光板、
3…シャーシ、
4…配光調整シート、
5…エリア、
10…照明装置(バックライト)、
21…主面(出射面)、
22…外周部、
23…裏面、
220…光源に近接した外周部。

Claims (6)

  1. 導光板の端部に組み込んだ光源から出射された光を該導光板内で拡散させ該導光板の主面から照射する照明装置において、
    前記導光板の外周部のうち前記光源に近接する部分は、前記光源を取り囲むとともに前記光源からの出射方向に向って間隔が広がる略放物線形状であり、
    前記光源を前記放物線の焦点位置近傍に配置したことを特徴とする照明装置。
  2. 導光板の端部に組み込んだ光源から出射された光を該導光板内で拡散させ該導光板の主面から照射する照明装置において、
    前記導光板の外周部のうち前記光源に近接する部分は、前記光源を取り囲むとともに前記光源からの出射方向に向って間隔が広がる曲線形状であり、
    該曲線形状は、前記光源からの出射光が前記外周部で全反射する傾斜角としたことを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1または2に記載の照明装置において、
    前記導光板の主面を複数の照射領域に区分し、
    前記光源として各照射領域を個別に照射する複数の光源を配置し、
    前記導光板の外周部のうち前記光源に近接する部分を、各照射領域ごとに、前記略放物線形状または前記曲線形状としたことを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1または2に記載の照明装置において、
    前記光源として前記導光板に複数の光源を配置し、
    前記導光板の外周部のうち、前記複数の光源の中で最も外側の光源に近接する部分を、前記略放物線形状または前記曲線形状としたことを特徴とする照明装置。
  5. 請求項4に記載の照明装置において、
    前記複数の光源を配置した前記導光板を複数個連結したことを特徴とする照明装置。
  6. 請求項5に記載の照明装置において、
    前記複数の導光板の連結部を一体化したことを特徴とする照明装置。
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